JP3613680B2 - 巻線機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する巻枠に導線を巻き付けてコイルを形成する巻線機に関し、特に、導線の巻付き位置を確実に規定できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動機や発電機などの回転電機において、高出力化のためにコイルの巻き回数を増加することが行われるが、単純にこの回数を増加すると回転電機の大型化を招く。そこで、回転電機の磁極間の、コイルを納めるスロットの断面積に対するコイルを形成する導線の断面積の総和の割合(以下、占積率と記す)を高めることが行われる。占積率を高めるとは、導線の隙間を少なくすることであり、このために導線を整列させて巻くコイル成形方法およびコイル成形装置が提案されている。このような装置に、特開平7−183152号公報がある。
【0003】
このようなコイル成形は、回転電機の磁極またはこれに相当する形状を有する巻枠(芯金)に、導線を一列ずつ隣接する導線と隙間を空けずに巻き、コイルの一層を巻き終わると、その上の層を同様に巻き付け、所定数の層を形成して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のコイル成形の導線の巻き付けにおいては、ある列から次の列へ導線の巻き付けを移行する列替えのときに、導線のテンションにより導線の位置ずれが生じると、一つの層における導線の巻き付け回数が低下し、占積率が下がる。
【0005】
このような事態を避けるため、巻枠の巻き付け面に沿って複数のガイド部材を設け、これら複数のガイド部材を巻枠の軸方向に一体的に突出させることにより、巻き付けた導線を巻枠の軸方向(つまり、列の並び方向)に拘束し、これによって、導線の位置ずれを防止することを考えることができる。
【0006】
ところで、上述した列替えの際には、ガイド部材の先端部が導線拘束位置から後退して次の列の導線を受け入れるための隙間を形成しなければならない。しかし、複数のガイド部材を一体的に軸方向に突出あるいは後退させる構成では、隙間を形成する動作のために、巻枠の全周にわたる複数のガイド部材が全て導線拘束位置から後退することになり、これによって導線の位置ずれが生じてしまう。
【0007】
そこで本発明の目的は、導線の巻付き位置ずれを防止するための新規な手段を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明は、回転する巻枠に導線を巻き付けることによりコイルを形成する巻線機であって、巻枠回転軸を挟んで両側に設けられ、巻枠と同期回転し、巻枠に巻き付けられた導線に巻枠回転軸方向から当接し、巻付き位置を規定する第1および第2のガイド部材と、第1及び第2のガイド部材を巻枠回転軸方向に一体的に移動させるアクチュエータと、巻枠と同期回転し、第2のガイド部材を、第1のガイド部材に対し巻枠回転軸方向に相対移動するよう駆動するリングカムと、を有し、アクチュエータとリングカムを制御することにより、第 1 及び第2のガイド部材が同時に導線を拘束する姿勢と、第1及び第2のガイド部材のうち、一方のガイド部材が導線を拘束し、かつ他方のガイド部材が導線から退避した姿勢と、を任意に得ることが出来ることを特徴とする巻線機である。
【0009】
第1の本発明では、アクチュエータとリングカムを制御することにより、第 1 及び第2のガイド部材が同時に導線を拘束する姿勢と、第1及び第2のガイド部材のうち、一方のガイド部材が導線を拘束し、かつ他方のガイド部材が導線から退避した姿勢と、を任意に得ることが出来る。
【0010】
したがって第1の本発明では、一方のガイド部材が次の列の導線を受け入れるための隙間を形成している際にも、他方のガイド部材が導線を拘束しているので、導線の巻付き位置ずれが防止される。
【0011】
第2の本発明は、第1の本発明の巻線機であって、リングカムは、第2のガイド部材を、第1のガイド部材に対し、突出した姿勢、並んだ姿勢および後退した姿勢の3段階に変位するように駆動することを特徴とする巻線機である。
【0012】
第2の本発明では、リングカムが、第2のガイド部材を巻枠回転軸方向に3段階に変位させることとしたので、第2のガイド部材の先端部が、第1のガイド部材の先端部に対して突出した姿勢、並んだ姿勢、および後退した姿勢の3種類の第2のガイド部材の姿勢を、比較的簡易な手段により実現できる。
