JP3607613B2 - 小粒子テルビウム活性化ホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体および製法 - Google Patents

小粒子テルビウム活性化ホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体および製法 Download PDF

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Description

【0001】
発明の属する技術分野
本発明は、活性化剤としてのテルビウムで、および所望により、増感剤としてのセリウムでドープされた改善されたホウ酸イットリウムおよびホウ酸ガドリニウム蛍燐光体、ならびにそのような粒子を形成する方法に関する。より詳しくは、本発明は、新規蛍燐光体粒子およびそのような粒子を酸化物、窒化物、水酸化物および有機前駆体から形成する方法に関し、その方法はフラットパネルディスプレイ(FPD)および照明アプリケーションに要求される向上した特性(より高い輝度、より短い残光、より良い安定性、より長い寿命および良好な色飽和)を与える小粒子を形成する。
【0002】
発明の背景
高精細度テレビ(HDTV)およびプロジェクションテレビ(PTV)アプリケーションに用いられるプラズマディスプレイパネル(PDP)は、従来、緑色発光成分として、その入手可能性および高い量子効率のため、マンガン活性化ケイ酸亜鉛蛍燐光体を用いる。しかしながら、赤色および青色発光蛍燐光体と比較して、ケイ酸亜鉛は、低い色純度、長い残光および真空紫外線(VUV)束での速い飽和を示す。従って、向上した性能特性を提供し、Mn活性化ケイ酸亜鉛の代りに用い得る蛍燐光体の開発に多くの努力がなされてきた。
【0003】
さらに、現在PDPに用いられている赤色蛍燐光体、緑色蛍燐光体および青色蛍燐光体は異なる物理的特性を有し、各々が異なる蛍燐光体ペーストレオロジーおよび分級プロセスを必要とする。また、分級後、これらの蛍燐光体は異なる光学的および電気的特性を示す。従って、適合する物理的特性を付与するために、キセノンプラズマ励起による適当な赤、緑および青色発光を示す共通するホスト物質から全ての3つの蛍燐光体を形成することが有利であろう。
【0004】
高精細度テレビおよび同類のディスプレイデバイスは、より良い性能のために高解像度および高輝度を有するべきである。これは、閉鎖されたリブ構造中に非常に小さな蛍燐光体粒子(1〜2ミクロン)で形成された薄い蛍燐光体スクリーンでのみ達成し得る。小粒子を持つスクリーンは、より高い充填密度を有し、より低いバインダー含有量も必要とする。HDTVおよび他のそのようなデバイスも、ゴースト像の形成を防ぐための(5および10msの間の)短い残像を呈するために蛍燐光体を必要とする。ホウ酸ランタノイドは、種々の活性化剤、共活性化剤および増感剤と共に、特に、VUV励起で高い量子効率、作動温度での良好な安定性および長寿命を与えることが知られている。しかしながら、ホウ酸ランタノイド、および特に、希土類(RE)活性化ホウ酸イットリウムおよびホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の調製および発光については、非常に限定された情報しか入手できない。
【0005】
発明の要約
従って、本発明の目的は、所望により、Ce3+の形態のセリウムでドーピングすることによって活性化されたTb3+活性化ホウ酸イットリウムおよびホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体を提供することにあり;該蛍燐光体は実験式:
(Y1−x−y−zGdTbCe)BO
[式中:0.00.2、0.010.1、および0.00.1]を有する。
また、本発明の目的は、そのような蛍燐光体を形成する方法を提供することにあり、その方法は、小粒子サイズを有し、向上した輝度を呈する粉末形態の蛍燐光体を提供する。
【0006】
