JP3604329B2 - 光伝達網の障害復旧方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光伝達網において障害により正常な通信ができなくなった光チャネルを復旧する障害復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光伝達網において光チャネルに障害が発生した場合の従来の障害復旧方法について、図11を参照して説明する(参考文献:佐藤健一、岡本聡「オプティカルパスレイヤ技術の展開」、1992年電子情報通信学会秋季大会、SB−7−1、1992年9月)。ここでは、光パスの障害復旧方法について説明するが、この光パスと本発明の説明に使用する光チャネルは同様のものである。
【0003】
図11(1) は正常時の光パスの設定例を示し、図11(2) は従来の障害復旧方法による障害復旧例を示す。図11(1) において、光ファイバ1を介して接続される中継ノード2−1,2−2間には、現用系光パス4−1〜4−3と、予備系光パス5が設定される。各光パスの波長をλ1,λ2,λ3,λ4とする。ここでは、3本の現用系光パスに対して1本の予備系光パスを備えた1:3プロテクションの例を示す。このような従来の障害復旧方法は、一般的にM:Nプロテクションという。
【0004】
図11(2) において、波長λ1の現用系光パス4−1が故障した場合に、従来の障害復旧方法では、障害を検出した故障端ノード2−1,2−2間で予め確保されている波長λ4の予備系光パス5に切り替え、現用系光パスとして用いることにより障害復旧を図る。
【0005】
なお、図11の構成では、予備系光パスを現用系光パスと同一経路に設定しているが、現用系光パスと予備系光パスが別経路に設定されている場合でも、同様の方法により障害復旧が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
M:Nプロテクションによる従来の障害復旧方法では、故障端ノード間に設定された光パスを現用系から予備系に切り替えることにより復旧が可能であるが、そのためにN本の現用系光パスに対してM本の予備系光パスを予め用意しておく必要がある。図11の例では、3本の現用系光パスに対して1本の予備系光パスが用意され、通常は4波のうち3波が使用される形態となる。そのため、従来の障害復旧方法は、光ファイバに多重される波長リソースの使用効率が低下する問題がある。しかも 100%の復旧率を達成するには、1本の現用系光パスに対して1本の予備系光パスを割り当てる1:1プロテクション、または1+1プロテクションをとる必要があるが、この場合には波長リソースの半分が予備系となり、使用効率が大きく低下する。
【0007】
なお、波長リソースの使用効率の低下を防ぐために、予備系光パスにトラヒックを流す方法もあるが、障害発生時にはこの予備系光パスのトラヒックがすべて廃棄されて何らの補償もされないので、データトラヒックなどには使用できない制限がある。
【0008】
また、新たな光パスを設定するときに、予備系光パスのために確保されている波長を利用することができない。すなわち、光ファイバの波長多重数から予備系光パスに割り当てた波長数を引いた分しか光パス(光チャネル)の拡張性がなく、通信量の増大に伴う光パス(光チャネル)の増設に柔軟に対応できない問題がある。
【0009】
本発明は、隣接ノード間の光チャネルに障害が発生したときに、予備系光チャネルを予め設定する方法によらずに障害復旧を行うことができる光伝達網の障害復旧方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の光伝達網の障害復旧方法における障害復旧手順は、故障点に対して下流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したとき、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信し、障害通知信号を受信した上流故障端ノードは、障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を所定の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して送信し、切替通知信号を受信した下流故障端ノードは、故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信し、切替完了通知信号を受信した上流故障端ノードは、故障した光チャネルを障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長に切り替える(請求項1)。ここで、切替波長としては、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内の未使用波長(請求項2)、故障した光チャネルが使用している波長と同一の未使用波長(請求項3)を用いる。
【0012】
