JP3603595B2 - ワーククランプ装置およびワーククランプ方法 - Google Patents

ワーククランプ装置およびワーククランプ方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ねじ部材の回転運動を直線運動に変換し、この直線運動を、固定側のワーク受けに対する接近離反移動として動作する可動側のクランプチップと、前記ワーク受けとの間でワークを挟持固定とするワーククランプ装置およびワーククランプ方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、簡単な構造で、かつワークに対するクランプ動作を簡素化させることを目的としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、ねじ部材の回転運動を直線運動に変換し、この直線運動を、固定側のワーク受けに対する接近離反移動として動作する可動側のクランプチップと、前記ワーク受けとの間でワークを挟持固定するワーククランプ装置において、前記ねじ部材をハウジングに対して回転可能に設けるとともに、この回転運動が前記直線運動に変換される直線移動体を、前記ハウジングに対して直線移動可能に設け、前記ねじ部材の端部に、ねじ部材の回転中心を中心とした円形の回転板を設け、この回転板に対し、その回転中心より外周側の側面に接触して回転させる駆動ローラを設けた構成としてある。
【0004】
このような構成のワーククランプ装置によれば、駆動ローラの回転により回転板が回転し、これに伴いねじ部材が回転して直線移動体を直線移動させ、この直線移動体の先端に設けたクランプチップを動作させて、クランプチップとワーク受けとの間でワークをクランプする。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1の発明の構成において、駆動ローラと反対側の回転板の側面に、この回転板を弾性的に押圧して前記回転板の回転に伴って回転する補助ローラを設けた構成としてある。
【0006】
上記構成によれば、補助ローラが回転板を押圧することで、回転板は駆動ローラと補助ローラとの間に挟持された状態となり、駆動ローラの回転が回転板に効率よく伝達される。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2の発明の構成において、ハウジングは、ワークがセットされた状態で前記ワークを搬送移動するワーク搬送台上に設けられ、このワーク搬送台は、クランプチップによりワークを挟持固定する位置にワークを搬送移動させたときに、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に位置している構成としてある。
【0008】
上記構成によれば、ワーク搬送台が、ワークをクランプチップにより挟持固定する位置まで搬送移動すると、ワーク搬送台と一体のハウジングに設けられた回転板が、駆動ローラと補助ローラとの間に進入し、この状態で駆動ローラの回転駆動により回転板が回転する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3の発明の構成において、駆動ローラおよび補助ローラが設けられる基台は、直線移動体の移動方向と同方向に移動可能に設置されている構成としてある。
【0010】
上記構成によれば、駆動ローラおよび補助ローラが、回転板に対し直線移動体の移動方向に多少の位置ずれを起こしている場合に、回転板が、これら各ローラ相互間に進入する際に、いずれかのローラに当接して基台を前記位置ずれ方向に移動させ、これにより駆動ローラおよび補助ローラと回転板との位置ずれが補正される。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明の構成において、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に進入する際に、回転板より先行して進入し、前記駆動ローラまたは補助ローラに接触可能なテーパ面を備えた先細テーパ状の案内部材を、ハウジングに設けた構成としてある。
【0012】
上記構成によれば、先細テーパ状の案内部材が、回転板より先行して駆動ローラと補助ローラとの間に進入する際に、位置ずれしている駆動ローラまたは補助ローラに対し、案内部材のテーパ面が接触して押圧し、基台を位置ずれ方向に移動させる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項3の発明の構成において、ワークは、自動車のボディサイドパネルであり、このボディサイドパネルを、ルーフ側が上部となるよう起立させた状態で、下部側のサイドシルの下端フランジをクランプチップにより挟持固定する構成としてある。
