JP3607136B2 - 楽曲再生装置及び情報再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録媒体に記録された情報を、指定された順序に従って再生する情報再生装置と情報再生方法に係り、特に、記録された情報の再生順序を簡単に設定することができる情報再生装置と情報再生方法及びこれらを利用した楽曲再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
楽曲や映像といった情報をディジタル化して記録する記録媒体として、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、CD−ROM(CD−Read Only Memory)、DVD(Digital Video Disc)、携帯型フラッシュメモリ等が知られている。
【0003】
これらの記録媒体は、従来のカセットテープやビデオテープ等のテープ状記録媒体に比べ、所望の情報に迅速にアクセスすることができる。そこで、こうした記録媒体に記録されている情報を再生する情報再生装置には、情報を再生する順序を任意に指定して、柔軟な情報再生を可能とするものがある。
【0004】
すなわち、例えば複数のディスク状記録媒体に記録されている情報を再生する際、このような情報再生装置は、ユーザのキー入力により、楽曲や映像等の情報を再生する順序を、ディスク番号や、トラック番号を指定して任意に設定することができる。
ここで、トラック番号は、記録媒体に記録されている1曲分の楽曲情報毎や所定の分量の映像情報毎に付された、情報を識別するための番号である。
【0005】
そして、このような情報再生装置は、設定された再生順序を記憶しておき、ユーザがキー入力部等から情報の再生を指示すると、記憶している再生順序に従って記録媒体から情報を再生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の情報再生装置は、情報の再生順序を指定する際、トラック番号といった記録媒体に記録されている情報を識別するためのコードを1つずつ指定して、再生する順序を設定しなければならなかった。
また、新たに設定する再生順序の一部が、既に設定した再生順序と同じである場合であっても、コードを1つずつ指定して新たな再生順序を設定しなければならず、面倒であった。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、簡単な設定により記録媒体に記録された情報の再生順序を設定し、情報を柔軟に再生することができる情報再生装置、情報再生方法及びこれらを利用した楽曲再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく、この発明の第1の観点に係る楽曲再生装置は、
記録媒体に記録されている複数の楽曲を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での楽曲の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から楽曲を再生する再生手段とを備え、
前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンを、該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序での楽曲の再生を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から楽曲を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序に従って楽曲を再生させる、
ことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、パターン作成手段は、パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成することができる。
これにより、記録媒体に記録されている情報である楽曲を再生する順序を簡単に設定することができ、情報を柔軟に再生することができる。
【0011】
また、この発明の第2の観点に係る楽曲再生装置は、
記録媒体に記録されている複数の楽曲を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での楽曲の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から楽曲を再生する再生手段とを備え、
前記パターン記憶手段は、前記パターン作成手段により作成された複数の順序パターンを記憶する手段を備え
前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する複数の順序パターンのうちの少なくとも2つを、該順序パターンの組み合わせ方を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から楽曲を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンを該順序パターンと共に割り当てたコードが示す組み合わせ方に応じて組み合わせることにより規定される再生順序に従って楽曲を再生させる、
ことを特徴とする。
【0013】
より具体的には、前記パターン作成手段が新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに順序パターンと共に割り当てるコードは、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンが示す再生順番が増加する順に指定された楽曲を交互に再生させるための組み合わせ方を指示することが望ましい。
【0014】
また、この発明の第の観点に係る情報再生装置は、
記録媒体に複数の区画に分割されて記録されている情報を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での情報の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から情報を再生する再生手段とを備え、
