JP3612308B2 - 液晶配向膜用光配向材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶配向膜用光配向材に関し、より詳しくは液晶表示素子において液晶に均一な配向状態を与えて液晶を制御する役割を果たす液晶配向膜の電気的特性を改善し、製品の信頼性を向上させるための新規の液晶配向膜用光配向材に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示素子は、外部の電圧印加有無によって電界の影響を受けた液晶の配列が変化し、その配列の変化に応じて、液晶表示素子に流入する外部の光が遮断及び透過される性質を用いて駆動される。このような液晶表示素子は、液晶分子の配列特性によって光透過性や応答速度、視野角、コントラスト比(contrast ratio)などといった表示素子としての機能が決定される。従って、液晶分子の配列を均一に制御する技術が非常に重要である。
【0003】
配向膜とは、このような液晶分子の均一な配列、即ち配向のためにITO(Indium Tin Oxide)のような透明導電膜と液晶との間に成膜される高分子物質をいい、これをラビング(rubbing)などの機械的な方法またはその他の方法で液晶を制御するための手段として適用される物質である。
【0004】
液晶表示素子において現在まで液晶を均一に配列、即ち配向させる方法は、ポリイミドなどの高分子を透明導電ガラス上に塗布して高分子配向膜を成層し、ナイロンまたはレイヨンなどのラビング布を巻いた回転ローラーを高速回転させながら配向膜を擦って配向させる方法であるが、これをラビング工程(rubbing process)と称する。ラビング工程によって、液晶分子は配向膜の表面に一定のプレチルト角(pretilt angle)をもって配向される。
【0005】
ラビング工程による液晶配向方法は、未だ液晶を容易かつ安定的に配向できるほぼ唯一の方法なので、現在液晶表示素子を製造する大部分の会社で製品量産のためのプロセスに普遍的に適用されている。しかし、ラビング工程は、ラビング時に液晶配向膜の表面に機械的なスクラッチを生じさせるか或いは高い静電気を発生させるために、薄膜トランジスタを破壊し、ラビング布の微細なファイバなどによって不良を起こす要因となっており、生産収率の向上を害している。このようなラビングの問題点を克服し、生産的な面において革新を成し遂げようと新しく創案された液晶配向方式が、UV、即ち光による液晶配向(以下、光配向)である。
【0006】
また、最近、液晶ディスプレイの大型化に伴って、ノートブックなどの個人用から壁掛けTV用などの家庭用へ用途が段々拡張されるにつれて、液晶ディスプレイに対しては高画質、高品位化および光視野角が要求されている。最近、光配向は液晶ディスプレイの品質を達成するための方法としても脚光を浴び始めた。
【0007】
ところが、M.Schadt等(Jpn. J. Appl. Phys.,Vol. 31, 1992, 2155)、 Dae S. Kang等(米国特許第5,464,669号)、Yuriy Reznikov(Jpn.J. Appl. Phys., Vol. 34, 1995, L1000)等によって発表された光配向は、その概念の優秀性にも拘わらず、これを裏付けるべき新しい物質開発に困り、未だ商業化に差しかかっていない。この最も主な理由は、既存の液晶ディスプレイ製作工程に無理なく適用されるほど工程性を満足させていないか、或いはディスプレイの表示品質が既存のラビング用ポリイミド(polyimide)に比較されるべき水準まで到達していないことにある。
【0008】
一方、本発明者らは、韓国特許公開第2000−8633号で、マレイミドの単独重合体または共重合体にシンナメート基を含む側鎖構造を導入した構造の光配向材を提示したことがある。ところが、実際、液晶ディスプレイ装置に適用するには、電気的特性及び電気光学的特性が十分でないので、依然と改善の余地が多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来の技術の問題点を解決するためのもので、その目的は光反応基を含まない側鎖構造を導入して配向膜用光配向材の電気的性質を改善した新しい液晶配向膜用光配向材を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、下記化学式1で表わされる繰返し単位、または化学式1で表わされる繰返し単位及び下記化学式2で表わされる繰返し単位からなる群より選択された1種以上の繰返し単位で構成される液晶配向膜用光配向材であって、前記光配向材を構成する繰返し単位のうち、下記化学式5で表わされる作用基からなる群より選択された光反応基を少なくとも1つ以上含む繰返し単位とこれを含まない、即ち非光反応基のみからなる繰返し単位の当量比が2:8〜10:0であることを特徴とする液晶配向膜用光配向材を提供する。
