JPH08159660A - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JPH08159660A
JPH08159660A JP6304740A JP30474094A JPH08159660A JP H08159660 A JPH08159660 A JP H08159660A JP 6304740 A JP6304740 A JP 6304740A JP 30474094 A JP30474094 A JP 30474094A JP H08159660 A JPH08159660 A JP H08159660A
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circulation passage
dry distillation
drying container
gas burner
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Yozo Kagami
要三 各務
Takayuki Tamura
孝之 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生ごみを収容して乾燥させる為の乾燥容器(1)
に、これの内部の空気をファン(F) により強制循環する
為の循環用通路(2) を付設し、この循環用通路(2) の構
成面に加熱源(3) を設け、この循環用通路(2) には、前
記加熱源(3) より上流側に前記循環系の外部から外部空
気を吸引させる吸引用開口(22)を設けると共に、前記加
熱源(3) の下流側に排気回路を分岐し、この循環用通路
(2) 内にて、これに乾燥容器(1) から出口部(16)を介し
て流入した乾留ガスと、前記外部空気とを合流させるよ
うにした生ごみ処理装置において、加熱源(3) による乾
留ガスの脱臭効率を向上させること。 【構成】乾燥容器(1) から循環用通路(2) への出口部(1
6)と加熱源(3) との間に、乾留ガスを加熱源(3) 側に導
くガイド部(4) を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ処理装置、特
に、生ごみを強制循環加熱空気により乾燥させる形式の
生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】この種生ごみ処理装置とし
て、既に、特願平6−129241号に提案したものが
ある。このものは、図1に示すように、乾燥容器(1) の
側部に、これの内部の空気を強制循環させる為の循環用
通路(2) を付設した構成であり、この循環用通路(2) に
は、前記乾燥容器(1) の反対側の構成面にガスバーナ(3
a)が設けられている。又、この循環用通路(2) の下端部
に、前記循環系の外部から外部空気を吸引する為の吸引
用開口(22)が設けられている。更に、前記ガスバーナ(3
a)よりも下流側にて前記循環用通路(2) から排気回路(2
1)が分岐している。尚、同図のものでは、前記循環用通
路(2) における排気回路(21)の分岐部と前記ガスバーナ
(3a)との間に、上記強制循環用のファン(F) が設けられ
ている。
【0003】このものでは、ガスバーナ(3a)により加熱
された熱風がファン(F) により前記循環系内を強制循環
されて乾燥容器(1) 内の生ごみが乾燥処理される。そし
て、循環用通路(2) 内にて、吸引用開口(22)から吸引さ
れた外部空気と、乾燥容器(1) から出口部(16)を介して
流入した乾留ガスとが合流して加熱され、これら気体の
内、前記循環系の容積に対する余剰空気量が排気回路(2
1)から排出される。これにより、前記乾留ガス内の水蒸
気が排気される。又、前記乾留ガス内の臭気成分は、こ
の乾留ガスが循環用通路(2) 内を通過する際に前記ガス
バーナ(3a)により燃焼されて脱臭される。
【0004】このものでは、前記循環系内の空気を加熱
する為のガスバーナ(3a)が脱臭装置を兼ねるから、これ
の他に脱臭装置が不要となる。又、水蒸気を排気する方
式であるから、これを凝縮排水させる為の凝縮装置が不
要となる。従って、このものでは、装置全体を簡素化で
きる。ところが、このものでは、次のような問題が残
る。
