JP3607337B2 - 生ごみ処理装置の制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、生ごみ処理装置、特に、台所等で生じる厨芥等の生ごみを乾燥して略無臭状態に処理する生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】
この種生ごみ処理装置として、既に特願平6−129241号の発明を提案した。
このものでは、図7に示すように、攪拌器(4) を具備する乾燥容器(1) がケーシング(K) 内に形成されていると共に、この乾燥容器(1) には、その底壁に形成された熱風吐出口(18)とごみ投入口(11a) 近傍の側壁に形成された気体吸引口(16)を繋ぐ循環用通路(2) が設けられている。又、該循環用通路(2) には加熱源たるガスバーナ(3) 及びその上流側のファン(F) と、該ファン(F) の上流側近傍に位置する給気口(22)が設けられており、該給気口(22)は給気用ダンパ(6) で開閉されるように構成されている。更に、上記循環用通路(2) に於けるガスバーナ(3) の下流からは脱臭装置(7) を具備する排気回路(21)が分岐している。
【0003】
上記生ごみ処理装置は、乾燥容器(1) 内を設定温度(具体的には105℃程度)まで昇温させる昇温工程(A) と、生ごみから水蒸気を発生させてこれを外部に排出する乾燥工程(B) と、更に生ごみ乾燥後に乾燥容器(1) 内を冷却する冷却工程(C) を順次実行する。
昇温工程(A) では、給気用ダンパ(6) を閉じてガスバーナ(3) による加熱気体を循環用通路(2) 下流端の熱風吐出口(18)→乾燥容器(1) →気体吸引口(16)→ファン(F) →ガスバーナ(3) と循環させ、これにより、乾燥容器(1) 内の生ごみを攪拌器(4) しながら設定温度まで加熱昇温させる。
【0004】
乾燥工程(B) では給気用ダンパ(6) を半開状態にして給気口(22)から循環用通路(2) 内に外気を吸引しながら上記循環・加熱を行う。循環用通路(2) 内に外気を吸引するのは、この外気吸引に伴って循環用通路(2) 内に余剰気体を作り出し、これにより乾燥容器(1) 内の水蒸気等を積極的に排気回路(21)から外部に排出させる為である。
【0005】
冷却工程(C) では、ガスバーナ(3) を消火状態に維持すると共に給気用ダンパ(6) を全開状態に維持して給気口(22)から取り入れた大量の外気で乾燥容器(1) 内を速やかに冷却する。
このものでは、上記各処理工程が終了すると、乾燥容器(1) 内の生ごみが乾燥して体積が大幅に小さくなり、これを通常のゴミとして処分することも、又、庭木用の肥料等として再利用することもでき、所謂ゴミ問題の解決に貢献できる。
【0006】
しかしながら、上記従来のものでは、排気回路(21)からの気体の排気量と循環用通路(2) から乾燥容器(1) 内に戻す気体量の分配比率が固定されていることから、昇温工程(A) 等の各工程実行時や開閉蓋(11)の開放時に、夫々の場合に分けた適切な処理や効率的な処理をすることができないという問題があった。
上記問題点について更に詳述する。
【0007】
排気回路(21)から排出する気体量と循環用通路(2) から乾燥容器(1) に戻す気体量の最適分配比率は、開閉蓋(11)の開放時や各処理工程(A) (B) 等相互に於いて夫々相違する。
即ち、開閉蓋(11)の開放時には、循環用通路(2) 内の循環気体が乾燥容器(1) に帰還するのを防止して該乾燥容器(1) 内を負圧傾向に維持することによりごみ投入口(11a) からの臭気の漏出を防止する必要がある為、この場合は、循環気体が全て排気回路(21)に流れるように上記分配比率を設定するのが望ましい。
【0008】
昇温工程(A) では、加熱気体の循環系と排気回路(21)を遮断して外部への熱逃散を防止するのが望ましいことから、この場合は、循環気体が殆ど乾燥容器(1) に帰還するように上記分配比率を設定するのが望ましい。
乾燥工程(B) では、生ごみの乾燥促進を図るのに適した値となるように上記分配比率を設定する必要がある。
