JP3607212B2 - 高さ調整可能なラベル保持体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジュースやコーヒー、ビールなどの飲料の自動販売機に設置される高さ調整可能なラベル保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機内の商品を展示するダミー体は、一般に、透明または半透明の素材を用いて中空に形成されたラベル保持体に、変色性および褪色性の低い印刷が施された、商品内容を表すための商品表示ラベルを取り付けることにより構成されている。しかし、自動販売機の多くは屋外に設けられるので、前記商品表示ラベルが日光に直射されて紫外線を浴び、印刷模様や表示が短期間で変色または褪色しやすい。そこで、従来よりメンテナンス要員などが定期的に自動販売機の設置場所を巡回して、その設置場所で商品表示ラベルを交換するようにしている。
【0003】
また、自動販売機に新商品を入れたり企画変更で他商品と入れ替えたりするに際しても、陳列されているラベル保持体、またはラベル保持体に取り付けられている商品表示ラベルをそれぞれの現場で取り換える作業が必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、現在自動販売機で販売される飲物は、その種類が多様化しており、その容量も、190mL、200mL、250mL、280mL、350mL、500mLなど多岐にわたっている。このため、従来のラベル保持体では、たとえば容量が異なる商品を自動販売機に入れ替えなければならないとき、商品表示ラベルだけでなく、ラベル保持体も取り換える必要があった。
【0005】
そして、メンテナンス要員が、自動販売機の商品を容量の異なる別の商品に入れ換えるときには、ラベル保持体と商品表示ラベルの両方を交換できるように、ラベル保持体も種々用意しておく必要があった。また、場合によっては、ラベル保持体の大きさに合わない商品表示ラベルを無理やり取り付けざるを得ないこともあった。
【0006】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、大きさの異なる商品表示ラベルの取り替えを容易に行うことができる高さ調整可能なラベル保持体(以下、単にラベル保持体という)を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の高さ調整可能なラベル保持体は、商品表示ラベルの上端部を保持する上蓋部およびこの上蓋部の背面に下側に向けて連設される下向き背面部からなる上部材と、前記商品表示ラベルの下端部を保持する下蓋部およびこの下蓋部の背面に上側に向けて連設される上向き背面部を有する下部材とから構成され、前記下向き背面部または上向き背面部のいずれか一方が外背面部となり、他方が前記外背面部の内側に当接される内背面部となるとともに、前記外背面部および内背面部のいずれか一方には、上下方向に長いガイド用の凹入溝が設けられ、他方には、前記凹入溝にスライド可能にかつ側方からは抜けないように嵌め込まれるスライド部が設けられており、また、外背面部の左右両端部と内背面部の左右両端部との間に左右両端が挿入された商品表示ラベルを保持するように構成してある(請求項1)。
【0008】
さらに、前記スライド部が前記凹入溝内をスライドするとき、常に二箇所以上で、スライド部と凹入溝とが線接触または面接触するとしてもよい(請求項2)。
【0009】
上記の構成により、大きさの異なる商品表示ラベルの取り替えを容易に行うことができる高さ調整可能なラベル保持体を提供することが可能となる。
【0010】
すなわち、上記構成のラベル保持体においては、上部材と下部材が分離自在に結合されるものであり、組立および分解などを容易に行うことができ、上部材と下部材とを組み合わせた状態でこれらを相互に移動させるだけで高さ調整を行うことができ、種々の大きさの商品表示ラベルに対処することができ、商品表示ラベルの交換を容易に行うことができる。そして、前記ラベル保持体においては、上部材と下部材とを相互に移動させるときに、常に、前記凹入溝とスライド部とを互いにしっかりと当接させておくことができ、ねじれに対する剛性が上昇することから、ラベル保持体をどのような高さに調整した場合でも、ラベル保持体が、その上下方向を向く軸回りにがたついたり、その前後方向を向く軸回りにがたついたりすることなく、ラベルをより確実に保持させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例を、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第一実施例に係る高さ調整可能なラベル保持体(以下、ラベル保持体という)Dが展示される自動販売機1の構成を概略的に示す斜視図である。