また、光チャネルの故障を検出した下流故障端ノードは、障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信するとともに、その下流に位置するノードに対しても送信し、障害通知信号を受信した上流故障端ノードを除くノードは、光チャネルの障害に対して障害復旧処理の起動を禁止する(請求項4)。
【0013】
また、故障点に対して上流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を所定の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して送信し、以下同様の手順をとる(請求項5〜7)。
【0014】
また、光チャネルの故障を検出した上流故障端ノードは、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて、下流故障端ノードおよびその下流に位置するノードに対して送信し、障害通知信号を受信した下流故障端ノードを除くノードは、光チャネルの障害に対して障害復旧処理の起動を禁止する(請求項8)。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態:請求項2,請求項6)
図1は、本発明の障害復旧方法の第1の実施形態を示す。図1(1) は正常時の光チャネルの設定例を示し、図1(2) は第1の実施形態における障害復旧例を示し、図1(3) は障害復旧手順を示す。
【0016】
なお、以下に示す各実施形態では、故障点の両端に位置するノードとして、中継ノード2−1,2−2間で障害復旧処理を行う例を示すが、始点ノードと隣接する中継ノード、終点ノードと隣接する中継ノード間であってもよい。
【0017】
図1(1) において、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3が接続される。すなわち、中継ノード2−1,2−2は光ファイバ1−2を介して隣接関係にある。光チャネル3−1〜3−3は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を4とし、光チャネル3−1〜3−3にそれぞれ波長λ1,λ3,λ4を割り当て、波長λ2の割当がないものとする。
【0018】
ここで、図1(2) に示すように、波長λ1の光チャネル3−1が中継ノード2−1,2−2間で故障したとする。このとき、故障点の上流の中継ノード(上流故障端ノード)2−1、または下流の中継ノード(下流故障端ノード)2−2が障害の検出を行う。
【0019】
まず、図1(3) に示すように、下流故障端ノード2−2が障害を検出したとき(S1)は、上流故障端ノード2−1に対して、図示しない制御チャネルを用いて障害通知信号aを送信する。同時に、この障害通知信号aは、故障した光チャネルが設定されている経路上の下流側に位置するすべてのノードに対しても送信される。一方、上流故障端ノード2−1が障害を検出したとき(S2)は、故障した光チャネルが設定されている経路上の下流側に位置するすべてのノード(下流故障端ノード2−2を含む)に対して、図示しない制御チャネルを用いて障害通知信号a′を送信する。
【0020】
なお、故障点の下流側に位置するノードに対して障害通知信号a,a′を送信して障害発生を通知するのは、下流故障端ノード2−2よりも下流に位置するノードが、その光チャネルの故障を自ノード間のものと誤って障害復旧処理を行うことを防ぐためである。すなわち、障害通知信号a,a′には、故障した光チャネルと、故障点の両端に位置する下流故障端ノードおよび上流故障端ノードを示す情報を含み、それ以外のノードが障害通知信号a,a′を受信した場合には、故障した光チャネルに対する障害復旧処理を起動しないように制御する。
【0021】
障害通知信号aを受信、または障害を検出した上流故障端ノード2−1は、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ1−2内で、他の光チャネルの設定等に使用されていない未使用波長があるか否かを検索し、1つの未使用波長を選択する(S3)。図1(2) に示す例では、光ファイバ1−2で波長λ2が未使用波長として選択される。ここで、上流故障端ノード2−1は、下流故障端ノード2−2に対して、図示しない制御チャネルを用いて光ファイバ1−2における光チャネル3−1の波長をλ1からλ2に切り替えるための切替通知信号bを送信する。
【0022】
この切替通知信号bを受信した下流故障端ノード2−2は、光ファイバ1−2における光チャネル3−1の波長をλ1からλ2に切り替えるための波長切替処理を行う(S4)。下流故障端ノード2−2は波長切替処理後に、上流故障端ノード2−1に対して、図示しない制御チャネルを用いて切替完了通知信号cを送信する。
【0023】
この切替完了通知信号cを受信した上流故障端ノード2−1は、自ノードで光チャネル3−1の波長をλ1からλ2に切り替えるための波長切替処理を行う(S5)。このようにして上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2で波長切替処理が完了することにより、光チャネル3−1の復旧が完了する。この結果、図1(2) に示す通り、光チャネル3−1は光ファイバ1−2の波長λ2を使用して信号を転送することができる。
