JP3602553B2 - 代理応答伝言作成装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は交換機網における代理応答伝言作成装置に関する。
【0002】
そこで、代理応答を行う場合、容易に伝言を被代理応答者に残すことができる代理応答伝言作成方式が要望されている。
【0003】
【従来の技術】
従来、着信不応答の電話機に対して、他の利用者が代理応答する際のサービスとして、通話録音サービスや不在代行録音サービスがある。
【0004】
これらサービスを行うための従来の電話システムを図13に示す。
この図において、1,2,3は電話機、4は交換機、5は音声蓄積装置である。交換機4は、加入者トランク(LC)6,7,8と、通話ロブ9と、制御装置(CPR)10と、専用トランク(VST)11と、3者通話用ミクスチャートランク(MIX)12とを有して構成されている。
【0005】
通話録音サービスは、例えば電話機2の利用者が不在で他の利用者が電話機2で応答する代理応答を行った場合に、代理応答者が発信者に応答した後、機能ボタンを押下するか、又はフッキング+特番ダイヤルによって、電話機1と2及び音声蓄積装置5とを三者通話状態にして通話録音を行い、この後、発信者がオンフック後、電話機2から録音終了コードと登録先電話番号をダイヤルして、録音内容を伝言として音声蓄積装置5に登録するものである。
【0006】
不在代行録音サービスは、不在登録されている電話機(例えば2)に着信が起こると、予め登録されている代理応答者の電話機(例えば3)と音声蓄積装置5とを三者通話状態にして通話録音を行い、録音内容を伝言として登録するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した通話録音サービスにおいては、代理応答した後で音声蓄積装置5への接続のための電話機操作と、伝言として登録する電話番号をダイヤルする必要があったため操作が煩わしいといった問題があり、また、被代理応答電話機の電話番号を代理応答者が知らなかった場合に伝言登録ができないという問題がある。
【0008】
更には代理応答者が被代理応答電話機の電話番号を誤って覚えていた場合に、その誤った電話番号で伝言登録が行われると、情報が漏れたりする問題が生じる。
【0009】
一方、不在代行録音サービスにおいては、代理応答者の電話番号を登録する操作が煩わしく、電話機への不在登録を忘れた場合や、代理応答者として登録した電話機に誰も応答しなかった場合にはそのサービスが機能しなくなるといった問題がある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、離席中の加入者の代理応答を行う場合の伝言作成の煩わしさを無くすことができ、また被代理応答者の電話番号や個人識別番号等を意識することなく伝言登録を行うことができる電話システムにおける代理応答伝言作成方式を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理図であり、図2は図1に示すピックアップ伝言作成処理手段における主要手段の構成図である。
【0012】
これらの図において、1〜3は電話機、4は交換機、5は通話録音を行う装置(音声録音装置)、20は本発明特徴要素の制御手段である。
制御手段20は、代理応答による通話の終了を検出して該録音を終了させ、録音された通話を不応答の電話機(被ピックアップ電話機、例えば、2)に対して伝える伝言メールとして登録する制御を行うものである。
【0013】
また、制御手段20は、ピックアップ伝言作成処理手段25と、パーソナルナンバコール処理手段37と、記憶手段に記憶された変換テーブル36と、記憶手段に記憶された伝言設定情報21と、呼処理制御部38と、音声入出力制御部39とを具備して構成されている。
【0014】