【0013】
本発明における駆動手段は、ガイド部材が巻枠の回転と連動して動作するように、巻枠の回転力を機械的にガイド部材の運動に変換する機械要素手段とするのが好適であり、特に、ガイド部材に要求される動作を規定したカムと、該カムに従動するカムフォロワとを含むこととするのが好適である。
【0014】
また、前記カムは前記巻枠とともに回転する回転部材に設けられ、前記カムフォロワは前記巻枠とともには回転せず、前記カムのカム面は巻枠回転軸を取り囲んでおり、前記2つのガイド部材のうちの一のガイド部材が前記回転部材に取り付けられていることとしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明する。
【0016】
図1は実施形態の巻線機の要部を示す斜視図であり、図2は正面図であり、図3は平面図である。発明を理解しやすいように、各図は部分的に断面で示され、また適宜簡略化されている。さらに図4は巻線機の機構を示している。
【0017】
まず図4を参照して巻線機の機構を説明する。巻線機は左右対称に構成されているので、ここでは主として右半分のみを説明する。巻枠(芯金)1の回転軸3は、装置ベース(図示せず)に回転可能に支持されている。回転軸3はモータ5によって回転される。
【0018】
巻枠1の近傍であって回転軸3を挟んで両側には、本発明における第1のガイド部材であるNC動作爪7、および第2のガイド部材であるカム動作爪8が設けられている。これらのNC動作爪7およびカム動作爪8は、巻枠1に巻き付けられた導線Wに軸方向に当接・押圧し、導線Wの巻付き位置を規定することにより、導線Wのずれを防止する。
【0019】
NC動作爪7およびカム動作爪8は、リンク機構9に保持されている。このリンク機構9は、以下に説明するように、回転軸3と同軸に同期回転するように設けられており、さらにリンク機構9は、リンク要素の回転軸方向の移動を、NC動作爪7およびカム動作爪8の巻枠径方向の移動に変換するように設定されている。
【0020】
リンク機構9は、第1円盤11、駆動リンク13および変換リンク15を有する。第1円盤11は、巻枠回転軸3と同軸に同期回転するように設けられた第1円筒11aと、第1円筒11aから放射状に延びる放射部11bを有する。装置の具体的構成においては放射部11bは円板形状を有する。そして放射部11bには、巻枠径方向にスライド可能にNC動作爪7およびカム動作爪8が保持されている。
【0021】
駆動リンク13は、回転軸3と同軸に同期回転するように設けられた第2円筒13aにより構成される。回転軸3、第1円筒11aおよび第2円筒13aは、回転方向には互いに拘束されるが、軸方向には拘束されず相対移動可能である。
【0022】
変換リンク15は、第2円筒13aと、第1円盤11の放射部11bにスライド可能に取り付けられているNC動作爪7およびカム動作爪8の基部とを連結している。図示のように、変換リンク15は回転軸3に対して斜めに設けられている。
【0023】
第1アクチュエータ17は、第1円盤11を回転軸方向に移動させる。第1円盤11は回転軸3に対して相対的に軸方向に移動し、これによりNC動作爪7およびカム動作爪8は互いに同期して、巻枠1に対して回転軸方向に移動する。
【0024】
また第2アクチュエータ21は、第1円盤11に対して駆動リンク13を回転軸方向に相対移動させる。駆動リンク13の移動は、変換リンク15により、NC動作爪7およびカム動作爪8の径方向の移動に変換される。すなわち、図4の状態から駆動リンク13が巻枠1に近づくと、回転軸3と変換リンク15のなす角度が小さくなる。そしてNC動作爪7およびカム動作爪8が回転軸3に引き寄せられる。駆動リンク13が巻枠1から遠ざかったときは、逆にNC動作爪7およびカム動作爪8が回転軸3から離れる。傘の骨組みと同様の原理が適用されている。
【0025】
カム動作爪8は、巻枠1の回転力を機械的に変換して利用する機械要素手段により導線Wに向って突出あるいは導線Wから後退方向に駆動される。回転軸3と一体的に回転する第1円盤11には、内側リングカム206と外側リングカム208が設けられており、特に外側リングカム208のプロフィールに従って、カム動作爪8が駆動される。
【0026】