【0024】
(第2の実施形態:請求項3,請求項7)
図2は、本発明の障害復旧方法の第2の実施形態を示す。図2(1) は正常時の光チャネルの設定例を示し、図2(2) は第2の実施形態における障害復旧例を示す。なお、障害復旧手順は、図1(3) に示す第1の実施形態と同様である。
【0025】
図2(1) において、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3および光ファイバ1−4〜1−6がそれぞれ接続される。すなわち、中継ノード間の光リンクが複数の光ファイバで構成される。光チャネル3−1〜3−4は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を4とし、光チャネル3−1〜3−4にそれぞれ波長λ1,λ2,λ3,λ4を割り当てる。また、光チャネル3−5,3−6は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−4〜1−6内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を4とし、光チャネル3−5,3−6にそれぞれ波長λ1,λ4を割り当て、波長λ2,λ3の割当がないものとする。
【0026】
ここで、図2(2) に示すように、波長λ2の光チャネル3−2が中継ノード2−1,2−2間で故障したとする。故障発生後、故障点の両端に位置する上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2のいずれかにおける障害検出、障害発生通知、切替通知等の一連の手順は第1の実施形態(図1(3))と同様である。
【0027】
上流故障端ノード2−1は、下流故障端ノード2−2との間で同一光リンク内のすべての光ファイバにおいて、故障した光チャネル3−2が使用している波長λ2と同一の未使用波長があるか否かを検索する。図2(b) に示す例では、光ファイバ1−2と同一光リンク内の光ファイバ1−5で波長λ2が未使用波長として選択される。ここで、上流故障端ノード2−1は、下流故障端ノード2−2に対して、光ファイバ1−2内の光チャネル3−2の波長λ2を光ファイバ1−5内の波長λ2に切り替えるように切替通知信号を送信し、以下第1の実施形態と同様に切り替え処理を行い、光チャネル3−2の復旧が完了する。この結果、図2(2) に示す通り、光チャネル3−2は光ファイバ1−5の波長λ2を使用して信号を転送することができる。
【0028】
なお、本実施形態の方法は、故障した光チャネル3−2が収容されている光ファイバ1−2内に未使用波長がなく、光チャネル3−2を復旧させるために同一光リンク内の他の光ファイバの未使用波長を用いるものであるが、そのときに故障した光チャネルが使用していた波長と同一波長を選択するようにしたものである。
【0029】
また、例えば中継ノードに波長変換機能がない場合など、故障した光チャネルが使用していた波長を用いて復旧させる必要があるときには、故障した光チャネルが設定されている光ファイバと同一光リンク内の他の光ファイバを必然的に用いることになる。この場合には、例えば図2において故障した光チャネル3−2が収容されている光ファイバ1−2内に未使用波長があっても、同一光リンク内の他の光ファイバ1−5の波長λ2に切り替えることになる。
【0030】
(第3の実施形態:請求項1,請求項5)
図3は、本発明の障害復旧方法の第3の実施形態を示す。図3(1) は正常時の光チャネルの設定例を示し、図3(2) は第3の実施形態における障害復旧例を示す。なお、障害復旧手順は、図1(3) に示す第1の実施形態と同様である。
【0031】
図3(1) において、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3および光ファイバ1−4〜1−6がそれぞれ接続される。すなわち、中継ノード間のリンクが複数の光ファイバで構成される。光チャネル3−1〜3−4は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を4とし、光チャネル3−1〜3−4にそれぞれ波長λ1,λ2,λ3,λ4を割り当てる。また、光チャネル3−5,3−6は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−4〜1−6内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を4とし、光チャネル3−5,3−6にそれぞれ波長λ1,λ2を割り当て、波長λ3,λ4の割当がないものとする。
【0032】
ここで、図3(2) に示すように、波長λ2の光チャネル3−2が中継ノード2−1,2−2間で故障したとする。故障発生後、故障点の両端に位置する上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2のいずれかにおける障害検出、障害発生通知、切替通知等の一連の手順は第1の実施形態(図1(3))と同様である。