【0014】
上記構成によれば、起立状態のボディサイドパネルが、例えば溶接工程まで搬送移動され、この搬送された位置で、クランプチップの動作によりサイドシルの下端フランジが挟持固定されて位置決めされ、溶接作業がなされる。
【0015】
請求項7の発明は、ワークがセットされたワーク搬送台の移動に伴って、回転中心軸線を水平とした回転板を、駆動ローラと補助ローラとによって挟持されるようこれら両者間に進入させ、前記駆動ローラの回転に基づく回転板の回転によりねじ部材を回転させ、このねじ部材の回転により直線移動体を直線移動させてクランプチップを動作させ、ワーク受け部との間で前記ワーク搬送台上のワークを挟持固定する。
【0016】
上記ワーククランプ方法によれば、ワーク搬送台を、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に位置するよう移動させ、この状態で駆動ローラの回転によってクランプチップによるクランプ動作を行うようにしたので、ワーク搬送からクランプ動作に至る作業が効率よくなされる。
【0017】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、駆動ローラの回転により回転板が回転し、これに伴いねじ部材が回転して直線移動体を直線移動させ、この直線移動体の移動によりクランプチップを動作させてワークをクランプするよう構成したので、クランプ装置として簡単な構造であり、ワークに対するクランプ動作も簡素化したものとなる。
【0018】
請求項2の発明によれば、駆動ローラと反対側の回転板の側面に、この回転板を弾性的に押圧して回転板の回転に伴って回転する補助ローラを設けたので、回転板は、駆動ローラと補助ローラとの間に挟持された状態となり、駆動ローラの回転を回転板に効率よく伝達することができる。
【0019】
請求項3の発明によれば、ワーク搬送台がワークを搬送移動すると、ワーク搬送台と一体のハウジングに設けられた回転板が、駆動ローラと補助ローラとの間に進入し、その後の駆動ローラの駆動による回転板の回転が継続してなされ、ワーク搬送からワーククランプに至る動作を、無駄な時間を要することなく短時間に行うことができる。
【0020】
請求項4の発明によれば、駆動ローラおよび補助ローラが、直線移動体の移動方向と同方向に移動可能に設置された基台上に設けられているので、前記各ローラが、回転板に対し直線移動体の移動方向に多少の位置ずれを起こしている場合であっても、回転板は、これら各ローラ相互間に進入する際に、いずれかのローラに当接して基台を前記位置ずれ方向に移動させ、これにより回転板は、各ローラ相互間へ大きな衝撃を受けることなくスムーズに進入することになる。
【0021】
請求項5の発明によれば、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に進入する際に、回転板より先行して進入し、前記駆動ローラまたは補助ローラに接触可能なテーパ面を備えたする先細テーパ状の案内部材をハウジングに設けたので、位置ずれしている駆動ローラおよび補助ローラに対し、案内部材のテーパ面がいずれかのローラに接触して基台を前記位置ずれ方向に移動させ、これにより回転板の進入動作をよりスムーズに行わせることができる。
【0022】
請求項6の発明によれば、起立状態のボディサイドパネルに対するクランプ動作が、簡単な構造のクランプ装置にて簡素化することができる。
【0023】
請求項7の発明によれば、ワークがセットされたワーク搬送台を、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に位置するよう移動させ、この状態で駆動ローラの回転によってクランプチップによるクランプ動作を行うようにしたので、ワーク搬送からクランプ動作に至る作業を、無駄な時間を要することなく効率よく短時間で行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0025】
図1は、この発明の実施の一形態を示す、ワーク搬送装置1によって図中で紙面に直交する方向に搬送されるワークWをクランプするワーククランプ装置3の一部断面を含む正面図で、図2は、図1の一部断面を含む平面図である。
