JP3603481B2 - プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造 - Google Patents

プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造に関する。詳しくは、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付位置精度を高めると共にかかる精度を長期間維持し、また、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付作業におけるコストを低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示部や操作部等を有するメカデッキの側部にレンズ鏡筒が一体的に設けられ、該レンズ鏡筒がズーミングレンズやフォーカシングレンズを有するレンズ主鏡筒と内部にプリズムが取り付けられたプリズム取付鏡筒とから成り、プリズムにより光路を90°折り曲げて被写体を撮影するタイプのビデオカメラがある。
【0003】
このようなビデオカメラにあっては、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付を、従来は、両者を紫外線硬化樹脂を用いて接着することにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の取付方法にあっては、非常に高価な紫外線照射機が必要であることから、その分、接着工程におけるコスト高を招いていることや、紫外線照射機の照射時間等によって接着剤が完全に硬化していないことがあり、この場合には、ビデオカメラの落下等による衝撃によりプリズムがプリズム取付鏡筒から外れてしまうといった問題点がある。
【0005】
また、プリズム取付鏡筒の材料としては、一般に、耐熱性や耐磨耗性に優れたポリカーボネイト(以下、「PC材」という。)が用いられているが、PC材の耐薬品性の悪さから紫外線照射機による照射時間が長いと所謂マイクロクラックが生じてしまうといった問題点もある。
【0006】
そこで、プリズム取付鏡筒の材料としてPC材を用いない方法、例えば、長期間の形状変化を生じにくいダイキャストや他の剛性の高いプラスチック材を用いることが考えられるが、これらの材料は高価でありビデオカメラの製造コストの上昇をもたらしてしまうことになる。
【0007】
本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造は、上記した問題点を克服し、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付位置精度を高めると共にかかる精度を長期間維持し、また、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付作業におけるコストを低減することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造は、上記した課題を解決するために、プリズム取付鏡筒に取り付けられると共に入射面から入射する光を反射面で光路を90°折り曲げて反射させて出射面から出射させる断面が直角二等辺三角形状のプリズムを介して被写体を撮影するタイプのカメラにおけるプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造であって、上記プリズム取付鏡筒には矩形の主壁と、該主壁に直交し互いに対向している略直角二等辺三角形状の側壁と、光が入射する方向にはレンズ取付部が一体に設けられると共に、光が出射する方向にはプリズム取付鏡筒内にプリズムを挿入するための挿入口と、上記主壁の上記挿入口と反対側の端部の内面には側方に延び、かつ、挿入口側に開口する断面が略コ字状をした受凹部が形成され、また、上記プリズム取付鏡筒の内面側にプリズムが当接される受面が形成され、上記挿入口から挿入したプリズムのうち反射面と入射面とが交わる角部の入射面の部分が上記受凹部内壁のレンズ取付部側の面に当接し係合されると共に、上記反射面が上記受面に当接され、出射面が弾性部材によりプリズムの挿入方向から押えられ、その弾発力により上記角部の受凹部への係合及び上記反射面の受面への当接が維持されてプリズムがプリズム取付鏡筒に取り付けられるようにしたものである。
【0009】
従って、本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造によれば、プリズム取付鏡筒内でのプリズムのがたつきを防止することが可能であり、また、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付を接着剤を用いずに行うため、ビデオカメラの落下等の衝撃による接着剤の剥がれや、接着剤の未硬化によるプリズム取付鏡筒からのプリズムの外れを生じる虞がない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造の実施の形態を添付図面に示した実施の一例に従って説明する。
【0011】
尚、図示した実施例は、本発明をビデオカメラにおけるプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造に適用したものであり、かかるビデオカメラはプリズムにより光路を90°折り曲げて被写体を撮影するタイプのものである。