【0009】
ところが、上記従来のものでは、循環用通路(2)から排気回路(21)を単に分岐させただけの構成であるから、昇温工程(A)等の各工程の実行時や開閉蓋(11)の開放時に上記分配比率を変化させることができず、夫々の場合に分けた適切な処理や効率的な処理を行うことができないのである。
本発明は上記の点に鑑みて成されたもので、『開閉蓋(11)で開閉されるごみ投入口(11a)を具備する乾燥容器(1)と、該乾燥容器(1)とファン(F)の間を循環するように形成された循環用通路(2)と、該循環用通路(2)内の循環気体を加熱する加熱源と、上記循環用通路(2)に分岐接続された排気回路(21)と、前記循環用通路(2)における前記排気回路(21)への分岐点に設けられ且つ前記排気回路(21)側の開度が増加するに従って該分岐点より下流側の循環用通路(2)の開度が減少するようにこれら両開度の増減変化を逆方向に調節する開度調整装置を具備し、上記加熱源の発熱に伴って生ごみから発生する水蒸気等を前記排気回路(21)から排出させるようにした生ごみ処理装置の制御方法』において、開閉蓋(11)の開放時や、各処理工程(A)(B)等に於ける適切且つ効率的な制御を可能にすることをその課題とする。
【0010】
【技術的手段】
上記課題を解決する為の第1番目の発明の技術的手段は、『開閉蓋(11)が開放されたときには、排気回路(21)への分岐点より下流側の循環用通路(2)が最小開度となるように前記開度調整装置を作動させるようにした』ことである。
上記技術的手段によれば、乾燥動作中に開閉蓋(11)が開放された場合は、開度調節装置により、排気回路(21)への分岐点より下流側の循環用通路(2)が最小開度に設定され、それに伴って、排気回路(21)側の開度が大きくなる。これにより、循環用通路(2)から乾燥容器(1)内に吐出される気体の量が最小になり、大量の気体が乾燥容器(1)内に吐出される場合に比べて乾燥容器(1)内の圧力が低くなる。すなわち、乾燥容器(1)内が確実に負圧状態になる。
よって、このように開度調節装置を作動させると、開放状態にあるごみ投入口(11a)から乾燥容器(1)内の臭気が外部に漏出するのを防止することができる。
【0011】
第2番目の発明の技術的手段のように、『運転開始後、乾燥容器(1)内が設定温度に昇温するまでは、排気回路(21)側が最小開度になるように開度調整装置を作動させるようにした』ものでは、循環用通路(2)内の循環気体が殆ど排気回路(21)から排出されることがなくなり、該循環気体を殆ど乾燥容器(1)に戻すことができる。よって、このように開度調整装置を作動させると、循環用通路(2)等の循環系の熱が排気回路(21)を介して外部に逃散にくくなり、昇温工程に於いて乾燥容器(1)内を設定温度まで速やかに昇温させることが可能となる。
【0012】
尚、排気回路(21)側の開度を最小値に絞った場合は、分岐点より下流側の循環用通路(2) の開度を必ずしも最大値にする必要はない。排気回路(21)側が最小開度に維持されている状態では、乾燥容器(1)に戻す循環気体の量が最大になることに相違ないからである。
【0014】
さらに、第3番目の発明の技術的手段のように、『運転停止時には、排気回路(21)が最小開度となるように開度調整装置を作動させるようにした』ものでは、運転停止時に、乾燥容器(1)内の臭気が排気回路(21)から外部に漏出し難くなる。
【0015】
【効果】
第1番目の発明では、乾燥動作中に開閉蓋(11)が開放された場合には、乾燥容器(1)内が負圧状態となって、前記乾燥容器(1)内の気体が外部に漏出するのを防止することができるから、前記乾燥容器(1)内の未処理の生ごみの臭いがごみ投入口(11a)から漏れる不都合がない。
又、第2番目の発明では、昇温工程においては、循環用通路(2)内の熱せられた循環気体の殆どが排気回路(21)から排出されずに乾燥容器(1)に戻されるから、乾燥容器(1)内を設定温度まで速やかに昇温させることが可能となる。よって、効率的な制御が可能となる。