前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンを、該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序での情報の再生を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から情報を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序に従って情報を再生させる、
ことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、パターン作成手段は、パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成することができる。
これにより、記録媒体に記録されている情報を再生する順序を簡単に設定することができ、情報を柔軟に再生することができる。
【0017】
また、この発明の第4の観点に係る情報再生装置は、
記録媒体に複数の区画に分割されて記録されている情報を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での情報の再生を指示する再生指示手段と、
前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から情報を再生する再生手段とを備え、
前記パターン記憶手段は、前記パターン作成手段により作成された複数の順序パターンを記憶する手段を備え
前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する複数の順序パターンのうちの少なくとも2つを、該順序パターンの組み合わせ方を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から情報を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンを該順序パターンと共に割り当てたコードが示す組み合わせ方に応じて組み合わせることにより規定される再生順序に従って情報を再生させる、
ことを特徴とする。
【0019】
より具体的には、前記パターン作成手段が新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに順序パターンと共に割り当てるコードは、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンが示す再生順番が増加する順に指定された情報を交互に再生させるための組み合わせ方を指示することが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る情報再生装置を楽曲再生装置に応用した場合について詳細に説明する。
【0022】
図1は、この発明の実施の形態に係る楽曲再生装置100の構成を示す図である。
この楽曲再生装置100は、ユーザから指定された再生順序で複数の記録媒体RMに記録された楽曲を再生することができる。
【0023】
楽曲再生装置100は、複数の記録媒体RMを保持している、例えばチェンジャー等のスロット番号もしくはトレイ番号により、各記録媒体RMを識別している。また、記録媒体RMには、複数の楽曲が1曲毎に分割されて複数の区画に記録されており、各楽曲には曲番としてのトラック番号(Track No.)等が付されている。
【0024】
ここで、記録媒体RMが1曲分の楽曲を記録する区画としては、物理的に区切られた記録媒体RM上の領域であってもよいし、例えばMD(Mini Disc)等においてしばしば見られるように、物理的には分離した記録媒体RM上の領域を論理的に結合することにより楽曲再生装置100が楽曲を再生する際に1曲分として認識する、論理的に割り当てられた領域であってもよい。
【0025】
この楽曲再生装置100は、このような複数の記録媒体RMに記録された楽曲を再生するためのものであり、図1に示すように、キー入力部10と、表示部11と、プログラム処理部12と、楽曲再生処理部13とを備えている。
【0026】
キー入力部10は、キーパッド等から構成され、この楽曲再生装置100に命令を入力するためのものであり、楽曲再生装置100が記録媒体RMから楽曲を再生する順序を設定するためのデータを入力する。
【0027】
表示部11は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、プログラム処理部12や楽曲再生処理部13の処理結果を表示するためのものである。
【0028】
プログラム処理部12は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を備えたCPU(Central Processing Unit)等から構成され、記録媒体RMから楽曲を再生する際の再生順序を設定するためのものであり、プログラム記憶部20を備えている。
【0029】
プログラム記憶部20は、プログラム処理部12が設定した記録媒体RMからの楽曲を再生する際の再生順序を、図2(a),(b)に例示するようなプログラム表50として記憶するためのものである。
ここで、プログラム記憶部20は、複数のプログラム表50をプログラムパターンとして記憶しており、楽曲再生処理部13が複数の記録媒体RMから楽曲を再生する順序を複数設定して記憶することができる。
【0030】
プログラム表50は、各プログラム表50を識別するための情報であるパターン名を記録する項目「パターン名」と、記録媒体RMから楽曲を再生する順番を示す項目「設定・再生順序」と、記録媒体RMに記録されている楽曲のうちから再生するものを特定するための項目「記憶情報」とを備える。
そして、プログラム表50は、図2(a)に例示するように、項目「記憶情報」に格納位置情報Dを記録したり、図2(b)に例示するように、項目「記憶情報」に記録位置情報Tを記録したりする。
【0031】
ここで、格納位置情報Dは、再生媒体や記録媒体(例えば、CD/MD/LD(Laser Disc)/DVD(Digital Versatile Disc)等のディスク系や、SD(Secure Digital)メモリーカード/メモリースティック等の固体メモリー系)全般を、再生もしくは記録する際に必要な、単一もしくは複数枚のトレーやスロット等を持つ再生(記録)装置における、ディスク番号(Disc No.)やトレイ番号(Tray No.)、スロット番号(Slot No.)等である。
すなわち、格納位置情報Dは、記録媒体RMの格納位置を識別するための情報である。
【0032】
