JP3613830B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、生ゴミ等の厨芥を処理するための厨芥処理装置で、特に生ゴミの乾燥、及び終了検知に関すものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の厨芥処理装置としては、生ゴミを粉砕して下水へ流すディスポーザーや生ゴミを粉砕・脱水して回収する生ゴミ脱水機がある。ディスポーザーは、下水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因になる。一方、生ゴミ脱水機は、脱水した生ゴミを回収するので直接には環境汚染の原因にはならないが、回収した生ゴミを放置しておくと腐敗しやすく、悪臭を発生する。そのため、脱水回収した生ゴミを低温で保管したり、頻繁に公共のゴミ収集場所へだして処理しなければならない。
【0003】
これらの課題に対応する手段として、生ゴミを乾燥して元の体積・重量を低減し、処理の大幅な簡素化を図った厨芥処理装置が発明された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこの種の処理装置では、処理容器内を容器上部のみの温風(ヒータを所定温度で温度調節している)で乾燥する。そして生ゴミの乾燥状態を生ゴミを収納している収納容器の外壁に設置した温度検知手段の温度がピーク値からある一定の温度以上連続して一定時間低下した場合に乾燥終了と判断していた。このため、乾燥処理時間が長く、かつ生ゴミの量が多い場合は過乾燥に、反対に生ゴミの量が少ない場合は未乾燥となり、処理容器内に投入された生ゴミの量によって、生ゴミの乾燥状態が非常に異なり、時間がかかるという課題があった。さらに、撹拌手段を所定時間での間欠運転をしているため、温度検知手段の検知温度が撹拌手段が運転して水分が一度に吹き出した時は温度が高くなり、結果ゴミの乾燥度合いがばらつき、また使用者の好みの乾燥度合いが選択できない、またセンサが2つ以上必要であるという課題があった。
【0005】
本発明は、この課題を解消し、使用性の高い厨芥処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の第1の手段は、生ゴミの収納容器と、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、生ゴミ収納容器の温度を検知すると共にその底面に位置する温度センサと、この温度センサの最高温度と最低温度を検出し、記憶する最高温度記憶手段、最低温度記憶手段と、これらの差を比較する比較手段とを有し、この比較手段の出力によって、生ゴミ収納容器内のゴミが乾燥したと判断し、終了させる制御手段を有するものである。
【0007】
次に、第2の手段は、生ゴミの収納容器と、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、生ゴミ収納容器の温度を検知すると共にその底面に位置する温度センサと、この温度センサの出力を平均する平均値演算手段と、この出力を所定値と比較する第2比較手段とを有し、この第2比較手段の出力によって、生ゴミ収納容器内のゴミが乾燥したと判断し、終了させる制御手段を有するものである。
【0008】
さらに、第3の手段は、ゴミの乾燥状態のできばえを選択する選択手段と、前記選択手段の出力に応じた複数種類の時間計時を行うタイマーとを備え、前記タイマーの計時終了時に第1、第2ヒータの通電を停止させるようにするものである。
【0009】
また、第4の手段は、ゴミの乾燥状態のできばえを選択する選択手段と、前記選択手段の出力に応じた複数の所定比較温度値を記憶している記憶手段と、前記平均値演算手段の出力を前記記憶手段の記憶値と比較する第2比較手段とを有し、前記第2比較手段の出力によって、第1、第2ヒータの通電を停止させるようにするものである。
【0010】
そして第5の手段は、運転を開始させる運転スイッチと、終了時の乾燥したゴミを自動で生ゴミ収納容器外へ排出させる払い出しスイッチと、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、この第2ヒータの温度を検知する生ゴミ収納容器の底面に位置する温度センサと、複数の所定比較温度値を記憶している第2記憶手段と、前記温度センサの出力と前記第2記憶手段の記憶値と比較する第2比較手段と、前記運転スイッチが操作された回数を記憶する第3記憶手段とを有し、前記第3記憶手段の記憶値によって前記第2記憶手段に記憶している比較温度値を選択するようにするものである。
【0011】