【0026】
ここでのワークWは、図3に示すように、自動車のボディサイドアウタであり、ルーフ側が上部となるよう起立させた状態でワーク搬送装置1により図中で右から左方向に向かう矢印Aで示す方向に搬送され、図3に示す位置にて上記ワーククランプ装置3により、サイドシルSの車体前後方向2カ所の下端フランジFが、クランプされて位置決め固定される。そして、この位置決め固定されたワークWに対し、例えば図示しない溶接ロボットにより所定の溶接作業がなされる。
【0027】
ワーク搬送装置1は、ワーク搬送方向に延長されるガイドレール5に対し、その凹部5a内にて同方向に延長される搬送バー7が収容される。搬送バー7は、ガイドレール5の上端および凹部5aの底面にそれぞれ回転可能に設けられたカムフォロア9に案内されて、その延長方向に移動する。
【0028】
搬送バー7の上部には、ワーク搬送台としてのベース板11が固定され、このベース板11の図1中で右側の上面に、ワークWの下端フランジFが載置されて位置決めされるワーク受けとしてのゲージポスト13が、一対のブラケット15を介して設けられている。ゲージポスト13は、一対のブラケット15相互間に挟持されるようにして固定されており、上部がブラケット15より上方に突出し、この突出した上端にワークWが載置される。
【0029】
ブラケット15の図1中で左側端部には、取付部15aが突出して形成され、この取付部15aには、ゲージポスト13との間でワークWを挟持固定するクランプチップ17がピン19を介して取り付けられている。クランプチップ17は、上記ピン19を中心に、実線で示すアンクランプ位置と、二点鎖線で示すクランプ位置との間を回動可能である。
【0030】
一方、ベース板11の図1中で左側の上面には、ハウジング21が固定されており、ハウジング21の上部には、直線移動体としてのクレビス23がスライドガイド25を介して図中で左右方向にスライド移動可能に設けられている。このクレビス23は、角柱状に形成され、ハウジング21に対して回転不能となっている。
【0031】
クレビス23は、先端がピン27を介して前記クランプチップ17に連結されている。ピン27はクランプチップ17側に固定され、クレビス23側には、図1に示すようにピン27が挿入される上下方向に長い長孔23aが形成され、これにより、クレビス23の直線移動に対しクランプチップ17のピン19を中心とした回動動作が可能となる。
【0032】
ハウジング21の上記クレビス23が設けられた上部には、図1中で左方向に突出する円筒部21aが形成され、円筒部21aの図中で左側の端部内には、ベアリング29が固定され、ベアリング29にはねじ部材31が回転可能に挿入されている。ねじ部材31の先端側には、雄ねじ31aが形成され、この雄ねじ31aは、クレビス23に形成した雌ねじ23bに螺合している。また、ねじ部材31の基端部には、ねじ部材31の回転中心を中心として回転可能な円形の回転板33が一体に設けられている。
【0033】
回転板33の外周側の両側面には、図1中で左側に駆動ローラ35が、同右側に補助ローラ37が、それぞれ接触している。駆動ローラ35は、エアモータ39に軸41を介して回転可能に連結され、回転板33に接触しつつ回転することで回転板33を回転駆動する。上記エアモータ39は、ワーク搬送装置1の側方に設置された基台43の図1中で左側の上部に固定されている。
【0034】
一方、補助ローラ37は、軸45を介して回動アーム47に対し回転可能であり、回動アーム47は、基台43のほぼ中央に上方に向けて突出して設けた回動支持部49に対し、ピン51を介して回動可能である。
【0035】
基台43の図1中で右側の上部には、上方に向けて突出する突起53が形成され、突起53と回動アーム47との間には、回動アーム47を図中で左方向に付勢するスプリング55が介装されている。このスプリング55の付勢動作により、補助ローラ37は回転板33に押し付けられた状態となり、これにより回転板33は駆動ローラ35と補助ローラ37との間に挟持された状態となる。
【0036】
図1および図2では、搬送バー7によるワークWの搬送移動に伴って図1中で紙面に直交する方向に移動する回転板33が、駆動ローラ35と補助ローラ37との間に進入した状態を示しているが、図4に示すように、進入していない状態では、前記各ローラ35,37相互間の間隔は、図1の状態より僅かに狭くなるよう、スプリング55により設定されている。
【0037】