また、記録位置情報Tは、再生媒体や記録媒体(例えば、CD/MD/LD/DVD等のディスク系や、SDメモリーカード/メモリースティック等の固体メモリー系)全般の情報管理部分上に存在しているトラック番号(Track No.)やチャプター番号(Chapter No.)、その他の情報データ(ファイル、クラスター、セクター、アドレス等)である。
すなわち、記録位置情報Tは、記録媒体RMにおける情報(楽曲)の記録位置を識別するための情報である。
【0033】
図2(a)に示すプログラム表50では、複数の記録媒体RMから楽曲再生装置100が楽曲を再生する順番として、項目「設定・再生順序」に”A1−1”から”A1−6”までが固定して設定されている。また、図2(b)に示すプログラム表50では、記録媒体RMから楽曲再生装置100が楽曲を再生する順番として、項目「設定・再生順序」に”A2−1”から”A2−6”までが固定して設定されている。
このように、プログラム表50には、項目「パターン名称」により区別されるプログラム表50ごとに、再生順序を示す番号が固定して設定され、この楽曲再生装置100が記録媒体RMより1番目に再生する情報から6番目に再生する情報までを順に設定することができる。
なお、項目「設定・再生順序」として設ける欄の数は任意であり、ここでは、一例として、6つの欄を備えている場合を示している。
【0034】
また、プログラム表50の項目「記憶情報」は、再生する楽曲の記録位置等を登録することにより項目「設定・再生順序」に示された順番にて再生する情報を指定する。
ここで、この項目「記憶情報」には、図3(a),(b)に示すように、格納位置情報Dと記録位置情報Tをまとめて設定することができる。
【0035】
また、項目「記憶情報」には、再生する楽曲の記録位置のほか、例えば図4(a)〜(e)に示すように、既にプログラム処理部12により作成されプログラム記憶部20に記憶されている他のプログラム表50のパターン名を登録することができる。これにより、項目「設定・再生順序」に示された順番にて再生する情報としてプログラム記憶部20が記憶する他のプログラム表50に設定されている楽曲を一括して設定し、登録したパターン名のプログラム表50に示される順番で楽曲を再生するように設定することができる。
【0036】
楽曲再生処理部13は、複数の記録媒体RMに記録された楽曲を再生するためのものであり、キー入力部10からの再生開始の指示に応じて、プログラム記憶部20が記憶するプログラム表50に示される再生順序に従って記録媒体RMから楽曲を再生する。
【0037】
以下に、上記構成を有する楽曲再生装置100の動作を説明する。
この楽曲再生装置100は、既に作成したプログラム表50を利用して新たな再生順序を簡単に設定し、情報の柔軟な再生を可能とする装置である。
【0038】
この楽曲再生装置100は、CD(Compact Disc)等のDAD(Digital Audio Disc)に記録された楽曲の再生順序を設定可能な通常の楽曲再生装置と同様に、キー入力部10からの入力により、記録媒体RMから楽曲を再生する順序を設定することができる。
【0039】
すなわち、プログラム処理部12は、ユーザがキー入力部10に備えられた「プログラムキー」(図示せず)を押下する等して楽曲を再生する順序の設定を指示すると、表示部11の表示を切り換える等の所定の処理を実行して、楽曲の再生順序を設定するためのプログラムモードとなる。そして、プログラム処理部12は、キー入力部10からの入力に応じて、再生する楽曲を特定するためのデータをプログラム表50の項目「記憶情報」の各欄に書き込む。
【0040】
この際、プログラム表50の項目「記憶情報」の各欄には、項目「設定・再生順序」に固定して設定されている再生順番に従った順に書き込みがなされ、楽曲を再生する順序が設定される。
例えば、図2(a)に示すプログラム表50では、項目「記憶情報」に楽曲を特定するためのデータを書き込む際、項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する欄から順に書き込みがなされる。
【0041】
プログラム処理部12は、キー入力部10からの入力に応じて、プログラム表50の項目「記憶情報」に、複数の記録媒体RMにおいて再生する楽曲の記録位置を特定するためのデータを書き込む。
このような項目「記憶情報」に書き込まれるデータとしては、格納位置情報D、記録位置情報Tのほか、既にプログラム処理部12により作成されプログラム記憶部20に記憶されている他のプログラム表50のパターン名がある。
【0042】
例えば、図2(a)に示すようなパターン名”Pattern A1”のプログラム表50を作成したものとする。このパターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「記憶情報」に格納位置情報Dを設定して、再生する楽曲を特定している。
なお、項目「パターン名」に登録するパターン名は、ユーザがキー入力部10を操作することにより任意のパターン名を登録可能としてもよいし、プログラム処理部12が自動的に所定のパターン名を登録するようにしてもよい。
【0043】
また、プログラム記憶部20は、複数のプログラム表50をプログラムパターンとして記憶することができ、プログラム処理部12は、キー入力部10からの指示に応じて、図2(a)に示すプログラム表50のほか、例えば、図2(b)に示すようなパターン名”Pattern A2”のプログラム表50と、図3(a)に示すようなパターン名”Pattern B1”のプログラム表50及び図3(b)に示すようなパターン名”Pattern B2”のプログラム表50を作成して、プログラム記憶部20に記憶させることができる。
【0044】
ここで、図2(b)に示すパターン名”Pattern A2”のプログラム表50では、項目「記憶情報」に、再生する楽曲を特定するためのデータとして記録位置情報Tを記録しており、図3(a)に示すパターン名”Pattern B1”のプログラム表50及び図3(b)に示すパターン名”Pattern B2”のプログラム表50では、項目「記憶情報」に、格納位置情報Dと記録位置情報Tを記録している。
そして、プログラム処理部12は、キー入力部10によりプログラム表50のパターン名が指定され、「再生キー」(図示せず)が押下されると、指定されたパターン名のプログラム表50をプログラム記憶部20から読み出し、楽曲の再生順序を規定するプログラムとして楽曲再生処理部13に提供する。
