JP3608752B2 - 二輪車用バッグ - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションなどの高価な電装品などを収納している二輪車用バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オートバイなどの二輪車では、燃料タンクや、燃料タンクに似したダミータンクなどに、携帯用のバッグを載置していることがある。このバッグの上面には、地図用の透明なマップ収納部が形成されている。そして、操縦者は、必要に応じて、この地図を見ながら二輪車を操縦している。
【0003】
一方、自動車などにおいては、地図に代えてナビゲーションを搭載していることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、二輪車にも、ナビゲーションなどの電装品を搭載することが望まれているが、ナビゲーションを二輪車に後付けすることは簡単には行えない。また、盗難の恐れもある。そこで、バッグに収納して二輪車に取り付けることが検討されおり、地図と同様にバッグの上面にナビゲーション用のケースを取り付けることも考えられる。しかしながら、ナビゲーションの表示部は、液晶で構成されていることが多く、指向性があり、操縦者には見にくい場合がある。また、ナビゲーションは高価な物であり、盗難に会う可能性が高いので、二輪車に付けたままにせずに、持ち運ぶ必要がある。したがって、持ち運びに適したバッグが望まれている。さらに、地図の場合は、走行中に二輪車から落下してもさほど損傷することはないが、ナビゲーションの場合には落下すると故障する。したがって、確実に二輪車に取り付けることができるバッグが望まれている。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、ナビゲーションなどの高価な電装品などの物品を収納するのに適したバッグを提供することを目的とする。そして、画像表示部を具備する電装品を収納した状態で使用することができるとともに、安全に持ち運びすることができるバッグを提供することを二次的目的とする。また、画像表示部が見やすいバッグを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の二輪車用バッグは、物品を収納するメインバッグ(M)と、このメインバッグに取り付けられるとともに、画像表示部を具備する電装品を収納するサブバッグ(S)とからなる二輪車用バッグ(1)である。そして、前記目的を達成するために、前記サブバッグには、前記電装品の画像表示部を外部から透視するための画像表示部用面材(23,23a)が設けてあり、この画像表示部用面材は透明でかつ柔軟な材料で形成されている。このサブバッグは、前記画像表示部用面材が前記メインバッグに対向する状態で、前記メインバッグに取り付けられているとともに、換気口(21)を具備している。なお、他の用途に使用することも可能である。
【0007】
また、前記画像表示部用面材が前記メインバッグの対向する面に対して傾斜できるように、前記サブバッグが前記メインバッグに対して回動可能であることがある。
【0008】
そして、メインバッグが二輪車のタンク(T)上面に載置され、サブバッグがこのメインバッグの前側に取り付けられており、電装品の使用時に、サブバッグの画像表示部用面材は上方が前側となるように傾斜している場合がある。なお、この画像表示部用面材は、回動可能に取り付けられていても、回動不能に傾斜した状態で固定されていてもよい。
【0009】
さらに、前記サブバッグが換気口を具備している場合がある。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明における二輪車用バッグの実施の第1の形態を図1ないし図3を用いて説明する。図1は二輪車用バッグの斜視図である。図2はサブバッグの断面図である。図3は使用状態の二輪車用バッグの斜視図である。
【0013】
図1において、二輪車用バッグとしての集合バッグ1は大きなメインバッグMと、このメインバッグMの前面に回動可能に取り付けられているサブバッグSとから構成されており、メインバッグMは、サブバッグSが配置されている側が自動二輪車の前側となるように、自動二輪車のタンクTの上面に載置されている。このタンクTは金属製で、一般的にはガソリンなど燃料を貯蔵する燃料タンクであるが、燃料タンクに似たダミータンクの場合もあり、内部にはエアーフィルターなどが収納されている。そして、メインバッグMの下面すなわちタンクTの上面に対向している面の両サイドには、磁石が取り付けられているフラップ3が設けられている。メインバッグMは、このフラップ3の磁石の磁力でタンクTに吸着されて、着脱自在に固定されている。