本発明の蛍燐光体は3つの異なるプロセス、特に、固相反応、溶液法およびゾル−ゲル法のうちいずれを用いても合成し得る。好ましい方法は、必要とされる粒子サイズ分布に依存するであろう。該ゾル−ゲル法は非常に細かい粒子(0.1ないし2ミクロン)を提供する。該溶液法は細かい粒子(1ないし4ミクロン)を提供し;該固相反応は従来の粒子サイズ(2ないし6ミクロン)をもたらす。該溶液法の場合、各元素の塩の低モル濃度溶液を混合し、酸媒体中で還流に付す。非常に細かい粉末はそのような溶液の低速乾燥によってできる。全ての場合、該粉末は均一で、実質的に球形の粒子を含有することが好ましい。
【0007】
ゾルは溶液中のコロイド粒子の分散である。該粒子にかかる重力は無視し得る。ゾルから、サブミクロメータポアを有する相互連結された堅固な網目およびミクロンオーダーの平均長を有するポリマー鎖を持つゲルが形成される。該最終生成物の粒子サイズは、該出発ゾルの初期濃度、ゲル化法、該ゲルが乾燥される方法、焼結温度および冷却速度の関数である。
【0008】
該ゾル−ゲルおよび溶液法は、細かい粉末の合成および、特に、細かい蛍燐光体粉末の合成において、従来の方法よりも多く利点を提供する。全ての出発原料を分子レベルで溶液中で混合するので、高い度合の均質性が達成可能である。該適切に乾燥されたゲル中のポアは、しばしば、極度に小さく、均質ゲルの成分は良く混じっている。ゾル−ゲルによって生じた粉末の表面積は非常に高く、より低いプロセシング温度の使用を可能とする。
【0009】
蛍燐光体物質は、不純物に対して;ppbレベルでさえ極度に感受性である。該溶液法およびゾル−ゲル法の低い温度は、相互汚染(cross contamination)の可能性を最小限にする。在来法から物質中に残った望まない不純物のいくつかは蛍燐光体性能に対する脅威になるであろう。例えば、フラックス(MgF)からのフッ素は、作動中にディスプレイのガラス面を攻撃し得る。蛍燐光体粒子のサイズが減少するに従い、不純物の存在による電子および正孔捕捉の確率は増加し、該電子/正孔局所化は該不純物を介する再結合速度を促進する。適正不純物濃度(活性化剤)レベルは、小粒子サイズによりさらに増加させ得る。
【0010】
本発明は、ゾル−ゲル、溶液および固相法によるTb3+および所望によりCe3+ドープ化ホウ酸イットリウム、ホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の成長に関する。より詳しくは、本発明は、実験式:
(Y1−x−y−zGdTbCe)BO
[式中:0.00.2、0.010.1、および0.00.1]を有するTb3+およびCe3+ドープ化ホウ酸イットリウムまたはホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体を形成する方法を提供し;その方法は:
(1)イットリウムの起源、所望によりガドリニウムの起源、テルビウムの起源、所望によりセリウムの起源、所望によりホウ素の起源を与える有機前駆体を含む希薄溶液を酸媒体中で反応させてゾルおよび/またはゲルを形成し;次いで
(2)上で得られた粉末を固相反応温度よりも下の温度にて、温度分解させるか;または
(3)イットリウム、所望によりガドリウム、テルビウム、所望によりセリウムの粉末化起源およびホウ素の起源を与える有機前駆体を混合して、混合粉末を形成し;次いで
(4)固相反応温度以上の温度にて該混合粉末を焼く工程を含む。
【0011】
「固相反応温度」なる語は、2以上の固体を反応させて物質(複合体)を生じるのに必要な温度をいう。この温度は、典型的に、反応させるべき固体の融点に近い。すなわち、一般に、固相反応には高い温度が必要とされる。
【0012】
発明の詳細な説明
高輝度、より短い残光、色純度(飽和度)、より良好な安定性および長寿命(操作時間)を持つ緑色蛍燐光体がディスプレイの性能を著しく向上させる数多くのディスプレイアプリケーションがある。人間の目は可視スペクトルにおいて緑色に対してより知覚するので、緑色成分は非常に重要である。商業的に入手可能なケイ酸亜鉛ベース蛍燐光体は上記全ての要求を満足させられず、新たな蛍燐光体およびそのような蛍燐光体を合成する方法が開発されて上記の限界を克服した。小蛍燐光体粒子は、特に、高充填密度が要求されるアプリケーションでの使用に適切である。この開発努力の結果が本発明の基礎である。
