JP3606152B2 - 情報カード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータやその周辺機器との関連で使用される情報カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ用の取り外し可能な機器として、記憶媒体その他の機能拡張用のカード型の外付け回路(機能拡張カートリッジ)である情報カードが用いられている。この情報カードとしては、例えばPersonal Computer Memory Card International Association (PCMCIA)の作成するPC Card Standardに準拠したPCカードがある。
【0003】
この従来のPCカード501は、図16に示すように、電子部品が実装されたプリント基板512と、コンピュータとの接続機能を持つフロントコネクタ516と、プリント基板512の周りを囲むように形成されたフレーム510と、フレーム510に固定されてプリント基板512とコンピュータとの接地を強化する一対のフレームグランド端子(以下「FG端子」という)518と、フロントコネクタ516の近傍の接地を強化するためのグランド板520と、フレーム510をカバーするための表面の外装パネル514と、裏面の外装パネル(図示せず)とからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のPCカード501は、FG端子518、グランド板520および外装パネル514が互いに別個の部材として構成されていたので、部品点数が多いという問題点があった。また、FG端子518やグランド板520のそれぞれから延設される端子をプリント基板512に半田付けしなければならないので、工数を要するという問題点があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数と工数を減少できコストダウンに貢献できる情報カードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明は、情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部に接続すると共に、外装パネルの前縁を基部として外装パネルの下面側に折り込む形で密着曲げとしてグランド板とし、グランド板には外装パネルの前縁部の窓から上部に露出する接地部材を、導体製の外装パネルと一体的に形成したことを特徴とする情報カードである。
【0007】
第1の本発明では、接地部材を外装パネルと一体的に形成したので、両者を別個に構成する従来の構成に比して部品点数と組立工数とを減少できる上、組立の際の接地部材の位置決めをきわめて容易に実行できる。
【0008】
第2の本発明は、第1の本発明の情報カードであって、前記接地部材は前記回路基板の接地導体部にばね接触により接続することを特徴とする情報カードである。
【0009】
第2の本発明では、接地部材が回路基板の接地導体部にばね接触により接続することとしたので、両者を半田付けする場合に比して組立がきわめて容易かつ短時間で済み、生産性を向上できる。
【0010】
第3の本発明は、第1の本発明の情報カードであって、情報カードの導体製の外装パネルの内部側と、情報カードに内蔵されるコネクタの外部導体の外部側とが導通可能に接触することを特徴とする情報カードである。
【0011】
第3の本発明では、コネクタの外部導体と外装パネルとの導通をきわめて容易に確保できる。
【0012】
第4の本発明は、第1の本発明の情報カードであって、情報カードの導体製の外装パネルと、前記情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部とが導通可能に接触することを特徴とする情報カードである。
【0013】
第4の本発明では、回路基板の接地導体部と外装パネルとの導通をきわめて容易に確保できる。
【0014】
第5の本発明は、第1の本発明の情報カードであって、情報カードのフレームの互いに対向する一対の縁部を被覆すべき一対の接地部材を、前記フレームに装着される導体製の外装パネルと一体的に形成し、当該外装パネルは前記情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部に導通されており、前記各接地部材の先端部には互いに対向する鈎止部がそれぞれ形成され、これら鈎止部の先端同士が前記フレームの幅より小さい間隔をなすことを特徴とする情報カードである。
【0015】
第5の本発明では、接地部材を外装パネルと一体的に形成したことにより第1の本発明と同様の効果を得られる上、各接地部材の先端部には互いに対向する鈎止部がそれぞれ形成され、これら鈎止部の先端同士がフレームの幅より小さい間隔をなすこととしたので、鈎止部の作用により外装パネルとフレームとを嵌着させることができ、生産性と機械的強度の向上を図ることができる。
【0016】
第6の本発明は、第1の本発明の情報カードであって、情報カードの外装パネル内に配置される接地部材に対し対向する方向に突出する台座部材を備え、さらに、台座部材は、前記情報カードに内蔵される回路基板上に設けられ、回路基板の接地導体部に導通されていることを特徴とする情報カードである。