自動販売機1は、商品補充のために開閉自在に設けられた扉2を前面に有している。この扉2の上部には、例えば光透過性の合成樹脂よりなり、商品内容を表示する方形の商品表示ラベル(以下、単にラベルという)LとこのラベルLを保持するラベル保持体D(その構成については、後で詳しく説明する。)とからなる複数のダミー体(見本体ともいう)3,3…を展示するための展示部2aが例えば上下二段に形成されており、各展示部2aの下部には、各ダミー体3に関連づけて商品選択用の押しボタン2b,2b…が配置されている。また、扉2の前記展示部2aの下方には、紙幣投入口2c、硬貨投入口2d、釣り銭口2eおよび釣り銭返却用操作レバー2fが設けられ、さらに、下方には商品取り出し口2gが設けられている。
【0012】
そして、各展示部2aには、図1の部分拡大図に示すように、複数のダミー体3を支持するための台座部4が設けられ、この台座部4の台座面4Aの下方には台座部4に立設保持されるダミー体3を照明するための照明灯5が設けられている。そして、前記台座面4Aには、ダミー体3の下部に形成された取付け部20(後述する)を嵌め込むための取付け孔4aが適宜の間隔をおいて複数設けられており、ダミー体3の取付け部20を取付け孔4aに嵌め込み、ダミー体3を適宜の方向に回転させることで、取付け部20に形成された係合突部24が取付け孔4aに形成された係合凹部4bと係合して、ダミー体3が取付け孔4aから抜けなくなる構成となっている。また、前記照明灯5は、たとえば蛍光灯からなり、この照明灯5からの光は、取付け孔4aを経てダミー体3の内側に照射され、この照射により、ダミー体3の前面側に設けられたラベルLがライトアップされるようにしてある。
【0013】
図2は、ラベル保持体Dの構成を概略的に示す斜視図、図3は、ラベル保持体Dの構成を概略的に示す縦断面図、図4は、ラベル保持体Dの構成を概略的に示す横断面図、図5は、ラベル保持体Dの構成を概略的に示す背面図、図6は、ラベル保持体Dの構成を概略的に示す側面図、図7(A)は、ラベル保持体Dの下部材11の構成を概略的に示す平面図、図7(B)は、ラベル保持体Dの上部材8の構成を概略的に示す横断面図である。
前記ラベル保持体Dは、上蓋部6およびこの上蓋部6の背面において半周よりやや小さい範囲で下側に向けて連設される下向き背面部7を有する上部材8と、下蓋部9およびこの下蓋部9の背面において半周よりやや小さい範囲で上側に向けて連設される上向き背面部10を有する下部材11とから構成されている。なお、この実施の形態においては、下向き背面部7は、上向き背面部10よりも外側に位置することから、以下、下向き背面部7を外背面部7といい、上向き背面部10は、外背面部7の内側に当接されることから、以下、内背面部10というものとする。
【0014】
前記上蓋部6は、平面視が円形で上面部が平らに形成された天板部12と、この天板部12の周縁部から下方に向けて連設された側壁部13とからなり、ラベルLの上端部Laを支持するように構成されている。より詳しくは、天板部12の下面には適宜径の環状のリブ14が形成されるとともに、このリブ14と側壁部13との間でかつ前面側(外背面部7とは反対側)に放射状に複数のガイド部15が形成されている。各ガイド部15は、側壁部13側ほど低くなる側面視がほぼ三角形に形成されている。また、側壁部13の内周面は、下側ほど径が小さくなるよう(例えば、テーパ面)に形成されている。
【0015】
前記外背面部7は、上蓋部6の側壁部13に連なる湾曲面よりなり、その左右の幅は後述する内背面部10の左右の幅とほぼ同じである。そして、この外背面部7の中央部分の内面側には、適宜の幅および長さを有するガイド用の凹入溝16が上下方向に形成されている。
【0016】
前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)に左右の幅が狭くなる幅狭部16aを有し、その外側(外背面部7の背面側)に左右の幅が広くなる幅広部16bを有しており、横断面がほぼ凸状をしている。また、凹入溝16は、後述する導入孔17aと交差する部分(本実施例では、下(凸部)側の部分)には形成されていない。
【0017】
また、前記外背面部7の凹入溝16の中央部分には、上下方向にガイド孔17が設けられており、また、このガイド孔17の凸部側(下端部)には、例えば水平方向に偏平した長円状の導入孔17aがガイド孔17と連通した状態で形成されている。さらに、外背面部7の外面側において、前記ガイド孔17の両側には、これと若干の距離をおき、かつ、これと平行な状態で2つの線状突部18,18が形成されている。各線状突部18の長さは、ガイド孔17の長さとほぼ同じであるが、導入孔17aと交差する部分には形成されてない。
【0018】