【0012】
また、以下の説明においては、図1における上方へ向かう方向を上方、下方へ向かう方向を下方とし、左方へ向かう方向を前方、右方へ向かう方向を後方とし、紙面の奥へ向かう方向を右方、紙面の手前へ向かう方向を左方として説明をする。
【0013】
液晶表示部や操作部等を有する図示しないメカデッキの側部にレンズ鏡筒1が一体的に設けられている。
【0014】
レンズ鏡筒1は図示しないズーミングレンズやフォーカシングレンズを内部に有する上下方向に長いレンズ主鏡筒2と内部に後述するプリズムが取り付けられるプリズム取付鏡筒3とから成る(図1参照)。
【0015】
プリズム取付鏡筒3はガラス繊維を含むポリカーボネイトにより形成され、フード状を為すプリズム取付部4と軸方向に短い略円筒状を為すレンズ取付部5とが一体に形成されて成り、プリズム取付鏡筒3はプリズム取付部4が上記レンズ主鏡筒2の上側に位置された状態で該レンズ主鏡筒2に取り付けられている。
【0016】
プリズム取付部4は矩形の主壁4aと該主壁4aに直交する略直角二等辺三角形状の側壁4b、4bとから成り、主壁4aの外面が上斜め後方を向き、側壁4b、4bの内面が左右で対向するようにされている。そして、主壁4aの左右の側縁と側壁4b、4bの斜縁とが連続されている。これにより、プリズム取付部4は前方及び下方に開口され、この前方の開口を完全に覆うようにしてレンズ取付部5が一体に設けられ、また、下方の開口はプリズムがプリズム取付部4内に取り付けられるときの挿入口4cとされる。そして、レンズ取付部5の前端部には前面レンズ6が内嵌状に取着されている。
【0017】
尚、主壁4aとレンズ取付部5の為す角度は45°より僅かに大きくなるようにされている(図2に示すα分だけ45°より大きくされている。)が、これはプリズム取付鏡筒3の金型による成形時に金型を抜き易くするためのものである。
【0018】
主壁4aの外面には左右方向に延びる補強リブ7、7が形成されている(図2参照)。該補強リブ7、7により主壁4aの剛性が高まるため、主壁4aを薄肉に形成することが可能となっている。
【0019】
主壁4aの上下両端部は稍厚肉に形成され、上端部の内面には側方に延び、かつ、下方に開口する受凹部8が形成されている。該受凹部8は、図2に拡大して示すように、上面の縁部8a、8a、・・・が所謂R加工されている。これにより、後述するプリズムの受凹部8への係合時における縁部8a、8a、・・・への応力の集中を防止し、該応力の集中によるプリズム取付鏡筒3の変形やひび割れが生じ難いようにしている。
【0020】
主壁4aの内面のうち受凹部8から下方に連続する部分のうち下端部を除く部分は、プリズムがプリズム取付鏡筒3内に取り付けられたときにプリズムと当接する受面9として平面に形成されている。
【0021】
プリズム取付部4の下縁からはその一部を除き外方に突出する取付突部10、10、10が設けられている(図3参照)。
【0022】
左右に位置する取付突部10、10の前後方向における略中央の位置に、下方及び内方に開口する取付凹部11、11が形成され、該取付凹部11、11の上面にはタッピングネジ穴12、12が形成されている(図4参照)。また、左右に位置する取付突部10、10にはそれぞれその下面に開口する位置決め穴13、13が形成されている(図3参照)。さらに、取付突部10、10、10にはそれぞれその下面に開口し2つづつ並んで位置する取付穴14、14、・・・が形成されている(図3参照)。尚、各取付突部10に形成された取付穴14、14のうち一方のものは後述するコンバータレンズ取付部材を取り付けるためのもので有底であり、他方のものはプリズム取付鏡筒3をレンズ主鏡筒2に取り付けるためのもので取付突部10を上下に貫通している。
【0023】
プリズム15は直角プリズムであり、斜面、即ち、反射面16が上斜め後方を向き、入射面17が前方を向き、出射面18が下方を向いている(図1及び図2参照)。そして、出射面18の左右方向の幅は上記挿入口4cのそれよりも僅かに小さく形成され、前後方向の幅は挿入口4cのそれよりも稍小さく形成されている。
【0024】
尚、プリズム15は上記挿入口4cからプリズム取付部4内に挿入され、そして、反射面16と入射面17が交わる角部19の前面がプリズム取付鏡筒3の上記受凹部8の後方を向く面と係合し、反射面16が上記受面9に当接された状態で位置される。
【0025】
板ばね20は板ばね材料により形成され、略矩形の枠状をした主部21と該主部21の左右両側縁の前後方向における中央部から外方に突出した取付片22、22とが一体に形成されて成る。
【0026】
主部21の外形状は上記プリズム15の出射面18のそれと同じにされており、その中央部に大きな透過孔21aが形成されている(図3参照)。そして、主部21の4隅はその余の面より稍上方に位置するように折り曲げられ(図4及び図5参照)、該折り曲げられた平面で見て三角形状を為す4つの部分の上面23、23、・・・はプリズム15がプリズム取付鏡筒3に取り付けられるときにプリズム15を下方から押える押え面とされる。また、取付片22、22には挿通孔22a、22aが形成されている。
【0027】