【0017】
第6の本発明では、接地部材に対し対向する方向に突出する台座部材を備えたので、接地部材を小さく設計できる上、接地部材と台座部材上の接地導体部とのばね接触により両者の導通を図る場合に、接地部材の大きな弾発力を確保でき、導通の信頼性を増すことができる。
【0018】
第7の本発明は、第5の本発明の情報カードであって、前記接地部材は前記フレームの互いに対向する一対の縁部のうち少なくとも一方の略全体を被覆することを特徴とする情報カードである。
【0019】
第7の本発明では、接地部材がフレームの縁部の略全体を被覆するので、機械的強度を向上できる上、接地部材による外部との導通位置を自由に設計できる。
【0020】
第8の本発明は、第1ないし第7の本発明のいずれか1の情報カードであって、前記外装パネルはニッケルクラッドステンレス材から構成されることを特徴とする情報カードである。
【0021】
第8の本発明では、外装パネルはニッケルクラッドステンレス材から構成されることとしたので、外装パネルから延設された部材の接触により導通を図る場合に接触抵抗を小さくでき、また半田に対するぬれ性もよいので半田付けを行うにも好適である。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について以下に説明する。図1において、本発明の第1実施形態に係る情報カード1は、上記PC Card Standardに準拠したPCカードとして構成されており、樹脂などの絶縁体からなるフレーム10の内部にプリント基板12を収容し、その上面を外装パネル14で被覆したものである。プリント基板12はコネクタ16に接続されている。
【0023】
図2に示すように、外装パネル14の前端部には、グランド板20が一体的に形成されており、このグランド板20は、外装パネル14の前縁を基部として外装パネル14の下面側に折り込む形で密着曲げされている。グランド板20には複数の接触子22が設けられており、接触子22は図中上向きに屈曲されていると共にその中間部は山型に形成され、この中間部が、外装パネル14の前端部に設けられた窓24から上部に露出している。接触子22の長さは窓24の長さより長く、したがって使用の際には接触子22に図中下向きの力がかかると接触子22が下向きに撓むが、力がかからないときには接触子22の先端が窓24に規制され、接触子22が上向きに常時付勢された状態で保持されている。
【0024】
グランド板20の端部からはリード端子26が一体的に延設されており、リード端子26の先端部は図中下向きに屈折されると共に、プリント基板12のスルーホールに挿通され、プリント基板12の接地導体部に半田付けされている。
【0025】
図1および図3に示すように、外装パネル14の左右側縁部の後端には、FG端子18がプレス加工により外装パネル14と一体的に形成されている。FG端子18の各先端部は曲げ加工により内向きに、すなわち図中水平方向に屈曲されて鈎止部18aをなしており、したがって、互いに対向する鈎止部18aの先端同士は、フレーム10の幅より小さい間隔をなしている。フレーム10において鈎止部18aと対向する位置には、誘導斜面10aが形成されている。
【0026】
鈎止部18aの先端部は上向きに屈曲されて係合部18bをなしており、他方、フレーム10において係合部18bに対向すべき位置には係合部18bの形状に対応した係合溝10bが形成されている。
【0027】
外装パネル14の下面、すなわち情報カード1を組立てた状態で内側となる面には、図4において斜線で示すように熱圧着シート30がホットプレスの仮接着、または軽圧力により貼着されている。熱圧着シート30には切欠が形成され、これにより外装パネル14の後端部14aが露出する構成となっている。この後端部14aは、図5に示すように、組立てた状態においてバックコネクタ34のシェルに接触する。
【0028】
熱圧着シート30のセパレータ32は、図4中格子状の斜線で示す部分について剥離されずに残されており、組立てた状態においてプリント基板12の上面に対向する部分の絶縁が図られている。
【0029】
再び図1において、外装パネル14の前端部の左右両縁には略四角枠状の連結子36が形成され、下向きに曲げ加工されている。この連結子36は、フレーム10の対向する位置に設けられた連結溝38に挿入され、略四角枠状の連結子36がその弾発力により連結溝38の内部の突起に係合することにより、外装パネル14とフレーム10とが相互に固定される構成となっている。
【0030】
外装パネル14、FG端子18およびグランド板20は、ニッケルクラッドステンレスの板材からプレス加工により形成されている。
【0031】
以上のとおり構成された情報カード1の組立工程について説明する。まず、図3(a)に示すように外装パネル14をフレーム10に対向させ、次に、図3(b)に示すように外装パネル14を下降させると、外装パネル14のFG端子18は、フレーム10の誘導斜面10aに摺接する。
【0032】
次に、図3(c)に示すように外装パネル14を更に下降させると、左右の鈎止部18aは誘導斜面10aに誘導され、その弾発力に抗して拡開される。
【0033】