【0011】
【化8】
【0012】
【化9】
【0013】
(式中、Xはそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜14の直鎖状もしくは分枝状アルキル基、フッ素原子、または塩素原子であり、Yは酸素原子または炭素数2〜14のアルキレン基であり、Rは下記化学式3で表わされる。)
【0014】
【化10】
【0015】
(式中、R1は下記化学式4で表わされる作用基からなる群より選択され、R2は下記化学式5及び6で表わされる作用基からなる群より選択され、R3は下記化学式7で表わされる作用基からなる群より選択され、kは0〜3の整数であり、1は0〜5の整数であり、前記R1、R2が複数個の場合、それぞれのR1、R2は互いに異なることもある。)
【0016】
【化11】
【0017】
(式中、qは0〜10の整数である。)
【0018】
【化12】
【0019】
【化13】
【0020】
【化14】
【0021】
(式中、Zはそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜13のアルキル基またはアルコキシ基、pが0〜12の整数を表す−(OCH2)pCH3、フッ素原子、または塩素原子であり、mは0〜18の整数である。)
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をより詳しく説明する。
【0023】
本発明の光配向材は、マレイミド系列の単独重合体または共重合体から構成される。前記マレイミド系列の重合体は、既存のポリビニールアルコール炭化水素系ポリマーに比較して熱安定性に優れ、液晶ディスプレイの製造のための工程要求温度、即ち200℃以上の熱安定性を確保することができる。従って、マレイミドを基本的な主鎖構造に導入して配向膜の熱安定性を高めようとした。
【0024】
本発明では、配向膜の電気的特性を改善するために、光配向材ポリマーを構成する繰返し単位において、感光性反応基を有する繰返し単位と非感光性構造の繰返し単位を一定比率で調節するようにしたことを特徴とする。即ち、ポリマーを構成する繰返し単位として、非感光性構造の繰返し単位が必須的に含まれるようにして、配向膜の電気的特性を向上させている。
【0025】
また、電気的分極現象を減らすフッ素やアルキル基などの機能基を側鎖の末端に導入して電気的特性をさらに改善している。このような物質は、透過率や絶縁率、電気光学的特性などに優れているため、光学材料と電子材料分野において広く応用されており、日増しにその適用範囲が拡大しつつある。ところが、このような要素は、材料に有利な特性のみを与えるものではなく、特に成膜性において多くの問題点を抱えている。成膜性は物質の塗布性と平坦性、界面における接着性などを含んだ概念であって、これは液晶表示素子の製造において非常に重要な工程要素である。前記要素の含量が高い物質であるほど、成膜性が劣化するのが一般的な現象であるが、本発明ではこれら置換基の含量及び物質内における置換位置を最適化してこれを克服した。
【0026】
また、アルキル基及びフッ素の置換率が高い配向膜を使用する場合、表面エネルギーが非常に低くなってプレチルト角が必要以上に高くなる場合が発生し、一般的なTNモード液晶表示素子として使用できなくなるが、本発明ではアルキル基及びフッ素を側鎖の最外郭位置に導入して前記の現象を最小化した。
【0027】
このような特徴を有する本発明の配向剤は、下記化学式1で表わされる繰返し単位で構成される単独重合体、或いは化学式1で表わされる繰返し単位及び下記化学式2で表わされる繰返し単位からなる群より選択された1種以上の繰返し単位で構成される共重合体である。
【0028】
【化15】
【0029】
【化16】
【0030】
(式中、Xはそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜14の直鎖状もしくは分枝状アルキル基、フッ素原子、または塩素原子であり、Yは酸素原子または炭素数2〜14のアルキレン基であり、Rは下記化学式3で表わされる。)
【0031】
【化17】
【0032】
(式中、R1は下記化学式4で表わされる作用基からなる群より選択され、R2は下記化学式5及び6で表わされる作用基からなる群より選択され、R3は下記化学式7で表わされる作用基からなる群より選択され、kは0〜3の整数であり、1は0〜5の整数であり、前記R1、R2が複数個の場合、それぞれのR1、R2は互いに異なることもある。)
【0033】
【化18】
【0034】
(式中、qは0〜10の整数である。)
【0035】
【化19】
【0036】
【化20】
【0037】
【化21】
【0038】