さらに、第3番目の発明では、運転停止時に、乾燥容器(1)内の臭気を排気回路(21)から外部に漏出させにくくして、生ごみ処理装置から生ごみの臭気が外部に漏れるのを防止するといった適切な制御が可能となる。
このように、開度調整装置を作動させることにより、排気回路(21)側の開度とその分岐点より下流側の循環用通路(2)の開度を種々の比率に調節することができ、開閉蓋(11)の開放時や各処理工程等における適切且つ効率的な制御が可能となる。
【0016】
【実施例】
次に、上記した本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1に示すように、円筒状の乾燥容器(1) は傾斜した状態でケーシング(K) 内に設けられており、その上端のごみ投入口(11a) は開閉自在な開閉蓋(11)で被蓋されている。又、上記開閉蓋(11)には、乾燥容器(1) 内の温度と湿度を検知する温度センサ(81)及び湿度センサ(82)が設けられていると共に、該開閉蓋(11)はごみ投入口(11a) の近傍に設けられた蓋センサ(83)で開閉状態が検知されるようになっている。
【0017】
乾燥容器(1) の底部には、開閉自在な底蓋(13)で被蓋された排出口(12)が設けられており、該排出口(12)からその下方の回収バケット(5) に処理後のゴミが取り出せるようになっている。そして、上記底蓋(13)は、乾燥容器(1) の側壁に揺動自在に軸支されたアーム(L)に連結されていると共に、該アーム(L)は、手動操作可能な操作レバー(L)で揺動されるようになっている。
【0018】
上記乾燥容器(1) 内には、該乾燥容器(1) の中心軸と平行な態様で配設された回転軸(41)とこれに固定された攪拌羽根(42)を具備する攪拌器(4) が設けられており、該攪拌器(4) は乾燥容器(1) の外底面に取付けられた駆動モータ(M1)で回転駆動されるように構成されている。
又、乾燥容器(1) の底面にはフィルター(17)を具備する熱風吐出口(18)が形成されており、該熱風吐出口(18)は、乾燥容器(1) に於けるごみ投入口(11a) 近傍に開口する気体吸引口(16)に循環用通路(2) を介して繋がっている。
【0019】
上記循環用通路(2) の構成壁であって前記気体吸引口(16)の近傍部には、外気を取り入れる為の給気口(22)が形成されており、該給気口(22)は給気用ダンパ(6) で開閉されるようになっている。又、上記給気口(22)及び気体吸引口(16)の下流には、帯板の両端を180度捩じって形成した捩れ整流板(69)が設けられていると共に、該捩れ整流板(69)は円筒体(60)内に収納されている。又、上記捩れ整流板(69)の下流には加熱源たるガスバーナ(3) の燃焼部(31)及びファン(F) が設けられており、該ガスバーナ(3) へのガス回路にはガス弁(3)が挿入されている。これにより、上記気体吸引口(16)から流入する気体が捩れ整流板(69)を通過することによって旋回してガスバーナ(3) の燃焼部(31)近傍に案内され、これにより該気体内の臭気成分等が確実に加熱燃焼されるようにしている。なお、前記ガスバーナ(3) としては、例えばセラミック板を用いた赤外線バーナ等の全一次空気式のバーナが適するが、ブンゼンバーナを使用してもよい。
【0020】
上記循環用通路(2) には、ガスバーナ(3) の下流側近傍に於いて脱臭装置(7) を具備する排気回路(21)が接続されており、該排気回路(21)への分岐点(29)には、該分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) に供給する気体の量と排気回路(21)側に排出する気体の量の分配比率を設定する為の分配比率調節ダンパ(51)(既述技術的手段の後に記載の「開度調整装置」及び請求項3の「ダンパ」に対応する。)が設けられている。そして、該分配比率調節ダンパ(51)は、後述するように、各昇温工程(A) ,乾燥工程(B) ,冷却工程(C) の各工程等に応じて回動角度が変更されるようになっている。
【0021】