【0045】
楽曲再生処理部13は、プログラム処理部12から受けたプログラム表50に示される再生順番に従って、順次再生する楽曲を特定して記録媒体RMにアクセスし、楽曲を再生する。
【0046】
また、この楽曲再生装置100は、既に作成したプログラム表50を利用して新たなプログラム表50を作成することができる。
例えば、図2(a),(b)及び図3(a),(b)に示すような、パターン名が”Pattern A1”,”Pattern A2”,”Pattern B1”,”Pattern B2”であるプログラム表50を作成した後、さらにユーザがキー入力部10を操作することにより、図4(a)〜(e)に示すようなパターン名”Pattern C1”〜”Pattern C5”のプログラム表50を作成する。
【0047】
このように、プログラム表50の項目「記憶情報」に、プログラム記憶部20が記憶している他のプログラム表50のパターン名が指定された場合、プログラム処理部12は、楽曲再生処理部13が記録媒体RMから楽曲を再生する際、その再生順番において、指定されたパターン名のプログラム表50に設定されている再生順序で楽曲を再生させる。
【0048】
例えば、プログラム処理部12が図4(a)に示すようなパターン名”Pattern C1”のプログラム表50を作成した後、キー入力部10からパターン名”Pattern C1”のプログラム表50に設定された再生順序での楽曲の再生を指示したとする。
【0049】
プログラム処理部12は、パターン名が”Pattern C1”であるプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”C1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取り、パターン名”Pattern A1”が指定されていることを特定する。プログラム処理部12は、項目「記憶情報」にパターン名”Pattern A1”が指定されていることから、プログラム記憶部20からパターン名”Pattern A1”のプログラム表50を読み出し、楽曲再生処理部13にプログラムパターンとして提供して、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50が示す再生順序で記録媒体RMから楽曲を再生させる。
【0050】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50を受けると、このプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する欄から順に項目「記憶情報」を読み取って、再生する楽曲を特定する。
【0051】
ここで、図2(a)に示すように、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”01”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、1番目に再生する情報として、格納位置情報Dが”01”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、1曲目から順次特定し、記録媒体RMにアクセスして楽曲を再生する。
【0052】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、項目「設定・再生順序」が”A1−2”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
【0053】
図2(a)に示すように、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”A1−2”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”02”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、2番目に再生する情報として、格納位置情報Dが”02”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、1曲目から順次特定し、記録媒体RMにアクセスして楽曲を再生する。
【0054】
以後同様にして、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50を順次読み取って、項目「設定・再生順序」が”A1−3”〜”A1−5”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された格納位置情報Dにより特定される記録媒体RMに記録されている楽曲を再生する。
【0055】
楽曲再生処理部13は、項目「設定・再生順序」が”A1−5”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、項目「設定・再生順序」が”A1−6”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
しかし、この欄には楽曲の指定がされていないことから、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50により設定された楽曲の再生が終了したとして、プログラム処理部12に通知する。
これにより、パターン名”Pattern C1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”C1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された情報(楽曲)の再生が終了する。
【0056】
次に、プログラム処理部12は、パターン名”Pattern C1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”C1−2”の欄に対応する項目「記憶情報」を読み取り、パターン名”Pattern B1”が指定されていることを特定する。
プログラム処理部12は、プログラム記憶部20から項目「パターン名」が”Pattern B1”であるプログラム表50を読み出し、楽曲再生処理部13にプログラムパターンとして提供して、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50が示す再生順序で記録媒体RMから楽曲を再生させる。
