JP3610798B2 - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の空燃比を制御する空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気浄化触媒の上流側にのみ酸素センサ(空燃比センサ)を有するシングルOセンサシステムにおいては、上流側の酸素センサの出力によって空燃比フィードバック補正係数FAFを生成し、この空燃比フィードバック補正係数FAFによって燃料噴射量を補正して内燃機関の空燃比を所望の空燃比となるように調節している。シングルOセンサシステムにおいては、酸素センサの出力バラツキや燃料噴射弁などの部品に起因するバラツキや経時変化に起因するバラツキによって、空燃比フィードバック補正係数FAFによる空燃比制御を高精度に行えない場合があった。
【0003】
そこで、空燃比制御をさらに高精度に行うべく、排気浄化触媒の上流側に加えて下流側にも酸素センサを配設した、ダブルOセンサシステムが採用される場合もある。ダブルOセンサシステムにおいて、下流側酸素センサは、排気浄化触媒の下流側に位置するために熱的影響が少なく、かつ、排気ガス中の種々の有害成分による被毒の影響が少ないなどの理由から、安定した出力特性を有しており、上流側酸素センサに基づく空燃比フィードバック補正係数FAFの精度低下を補完することができる。具体的には、下流側酸素センサの出力に基づいて、空燃比フィードバック補正係数FAFのリッチスキップ量やリーンスキップ量を制御することによって、空燃比フィードバック補正係数FAFによる空燃比制御の精度を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ダブルOセンサシステムにおいても、空燃比フィードバック領域内での高負荷時には、吸入空気量が増え、かつ、燃焼温度も上昇するなどの理由から排気ガス中の窒素酸化物NOxが増えるので、この窒素酸化物NOxを十分に浄化することができない場合があり、更なる改善が望まれていた。
【0005】
従って、本発明の目的は、空燃比フィードバック領域内での高負荷時においても、排気ガス中の有害物質を効率良く浄化することのできる内燃機関の空燃比制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内燃機関の排気通路上に設けられた排気浄化触媒と、排気浄化触媒の上流側に設けられ、内燃機関の空燃比を検出する上流側空燃比センサと、排気浄化触媒の下流側に設けられ、内燃機関の空燃比を検出する下流側空燃比センサと、下流側空燃比センサの出力に基づいて、空燃比フィードバック補正係数のリッチスキップ量及びリーンスキップ量を生成するスキップ量生成手段と、スキップ量生成手段によって生成されたスキップ量及び上流側空燃比センサの出力に基づいて、空燃比フィードバック補正係数を生成する空燃比フィードバック補正係数生成手段と、内燃機関の高負荷運転時に、スキップ量生成手段によって生成されるリッチスキップ量を加算補正させる高負荷時補正係数を生成する高負荷時補正係数生成手段と、内燃機関の高負荷運転時で、かつ、下流側空燃比センサの出力がリッチであるときに、リッチスキップ量生成手段によるリッチスキップ量の更新を停止させるスキップ量更新停止手段とを備えていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、高負荷時補正係数生成手段によって生成される高負荷時補正係数によって、空燃比フィードバック補正係数のスキップ量をリッチ側に加算補正することによって、燃焼温度を下げると共に窒素酸化物NOxを排気浄化触媒2上で還元浄化させるための還元剤となる未燃燃料である炭化水素HCや一酸化炭素COを供給する。これらの炭化水素HCや一酸化炭素COを空燃比フィードバック制御領域内での高負荷時に増加する分の窒素酸化物NOxと反応させることによって、排気ガス中の有害物質を確実に浄化することができる。
【0008】
また、空燃比フィードバック制御領域内での高負荷時に、排気浄化触媒の下流側の酸素センサの出力によって排気空燃比がリッチであると判定されている場合には、さらに、スキップ量生成手段によって生成されるリッチスキップ量の更新をスキップ量更新停止手段によって停止させる。このようにすることによって、リッチスキップ量が空燃比フィードバック補正係数がリーン側に補正されるのを抑制し、高負荷時補正係数によって空燃比フィードバック補正係数のスキップ量をリッチ側に加算補正した効果が確実に得られるようにする。この結果、排気ガス中の有害物質を確実、かつ、効率よく浄化することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の内燃機関の空燃比制御装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