前記下蓋部9は、平面視が前記天板部12とほぼ同径の円環状体19と、この円環状体19の下方に垂直に連設される円筒状の取付け部20とからなる。より詳しくは、円環状体19の上面には、一部が上向き背面部10の下部となる第1側壁21が周設されるとともに、上向き背面部10が設けられてない前面側において、第1側壁21の外側にこれと適宜の間隔をおいて第2側壁22が立設され、両側壁21,22の間に溝23が形成されており、この溝23内にラベルLの下端部Lbが挿入保持される。また、取付け部20は、ダミー体3の取付け部となるもので、その外周面に係合突部24が適宜数形成されている。
【0019】
前記内背面部10は、下蓋部9の第1側壁21に連なる湾曲面よりなり、その中央部分には、前記外背面部7の凹入溝16にスライド可能にかつ側方からは抜けないように嵌め込まれるスライド部25が設けられている。
【0020】
前記スライド部25は、その内側(内背面部10の前面側)に左右の幅が小さくなる小幅部25aを有し、その外側(内背面部10の背面側)に左右の幅が大きくなる大幅部25bを有しており、横断面がほぼ凸状をしている。そして、前記スライド部25が凹入溝16に沿ってスライドするときには、前記小幅部25aは、前記凹入溝16の幅狭部16aに沿ってスライドし、前記大幅部25bは、前記凹入溝16の幅広部16b内に沿ってスライドする。このスライド部25は、前記内背面部10の上端から下端にかけて設けられている。
【0021】
また、前記内背面部10のスライド部25の外面側の凸部側の適宜の位置には、前記外背面部7に形成された導入孔17aに挿通させることができる係止部26が突設されている。この係止部26は、平面視T字状で、前記ガイド孔17の幅よりやや細い軸部26aと、軸部26aと一体的に形成され前記ガイド孔17の幅より大きく、導入孔17aよりやや小さい長円状かつ偏平な係合頭部26bとからなる。そして、係合頭部26bの長手方向の長さ(この例では水平方向の長さ)は、ガイド孔17の両側に形成された2つの線状突部18,18間の距離よりやや大きく設定され、係止部26がガイド孔17内にあるとき、係合頭部26bの背面が2つの線状突部18,18に同時に線接触するようにしてある。
【0022】
次に、上記構成からなるラベル保持体Dの組み立て方法について説明する。
まず、上部材8と下部材11とを図6に示すように位置させる。すなわち、下部材11の内背面部10の凸部側に上部材8の外背面部7を位置させ、かつ、外背面部7の導入孔17aと内背面部10の係止部26とが対応するようにし、その状態で外背面部7と内背面部10とを近づけ、係止部26の頭部26bを導入孔17aに挿通させる。
【0023】
そして、上部材8を下蓋部9方向に移動および/または下部材11を上蓋部6方向に移動させることにより、係止部26をガイド孔17内に位置するようになり、かつ、前記スライド部25が前記凹入溝16内へと差し込まれ、以上でラベル保持体Dの組み立てが完了する。
【0024】
上記のように組み立てられた状態のラベル保持体Dでは、上部材8が下方にずり下がらない程度に、常に二箇所以上で、スライド部25と凹入溝16とが線接触または面接触した状態となる。例えば、スライド部25において対向する面(例えば、スライド部25の左右両面および前後両面のいずれか一方または両方)が、常に前記凹入溝16に線接触または面接触した状態となる。
【0025】
また、上記のように組み立てられた状態のラベル保持体Dでは、前記係止部26の係合頭部26bの背面がガイド孔17の両側に位置する線状突部18,18に線接触状態で接触し、係合頭部26bと適宜の弾性により、上部材8が下方にずり下がらない程度に、係止部26は線状突部18,18と軽く接触する。
【0026】
したがって、上部材8および/または下部材11に軽く力を加えるだけで、上蓋部6と下蓋部9との距離、すなわち、ラベル保持体Dの全長を変えることができる。
【0027】
上述のようにして組み立てられたラベル保持体DにラベルLを取り付けるには、方形のラベルLを、図2に示すように、円弧状に曲げて、その下端部Lbを下蓋部9の溝23内に挿入し、上端部Laを上蓋部6の天板部12の下面および側壁部13の内面に当接させるとともに、左右の側端部Lcを外背面部7の左右の側端部と内背面部10の左右の側端部との間に挿入するだけでよい。しかし、そのためには、上述したように、上部材8および/または下部材11に軽く力を加えてラベル保持体Dの全長を変える必要がある。
【0028】
上記の構成からなるラベル保持体Dの高さ調整は、商品の容量(たとえば200mL、220mL、250mL、280mL、350mL、500mLなど)に対応させて行われ、例えば、前記係止部26の軸部26aがガイド孔17の上端内壁に当接するように、上部材8と下部材11の位置を設定した場合、ラベル保持体Dの高さは最小となる。また、前記係止部26の軸部26aがガイド孔17の下側に設けられた導入孔17aのすぐ上側に位置するように、上部材8と下部材11の位置を設定した場合、ラベル保持体Dの高さは最大となる。