次に、上記した構成のワーククランプ装置の動作を説明する。図4に示すように、回転板33が駆動ローラ35と補助ローラ37との間に進入していない状態から、ワーク搬送装置1が、図1および図2に示す、ワークWに対する溶接などの所定の作業位置までワークWを搬送すると、回転板33は、上記両ローラ35,37相互間に進入する。
【0038】
このとき補助ローラ37は、スプリング55に押されて回転板33を駆動ローラ35側に押し付け、駆動ローラ35との間で回転板33を挟持した状態となる。一方、クランプチップ17は図1の実線で示すアンクランプ位置にある。
【0039】
この状態で、エアモータ39を駆動させ、駆動ローラ35を回転させると、回転板33が回転し、ねじ部材31も一体となって回転する。このときのねじ部材31の回転方向は、ねじ部材31がクレビス23に対し、ねじ結合を外す方向に回転するものとする。
【0040】
このねじ部材31の回転により、クレビス23は、ハウジング21に対して回転不能となっており、また回転板33の図1中での左方向への移動は駆動ローラ35によって規制されているので、スライドガイド25に沿って図1中で右方向にスライド移動する。
【0041】
クレビス23の上記スライド移動に伴って、クランプチップ17が図1中の実線で示すアンクランプ位置から、二点鎖線で示すクランプ位置へ回動変位する。これによりワークWは、二点鎖線位置のクランプチップ17とゲージポスト13との間に挟持固定され、位置決めされることになり、この位置決め状態で、図示しない溶接ロボットによる溶接作業などがなされる。
【0042】
溶接作業終了後は、駆動ローラ35を上記とは逆方向に回転させるようエアモータ39を作動させ、これにより、クレビス23は図1中で左方向に移動し、これに伴いクランプチップ17は、二点鎖線で示すクランプ位置から実線で示すアンクランプ位置に回動変位する。アンクランプ位置となったら、ワーク搬送装置1によってワークWを次の作業工程へと搬送する。
【0043】
なお、搬送バー7の移動によりワークWが搬送される過程では、搬送バー7上に設けた図示しないワーク支持部材により、図3中で紙面の裏側からワークWを支持するものとする。
【0044】
上記したワーククランプ装置によれば、駆動ローラ35の回転により回転板33が回転し、これと一体のねじ部材31が回転してクレビス23を直線移動させ、このクレビス23の移動によりクランプチップ17を動作させてワークWをクランプするよう構成したので、クランプ装置として簡単な構造であり、ワークWに対するクランプ動作も簡素化しており、設備コストが低減される。
【0045】
また、ワーク搬送装置1にワークWがセットされた状態で、搬送バー7を回転板33が駆動ローラ35と補助ローラ37との間に位置するよう移動させ、この状態で駆動ローラ35の回転によってクランプチップ17によるクランプ動作がなされるので、ワーク搬送からクランプ動作に至る作業を、無駄な時間を要することなく効率よく短時間で行うことができる。
【0046】
図5は、この発明の他の実施の形態を示す、図4に相当する平面図、図6は図5の左側面図である。この実施の形態は、回転板33が、駆動ローラ35と補助ローラ37との間に進入する際の衝撃を緩和する目的で、回転板33の進行方向前方側に、先細となるテーパ状の案内部材57を設けている。
【0047】
案内部材57は、駆動ローラ35および補助ローラ37にそれぞれ接触可能な一対のテーパ面59aを備えた先端部59と、回転板33の両側面に対しほぼ同一面を形成する平面部61aを備えた後端部61とから構成されている。後端部61の先端部59と反対側の端面61bは、回転板33の外周面と同心円状の円弧面に形成され、回転板33の外周面に近接した状態で配置される。
【0048】
上記案内部材57は、ブラケット63によりハウジング21に支持されている。ブラケット63は、案内部材57の先端部59の側面に一端が固定されて他端が上方に延長される鉛直部63aと、ハウジング21の側面に一端が固定されて他端がワーク搬送方向前方側に延長される水平部63bと、鉛直部63aおよび水平部63bの各他端相互を連結する中間部63cとから構成されている。
【0049】
また、この場合の基台43は、設置面に対し、図5中で左右方向に移動可能なフローティング機構を備えているものとする。
【0050】
上記図5および図6の実施の形態によれば、駆動ローラ35および補助ローラ37と回転板33との間で、図5中で左右方向に多少の位置ずれがあっても、回転板33が各ローラ35,37相互間に進入する際に、テーパ面59aが駆動ローラ35あるいは補助ローラ37に接触するので、回転板33がこれら各ローラ35,37相互間に進入する際の衝撃が緩和され、進入動作がスムーズになされる。