【0033】
上流故障端ノード2−1は、下流故障端ノード2−2との間で同一光リンク内のすべての光ファイバにおいて、未使用波長があるか否かを検索する。図3(2) に示す例では、光ファイバ1−2と同一光リンク内の光ファイバ1−5で未使用波長λ3,λ4のうち、波長λ3が選択される。ここで、上流故障端ノード2−1は、下流故障端ノード2−2に対して、光ファイバ1−2内の光チャネル3−2の波長λ2を光ファイバ1−5内の波長λ3に切り替えるように切替通知信号を送信し、以下第1の実施形態と同様に切り替え処理を行い、光チャネル3−2の復旧が完了する。この結果、図3(2) に示す通り、光チャネル3−2は、光ファイバ1−5の波長λ3を使用して信号を転送することができる。
【0034】
(第4〜第7の実施形態)
第3の実施形態の方法は、故障した光チャネルが設定されている光ファイバと同一光リンク内の光ファイバで未使用波長の1つを選択するものであり、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内の未使用波長を選択する第1の実施形態や、同一光リンク内の光ファイバで故障した光チャネルの波長と同一波長を選択する第2の実施形態を包含している。また、第1の実施形態と第2の実施形態は、互いに同じ光ファイバの同じ波長を選択することは有りえないので、両者は第3の実施形態に対して並列的な関係で包含されている。したがって、図4〜図8に示すように、各実施形態による障害復旧方法を包含関係に応じて組合せることも可能である。
【0035】
図4に示す第4の実施形態は、まず第1の実施形態の方法(S11,S12)をとり、ここで故障した光チャネルが設定された光ファイバ内に未使用波長がない場合に、第2の実施形態の方法(S13,S14)により、同一光リンク内の光ファイバで故障した光チャネルの波長と同一の未使用波長を選択する。あるいは、第1の実施形態の方法と第2の実施形態の方法の入れ替えてもよい。
【0036】
図5に示す第5の実施形態は、まず第1の実施形態の方法(S11,S12)をとり、ここで故障した光チャネルが設定された光ファイバ内に未使用波長がない場合に、第3の実施形態の方法(S15,S16)により、同一光リンク内の光ファイバで未使用波長の1つを選択する。
【0037】
図6に示す第6の実施形態は、まず第2の実施形態の方法(S13,S14)をとり、ここで同一光リンク内の光ファイバで故障した光チャネルの波長と同一の未使用波長がない場合に、第3の実施形態の方法(S15,S16)により、同一光リンクの光ファイバで未使用波長の1つを選択する。
【0038】
図7に示す第7の実施形態は、まず第1の実施形態の方法(S11,S12)をとり、次に第2の実施形態の方法(S13,S14)をとり、次に第3の実施形態の方法(S15,S16)を順次用いて復旧処理を行う。なお、故障した光チャネルが使用していた波長を用いて復旧させることを優先する場合には、まず第2の実施形態の方法(S13,S14)をとり、次に第1の実施形態の方法(S11,S12)をとり、次に第3の実施形態の方法(S15,S16)を順次用いて復旧処理を行うようにしてもよい。
【0039】
以上示した第4〜第7の実施形態において、複数の未使用波長がある場合には、その1つが切替波長として選択される(S17)。また、いずれの方法でも未使用波長が見つからない場合には、他の障害復旧方法を試行するか、障害復旧失敗として処理する(S18)。
【0040】
(第8の実施形態:請求項1〜13)
図8は、本発明の障害復旧方法の第8の実施形態を示す。図8(1) は正常時の光チャネルの設定例を示し、図8(2) は第8の実施形態における障害復旧例を示す。なお、基本的な障害復旧手順は、図1(3) に示す第1の実施形態と同様である。
【0041】
図8(1) において、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3が接続される。光チャネル3−1〜3−3は、中継ノード2−1,2−2を介して光ファイバ1−1〜1−3内に設定され、各中継ノードで終端される制御チャネル6−1〜6−3は、それぞれ光ファイバ1−1〜1−3内に設定される。ここでは、光ファイバの波長多重数を5とし、光チャネル3−1〜3−3にそれぞれ波長λ1,λ3,λ4を割り当て、制御チャネル6−1〜6−3に波長λ5を割り当て、波長λ2の割当がないものとする。なお、制御チャネル6−1〜6−3は、中継ノード2−1,2−2間で障害通知信号a、切替通知信号b、切替完了通知信号cを転送するためのものであり、例えば隣接ノードで必ず終端される光セクション監視用チャネルや、波長多重される主信号中の一波長が用いられる。
【0042】