そして第6の手段は、ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌させる撹拌手段と、この撹拌手段の回転数を可変させる回転数可変手段とを備え、第3記憶手段の記憶値によって前記回転数可変手段の出力を決定するようにするものである。
【0012】
【作用】
本発明の第1の手段によれば、収納容器内の生ゴミを上部、下部の2ヒータで加熱し、下部の温度センサによって第2ヒータの温度調節を行い、この出力の最高、最低温度を比較でき、この差が所定温度以上になったときに動作を終了させることが出来る。
【0013】
つぎに、第2の手段によれば、収納容器内の生ゴミを上部、下部の2ヒータで加熱し、下部の温度センサによって第2ヒータの温度調節を行い、この出力の平均を記憶している所定値と比較でき、所定値以上になったときに動作を終了させることが出来る。
【0014】
さらに、第3の手段によれば、第2の手段に加え、選択手段によって、使用者の好みにあったゴミの乾燥度にする動作終了タイミングをタイマーで遅延できる。
【0015】
また、第4の手段によれば、第2の手段に加え、選択手段によって、使用者の好みにあったゴミの乾燥度を第2比較手段で比較する記憶手段の記憶値を可変することで実現する。
【0016】
そして、第5の手段によれば、払い出しスイッチが押されるまでの運転スイッチの押された回数を記憶し、この回数によって、第2ヒータの温度調節の温度を第2比較手段が比較する第2記憶手段の出力を変えることで実現する。
【0017】
そして、第6の手段によれば、操作手段の払い出しスイッチが押されるまでの運転スイッチの押された回数を記憶し、この回数によって、撹拌手段の回転数を回転数可変手段によって可変出来る。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の第一の実施例を図1、図2及び図3、図4を用いて説明する。図1は外観図であり、22は生ゴミ収納容器である。2は生ゴミ収納容器22の底面に位置し、収納容器内の生ごみに熱を与える第2ヒータ、1は同じく熱を与える収納容器22内に位置する第1ヒータ、3は前記第2ヒータ2の温度を検出する(収納容器22の底面温度を検出する)温度センサ、4は温度センサ3の出力値の最高値を検出し、記憶する最高温度記憶手段、5は前記温度センサ3の出力の最低値を検出し、記憶する最低温度記憶手段、6はこの最低温度記憶手段5と最高温度記憶手段4の差を比較する比較手段、7はこの比較手段6の出力によって収納容器22内のゴミに加える熱(第1、第2ヒータ1、2)を停止させる制御手段で構成されている。
【0019】
以上の構成において動作を説明する。まず、生ゴミを収納容器22内に投入し、蓋23を閉めて電源(図示せず)を投入する。すると第1ヒータ1、第2ヒータ2を制御手段7がonさせ、生ゴミの乾燥を開始する。この時、収納容器2の底面に位置する温度センサ3が温度を検出し、その値を最高温度記憶手段4と最低温度記憶手段5に出力する。
【0020】
ここで最高、最低温度記憶手段4、5はこの収納容器22の底面に位置している第2ヒータ2の温度調節を所定の温度(例えば130℃)で行うため、入力した出力値を比較手段6に出力し、この比較手段6はこの入力の差を制御手段7に出力すると共に(出力値は”0”)入力値(現在値)も制御手段7に出力する。
【0021】
この信号を制御手段7は受け、第2ヒータ2の動作を継続する。第1ヒータ1は、温度調節はせず、通電を継続する。時間の経過と共に温度センサ3の出力が上昇し(図3のA時点)130℃に達したとすると、この信号を受けた最高温度記憶手段4はこの値を記憶し、また同じく最低温度記憶手段5も記憶する。ここで、この信号を受けた制御手段7は、収納容器22の底面温度が所定の温度130℃に達したので第2ヒータ2の通電をOFFする。OFF後も若干の温度の上昇が見られる訳であるが、収納容器22内にあるゴミに熱を奪われ温度は低下してくる。そして図3のB点に達したときに130℃を下回ったため、制御手段7は再度第2ヒータ2の通電を開始する。この動作を繰り返していくわけであるが、収納容器22内にあるゴミについては、次のようになる。
【0022】
このゴミは上面と下面から熱が与えられており、水分が蒸発していく。水分の多いときには底面の第2ヒータ2の熱を良く吸収するので未乾燥状態では図3のCは小さくなる。しかし、乾燥してくると、水分の蒸発も少なくなるため第2ヒータ2の熱を吸収しなくなる。すると、図3のDの様に第2ヒータ2の通電を停止しても温度センサ3の出力はかなり上昇することになる。
【0023】