【0057】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50を受けると、このプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”B1−1”である欄に対応する欄から順に項目「記憶情報」を読み取って、再生する楽曲を特定する。
【0058】
ここで、図3(a)に示すように、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”B1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”01”が指定され、記録位置情報Tとして番号”01”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、再生する情報として、格納位置情報Dが”01”で示される記録媒体RMに記録されている楽曲のうちから、記録位置情報Tが”01”であるものを特定し、記録媒体RMからその楽曲を再生する。
【0059】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”B1−1”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、項目「設定・再生順序」が”B1−2”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
【0060】
図3(a)に示すように、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”B1−2”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”02”が指定され、記録位置情報Tとして番号”04”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、再生する情報として、格納位置情報Dが”02”で示される記録媒体RMに記録されている楽曲のうちから、記録位置情報Tが”04”であるものを特定し、記録媒体RMからその楽曲を再生する。
【0061】
以後同様にして、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50を順次読み取って、項目「設定・再生順序」が”B1−3”〜”B1−5”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された格納位置情報Dにより特定される記録媒体RMに記録されている楽曲を再生する。
【0062】
楽曲再生処理部13は、項目「設定・再生順序」が”B1−5”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、項目「設定・再生順序」が”B1−6”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
しかし、この欄には楽曲の指定がされていないことから、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50により設定された楽曲の再生が終了したとして、プログラム処理部12に通知する。
これにより、パターン名”Pattern C1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”C1−2”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された情報(楽曲)の再生が終了する。
【0063】
プログラム処理部12は、パターン名”Pattern C1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”C1−3”である欄に対応する項目「記憶情報」に楽曲や他のプログラム表50を示すパターン名が指定されていないことから、指定された楽曲を全て再生したとして、楽曲の再生を終了する。
【0064】
このように、プログラム表50に2つのパターン名”Pattern A1”と”Pattern B1”を設定するだけで、この2つのパターン名のプログラム表50に設定されている楽曲を設定されている順序で再生させることができる。
【0065】
この他、プログラム処理部12は、キー入力部10からの指示に応じて、例えば図4(b)〜(e)に示すようなプログラム表50を作成してプログラム記憶部20に記憶しておき、キー入力部10からパターン名を指定されて楽曲の再生を開始する旨の指示を受けると、指定されたパターン名に応じたプログラム表50に設定された順番で、楽曲再生処理部13に楽曲を再生させることもできる。なお、プログラム表50に他のプログラム表50のパターン名を指定する際の組み合わせは、図4(a)〜(e)に示されるものに限られるものではなく、様々な組み合わせが可能である。
【0066】
以上説明したように、この発明によれば、新たなパターンのプログラム表50を作成する際に、既にプログラム記憶部20に記憶されている他のプログラム表50を用いて、1つの再生順番で再生する情報として、他のプログラム表50が示す楽曲を一括して指定することができる。
これにより、記録媒体から情報を再生する順序を簡単に設定することができる。
【0067】
上記実施の形態では、プログラム表50の項目「記憶情報」には、プログラム記憶部20が記憶するプログラム表50のパターン名のみを登録して、登録したパターン名のプログラム表50が示す再生順序で楽曲を再生するようにしたが、これに限定されず、既に作成したプログラム表50を利用して、さらに多様な再生順序の設定を行うこともできる。
【0068】
例えば、項目「記憶情報」にプログラム記憶部20が記憶するプログラム表50のパターン名を登録する際、登録するパターン名のプログラム表50に設定されている順序とは逆の順序で各楽曲を再生するように登録できるようにしてもよい。
【0069】
図5(a)〜(d)は、このような登録を行ったプログラム表50を例示する図である。
図5(a)に示すパターン名”Pattern Y1”のプログラム表50は、項目「設定・再生順序」が”Y1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に、コード”Rev.Pattern A1”が設定されている。このコード”Rev.Pattern A1”は、図2(a)に示したパターン名”Pattern A1”のプログラム表50に設定されている楽曲を、設定されている順序とは逆の順序で再生することを示す。