尚、板ばね20は所謂打ち抜き加工により成形されるようになっているが、該打ち抜き加工によって生じるバリが板ばね20の下縁に生じるように該板ばね20を成形している。従って、プリズム15を下方から押える板ばね20に生じたバリがプリズム15に接することがなく、プリズム15が傷付いてしまうようなことがない。
【0028】
コンバータレンズ取付部材24は板状の取付部25と該取付部25の中央に設けられたレンズ保持部26とから成る。
【0029】
取付部25は外形状がプリズム取付鏡筒3の上記プリズム取付部4の下面のそれに対応した形状及び大きさを為し、その外縁寄りの位置には位置決めピン27、27が上方に向けて突設され、該位置決めピン27、27は上記プリズム取付鏡筒3の左右の取付突部10、10に形成された位置決め穴13、13に対応する位置に設けられている。取付部25の外縁寄りの位置には、また、挿通孔28、28、・・・が形成され、これら挿通孔28、28、・・・は上記プリズム取付部4の取付突部10、10、10に形成された取付穴14、14、・・・に対応する位置に形成されている。
【0030】
レンズ保持部26は取付部25を上下に貫通する軸方向に短い円筒状を為し、取付部25の上方に稍突出した状態で設けられている。そして、レンズ保持部26にはコンバータレンズ29が内嵌状に取着されている。
【0031】
プリズム15のプリズム取付鏡筒3への取付は以下のようにして為される。
【0032】
予めレンズ取付部5に前面レンズ6が取着されたプリズム取付鏡筒3の挿入口4cからプリズム取付部4内にプリズム15を挿入する。このとき、プリズム15は反射面16が主壁4aの内面に形成された受面9に対向するようにして挿入していく。
【0033】
そして、プリズム15の角部19を受凹部8に係合させると共に受面9に反射面16を当接させる。
【0034】
この状態で板ばね20をその押え面23、23、・・・がプリズム15の出射面18に対向する向きで挿入口4cから挿入する。このとき、同時に、板ばね20の取付片22、22をプリズム取付部4の下端部に設けられた取付突部10、10に形成された取付凹部11、11に挿入する。これにより、板ばね20の押え面23、23、・・・がプリズム15の出射面18の4隅と当接される。
【0035】
それから、板ばね20の取付片22、22に形成された挿通孔22a、22aにタッピングネジ30、30を挿通し、該タッピングネジ30、30をタッピングネジ穴12、12にねじ込むことにより板ばね20をプリズム取付部4に取り付ける。これにより、プリズム15のプリズム取付鏡筒3への取付が完了する。
【0036】
プリズム15がプリズム取付鏡筒3ヘ取り付けられた状態においては、板ばね20の押え面23、23、・・・がプリズム15の出射面18の4隅を下方から押えることになる。従って、プリズム15が安定した状態で押えられ、プリズム15のプリズム取付鏡筒3内でのがたつきの発生を防止することが可能である。
【0037】
尚、コンバータレンズ取付部材24のプリズム取付鏡筒3への取付は、コンバータレンズ取付部材24の位置決めピン27、27をプリズム取付部4の取付突部10、10に形成された位置決め穴13、13に嵌合して位置決めを行い、それから図示しないタッピングネジを挿通孔28、28、28に下方から挿通し、上記した取付穴14、14、・・・のうちコンバータレンズ取付部材24取付用の取付穴14、14、14にねじ込むことにより為される。
【0038】
また、プリズム取付鏡筒3のレンズ主鏡筒2への取付は、プリズム取付鏡筒3とレンズ主鏡筒2の位置決めを行った後、図示しないタッピングネジを上記した取付穴14、14、・・・のうちプリズム取付鏡筒3取付用の取付穴14、14、14及びコンバータレンズ取付部材24の挿通孔28、28、28に上方から挿通し、レンズ主鏡筒2の上端部に形成された図示しないネジ穴にねじ込むことにより為される。
【0039】
本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造にあっては、プリズム15がプリズム取付鏡筒3ヘ取り付けられた状態において、板ばね20はその押え面23、23、・・・がプリズム15の出射面18に弾接した状態でプリズム15を下方から押えることになる。
【0040】
また、プリズム取付鏡筒3へのプリズム15の取付を、従来の方法のように接着剤を用いては行わないため、ビデオカメラの落下等の衝撃による接着剤の剥がれや、接着剤の未硬化によるプリズム取付鏡筒からのプリズムの外れを生じる虞がない。
【0041】
従って、プリズム15がプリズム取付鏡筒3内でがたついてしまうようなことがなく、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付位置精度が高まると共にかかる精度を長期間維持することが可能である。
【0042】
また、従来の紫外線硬化樹脂接着剤を用いる方法のように、非常に高価な紫外線照射機を必要とせず、板ばね20でプリズム15を一方向から押え該板ばね20をプリズム取付鏡筒3に取り付けることによりプリズム15をプリズム取付鏡筒3に取り付ければよく、従来の方法に比しプリズム取付鏡筒3へのプリズム15の取付作業におけるコストを低減することができる。
【0043】