本実施形態の空燃比制御装置は、図1に示されるように、排気通路1上に排気浄化触媒2を有している。排気浄化触媒2は、三元触媒であり、排気ガス中の未燃燃料である炭化水素HCや一酸化炭素COを酸化して浄化させると共に、排気ガス中の窒素酸化物NOxを還元して浄化させる。そして、炭化水素HCや一酸化炭素COの酸化と窒素酸化物NOxの還元とが過不足なくバランス良く行われるように、内燃機関の空燃比を理論空燃比とする空燃比フィードバック制御が行われる。
【0011】
排気浄化触媒2の上流側と下流側とには、排気ガス中の酸素濃度を検出することによって排気通路上の排気ガスの空燃比がリッチであるかリーンであるかを検出する上流側酸素センサ3及び下流側酸素センサ4が空燃比センサとして取り付けられている。なお、空燃比センサとしては、上述した酸素センサ以外のもの、例えば空燃比をリニアに測定可能な限界電流式酸素センサを用いても良い。
【0012】
ここで、排気ガスの空燃比(排気空燃比)がリッチであるとは、排気ガス中に酸素がほとんどなく、理論空燃比よりリッチな空燃比(リッチ空燃比と言う)で内燃機関が燃焼されたときに燃焼室から排気される排気ガスに相当するような場合を指す。同様に、排気空燃比がリーンであるとは、排気ガス中に酸素が含まれており、理論空燃比よりリーンな空燃比(リーン空燃比と言う)で内燃機関が燃焼されたときに燃焼室から排気される排気ガスに相当するような場合を指す。
【0013】
吸気通路5上には、吸入空気量を検出するエアフローメーター6や、吸入空気量を調節するスロットルバルブ7が配設されている。スロットルバルブ7は、運転者によって操作されるアクセルペダル8と連動されており、アクセルペダル8のアクセル開度は、アクセルポジションセンサ9によって検出される。また、スロットルバルブ7の開度は、スロットルポジションセンサ10によって検出される。
【0014】
また、燃料を吸気通路5内に噴射させるインジェクタ11が、吸気通路5のシリンダ12寄りに配設されている。シリンダ12上部には、シリンダ12内の混合気に点火させる点火プラグ13、吸気通路5とシリンダ12との間を開閉する吸気バルブ14、排気通路1とシリンダ12との間を開閉する排気バルブ15も配設されている。
【0015】
ピストン16の位置は、クランクポジションセンサ17によって検出されており、これと連動して点火プラグ13の点火タイミングや吸排気バルブ14,15の開閉タイミングが制御される。クランクポジションセンサ17は、ピストン16の位置の検出のみならず、内燃機関であるエンジンの回転数も検出できる。
【0016】
上述した二つの酸素センサ3,4、エアフローメーター6、アクセルポジションセンサ9、スロットルポジションセンサ10、インジェクタ11、点火プラグ13、クランクポジションセンサ17は、電子制御ユニット(ECU)18に接続されており、エンジンはECU18によって総合的に制御される。ECU18は、CPU,ROM,RAMなどで構成されるマイクロコンピュータであり、イグニッションキーをオフにした後もバッテリにより記憶内容が消去されずに保持されるバックアップRAMも備えている。
【0017】
ECU18は、上述した酸素センサ3,4などと共に、空燃比フィードバック補正係数FAFのスキップ量を生成するスキップ量生成手段として機能すると共に、空燃比フィードバック補正係数FAF自体を生成する空燃比フィードバック補正係数生成手段、空燃比フィードバック領域内での高負荷時に、上述したリッチスキップ量を補正する高負荷時補正係数生成手段、上述したスキップ量の更新を停止させるスキップ量更新停止手段としても機能する。
【0018】
また、ECU18は、エアフローメーター6によって検出された吸入空気量とクランクポジションセンサ17によって検出されたエンジン回転数とから決定される基本燃料噴射量TPを、酸素センサ3,4の出力に基づく空燃比フィードバック制御によって補正して空燃比を制御する空燃比制御も司っている。なお、基本燃料噴射量TPは、アクセルポジションセンサ9によって検出されるアクセル開度とクランクポジションセンサ17によって検出されるエンジン回転数とから決定される場合もあり得る。また、吸入空気量は、エアフローメーター6ではなく、吸気通路5上に配設したバキュームセンサによって検出される吸気管負圧から検出することも可能である。