即ち、分配比率調節ダンパ(51)は、図2に示すようにダンパ駆動モータ(53)で回転されるようになっており、該分配比率調節ダンパ(51)を具備する回転軸(54)の外周には、突出方向が円周方向に徐々にずれた第1〜第4突出ピン(55)(56)(57)(58)が設けられていると共に、これら各突出ピンに各別に対応する第1〜第4位置検出スイッチ(55a) (56a) (57a) (58a) が設けられている。従って、何れの第1〜第4位置検出スイッチ(55a) (56a) (57a) (58a) がON信号を出しているかによって分配比率調節ダンパ(51)の回動角度が判断できる。即ち、分配比率調節ダンパ(51)が図1の昇温工程位置(55b) にあるときは第1位置検出スイッチ(55a) が出力し、乾燥工程位置(56b) にあるときは第2位置検出スイッチ(56a) が出力し、ごみ投入位置(57b) にあるときは第3位置検出スイッチ(57a) が出力し、更に、冷却位置(58b) にあるときは第4位置検出スイッチ(58a) が夫々出力するように構成されている。
【0022】
又、この実施例の生ごみ処理装置では、循環用通路(2) に於ける分岐点(29)の下流側近傍から乾燥容器(1) 内の上部に延びる熱風案内路(68)が形成されており、該熱風案内路(68)の下流端には熱風を吐出する為のリーク孔(681) が形成される。
上記駆動モータ(M1)等の電気部品は、図3に示す如く、マイクロコンピュータを組み込んだ制御回路(70)で制御されている。
【0023】
上記制御回路(70)には、器具操作部に配設された運転スイッチ(84)や停止スイッチ(85)の出力,開閉蓋(11)の開閉状態を検知する蓋センサ(83)の出力,分配比率調節ダンパ(51)の回転角度を判定する為の第1位置検出スイッチ(55a) 〜第4位置検出スイッチ(58a) の出力,更に、乾燥容器(1) 内の温度や湿度を検知する温度センサ(81)や湿度センサ(82)の出力が夫々印加されている。又、ガスバーナ(3) へのガス回路に挿入されたガス弁(3),前記ガスバーナ(3) を燃焼させる為の点火装置(3),乾燥容器(1) 内の気体を循環用通路(2) に吸引するファン(F) ,攪拌器(4) 用の駆動モータ(M1),及び分配比率調節ダンパ(51)駆動用のダンパ駆動モータ(53)は、制御回路(70)の出力で動作制御されるようになっている。
【0024】
上記制御回路(70)内のマイクロコンピュータには図4〜図6のフローチャートで示す内容の制御プログラムが格納されており、以下、本発明実施例の生ごみ処理装置の動作を同図に従って説明する。
先ず、ステップ(90)で、開閉蓋(11)が長時間開放されたか否かを判断する為の蓋判定フラグ(F1)を「0」に設定する。
【0025】
ステップ(91)で蓋センサ(83)の出力から開閉蓋(11)が開放されたか否かを判断し、該開閉蓋(11)が開放されると、ステップ(911) (92)が実行され、第3突出ピン(57)で第3位置検出スイッチ(57a) が閉られるまでダンパ駆動モータ(53)を作動させる。すると、図1に於けるごみ投入位置(57b) まで分配比率調節ダンパ(51)を回動し、分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) が最小開度たる全閉状態になる。又、給気用ダンパ(6) を閉じてガスバーナ(3) を燃焼させる(ガス弁(3)を開いて点火装置(3)を作動させる)と共に、ファン(F) を作動させる。
【0026】
上記ファン(F) が作動し始めると、該ファン(F) は臭気成分が含まれた乾燥容器(1) 内の気体を吸引すると共に、該臭気成分はファン(F) の下流側のガスバーナ(3) で加熱されて焼失せしめられ、更に、該処理後の気体はごみ投入位置(57b) にセットされた分配比率調節ダンパ(51)に案内されて排気回路(21)から外部に全て放出される。又、上記のようにファン(F) が乾燥容器(1) 内の気体を循環用通路(2) 内に吸い込むと、該乾燥容器(1) 内が負圧になり、然も、分配比率調節ダンパ(51)はごみ投入位置(57b) にセットされて乾燥容器(1) 底部の熱風吐出口(18)から該乾燥容器(1) 内に気体が吐出するのを阻止しているから、ごみ投入口(11a) →気体吸引口(16)→ファン(F) →捩れ整流板(69)→ガスバーナ(3) →分配比率調節ダンパ(51)→排気回路(21)→脱臭装置(7) と気体が流れる。従って、乾燥容器(1) 内の気体がごみ投入口(11a) から外部に漏れることがなく、開放した開閉蓋(11)部分から臭気が漏出しなくなる。