【0070】
そして、キー入力部10によりこのパターン名”Pattern Y1”のプログラム表50が指定され、「再生キー」(図示せず)が押下されると、プログラム処理部12は、パターン名が”Pattern Y1”であるプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”Y1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取り、コード”Rev.Pattern A1”が指定されていることを特定する。プログラム処理部12は、項目「記憶情報」にコード”Rev.Pattern A1”が指定されていることから、プログラム記憶部20からパターン名”Pattern A1”のプログラム表50を読み出して楽曲再生処理部13に提供すると共に、プログラム表50により規定される順番とは逆の順番で楽曲を再生する旨を通知する。
【0071】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50を、逆順で再生する旨の通知と共に受けると、このプログラム表50の項目「記憶情報」を、項目「設定・再生順序」により規定される順番とは逆の順番で読み取って、指定された楽曲を再生する。
【0072】
すなわち、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−6”である欄に対応する欄から順に項目「記憶情報」を読み取って、再生する楽曲を特定する。
【0073】
ここで、図2(a)に示したように、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”A1−6”である欄に対応する項目「記憶情報」に、楽曲の指定がなされていない。
そこで、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−5”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
【0074】
図2(a)に示したように、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”A1−5”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”05”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、再生する情報として、格納位置情報Dが”05”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、1曲目から順次特定し、記録媒体RMにアクセスして楽曲を再生する。
なお、楽曲再生処理部13は、プログラム処理部12から逆順で楽曲を再生する旨の通知を受けていることから、格納位置情報Dが”05”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、最終曲から順に逆順で特定して再生してもよい。
【0075】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−5”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、項目「設定・再生順序」が”A1−4”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取る。
【0076】
図2(a)に示したように、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50では、項目「設定・再生順序」が”A1−4”である欄に対応する項目「記憶情報」に、格納位置情報Dとして番号”04”が指定されている。
そこで、楽曲再生処理部13は、再生する情報として、格納位置情報Dが”04”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、1曲目から順次特定し、記録媒体RMにアクセスして楽曲を再生する。
なお、楽曲再生処理部13は、プログラム処理部12から逆順で楽曲を再生する旨の通知を受けていることから、格納位置情報Dが”04”で示される記録媒体RMに記録されている全ての楽曲を、最終曲から順に逆順で特定して再生してもよい。
【0077】
以後同様にして、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50を順次読み取って、項目「設定・再生順序」が”A1−1”〜”A1−3”である欄に対応する項目「記憶情報」を逆の順序で読み取って、指定された格納位置情報Dにより特定される記録媒体RMに記録されている楽曲を再生する。
【0078】
楽曲再生処理部13は、項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する楽曲の再生が終了すると、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50により設定された楽曲の再生が終了したとして、プログラム処理部12に通知する。
【0079】
次に、プログラム処理部12は、パターン名”Pattern Y1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”Y1−2”の欄に対応する項目「記憶情報」を読み取り、パターン名”Pattern Y1”が指定されていることを特定する。
プログラム処理部12は、プログラム記憶部20から項目「パターン名」が”Pattern B1”であるプログラム表50を読み出し、楽曲再生処理部13にプログラムパターンとして提供する。
【0080】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50を逆順で再生する旨の通知を受けることなく受け取ると、このプログラム表50に示された順序で楽曲を再生する。
【0081】
楽曲再生処理部13がパターン名”Pattern B1”のプログラム表50に示された順序での楽曲の再生を終了すると、プログラム処理部12は、指定された全ての楽曲を再生したとして、楽曲の再生を終了する。