そして、外装パネル14が図3(d)に示す最終位置にまで下降すると、鈎止部18aはその弾発力により元の姿勢に復元し、その先端の係合部18bが、これに対向する係合溝10bに係合することにより、外装パネル14がフレーム10に対して固定される。
【0034】
この状態から、図2のようにグランド板20のリード端子26がプリント基板12のスルーホールに挿通され、プリント基板12の接地導体部に半田付けされる。最後に下面側から下面外装パネル40を適宜の固定手段で固定することにより、組立が完了する。
【0035】
以上のとおり構成された本実施形態の情報カード1では、プリント基板12の接地導体部に接続されるグランド板20を、外装パネル14と一体的に形成したので、両者を別個に構成する従来の構成に比して部品点数と組立工数とを減少できる上、組立の際のグランド板20のプリント基板12に対する位置決めをきわめて容易に実行できる。
【0036】
また、本実施形態では、図4に示すように外装パネル14の下面の後端部14aが露出する構成とし、この後端部14aが、図5に示すように組立てた状態においてバックコネクタ34のシェルに接触することとしたので、バックコネクタ34のシェルと外装パネル14との導通をきわめて容易に確保できる。
【0037】
また本実施形態では、FG端子18を外装パネル14と一体的に形成したことにより部品点数および組立工数の減少とFG端子18の位置決めの容易化を図ることができる上、各FG端子18の先端部には互いに対向する鈎止部18aがそれぞれ形成され、これら鈎止部18aの先端同士がフレーム10の幅より小さい間隔をなすこととしたので、鈎止部18aの作用により外装パネル14とフレーム10とを嵌着させることができ、生産性と機械的強度の向上を図ることができる。
【0038】
また本実施形態では、外装パネル14はニッケルクラッドステンレス材から構成されることとしたので、外装パネル14から延設された部材の接触により導通を図る場合に接触抵抗を小さくでき、また半田に対するぬれ性もよいので半田付けを行うにも好適である。
【0039】
次に、第2実施形態について説明する。図6において、第2実施形態の情報カード101は、外装パネル114の前端部に、グランド板120を一体的に形成し、グランド板120からはリード端子126を一体的に延設した構成である。リード端子126は図中下向きに屈折されており、その先端部はプリント基板112の接地導体部であるランド112aに対し、ばね接触により接続している。図7はグランド板120を示す平面図であり、図示のようにリード端子126の基部は、接触子22と交互に配置されている。なお、第2実施形態の残余の構成は第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0040】
しかして、本実施形態では、グランド板120のリード端子126がプリント基板112のランド112aにばね接触により接続することとしたので、両者を半田付けする場合に比して組立がきわめて容易かつ短時間で済み、生産性を向上できる。また本実施形態では、リード端子126の基部を接触子22と交互に配置したので、リード端子126の長さを長くすることができ、これによりリード端子126の強い弾発力を確保でき、導通の信頼性を増すことができる。
【0041】
次に、第3実施形態について説明する。図8および図9において、第3実施形態の情報カード201は、外装パネル214の後端部に接触子214aを形成し、これを下面側、すなわち情報カード201を組立てた状態で内側となる面に屈曲したものである。また、下面パネル240にも同様の接触子240aを形成し、これを上面側に屈曲する。外装パネル214に貼着される熱圧着シート230には、接触子214aを囲む切欠が形成され、これにより接触子214aが露出する構成となっている。残余の構成は第1実施形態と同様である。
【0042】
しかして第3実施形態では、図8に示すように、接触子214a,240aが、組立てた状態においてバックコネクタ34のシェル34aに接触する。したがって本実施形態では、組立精度を問わず外装パネル214とシェル34aとを確実に導通でき、導通の信頼性を増すことができる。
【0043】
なお、第3実施形態では、外装パネル214から一体的に延設された接触子214aがバックコネクタ34のシェル34aと導通する一方、シェル34aはプリント基板212の接地導体層に接続されているため、これにより外装パネル214全体の接地が行われるが、このような構成に代えて、外装パネル214から延設される適宜の接触子がプリント基板212の接地導体層に直接接触しあるいは半田付けされることにより外装パネル214の接地を行う構成としてもよい。また、逆にコネクタのシェルの形状を接触子を有する形状として外装パネルの内面に接触させる構成としてもよい。
【0044】
次に、第4実施形態について説明する。図10において、第4実施形態に係る情報カード301は、FG端子318がフレーム310の両側縁部の略全体をそれぞれ被覆するように構成したものである。FG端子318はプレス加工により外装パネル314と一体的に形成されており、FG端子318の各先端部は曲げ加工により内向きに、すなわち図中水平方向に屈曲されて鈎止部318aをなしている。また鈎止部318aの先端部は上向きに屈曲されて係合部318bをなしており、他方、フレーム310の下面において係合部318bに対向すべき位置には、係合部318bの形状に対応した係合溝(図示せず)が形成されている。残余の構成は第1実施形態と同様である。