(式中、Zはそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜13のアルキル基またはアルコキシ基、pが0〜12の整数を表す−(OCH2)pCH3、フッ素原子、または塩素原子であり、mは0〜18の整数である。)
前記本発明の光配向材を構成する側鎖構造は、化学式5で表わされる光反応基を含む構造と光反応基を含まない構造に分けられる。前述したように、本発明の光配向材は、前記光反応基を含む構造と光反応基を含まない構造との比率を調節して光配向材の電気的特性の向上効果を得ようとする。即ち、本発明は前記化学式5で表わされる作用基からなる群より選択された感光基を少なくとも1つ以上含む繰返し単位とこれを含まない、即ち非光反応基のみで構成される繰返し単位の当量比が2:8〜10:0、より好ましくは4:6〜9:1となるように調節したことを特徴とする。感光基を含む繰返し単位の当量比を20%以上としたのは、液晶配向のための最小光反応基の比率をいうもので、これより少ない場合、液晶の配向特性が著しく低下して配向材としての役割を果たすことができないためである。
【0039】
前記化学式7は側鎖構造の末端を示す部分であり、ここに特定形態のフッ素、塩素、アルキル基などを導入して配向膜としての電気的安定性及び光特性を向上させようとした。化学式7に表示されたZのうち少なくとも1つ以上がフッ素原子であることが電気光学的特性を向上させる。即ち、これらZの導入形態を調節し、置換の程度及び位置の調節によってより優れた電気光学的特性を示す光配向材を合成することができた。
【0040】
このような構造の光配向用ポリマーを溶媒に溶解させ、既存のラビング用ポリイミドの代りに配向膜として使用し、TFT基板とカラーフィルタ基板にプリンティング方式で塗布して光配向フィルムを成膜した後、既存のラビング工程に代えて3kW水銀ランプなどを使用して、偏光した紫外線で液晶配向のための露光工程を行わせることができる。この際、光エネルギーとしては、通常200〜2000J/cm2のものを使用し、一般にエネルギー強度が50J/cm2程度以上であれば、液晶を配向させることができる。この際、液晶の配向に一定の方向性を与えるために、プレチルト角(pretilt angle)を液晶に与えなければならないが、これを実現するためにUVの照射面に一定の角度で配向膜の表面を傾かせて照射する傾斜照射を原則とする。これは既存のラビング工程で液晶を配向する方法により、ラビングの強さや回数などを調節してプレチルト角を調節することと同じ原理である。
【0041】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明する。下記実施例は本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明を制限するものではない。
【0042】
1)光配向材の合成
(実施例1)
【0043】
【化22】
【0044】
無水マレイン酸(maleic anhydride)10g(0.10モル)とアミノフェノール(aminophenol)10.1g(0.09モル)をトルエン100mlに加え、常温で2時間攪拌してアミン酸の形で反応させた後、これを無水酢酸(acetic anhydride)100mlに投入して酢酸ナトリウム(sodium acetate:CH3COONa)0.41g(0.005モル)で95℃にて4時間脱水化反応させ、4−アセトキシフェニルマレイミド(4−Acetoxyphenylmaleimide)を50%の収率で製造した。
【0045】
【化23】
【0046】
前記で合成された4−アセトキシフェニルマレイミド10g(0.043モル)を、アセトン下で重合開始剤としてAIBN(2,2’−Azobisisobutyronitrile)0.35gを用いて65℃で4時間ラジカル重合させ、下記の如く重合体を合成した。
【0047】
【化24】
【0048】
このように作られた重合体を、メタノール/アセトンの混合溶媒1L下でp−トルエンスルホン酸(p−toluenesulfonic acid:p−TsOH)5gを用いて80℃で5時間脱保護化させ、下記化学式のポリマーを85%の収率で合成した。
【0049】
【化25】
【0050】
一方、側鎖光反応基は次のように合成された。まず、4−ヒドロキシアセトフェノーン(4−hydroxyacetophenone)10.2g(0.075モル)を水溶性NaOH溶液(0.7%NaOH)に溶かした後、ベンズアルデヒド(benzaldehyde)8g(0.075モル)を加え、常温で8時間攪拌した。この溶液を5N HCl溶液で中性化して次の如く4−ヒドロキシカルコン(4−hydroxychalcone)を50%の収率で合成した。
【0051】
【化26】
【0052】