【0019】
次に、上述した空燃比制御装置によって行われる空燃比フィードバック制御について説明する。
【0020】
内燃機関の空燃比は、燃料噴射量TAUを調節することによって制御される。内燃機関であるエンジンが始動して、エンジン回転数が所定値を超えると、燃料噴射量TAUが、下記式(1)によって算出される。
TAU=TP×FAF×α+β …(1)
ここで、基本燃料噴射量TPは、エアフローメーター6によって検出された吸入空気量とクランクポジションセンサ17によって検出されたエンジン回転数とに基づいて決定されるもので、この基本燃料噴射量TPを空燃比フィードバック補正係数FAFや、その他の補正係数α,βで補正して、最終的に燃料噴射量TAUを得る。基本燃料噴射量TPは、マップとしてECU18内のROMに格納されている。上述した空燃比フィードバック補正係数FAFによって、所望の空燃比となるように空燃比フィードバック制御が行われる。
【0021】
空燃比フィードバック補正係数FAFの算出ルーチンのフローチャートを図2に示す。このルーチンは、ECU18内のROMに格納されており、一定時間毎(例えば、数ミリ秒毎)に繰り返し実行される。
【0022】
まず、空燃比フィードバック制御を行う実行条件が成立しているか否かが判定される(ステップ100)。この実行条件は、酸素センサ3,4が活性化していること(空燃比センサである酸素センサ3,4などは、その機能を発揮するのに所定の活性温度に達していなくてはならない)、暖機運転が終了していること、などである。空燃比フィードバック制御の実行条件が成立していない場合、即ち、ステップ100が否定された場合は、空燃比フィードバック制御を行わないので、ステップ117において空燃比フィードバック補正係数FAFを1.0にしてこのルーチンを一旦終了する。空燃比フィードバック補正係数FAFが1.0であれば、空燃比フィードバック補正係数FAFによって基本燃料噴射量TPは補正されない。
【0023】
空燃比フィードバック制御の実行条件が成立している場合、即ち、ステップ100が肯定された場合は、空燃比フィードバック補正係数FAFによる空燃比フィードバック制御を行うべく、上流側酸素センサ3の出力が読み込まれ、検出した信号に基づいて上流側空燃比フラグF1が生成される。
【0024】
ステップ100に続くステップ101においては、この上流側空燃比フラグF1が反転(F1=0→1又はF1=1→0)した直後であるか否かが判定される。上流側空燃比フラグF1が反転したと言うことは、排気空燃比がリッチからリーン、あるいは、リーンからリッチに変わったことを示している。ステップ101において、上流側空燃比フラグF1が反転したと判定された場合は、次に、内燃機関の運転状態が空燃比フィードバック領域内における高負荷領域であるか否かを判定する(ステップ102)。内燃機関の運転状態が高負荷であるか否かは、吸入空気量GAによって判定される。吸入空気量GAは、エアフローメーター6によって検出され、この吸入空気量GAが所定値(例えば、ここでは16g/sec)を超えている場合は、内燃機関の運転領域が高負荷であると判断する。なお、内燃機関の運転領域が高負荷であるか否かを判定するための吸入空気量GAの所定値は、排気量によって変わり得る。
【0025】
以下には、まず、ステップ101が否定された場合、及び、ステップ101が肯定された後にステップ102が否定された場合(即ち、空燃比フィードバック領域内の高負荷領域でない場合)における、空燃比フィードバック補正係数FAFの生成(ステップ107〜112)について説明する。その後、ステップ102が肯定された場合(即ち、空燃比フィードバック領域内の高負荷領域である場合)における、空燃比フィードバック補正係数FAFの生成(ステップ104〜106)について説明する。
【0026】
空燃比フィードバック領域内における高負荷領域でない場合の、酸素センサ3,4の出力、酸素センサ3,4の出力に基づく各空燃比フラグF1,F2、各空燃比フラグF1,F2にもとづいて生成されるリッチスキップ量RS及び空燃比フィードバック補正係数FAFについてのタイミングチャートを図3に示す。なお、図3に示すタイミングチャートにおいて、リッチスキップ量RSを示す折れ線と空燃比フィードバック補正係数FAFを示す折れ線の縦方向の倍率は、一致させていない。