【0029】
上述のようにラベル保持体Dの高さ調整を行って、ラベルLの上下の端部La,Lbを上蓋部6および下蓋部9にそれぞれ当接させた後、ラベルLの左右両端Lc,Lcをそれぞれ、外背面部7の左右両端部と内背面部10の左右両端部との間に挿入することにより、ラベルLを最適な状態で保持することができる。この場合、外背面部7の左右の端部の下部が内背面部10の左右の端部の上部よりやや凹んでいるので、ラベルLの左右両端Lc,Lcを外背面部7と内背面部10のそれぞれの左右の両端部との間に容易に挿入することができる。
【0030】
そして、上蓋部6の側壁部13の内周面が下側ほど径が小さくなるように形成されており、また、上蓋部6の天板部12にガイド部15が設けられていることから、前記ガイド部15によるラベルLの上端部Laのガイドにより、ラベルLの上端部Laを上蓋部6に簡単に保持させることができ、また、上蓋部6に保持された状態のラベルLの上端部Laに前記側壁部13が当接するため、ラベルLの上端部Laが確実に保持されることに加えて、さらに、下蓋部9に溝23が形成してあることから、ラベルLが確実に保持されることになる。このように、ラベルLをラベル保持体Dに対して簡単に取り付けることができるのであり、ひいては所望のダミー体3を簡単に得ることができるようになるのである。
【0031】
【0032】
そして、前記ダミー体3を、自動販売機1の展示部2aに展示するには、ラベル保持体Dの下部の設けられた取付け部20を台座部4の取付け孔4aに嵌め込み、ダミー体3を適宜の方向に回転させるだけでよく、これによって、取付け部20に形成された係合突部24が取付け孔4aに形成された係合凹部4bと係合して、ダミー体3が台座部4に固定される。
【0033】
上記の構成からなるラベル保持体Dでは、上部材8と下部材11が分離自在に結合されるものであり、組立および分解などを容易に行うことができ、上部材8と下部材11とを組み合わせた状態でこれらを相互に移動させるだけで高さ調整を行うことができ、種々の大きさ(高さ)のラベルLに対処することができ、ラベルLの交換を容易に行うことができる。
【0034】
そして、前記ラベル保持体Dでは、上部材8と下部材11とを相互に移動させてどのような高さに調整されても、前記スライド部25と凹入溝16とが常に線接触または面接触して互いにしっかりと当接した状態となっているため、ねじれに対する剛性が上昇することから、ラベル保持体Dをどのような高さに調整した場合でも、ラベル保持体Dが、その上下方向を向く軸回りにがたついたり、その前後方向を向く軸回りにがたついたりすることなく、ラベルLをより確実に保持することが可能となる。
【0035】
また、前記ラベル保持体Dにおいては、外背面部7に線状突部18,18が形成してあるので、内背面部10に設けられた係止部26が線状突部18,18と線接触状態で接触するため、高さ調整のために外背面部7および内背面部10を相対的に移動させる場合、その摺動による摩擦が少なく、スムーズに移動させることができる。
【0036】
さらに、前記線状突部18,18が外背面部7のリブとして機能し、外背面部7の機械的強度がそれだけ増すことになる。
【0037】
また、上部材8と下部材11とを互いに反対方向に引っ張りすぎた場合でも、前記係止部26が前記導入孔17aに引っ掛かり、上部材8と下部材11とが分離して(抜けて)しまうことが防止される。
【0038】
この発明は、上述の実施の形態に限られるものではなく、種々に変形して実施することができる。
例えば、前記線状突部18,18を、外背面部7に設けるのではなく、前記係止部26の背面(外背面部7側)に設け、外背面部7には、ガイド孔17およびこのガイド孔17と連通する導入孔17aのみを設け、その表面をフラットな状態としてもよい。このように構成したものにおいても、外背面部7の表面と係止部26とが線接触状態で接触し、高さ調整のために外背面部7および内背面部10を相対的に移動させる場合、その摺動による摩擦が少なく、スムーズに移動させることができる。
【0039】
上記の構成からなるラベル保持体Dでは、前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)に左右の幅が狭くなる幅狭部16aを有し、その外側(外背面部7の背面側)に左右の幅が広くなる幅広部16bを有し、横断面がほぼ凸状をしており、また、前記スライド部25は、その内側(内背面部10の前面側)に左右の幅が小さくなる小幅部25aを有し、その外側(内背面部10の背面側)に左右の幅が大きくなる大幅部25bを有し、横断面がほぼ凸状をしているが、このような構成に限るものではなく、凹入溝16とスライド部25とが線接触または面接触し、両者16,25の間に適度の摩擦抵抗が得られ、また、スライド部25が凹入溝16の側方から抜けないように構成されていればよい。