このように合成された4−ヒドロキシカルコン11.2g(0.05モル)をDMF(Dimethyl formamide)60mlとトルエン60mlに溶かした後、K2CO3 8g(0.06モル)を加え、還流(reflux)して水を抜き取った後、フルオロ安息香酸(4−fluorobenzoic acid)8.3g(0.05モル)を加えた。24時間還流して所望の生成物を40%の収率で合成した。
【0053】
【化27】
【0054】
このように合成された側鎖光反応基2.5g(0.007モル)をアシルクロライド(acylchloride)反応させた後、ここに1−メチル−2−ピロリジノン(1−methyl−2−pyrrolidinone)20ml下でトリエチルアミン(triethylamine)1.09g(0.01モル)を加えた後、常温で1時間攪拌し、前記で合成された高分子1g(0.003モル)に置換させて本実施例の光配向剤を60%の収率で製造した。
【0055】
【化28】
【0056】
(実施例2)
【0057】
【化29】
【0058】
前記ポリマーの主鎖構造の合成は、実施例1における合成過程に準じた。即ち、実施例1と同一の方法で合成された4−アセトキシフェニルマレイミド10g(0.043モル)、アセトキシスチレン(Acetoxystyrene)6.97g(0.043モル)、及び重合開始剤としてのAIBN0.35gをアセトン溶媒に入れて65℃で4時間ラジカル重合させ、下記式の如き構造の共重合体を合成した。
【0059】
【化30】
【0060】
前記で製造された重合体を、メタノール/アセトンの混合溶媒(1L)下でp−トルエンスルホン酸5gを用いて80℃で5時間脱保護化させ、下記の如き本発明の高分子主鎖構造を有する重合体を85%の収率で合成した。
【0061】
【化31】
【0062】
一方、側鎖反応基の場合は次のように合成した。まず、4−カルボキシベンズアルデヒド(4−carboxybenzaldehyde)1g(0.006モル)をチオニルクロライド(Thionyl chloride:SOCl2)0.79g(0.006モル)とジクロロメタン(dichloromethane)で40分間反応させた後、ピリジン50mlでエチルマロネート0.79g(0.006モル)と常温で3時間反応させ、再びアシル−クロライド(acyl chloride)反応を経て中間体のエチルトランスクロロカルボニルシンナメート(Ethyl−trans−chlorocarbonyl cinnamate)を50%の収率で合成した。このように合成された物質を、NaOH/DMSO(Dimethyl sulfoxide)水溶液を用いて4−ヒドロキシ安息香酸(hydroxybenzoic acid)0.98g(0.006モル)と常温で2時間反応させることにより、下記のような側鎖光反応基を60%の収率で合成した。
【0063】
【化32】
【0064】
合成された側鎖光反応基2.5g(0.007モル)をアシル−クロライド反応させた後、前記で合成された高分子主鎖構造1g(0.003モル)、トリエチルアミン1.09g(0.01モル)と共に1−メチル−2−ピロリジノン20mlに溶かした後、常温で攪拌させ、本実施例の光配向材を60%の収率で製造した。
【0065】
【化33】
【0066】
(実施例3)
【0067】
【化34】
【0068】
エキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物(exo−3,6−epoxy−1,2,3,6−tetrahydrophthalic anhydride)10g(0.06モル)とアミノフェノール6.73g(0.06モル)をトルエン100mlに加え、常温で2時間攪拌してアミン酸の形で反応させた後、これを無水酢酸100mlで酢酸ナトリウム2.46g(0.005モル)と95℃で4時間脱水反応させ、4−アセトキシフェニル−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸イミド(4−Acetoxyphenyl−3,6−epoxy−1,2,3,6−tetrahydrophthalicimide)を50%の収率で製造した。
【0069】
【化35】
【0070】
実施例1と同一の方法で合成された4−アセトキシマレイミド単量体10g(0.043モル)、前記で合成された4−アセトキシフェニル−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸イミド7.8g(0.03モル)、アセトキシスチレン2.7g(0.02モル)、及び重合開始剤としてのAIBN0.71gをアセトン溶媒に入れ、65℃で4時間ラジカル重合させて下記式の如く三元共重合体を合成した。
【0071】
【化36】
【0072】
前記製造された共重合体を実施例1と同一の方法で脱保護化させ、下記のような最終的な高分子を85%の収率で合成した。
【0073】
【化37】
【0074】