ピックアップ伝言作成処理手段25は、図2に示す各手段を具備している。図2に示す自動伝言作成検索手段22は、ピックアップ操作の実行を示すピックアップ通知が送られてきた際に、記憶手段に記憶された被ピックアップ電話機2の伝言設定情報21の中から自動伝言作成の可能状態/不可能状態を示す自動伝言作成情報を検索するものである。
【0015】
自動伝言作成判断手段23は、自動伝言作成情報が自動伝言作成可能状態/不可能状態の何れに設定されているかを判断するものである。
録音制御手段24は、自動伝言作成不可能状態の際に、被ピックアップ電話機2の鳴動を停止すると共に発呼電話機( 例えば1)及びピックアップ電話機( 例えば3又は2)の通話のための接続を交換機4に実行させる制御を行い、自動伝言作成可能状態の際に、発呼電話機1、ピックアップ電話機3又は2及び音声蓄積装置5の通話録音のための3者接続を交換機4に実行させる制御を行い、かつ音声蓄積装置5に通話録音を実行させる制御を行うものである。
【0016】
録音停止再開制御手段26は、代理応答中のピックアップ電話機3又は2にあって通話録音停止操作が行われた際に音声蓄積装置5に通話録音を停止させる制御を行い、ピックアップ電話機3又は2にあって通話録音再開操作が行われた際に音声蓄積装置5に停止中の通話録音を再開させる制御を行うものである。
【0017】
録音停止制御手段27は、ピックアップ電話機3又2での通話が切断されたことを示す切断通知が送られてきた際に、音声蓄積装置5に通話録音を停止させる制御を行うものである。
【0018】
応答後編集検索手段28は、切断通知が送られてきた際に、切断後の電話機3又は2のボタン操作に応じて録音内容を任意に編集する応答後編集の可能状態/不可能状態を示す応答後編集情報を伝言設定情報21の中から検索するものである。
【0019】
応答後編集判断手段29は、応答後編集情報が応答後編集可能状態/不可能状態の何れに設定されているかを判断するものである。
編集制御手段30は、応答後編集情報が応答後編集不可能状態であれば、発呼電話機1、ピックアップ電話機3又は2及び音声蓄積装置5の3者接続解放を交換機4に行わせるように制御し、応答後編集情報が応答後編集可能状態であれば、録音内容を切断後の電話機3又は2のボタン操作に応じて任意に編集できるように音声蓄積装置5を制御するものである。
【0020】
登録制御手段31は、通話録音終了後及び編集が行われた際は編集終了後に、通話録音内容を被ピックアップ電話機3又は2への伝言メールとして登録するか否かを代理応答者にアナウンスし、このアナウンスにより代理応答者が行う電話機3又は2のボタン操作に応じて通話録音内容を伝言メールとして音声蓄積装置5へ登録/未登録する制御を行うものである。
【0021】
ヘッダ付与検索手段32は、通話録音内容を伝言メールとして登録するための電話機3又は2のボタン操作が行われた際に、代理応答時の時刻、発呼電話機1及びピックアップ電話機3又は2の番号を、伝言メールの先頭に付加するヘッダ付与の可能状態/不可能状態を示すヘッダ付与情報を伝言設定情報21の中から検索するものである。
【0022】
ヘッダ付与判断手段33は、ヘッダ付与情報がヘッダ付与可能状態/不可能状態の何れに設定されているかを判断するものである。
ヘッダ付与制御手段34は、ヘッダ付与不可能状態であれば音声蓄積装置5がヘッダ付与を行わないように制御し、ヘッダ付与可能状態であれば電話機3又は2のボタン操作に応じて音声蓄積装置5がヘッダ付与を行うように制御するものである。
【0023】
情報設定制御手段35は、個々の電話機のボタン操作に応じ個々の電話機に対して、自動伝言作成情報における自動伝言作成可能/不可能の設定、応答後編集情報における応答後編集可能/不可能の設定、ヘッダ付与情報におけるヘッダ付与可能/不可能の設定を司る制御を行うものである。
【0024】
図1に示す変換テーブル36は、加入者の個人識別番号を、個人識別番号の登録された電話機( 例えば2)の電話番号に変換するものである。
パーソナルナンバコール処理手段37は、個人識別番号がダイヤルされた際に、変換テーブル36の参照によって個人識別番号を電話番号に変換し、この変換により得られた電話番号の電話機2を鳴動させる制御を行うものである。