【0005】上記吸引用開口(22)は、出口部(16)より
も、乾燥容器(1) に対して外側、即ち、ガスバーナ(3a)
が配置される側に位置するから、上記循環用通路(2) 内
にて、上記外部空気がガスバーナ(3a)側を流れ、又、上
記乾留ガスが乾燥容器(1) 側を流れる。従って、このも
のでは、前記乾留ガスに含まれる臭気成分がガスバーナ
(3a)に接触しにくく、脱臭効率が不十分となる。
【0006】
【技術的課題】本発明は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、『生ごみを収容して乾燥させる為の乾燥容器
(1) に、これの内部の空気をファン(F) により強制循環
する為の循環用通路(2) を付設し、この循環用通路(2)
の構成面に加熱源(3) を設け、この循環用通路(2) に
は、前記加熱源(3) より上流側に前記循環系の外部から
外部空気を吸引させる吸引用開口(22)を設けると共に、
前記加熱源(3) の下流側に排気回路を分岐し、この循環
用通路(2) 内にて、これに乾燥容器(1) から出口部(16)
を介して流入した乾留ガスと、前記外部空気とを合流さ
せるようにした生ごみ処理装置』において、加熱源(3)
による乾留ガスの脱臭効率を向上させることをその課題
とする。 [請求項1の発明]
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『乾燥容器(1) から循環用通路(2) への出口
部(16)と加熱源(3) との間に、乾留ガスを加熱源(3) 側
に導くガイド部(4) を設けた』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。このも
のでは、循環用通路(2) 内における出口部(16)と加熱源
(3) との間に、乾留ガスを加熱源(3) 側に導くガイド部
(4) が設けられているから、前記循環用通路(2) 内に
て、これに乾燥容器(1) から出口部(16)を介して流入し
た乾留ガスは、加熱源(3) 側を流れる。従って、前記乾
留ガスに含まれる臭気成分が加熱源(3) に接触し易くな
る。
【0009】
【効果】乾燥容器(1) から循環用通路(2) 内に流入した
乾留ガスに含まれる臭気成分が、加熱源(3) に接触し易
いから、これによる燃焼脱臭効果が向上する。 [請求項2の発明]この請求項2の発明は、上記請求項
1の発明において、『ガイド部(4) を、出口部(16)に連
設されるガイド筒(4a)とし、このガイド筒(4a)の下流側
端部を、加熱源(3) の上流端に臨ませた』ものであり、
このものでは、乾燥容器(1) 内の乾留ガスは、ガイド筒
(4a)を通過して循環用通路(2) 内に流入する。このと
き、前記ガイド筒(4a)の下流側端部を、加熱源(3) の上
流端に臨ませてあるから、前記乾留ガスは、加熱源(3)
側を流れる。従って、上記作用・効果が確保される。 [請求項3の発明]この請求項3の発明は、上記請求項
1の発明において、『ガイド部(4) を、循環用通路(2)
の長手方向に沿って挿入され且つ捩れた帯状の案内板(4
b)とし、この案内板(4b)の上流側平面部の一方の面を、
出口部(16)又はその下流側近傍に対面させ、下流側平面
部における前記一方の面と連続する面を、加熱源(3) 又
はその上流側近傍に対面させた』ものであり、このもの
では、循環用通路(2) 内にその長手方向に沿って捩れた
帯状の案内板(4b)が挿入され、この案内板(4b)は、その
上流側平面部の一方の面が出口部(16)又はその下流側近
傍に対面し、下流側平面部における前記一方の面と連続
する面が加熱源(3) 又はその上流側近傍に対面するか
ら、前記出口部(16)から循環用通路(2) 内に流入した乾
留ガスは、前記案内板(4b)により加熱源(3) 側に導かれ
る。これにより、前記乾留ガスは、加熱源(3) 側を流れ
るものとなる。従って、上記作用・効果が確保される。
【0010】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。 [実施例1]この実施例1は、図2に示すように、既述
の乾燥容器(1) を円筒状に形成してケーシング(K) 内に
直立姿勢にて配置し、この乾燥容器(1) の側部に既述の
循環用通路(2) を上下方向に付設してこの乾燥容器(1)