【0040】
すなわち、図8(A)に示すように、前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)からその外側(外背面部7の背面側)にかけて左右の幅が広くなるように傾斜をつけて設けられており、また、前記スライド部25は凹入溝16の形状に対応するように構成され、その内側(内背面部10の前面側)からその外側(内背面部10の背面側)にかけて左右の幅が大きくなるように傾斜をつけて設けられていてもよい。換言すれば、前記凹入溝16をあり溝とし、前記スライド部25をありとしてもよいのである。
【0041】
さらに、図8(B)に示すように、前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)からその外側(外背面部7の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(外背面部7の前面側)の左右両側に、左右方向に凹んだ凹入部16d,16dが設けられており、また、前記スライド部25は凹入溝16の形状に対応するように構成され、その内側(内背面部10の前面側)からその外側(内背面部10の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(内背面部10の前面側)の左右両側に、左右方向に突出した突出部25c,25cが設けられていてもよい。
【0042】
また、図8(C)に示すように、前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)からその外側(外背面部7の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(外背面部7の前面側)の左右両側に、左右方向に突出する突出部16c,16cが設けられており、また、前記スライド部25は凹入溝16の形状に対応するように構成され、その内側(内背面部10の前面側)からその外側(内背面部10の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(内背面部10の前面側)の左右両側に、左右方向に凹んだ凹入部25d,25dが設けられていてもよい。
【0043】
さらに、図8(D)に示すように、前記凹入溝16は、その内側(外背面部7の前面側)からその外側(外背面部7の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(外背面部7の前面側)の左右両側の一方には、左右方向に突出した突出部16cが、他方には、左右方向に凹んだ凹入部16dが設けられており、また、前記スライド部25は凹入溝16の形状に対応するように構成され、その内側(内背面部10の前面側)からその外側(内背面部10の背面側)にかけて左右の幅が同一となっており、かつその中間部または内側(内背面部10の前面側)の左右両側の一方には、左右方向に凹んだ凹入部25dが、他方には、左右方向に突出した突出部25cが設けられていてもよい。
【0044】
図9および図10は、本発明の第二実施例に係るラベル保持体D2 の構成を概略的に示す斜視図および縦断面図である。なお、上記第一実施例に示したものと同一構造の部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
第二実施例のラベル保持体D2 は、第一実施例のラベル保持体Dに比して、外背面部および内背面部の構成と、下蓋部の構成とが異なる。
【0045】
すなわち、ラベル保持体D2 の外背面部27は、左右両側27a,27aが湾曲状に形成されているとともに、中央部分27bが背面側に突出して設けられており、さらに、左右両側27a,27aと中央部分27bとの間にある中間部分27c,27cがほぼ平らに形成されている。そして、前記中央部分27bの内側(前側)には、前記凹入溝16が形成されており、この凹入溝16は、外背面部27の上端から下端まで設けられている。
【0046】
また、前記中央部分27bには、その上下方向に適宜の間隔をおいて係止溝28が複数(例えば、4つ)設けられており、一番下にある係止溝28aは、他の係止溝28よりも少し大きめに形成されている。
【0047】
なお、ラベル保持体D2 の外背面部27の他の構成は、上記第一実施例における外背面部7と同じであることから、その説明を省略する。
【0048】