ここで、図8(2) に示すように、波長λ1の光チャネル3−1および波長λ5の制御チャネル6−2が中継ノード2−1,2−2間で故障したとする。故障発生後、故障点の両端に位置する上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2のいずれかにおける障害検出、障害発生通知、切替通知等の一連の基本的な手順は第1の実施形態(図1(3))と同様である。また、光チャネル3−1の復旧処理についても第1の実施形態と同様である。
【0043】
ただし、本実施形態では制御信号を転送する制御チャネル6−2も故障しているので、上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2は、経路情報を用いて新たな経路の探索を行う。図8(2) に示す例では、経路探索の結果として、中継ノード2−3を経由する制御チャネル6−4,6−5が上流故障端ノード2−1と下流故障端ノード2−2との間に設定される。この新たな制御チャネル6−4,6−5の経路情報は、上流故障端ノード2−1および下流故障端ノード2−2のメモリ等に記憶しておくことにより、それ以降の経路探索処理を省略し、直ちに新たな制御チャネル6−4,6−5で制御信号の転送が可能となる。
【0044】
なお、上流故障端ノード2−1と下流故障端ノード2−2との間で故障した制御チャネル6−2が正常に戻った場合には、中継ノード2−3を介する制御チャネル6−4,6−5は解消される。
【0045】
ここで、上流故障端ノード2−1における障害復旧手順を図9に示し、下流故障端ノード2−2における障害復旧手順を図10に示す。なお、ここに示すフローチャートは、図1(3) に示す手順に制御チャネルの障害復旧処理手順を付加したものである。
【0046】
図9において、光チャネルに故障が発生し(S21)、上流故障端ノードが光チャネルの故障を検出し(S22)、さらに制御チャネルの故障も検出されたならば(S23)、経路情報を用いて下流故障端ノードまでの新しい経路を探索し(S24)、探索した経路と元の経路から終点ノードまで障害通知信号a′を転送するための経路を決定する(S25)。一方、制御チャネルに故障がないか(S23)、新たな経路による制御チャネルが設定された場合(S25)には、その制御チャネルを用いて下流ノードに対して障害通知信号a′を送信する(S26)。そして、第4〜第7の実施形態に示すいずれかの障害復旧方法により、故障した光チャネルの障害復旧に用いる光ファイバや切替波長を設定する(S27)。また、上流故障端ノードは、自ら光チャネルの故障を検出しない場合でも(S22)、下流故障端ノードから通知される障害通知信号aを受信した場合(S28)にも、同様に手順S27に移行する。
【0047】
次に、制御チャネルが故障しており(S29)、かつ障害検出したのが上流故障端ノードであれば(S30)、手順S27で得られた情報を載せた切替通知信号bを、手順S25で得られた新たな経路の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して送信する(S31)。また、制御チャネルが故障しており(S29)、かつ障害を検出したのが下流故障端ノードであれば(S30)、手順S27で得られた情報を載せた切替通知信号bを、手順S28で受信した障害通知信号aの経路の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して送信する(S32)。また、制御チャネルに故障がなければ(S29)、手順S27で得られた情報を載せた切替通知信号bを、従前の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して送信する(S33)。
【0048】
次に、切替通知信号bを受信した下流故障端ノードが、故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号cを上流故障端ノードに対して送信し、上流故障端ノードがこの切替完了通知信号cを受信すると(S34)、故障した光チャネルをその光ファイバおよび未使用波長に切り替え、障害復旧処理を完了する(S35)。
【0049】
図10において、光チャネルに故障が発生し(S41)、下流故障端ノードが光チャネルの故障を検出し(S42)、さらに制御チャネルの故障も検出されたならば(S43)、経路情報を用いて上流故障端ノードまでの新しい経路を探索し(S44)、新たな経路の制御チャネルを用いて上流故障端ノードおよび下流ノードに対して障害通知信号aを送信する(S45)。また、下流故障端ノードは、自ら光チャネルの故障を検出せず(S42)、上流故障端ノードから通知される障害通知信号a′を受信した場合(S46)には、さらに下流ノードに対して障害通知信号a′を転送する(S47)。
【0050】