このように、既に作成したプログラム表50を利用しつつ、そのプログラム表50の設定とは異なる順序で楽曲を再生することを登録することができるようにしてもよく、これにより、より多様な楽曲の再生を簡単に設定することができる。
【0082】
なお、この他、プログラム処理部12は、キー入力部10からの指示に応じて、例えば図5(b)〜(d)に示すようなプログラム表50を作成してプログラム記憶部20に記憶しておき、キー入力部10からパターン名を指定されて楽曲の再生を開始する旨の指示を受けると、指定されたパターン名に応じたプログラム表50に設定された順番で、楽曲再生処理部13に楽曲を再生させることもできる。
ここで、プログラム表50に他のプログラム表50のパターン名を指定する際の組み合わせは、図5(a)〜(d)に示されるものに限られるものではなく、様々な組み合わせが可能である。
【0083】
さらに、この他にも、例えば、プログラム表50の項目「記憶情報」に、プログラム記憶部20が記憶する複数のプログラム表50を利用した再生順序を示すコードを登録できるようにしてもよい。
【0084】
図6(a)〜(d)は、このような登録を行ったプログラム表50を例示する図である。
図6(a)に示すパターン名”Pattern Z1”のプログラム表50は、項目「設定・再生順序」が”Z1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に、コード”Pattern A1 Cross Pattern B1”が設定されている。このコード”Pattern A1 Cross Pattern B1”は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50に設定されている楽曲と、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50に設定されている楽曲とを、項目「設定・再生順序」が増加する順に交互に再生することを示す。
【0085】
そして、キー入力部10によりこのパターン名”Pattern Z1”のプログラム表50が指定され、「再生キー」(図示せず)が押下されると、プログラム処理部12は、パターン名が”Pattern Z1”であるプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”Z1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」を読み取り、コード”Pattern A1 Cross Pattern B1”が指定されていることを特定する。プログラム処理部12は、項目「記憶情報」にコード”Pattern A1 Cross Pattern B1”が指定されていることから、プログラム記憶部20からパターン名”Pattern A1”のプログラム表50とパターン名”Pattern B1”のプログラム表50を読み出して楽曲再生処理部13に提供すると共に、2つのプログラム表50に指定されている楽曲を交互に再生する旨を通知する。
【0086】
楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50及びパターン”Pattern B1”のプログラム表50を、楽曲を交互に再生する旨の通知と共に受けると、2つのプログラム表50の項目「記憶情報」を、項目「設定・再生順序」により規定される順番で交互に読み取って、指定された楽曲を再生する。
【0087】
すなわち、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”A1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された楽曲を再生すると、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50の項目「設定・再生順序」が”B1−1”である欄に対応する項目「記憶情報」に指定された楽曲を再生する。
【0088】
このようにして、楽曲再生処理部13は、パターン名”Pattern A1”のプログラム表50と、パターン名”Pattern B1”のプログラム表50に指定されている楽曲を、再生順序が増加する順に交互に再生させる。
このように、項目「記憶情報」の1つの欄に、プログラム記憶部20が記憶する複数のプログラム表50を利用して設定した再生順序を登録できるようにしてもよく、これにより、より多様な楽曲の再生を簡単に設定することができる。
【0089】
なお、この他、プログラム処理部12は、キー入力部10からの指示に応じて、例えば図6(b)〜(d)に示すようなプログラム表50を作成してプログラム記憶部20に記憶しておき、キー入力部10からパターン名を指定されて楽曲の再生を開始する旨の指示を受けると、指定されたパターン名に応じたプログラム表50に設定された順番で、楽曲再生処理部13に楽曲を再生させることもできる。
ここで、プログラム表50に他のプログラム表50のパターン名を指定する際の組み合わせは、図6(a)〜(d)に示されるものに限られるものではなく、様々な組み合わせが可能である。
【0090】
また、この発明は、楽曲の再生に限定されず、様々な情報の再生に応用可能である。例えば、映像情報を記録した記録媒体から映像を再生する際に、再生順序を指定して映像の再生を行う場合にも適用可能である。
【0091】
【発明の効果】
以上の説明のように、この発明は、既に設定した再生順序を利用して新たな再生順序を設定することができる。
これにより、情報を再生する順序を簡単に設定することができ、記録媒体に記録されている情報をより柔軟に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る楽曲再生装置の構成を示す図である。
【図2】プログラム表の一例を示す図である。
【図3】プログラム表の一例を示す図である。
【図4】プログラム表の一例を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態の変形例におけるプログラム表の一例を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態の変形例におけるプログラム表の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 キー入力部
11 表示部
12 プログラム処理部
13 楽曲再生処理部