また、前記ラベル保持体D2 の内背面部29は、左右両側29a,29aが湾曲状に形成されているとともに、中央部分29bが背面側に突出して設けられており、さらに、左右両側29a,29aと中央部分29bとの間にある中間部分29c,29cがほぼ平らに形成されている。そして、前記中央部分29bの外側(後側)には、前記スライド部25が形成されており、このスライド部25は、内背面部29の上端から下端まで設けられている。
【0049】
また、前記中央部分29bの上部には、前記外背面部27に設けられた係止溝28,28aに係止させることができる係止部30が設けられており、この係止部30は、左右両端のみが内背面部29とつながっており、上下両端は内背面部29から分離した状態で形成された弾性部31に連設あるいは保持されている。
【0050】
なお、ラベル保持体D2 の内背面部29の他の構成は、上記第一実施例における内背面部10と同じであることから、その説明を省略する。
【0051】
前記ラベル保持体D2 の下蓋部32は、第一実施例の下蓋部9に比して、円環状体19に、係合押さえ部33が形成されている点で異なる。前記係合押さえ部33は、前記円環状体19に一辺のみが連設されており、残りの三辺が円環状体19から分離した状態で形成された弾性部33aと、この弾性部33aの先端の下側に設けられた突起部33bとからなる。
【0052】
上記の構成からなるラベル保持体D2 を組み立てるには、まず、下部材11の内背面部29の凸部側に上部材8の外背面部27を位置させ、外背面部27の凹入溝16内に内背面部29のスライド部25を差し込み、上部材8を下蓋部9方向に移動および/または下部材11を上蓋部6方向に移動させるだけでよく、以上でラベル保持体D2 の組み立てが完了する。
【0053】
上記のように組み立てられた状態のラベル保持体D2 では、上部材8が下方にずり下がらない程度に、常に二箇所以上で、スライド部25と凹入溝16とが線接触または面接触した状態となる。例えば、スライド部25において対向する面(例えば、スライド部25の左右両面および前後両面のいずれか一方または両方)が、常に前記凹入溝16に線接触または面接触した状態となる。
【0054】
したがって、上部材8および/または下部材11に軽く力を加えるだけで、上蓋部6と下蓋部9との距離、すなわち、ラベル保持体D2 の全長を変えることができる。
【0055】
また、上記のように組み立てられた状態のラベル保持体D2 では、前記係止部30が係止溝28,28aに係止されるのであり、各係止溝28の位置が、商品の容量に対応するように構成されている。すなわち、例えば、一番上にある係止溝28に係止部30を係止させた場合には、ラベル保持体D2 の高さは最小となり、この状態のラベル保持体D2 は、250mLの容量をもつ商品に対応することになり、上から二つ目の係止溝28に係止部30を係止させた場合には、ラベル保持体D2 が、350mLの容量をもつ商品に対応することになり、上から三つ目の係止溝28に係止部30を係止させた場合には、ラベル保持体D2 が、500mLの容量をもつ商品に対応することになるようにしてある。なお、250mL、350mL、500mLの容量をもつ商品以外にも、190mL、200mL、280mLなどの容量をもつ商品に対応する位置に、前記係止溝28を設けてもよい。
【0056】
さらに、一番下にある係止溝28aは、他の係止溝28よりも大きめに形成されているのであり、この一番下の係止溝28a以外の係止溝28に係止部30が係止された場合には、少し力を加えるだけで簡単にその係止が解除され、スライド部25をスライドさせることができる状態になるが、一番下の係止溝28aに前記係止部30が係止された場合には、係止溝28aから突出した状態の係止部30を押さえてその係止を解除してからでなければ、スライド部25をスライドさせることができないように構成されている。そのため、上部材8と下部材11とを互いに反対方向に引っ張りすぎた場合でも、前記係止部30が前記係止溝28aに引っ掛かり、上部材8と下部材11とが分離して(抜けて)しまうことが防止されるのである。
【0057】
なお、上述のようにして組み立てられたラベル保持体D2 へのラベルLの取り付け方は、上記第一実施例に示した手順と同じであることから、その説明を省略する。
【0058】
そして、上記の構成からなるラベル保持体D2 では、前記係合押さえ部33が設けられていることから、ラベル保持体Dの下部の設けられた取付け部20を台座部4の取付け孔4aに嵌め込み、ダミー体3を適宜の方向に回転させることによって、ラベル保持体D2 とラベルLとからなる前記ダミー体3を自動販売機1の展示部2aに展示したときに、取付け部20に形成された係合突部24が取付け孔4aに形成された係合凹部4bと係合するとともに、前記円環状体19に形成された係合押さえ部33がその弾性によって台座部4の台座面4Aに強く当接した状態となり、台座部4にダミー体3が強固に固定されることになる。