【0027】
排気浄化触媒2によって排気ガス中の有害物質が浄化されること、及び、排気浄化触媒2が酸素を吸蔵する性質(Oストレージ機能)を有していることなどの理由から、下流側酸素センサ4の出力の反転周期は、上流側酸素センサ3の出力の反転周期よりも長くなる。ここでは、説明のために、リッチスキップ量RSの反転周期が空燃比フィードバック補正係数FAFの反転周期のほぼ四倍程度となるように示されているが、実際には、リッチスキップ量RSの反転周期は、空燃比フィードバック補正係数FAFの反転周期の数十〜数百倍となる場合もある。
【0028】
図3の上部に示されるように、下流側酸素センサ4の出力に基づいて、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリッチであるかリーンであるかを判定した下流側空燃比フラグF2が生成される。下流側空燃比フラグF2は、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリッチであるときは1とされ、リーンであるときは0とされる。
【0029】
そして、この下流側空燃比フラグF2が0である間は、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリーンであるので、内燃機関の空燃比をリッチ側にするべく空燃比フィードバック補正係数FAFのリッチスキップ量RSを徐々に増加させる。反対に、下流側空燃比フラグF2が1である間は、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリッチであるので、内燃機関の空燃比をリーン側にするべく空燃比フィードバック補正係数FAFのリッチスキップ量RSを徐々に減少させる。
【0030】
下流側空燃比フラグF2が1から0に反転したときは、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリッチからリーンに変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリッチ側にするべく、リッチスキップ量RSをスキップ的に増加させる。反対に、下流側空燃比フラグF2が0から1に反転したときは、排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリーンからリッチに変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリーン側にするべく、リッチスキップ量RSをスキップ的に増加させる。リッチスキップ量RSをスキップ的に変化させるのは、応答性を向上させるためである。リッチスキップ量RSを、上述したようにスキップ的に変化させない場合もあり得る。
【0031】
また、ここでは、リッチスキップ量RSの基準値は、0.05[5%]とされており、リーンスキップ量は、(0.1−RS)[10%−RS]で与えられる。このように、リッチスキップ量RSとリーンスキップ量(0.1−RS)との和が一定(0.1[10%])とすることによって、制御性を高めることができる。
【0032】
図3の下部に示されるように、上流側酸素センサ3の出力に基づいて、排気浄化触媒2の上流側の排気空燃比(即ち、内燃機関の燃焼直後の排気ガスの空燃比)がリッチであるかリーンであるかを判定した上流側空燃比フラグF1が生成される。ここでは、上流側酸素センサ3の出力から直接をA/D変換したものをそのまま上流側空燃比フラグF1として用いる場合で説明する。上流側空燃比フラグF1は、排気浄化触媒2の上流側の排気空燃比がリッチであるときは1とされ、リーンであるときは0とされる。
【0033】
そして、この上流側空燃比フラグF1が0である間(即ち、ステップ101で上流側空燃比フラグF1が反転していないと判定され、かつ、ステップ110で上流側空燃比フラグF1が0であると判定されている間)は、内燃機関がリーン空燃比で運転されているので、内燃機関の空燃比をリッチ側にするべく空燃比フィードバック補正係数FAFを一定の増加幅KIRで徐々に増加させる(ステップ111)。
【0034】
反対に、上流側空燃比フラグF1が1である間(即ち、ステップ101で上流側空燃比フラグF1が反転していないと判定され、かつ、ステップ110で上流側空燃比フラグF1が0でないと判定されている間)は、内燃機関がリッチ空燃比で運転されているので、内燃機関の空燃比をリーン側にするべく空燃比フィードバック補正係数FAFを一定の減少幅KILで徐々に減少させる(ステップ112)。