【0025】
また、呼処理制御部38は、ピックアップ伝言作成処理手段25及びパーソナルナンバコール処理手段37と、交換機4との交信を可能とする信号変換を行うインタフェースとなるものである。
【0026】
音声入出力制御部39は、ピックアップ伝言作成処理手段25及びパーソナルナンバコール処理手段37と、音声蓄積装置5との交信を可能とする信号変換を行うインタフェースとなるものである。
【0027】
【作用】
上述した本発明の作用を、図1及び図2並びに図3の構成図、及び図4〜図7の動作シーケンス図を参照して説明する。図3において図1の各部に対応する部分には同一符号が付してある。但し、図3に示す電話機には符号DN1〜DN3が付してある。
【0028】
図3に示す加入者Aが電話機DN1から加入者Bの電話機DN2にダイヤルしたが、あいにく加入者Bが不在であったために、電話機DN2のリンガを聞いた加入者Cが電話機DN2へ代理応答するためのピックアップ操作を電話機DN3で行ったとする。この動作を図4において符号41,42,43で示す。
【0029】
電話機DN3においてピックアップ操作が行われると、図4に符号44で示すように交換機4はピックアップ通知を制御手段20へ送る。
制御手段20内のピックアップ伝言作成処理手段25の自動伝言作成検索手段22が、符号45で示すように被ピックアップ電話機DN2の伝言設定情報21を検索し、この検索情報から自動伝言作成判断手段23が「自動伝言作成」の設定状況を調べる。
【0030】
ここで、「自動伝言作成」の設定が成されていない場合、即ち「NO」の場合は、従来と同様のピックアップサービスを行うため、符号46で示すように着信先変更要求を呼処理制御部38を介して交換機4へ送る。
【0031】
すると、交換機4は被ピックアップ電話機DN2のリンガを停止し、符号47で示すように発電話機DN1とピックアップ電話機DN3との接続処理を開始する。
【0032】
リンガの鳴っている電話機DN2でピックアップ操作を行った場合でも、同様にピックアップ通知が制御手段20に送信され、着信先変更要求或いは3者接続要求のパラメータとしてDN2が指定される。
【0033】
これによって、リンガの鳴っている電話機の方が自分に近いところにある場合には、わざわざリンガの鳴っていない電話機を加入者が探す必要はないわけである。
【0034】
「自動伝言作成」の設定が成されている場合、即ち「YES」の場合は、通話録音を行うため交換機4に対して、発電話機DN1、ピックアップ電話機DN3、及び音声蓄積装置5の3者接続開始要求(符号48参照)を呼処理制御部38を介して送る。
【0035】
交換機4は3者接続用のMIXトランク12を用いて符号49で示すようにそれらを接続する。
そして、録音制御手段24が符号50で示すように録音開始要求を音声入出力制御部39を介して音声蓄積装置5へ送信し、これにより通話録音が開始される。
【0036】
次に、符号51で示すように代理応答中に加入者Cが電話機DN3において録音停止に対応するボタンを押すことにより、符号52で示すように録音停止要求が交換機4から録音停止再開制御手段26へ通知される。
【0037】
これを受けた録音停止再開制御手段26が、符号53で示すように録音停止要求を音声入出力制御部39を介して音声蓄積装置5へ送信することにより、音声蓄積装置5は通話録音を一時停止する。
【0038】
また、符号51で示すように加入者Cが電話機DN3において録音再開に対応するボタンを押すことにより、符号52で示すように録音再開要求が交換機4から録音停止再開制御手段26へ通知される。
【0039】
これを受けた録音停止再開制御手段26は、符号53で示すように録音再開要求を音声入出力制御部39を介して音声蓄積装置5へ送信することにより、音声蓄積装置5は録音停止を解除して通話を開始する。
【0040】
次に、加入者Aが用件を言い終えて電話機DN1において切断(符号54参照)を行うと、交換機4から制御手段20に符号55で示すように切断通知が送られる。