【0013】
本発明は、高濃度の活性化イオン(Tb3+)および所望により増感イオン(Ce3+)を包含するホウ酸イットリウムおよびホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の合成方法を提供する。臨界のイットリウムまたはイットリウムガドリニウム固溶液の形成は、主に、反応温度および条件に依存する。固相反応において、各酸化物、窒化物または水酸化物を過剰なホウ酸の存在下、より高い温度にて反応させる。これらの高い温度にて、イットリウム、ガドリニウム等の個別のホウ酸塩および未反応の酸化物、窒化物または水酸化物のごとき他相を形成し得る。また、該高温度の方法はより大きな粒子の成長をもたらす。
【0014】
本発明のゾル−ゲルおよび溶液のプロセスは、2つのカテゴリーに分けることができる:(1)金属塩の溶液から出発する水性ベースのプロセスおよび(2)金属アルコシドから出発するアルコールベースのプロセス。最適なプロセスの選択は、第一に出発する化学薬品の費用および入手可能性に基づくであろう。出発化学薬品の純度は、蛍燐光体の合成に非常に重要であるので、出発化学薬品は99.99ないし99.9999%の純度である。金属アルコシドは高価であるので、イットリウム、ガドリニウム、テルビウムおよびセリウムの硝酸塩は特に適当な金属源であり、ホウ酸トリメチルは特に適当な源なホウ素である。
【0015】
最初に、ホウ酸トリメチルストック溶液は、ホウ酸トリメチルとエタノールを約1:10の比で混合することによって調製する。これらの物質をより良好に理解するために、多数の蛍燐光体を異なる条件にて調製する。金属前駆物質は、以下の経路を採用することによって合成する:
イオン交換樹脂を用いることによって、安定なゾル−ゲルを調製する。(99.9999%純度の)硝酸イットリウムを脱イオン(DI)水に溶解して、清澄な0.01Mの溶液を得る。この溶液はDowex1X4(50−100メッシュ)樹脂を含むイオン(OH)交換カラムを室温にて通過させる。溶液の流速を制御して、集めた溶液のpHを約11.0に維持する。得られた溶液は、少量のイットリウムを含むにすぎないので、硝酸塩の濃度を約0.1Mまで増加させることが好ましい。樹脂カラムの底部にて集めた水酸化イットリウムゾルは清澄であるが、イットリウム濃度が増加すると、ならびに貯蔵に際して乳白化する。低イットリウム濃度にて調製されたゾルは、何箇月間は安定したままである。他の金属(Gd、TdおよびCe)水酸化物のゾルを同様に調製した。
【0016】
また、必要な金属溶液は、各々の金属硝酸塩の適当量をluke温DI水に混合して、0.05ないし0.1M溶液を得ることによって調製できる。化学量論的量の金属(Y、Gd、TbおよびCe)溶液およびホウ酸トリメチルを金属−対−ホウ酸塩の比を約0.95ないし1.05に範囲に維持するように一緒に添加する。その金属/ホウ酸塩溶液を撹拌機マントルを設けた丸底フラスコに移し、80ないし100℃にて9ないし18時間解凝固させる。
ゲル化は、酸触媒されたゾル(pH=1.0ないし2.0)または塩基触媒されたゾル(pH=8.0ないし9.0)で行うことができる。低pHゾルでは、解凝固が、非常に重要な量がある種の酸を溶液に導入するために必要である。酸添加は、酸のタイプおよびpHの点で一般的に特定される。本発明において、ホウ酸は、それが酸触媒として作用し、か焼中にホウ素の損失を補うので適当な酸であることが判明した。
【0017】
解凝固後、ゾル/ゲルは、それらが厚くなる(3ないし5日間)まで容器に放置する。厚くなったゲルを次いで60ないし70℃で実験室オーンで乾燥してキセロゲルを形成させる。このキセロゲルを高等級のアルミナ坩堝に移し、2つの加熱サイクルに付す。第一加熱サイクルにおいて、試料を300℃にて2時間浸漬させ、次いで800ないし1000℃にて2ないし12時間加熱する。室温まで冷却後、その塊を(例えば、乳鉢および乳棒で)温和に粉砕する。次いで、粉砕した粉末を脱イオン水で洗浄し、100℃にて4ないし6時間乾燥させる。