この現象をとらえ、収納容器22内のゴミが乾燥したことを検出するため、温度センサ3が出力する値を最高温度記憶手段4が記憶し、最低温度も最低温度記憶手段5が記憶している。これらの出力を比較手段6が差を検出し、制御手段7に出力する。制御手段7はこの出力信号が図3のE以上であれば(例えば15℃)乾燥したとし、第1、第2ヒータ1、2の通電を停止し、動作を終了する。以上の動作を行うことで収納容器22内にあるゴミの乾燥度を確実にとらえ、終了させることが出来る。
【0024】
また本発明の第二の実施例を図5、図6を用いて説明する。構成について、22は生ゴミの収納容器、1は生ゴミ収納容器22内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器22内の第1ヒータ、2は収納容器22底面に位置する第2ヒータ、3はこの第2ヒータ2の温度を検知する収納容器22の底面に位置する温度センサ、8はこの温度センサ3の出力を平均する平均値演算手段、9はこの出力を所定値と比較する第2比較手段、10はこの第2比較手段9の出力によって、収納容器22内のゴミが乾燥したと判断し終了させる制御手段である。
【0025】
以上の構成において動作を説明するが、第1の実施例と同様の動作を行う各手段、第1、第2ヒータ1、2、温度センサ3については省略する。まず、生ゴミを収納容器22内に投入し、蓋23を閉めて電源(図示せず)を投入する。すると第1ヒータ1、第2ヒータ2を制御手段10がONさせ、生ゴミの乾燥を開始する。この時、収納容器2の底面に位置する温度センサ3が温度を検出し、その値を平均値演算手段8に出力する。ここで平均値演算手段8はこの収納容器22の底面に位置している第2ヒータ2の温度調節を所定の温度(例えば130℃)で行うため、入力した出力値を第2比較手段9に出力する。この第2比較手段9はこの入力を所定値(例えば140℃)と比較し、以上で有れば終了信号を制御手段10に出力する。
【0026】
また、第2比較手段9は、前記説明のように制御手段10が収納容器22の底面に位置している第2ヒータ2の温度調節を所定の温度(例えば130℃)で行うため、入力値を制御手段10に出力する。これを受けた制御手段10は、第2ヒータ2の動作を継続する。第1ヒータ1は、温度調節はせず、通電を継続する。
【0027】
この制御手段10の動作は第一の実施例と同様である。時間の経過と共に温度センサ3の出力が上昇し、130℃に達したとすると、この信号を受けた平均値演算手段8はこの時点から演算を開始する。ここで、この信号を受けた制御手段10は、収納容器22の底面温度が所定の温度130℃に達したので第2ヒータ2の通電をOFFする。OFF後も若干の温度の上昇が見られる訳であるが、収納容器22内にあるゴミに熱を奪われ温度は低下してくる。
【0028】
そして、130℃を下回った時点で、制御手段10は再度第2ヒータ2の通電を開始する。この動作を繰り返し、常時平均値を演算している前記平均値演算手段8の出力が140℃以上の時、第2比較手段9が制御手段10に乾燥終了信号を出力する。制御手段10はこの出力信号をうけ、第1、第2ヒータ1、2の通電を停止し、動作を終了する。
【0029】
以上の動作を行うことで収納容器22内にあるゴミの乾燥度を確実にとらえ、終了させることが出来る。
【0030】
また本発明の第三の実施例を図7、図8を用いて説明する。22は生ゴミの収納容器、1は生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータ、2は収納容器22の底面に位置する第2ヒータ、3はこの第2ヒータ2の温度を検知する生ゴミの収納容器22の底面に位置する温度センサ、8はこの温度センサ3の出力を平均する平均値演算手段、9はこの出力を所定値と比較する第2比較手段、11は複数の時間計時を行うタイマー、12は生ゴミの乾燥状態のできばえを選択する操作手段、12aはこの操作手段12内の選択手段、13は前記第2比較手段9の出力によって生ゴミの収納容器22内のゴミが乾燥したと判断してから、前記タイマー11の計時を開始し、計時終了時に動作を終了させる制御手段で構成されている。
【0031】
以上の構成において動作を説明するが、第一、第二の実施例と同様の動作を行う各手段、第1、第2ヒータ1、2、温度センサ3、平均値演算手段8、第2比較手段9、制御手段13については説明を省略する。
【0032】
まず、操作手段12についてであるが、これは使用者が標準で終了した時の生ゴミの乾燥状態では不満(もう少しからっと乾かしたい)である時に、選択手段12aによってその指示を行うことで、これを制御手段13に信号として送り、制御手段13は認識する。通常の動作(第一の実施例、2で説明済み)を行い、乾燥終了と判断した制御手段13は、前記選択手段12aが操作されたかを判断する。