このように合成されたポリマー5g(0.013モル)を1−メチル−2−ピロリジノン50ml下に溶かした後、トリエチルアミン4.7g(0.468モル)と側鎖反応基の4−メトキシシンナモイルクロライド(4−methoxycinnamoylchloride)6.1g(0.03モル)を加え、常温で1時間攪拌する方法によって置換させることにより、本実施例の光配向材を60%の収率で製造した。
【0075】
【化38】
【0076】
(実施例4)
【0077】
【化39】
【0078】
実施例1と同一の方法で合成された4−アセトキシマレイミド10g(0.043モル)、アセトキシスチレン4.2g(0.025モル)、ビニールアセテート1.43g(0.016モル)、及び重合開始剤としてのAIBN0.35gをアセトン溶媒に加え、65℃で4時間ラジカル重合させて下記式の如く三元共重合体を合成した。
【0079】
【化40】
【0080】
前記製造された共重合体を、メタノール/アセトンの混合溶媒1L下でp−トルエンスルホン酸5gを用いて80℃で5時間脱保護化させ、下記化学式の高分子を85%の収率で合成した。
【0081】
【化41】
【0082】
このように合成された高分子1g(0.007モル)に実施例1と同一の方法によって1−メチル−2−ピロリジノン50mlでトリエチルアミン2.54g(0.025モル)を加えた後、常温で1時間攪拌する方法によって実施例2で製造された光反応基5.8g(0.017モル)を置換させ、本実施例の光配向剤を60%の収率で製造した。
【0083】
【化42】
【0084】
(実施例5)
【0085】
【化43】
【0086】
前記ポリマーの主鎖構造の合成は、実施例1における合成過程に準じた。
【0087】
側鎖反応基は、桂皮酸1g(0.006モル)を二塩化メタン下でチオニルクロライド0.71g(0.006モル)と35℃で1時間反応させてシンナモイルクロライドに合成した後、4−ヒドロキシ安息香酸0.98g(0.006モル)NaOH/DMSO水溶液を使用して常温で1時間反応させた。
【0088】
【化44】
【0089】
このように合成されたものをチオニルクロライドと再びアシル−クロライド反応させた側鎖光反応基1.5g(0.005モル)とバレリルクロライド(valeryl chloride)0.24g(0.002モル)を7:3の比率で主鎖1g(0.003モル)に置換させ、下記構造の光配向材を60%の収率で合成した。
【0090】
【化45】
【0091】
(実施例6)
【0092】
【化46】
【0093】
実施例1と同一の方法で合成された4−アセトキシフェニルマレイミド10g(0.043モル)、n−ブチルアクリレート(n−butylacrylate)2.31g(0.018モル)、及び重合開始剤としてのAIBN0.35gをアセトン溶媒に入れ、65℃で4時間ラジカル重合させて下記の如く共重合体を合成した後、メタノール/アセトンの混合溶媒1L下でp−トルエンスルホン酸5gを用い、80℃で5時間脱保護化させて下記の如く共重合体を85%の収率で合成した。
【0094】
【化47】
【0095】
前記のように合成されたポリマー主鎖構造1g(0.006モル)を1−メチル−2−ピロリジノン50mlに溶かし、実施例5で合成された側鎖反応基4.0g(0.014モル)及びトリメチルアミン2.36g(0.023モル)を加えた後、常温で1時間攪拌させ、本実施例の光配向材を50%の収率で製造した。
【0096】
【化48】
【0097】
(実施例7)
【0098】
【化49】
【0099】
前記ポリマーの主鎖構造の合成は実施例1での合成過程に準じた。
【0100】
一方、側鎖は次のように合成した。4−ヒドロキシ桂皮酸(4−Hydroxycinnamic acid)50g(0.3モル)をNaOH水溶液(0.25wt%)に溶かした後、DMSOを加え、2,6−ジフルオロベンゾイルクロライド(2,6−Difluorobenzoyl chloride)53.7g(0.3モル)を加えた。常温で1時間攪拌した後、4N HCl溶液で中性化して所望の生成物を合成した。
【0101】
【化50】
【0102】
このように合成された2,6−ジフルオロベンゾキシ−4,4’−シンナモイルクロライド(2,6−Difluorobenzoxy−4,4’−Cinnamoyl Chloride)0.7当量(17g、0.055モル)と3,4−ジフルオロシンナモイルクロライド(3,4−Difluorocinnamoyl Chloride)0.3当量(7.3g、0.02mol)に主鎖のポリ(4−ヒドロキシフェニルマレイミド−alt−4−ヒドロキシスチレン)(Poly(4−Hydroxyphenylmaleimide−alt−4−Hydroxystyrene))10.2g(0.032モル)を加え、ここにトリエチルアミン0.91g(0.009モル)を1−メチル−2−ピロリジノン20ml下で加えた後、常温で1時間攪拌させて置換させ、本実施例の光配向材を60%の収率で合成した。