の上下端部に連通接続し、前記循環用通路(2) の中程に
既述の加熱源(3) としてのガスバーナ(3a)を設けたもの
である。
【0011】[各部の構成について]上記乾燥容器(1)
には、生ごみ投入用の上端の開口部(11)が上記ケーシン
グ(K) の上面に開口しており、この開口部(11)は、蓋板
(11a) により開閉される。そして、この乾燥容器(1) の
底壁部の一側には、上記循環用通路(2) への出口部(16)
が設けられ、又、この乾燥容器(1) の胴部上端には、前
記出口部(16)の直上位置に前記循環用通路(2) からの入
口部(17)が設けられている。更に、前記出口部(16)の内
側には、金網等からなるフィルタ(15)が装着されてい
る。尚、この乾燥容器(1) 内には、生ごみを攪拌する為
の攪拌器(P) が水平に架設され、その駆動モータ(M1)に
より回転駆動される。又、この攪拌器(P) の下方には、
ロストル(14)が設けられている。更に、この乾燥容器
(1) の底壁部には、前記出口部(16)とは反対側に乾燥ご
み排出用の排出口(12)が設けられ、底蓋(12a) により開
閉される。又、この底蓋(12a) の下方に、ゴミ容器(5)
が配置されている。
【0012】そして、上記循環用通路(2) は、上記出口
部(16)から入口部(17)に至る範囲に形成され、この循環
用通路(2) の下端部(上流端部)の構成壁は、前記出口
部(16)を下方から包囲する態様にて乾燥容器(1) の壁部
に連続している。又、この循環用通路(2) における前記
入口部(17)の上流側近傍位置から排気回路(21)が分岐し
ている。そして、この循環用通路(2) 内には、前記出口
部(16)の外側端縁(16a) に連続するL字状の仕切り板(4
1)が下流側に延びており、この仕切り板(41)と循環用通
路(2) の下端部の両側壁とが連設一体化されて、これら
が筒状体を形成する。この筒状体が既述請求項2に記載
のガイド筒(4a)となる。更に、前記仕切り板(41)の下流
側端部は、後述のガスバーナ(3a)の上流側近傍に位置し
ている。
【0013】更に、前記仕切り板(41)の下流側の直立片
(41a) と乾燥容器(1) の側壁との間には、上記循環系の
外部から外部空気を吸引する為の一対の吸引用開口(22)
(22)が循環用通路(2) の構成壁に開口しており、その外
面にダンパー(6) が対接している。このダンパー(6)
は、円板状に形成されると共に、一対の空気口(63)(63)
を具備した構成であり、駆動モータ(図示せず)により
回動される。この回動により前記吸引用開口(22)(22)が
開閉される。
【0014】又、上記循環用通路(2) の中程における乾
燥容器(1) とは反対側の構成面に、上記ガスバーナ(3a)
が設けられ、これの燃焼部(31)が前記乾燥容器(1) 側を
向いている。これにより、ガスバーナ(3a)は、循環用通
路(2) 内の気体に加えて乾燥容器(1) の側壁を加熱する
ものとなるから、この処理装置全体の熱効率が向上す
る。尚、この実施例1では、ガスバーナ(3a)として、セ
ラミック式の燃焼プレートを用いた全一次空気式バーナ
が採用され、これの一次空気口及びノズル(N) は、ケー
シング(K) 内で且つ前記循環系の外部に位置している。
【0015】更に、前記循環用通路(2) 内には、ガスバ
ーナ(3a)と上記排気回路(21)の分岐部との間に、上記循
環系内の空気を強制循環する為のファン(F) が設けられ
ている。 [使用の実際について]上記構成の生ごみ処理装置の使
用の実際について、以下に説明する。
【0016】この処理装置では、乾燥容器(1) 内に生ご
みを投入して蓋板(11a) を閉じた状態で、攪拌器(P) 及
びファン(F) を回転させると共に、ガスバーナ(3a)を燃
焼させる。又、上記ダンパー(6) を開状態としておく。
すると、前記乾燥容器(1) 内の生ごみが攪拌器(P) によ
り攪拌され、又、前記ガスバーナ(3a)により加熱された
空気が前記ファン(F) により上記循環系内を強制循環さ
れる。これにより、前記生ごみが乾燥される。
【0017】そして、前記乾燥によって生ごみから水蒸
気及び臭気成分が発生し、これらを含む乾留ガスが、出
口部(16)から循環用通路(2) 内に流入する。又、上記フ
ァン(F) の吸引負圧により吸引用開口(22)(22)から外部