【0033】
ここで、選択手段12aが操作されていない場合にはこの時点で第1、2ヒータ1、2の操作を停止し、終了させるわけであるが、選択手段12aが操作されていれば制御手段13はタイマー11に計時信号を送り、タイマー11はこれを受けて所定時間を計時する。そしてこの計時が終わるまで第1、2ヒータ1、2を通電させ、(第2ヒータ2は温度調節をする)所定時間計時後タイマー11からの計時終了信号によって制御手段13は第1、2ヒータ1、2の通電を停止し動作を終了する。これによって、使用者の生ごみの乾き具合に対する選択が可能になる。
【0034】
なお、選択手段12aで選択される選択種類は複数であっても同様の効果を奏する。
【0035】
また本発明の第四の実施例を図9、図10を用いて説明する。構成については、22は生ゴミの収納容器、1は生ゴミの収納容器22内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器22内の第1ヒータ、2は収納容器22底面に位置する第2ヒータ、3はこの第2ヒータ2の温度を検知する生ゴミの収納容器22の底面に位置する温度センサ、8はこの温度センサ3の出力を平均する平均値演算手段、12は生ゴミの乾燥状態のできばえを選択する操作手段、12aはこの操作手段12内の選択手段、15は複数の所定値を記憶している記憶手段、前記平均値演算手段8の出力を前記記憶手段15の記憶値と比較する第2比較手段9、14は前記第2比較手段9の出力によって、生ゴミの収納容器22内のゴミが乾燥したと判断し、動作を終了させる制御手段で構成されている。
【0036】
以上の構成において動作を説明するが、第三の実施例と同様の動作を行う各手段、第1、第2ヒータ1、2、温度センサ3、平均値演算手段8、第2比較手段9、制御手段13については省略する。まず、操作手段12についてであるが、これは使用者が標準で終了した時の生ごみの乾燥状態では不満(もう少しからっと乾かしたい、又はもう少ししめった状態で終わりたい)である時に、選択手段12aによってその指示を行うことで、これを制御手段1に信号として送り、制御手段1は認識する。通常の動作(第三の実施例で説明済み)を行い、平均値演算手段8の出力を受けた第2比較手段9が比較する比較値を制御手段14は記憶手段15に指示する。ここでの指示は、前記選択手段12aの選択によって決定する。
【0037】
例えば選択手段12aが3種類(湿りがち、標準、からっと)であったとすると、記憶手段15には135℃、140℃、145℃の3種類の数値が記憶されており、例えば選択手段12aで”湿りがち”が選択されたとすると、制御手段14は記憶手段15に信号を送り、この信号を受け記憶手段15は第2比較手段9に135℃の信号を出力する。第2比較手段9はこの記憶値と前記平均値演算手段8の出力値を比較し、記憶値より平均値演算手段8の出力が大きいときには終了信号を制御手段14に出力し、終了を促す。これによって制御手段14は乾燥終了と判断し制御手段1は、第1、2ヒータ1、2の操作を停止し、終了させ、動作を終了する。これによって、使用者の生ごみの乾き具合に対する選択が可能になる。
【0038】
また本発明の第五の実施例を図11、図12を用いて説明する。構成については、19aは運転を開始させる運転スイッチ、19bは終了時の乾燥したゴミを自動で生ゴミ収納容器外へ出す動作を開始させる払い出しスイッチ、19はこれらを有する操作手段、1は生ゴミの収納容器22内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器22内の第1ヒータ、2は収納容器22の底面に位置する第2ヒータ、3はこの第2ヒータ2の温度を検知する生ゴミの収納容器22の底面に位置する温度センサ、16は複数の所定値を記憶している第2記憶手段、9は前記温度センサ3の出力と前記第2記憶手段16の記憶値と比較する第2比較手段、17は前記操作手段19内の運転スイッチ19aが操作された回数を記憶する第3記憶手段、18はこの第3記憶手段17の記憶値によって前記第2比較手段の比較値を可変させる制御手段で構成されている。
【0039】
以上の構成において動作を説明するが、第四の実施例と同様の動作を行う各手段、第1、第2ヒータ1、2、温度センサ3、第2比較手段9については説明を省略する。
【0040】
まず、操作手段19についてであるが、これは使用者が運転を開始するときに操作する運転スイッチ19aと処理したゴミを排出(捨てる)時に操作する払い出しスイッチ19bを有している。ここで本機は、一回の処理で処理したゴミを排出しないで、続けて生ごみを再投入し、処理することが出来る。しかしこの場合には一度処理したゴミを、生ごみと一緒に再度処理するため、一度処置されたゴミは再び熱を加えられ、ごげつく場合が想定される。
