JP3605335B2 - 鋳造用金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湯口に連通して下方に延在する第1ランナ部と、前記第1ランナ部から横方向に延在してキャビティに連通する第2ランナ部とを備える鋳造用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、溶湯に圧力をかけることなく、この溶湯自体の重力を利用して鋳型内に形成されたキャビティに該溶湯を充填し、製品の鋳造処理を行う重力鋳造が広く行われている。この種の重力鋳造に用いられる鋳型は、湯口に連通して下方に延在する第1ランナ部と、前記第1ランナ部から横方向に延在してキャビティに連通する第2ランナ部とを備えるとともに、前記第2ランナ部を流れる溶湯中の空気を抜くためにガス抜き通路が設けられている。溶湯中の空気がキャビティ内に進入すると、鋳造品にブローホールやピンホール等が発生して鋳造欠陥が惹起されるからである。
【0003】
例えば、特開平6−234041号公報に開示されているように、略水平方向に延在するサブランナ(第2ランナ部)の入口に絞り部が形成されるとともに、このサブランナの途中にフィルタを収納するフィルタ室が設けられ、さらに前記フィルタ室の上側にエア抜き通路に通じる膨張室が連接された鋳型が知られている。
【0004】
この鋳型では、溶湯がメインランナ(第1ランナ部)からサブランナに移る際に、絞り部により減速されて前記メインランナから前記サブランナへの空気の巻き込みを防いでいる。そして、フィルタ室のフィルタでガスを含む異物が分離される際、膨張室内でガスが効果的に浮上してエア抜き通路から排出され、その後、前記フィルタ室の下側に設けられた膨張室に連通するエア抜き通路から残存ガスが排出されるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の従来技術では、フィルタ室の上側にエア抜き通路に通じる膨張室が設けられるとともに、このフィルタ室より下流のサブランナの上側にガス抜き通路に通じる膨張室が連接されており、溶湯に巻き込まれた空気は、実際上、2本のエア抜き通路を介して排出されることになる。しかしながら、特に薄肉部品(中空部品)を鋳造する際には、溶湯の注湯速度が高く設定されており、2本のエア抜き通路が設けられるだけでは、実際上、溶湯中に混在する空気を完全に抜くことが難しく、前記空気がキャビティ内に混入するおそれがある。
【0006】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、溶湯中に混在する空気を確実に抜くことができ、簡単な構造でキャビティ内にエアが混入することを有効に阻止することが可能な鋳造用金型を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る鋳造用金型では、湯口に連通して下方に延在する第1ランナ部とキャビティとに連通して横方向に延在する第2ランナ部を備え、この第2ランナ部には、絞り部、第1膨張室、フィルタ室および第2膨張室が、順次、流れ方向に沿って設けられるとともに、前記第1膨張室、前記フィルタ室および前記第2膨張室の上方には、それぞれ第1空気抜き孔、第2空気抜き孔および第3空気抜き孔が連通している。
【0008】
このため、湯口から第1ランナ部に注入された溶湯は、第2ランナ部の絞り部により減速された後、第1膨張室に導入されてこの溶湯中に混在する空気が前記第1膨張室の上方に連通する第1空気抜き孔から排出される。さらに、溶湯がフィルタ室に導入されて気泡が微細化された空気は、このフィルタ室の上方に連通する第2空気抜き孔から排出される一方、前記溶湯が第2膨張室に導入されて該溶湯に混在する残存空気が第3空気抜き孔から排出される。
【0009】
これにより、キャビティには、空気が確実に除去された溶湯のみが充填され、空気の巻き込み混入によりブローホールやピンホール等の欠陥が生じることを確実に回避し、高品質な鋳造品を効率的に得ることが可能になる。
【0010】
また、本発明では、絞り部および第2ランナ部がフィルタ室より下方にオフセットされることにより、第1および第2膨張室の高さおよび幅寸法を有効に確保して空気の排出を促進させることができる。しかも、フィルタ室の入口孔部および出口孔部の下端側が、幅狭なカム形状を有しており、このフィルタ室を通過する空気を上方の第2空気抜き孔に向かって円滑に案内して前記空気を有効に除去した後、微量な残留空気が第2膨張室の上方に連通する第3空気抜き孔から排出される。これにより、キャビティに空気が導入されることを、簡単な構造で確実に阻止することが可能になる。
【0011】