次に、下流故障端ノードが切替通知信号bを受信すると(S48)、故障した光チャネルの切替処理を行い(S49)、それを通知する切替完了通知信号cを上流故障端ノードに対して送信する。ここで、制御チャネルが故障しており(S50)、かつ障害検出したのが下流故障端ノードであれば(S51)、手順S44で探索された新たな経路の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して切替完了通知信号cを送信する(S52)。また、制御チャネルが故障しており(S50)、かつ障害を検出したのが上流故障端ノードであれば(S51)、手順S48で受信した切替通知信号bの経路の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して切替完了通知信号cを送信する(S52)。また、制御チャネルに故障がなければ(S50)、従前の制御チャネルを用いて下流故障端ノードに対して切替完了通知信号cを送信する(S53)。その後、上流故障端ノードがこの切替完了通知信号cを受信し、故障した光チャネルの切替処理を行うと、障害復旧処理が完了する。
【0051】
また、上流故障端ノードと下流故障端ノードとの間の制御チャネルが故障した場合には、制御チャネルの迂回経路を探索するのではなく、故障端ノード間で新規に光チャネルを設定し、この光チャネルを用いて各制御信号(障害通知信号、切替通知信号、切替完了通知信号)を転送するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光伝達網の障害復旧方法は、予備系光チャネルを予め用意しておく必要がなく、波長多重されている波長の中から未使用波長を選択し、障害の発生した光チャネルの復旧に用いることができる。また、本発明の方法は、新たな光チャネルを設定するときにも利用することができる。したがって、波長リソースを有効に利用し、かつ拡張性および柔軟性に優れた障害復旧方法を実現することができる。
【0053】
また、切替波長の選択手順として、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内の未使用波長や、故障した光チャネルと同一光リンク内で故障した光チャネルが使用している波長と同一の未使用波長をまず検索し、その後に同一光リンク内の光ファイバで未使用波長を広く検索することにより、効率的な波長選択による障害復旧処理が可能となる。例えば、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内で復旧が可能であれば、上流故障端ノードおよび下流故障端ノードでは波長変換のみで対応できる。また、故障した光チャネルが使用している波長と同一波長で復旧を行う場合には、他の光ファイバへの切り替えが必要になるものの、波長変換機能をもたない中継ノードなどにも適用することができる。このように、通信ノードの波長切替処理などに伴うハードウェア制御を必要最小限に抑え、効率的な障害復旧処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の障害復旧方法の第1の実施形態を示す図。
【図2】本発明の障害復旧方法の第2の実施形態を示す図。
【図3】本発明の障害復旧方法の第3の実施形態を示す図。
【図4】本発明の障害復旧方法の第4の実施形態を示す図。
【図5】本発明の障害復旧方法の第5の実施形態を示す図。
【図6】本発明の障害復旧方法の第6の実施形態を示す図。
【図7】本発明の障害復旧方法の第7の実施形態を示す図。
【図8】本発明の障害復旧方法の第8の実施形態を示す図。
【図9】上流故障端ノードの障害復旧手順を示すフローチャート。
【図10】下流故障端ノードの障害復旧手順を示すフローチャート。
【図11】従来の障害復旧方法を示す図。
【符号の説明】
1 光ファイバ
2 中継ノード
3 光チャネル
4 現用系光パス
5 予備系光パス
6 制御チャネル
Claims (13)
- 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、下流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信し、
前記障害通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを前記障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、下流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信し、
前記障害通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内で未使用波長の1つを選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを前記故障した光チャネルが設定されている光ファイバの未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、下流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて上流故障端ノードに対して送信し、