【0027】
又、ステップ(92)では開閉蓋(11)が開放状態に放置されている時間を計測する為の蓋監視タイマ(T1)(マイクロコンピュータの内蔵タイマ)を「0」にセットすると共に、蓋判定フラグ(F1)を「2」にセットする。
次に上記開閉蓋(11)が開放されてから設定時間(この実施例では30秒に設定されている。)が経過するまではステップ(93)→(91)→(911) →(912) →(93)のルーチンが繰り返され、上記設定時間が経過すると、開閉蓋(11)の閉じ忘れと判断してガスバーナ(3) を消火させると共に蓋判定フラグ(F1)を「1」にセットする(ステップ(93)(94)参照)。上記ガスバーナ(3) を消火状態に維持するのは開閉蓋(11)の閉め忘れ時に該ガスバーナ(3) が燃焼状態に放置されるのを防止する為である。
【0028】
次に、ステップ(91)に制御動作が戻され、蓋センサ(83)が開蓋信号を出していない場合(開放された開閉蓋(11)が閉じられた場合又は該開閉蓋(11)が全く開操作されなかった場合)は、ステップ(95)(96)で蓋判定フラグ(F1)の内容を判断する。そして、開放された開閉蓋(11)が上記設定時間以上開放された後に閉じられたと判断される場合、即ち、蓋判定フラグ(F1)が「1」の場合は、既にガスバーナ(3) が消火状態に維持されているから(ステップ(94)参照)、ステップ(96)からステップ(98)に進んでファン(F) を止めて運転スイッチ(84)の投入を監視する(ステップ(101) 参照)。又、開放された開閉蓋(11)が上記設定時間内に閉じられたと判断される場合(蓋判定フラグ(F1)が「2」の場合)は、ステップ(97)に進んで作動状態にあるファン(F) を停止させると共に燃焼しているガスバーナ(3) を消火状態に維持し、その後、ステップ(101) で運転スイッチ(84)の投入を監視する。更に、蓋判定フラグ(F1)が「0」で、開閉蓋(11)が全く開閉されなかったと判断される場合はステップ(95)からそのままステップ(101) に進んで運転スイッチ(84)の投入を監視する。そして、運転スイッチ(84)が投入されていない場合は、開閉蓋(11)の開閉を判断するステップ(91)に制御動作が戻される。
【0029】
ステップ(101) で運転スイッチ(84)が投入されたことが確認されると、循環用通路(2) の給気用ダンパ(6) が開いている場合はステップ(102) でこれを閉じると共に、分配比率調節ダンパ(51)を昇温工程位置(55b) まで回転させる。そしてその後、ステップ(103) で、ガスバーナ(3) を燃焼させると共に、攪拌器(4) 用の駆動モータ(M1)を作動させ、更に、循環用通路(2) に配設されたファン(F) を作動させる。これにより、昇温工程(A) が開始する。
【0030】
分配比率調節ダンパ(51)が昇温工程位置(55b) の位置にセットされた状態で上記昇温工程(A) が始まると、ファン(F) の作用によって、乾燥容器(1) 内の気体が気体吸引口(16)→捩れ整流板(69)→ガスバーナ(3) の燃焼部(31)→ファン(F) と流れて該燃焼部(31)で熱風となり、この熱風の殆どは分配比率調節ダンパ(51)に案内されて乾燥容器(1) 側に戻される。そして、乾燥容器(1) 側に戻される熱風は、乾燥容器(1) の底壁に形成された熱風吐出口(18)と乾燥容器(1) 内の上部に開放する熱風案内路(68)のリーク孔(681) から該乾燥容器(1) 内に吐出され、これにより、乾燥容器(1) 内の生ごみが加熱される。この場合、生ごみによって上記熱風吐出口(18)部分が閉塞されて該部分から熱風が吐出し難くなっていても、上記リーク孔(681) から吐出される熱風で乾燥容器(1) 内の生ごみが効率的に加熱され、これが次第に温度上昇する。そして、この昇温工程(A) に於いては、上記したように分配比率調節ダンパ(51)が昇温工程位置(55b) の位置にセットされて排気回路(21)側がほぼ閉塞された状態になっているから、熱が上記排気回路(21)を介して外部に逃散し難くなる。従って、乾燥容器(1) 内が速やかに加熱昇温せしめられて昇温工程(A) が効率的に進行する。