【0014】
メインバッグMには、左右両側面にサイドポケット5が、後面に後部ポケット6が、上面には透明なマップ収納部7が形成されている。このマップ収納部7はフラップ状をし、メインバッグMの開閉蓋となっている。メインバッグMには身の回りのものや、旅行用品などの種々の物品が収納されている。そして、メインバッグMの前面は、上方が後側となるように傾斜し、走行時の空気抵抗を減少させている。そして、メインバッグMの前面に、サブバッグ固定用のベース11が設けられている。
【0015】
一方、略直方体形状のサブバッグSには、ナビゲーションなどの画像表示部を具備する電装品が収納されており、下面には電装品を収納および取り出すための開口が形成されており、この開口を開閉するチャック16が設けられている。また、サブバッグSの前面の面材である前側の布地19が上部布地19aと下部布地19bとで構成されており、上部面材である上部布地19aの下端部が、下部面材である下部布地19bの上端部に覆い被さって、換気口21が形成されている。この換気口21による換気で、電装品が発生する熱をサブバッグSの外に放出している。
【0016】
ところで、図示しない電装品は、画像表示部がサブバッグSの後面に対向する状態でサブバッグSの内部に収納されている。そして、サブバッグSの後面の面材23は、柔軟でかつ透明な材質たとえばビニールシートなどの樹脂シートで構成されており、電装品収納時には略平面状をしている。そして、サブバッグSの外側から、画像表示部用面材である後面の面材23を介して電装品の画像表示部を見ることができ、かつ、電装品の操作ボタンなどを、後面の面材23の上から押圧して操作することができる。
【0017】
そして、後面の面材23の周縁には、略矩形の支持枠25が固定されている。この支持枠25の下端部は、メインバッグMのベース11の下端部に回動可能に取り付けられている。さらに、支持枠25とベース11とは回動角度保持手段であるリンク26で連結されており、図3に図示するように、上開きの状態で所定角度に保持されることができる。この様に、サブバッグSは、後面の面材23をメインバッグMの前面に対向して配置されており、かつ、後面の下端部を軸として、メインバッグMの前面に回動可能に支持されている。そして、この回動により、サブバッグSの後面の面材23は上方が前側となるように傾斜することができる。したがって、電装品の画像表示部を、二輪車の操縦者が丁度見やすい位置および角度にすることができる。特に画像表示部は指向性のある液晶で構成されている場合が多いので、この傾斜が重要となる。
【0018】
集合バッグ1はこの様にして、二輪車に取り付けられているが、操縦者が二輪車から離れる際には、集合バッグ1を手に持って移動する。その際には、後面の面材23がメインバッグMの前面と略平行となるまで回動して、サブバッグSの後面の面材23とメインバッグMの前面とが閉じた状態とし、支持枠25の上端をベース11に接近または当接させて係合金具などの固定手段で固定する。そして、集合バッグ1を二輪車のタンクTから取り外して持ち運ぶ。したがって、電装品の一番大事な部分である画像表示部は、メインバッグMの前面に対向しており、集合バッグ1の外側に向いていないので、物などが画像表示部に衝突することが少なく、安全である。また、使用する際には、電装品をサブバッグSに収納したままで、サブバッグSを回動して簡単に使用することができる。
【0019】
次に、本発明におけるバッグの実施の第2の形態について図4および図5を用いて説明する。図4は実施の第2の形態の斜視図である。図5は使用状態における斜視図である。なお、この第2の形態の説明において、前記第1の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0020】
この第2の形態においては、サブバッグSはメインバッグMにベルト31で取り付けられている。このベルト31の一端はメインバッグMの左側の部分に取り付けられており、ベルト31の他端は、サブバッグSの前面に回り込んで、サブバッグSのベルト通し33に挿入された後、メインバッグMの右側の部分に取り付けられている。ベルト31の長さは調整可能となっており、ベルト31をきつく締めると、サブバッグSの後面の面材23がメインバッグMの前面に密着し、閉じた状態となる。一方、ベルト31を緩めると、サブバッグSの後面の面材23とメインバッグMの前面とが離れ、サブバッグSの後面の面材23を上方が前側となるように傾斜させることができる。そして、図5に図示するように、サブバッグSの後面の面材23とメインバッグMの前面とは上開きの状態とすることができる。したがって、このベルト31が回動角度保持手段としての機能を有している。また、ベルト31を外すと、サブバッグSがメインバッグMから取り外される。