図5は、第1円盤11を回転軸方向から見た図である。内側リングカム206と外側リングカム208は、回転軸3を取り囲む同心円を描いている。リングカム206,208は円周方向に沿って起伏を有する、いわゆる端面カムである。カム面のプロフィールは、カム動作爪8に所望の軸方向の動作を行わせるように設定されている。
【0027】
図6に示すように、外側リングカム208は、0度から75度までの範囲が、カム面が低い基準部分(高さZ)となっており、180度から270度までの範囲(図5におけるハッチング部分)は、カム面が高いオン部分(高さY)となっている。90度から165度、および285度から345度までの範囲は、中程度の高さの中立部分(高さX)となっている。各部分の間のそれぞれ15度ずつの領域には、各部分を結ぶ滑らかな接続斜面が形成されている。
【0028】
内側リングカム206は、その高さが変化せず、上記外側リングカム208における中立部分と同じ高さ(高さX)に設定されている。
【0029】
カム動作爪8は、スリーブ8aを介して第1円盤11に巻枠回転軸方向に伸縮自在に保持されている。回転軸3には、カム動作爪8を突出あるいは後退駆動するための第2円盤31が、軸方向に相対移動可能かつ回転方向に相対回転不能に設けられている。第2円盤31には、カム動作爪8が巻枠径方向にスライド可能に保持されている。
【0030】
装置ベース(図示せず)には、ブラケット33が、軸方向にスライド可能に設けられている。ブラケット33の一方の先端のフォーク33aには、2個一対の対向ローラが設けられている。対向ローラは第2円盤31を挟んでいる。ブラケット33の他方の先端には、カムの有効・無効を切り替えるための切替アクチュエータ214を介して、カムフォロワ35が設けられている。切替アクチュエータ214は、カムフォロワ35を回転軸3に向かう径方向に移動させて、カムフォロワ35を外側リングカム208または内側リングカム206のカム面に選択的に当接させる。カムフォロワ35が外側リングカム208のカム面に当接するとカムが有効(作動状態)となる。ブラケット33は、図示しないバネによって第1円盤11に対向する方向に付勢されている。
【0031】
カムフォロワ35が、第1円盤の外側リングカム208の高い位置であるオン部分に来ると、カムフォロワ35が押され、ブラケット33を介して、対向ローラに挟まれた第2円盤31が回転軸方向に移動し、カム動作爪8が突出方向に駆動される。
【0032】
カムフォロワ35がオン部分に接しているとき、カム動作爪8の先端部が、NC動作爪7の先端部の位置に対して回転軸方向に突出した位置になる。カムフォロワ35が中立部分に接しているとき、カム動作爪8の先端部が、NC動作爪7の先端部に対して回転軸方向に等しい位置になる。カムフォロワ35が基準位置に接しているとき、カム動作爪8の先端部が、NC動作爪7の先端部に対して後退した位置になる。
【0033】
以上により、NC動作爪7およびカム動作爪8は巻枠1と同期回転しながら、巻枠1に対して回転軸方向および径方向に移動することができる。NC動作爪7およびカム動作爪8は回転軸方向には外側リングカム208により独立して移動し、径方向には同位置をとる。
【0034】
本実施形態では、リンク機構を動かす第1アクチュエータ17および第2アクチュエータ21は、駆動対象部材を巻枠回転軸方向にのみ移動させる。この場合、各アクチュエータ17,21は、巻枠1とともに回転しないでも必要な機能が果たせる。そこで、各アクチュエータは回転しないように装置ベース等に設置されている。
【0035】
なお、制御部23は、モータ5、第1アクチュエータ17、第2アクチュエータ21、切替アクチュエータ214および他のアクチュエータ類を連携して動作させる。制御部23は、巻線機に設けられたセンサからの信号に基づいて各アクチュエータに制御信号を送る。
【0036】
次に、図2および図3を参照し、巻線機の具体的な構成を説明する。
【0037】
装置ベース30の両端に巻枠支持台32が設置され、巻枠支持台32により巻枠1と回転軸3が軸支されている。回転軸3の両端のプーリ34に駆動ベルト36が掛けられ、駆動ベルト36は、装置ベース30の下側にある駆動シャフト38のプーリ40にも掛けられている。駆動シャフト38がモータ5によりベルト駆動され、これにより巻枠1が回転する。
【0038】
装置ベース30上にはガイドテーブル42が搭載されている。ガイドテーブル42は、装置ベース30に設けられたレール44に沿って巻枠回転軸方向にスライド可能である。左右のガイドテーブル42には、それぞれ第1アクチュエータ17(図3参照)が設けられている。第1アクチュエータ17はモータである。