【0035】
また、上流側空燃比フラグF1が1から0に反転したとき(即ち、ステップ101で上流側空燃比フラグF1が反転したと判定されてステップ102が否定された後、ステップ107で上流側空燃比フラグF1が0であると判定された場合)は、内燃機関の空燃比がリッチ空燃比からリーン空燃比に変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリッチ側にするべく、その時点でのリッチスキップ量RSを用いて空燃比フィードバック補正係数FAFをスキップ的に増加させる(図3に示した、リッチスキップ量RS=RS1の場合を参照)(ステップ108)。
【0036】
反対に、上流側空燃比フラグF1が0から1に反転したとき(即ち、ステップ101で上流側空燃比フラグF1が反転したと判定されてステップ102が否定された後、ステップ107で上流側空燃比フラグF1が0でないと判定された場合)は、内燃機関の空燃比がリーン空燃比からリッチ空燃比に変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリーン側にするべく、その時点でのリッチスキップ量RSに基づくリーンスキップ量(0.1−RS)を用いて空燃比フィードバック補正係数FAFをスキップ的に減少させる(図3に示した、リッチスキップ量RS=RS2の場合を参照)(ステップ109)。上流側空燃比フラグF1が反転した直後に空燃比フィードバック補正係数FAFをスキップ的に変化させるのは、空燃比制御の応答性を向上させるためである。
【0037】
一方、ステップ102が肯定された場合、即ち、空燃比フィードバック領域内における高負荷領域である場合は、空燃比フィードバック補正係数FAFのスキップ量を空燃比フィードバック補正係数FAFがリッチ側となるように加算補正する高負荷時補正係数KRSが算出される(ステップ103)。
【0038】
高負荷時には、上述したように吸入空気量(空気中には窒素Nが含まれている)が増え、かつ、燃焼温度上昇するなどの理由から、排気ガス中の窒素酸化物NOxの量が増加する。このとき、内燃機関の空燃比をリッチ側とする(燃料噴射量を増量する)ことによって、燃焼温度を下げると共に窒素酸化物NOxを排気浄化触媒2上で還元浄化させるための還元剤となる未燃燃料である炭化水素HCや一酸化炭素COを供給することができる。このため、排気ガス中の有害物質を確実に浄化させることができる。
【0039】
ステップ103での高負荷時補正係数KRSの算出に関するサブルーチンのフローチャートを図4(a)に示す。図4(a)に示されるように、高負荷時補正係数KRSは、吸入空気量GAに基づいて、ECU18内のROMに格納されたマップから算出される(ステップ200)。このマップを図4(b)に示す。図4(b)に示されるように、高負荷時補正係数KRSは、吸入空気量GAが増えるにつれて増加される。また、マップとしては、図4(c)に示されるような、階段状に増加するマップとすることも可能である。図4(c)に示されるマップにおいては、吸入空気量GAが、16<GA≦20(g/sec)のときには高負荷時補正係数KRSが0.005[0.5%]、20<GA≦24(g/sec)のときには高負荷時補正係数KRSが0.010[1.0%]、24<GA≦28(g/sec)のときには高負荷時補正係数KRSが0.015[1.5%]となるようにされている。
【0040】
また、上述したリッチスキップ量RSの更新ルーチンのフローチャートを図5に示してあるが、リッチスキップ量RSは、内燃機関の運転状態が高負荷状態であり、かつ、下流側酸素センサ4によって排気浄化触媒2の下流側の排気空燃比がリッチである(即ち、下流側空燃比フラグF2が0でない場合)場合は、リッチスキップ量RSの更新を停止させる(即ち、内燃機関の運転状態が高負荷状態となったときのリッチスキップ量RSに保持する)。
【0041】
図5に示すフローチャートに基づいて説明すれば、まず、エンジン水温が所定の温度以上であるか、下流側酸素センサが活性化しているか、などの実行条件が成立しているか否かが判定される(ステップ300)。実行条件が成立していなければ、このルーチンは終了される。実行条件が成立していれば、図2に示されるフローチャートのステップ102と同様に、内燃機関の運転状態が高負荷状態であるか否かが、吸入空気量GAから判定される(ステップ301)。