空気が吸引される。これら気体は、その一部が入口部(1
7)から乾燥容器(1) 内に帰還するが、前記循環系の容積
に対する余剰の空気量が排気回路(21)から排出される。
これにより、前記乾留ガス内の水蒸気が装置外に排気さ
れる。
【0018】又、前記乾留ガス内の臭気成分は、この乾
留ガスが循環用通路(2) 内を通過する際に前記ガスバー
ナ(3a)により燃焼されて脱臭される。このとき、前記出
口部(16)に上記ガイド筒(4a)が連続し、このガイド筒(4
a)の下流端部がガスバーナ(3a)の上流端部に臨んでいる
ことから、前記乾留ガスは、ガスバーナ(3a)側を流れ、
上記外部空気は、乾燥容器(1) 側を流れる。従って、前
記乾留ガス内の臭気成分がガスバーナ(3a)に接触し易い
ものとなる。尚、このものでは、ガスバーナ(3a)の燃焼
部(31)の炎の温度が、前記臭気成分を燃焼させるのに十
分な高温であるから、前記接触による臭気成分の燃焼が
確実である。又、これにより、十分な脱臭効果が得られ
るが、図2の二点鎖線に示すように、排気回路(21)に脱
臭装置(7) を介装すれば、前記脱臭効果がより確実とな
る。尚、この脱臭装置(7) を設けなくてもよい。
【0019】尚、上記ダンパー(6) の開度を、乾燥処理
工程の各段階に応じて調整すると、上記乾燥処理の効率
が向上する。即ち、乾燥初期において、ダンパー(6) を
全閉とすると、外部空気が吸引されず、上記余剰空気量
が小さく抑えられるから、上記排気量が少量に維持され
る。これにより、乾燥容器(1) 内への循環気体量が大量
に維持されて、乾燥容器(1) 内が迅速に高温に達し、生
ごみ乾燥、つまり、水蒸気発生が促進される。この後、
ダンパー(6) を半開とすると、上記外部空気が吸引され
て上記排気量が増大するから、水蒸気排出が促進され
る。更にこの後、ガスバーナ(3a)の燃焼を停止すると共
にダンパー(6) を全開とすると、外部空気の吸引量が最
大となって上記余剰気体量が最大となる。これにより、
上記水蒸気排出量が最大となる。又、同時に、排気に伴
う熱放出が最大となるから、乾燥容器(1) 内の温度が低
下する。
【0020】以上の乾燥動作により、乾燥容器(1) 内の
生ごみは、最終的に水分を殆ど含まない状態に乾燥さ
れ、体積が1/5〜1/10程度に小さくなった乾燥ご
みとなる。そして、この乾燥ごみは、ロストル(14)の下
方に貯留される。この貯留量が所定量に達すると、底蓋
(12a) を開けて、前記貯留ごみを排出口(12)からゴミ容
器(5) に落下させる。尚、ゴミ容器(5) は、ケーシング
(K) の前面下部に設けた開閉蓋(52)を開けてこれの開口
(51)から取り出す。
【0021】[変形例について] .上記実施例1では、仕切り板(41)と循環用通路(2)
の下端両側の構成壁とから既述のガイド筒(4a)を構成し
たが、これを、図3に示すように、前記循環用通路(2)
の構成壁から分離形成されたガイド筒(4a)としてもよ
い。この場合、同図に示すように、循環用通路(2) の最
下端の構成壁に、上記吸引用開口(22)を設け、これの外
面にダンパー(6) を対接させた構成が採用できる。この
ダンパー(6) は、その一端が揺動可能に軸支され、その
外面部に駆動装置(62)の出力軸(61)が連結されている。
【0022】.上記実施例1では、ファン(F) を、ガ
スバーナ(3a)と排気回路(21)の分岐部との間に設けた
が、これに限定されるものではなく、例えば、図4に示
すように、ガイド筒(4a)内に設けてもよい。この場合で
も、上記循環系内の空気が強制循環されると共に、吸引
負圧により吸引用開口(22)(22)から外部空気が吸引され
る。
【0023】.上記実施例1では、ガスバーナ(3a)
を、循環用通路(2) における乾燥容器(1) とは反対側の
構成面に設けたが、この位置に限定されるものではな
い。例えば、乾燥容器(1) 側に設けてもよい。この場合
でも、上記ガイド筒(4a)の下流端部をガスバーナ(3a)の
上流端部に臨ませた構成とすることにより、上記と同様
の作用を奏する。 [実施例2]この実施例2は、基本的には上記実施例1
と同様の生ごみ処理装置に、既述請求項3の発明を実施
したものである。
【0024】この実施例2では、図5及び図6に示すよ