【0041】
そこで、制御手段18は、払い出しスイッチ19bが押されるまでの記憶値によって、前記第2比較手段9が、温度センサ3からの出力と比較する比較値を決め(第2記憶手段16に記憶されている)、第2ヒータ2の温度調節の温度を決定する。例えば2回までのゴミの連続投入の処理で有れば130℃で第2ヒータ2を温度調節し、(第一の実施例〜4と同様)3〜10回までの連続投入で有れば125℃で温度調節を、それ以上で有れば120℃で行うといった状態である。
【0042】
この数値が第2記憶手段16に記憶されており、制御手段18は。第3記憶手段17の記憶値によって、第2記憶手段16に信号を送り、第2記憶手段16は第2比較手段9に出力する。払い出しスイッチ19bが押され、収納容器22内のゴミが排出されたときには、制御手段18は前記第3記憶手段17にクリア信号を出力し、記憶値はクリアされる。
【0043】
また本発明の第六の実施例を図13、図14を用いて説明する。構成については、19aは運転を開始させる運転スイッチ、19bは終了時の乾燥したゴミを自動で生ゴミ収納容器外へ出す動作を開始させる払い出しスイッチ、19はこれらを有する操作手段、20は生ごみの収納容器内の生ごみを撹拌させる撹拌手段、21はこの撹拌手段20の回転数を可変させる回転数可変手段、1は生ゴミの収納容器22内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器22内の第1ヒータ、2は収納容器22の底面に位置する第2ヒータ、3はこの第2ヒータ2の温度を検知する生ゴミの収納容器22の底面に位置する温度センサ、16は複数の所定値を記憶している第2記憶手段、9は前記温度センサ3の出力と前記第2記憶手段16の記憶値と比較する第2比較手段、17は前記操作手段19内の運転スイッチ19aが操作された回数を記憶する第3記憶手段、18はこの第3記憶手段17の記憶値によって前記回転数可変手段21の出力を決定する制御手段で構成されている。
【0044】
以上の構成において動作を説明するが、第五の実施例と同様の動作を行う各手段、第1、第2ヒータ1、2、温度センサ3、第2比較手段9、操作手段19、第2記憶手段16、第3記憶手段17については省略する。まず、操作手段19についてであるが、これは使用者が運転を開始するときに操作する運転スイッチ19aと処理したゴミを排出(捨てる)時に操作する払い出しスイッチ19bを有している。
【0045】
ここで本機は、一回の処理で処理したゴミを排出しないで、続けて生ごみを再投入し、処理することが出来る。しかしこの場合には一度処理したゴミを、生ごみと一緒に再度処理するため、一度処置されたゴミは再び熱を加えられ、ごげつく場合が想定される。さらに収納容器22の底面には第2ヒータ2が配されており、ゴミが底面に接している時間が多い分、焦げに対して不利になる。
【0046】
そこで、制御手段18は、払い出しスイッチ19bが押されるまでの記憶値によって、収納容器22内のゴミを乾燥する時に均一に乾燥できるように撹拌させる撹拌手段20の回転数を回転数可変手段21によって可変させる。
【0047】
例えば2回までのゴミの連続投入の処理で有れば60rpmで撹拌手段20を回転数可変手段21に信号を送り、この回転数で駆動させる。3〜10回までの連続投入で有れば70rpmで、それ以上で有れば100rpmで行うといった状態である。制御手段18は、第3記憶手段17の記憶値によって、回転数可変手段21信号を送り、回転数可変手段21は撹拌手段20に出力する。払い出しスイッチ19bが押され、収納容器22内のゴミが排出されたときには、制御手段18は前記第3記憶手段17にクリア信号を出力し、記憶値はクリアされる。
【0048】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明の第1の手段によれば、生ゴミに含まれる水分量に応じて最適な終了時間判断し、最適な乾燥処理を行う。
【0049】
また、第2の手段によれば、生ゴミに含まれる水分の減少を確実にとらえ、最適な終了時間判断し、最適な乾燥処理を行う。
【0050】
また、第3の手段によれば、使用者の好みにあった最適な乾燥処理を行う。
【0051】
また、第4の手段によれば、使用者の好みを確実にとらえ、乾燥終了時間を可変し、最適な乾燥処理を行う。
【0052】
また、第5の手段によれば、乾燥ゴミの焦げ付きをなくし、快適な環境を維持しながら処理できる。
【0053】