【0021】
次に、本発明におけるバッグの実施の第3の形態について図6を用いて説明する。図6は実施の第3の形態の斜視図である。なお、この第3の形態の説明において、前記第1の形態および第2の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0022】
この第3の形態においては、サブバッグSの下端部はメインバッグMの下端部に、接続部である接続用の布地41で一体に形成されており、この接続用の布地41を軸として回動可能である。また、サブバッグSとメインバッグMは回動角度保持手段としての左右一対のベルト43で連結されている。また、サブバッグSの後面の面材23およびメインバッグMの前面の上端部には各々、マジックテープ(登録商標)などの面ファスナー45が設けられている。そして、この固着手段としての面ファスナー45同士を結合することにより、サブバッグSの後面の面材23とメインバッグMの前面とが閉じた状態となる。面ファスナー45同士の結合を解除させて、サブバッグSを、回動角度保持手段であるベルト43でメインバッグMに支持すると、図6に図示する上開きの状態となる。さらに、後面の面材23は、中央部が、柔軟でかつ透明な画像表示部用面材23aで構成されており、この後面の面材23の上部23bおよび下部23cは布地で構成されている。
【0023】
次に、本発明におけるバッグの実施の第4の形態について図7および図8を用いて説明する。図7は実施の第4の形態の説明図で、(a)がバッグの斜視図、(b)が二輪車と取り付け部材の斜視図である。図8はバッグ本体の斜視図である。なお、この第4の形態の説明において、前記第1の形態ないし第3の形態の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0024】
図8において、サブバッグSの電装品の収納および取り出し開口は、両側面の上部および上面に形成されており、ファスナーカバー51で覆われている。また、左側面の前端および後端には、ショルダーベルト用Dリング53が各々設けられており、このDリング53に、図示しないショルダーベルトが着脱自在に取り付けられる。そして、メインバッグMには、電源装置が収納されており、この電源装置からコード55を介して、サブバッグSに収納されている電装品に電気が供給されている。さらに、サブバッグSはメインバッグMに回動軸56で回動可能に支持されている。この回動軸56は所定角度毎に位置決めできる構造を採用しており、回動軸56自体が回動角度保持機能を有しているので、リンク26の様な回動角度保持装置は設けられていない。
【0025】
そして、図7および図8において、バッグ本体としてのメインバッグM本体の前後には各々結合部57が設けられており、この結合部57に各々取り付け部材58,60が係止金具61で着脱可能となっている。前側取り付け部材58はタンクTの前側に延在して二輪車の車体本体である前側のフレーム62に取り付けられている。一方、後側取り付け部材60はタンクTの後側に延在して二輪車のタンクTの後部下側の車体本体である中央のフレーム(図示しない)に取り付けられている。この取り付け部材58,60には、メインバッグM本体の結合部57から前後方向に延在する連結部58b,60bが設けられており、この連結部58b,60bの一端部に各々、二輪車のフレームを締めつけて取り付けられるリング状の車体取り付け部58a,60aが設けられている。一方、連結部58b,60bの他端部には前述の係止金具61の雌部61aが設けられている。この係止金具61の雌部61aは、タンクTの前部または後部にマジックテープ(登録商標)などの面ファスナー64で着脱自在に固定されている。なお、結合部57の端部には、係止金具61の雄部61bが設けられている。
【0026】
この様にして、メインバッグMは取り付け部材58,60により二輪車の車体本体に取り付けられているので、万一、メインバッグMがタンクTから滑り落ちても、メインバッグMが地面まで落ちることはない。なお、タンクTを抱えこむようにして、取り付け部材を取り付けることも考えられるが、タンクTの下方にはエンジンやキャブレターなどが配置されており、取り付けが困難である。また、タンクTが太すぎて取り付け部材を安定して取り付けることが困難である。実施の第4の形態においては、図7(b)に図示するように、前側取り付け部材58は簡単に前フレーム62に取り付けることができる。また、後側取り付け部材60も座席68を外すと簡単にフレームに取り付けることができる。なお、この座席68は簡単に取り外すことができ、座席68下方を露出することができる。