【0059】
前記ラベル保持体D2 によって得られるその他の効果は、上記第一実施例のラベル保持体Dによって得られる効果と同じであることから、その説明を省略する。
【0060】
なお、第二実施例において示した係合押さえ部33を第一実施例のラベル保持体Dに設けてもよい。
【0061】
また、上記第一実施例および第二実施例ではそれぞれ、前記上部材8の下向き背面部7,27が外背面部となり、下部材11の上向き背面部10,29が内背面部となっているが、前記上部材8の下向き背面部7,27が内背面部となり、下部材11の上向き背面部10,29が外背面部となっていてもよい。
【0062】
さらに、上記第一実施例および第二実施例ではそれぞれ、外背面部7,27に凹入溝16が設けられ、内背面部10,29にスライド部25が設けられているが、外背面部7,27にスライド部25が設けられ、内背面部10,29に凹入溝16が設けられていてもよい。
【0063】
また、上記第一実施例では、前記導入孔17aが外背面部7の下部に設けられ、かつ前記係止部26が内背面部10の上部に設けられているが、前記導入孔17aが外背面部7の上部に設けられ、かつ前記係止部26が内背面部10の下部に設けられていてもよい。
【0064】
また、上記第二実施例では、前記係止溝28aが外背面部7の下部に設けられ、かつ前記係止部30が内背面部10の上部に設けられているが、前記係止溝28aが外背面部7の上部に設けられ、かつ前記係止部30が内背面部10の下部に設けられていてもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したような構成からなる本発明によって、大きさの異なる商品表示ラベルの取り替えを容易に行うことができる高さ調整可能なラベル保持体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る高さ調整可能なラベル保持体が展示される自動販売機の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】上記実施例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図3】上記実施例の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図4】上記実施例の構成を概略的に示す横断面図である。
【図5】上記実施例の構成を概略的に示す背面図である。
【図6】上記実施例の構成を概略的に示す側面図である。
【図7】(A)は、上記実施例における下部材の構成を概略的に示す平面図、(B)は、上記実施例における上部材の構成を概略的に示す横断面図である。
【図8】(A)は、上記実施例における凹入部およびスライド部の変形例を示す横断面図、(B)は、前記凹入部およびスライド部の他の変形例を示す横断面図、(C)は、前記凹入部およびスライド部のさらに他の変形例を示す横断面図、(D)は、前記凹入部およびスライド部の別の変形例を示す横断面図である。
【図9】本発明の第二実施例に係る高さ調整可能なラベル保持体の構成を概略的に示す斜視図である。
【図10】上記実施例の構成を概略的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
6…上蓋部、7…下向き背面部、8…上部材、9…下蓋部、10…上向き背面部、11…下部材、16…凹入溝、25…スライド部、D…高さ調整可能なラベル保持体、L…商品表示ラベル、La…上端部、Lb…下端部。

Claims (2)

  1. 商品表示ラベルの上端部を保持する上蓋部およびこの上蓋部の背面に下側に向けて連設される下向き背面部からなる上部材と、前記商品表示ラベルの下端部を保持する下蓋部およびこの下蓋部の背面に上側に向けて連設される上向き背面部を有する下部材とから構成され、前記下向き背面部または上向き背面部のいずれか一方が外背面部となり、他方が前記外背面部の内側に当接される内背面部となるとともに、前記外背面部および内背面部のいずれか一方には、上下方向に長いガイド用の凹入溝が設けられ、他方には、前記凹入溝にスライド可能にかつ側方からは抜けないように嵌め込まれるスライド部が設けられており、また、外背面部の左右両端部と内背面部の左右両端部との間に左右両端が挿入された商品表示ラベルを保持するように構成してあることを特徴とする高さ調整可能なラベル保持体。
  2. 前記スライド部が前記凹入溝内をスライドするとき、常に二箇所以上で、スライド部と凹入溝とが線接触または面接触する請求項1に記載の高さ調整可能なラベル保持体。
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