【0031】
次に、ガスバーナ(3) の燃焼で乾燥容器(1) 内の温度が上限温度(例えば110℃)まで上昇すると、制御動作は乾燥工程(B) に移行する。
乾燥容器(1) 内の温度が上記上限温度まで上昇すると、該温度を温度センサ(81)の出力で判断して給気用ダンパ(6) を半開状態にすると共にガスバーナ(3) を消火状態に維持し、更に、分配比率調節ダンパ(51)を乾燥工程位置(56b) の位置に切り替える(ステップ(104) (105) 参照)。すると、循環用通路(2) を循環する気体は、分岐点(29)部分で排気回路(21)と循環用通路(2) の下流側に分岐して流れることとなり、上記分配比率調節ダンパ(51)によって、上記二つの通路に供給する気体の分配比率が実験的に定められた適正値(最も高い乾燥効率が得られる値)に設定される。尚、給気用ダンパ(6) を半開状態にするのは、給気口(22)から循環用通路(2) 内に外気を吸引することにより、該吸引空気量に相当する量の余剰気体を作り出し、該余剰気体をキャリヤーとして乾燥容器(1) 内の水蒸気やガス体を排気回路(21)から外部に積極的に放出させる為である。これにより、生ごみの乾燥が促進される。
【0032】
次に、ステップ(106) を実行し、湿度センサ(82)の検知する乾燥容器(1) 内の湿度が設定湿度に低下するのを監視する。そして、乾燥容器(1) 内の湿度が設定湿度まで低下していない場合は、ステップ(120) (121) を実行し、乾燥容器(1) 内が下限温度(例えば105℃)まで温度低下するとガスバーナ(3) を燃焼させる。即ち、この実施例のものでは、ステップ(105) (121) でガスバーナ(3) をON・OFFさせることにより、これを間欠燃焼させながら、乾燥容器(1) 内を所定の温度範囲(105℃〜110℃の温度範囲)に維持するのである。
【0033】
次に、乾燥容器(1) 内が上記設定湿度に低下するまでの間に開閉蓋(11)が開放されるか否かを蓋センサ(83)の出力で監視する(ステップ(107) 参照)。そして、乾燥容器(1) 内に生ごみを追加投入すべく開閉蓋(11)を開放すると、ステップ(108) で給気用ダンパ(6) を閉じると共にガスバーナ(3a)が消火状態にある場合はこれを燃焼させ、更に、分配比率調節ダンパ(51)をごみ投入位置(57b) にセットすると共に蓋監視タイマ(T1)を「0」にリセットする。
【0034】
上記分配比率調節ダンパ(51)がごみ投入位置(57b) にセットされて更に給気用ダンパ(6) が閉じられると、循環用通路(2) 内のファン(F) は給気口(22)に代え気体吸引口(16)を介して開放状態にあるごみ投入口(11a) から外気を吸引することとなり、従って、乾燥容器(1) 内の臭気がごみ投入口(11a) から外部に漏出する不都合が防止できる。
【0035】
次に、ステップ(109) (110) を実行し、開閉蓋(11)の開閉状態と乾燥容器(1) 内の乾燥状態を監視する。そして、上記開閉蓋(11)の開放時から蓋監視タイマ(T1)がタイムアップするまで該開閉蓋(11)が開放状態に放置されている場合は、既述と同様に開閉蓋(11)の閉め忘れと判断し、かかる場合はガスバーナ(3) を消火状態を確保する(ステップ(111) (112) 参照)。そして、更に開閉蓋(11)が長時間開放状態に放置されていることを記憶する為に蓋判定フラグ(F1)を「1」にセットし、その後、ステップ(109) に制御動作が戻される。
【0036】