前記障害通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルが設定されている光ファイバと同一光リンク内の全光ファイバで、故障した光チャネルに使用される波長と同一の未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを前記故障した光チャネルに使用される波長と同一の未使用波長が設定された光ファイバを用い、その同一の未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、 前記光チャネルの故障を検出した下流故障端ノードは、前記障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信するとともに、その下流に位置するノードに対しても送信し、
前記障害通知信号を受信した前記上流故障端ノードを除くノードは、前記光チャネルの障害に対して障害復旧処理の起動を禁止する
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、上流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを前記障害復旧に用いる光ファイバおよび未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、上流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、故障した光チャネルが設定されている光ファイバ内で未使用波長の1つを選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルが設定されている光ファイバの未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 隣接するノードが、波長多重により複数の光チャネルが設定された1または複数の光ファイバからなる光リンクを介して接続された光伝達網において、
故障点の両端に位置する上流故障端ノードおよび下流故障端ノードのうち、上流故障端ノードが光チャネルの故障を検出したときは、前記故障した光チャネルが設定されている光ファイバと同一光リンク内の全光ファイバで、故障した光チャネルに使用される波長と同一の未使用波長を選択し、それを通知する切替通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記下流故障端ノードに対して送信し、
前記切替通知信号を受信した前記下流故障端ノードは、前記故障した光チャネルを通知された光ファイバおよび未使用波長に切り替え、それを通知する切替完了通知信号を前記所定の制御チャネルを用いて前記上流故障端ノードに対して送信し、
前記切替完了通知信号を受信した前記上流故障端ノードは、前記故障した光チャネルに使用される波長と同一の未使用波長が設定された光ファイバを用い、その同一の未使用波長に切り替える
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項5〜7のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、 前記光チャネルの故障を検出した上流故障端ノードは、それを通知する障害通知信号を所定の制御チャネルを用いて、前記下流故障端ノードおよびその下流に位置するノードに対して送信し、
前記障害通知信号を受信した前記下流故障端ノードを除くノードは、前記光チャネルの障害に対して障害復旧処理の起動を禁止する
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、 前記所定の制御チャネルは、隣接するノード間で終端される光セクション監視用チャネルである
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、
前記所定の制御チャネルは、隣接するノード間を接続する光ファイバに波長多重された一波長を用いる
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、
前記上流故障端ノードと前記下流故障端ノードとの間の前記制御チャネルが故障した場合に別経路の制御チャネルを探索し、得られた制御チャネルを用いて前記各制御信号(障害通知信号、切替通知信号、切替完了通知信号)を転送する
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項11に記載の光伝達網の障害復旧方法において、
探索により得られた新たな制御チャネルの経路情報を記憶し、前記上流故障端ノードと前記下流故障端ノードとの間で記憶された経路情報に基づく制御チャネルを用いて前記各制御信号を転送する
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の光伝達網の障害復旧方法において、
前記上流故障端ノードと前記下流故障端ノードとの間の前記制御チャネルが故障した場合に、故障端ノード間で新規に光チャネルを設定し、この光チャネルを用いて前記各制御信号(障害通知信号、切替通知信号、切替完了通知信号)を転送する
ことを特徴とする光伝達網の障害復旧方法。
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