さらにまた、第2ランナ部から2つのキャビティに通じるY字状分岐湯道が設けられている。このため、溶湯は、第2ランナ部からそれぞれのキャビティに円滑に流動し、前記溶湯の流速抵抗を有効に抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る鋳造用金型10の概略斜視説明図である。この金型10は、第1型部材12と第2型部材14とを備え、前記第1および第2型部材12、14が互いに開閉可能に構成されている。
【0013】
第1型部材12(または第2型部材14)の上部側には、湯口16を有する湯口部18が設けられるとともに、第1および第2型部材12、14の接合面には、前記湯口16に連通して下方に延在するメインランナである第1ランナ部20が形成される。この第1ランナ部20の下端側には、横方向に延在してそれぞれ一対の第1および第2キャビティ22a、22bに連通する複数本、例えば、2本のサブランナである第2ランナ部24が設けられている。
【0014】
図2に示すように、第2ランナ部24には、第1ランナ部20から第1および第2キャビティ22a、22bに向かって絞り部26、第1膨張室28、フィルタ室30および第2膨張室32が設けられている。絞り部26は、溶湯の流れを減速させるために所定の開口直径に設定されており、この絞り部26の下流側上方に第1膨張室28が形成され、この第1膨張室28の上部側に第1空気抜き孔34が連通するとともに、前記第1空気抜き孔34は金型10内に形成された室35に開放されている。
【0015】
フィルタ室30には、異物除去および気泡の微細化の他、溶湯の流れに対し抵抗となって該溶湯を整流する機能をも有するセラミックス製のフィルタ36が収納されるとともに、このフィルタ室30の上方に第2空気抜き孔38が連通し、前記第2空気抜き孔38が金型10の室35に開放されている。フィルタ室30の下流側上方に連通する第2膨張室32には、その上部側に第3空気抜き孔40が連通し、前記第3空気抜き孔40が金型10の室35に開放されている。
【0016】
第2ランナ部24の下流側には、第1および第2キャビティ22a、22bに通じる分岐湯道42と、この分岐湯道42から分岐し、上方に傾斜して終端する湯溜まり部44とが連通する。分岐湯道42は、第2ランナ部24から鉛直上方向に立ち上がった後、それぞれ上方に傾斜して第1および第2キャビティ22a、22bに連通するY字状に構成されている。
【0017】
このように構成される金型10の動作について、以下に説明する。
【0018】
まず、第1および第2型部材12、14が互いに型締めされた状態で、湯口部18の湯口16に溶湯が注入される。その際、第1および第2キャビティ22a、22bで鋳造成形される成形品が中実カムシャフトであり、金型10内に注入される溶湯の注入速度が比較的低く設定されるため、第1ランナ部20を流動する溶湯の流れが遅くなっている。
【0019】
この第1ランナ部20に沿って重力方向に流動する溶湯は、前記第1ランナ部20の下端側で各第2ランナ部24に分流し、絞り部26を通ることにより減速されて第1膨張室28に導入される。このため、注入時に溶湯に巻き込まれた空気は、絞り部26から第1膨張室28にゆっくりと移動し、この第1膨張室28の上方に連通する第1空気抜き孔34を介して金型10の室35に円滑に排出される。
【0020】
絞り部26を通って減速された溶湯は、フィルタ室30に配置されているフィルタ36を通って異物が除去されるとともに、この溶湯に含まれている気泡が微細化され、さらに前記溶湯の流れが整流化される。従って、溶湯中の空気は、フィルタ室30の上方に連通する第2空気抜き孔38を介して金型10の室35に良好に排出される。フィルタ室30を通過した溶湯は、第2膨張室32に導入されるため、この溶湯中に残存する空気が前記第2膨張室32の上方に連通する第3空気抜き孔40を介して金型10の室35に排出される。
【0021】
このように、第1の実施形態では、第2ランナ部24に絞り部26、第1膨張室28、フィルタ室30および第2膨張室32が設けられるとともに、前記第1膨張室28、前記フィルタ室30および前記第2膨張室32の上方に第1乃至第3空気抜き孔34、38および40が連通している。このため、溶湯に巻き込まれている空気は、まず、第1膨張室28にゆっくりと導かれてこの第1膨張室28に連通する第1空気抜き孔34から室35に排出される。
【0022】
次に、第1膨張室28で抜き取られずに残った空気が、フィルタ室30に収納されているフィルタ36で分散されてこのフィルタ室30に連通する第2空気抜き孔38から室35に排出されるとともに、残存する微量の空気は第2膨張室32に連通する第3空気抜き孔40から前記室35に排出される。従って、分岐湯道42に導入される溶湯中からは、空気が確実に除去されている。