【0045】
しかして第4実施形態では、FG端子318がフレーム310の両側縁部の略全体を被覆するので、機械的強度を向上できる上、FG端子318による外部との導通位置を自由に設計できる。なお、本実施形態ではFG端子318がフレーム310の両側縁部の略全体を被覆することとしたが、このような構成に代えて、FG端子318がフレーム310の一方の側縁のみを略全体に亘って被覆する構成とする一方、他方の側縁は一部のみ被覆する構成としたり、あるいは他方の側縁は係止機能を有するのみで端子としての機能を持たない構成としても、当該一方の側縁において第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0046】
次に、第5実施形態について説明する。図11および図13において、第5実施形態に係る情報カード401は、プリント基板412の上面に、グランド板420に対し対向する方向に突出する台座部材450を設けた構成である。台座部材450の上面には導体層452が形成されており、この導体層452はプリント基板412の接地導体層に対しリード端子454により接続されている。
【0047】
外装パネル414の前端部に一体的に設けられたグランド板420には、リード端子426が一体的に延設されており、リード端子426の先端部は図中下向きに屈折されると共に、台座部材450の導体層452に対して弾発的にばね接触している。
【0048】
また、台座部材450は、接触子22に力がかかりこれが下方(すなわち矢印A方向)に旋回した場合に、接触子22の先端部22aが当接するような位置に設置されている。
【0049】
しかして第5実施形態では、グランド板420に対し対向する方向に突出する台座部材450を備えたので、リード端子426の長さを小さく設計できる上、リード端子426の大きな弾発力を確保でき、導通の信頼性を増すことができる。
【0050】
また第5実施形態では、台座部材450の位置を、接触子22が下方に旋回した場合にこれと干渉するような位置としたので、接触子22の下方への旋回が台座部材450により規制され、接触子とプリント基板412との短絡を防止することができる。
【0051】
なお、第5実施形態では、リード端子426をグランド板420に設ける構成としたが、かかる構成に代えて、図12に示すように、台座部材450の導体層552を基部としてリード端子526を斜め上向きに突設し、これをグランド板420にばね接触させる構成としてもよい。また、台座部材450は、プリント基板412にではなくフレームに設けてもよく、またコネクタ16など他の部材の一部を台座部材として利用する構成としてもよい。
【0052】
次に、第6実施形態について説明する。図14および図15に示される第6実施形態に係る情報カード601は、グランド板620を、下面外装パネル640の前端に一体的に形成したものである。すなわち、図15に示すように、下面外装パネル640の前端部に一体的に延設されたグランド板620は、下面外装パネル640の前縁を基部としてコネクタ16の前端の左右両側のフレーム610の前面を覆うように立ち上げられ、さらにその先端部をフレーム610の上面に沿って水平方向に屈曲されている。グランド板620には複数の接触子622が設けられており、接触子622の山型に形成された中間部が、外装パネル614の前端部に設けられた窓624から上部に露出している。
【0053】
プリント基板612の下面、およびコネクタ16の外装と、下面外装パネル640との間は、半田650により結合されている。なお、半田650に代えて導電シートを用いてもよい。
【0054】
しかして、この第6実施形態の構成によれば、プリント基板612の接地導体部に接続されるグランド板620を、下面外装パネル640と一体的に形成したので、上記第1実施形態と同様に、両者を別個に構成する従来の構成に比して部品点数と組立工数とを減少できる上、組立の際のグランド板620のプリント基板612に対する位置決めをきわめて容易に実行できる。
【0055】
なお、第6実施形態では、下面外装パネル640とプリント基板612との導通を半田650または導電シートによることとしたが、このような構成に代えて、またはこのような構成に追加して、プリント基板612の設置導体層と下面外装パネル640とを弾発的に接続するグランド金具を用いてもよく、これにより導通の信頼性を高めることができる。
【0056】
なお、上記各実施形態では、外装パネルの材料をニッケルクラッドステンレス材としたが、外装パネルの材質は導体であれば他の材料でもよく、他に洋白銅やりん青銅を用いることも好適である。
【0057】
【発明の効果】
第1の本発明では、接地部材を外装パネルと一体的に形成したので、両者を別個に構成する従来の構成に比して部品点数と組立工数とを減少できる上、組立の際の接地部材の位置決めをきわめて容易に実行できる。
【0058】
第2の本発明では、接地部材が回路基板の接地導体部にばね接触により接続することとしたので、両者を半田付けする場合に比して組立がきわめて容易かつ短時間で済み、生産性を向上できる。
【0059】
第3の本発明では、コネクタの外部導体と外装パネルとの導通をきわめて容易に確保できる。