【0039】
ガイドテーブル42にはガイド保持台48が固定されている。ガイド保持台48は、回転軸3と同軸に設けられた第1円盤11を軸支する。この第1円盤11は、後述する第2円筒13aを介して回転軸3と回転方向に拘束され、回転軸3と同期回転する。また第1円盤11は、ガイド保持台48に対しては軸方向に拘束され相対回転可能に保持されている。
【0040】
第1円盤11は、NC動作爪7およびカム動作爪8を保持している。NC動作爪7およびカム動作爪8は、第1円盤11のレール58(図3参照)に取り付けられ、第1円盤11に対して径方向にスライド可能である。
【0041】
カム動作爪8は、軸方向に伸縮可能である。カム動作爪8の先端側の部分は、第2円盤31に取り付けられている。ガイドテーブル42には、図示しないレールを介してブラケット33(図1参照)がスライド可能に保持されている。ブラケット33のフォーク33aの対向ローラが、第2円盤31を挟んでいる。このフォーク33aが第2円盤31を軸方向に移動し、これによりカム動作爪8が突出あるいは後退方向に移動する。
【0042】
第2円盤31は、伸縮可能なアーム61により第1円盤11に保持されており、巻枠1と同軸に同期回転する。またカム動作爪8の先端側の部分は、第2円盤31に対して軸方向には固定されているが、径方向には移動可能に設けられている。
【0043】
さらに、ガイドテーブル42には駆動円筒支持台62が搭載されている。支持台62は、ガイドテーブル42上のレール64に取り付けられ、ガイドテーブル42に対して巻枠回転軸方向にスライド可能である。
【0044】
駆動円筒支持台62は第2円筒13aを軸支している。第2円筒13aは回転軸3と同軸に設けられている。第2円筒13aは、回転軸3に対して回転方向に拘束されており、両者は同期回転する。第2円筒13aは、第1円盤11に対し径方向にスライド可能に取り付けられているNC動作爪7およびカム動作爪8と、変換リンク15を介して第1円盤11と連結されている。
【0045】
次に図3を参照して、第2円筒13aを移動させるための構成を説明する。図3に示すように、一方のガイドテーブル42(本実施形態では左側のテーブル)に、第2アクチュエータ21が固定されている。第2アクチュエータ21はモータである。
【0046】
第2アクチュエータ21は、巻枠回転軸と平行に設けられた第1シャフト70を回転させる。第1シャフト70は、駆動円筒支持台62と噛み合ってボールねじ機構72を形成している。支持台62は、逆さ配置されたT字型を有しており、回転軸に対して直角方向に延びた足部分で第1シャフト70と係合している。
【0047】
第1シャフト70は、もう一方のガイドテーブル42、すなわち右側のテーブルまで延びている。第1シャフト70は右側のテーブルで軸受支持部74に支持されている。
【0048】
右側のテーブルには、第1シャフト70と平行に第2シャフト76が設けられ、第2シャフト76は軸受支持部78で支持されている。第2シャフト76も、第1シャフト70と同様に、駆動円筒支持台62と係合してボールねじ機構を形成している。
【0049】
第1シャフト70に取り付けられた歯車80と、第2シャフト76に取り付けられた歯車82が噛み合っており、両歯車の歯数は同一である。各シャフトと歯車との間にはボールスプライン機構が設けられている。したがってシャフト70,76は、それぞれ歯車80,82に対して軸方向に移動できる。
【0050】
第2アクチュエータ21が第1シャフト70を回転させると、歯車を介して第2シャフト76も同じだけ回転する。そして、左右両テーブルで同時にボールねじ機構が機能して、駆動円筒支持台62が軸方向に移動する。これにより、第2円筒13aが第1円盤11に対して軸方向に移動する。
【0051】
第1シャフト70と第2シャフト76は反対方向に同じだけ回転するので、両側の駆動円筒は装置ベース上で反対方向に(巻枠を基準にしたときは同方向に)同じ量だけ動く。つまり両駆動円筒は同時に巻枠に近づき、あるいは巻枠から遠ざかる。
【0052】
上述のように、シャフト70,76と歯車80,82はスライド可能である。このスライド移動は、ガイドテーブル42が装置ベース30に対して移動したときに生じる。このスライドにより、ガイドテーブル42が移動しても両歯車の噛み合い状態が確保される。
【0053】