種々の割合の金属を含有する蛍燐光体試料の熱分析は、反応速度を洞察させた。これらの試料のうちの1つについての熱分析データを図1に示す。そのデータは、試料が3つの異なる温度領域において2ないし3個の連続する重量変化を受けたことを明らかとする。第一の重量変化は100℃付近で生じ、各々の金属塩溶液に伴う自由水の損失に対応する。第二の重量損失は、200ないし300℃付近にて生じ、それは酸化を通じての−CH3Oの損失による。
【0018】
950℃にて焼成した試料についてのX線粉末回折データを図2に示す。800℃にて焼成した試料は、ホウ酸イットリウムガドリニウムの相に対応するいくらかの線を示す。これらの新しい物質に対する標準的なデータはないので、XRD線は、各金属の硝酸塩および酸化物のごとき出発物質ならびに可能な組成物のデータと比較する。ホウ酸イットリウムガドリニウムの相に対応する全ての顕著な線は、850℃を超えて焼成した試料で観察される。これは、金属の硝酸塩または酸化物のいずれにも対応する線が観察されないので、その試料が、ホウ酸塩に完全に変換されたことを示す。また、この結論は、TGAデータによって支持される。金属ホウ酸塩相に対応する線は、焼成温度を増加させるとさらに顕著となる。
【0019】
蛍燐光体のルミネセンスは、形状、サイズ、結晶性、欠陥、粒界の各々に依存するので、種々の条件下で調製された試料のPSDの形態を試験した。種々の条件下で調製した蛍燐光体試料の走査電子顕微鏡写真を図3に示した。顕微鏡写真から、蛍燐光体粒子が均一であり、球状の形を示すことが観察される。異なる温度にて調製された蛍燐光体のPSDを図4に示す。その試料をか焼後に水で洗浄して、非常に小さな粒子(<0.05ミクロン)ならびに有機残渣を消失させ、PSDの測定に先立って乾燥させた。これらの蛍燐光体の発光特性を室温にて粉末で行う。
【0020】
図5は、MgFウィンドーおよび適当なバンドパスフィルターを設けた異なるカスタムメイド147および173nmキセノンランプからの放射エネルギーのスペクトル分布を示す。金属硝酸塩から調製したTbおよびCeをドープしたホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の発光スペクトルおよび商業的に入手可能なMn活性化ZnSiOの発光スペクトルを図6に示した。Tb発光のスペクトルエネルギー分布は、Tbの濃度に強力に依存する。Tbの低濃度では、青領域における弱い発光が観察され、それはに対応する。Tb濃度の増加に伴って、青領域における発光が減少する。高いTb濃度で活性化した試料において観察された発光スペクトルは、J=6ないし1の遷移に対応する6個の群に分けることができる。Tb濃度が高くなるにつれて、交差緩和機構は、を犠牲にして状態の迅速な集団を生成し、緑色領域において強力な発光を与えた。存在する蛍燐光体における増感剤−S(Gd3+またはCe3+)から活性化剤−A(Tb3+)へのエネルギー遷移の物理的プロセスは、以下の通り説明できる。
Figure 0003607613
【0021】
ディスプレイ適用、特にテレビについて、543nmにて単一ピークを有して、良好な色彩純度を得ることが好ましい。フィルター中に(望まざる色彩、抗反射、EMF、抗静電等を排除するのに用いられる)青色吸収染料を組込むことによって、青色ピークを完全に消失できる。ランプの適用では、両ピークは全く許容できる。特に適当な蛍燐光体は、該蛍燐光体の総重量に基づき全て重量パーセンテージで、約32重量%ないし約45重量%のイットリウム、約9重量%ないし約18重量%のガドリニウム、約4重量%ないし約8重量%のテルビウム、約0重量%ないし約5重量%のセリウムおよび約6.6重量%ないし約7重量%のホウ素を含有できる。
本発明のさらなる詳細を、以下の実施例に参照して説明する。
【0022】
実施例I
ゾル−ゲルプロセスを用いるイットリウム、ガドリニウムおよびテルビウムの水酸化物、および酸触媒を使用するテルビウムをドープしたホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の調製をこの実施例において記載する。以下の出発物質を用いる。イオン交換カラムおよびホウ酸塩溶液から調製した各水酸化物溶液(半ゲル)の量は、バッチ当りの容量および重量パーセントの双方に関して表Iに記載する。