【0042】
内燃機関の運転状態が高負荷状態でない場合、即ち、吸入空気量GAが16g/sec以下でステップ301が否定された場合は、リッチスキップ量RSは通常通り更新される(ステップ303)。一方、内燃機関の運転状態が高負荷状態である場合、即ち、吸入空気量GAが16g/secを超えており、ステップ301が肯定された場合は、下流側空燃比フラグF2が0かどうかを判定する(ステップ302)。
【0043】
下流側空燃比フラグF2が0である場合、即ち、排気浄化触媒2の下流側の空燃比がリーンでステップ302が肯定された場合は、リッチスキップ量RSは通常通り更新される(ステップ303)。一方、下流側空燃比フラグF2が1である場合、即ち、排気浄化触媒2の下流側の空燃比がリッチでステップ302が否定された場合は、リッチスキップ量RSの更新が停止される(ステップ304)。
【0044】
図2に示されるフローチャートにおいて、上流側空燃比フラグF1が反転したと判定(ステップ101が肯定)され、かつ、内燃機関の運転状態が空燃比フィードバック領域内における高負荷領域にあると判定(ステップ102が肯定)され、高負荷時補正係数KRSが算出(ステップ103)された後には、上流側空燃比フラグF1が0であるか否かが判定される(ステップ104)。
【0045】
ステップ104において上流側空燃比フラグF1が0である場合、即ち、上流側空燃比フラグF1が1から0に反転したときは、内燃機関の空燃比がリッチ空燃比からリーン空燃比に変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリッチ側にするべく、上述した高負荷時補正係数KRS及びリッチスキップ量RSの和の分だけ空燃比フィードバック補正係数FAFをスキップ的に増加させる(ステップ105)。
【0046】
ステップ104において上流側空燃比フラグF1が1である場合、即ち、上流側空燃比フラグF1が0から1に反転したときは、内燃機関の空燃比がリーン空燃比からリッチ空燃比に変化した場合であるので、内燃機関の空燃比をリーン側にするべく、リーンスキップ量(1.0−RS)から高負荷時補正係数KRSを差し引いた分だけ空燃比フィードバック補正係数FAFをスキップ的に減少させる(ステップ106)。なお、ステップ105,106において、下流側空燃比フラグF2が1のときは、更新が停止されて保持されているリッチスキップ量RSが用いられている。
【0047】
即ち、高負荷時には、空燃比フィードバック補正係数FAFのスキップ量(リッチスキップ量RS及びリーンスキップ量(0.1−RS))は、常に、高負荷時補正係数KRSの分だけリッチ側に補正される。このため、機関運転状態が空燃比フィードバック領域内で高負荷となって窒素酸化物NOxの排出量が増加しても、高負荷時補正係数KRSによって内燃機関の空燃比がリッチ側に補正されるので、炭化水素HCや一酸化炭素COを浄化させつつ窒素酸化物NOxを確実に浄化させることができる。
【0048】
さらに、下流側空燃比フラグF2が1である間は、リッチスキップ量RSの更新を停止してリッチスキップ量RSが小さくされてしまうのを抑止して、この点からも空燃比フィードバック補正係数FAFをリッチ側に補正する。このため、リッチスキップ量RSが小さくされるのを抑止することによっても、内燃機関の空燃比をリッチ側に補正し、炭化水素HCや一酸化炭素COを浄化させつつ窒素酸化物NOxを確実に浄化させることができる。リッチスキップ量RSの更新を停止させないと、高負荷時補正係数KRSによって内燃機関の空燃比をリッチ側に補正しても、リッチスキップ量RSが小さくなり過ぎて窒素酸化物NOxを充分に浄化できない場合がある。
【0049】
下流側酸素センサ4の出力がリーンである場合、即ち、下流側空燃比フラグF2が0である場合は、リッチスキップ量RSを増加させるようにリッチスキップ量RSが更新されるので、リッチスキップ量RSの更新を停止しなくても、空燃比フィードバック補正係数FAFは確実にリッチ側に補正される。このため、下流側空燃比フラグF2が0である場合は、リッチスキップ量RSの更新を停止する必要はない。
【0050】
また、このように、高負荷時にのみ、高負荷時補正係数KRSやリッチスキップ量RSの更新停止による空燃比フィードバック補正係数FAFの上乗せを行うので、高負荷運転が終了したときには、高負荷時補正係数KRSによるリッチ側への上乗せをやめ、かつ、リッチスキップ量RSの更新を再開すれば、軽負荷の空燃比フィードバック制御に速やかに移行することができる。