導線は、巻枠1の近傍に設置されたノズル(図示せず)から供給される。ノズルは、例えば互いに直交して配置された2対のローラにより構成され、これらのローラの隙間を通って導線は巻枠1に供給される。ノズルは、図示しないアクチュエータにより巻枠1に対して相対移動可能とされており、巻枠回転軸方向(図7においてB−B方向)に往復移動する。この往復移動により導線Wの供給方向が変わり、導線Wは一つの列から次の列へ移行することができる。
【0054】
図7に示すように、巻枠1は、その軸方向の両端部からフランジ12により挟まれている。フランジ12の透孔を通じて、NC動作爪7およびカム動作爪8が軸方向に突出あるいは後退し、これによって導線Wの形状が規定される。
【0055】
図7は図中右側から左側に向けて、図中A方向に導線Wの列を形成する場合を示しており、この動作の間中、図中右側のNC動作爪7およびカム動作爪8の先端面は、右側のフランジ12の端面と同一平面上にある。他方、図中左側のNC動作爪7およびカム動作爪8の先端面は、両者のいずれか一方が次の列の導線Wを受け入れるための隙間を形成している際、つまり図7において符号Dで示される状態のときに、他方が導線Wを、図7において符号Eで示される状態に拘束する。
【0056】
次に、図8〜図10を参照し、本実施形態の巻線機による導線巻き付けの動作を説明する。本実施形態では、四角形断面を有する導線である平角線を用いてコイルが形成される。図8(a)は図7の巻枠1のC−C断面を示し、また図8(b)(c)、図9および図10は、図8(a)の状態から巻枠1が回転した場合の各タイミングにおけるNC動作爪7およびカム動作爪8の先端面と巻き取られた導線Wとの当接の状態を示す。図8〜図10において、NC動作爪7およびカム動作爪8の先端面は、巻き取られた導線Wと当接している先端面が編目模様で示され、また当接しておらず導線Wの側面から浮上している先端面が白抜きで示される。図8〜図10の導線Wにおいてハッチングで表示している部分は、図7の巻枠1において看者側を向いている部分、すなわち導線Wの巻き始めの部分と横並びになる部分を示し、この部分ではある列(例えば第n列)から次の列(例えば第n+1列)への列替えが行われる。
【0057】
図8(a)において、フランジ12の一方に設けられた適宜のクランプ部(図示せず)により先端をクランプされた導線が、図中時計方向に回転する巻枠1に巻き取られる。いま、回転角0度の状態では、NC動作爪7は突出位置にあり、導線Wのうち巻枠1に既に巻き取られている部分の側面を押圧している。他方、導線Wのうち巻き取られていない部分と巻枠1との接点に対し前方(図中反時計方向側)である巻枠1の上辺に位置しているカム動作爪8は、後退した状態にある。その結果、カム動作爪8の先端面とフランジ12との間、またはカム動作爪8の先端面と既に巻き取られている導線Wの側面との間には、次の列の導線Wを受け入れるための隙間が形成されている。
【0058】
したがって、巻枠1が45度回転した図8(b)の状態においては、カム動作爪8の先端面とフランジ12との間、またはカム動作爪8の先端面と既に巻き取られている導線Wとの間に、次の列の導線Wが受け入れられる。
【0059】
次に、回転角度が75度に達すると、第1円盤11の外側リングカム208のオン部分がカムフォロワ35を押し出すことより、カム動作爪8が突出方向に駆動される。その結果、巻枠1が90度回転した図8(c)の状態では、カム動作爪8の先端が、既に巻き取られている導線Wの側面に当接する。このとき、カム動作爪8の先端面とNC動作爪7の先端面とはいずれも突出状態であり、かつ両者は軸方向に等しい位置にある。
【0060】
巻枠1が135度回転した図9(a)の状態では、カム動作爪8の先端面とNC動作爪7の関係は変化しない。
【0061】
回転角度が165度に達すると、第1アクチュエータ17の作用により、NC動作爪7の後退が開始され、NC動作爪7の先端面は、巻枠1が180度回転した図9(b)の状態では、一杯まで後退した位置にある。この結果、NC動作爪7の先端面とフランジ12との間、またはNC動作爪7の先端面と既に巻き取られている導線Wの側面との間には、次の列の導線Wを受け入れるための隙間が形成される。
【0062】
ここで、NC動作爪7の後退動作の間、カム動作爪8はその先端面の位置を維持しなければならない。この動作は、カムフォロワ35に対する外側リングカム208の高さが、中立位置からオン位置へと移行することで実現される。