次に、ステップ(109) で開閉蓋(11)が閉じられたと判断されると、ステップ(113) で蓋判定フラグ(F1)の内容を判断し、該蓋判定フラグ(F1)が「1」でない場合、即ち、上記蓋監視タイマ(T1)がタイムアップするまでの短時間内に開閉蓋(11)が閉じられたと判断される場合は、ステップ(115) で給気用ダンパ(6) を再び半開状態にすると共に分配比率調節ダンパ(51)を乾燥工程位置(56b) にセットし、その後、制御動作をステップ(106) に戻して生ごみの乾燥動作を継続させる。他方、上記蓋判定フラグ(F1)が「1」になっていて開閉蓋(11)が長時間開放状態に放置された後に該開閉蓋(11)が閉じられたと判断されると、ステップ(114) でガスバーナ(3) (ステップ(112) で消火せしめられている)を燃焼させ、その後、上記と同様にステップ(115) を実行して分配比率調節ダンパ(51)を乾燥工程位置(56b) に切り替える等の制御を行う。
【0037】
次に、乾燥容器(1) 内の生ごみが乾燥して湿度センサ(82)の検知する湿度が設定湿度まで低下すると、制御動作が冷却工程(C) に移行し、ステップ(106) 又はステップ(110) からステップ(116) が実行されて分配比率調節ダンパ(51)を冷却位置(58b) に切替えると共に給気用ダンパ(6) を全開状態に維持し、更に、ガスバーナ(3) を消火させる。すると、上記給気用ダンパ(6) の全開動作によって給気口(22)から大量の外気が循環用通路(2) 内に流入すると共に、これが図1の矢印で示すように捩れ整流板(69)に案内されて乾燥容器(1) 外面に接近する方向に進路変更せしめられ、更に、該進路変更された外気が冷却位置(58b) にある分配比率調節ダンパ(51)で案内されて乾燥容器(1) 内に供給される。一方、気体吸引口(16)から循環用通路(2) 内に吸引された乾燥容器(1) 内の高温気体は、上記捩れ整流板(69)でガスバーナ(3) 側に案内され、燃焼部(31)近傍を通過して分配比率調節ダンパ(51)で排気回路(21)側に導かれる。即ち、上記実施例によれば、分配比率調節ダンパ(51)を冷却位置(58b) に切り替えることにより、乾燥容器(1) 内の高温気体が排気回路(21)に排出される一方、給気口(22)から供給される外気は乾燥容器(1) 内に積極的に導かれることなり、これにより、乾燥容器(1) 内が速やかに冷却される。
【0038】
そして、ステップ(117) で乾燥容器(1) 内が設定温度(例えば50℃)に低下したことが確認できると、ステップ(118) で給気用のファン(F) と攪拌器(4) 用の駆動モータ(M1)をOFF状態にして乾燥動作を停止させる。
爾後、操作レバー(L)を操作して底蓋(13)を開放し、乾燥後のゴミを回収バケット(5) に落とし込んで回収する。
【0039】
尚、上記実施例では、運転停止時に開閉蓋(11)が開放された際にはガスバーナ(3) を燃焼させると共にファン(F) を作動させたが(ステップ(91)(92)参照)、ガスバーナ(3) を消火状態に維持したままファン(F) のみを作動させるようにしてもよい。
又、上記実施例では加熱源としてガスバーナ(3) を採用したが、これに代えて電気ヒータを使用してもよい。
【0040】
又、運転停止時に分配比率調節ダンパ(51)で排気回路(21)の開度を最小開度に維持すると、運転停止時に、乾燥容器(1) 内の臭気が排気回路(21)を介して外部に漏出し難くなる。
尚、上記実施例に於いては、分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) の開度を最小開度にするときには(分配比率調節ダンパ(51)をごみ投入一(57b) に維持するとき)、該分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) を全閉状態としたが、該通路は必ずしも全閉にする必要はない。又、図1のものでは、分配比率調節ダンパ(51)を昇温工程位置(55b) まで回動させて排気回路(21)の開度を最小値にした時には該排気回路(21)が全閉状態にならないようにしているが、該排気回路(21)を全閉状態にしても良い。
【0041】