【0051】
さらに、排気浄化触媒2は排気温度(燃焼温度)が高く、排気空燃比がリーンであるほど劣化が促進されてしまうが、高負荷時に、高負荷時補正係数KRSやリッチスキップ量RSの更新停止によって、空燃比フィードバック補正係数FAFをリッチ側に補正して、燃料増量によって排気温度を下げ、かつ、排気空燃比をリッチ側にして排気浄化触媒2の劣化を抑止することもできる。排気浄化触媒2は、排気ガスの温度が高温で、かつ、その排気空燃比がリーンであるときに劣化しやすいからである。
【0052】
なお、空燃比フィードバック補正係数FAFは、その下限が0.8、上限が1.2に制限されており、ステップ105,106,108,109,111,112において生成されたFAFが上述した限界値を超えるようであれば、ステップ113〜116において、各限界値に補正される。
【0053】
本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、上述した実施形態のものに限定されない。例えば、上述した実施形態においては、上流側酸素センサ3の出力をそのまま上流側空燃比フラグF1に反映させたが、ディレイカウンタCDLYを用いて、排気空燃比がリッチからリーンに反転した後、リーン状態が所定時間経過したときに上流側空燃比フラグF1が反転するように(又は、リーンからリッチに反転した後、リッチ状態が所定時間経過したときに上流側空燃比フラグF1が反転するように)しても良い。このようにすれば、排気空燃比が短時間で反転を繰り返すような場合に、空燃比制御が荒れてしまうのを抑止できる。
【0054】
このディレイカウンタCDLYを用いた上流側空燃比フラグF1の生成について簡単に説明する。この場合のフローチャートを図6に示すが、このフローチャートは、図2に示す空燃比フィードバック補正係数FAFの算出ルーチンにおけるステップ100とステップ101の間に実行されるようにすれば良い。
【0055】
まず、上流側酸素センサ3の出力を読み込み(ステップ400)、この出力がリーンを示すものであるのか否かを判定する(ステップ401)。上流側酸素センサ3の出力がリーンを示すものである場合、即ち、ステップ401が肯定された場合は、ディレイカウンタCDLYが正であるか否かを判定する(ステップ402)。ディレイカウンタCDLYが正である場合、即ち、ステップ402が肯定された場合は、ディレイカウンタCDLYを0にリセットする(ステップ403)。ステップ402が否定された場合、又は、ステップ403においてディレイカウンタCDLYが0にリセットされた後、ディレイカウンタCDLYを1だけ減じる(ステップ404)。
【0056】
空燃比フィードバック補正係数FAFの算出ルーチンが繰り返し行われる過程で、ステップ404が処理された後のディレイカウンタCDLYが所定の遅延カウンタ値TDL(負の数)を下回るようになったとステップ404に続くステップ405において判定される場合は、ディレイカウンタCDLYを遅延カウンタ値TDLとし、ここで初めて上流側空燃比フラグF1を0にする。なお、ステップ405が否定されるようであれば、図6に示されるフローチャートをそのまま抜け出る。
【0057】
ステップ401において、上流側酸素センサ3の出力がリーンを示すものでない場合、即ち、ステップ401が否定された場合も、ほぼ同様の処理が行われる。ディレイカウンタCDLYが負であるか否かが判定され(ステップ408)、ディレイカウンタCDLYが負である場合はディレイカウンタCDLYを0にリセットする(ステップ409)。ステップ408が否定された場合、又は、ステップ410においてディレイカウンタCDLYが0にリセットされた後、ディレイカウンタCDLYを1だけ増やす(ステップ410)。
【0058】
空燃比フィードバック補正係数FAFの算出ルーチンが繰り返し行われる過程で、ステップ410が処理された後のディレイカウンタCDLYが所定の遅延カウンタ値TDR(正の数)を上回るようになったとステップ410に続くステップ411において判定される場合は、ディレイカウンタCDLYを遅延カウンタ値TDRとし、ここで初めて上流側空燃比フラグF1を1にする。なお、ステップ411が否定されるようであれば、図6に示されるフローチャートをそのまま抜け出る。
【0059】