20 プログラム記憶部
50 プログラム表
100 楽曲再生装置
RM 記録媒体

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録されている複数の楽曲を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
    前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での楽曲の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から楽曲を再生する再生手段とを備え、
    前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンを、該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序での楽曲の再生を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から楽曲を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序に従って楽曲を再生させる、
    ことを特徴とする楽曲再生装置。
  2. 記録媒体に記録されている複数の楽曲を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
    前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での楽曲の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から楽曲を再生する再生手段とを備え、
    前記パターン記憶手段は、前記パターン作成手段により作成された複数の順序パターンを記憶する手段を備え
    前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する複数の順序パターンのうちの少なくとも2つを、該順序パターンの組み合わせ方を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から楽曲を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンを該順序パターンと共に割り当てたコードが示す組み合わせ方に応じて組み合わせることにより規定される再生順序に従って楽曲を再生させる、
    ことを特徴とする楽曲再生装置。
  3. 前記パターン作成手段が新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに順序パターンと共に割り当てるコードは、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンが示す再生順番が増加する順に指定された楽曲を交互に再生させるための組み合わせ方を指示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の楽曲再生装置。
  4. 記録媒体に複数の区画に分割されて記録されている情報を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
    前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での情報の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から情報を再生する再生手段とを備え、
    前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンを、該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序での情報の再生を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から情報を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた該順序パターンが示す再生順序とは逆の順序に従って情報を再生させる、
    ことを特徴とする情報再生装置。
  5. 記録媒体に複数の区画に分割されて記録されている情報を再生する順序を示す順序パターンを作成するパターン作成手段と、
    前記パターン作成手段により作成された順序パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序での情報の再生を指示する再生指示手段と、
    前記再生指示手段の指示に応じて前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに示された再生順序に従って前記記録媒体から情報を再生する再生手段とを備え、
    前記パターン記憶手段は、前記パターン作成手段により作成された複数の順序パターンを記憶する手段を備え
    前記パターン作成手段は、前記パターン記憶手段が記憶する順序パターンに基づいて新たな順序パターンを作成し、新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに対して、前記パターン記憶手段が記憶する複数の順序パターンのうちの少なくとも2つを、該順序パターンの組み合わせ方を指示するコードと共に割り当て、前記再生手段が前記記録媒体から情報を再生する際、該順序パターンを割り当てた再生順番において、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンを該順序パターンと共に割り当てたコードが示す組み合わせ方に応じて組み合わせることにより規定される再生順序に従って情報を再生させる、
    ことを特徴とする情報再生装置。
  6. 前記パターン作成手段が新たに作成する順序パターンが示す再生順番のうちの少なくとも1つに順序パターンと共に割り当てるコードは、割り当てられた少なくとも2つの順序パターンが示す再生順番が増加する順に指定された情報を交互に再生させるための組み合わせ方を指示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報再生装置。
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