尚、上記した実施例は、プリズムにより光路を90°折り曲げて被写体を撮影するタイプのビデオカメラに適用したが、これに限らず、プリズムにより光路を90°折り曲げて被写体を撮影するタイプの他の種類のカメラに用いるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造は、プリズム取付鏡筒に取り付けられると共に入射面から入射する光を反射面で光路を90°折り曲げて反射させて出射面から出射させる断面が直角二等辺三角形状のプリズムを介して被写体を撮影するタイプのカメラにおけるプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造であって、上記プリズム取付鏡筒には矩形の主壁と、該主壁に直交し互いに対向している略直角二等辺三角形状の側壁と、光が入射する方向にはレンズ取付部が一体に設けられると共に、光が出射する方向にはプリズム取付鏡筒内にプリズムを挿入するための挿入口と、上記主壁の上記挿入口と反対側の端部の内面には側方に延び、かつ、挿入口側に開口する断面が略コ字状をした受凹部が形成され、また、上記プリズム取付鏡筒の内面側にプリズムが当接される受面が形成され、上記挿入口から挿入したプリズムのうち反射面と入射面とが交わる角部の入射面の部分が上記受凹部内壁のレンズ取付部側の面に当接し係合されると共に、上記反射面が上記受面に当接され、出射面が弾性部材によりプリズムの挿入方向から押えられ、その弾発力により上記角部の受凹部への係合及び上記反射面の受面への当接が維持されてプリズムがプリズム取付鏡筒に取り付けられるようにしているため、プリズムがプリズム取付鏡筒内でがたついてしまうようなことがなく、プリズム取付鏡筒へのプリズムの取付位置精度が高まると共にかかる精度を長期間維持することが可能である。
【0045】
また、従来の紫外線硬化樹脂接着剤を用いる方法のように、非常に高価な紫外線照射機を必要としないため、従来の方法に比しプリズム取付鏡筒へのプリズムの取付作業におけるコストを低減することができる。
【0046】
尚、上記実施例において示した具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明プリズム取付鏡筒のプリズム取付構造の実施の一例を示すものであり、本図はレンズ鏡筒を示す一部切欠側面図である。
【図2】プリズムが取り付けられた状態でプリズム取付鏡筒を示す拡大縦断面図である。
【図3】プリズムが取り付けられた状態でプリズム取付鏡筒を示す底面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】板ばねの拡大側面図である。
【図6】コンバータレンズ取付部材と該コンバータレンズ取付部材に取り付けられたコンバータレンズを示す平面図である。
【符号の説明】
3…プリズム取付鏡筒、4a…主壁、4b…側壁、4c…挿入口、5…レンズ取付部、6…前面レンズ、8…受凹部、9…受面、15…プリズム、16…反射面、17…入射面、18…出射面、19…角部、20…弾性部材、20…板ばね、23…押え面

Claims (3)

  1. プリズム取付鏡筒に取り付けられると共に入射面から入射する光を反射面で光路を90°折り曲げて反射させて出射面から出射させる断面が直角二等辺三角形状のプリズムを介して被写体を撮影するタイプのカメラにおけるプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造であって、
    上記プリズム取付鏡筒には矩形の主壁と、該主壁に直交し互いに対向している略直角二等辺三角形状の側壁と、光が入射する方向にはレンズ取付部が一体に設けられると共に、光が出射する方向にはプリズム取付鏡筒内にプリズムを挿入するための挿入口と、上記主壁の上記挿入口と反対側の端部の内面には側方に延び、かつ、挿入口側に開口する断面が略コ字状をした受凹部が形成され、また、上記プリズム取付鏡筒の内面側にプリズムが当接される受面が形成され、
    上記挿入口から挿入したプリズムのうち反射面と入射面とが交わる角部の入射面の部分が上記受凹部内壁のレンズ取付部側の面に当接し係合されると共に、上記反射面が上記受面に当接され、出射面が弾性部材によりプリズムの挿入方向から押えられ、その弾発力により上記角部の受凹部への係合及び上記反射面の受面への当接が維持されてプリズムがプリズム取付鏡筒に取り付けられるようにした
    ことを特徴とするプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造。
  2. 上記レンズ取付部に前面レンズが内嵌状に取着されると共に、該レンズ取付部内面と上記受凹部内壁のレンズ取付部側の面とが連続し、該レンズ取付部内面と上記主壁の為す角度が45°より僅かに大きくなるように形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造。
  3. 上記プリズムの出射面の4隅が上記弾発部材により押えられ、上記弾性部材は1枚の板ばねであって、その中央部に透過孔を有し、その4隅の面をその余の面よりプリズム側に位置するように折り曲げてプリズムを押える押え面とした
    ことを特徴とする請求項に記載のプリズム取付鏡筒のプリズム取付構造。
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