JP3608711B2 - 垂直割シェル鋳型のクランプ設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、垂直割シェル鋳型を左右から締め付けクランプして次のステーションに送り出す垂直割シェル鋳型のクランプ設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、枠なしの砂鋳型を使って鋳物を鋳造する場合、砂鋳型の型開き等をなくす目的で水平割砂鋳型を上下に重ね合せ、この砂鋳型の上部に重錘を載せて水平割鋳型をクランプして注湯するようにしたものが特開平9−239492号公報などにより公知になっている。
しかし水平割の砂鋳型を垂直割状にして注湯しようとする場合には電動モータあるいは油圧シリンダ若しくは手作業により2枚のクランプ板により横方向から砂鋳型をクランプする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように砂鋳型を垂直割状にしてクランプする場合、シェル鋳型のように薄くかつ脆い砂鋳型では電動モータによるクランプ圧力の調整が難しくなり、特にクランプ板に摩耗が発生すると設定トルクが弱くなりトルク調整がさらに難しくなる問題があった。また油圧モータによるクランプでは油圧装置が高価であると共に油洩れ等のメンテナンスが必要になる等の問題があった。さらに手作業によるクランプでは熟練が必要であり、力を入れすぎるとシェル鋳型が破損し、クランプ力が緩いと溶湯の漏れが発生する等種々の問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、薄くて脆い垂直割シェル鋳型を自動的かつ適正にクランプできる垂直割シェル鋳型のクランプ設備を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明における垂直割シェル鋳型のクランプ設備は、鋳型セットステーションから注湯ステーション及び型ばらしステーションに亘って敷設されたレールラインの上部に、複数の移動台車を移動可能に配置し、各移動台車の上部に、立設された固定板と、軸受を介して回転可能に支持されたナット体に貫通螺合されたネジ軸の先端に連結した移動板とを対向して配設すると共に前記ナット体に歯車を同芯連結する一方、前記鋳型セットステーションと注湯ステーションとの間位置上部に、エヤーシリンダにより上下動可能にされた傾動フレームを配設し、該傾動フレームの上部にインバータ付設の電動モータを設けると共に該傾動フレームの下部に前記歯車に対し該傾動フレームの下降端において噛合可能にされた伝導歯車を取付け、前記電動モータの回転軸と伝導歯車の回転軸とを回転伝達機構を介して連結した回転力伝導手段を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。垂直割シェル鋳型1、2の鋳型セットステーションから注湯ステーション及び型ばらしステーションに亘ってエンドレス状に循環敷設されたレールライン3には、複数の移動台車4、4が移動可能にして配置されている。
該移動台車4の上部には鋳型セット台5が取付けられており、該鋳型セット台5の上部前後端には支持ブラケット6、6が立設されていて、該支持ブラケット6、6の上端間は連結材7を介して連結されている。
【0006】
前記鋳型セット台5の左右中間部と前記連結材7の中間部の間には固定板8が立設支持されており、前記支持ブラケット6、6の中間部には軸受を介してナット体9、9が回転可能にして支持されている。
該ナット体9、9にはネジ軸10、10が貫通螺合されていて該ネジ軸10、10の先端には移動板11、11が前記固定板8に対向する状態にして固定されている。また前記ナット体9、9の外側には歯車12、12が同芯にして連結されている。
【0007】
さらに前記レールライン3における図示されない鋳型セットステーションと注湯ステーションとの間位置には該レールライン3を跨ぐ門形フレーム13、13が前後に間隔をおいて配設されており、該門形フレーム13、13の上部位置間には一端(移動台車4進行方向に対し左側端部)を取付けブラケット14、14及び連結支持ピン15、15を介して回転自在に支持すると共に他端を前記門形フレーム13、13間に掛け渡した支持フレーム16に取付けブラケット17を介して上向きに取付けたエヤーシリンダ18のピストンロッド先端に連結した傾動フレーム19が配置されている。すなわち前記傾動フレーム19はエヤーシリンダ18の伸長作動により連結支持ピン15、15を支点にして上昇傾動され、縮引作動により水平状態(図2参照)に支持されるようになっている。
【0008】
該傾動フレーム19の左寄り(図2において)上部には、インバータ20A付設の電動モータ20が2台、移動台車4の進行方向に対し背中合わせ状態にして取付けられている。
また前記傾動フレーム19の前後端中央下部には取付けブラケット21、21を介して伝導歯車22、22が垂直回転可能にして設けられており、前記電動モータ20、20の回転軸と該伝導歯車22、22の回転軸とはチェーンホイールとチェーン等からなる回転伝達機構23、23を介して連結されている。
なお前記伝導歯車22、22は前記歯車12、12の上部に対応して位置され、エヤーシリンダ18の縮引作動により下降して歯車12、12に噛合され(図2の状態)伸長作動により上昇されて歯車12、12との噛合がはずされる。すなわち前記門形フレーム13、13に設置された機構は、全体として回転力伝導手段Rとされている。