うに、上記実施例1と同様の循環用通路(2) 内における
出口部(16)とガスバーナ(3a)との間に、捩れた帯状の案
内板(4b)が、前記循環用通路(2) の長手方向(上下方
向)に沿って挿入されている。この案内板(4b)は、その
上下端から一定範囲が循環用通路(2) の側壁間に架設さ
れた支持部(43)(43)となっており、これら支持部(43)(4
3)相互間が180度ねじられた構成となっている。又、
この案内板(4b)の上流側の前記支持部(43)の一面が前記
出口部(16)に対面すると共に、下流側の支持部(43)にお
ける前記一面と連続する面がガスバーナ(3a)の上流側近
傍に対面している。尚、この実施例2では、上記吸引用
開口(22)は、循環用通路(2) の側壁における前記出口部
(16)と対向する位置に設けられ、これの外面にダンパー
(6) が対接している。
【0025】この実施例2のものでは、出口部(16)から
循環用通路(2) 内に流入した乾留ガスは、上記案内板(4
b)における出口部(16)に対向する面に沿って下流側に流
れる。このとき、案内板(4b)は、上記のように捩られた
構成であるから、前記乾留ガスは、ガスバーナ(3a)側に
導かれる。一方、吸引用開口(22)から吸引された外部空
気は、前記案内板(4b)における吸引用開口(22)に対向す
る面に沿って下流側に流れ、前記ガスバーナ(3a)とは反
対側(乾燥容器(1) 側)に導かれる。従って、この実施
例2のものでも、前記乾留ガスがガスバーナ(3a)側を流
れ、上記実施例1と同様の作用を奏する。
【0026】尚、この実施例2でも、ガスバーナ(3a)
を、循環用通路(2) における乾燥容器(1) とは反対側の
構成面に設けたが、これ以外の位置に設けてもよい。こ
の場合、上記案内板(4b)の捩り角度を調整して、これの
下流側の支持部(43)において、上流側の出口部(16)との
対向面と連続する面がガスバーナ(3a)及びその上流側近
傍に対面する構成とすれば、上記と同様の作用を奏す
る。 [実施例3]上記実施例1及び2は、何れも、円筒状の
乾燥容器(1) を直立させてその側部に循環用通路(2) を
上下方向に付設したものであるが、この実施例3は、図
7に示すように、乾燥容器(1) を傾斜させてケーシング
(K) 内に配置し、これの上側壁に沿って循環用通路(2)
を付設したものである。
【0027】前記乾燥容器(1) には、生ごみ投入用の開
口部(11)の近傍の上側壁に出口部(16)が設けられ、この
上側壁に於ける底壁部近傍に入口部(17)が設けられ、前
記出口部(16)から入口部(17)に至る上記循環用通路(2)
が形成されている。この循環用通路(2) は、その上流端
から下流側に向かって一旦上昇した後に降下する態様に
屈曲形成され、この循環用通路(2) の下流端部、つま
り、上記入口部(17)の上方から排気回路(21)が分岐して
いる。
【0028】又、前記循環用通路(2) の上端の屈曲部(2
9)には、下向きに配置したガスバーナ(3a)の燃焼部(31)
が設けられている。又、このガスバーナ(3a)の配置部よ
り下流側の直立部(28)にファン(F) が配置されている。
更に、この循環用通路(2) 内には、前記出口部(16)の下
方端縁からL字状の仕切り板(41)が直立し、その先端部
は、前記屈曲部(29)内に臨んでいる。又、この仕切り板
(41)は、循環用通路(2) の両側壁と連設一体化され、こ
れらが筒状体を形成する。この筒状体が上記実施例1と
同様に既述のガイド筒(4a)となる。そして、循環用通路
(2) の前記側壁には、上記実施例1と同様の吸引用開口
(22)及びダンパー(6) が配置されている。これら構成に
より、上記実施例1と同様の作用を奏するものとなる。
【0029】尚、この実施例の場合、前記ガスバーナ(3
a)を、上記実施例1と同様のセラミックプレート式の表
面燃焼バーナとしてあり、その燃焼面を比較的広く設定
できるから、臭気成分の燃焼効率が向上する。又、この
ガスバーナ(3a)を下向きに配置しているから、乾留ガス
及び外部空気に含まれるダスト成分の燃えかすが前記セ
ラミックプレートに付着する不都合が防止される。そし
て、乾燥容器(1) の胴部及び底部には、前記循環用通路
(2) と平行に付設され且つ入口(60a) が乾燥容器(1) の
底部下方に開口する空気通路(60)が付設されており、こ