【0023】
このため、注入時に溶湯に巻き込まれた空気を第1乃至第3空気抜き孔34、38および40から確実かつ円滑に取り除くことができ、第1および第2キャビティ22a、22bに充填される溶湯中に空気が混入することがない。これにより、例えば、ブローホールやピンホール等の鋳造欠陥が生じることを確実に阻止して、高品質な鋳造品を効率的に得ることが可能になるという効果が得られる。
【0024】
また、この第1の実施形態では、第2ランナ部24から第1および第2キャビティ22a、22bに連なる分岐湯道42がY字状に構成されている。従って、溶湯が第2ランナ部24から分岐湯道42を介して分流される際、流速抵抗を有効に抑えることができ、第1および第2キャビティ22a、22bに前記溶湯を均等かつ円滑に注入することが可能になる。
【0025】
さらにまた、分岐湯道42に湯溜まり部44が連通しており、金型10内に最初に注入された溶湯が、湯溜まり部44に導入され、温度低下によってこの湯溜まり部44内に残留する。このため、分岐湯道42に残留物が生成されて流路が狭くなることがなく、第2ランナ部24から前記分岐湯道42を介して第1および第2キャビティ22a、22bに溶湯を円滑に供給することが可能になる。
【0026】
図3は、本発明の第2の実施形態に係る鋳造用金型60を構成する第1型部材12(または第2型部材14)の一部正面説明図である。なお、第1の実施形態に係る金型10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0027】
第1ランナ部20の下部側には、横方向に延在して第1および第2キャビティ22a、22bに連通するサブランナである第2ランナ部62が設けられ、この第2ランナ部62には、絞り部64、第1膨張室66、フィルタ68を収納するフィルタ室70および第2膨張室72が設けられる。第1膨張室66、フィルタ室70および第2膨張室72の上方には、第1乃至第3空気抜き孔34、38および40が連通するとともに、前記フィルタ室70の中心部O1が絞り部64および第2ランナ部62の中心部O2およびO3より上方にオフセットされている。
【0028】
図4に示すように、フィルタ室70には、矩形状のフィルタ68が収納されるとともに、このフィルタ室70の入口孔部74および出口孔部76は、下端側が幅狭なカム形状に設定されている。
【0029】
このように構成される第2の実施形態に係る金型60では、型締めされた金型60内の第1ランナ部20に溶湯が注入される。その際、第1および第2キャビティ22a、22bで中空カムシャフトが鋳造されるため、この溶湯の注入速度が高く設定され、前記溶湯の流れが速くなっている。そこで、第1ランナ部20に注入された溶湯は、絞り部64で減速された後に第1膨張室66に導入される。
【0030】
ここで、絞り部64および第2ランナ部62の中心部O2、O3がフィルタ室70の中心部O1よりも下方にオフセットして設けられており、第1および第2膨張室66、72の高さ方向および幅方向の寸法を有効に確保することができる。従って、第1および第2膨張室66、72に導入された空気の排出性が向上し、この空気を第1および第3空気抜き孔34、40を介して、一層円滑かつ確実に室35に排出することが可能になる。
【0031】
さらに、フィルタ室70の入口孔部74および出口孔部76が、下端側が幅狭なカム形状に設定されている。このため、フィルタ68を通過する空気が入口孔部74および出口孔部76の形状に沿って上方へと円滑に案内され、フィルタ室70の上方に連通する第2空気抜き孔38および第3空気抜き孔40から空気を室35に円滑に排出することができる。
【0032】
これにより、比較的流れの速い溶湯が第2ランナ部62に注入される際、第1および第2膨張室66、72で溶湯の乱流を緩和させるとともに、入口孔部74および出口孔部76の形状によってフィルタ室70の上方に空気が強制的に移動される。従って、前記溶湯に巻き込まれている空気が、この溶湯から効率的かつ確実に分離され、第1および第2キャビティ22a、22bに空気が進入することを有効に阻止することが可能になるという効果が得られる。これにより、ブローホールやピンホール等の欠陥のない高品質の中空カムシャフトを効率的に鋳造することができる。
【0033】
図5は、本発明の第3の実施形態に係る鋳造用金型80の概略斜視説明図であり、図6は、前記鋳造用金型80を構成する第1および第2型部材12、14の一部正面説明図である。なお、第1および第2の実施形態に係る金型10、60と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0034】