【0009】
このように構成されたものは、図1の状態において右側の移動台車4には図示されない鋳型セットステーションにおいて垂直割のシェル鋳型1、2が固定板8の前後にセットされた状態にあり、中央部の移動台車4は回転力伝導手段Rの下方に搬入され、エヤーシリンダ18が縮引作動して伝導歯車22、22が歯車12、12に噛合された状態にある。また左側の移動台車4は垂直割シェル鋳型1、2をクランプした状態にある。
【0010】
上記の状態で電動モータ20、20が作動して回転伝達機構23、23を介して伝導歯車22、22及び歯車12、12を回転させる。この歯車12、12の回転によりナット体9、9が回転されてネジ軸10、10が前進して移動板11、11をシェル鋳型1、2の方向に移動させて移動台車4上の2組のシェル鋳型1、2を固定板8と移動板11、11により挟持クランプしてゆく。このクランプは電動モータ20、20の回転トルクをインバータ20A、20Aのトルク制御機能で制御することにより適正なクランプ力が得られて停止される。
【0011】
次にエヤーシリンダ18が伸長作動して傾動フレーム19を傾動上昇させて伝導歯車22と歯車12との噛合を解除した後移動台車4、4群が団子押し状にして1ピッチ(移動台車4の1台分)左方向に移動された後エヤーシリンダ18が縮引作動して傾動フレーム19と共に伝導歯車22を下降させて歯車12に噛合させ図1、2の状態にされる。以上の作動を繰り返し行うものである。
【0012】
なお上記実施の形態においては、移動台車4上に2組の移動板11及びその作動機構を配設し、これに対応した回転力伝導手段Rを2ユニット設けているが1基の移動板11とその作動機構及びこれに対応する1ユニットの回転力伝導手段Rにしてもよい。
さらにレールライン3は循環ラインにされているが必ずしも循環ラインになっていなくてもよい。
また前記レールライン3における注湯ステーションの下流にある型ばらしステーションに前記回転力伝導手段Rとは逆の作動をする(移動台車4上の歯車12に噛合回転して移動板11を後退させてシェル鋳型1、2のクランプを解除する)クランプ解除手段を配置することにより型ばらし作業をを自動的に行うことができるようになる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、上記の説明から明らかなように、レールライン上の移動台車に固定板と移動板及びその作動機構とを設ける一方、鋳型セットステーションと注湯ステーションとの間位置上部に、上下動することにより前記移動板とその作動機構に係脱されかつインバータ付電動モータにより駆動される回転力伝導手段を設けた構成にしたから、薄くて脆い垂直割のシェル鋳型を自動的にかつ適正にクランプできるようになる。
また移動台車上に移動板及びその作動機構を固定板の前後両面に対応してそれぞれ配設し、これに対応する回転力伝導手段を2ユニット設けることにより生産性をよくした設備にすることができる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の主要部を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 2
垂直割シェル鋳型
3 レールライン
4 移動台車
8 固定板
9 ナット体
10 ネジ軸
移動板
12 歯車
18 エヤーシリンダ
19 傾動フレーム
20A インバータ
20 電動モータ
22 伝導歯車
23 回転伝達機構
R 回転力伝導手段

Claims (4)

  1. 鋳型セットステーションから注湯ステーション及び型ばらしステーションに亘って敷設されたレールラインの上部に、複数の移動台車4、4を移動可能に配置し、各移動台車4、4の上部に、立設された固定板と、軸受を介して回転可能に支持されたナット体に貫通螺合されたネジ軸10の先端に連結した移動板11とを対向して配設すると共に前記ナット体に歯車12を同芯連結する一方、前記鋳型セットステーションと注湯ステーションとの間位置上部に、エヤーシリンダ18により上下動可能にされた傾動フレーム19を配設し、該傾動フレーム19の上部にインバータ20A付設の電動モータ20を設けると共に該傾動フレーム19の下部に前記歯車12に対し該傾動フレーム19の下降端において噛合可能にされた伝導歯車22を取付け、前記電動モータ20の回転軸と伝導歯車22の回転軸とを回転伝達機構23を介して連結した回転力伝導手段を設けたことを特徴とする垂直割シェル鋳型のクランプ設備。
  2. 前記移動台車上の移動板11及びその作動機構を前記固定板の前後両面に対向してそれぞれ配設すると共に前記回転力伝導手段を前記移動台車上の前記2組の移動板11及びその作動機構に対応して2ユニット配設したことを特徴とする請求項1記載の垂直割シェル鋳型のクランプ設備。
  3. 前記レールラインがエンドレスの循環ラインにされていることを特徴とする請求項1又は2記載の垂直割シェル鋳型のクランプ設備。
  4. 前記型ばらしステーションには前記移動台車上の歯車12に噛合回転して移動板11を後退させてシェル鋳型1、2のクランプを解除するクランプ解除手段を配設したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の垂直割シェル鋳型のクランプ設備。
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