れにより、乾燥容器(1) の保温・断熱作用が得られ熱効
率が向上する。又、乾燥容器(1) には、上記構成以外に
も、実施例1と同様に、攪拌器(P) 、これの駆動モータ
(M1)、蓋板(11a) 、乾燥ゴミ排出用の排出口(12)、これ
の底蓋(12a) 等が具備されている。更に、前記底蓋(12
a) の下方にゴミ容器(5) が設置され、上記排気回路(2
1)には、脱臭装置(7) が介装されている。
【0030】[変形例について] .上記した何れの実施例でも、加熱源(3) を、ガスバ
ーナ(3a)としたが、これに限定されるものではなく、電
熱ヒータとしてもよい。又、ガスバーナ(3a)としては、
ブンゼンバーナ等、全一次式の表面燃焼バーナ以外のも
のが採用できることはいうまでもない。
【0031】.ダンパー(6) として、上記実施例以外
のものが採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明の実施例1の説明図
【図3】ガイド筒(4a)を変形例の説明図
【図4】ファン(F) の配設位置の変形例の説明図
【図5】実施例2の説明図
【図6】案内板(4b)の正面図
【図7】実施例3の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・乾燥容器 (F) ・・・ファン (2) ・・・循環用通路 (3) ・・・加熱源 (22)・・・吸引用開口 (16)・・・出口部 (4) ・・・ガイド部 (4a)・・・ガイド筒 (4b)・・・案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/74 B09B 5/00 ZAB // F26B 9/06 Q B09B 5/00 ZAB P

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを収容して乾燥させる為の乾燥容
    器(1) に、これの内部の空気をファン(F) により強制循
    環する為の循環用通路(2) を付設し、この循環用通路
    (2) の構成面に加熱源(3) を設け、この循環用通路(2)
    には、前記加熱源(3) より上流側に前記循環系の外部か
    ら外部空気を吸引させる吸引用開口(22)を設けると共
    に、前記加熱源(3) の下流側に排気回路を分岐し、この
    循環用通路(2) 内にて、これに乾燥容器(1) から出口部
    (16)を介して流入した乾留ガスと、前記外部空気とを合
    流させるようにした生ごみ処理装置において、 乾燥容器(1) から循環用通路(2) への出口部(16)と加熱
    源(3) との間に、乾留ガスを加熱源(3) 側に導くガイド
    部(4) を設けた生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 ガイド部(4) を、出口部(16)に連設され
    るガイド筒(4a)とし、このガイド筒(4a)の下流側端部
    を、加熱源(3) の上流端に臨ませた請求項1に記載の生
    ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部(4) を、循環用通路(2) の長手
    方向に沿って挿入され且つ捩れた帯状の案内板(4b)と
    し、この案内板(4b)の上流側平面部の一方の面を、出口
    部(16)又はその下流側近傍に対面させ、下流側平面部に
    おける前記一方の面と連続する面を、加熱源(3) 又はそ
    の上流側近傍に対面させた請求項1に記載の生ごみ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 ファン(F) を、循環用通路(2) 内におけ
    る加熱源(3) と排気部との間に設けた請求項1〜3の何
    れかに記載の生ごみ処理装置。
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JPH10103869A (ja) * 1996-09-19 1998-04-24 Tomy & Brain Corp 生ごみ乾燥機

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