第6の手段によれば、生ごみを撹拌することで、仕上がり具合を更によくし、快適な環境を維持しながら処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す厨芥処理装置の内部構成図
【図2】同厨芥処理装置のブロック図
【図3】同厨芥処理装置の温度センサの出力波形図
【図4】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【図5】本発明の第二の実施例を示す厨芥処理装置のブロック図
【図6】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【図7】本発明の第三の実施例を示す厨芥処理装置のブロック図
【図8】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【図9】本発明の第四の実施例を示す厨芥処理装置のブロック図
【図10】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【図11】本発明の第五の実施例を示す厨芥処理装置のブロック図
【図12】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【図13】本発明の第六の実施例を示す厨芥処理装置のブロック図
【図14】同厨芥処理装置の処理内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1 第1ヒータ
2 第2ヒータ
3 温度センサ
4 最高温度記憶手段
5 最低温度記憶手段
6 比較手段
7、10、13、14、18 制御手段
8 平均値演算手段
9 第2比較手段
11 タイマー
12 操作手段
15、19 記憶手段
16 第2記憶手段
17 第3記憶手段
20 撹拌手段
21 回転数可変手段
22 生ごみ収納容器
23 蓋

Claims (6)

  1. 生ゴミの収納容器と、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、生ゴミ収納容器の温度を検知すると共にその底面に位置する温度センサと、この温度センサの最高温度と最低温度を検出し、記憶する最高温度記憶手段、最低温度記憶手段と、これらの差を比較する比較手段とを有し、この比較手段の出力によって、生ゴミ収納容器内のゴミが乾燥したと判断し、終了させる制御手段からなる厨芥処理装置。
  2. 生ゴミの収納容器と、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、生ゴミ収納容器の温度を検知すると共にその底面に位置する温度センサと、この温度センサの出力を平均する平均値演算手段と、この出力を所定値と比較する第2比較手段とを有し、この第2比較手段の出力によって、生ゴミ収納容器内のゴミが乾燥したと判断し、終了させる制御手段からなる厨芥処理装置。
  3. ゴミの乾燥状態のできばえを選択する選択手段と、前記選択手段の出力に応じた複数種類の時間計時を行うタイマーとを備え、前記タイマーの計時終了時に第1、第2ヒータの通電を停止させるようにした請求項2記載の厨芥処理装置。
  4. ゴミの乾燥状態のできばえを選択する選択手段と、前記選択手段の出力に応じた複数の所定比較温度値を記憶している記憶手段と、前記平均値演算手段の出力を前記記憶手段の記憶値と比較する第2比較手段とを有し、前記第2比較手段の出力によって、第1、第2ヒータの通電を停止させるようにした請求項2または3項に記載の厨芥処理装置。
  5. 運転を開始させる運転スイッチと、終了時の乾燥したゴミを自動で生ゴミ収納容器外へ排出させる払い出しスイッチと、生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱乾燥させる収納容器内の第1ヒータと、収納容器底面に位置する第2ヒータと、この第2ヒータの温度を検知する生ゴミ収納容器の底面に位置する温度センサと、複数の所定比較温度値を記憶している第2記憶手段と、前記温度センサの出力と前記第2記憶手段の記憶値と比較する第2比較手段と、前記運転スイッチが操作された回数を記憶する第3記憶手段とを有し、前記第3記憶手段の記憶値によって前記第2記憶手段に記憶している比較温度値を選択するようにした厨芥処理装置。
  6. ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌させる撹拌手段と、この撹拌手段の回転数を可変させる回転数可変手段とを備え、第3記憶手段の記憶値によって前記回転数可変手段の出力を決定するようにした請求項5記載の厨芥処理装置。
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