【0103】
【化51】
【0104】
2)液晶表示素子の製作及び特性評価
前記で得られた光配向材を1−メチル−2−ピロリジノンと2−ブトキシエタノール(2−Butoxythanol)の混合溶媒に溶解させ、TFT基板とカラーフィルタ基板にプリンティング方式で塗布して光配向膜を成膜した。その後、3kW水銀ランプを用いた偏光紫外線で液晶配向のための露光工程を行った。このような露光工程を除いた他の全ての工程は、一般的な液晶ディスプレイ(LCD)製作工程をそのまま遵守し、15”液晶ディスプレイを製作した。このように製作された液晶表示素子を用いて、ディスプレイとしての基本的な電気光学的特性であるコントラスト比、応答速度、視野角、輝度などを評価し、これを表3にまとめた。さらに同一の方式で小型の1”の単位セルを製造して配向膜の電気的特性、即ち電圧維持率及び残留DCなどを測定して表1、2にまとめた。液晶はTNモードのTFT−LCDに用いられるメルク(Merck)社の液晶を使用した。
【0105】
(比較例1)
ラビング用配向材として広く用いられているポリイミド(SE 7992、日産化学)を使用して上記と同一の方法で液晶ディスプレイ及びセルを製作し、その物性を測定した。
【0106】
(比較例2)
本発明者らによる韓国公開特許第2000−863号に開示された下記の如き構造の光方向材を用いて上記と同一の方法で液晶ディスプレイ及びセルを製作し、その物性を測定した。
【0107】
【化52】
【0108】
表1は実施例1〜7及び比較例1、2で測定した電圧維持率を示し、表2は残留DC値を示すもので、比較例1より優れた電圧維持率及び残留DCの特性を示し、既存の光配向材の問題点を多く改善したことが分る。電圧維持率及び残留DC値は、表示品質の信頼性及び電気的安定性の面において非常に重要な特性であって、特に動画像の自然な具現において応答速度と共に液晶表示素子の最も脆弱な特性である画面の残像現像に対する原因要素と認識されている。電圧維持率が既存のラビング配向材を使用した比較例1より優れた特性を示しており、特に残留DC値においてラビング配向材よりも改善された特性を示している。
【0109】
【表1】
【0110】
※測定時の条件:電圧1V、パルス維持時間:64μs、周波数:60Hz
【0111】
【表2】
【0112】
※測定方法:単位セルに(−20V)〜(+20V)の電圧を加え、電気容量を繰返し測定した後、同一の電圧において電気容量の差異(ΔC)が最大の点を比較することにより、相対的に残留DCを推定。
【0113】
【表3】
【0114】
※コントラスト比及び輝度は、画面の中心と周辺の9箇所でそれぞれ測定して平均を出した値である。
【0115】
【発明の効果】
本発明によって光配向材において改善が求められた電気的特性値をラビング用配向材のポリイミド以上に向上させることができ、実際液晶表示素子を製作して比較評価した電気光学特性でもラビング用配向材と等しい水準を示す液晶配向膜用光配向材を提供することができる。
Claims (5)
- 下記化学式1で表わされる繰返し単位、または化学式1で表わされる繰返し単位及び下記化学式2で表わされる繰返し単位からなる群より選択された1種以上の繰返し単位で構成される液晶配向膜用光配向材であって、前記光配向材を構成する繰返し単位のうち、下記化学式5で表わされる作用基からなる群より選択された光反応基を少なくとも1つ以上含む繰返し単位とこれを含まない、即ち非光反応基のみからなる繰返し単位の当量比が2:8〜9:1であることを特徴とする液晶配向膜用光配向材。
- 前記光配向材を構成する繰返し単位のうち、化学式5で表わされる作用基からなる群より選択された光反応基を少なくとも1つ以上含む繰返し単位とこれを含まない、即ち非光反応基のみからなる繰返し単位の当量比が4:6〜9:1であることを特徴とする請求項1記載の液晶配向膜用光配向材。
- 前記光配向材に導入された側鎖構造の末端を示す−R3に少なくとも1つ以上のフッ素基が置換されていることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶配向膜用光配向材。
- 前記光配向材は、前記化学式1で表わされるマレイミド系列の繰返し単位と、前記化学式2で表わされる繰返し単位のうちスチレン系列の繰返し単位とからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶配向膜用光配向材。
- 前記光配向材は光反応基であって、前記化学式5で表わされる作用基のうちシンナメート基を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶配向膜用光配向材。
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