上記実施例では、循環用通路(2) から排気回路(21)への分岐点(29)に設けた分配比率調節ダンパ(51)を開度調整装置として採用したが、上記分岐点(29)の下流側の循環用通路(2) 内と排気回路(21)内の夫々に開度調節用ダンパを各別に配設し、これにより、排気回路(21)等を各別に開度調節しても良い。この場合、排気回路(21)と循環用通路(2) に配設した開度調節用ダンパが既述技術的手段に記載した開度調節装置に対応する。又、この場合、排気回路(21)側又は分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) を最小開度としたとき、必ずしも、分岐点(29)より下流側の循環用通路(2) 又は排気回路(21)側が最大開度にする必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の縦断面図
【図2】分配比率調節ダンパ(51)近傍の詳細斜視図
【図3】制御回路の説明図
【図4】制御用フローチャート
【図5】制御用フローチャート
【図6】制御用フローチャート
【図7】先行技術の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・乾燥容器
(2) ・・・循環用通路
(3) ・・・ガスバーナ

Claims (3)

  1. 開閉蓋(11)で開閉されるごみ投入口(11a)を具備する乾燥容器(1)と、該乾燥容器(1)とファン(F)の間を循環するように形成された循環用通路(2)と、該循環用通路(2)内の循環気体を加熱する加熱源と、上記循環用通路(2)に分岐接続された排気回路(21)と、前記循環用通路(2)における前記排気回路(21)への分岐点に設けられ且つ前記排気回路(21)側の開度が増加するに従って該分岐点より下流側の循環用通路(2)の開度が減少するようにこれら両開度の増減変化を逆方向に調節する開度調整装置を具備し、上記加熱源の発熱に伴って生ごみから発生する水蒸気等を前記排気回路(21)から排出させるようにした生ごみ処理装置の制御方法において、開閉蓋(11)が開放されたときには、排気回路(21)への分岐点より下流側の循環用通路(2)が最小開度となるように前記開度調整装置を作動させるようにした生ごみ処理装置の制御方法。
  2. 開閉蓋(11)で開閉されるごみ投入口(11a)を具備する乾燥容器(1)と、該乾燥容器(1)とファン(F)の間を循環するように形成された循環用通路(2)と、該循環用通路(2)内の循環気体を加熱する加熱源と、上記循環用通路(2)に分岐接続された排気回路(21)と、前記循環用通路(2)における前記排気回路(21)への分岐点に設けられ且つ前記排気回路(21)側の開度が増加するに従って該分岐点より下流側の循環用通路(2)の開度が減少するようにこれら両開度の増減変化を逆方向に調節する開度調整装置を具備し、上記加熱源の発熱に伴って生ごみから発生する水蒸気等を前記排気回路(21)から排出させるようにした生ごみ処理装置の制御方法において、運転開始後、乾燥容器(1)内が設定温度に昇温するまでは、排気回路(21)側が最小開度になるように開度調整装置を作動させるようにした生ごみ処理装置の制御方法。
  3. 開閉蓋(11)で開閉されるごみ投入口(11a)を具備する乾燥容器(1)と、該乾燥容器(1)とファン(F)の間を循環するように形成された循環用通路(2)と、該循環用通路(2)内の循環気体を加熱する加熱源と、上記循環用通路(2)に分岐接続された排気回路(21)と、前記循環用通路(2)における前記排気回路(21)への分岐点に設けられ且つ前記排気回路(21)側の開度が増加するに従って該分岐点より下流側の循環用通路(2)の開度が減少するようにこれら両開度の増減変化を逆方向に調節する開度調整装置を具備し、上記加熱源の発熱に伴って生ごみから発生する水蒸気等を前記排気回路(21)から排出させるようにした生ごみ処理装置の制御方法において、運転停止時には、排気回路(21)が最小開度となるように開度調整装置を作動させるようにした生ごみ処理装置の制御方法。
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