【0023】
Figure 0003607613
【0024】
上記の水酸化物溶液を丸底フラスコ中で混合する。必要量のホウ酸トリメチル溶液を45℃にて撹拌しつつ水酸化物溶液にゆっくり添加する。ホウ酸は、溶液を最大必要温度(90−95℃)に達成させた後に、滴下し、混合溶液をその温度にて約9−12時間解凝固させる。水コンデンサーカラムを循環冷却器を用いて解凝固中20℃に維持する。室温までフラスコを冷却した後に、溶液(半ゲル)を結晶化用の皿(3L容量)に移し、開放雰囲気下に放置する。5ないし6日後に、溶液はゲルとなる。
これらの透明な硬いゲルを45ないし50℃にて12時間実験用オーブン中で乾燥させる。乾燥した生成物は、キセロゲルと言われる柔軟なガラスのようである。ガラス皿からのゆるい塊りを軽くガラス乳鉢および乳棒で粉砕する。細かな粉末を坩堝に集め、箱炉中で300℃にて2時間(加熱速度は2℃/分である)、次いで同一加熱速度にて900℃にて6時間焼成する。試料をそれが室温まで冷却されるまで炉中に置く。
【0025】
硬い塊りを冷却後に得る。少量の水を硬い塊りを非常に細かな粒子にどろどろにする。これらの細かな蛍燐光体の粉末は、水中で音波振動に付す。音波処理は、クラスターが非常に小さな粒子に壊れるのを助ける。サブ−ミクロンサイズの粒子(<0.1ミクロン)を回収するために、蛍燐光体溶液を遠心する。炭素、水素および窒素の重量パーセントをCHN分析によって測定し、元素分析をプラズマ発光分光分析を用いて行った。上記の蛍燐光体の組成分析を表IIに示す。
【0026】
Figure 0003607613
【0027】
147および173nmの励起源(Xeランプ)で励起することによって別々に試験した、これらの蛍燐光体およびPDP適用のための商業的に入手可能な蛍燐光体の発光特性を、表XIに記載する。また、比較の目的のために、平均粒子サイズもその表に掲載する。
【0028】
実施例II
本発明に従う溶液法を用いる、ならびに酸触媒中の硝酸イットリウム、硝酸ガドリニウム、硝酸テルビウムおよびホウ酸トリメチルを使用するテルビウムをドープしたホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の調製をこの実施例において記載する。この実施例に用いた出発物質を表IIIにリストした。バッチ当りのグラムおよび重量パーセンテージでの出発物質の量を表IIIに示す。
【0029】
Figure 0003607613
【0030】
上記の水酸化物溶液を丸底フラスコ中で混合する。必要量のホウ酸トリメチル溶液を45℃にて撹拌しつつ硝酸塩溶液にゆっくり添加する。溶液を90℃にて約12時間解凝固させる。残りの調製手法は、実施例1に記載と同一である。上記の蛍燐光体のCHN分析を表IVに示す。
【0031】
Figure 0003607613
【0032】
147および173nmの励起源(Xeランプ)で励起することによって別々に試験した、これらの蛍燐光体およびPDP適用のための商業的に入手可能な蛍燐光体の発光特性を、表XIに記載する。また、比較の目的のために、平均粒子サイズもその表に掲載する。
【0033】
実施例III
本発明に従う溶液法を用いる、ならびに酸触媒中の硝酸イットリウム、硝酸ガドリニウム、硝酸テルビウム、硝酸セリウムおよびホウ酸トリメチルを使用するテルビウムおよびセリウムをドープしたホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の調製をこの実施例において記載する。この実施例に用いた出発物質を表IVに掲載した。バッチ当りのグラムおよび重量パーセンテージでの出発物質の量を表IVに示す。
【0034】
Figure 0003607613
【0035】
上記の水酸化物溶液を丸底フラスコ中で混合する。必要量のホウ酸トリメチル溶液を45℃にて撹拌しつつ硝酸塩溶液にゆっくり添加する。溶液を90℃にて約12時間解凝固させる。残りの調製手法は、実施例1に記載と同一である。上記の蛍燐光体のCHN分析を表IVに示す。
【0036】
Figure 0003607613