【0063】
巻枠1が225度回転した図9(c)の状態では、NC動作爪7の先端面とフランジ12との間、またはNC動作爪7の先端面と既に巻き取られている導線Wとの間に、次の列の導線Wが受け入れられる。このときカム動作爪8の先端面は、NC動作爪7の先端面に対し前側にある。
【0064】
巻枠1が270度回転した図10(a)の状態では、後退していたNC動作爪7が、既に巻き取られている巻線Wの側面を押すために前進を開始する。ここで、NC動作爪7の前進動作の間、既に前進位置にあるカム動作爪8が巻き取り済みの導線Wの側面を押しすぎないように、カム動作爪8の先端面の位置を維持しなければならない。この動作は、カムフォロワ35に対する外側リングカム208の高さが、オン位置から中立位置へと移行することで実現される。この移行は、回転角度285度のタイミングで完了し、その結果、カム動作爪8の先端面とNC動作爪7の先端面とはいずれも導線Wを押している状態となり、かつ両者は軸方向に等しい位置にある。
【0065】
巻枠1が315度回転した図10(b)の状態を経て、回転角度が345度になると、カム動作爪8は、まだ巻き取られていない導線Wとの干渉を防ぐための後退動作を開始する。この動作は、カムフォロワ35に対する外側リングカム208の高さが、中立位置から基準位置へと移行することで実現される。その結果、カム動作爪8の先端面と既に巻き取られている導線Wの側面との間には、次の列の導線Wを受け入れるための隙間が形成される。
【0066】
このようにして360度回転した図10(c)の状態へと移行する。ここでは図中ハッチングで示す列替え部分の巻き付けが行われるが、その際にNC動作爪7が突出状態にあり導線Wを拘束しているので、導線Wの位置ずれや巻き崩れが特に生じやすい部分である列替え部分においても、この位置ずれや巻き崩れを効果的に防止できる。このようにして、以下これらの動作が繰り返される。なお、巻枠1の回転に伴い、巻枠1に対するカム動作爪8およびNC動作爪7の絶対位置は、1回転につき導線Wの太さに相当する寸法だけ、徐々に後退する。また、第1層の巻き付けが終了すると、その上に第2層、第3層の巻き付けが行われ、所定の層数の巻き付けが済むと巻き付け工程が終了する。
【0067】
これらの一連の工程における回転角度と、NC動作爪7・カム動作爪8の動作との関係は、図11に示されている。
【0068】
なお、巻き付け工程が終了すると、一方のフランジ12が巻枠1から取り外され、他方のカム動作爪8およびNC動作爪7が共に前進することにより、巻枠1からコイルが取り外される。このとき、カム動作爪8およびNC動作爪7の前進は、第1アクチュエータ17のみを作動させることによって実現できる。
【0069】
以上のとおり、本実施形態では、第1のガイド部材であるNC動作爪7の作用点である先端面が、巻枠1または巻枠1に既に巻き付けられた下層の導線層と、巻き付け前の導線Wと、の接点を横切る際に、NC動作爪7の先端面が後退して次の列の導線Wを受け入れるための隙間を形成し、かつ、第2のガイド部材であるカム動作爪8が導線Wとの当接状態を保つようにする。
【0070】
また、逆に、第2のガイド部材であるカム動作爪8の作用点である先端面が、前記接点を横切る際に、カム動作爪8の先端面が後退して次の列の導線Wを受け入れるための隙間を形成し、かつ第1のガイド部材であるNC動作爪7が導線Wとの当接状態を保つようにする。
【0071】
このように本実施形態では、一方のガイド部材が次の列の導線Wを受け入れるための隙間を形成している際にも、他方のガイド部材が導線Wを拘束する、という関係が交互に繰り返されるので、導線の巻付き位置ずれが防止される。これにより、各層の列数を確保することができ、コイル全体も正確な形状にすることができる。
【0072】
また、本実施形態では、駆動手段が、第1のガイド部材としてのNC動作爪7を突出あるいは後退させる第1の駆動手段である第1アクチュエータ17と、NC動作爪7に対して第2のガイド部材であるカム動作爪8を突出あるいは後退させる第2の駆動手段とである外側リングカム208と、を含むこととしたので、上記第1の本発明の効果に加え、第1アクチュエータ17のみを作動させることによりNC動作爪7とカム動作爪8とを一体的に突出あるいは後退動作させることが可能であり、そのような動作を、巻き終わったコイルの取り外しの場面で利用することができる。
【0073】