【0027】
前述の実施の形態においては、サブバッグSの画像表示部用面材は透明な素材で構成されているので、電装品の画像表示部を外から見ることができる。かつ、後面の面材23は柔軟であるので、電装品の操作ボタンを押圧することが簡単にできる。一方、サブバッグSの他の面材は、画像表示部用面材よりも剛性を有する材質で形成されているので、電装品を衝撃などから保護することができる。かつ、他の面材は不透明な素材で構成されているので、紫外線などから電装品を保護することができる。
【0028】
また、換気口21はサブバッグSの前面に設けられているので、二輪車が走行した際に、空気が円滑に流れ込むことができる。したがって、電装品の空冷を円滑に行うことができる。
【0029】
さらに、サブバッグSはメインバッグMに回動可能に取り付けられているとともに、リンク26、ベルト31,43および回動軸56などの回動角度保持手段を具備しているので、この回動角度保持手段でサブバッグSの傾斜角度を維持することができる。したがって、サブバッグSが不安定に変位することがなく、安定した状態で画像表示部を見ることができる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)サブバッグSはメインバッグMに着脱自在に取り付けられていることも可能であるし、逆に、着脱不可能に取り付けられていることも可能である。
【0031】
(2)サブバッグSをメインバッグMに対して回動する構造は、適宜変更可能である。また、サブバッグSの回動角度を保持する機構すなわち回動角度保持手段も適宜変更可能である。
(3)実施の形態においては電装品はナビゲーションであるが、電装品は画像表示部を具備しているならば、他の電装品たとえばテレビ、ゲーム機やパソコンなどでも可能である。
【0032】
(4)サブバッグSの後面の面材23の全体が、画像表示部用面材である必要はなく、少なくとも、電装品の画像表示部や操作ボタンに対向する部分が画像表示部用面材であればよい。また、実施の形態においては、サブバッグSの画像表示部用面材はビニールシートなどの樹脂シートで構成されているが、柔軟でかつ透明な材質であれば適宜材質は変更可能である。さらに、操作ボタンなどを操作する必要がない場合には、画像表示部用面材は透明であればよく、柔軟である必要はない。
【0033】
(5)バッグは、必ずしも取り付け部材58,60で二輪車のタンクに取り付けられる必要はない。他の種々の取り付け手段を適宜選択することが可能である。たとえば磁石などで取り付けられることが可能である。なお、取り付け部材で車体本体に取り付けられていると、地面に落下することを防止することができる。
【0034】
(6)実施の第4の形態においては、係止金具61は面ファスナー64で取り付けられているが、他の固定手段を適宜選択することが可能である。たとえば磁石などで取り付けることも可能である。
(7)画像表示部用面材の周囲に、遮光用のフードや遮光板などの遮光用の部材を配置することも可能である。そして、遮光用部材を配置すると、画像表示部に太陽光線等が直接照射されて見にくくなることを防止することができる。
【0035】
(8)電装品の画像表示部は、必ずしも液晶である必要はなく、他の構造の表示手段でも可能である。なお、サブバッグが傾斜している構成は、特に、液晶などの指向性ある画像表示部の場合に、効果を発揮することができる。
(9)実施の形態においては、係止金具61の雌部61aは取り付け部材58,60に設けられ、雄部61bは結合部57に設けられているが、取り付け部材58,60の端部に係止金具61の雌または雄の一方が、また、結合部57の端部に係止金具61の雌または雄の他方が設けられていればよい。