【0060】
第4の本発明では、回路基板の接地導体部と外装パネルとの導通をきわめて容易に確保できる。
【0061】
第5の本発明では、接地部材を外装パネルと一体的に形成したことにより第1の本発明と同様の効果を得られる上、各接地部材の先端部には互いに対向する鈎止部がそれぞれ形成され、これら鈎止部の先端同士がフレームの幅より小さい間隔をなすこととしたので、鈎止部の作用により外装パネルとフレームとを嵌着させることができ、生産性と機械的強度の向上を図ることができる。
【0062】
第6の本発明では、接地部材がフレームの縁部の略全体を被覆するので、機械的強度を向上できる上、接地部材による外部との導通位置を自由に設計できる。
【0063】
第7の本発明では、接地部材に対し対向する方向に突出する台座部材を備えたので、接地部材を小さく設計できる上、接地部材と台座部材上の接地導体部とのばね接触により両者の導通を図る場合に、接地部材の大きな弾発力を確保でき、導通の信頼性を増すことができる。
【0064】
第8の本発明では、外装パネルはニッケルクラッドステンレス材から構成されることとしたので、外装パネルから延設された部材の接触により導通を図る場合に接触抵抗を小さくでき、また半田に対するぬれ性もよいので半田付けを行うにも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る情報カードの分解斜視図である。
【図2】第1実施形態の要部を示す断面図である。
【図3】(a)ないし(d)は第1実施形態の組立工程を示す断面図である。
【図4】第1実施形態の外装パネルの下面を示す平面図である。
【図5】第1実施形態の組立状態を示す断面図である。
【図6】第2実施形態の要部を示す断面図である。
【図7】第2実施形態のグランド板を示す要部平面図である。
【図8】第3実施形態の要部を示す断面図である。
【図9】第3実施形態の外装パネルの下面を示す平面図である。
【図10】第4実施形態に係る情報カードの分解斜視図である。
【図11】第5実施形態の要部を示す断面図である。
【図12】第5実施形態の変形例の要部を示す断面図である。
【図13】第5実施形態に係る情報カードの分解斜視図である。
【図14】第6実施形態に係る情報カードの分解斜視図である。
【図15】第6実施形態の要部を示す断面図である。
【図16】従来の情報カードの分解斜視図である。
【符号の説明】
1,101,201,301,401,501,601 情報カード、10,310,410,510,610 フレーム、12,112,212,312,412,512,612 プリント基板、14,114,214,314,414,514,614 外装パネル、26,126,426,454,526 リード端子、18,218,318,418,518 FG端子、20,120,220,420,520,620 グランド板。
Claims (8)
- 情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部に接続すると共に、外装パネルの前縁を基部として外装パネルの下面側に折り込む形で密着曲げとしてグランド板とし、グランド板には外装パネルの前縁部の窓から上部に露出する接地部材を、導体製の外装パネルと一体的に形成したことを特徴とする情報カード。
- 請求項1に記載の情報カードであって、
前記接地部材は前記回路基板の接地導体部にばね接触により接続することを特徴とする情報カード。 - 請求項1に記載の情報カードであって、
情報カードの導体製の外装パネルの内部側と、情報カードに内蔵されるコネクタの外部導体の外部側とが導通可能に接触することを特徴とする情報カード。 - 請求項1に記載の情報カードであって、
情報カードの導体製の外装パネルと、前記情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部とが導通可能に接触することを特徴とする情報カード。 - 請求項1に記載の情報カードであって、
情報カードのフレームの互いに対向する一対の縁部を被覆すべき一対の接地部材を、前記フレームに装着される導体製の外装パネルと一体的に形成し、当該外装パネルは前記情報カードに内蔵される回路基板の接地導体部に導通されており、前記各接地部材の先端部には互いに対向する鈎止部がそれぞれ形成され、これら鈎止部の先端同士が前記フレームの幅より小さい間隔をなすことを特徴とする情報カード。 - 請求項1に記載の情報カードであって、
情報カードの外装パネル内に配置される接地部材に対し対向する方向に突出する台座部材を備え、
さらに、台座部材は、前記情報カードに内蔵される回路基板上に設けられ、回路基板の接地導体部に導通されていることを特徴とする情報カード。 - 請求項5に記載の情報カードであって、
前記接地部材は前記フレームの互いに対向する一対の縁部のうち少なくとも一方の略全体を被覆することを特徴とする情報カード。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報カードであって、
前記外装パネルはニッケルクラッドステンレス材から構成されることを特徴とする情報カード。
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