【0051】
テーパ面59aが駆動ローラ35あるいは補助ローラ37に接触した後は、基台43のフローティング機構により、各ローラ35,37が基台43とともに移動して前記位置ずれが補正され、各ローラ35,37は、平面部61a上をそれぞれ移動した後、回転板33の側面に達したところでワークWの搬送動作が停止する。
【0052】
なお、図5および図6における案内部材57を設けずに、単に基台43をフローティング機構として駆動ローラ35および補助ローラ37を、前記位置ずれ方向に移動可能に設ける構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示すワーククランプ装置の一部断面を含む正面図である。
【図2】図1の一部断面を含む平面図である。
【図3】図1のワーククランプ装置によりクランプされるワークがワーク搬送装置上にセットされた状態を示す側面図である。
【図4】図2におけるワーククランプ装置の回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に進入する前の状態を示す平面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態を示すワーククランプ装置の要部の平面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【符号の説明】
11 ベース板(ワーク搬送台)
13 ゲージポスト(ワーク受け)
17 クランプチップ
21 ハウジング
23 クレビス(直線移動体)
31 ねじ部材
33 回転板
35 駆動ローラ
37 補助ローラ
43 基台
57 案内部材
59a テーパ面
W ボディサイドパネル(ワーク)
S サイドシル
F 下端フランジ

Claims (7)

  1. ねじ部材の回転運動を直線運動に変換し、この直線運動を、固定側のワーク受けに対する接近離反移動として動作する可動側のクランプチップと、前記ワーク受けとの間でワークを挟持固定するワーククランプ装置において、前記ねじ部材をハウジングに対して回転可能に設けるとともに、この回転運動が前記直線運動に変換される直線移動体を、前記ハウジングに対して直線移動可能に設け、前記ねじ部材の端部に、ねじ部材の回転中心を中心とした円形の回転板を設け、この回転板に対し、その回転中心より外周側の側面に接触して回転させる駆動ローラを設けたことを特徴とするワーククランプ装置。
  2. 駆動ローラと反対側の回転板の側面に、この回転板を弾性的に押圧して前記回転板の回転に伴って回転する補助ローラを設けたことを特徴とする請求項1記載のワーククランプ装置。
  3. ハウジングは、ワークがセットされた状態で前記ワークを搬送移動するワーク搬送台上に設けられ、このワーク搬送台は、クランプチップによりワークを挟持固定する位置にワークを搬送移動させたときに、回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に位置していることを特徴とする請求項2記載のワーククランプ装置。
  4. 駆動ローラおよび補助ローラが設けられる基台は、直線移動体の移動方向と同方向に移動可能に設置されていることを特徴とする請求項3記載のワーククランプ装置。
  5. 回転板が駆動ローラと補助ローラとの間に進入する際に、回転板より先行して進入し、前記駆動ローラまたは補助ローラに接触可能なテーパ面を備えた先細テーパ状の案内部材を、ハウジングに設けたことを特徴とする請求項4記載のワーククランプ装置。
  6. ワークは、自動車のボディサイドパネルであり、このボディサイドパネルを、ルーフ側が上部となるよう起立させた状態で、下部側のサイドシルの下端フランジをクランプチップにより挟持固定するものであることを特徴とする請求項3記載のワーククランプ装置。
  7. ワークがセットされたワーク搬送台の移動に伴って、回転中心軸線を水平とした回転板を、駆動ローラと補助ローラとによって挟持されるようこれら両者間に進入させ、前記駆動ローラの回転に基づく回転板の回転によりねじ部材を回転させ、このねじ部材の回転により直線移動体を直線移動させてクランプチップを動作させ、ワーク受け部との間で前記ワーク搬送台上のワークを挟持固定することを特徴とするワーククランプ方法。
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