また本実施形態では、第2の駆動手段である外側リングカム208が、第2のガイド部材であるカム動作爪8を突出あるいは後退方向に「オン位置」「中立位置」「基準位置」の3段階に対応させて変位させることとしたので、カム動作爪8の先端部が、第1のガイド部材であるNC動作爪7の先端部に対して突出した姿勢、並んだ姿勢、および後退した姿勢の3種類の姿勢を、比較的簡易な手段により実現できる。
【0074】
また本実施形態では、退避を終えたNC動作爪7またはカム動作爪8の突出位置への復帰が完了するタイミングを、隙間への導線Wの受け入れと略同時(回転角度90度の状態)とするほか、隙間への導線Wの受け入れより後(回転角度285度の状態)とする構成としたが、この復帰完了のタイミングは、隙間への導線Wの受け入れと同時あるいは以後であれば、いずれのタイミングでも良い。尚、このタイミングが早過ぎれば導線Wの受け入れを失敗するおそれが高まる。他方、このタイミングを遅らせれば導線Wの受け入れを確実に行えるが、導線Wの被覆層を損傷するおそれが高まることになる。
【0075】
なお、上記実施形態では、本発明を、巻枠1が自転することによって導線Wを巻き付ける構成の巻線機に適用した例について説明したが、本発明は、巻線Wを供給するノズルが巻枠1の周りを公転する構成の巻線機や、巻枠1とノズルとが相互に公転する構成の巻線機についても適用することができる。
【0076】
巻枠1が回転することによって導線Wを巻き付ける構成の場合には、本発明における駆動手段は、ガイド部材が巻枠の回転と連動して動作するように、巻枠の回転力を機械的にガイド部材の運動に変換する機械要素手段とするのが好適であり、特に、ガイド部材に要求される動作を規定したカムと、該カムに従動するカムフォロワとを含むこととすれば足り、本発明は上記実施形態の態様には限定されない。
【0077】
また、前記カムは前記巻枠とともに回転する回転部材に設けられ、前記カムフォロワは前記巻枠とともには回転せず、前記カムのカム面は巻枠回転軸を取り囲んでおり、前記2つのガイド部材のうちの一のガイド部材が前記回転部材に取り付けられていることとするのが特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の巻線機の要部を示す斜視図である。
【図2】巻線機の正面図である。
【図3】巻線機の平面図である。
【図4】巻線機の機構を示す図である。
【図5】第1円板を示す側面図である。
【図6】第1円盤の外側リングカムおよび内側リングカムのプロフィールを示す図である。
【図7】コイルの巻き付け工程を示す正面図である。
【図8】(a)ないし(c)はコイルの巻き付け工程を示す側面図である。
【図9】(a)ないし(c)はコイルの巻き付け工程を示す側面図である。
【図10】(a)ないし(c)はコイルの巻き付け工程を示す側面図である。
【図11】コイルの巻き付け工程とNC動作爪・カム動作爪の動作との関係を示す表である。
【符号の説明】
1 巻枠、3 回転軸、5 モータ、7 NC動作爪、8 カム動作爪、11 第1円盤、12 フランジ、13 駆動リンク、13a 第2円筒、15 変換リンク、17 第1アクチュエータ、21 第2アクチュエータ、23 制御部、35 カムフォロワ、208 外側リングカム、W 導線。
Claims (2)
- 回転する巻枠に導線を巻き付けることによりコイルを形成する巻線機であって、
巻枠回転軸を挟んで両側に設けられ、巻枠と同期回転し、巻枠に巻き付けられた導線に巻枠回転軸方向から当接し、巻付き位置を規定する第1及び第2のガイド部材と、
第1及び第2のガイド部材を巻枠回転軸方向に一体的に移動させるアクチュエータと、
巻枠と同期回転し、第2のガイド部材を、第1のガイド部材に対し巻枠回転軸方向に相対移動するよう駆動するリングカムと、
を有し、
アクチュエータとリングカムを制御することにより、
第 1 及び第2のガイド部材が同時に導線を拘束する姿勢と、
第1及び第2のガイド部材のうち、一方のガイド部材が導線を拘束し、かつ他方のガイド部材が導線から退避した姿勢と、
を任意に得ることが出来ることを特徴とする巻線機。 - 請求項1に記載の巻線機であって、
リングカムは、第2のガイド部材を、第1のガイド部材に対し、突出した姿勢、並んだ姿勢および後退した姿勢の3段階に変位するように駆動することを特徴とする巻線機。
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