147および173nmの励起源(Xeランプ)で励起することによって別々に試験した、これらの蛍燐光体およびPDP適用のための商業的に入手可能な蛍燐光体の発光特性を、表XIに記載する。また、比較の目的のために、平均粒子サイズもその表に掲載する。
【0037】
実施例IV
本発明による固相反応を用い、酸化イットリウム、酸化ガドリニウム、酸化テルビウム、酸化セシウムおよびホウ酸を使用するテルビウムおよびセシウム−ドープホウ酸イットリウムガドリニウム蛍燐光体の調製を、この実施例に記載する。本実施例で用いた出発物質を表VIIに掲載する。グラムおよびバッチ当たりの重量%の双方の換算の量も表VIIに示す。
【0038】
【表1】
Figure 0003607613
【0039】
前記酸化物をアルミナ乳鉢および乳棒で混合し、磨砕する。得られた混合 物を高温で焼成する。残りの分取手法は実施例Iに言及したものと同じである。前記蛍燐光体のCHN分析を表VIIIに示す:
【0040】
【表2】
Figure 0003607613
【0041】
147および173nm励起源(Xeランプ)で励起することによって別々に実験した、これらの蛍燐光体および市販されているPDP適用用の蛍燐光体の発行特性を表IXに供する。比較するため、各試料についての平均粒子サイズも表に示す。
【0042】
【表3】
Figure 0003607613
【0043】
蛍燐光体1ないし4は、各々、前記実施例1ないし4に従って形成した材料であって、本発明を代表するものである。市販品1は最も多く市販されているプラズマディスプレイ用のMn活性化ケイ酸亜鉛蛍燐光体である。相対強度は最大ピーク(543.5nmにおけるホウ酸および530nmにおけるケイ酸)で測定している。
【0044】
表IXのデータが示すごとく、本発明のゾル/ゲル、ゾル/ゾルおよび固相反応プロセスによって形成させた実施例1ないし4の蛍燐光体は、一般的に高レベルの輝度、より短い残像およびより長い寿命も供しつつ、種々の粒子サイズ範囲を供する。
【0045】
前記の記載が単に本発明を説明するものであることは理解されなければならない。種々の別法および変法が、本発明から逸脱することなしに当業者によって案出され得る。従って、本発明は、添付する請求の範囲の範囲内に入るかかる別法、変法および変形のすべてを包含することを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ホウ酸希土類(RE)キセロゲル粉末の熱重量分析(TGA)を与える。
【図2】図2は、(a)Tbおよび(b)TbおよびCeドープ化ホウ酸Y、Gd蛍燐光体のX線回折パターンを示す。
【図3】図3は、(a)(b)水酸化RE;(c)窒化RE;および(d)酸化REから調製されたTbおよびCeドープ化ホウ酸Y、Gd蛍燐光体の走査電子顕微鏡像を表す。
【図4】図4は、(a)水酸化RE、(b)窒化REおよび(c)酸化REから調製されたTbおよびCeドープ化ホウ酸Y、Gd蛍燐光体の粒子サイズ分布のグラフである。
【図5】図5は、MgFウィンドウおよび(a)147nmおよび(b)173nmの波長の適当なバンドパスフィルターを持つXeランプからの放射エネルギーのスペクトル分布を与える。
【図6】図6は、光学フィルター(A)無しで、および(B)ありで室温にて147nm励起で記録された、本発明のTb、Ceドープ化ホウ酸Y、Gdおよび(最も市販されている)Mn活性化ケイ酸亜鉛蛍燐光体の発光スペクトルを示す。
【図7】図7は、室温にて記録された、(a)Tb、および(b)Tb、Ceドープ化ホウ酸Y、Gd蛍燐光体の残光(放電後減衰)を示す。

Claims (20)

  1. 固相(solid state)反応温度未満の温度にてキセロゲルを熱的に分解させて蛍燐光体(phosphor)を得ることを含む実験式:
    Figure 0003607613
    [式中:0.00.2;0.010.1であって;0.00.1である]
    を有する蛍燐光体を形成させる方法であって、ここに、該キセロゲルがイットリウム源、テルビウム源、所望によりガドリニウム源および所望によりセリウム源ならびにホウ素源を供する有機前駆体を含む希酸溶液から得たゲルを乾燥させることによって形成されていることを特徴とする方法。