ディレイカウンタCDLYを用いた空燃比フィードバック制御における、上流側酸素センサ3の出力値,ディレイカウンタCDLY,上流側空燃比フラグF1,空燃比フィードバック補正係数FAFの変化を、図7に例示する。図6に示されるステップ400〜413の処理を経て上流側空燃比フラグF1を生成させれば、図7に示されるように、上流側酸素センサ3の出力が反転した後、その状態が一定期間継続しないと上流側空燃比フラグF1は反転されない。このため、上流側酸素センサ3の出力がスパイク的にリッチ(あるいはリーン)信号を出力したような場合であっても、上流側空燃比フラグF1が頻繁に反転されるようなことを防止でき(図7の右方参照)、空燃比フィードバック補正係数FAFが荒れるのを防止することができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明の内燃機関の空燃比制御装置は、排気浄化触媒に上流側及び下流側に空燃比センサを設けて、スキップ量生成手段によって、下流側空燃比センサの出力に基づくスキップ量を生成させると共に、空燃比フィードバック補正係数生成手段によって、スキップ量と上流側空燃比センサの出力とに基づいて、空燃比フィードバック補正係数を生成する。このとき、内燃機関が空燃比フィードバック領域内における高負荷運転時には、高負荷時補正係数生成手段によって、リッチスキップ量を加算補正させる高負荷時補正係数を生成させると共に、スキップ量更新停止手段によって、高負荷運転時で、かつ、下流側空燃比センサの出力がリッチであるときに、リッチスキップ量の更新を停止させる。このため、機関運転状態が空燃比フィードバック領域内で高負荷となって窒素酸化物NOxの排出量が増加しても、内燃機関の空燃比をリッチ側に補正して、窒素酸化物NOxを確実に浄化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関の空燃比制御装置の一実施形態の構成図である。
【図2】図1に示す装置による空燃比フィードバック補正係数FAFの算出処理を示すフローチャートである。
【図3】図2に示す空燃比フィードバック制御中におけるリッチスキップ量RSや空燃比フィードバック補正係数FAFなどを示すタイミングチャートである。
【図4】(a)は、図1に示す装置による高負荷時補正係数KRSの算出ルーチンを示すフローチャートであり、(b),(c)は、吸入空気量GAと高負荷時補正係数KRSとの関係を示すマップである。
【図5】図1に示す装置によるリッチスキップ量RSの更新ルーチンを示すフローチャートであである。
【図6】図1に示す装置において、ディレイカウンタCDLYを用いて上流側空燃比フラグF1を決定する際のフローチャートである。
【図7】図6に示すフローチャートによる空燃比フィードバック制御中における、上流側空燃比センサの出力値,ディレイカウンタCDLY,上流側空燃比フラグF1,空燃比フィードバック補正係数FAFを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…排気通路、2…排気浄化触媒、3…上流側酸素センサ(空燃比センサ)、4…下流側酸素センサ(空燃比センサ)、18…ECU。

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路上に設けられた排気浄化触媒と、
    前記排気浄化触媒の上流側に設けられ、前記内燃機関の空燃比を検出する上流側空燃比センサと、
    前記排気浄化触媒の下流側に設けられ、前記内燃機関の空燃比を検出する下流側空燃比センサと、
    前記下流側空燃比センサの出力に基づいて、空燃比フィードバック補正係数のリッチスキップ量及びリーンスキップ量を生成するスキップ量生成手段と、
    前記スキップ量生成手段によって生成されたスキップ量及び前記上流側空燃比センサの出力に基づいて、空燃比フィードバック補正係数を生成する空燃比フィードバック補正係数生成手段と、
    前記内燃機関の高負荷運転時に、前記スキップ量生成手段によって生成されるリッチスキップ量を加算補正させる高負荷時補正係数を生成する高負荷時補正係数生成手段と、
    前記内燃機関の高負荷運転時で、かつ、前記下流側空燃比センサの出力がリッチであるときに、前記リッチスキップ量生成手段によるリッチスキップ量の更新を停止させるスキップ量更新停止手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
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