第1膨張室66、フィルタ室70および第2膨張室72の上部側には、第1乃至第3空気抜き孔82、84および86が連通する。第1乃至第3空気抜き孔82、84および86は、上方に向かって延在するとともに、徐々に幅狭になるように構成されており、金型80の上部から外部に開放されている。
【0035】
このように構成される金型80では、溶湯に巻き込まれている空気が、まず、第1膨張室66にゆっくりと導かれてこの第1膨張室66に連通する第1空気抜き孔82から前記金型80の外部に排出される。次に、第1膨張室66で抜き取られずに残った空気が、フィルタ室70に収納されているフィルタ68で分散されてこのフィルタ室70に連通する第2空気抜き孔84から金型80の外部に排出されるとともに、残存する微量の空気は第2膨張室72に連通する第3空気抜き孔86から前記金型80の外部に排出される。
【0036】
従って、第3の実施形態では、注入時に溶湯に巻き込まれた空気を第1乃至第3空気抜き孔82、84および86から確実かつ円滑に取り除くことができ、第1および第2キャビティ22a、22bに充填される溶湯中に空気が混入することを阻止して、高品質な鋳造品を効率的に得ることが可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係る鋳造用金型では、第2ランナ部に設けられた第1膨張室、フィルタ室および第2膨張室の上方に第1乃至第3空気抜き孔が連通しており、溶湯中に混在している空気が前記第1乃至第3空気抜き孔から円滑かつ有効に排出され、キャビティに前記空気が導入されることを確実に阻止することができる。これにより、鋳造欠陥のない高品質な鋳造品を効率的に得ることが可能になる。
【0038】
また、本発明に係る鋳造用金型では、絞り部および第2ランナ部の中心部がフイルタ室の中心部よりも下方にオフセットされるため、第1および第2膨張室の高さ寸法および幅寸法を有効に確保して空気の排出性を向上させることができる。しかも、フィルタ室の入口孔部および出口孔部が、下端側が幅狭なカム形状に設定されることにより、溶湯中の空気を前記フィルタ室の上方側に円滑に案内することが可能になり、この空気を第2空気抜き孔から有効に排出することができる。従って、特に、溶湯の流速が速い場合であっても、この溶湯に巻き込まれた空気を第1乃至第3空気抜き孔から円滑かつ効率的に排出することができ、キャビティへの空気の進入を確実に阻止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る鋳造用金型の概略斜視説明図である。
【図2】図1に示す鋳造用金型を構成する型部材の一部正面説明図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る鋳造用金型を構成する型部材の一部正面説明図である。
【図4】図2に示す鋳造用金型を構成するフィルタ室の正面説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る鋳造用金型の概略斜視説明図である。
【図6】図5に示す鋳造用金型を構成する型部材の一部正面説明図である。
【符号の説明】
10、60、80…金型 12、14…型部材
16…湯口 20、24、62…ランナ部
22a、22b…キャビティ 26、64…絞り部
28、32、66、72…膨張室 30、70…フィルタ室
34、38、40、82、84、86…空気抜き孔
36、68…フィルタ 42…分岐湯道
44…湯溜まり部

Claims (2)

  1. 湯口に連通して下方に延在する第1ランナ部と、前記第1ランナ部から横方向に延在してキャビティに連通する第2ランナ部とを備える鋳造用金型であって、
    前記第2ランナ部には、前記第1ランナ部から前記キャビティに向かって絞り部、第1膨張室、フィルタ室および第2膨張室が設けられるとともに、
    前記第1膨張室、前記フィルタ室および前記第2膨張室の上方には、それぞれ第1空気抜き孔、第2空気抜き孔および第3空気抜き孔が連通して設けられ、
    前記絞り部および前記第2ランナ部の中心部が、前記フィルタ室の中心部より下方にオフセットされ、かつ該フィルタ室の入口孔部および出口孔部が、下端側が幅狭なカム形状に設定されることを特徴とする鋳造用金型。
  2. 請求項1記載の鋳造用金型において、前記第2ランナ部から2つの前記キャビティに通じるY字状分岐湯道を備えることを特徴とする鋳造用金型。
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