(10)取り付け部材58,60が用いられている場合にも、磁石を具備するフラップ3などの他の固定手段を併用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、サブバッグの画像表示部用面材が透明でかつ柔軟な材料で形成されているので、電装品をサブバッグから取り出さなくても、電装品の画像表示部を見ることができ、かつ、電装品の操作ボタンなどの操作を行うことができる。このことは、雨天などの屋外で使用する場合に特に重要で、電装品が濡れることを防止することができる。しかも、この画像表示部用面材がメインバッグに対向する状態で、メインバッグに取り付けられているので、メインバッグおよびサブバッグからなる集合バッグを持ち運んだ際に、電装品の重要でかつ強度が小さな画像表示部がメインバッグにより保護されており、物などが画像表示部用面材に衝突することが防止できる。その結果、電装品の画像表示部が損傷することを防止することができる。そして、サブバッグが換気口を具備しているので、電装品をサブバッグに収納しているにもかかわらず、電装品を空冷することができる。
【0037】
また、画像表示部用面材がメインバッグの対向する面に対して傾斜できるように、サブバッグがメインバッグに対して回動可能である。したがって、電装品の画像表示部が指向性がある際に、サブバッグを回動することにより、画像表示部用面材を最適の傾斜角にすることができる。その結果、画像表示部を最適の状態で視認することができる。なお、サブバッグが回動できないと、嵩張っているメインバッグも一体に傾斜する必要があり、取扱が大変困難となる。
【0038】
そして、メインバッグが二輪車のタンク上面に載置されており、サブバッグがこのメインバッグの前側に取り付けられており、電装品の使用時には、サブバッグの画像表示部用面材は上方が前側となるように傾斜していることがある。この様に構成すると、二輪車の操縦者の目線が、画像表示部用面材に略垂直になり、操縦者が画像表示部を見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は二輪車用バッグの斜視図である。
【図2】図2はサブバッグの断面図である。
【図3】図3は使用状態の二輪車用バッグの斜視図である。
【図4】図4は実施の第2の形態の斜視図である。
【図5】図5は使用状態における斜視図である。
【図6】図6は実施の第3の形態の斜視図である。
【図7】図7は実施の第4の形態の説明図で、(a)がバッグの斜視図、(b)が二輪車と取り付け部材の斜視図である。
【図8】図8はバッグ本体の斜視図である。
【符号の説明】
M メインバッグ
S サブバッグ
T タンク
1 集合バッグ
21 換気口
23 後面の面材(画像表示部用面材)
23a 画像表示部用面材
58 前側取り付け部材
58a 車体取り付け部
58b 連結部
60 後側取り付け部材
60a 車体取り付け部
60b 連結部

Claims (4)

  1. 物品を収納するメインバッグと、
    このメインバッグに取り付けられるとともに、画像表示部を具備する電装品を収納するサブバッグとからなる二輪車用バッグであって、
    前記サブバッグには、前記電装品の画像表示部を外部から透視するための画像表示部用面材が設けてあり、
    この画像表示部用面材は透明でかつ柔軟な材料で形成されており、
    前記サブバッグは、前記画像表示部用面材が前記メインバッグに対向する状態で、前記メインバッグに取り付けられているとともに、換気口を具備していることを特徴とする二輪車用バッグ
  2. 物品を収納するメインバッグと、
    このメインバッグに取り付けられるとともに、画像表示部を具備する電装品を収納するサブバッグとからなる二輪車用バッグであって、
    前記サブバッグには、前記電装品の画像表示部を外部から透視するための画像表示部用面材が設けてあり、
    前記サブバッグは、前記画像表示部用面材が前記メインバッグに対向する状態で、前記メインバッグに取り付けられており、
    かつ、前記画像表示部用面材が前記メインバッグの対向する面に対して傾斜できるように、前記サブバッグが前記メインバッグに対して回動可能であることを特徴とする二輪車用バッグ
  3. 物品を収納するとともに、二輪車のタンク上面に載置されるメインバッグと、
    このメインバッグの前側に取り付けられるとともに、画像表示部を具備する電装品を収納するサブバッグとからなる二輪車用バッグであって、
    前記サブバッグには、前記電装品の画像表示部を外部から透視するための画像表示部用面材が設けてあり、
    前記サブバッグは、前記画像表示部用面材が前記メインバッグに対向する状態で、前記メインバッグに取り付けられており、
    かつ、電装品の使用時に、この画像表示部用面材は上方が前側となるように傾斜していることを特徴とする二輪車用バッグ。
  4. 前記サブバッグは換気口を具備していることを特徴とする請求項2または3記載の二輪車用バッグ
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