  2. 該各イットリウム、テルビウム、ガドリニウムおよびセリウム源がそれらの塩から独立して選択され;かつ、該有機前駆体がさらにホウ酸を含む請求項1記載の方法。
  3. 該各塩が独立して硝酸塩または水酸化物である請求項2記載の方法。
  4. 該テルビウムが該蛍燐光体を活性化する 請求項1ないし3いずれか1項記載の方法。
  5. 該キセロゲルを開放大気中、約800ないし1000℃の温度にて約2ないし12時間熱的に分解させる 請求項1ないし4いずれか1項記載の方法。
  6. 熱的分解の前に該キセロゲルを破砕して粉体を形成させる 請求項1ないし5いずれか1項記載の方法。
  7. 該蛍燐光体が 0.1ないし 2.0ミクロンの粒子サイズを有する粒子を含む 請求項1ないし6いずれか1項記載の方法。
  8. 該蛍燐光体が 32重量%ないし 45重量%のイットリウム、 9重量%ないし 18重量%のガドリニウム、 4重量%ないし 8重量%のテルビウム、 0重量%ないし5重量%のセリウムおよび 6.6重量%ないし 7重量%のホウ素を含む 請求項1ないし7いずれか1項記載の方法。
  9. 請求項1ないし8いずれか1項記載のプロセスによって得ることができる蛍燐光体。
  10. 固相反応温度未満の温度にてキセロゲルを熱的に分解させて蛍燐光体を得ることを含むプロセスによって形成させた実験式:
    Figure 0003607613
    [式中:0.00.2;0.010.1であって;0.00.1である]
    を有する蛍燐光体であって、ここに該キセロゲルがイットリウム源、テルビウム源、所望によりガドリニウム源および所望によりセリウム源ならびにホウ素源を供する有機前駆体を含む希酸溶液から得たゲルを乾燥させることによって形成されていることを特徴とする蛍燐光体。
  11. 該各イットリウム、テルビウム、ガドリニウムおよびセリウム源がそれらの塩から独立して選択され;かつ、該有機前駆体がさらにホウ酸を含む請求項10記載の蛍燐光体。
  12. 該各塩が独立して硝酸塩または水酸化物である請求項11記載の蛍燐光体。
  13. 該キセロゲルを開放大気中、約800ないし1000℃の温度にて約2ないし12時間熱的に分解させる請求項10ないし12いずれか1項記載の蛍燐光体。
  14. 熱的分解の前に該キセロゲルを破砕して粉体を形成させる請求項10ないし13いずれか1項記載の蛍燐光体。
  15. 該蛍燐光体が 0.1ないし 2.0ミクロンの粒子サイズを有する球形粒子を含む請求項10ないし14いずれか1項記載の蛍燐光体。
  16. 32重量%ないし 45重量%のイットリウム、 9重量%ないし 18重量%のガドリニウム、 4重量%ないし 8重量%のテルビウム、 0重量%ないし5重量%のセリウムおよび 6.6重量%ないし 7重量%のホウ素を含む請求項10ないし15いずれか1項記載の蛍燐光体。
  17. 固相反応温度以上の温度にて混合粉体を焼成させて蛍燐光体を得ることを含む実験式:
    Figure 0003607613
    [式中:0.00.2;0.010.1であって;0.00.1である]
    を有する蛍燐光体を形成させる方法であって;ここに混合粉体が各イットリウムおよびテルビウムおよび所望によりガドリニウムおよび/またはセリウムならびにホウ源を供する有機前駆体の粉体化源を混合することによって形成され;
    ここに該各イットリウム、テルビウム、ガドリニウムおよびセリウム源がそれらの塩から独立して選択され、かつ、該有機前駆体がトリメチルホウ酸であり、ここに該有機前駆体がさらにホウ酸 を含むことを特徴とする方法。
  18. 該各塩が独立して硝酸塩、酸化物または水酸化物である請求項17記載の方法。
  19. フラットパネルディスプレイまたはランプにおける、請求項9ないし16いずれか1項記載の蛍燐光体の使用。
  20. 請求項9ないし16いずれか1項記載の蛍燐光体を含むテレビまたはランプ。
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