【0041】
これによって制御手段20の録音停止制御手段27が、符号56で示すように録音停止要求を音声蓄積装置5へ送信し、応答後編集検索手段28が電話番号DN3の伝言設定情報21を検索し、この検索情報の中から応答後編集判断手段29が「応答後の編集」の設定状態を調べる。
【0042】
「応答後の編集」の設定状態がNOの場合は、編集制御手段30が符号56で示すように交換機4に対して3者接続解放要求を送信し、交換機4はこれを受けてMIXトランク12を解放する。
【0043】
「応答後の編集」の設定がYESの場合は、符号58で示すようにアナウンス送出要求がアナウンス番号をパラメータにして音声蓄積装置5に送られる。
音声蓄積装置5は、アナウンス番号に対応する音声、例えば、「伝言を編集しますか?」を電話機DN3に接続中の回線に送出する。
【0044】
そのアナウンスを聞いた加入者Cが符号59で示すように電話機DN3においてNOに対応するボタンを押すと、符号60で示すようにボタン押下通知が編集制御手段30に通知される。
【0045】
この通知によって符号61で示すように交換機4に対して3者接続解放要求を送信し、交換機4はこれを受けてMIXトランク12を解放する。
一方、アナウンスを聞いた加入者Cが図5に符号62で示すように電話機DN3においてYESに対応するボタンを押すと、符号63で示すようにボタン押下通知が編集制御手段30に通知される。
【0046】
これを受けた編集制御手段30が音声蓄積装置5に符号64で示すように編集開始要求を送信すると、音声蓄積装置5は録音された音声を編集する準備をする。
【0047】
電話機DN3において、「巻き戻し」、「再生」、「録音」等に対応するボタン(符号65参照)を押すと、編集制御手段30がそれらのボタン押下通知(符号66参照)を受け取り、音声蓄積装置5の編集コマンドに変換して音声蓄積装置5へ送信する(符号67,68参照)。
【0048】
編集が終了すると、編集制御手段30が符号69で示すようにアナウンス送出要求をアナウンス番号をパラメータにして音声蓄積装置5に送る。
音声蓄積装置5は、アナウンス番号に対応する音声、例えば、「伝言を編集しますか?」を電話機DN3に接続中の回線に送出する。
【0049】
加入者Cが符号70で示すように電話機DN3においてNOに対応するボタンを押した場合は、登録制御手段31に符号71で示すようにボタン押下通知が送られ、これに対して符号72で示すように3者接続解放要求が交換機4に送信される。また、符号73で示すように録音部分消去要求を音声蓄積装置5へ送信することにより、録音された音声が電話機DN2の伝言として登録されないことになる。
【0050】
一方、加入者Cが伝言の登録を行うため、符号74で示すように電話機DN3においてYESに対応するボタンを押すると、符号75で示すようにボタン押下通知が登録制御手段31へ送信され、録音された音声が伝言として登録される。この登録後に、符号76で示すように音声蓄積装置5から例えば、「伝言を登録しました。」のアナウンスが電話機DN3に接続中の回線に送出される。
【0051】
その後、符号77で示すように電話機DN3が切断され、符号78で示すようにその切断通知が制御手段20へ送信され、その通知に対する3者接続解放要求(符号79参照)が交換機4へ送信される。
【0052】
ところで、先の伝言登録を行う際に、ヘッダ付与検索手段32が電話番号DN2に対応する伝言設定情報21を検索し、ヘッダ付与判断手段33がその検索情報から「ヘッダ付与」の設定を調べる。
【0053】
「ヘッダ付与」の設定がYESである場合には、符号80で示すように発電話番号DN1、ピックアップ電話番号DN3、現在時刻などのパラメータをつけて、ヘッダ付与要求を音声蓄積装置5へ送信する。
【0054】
これを受けた音声蓄積装置5は、得られたパラメータを音声に変換したヘッダ、例えば、「○時○分、××××からの電話を△△△△の電話機で代理応答されました。」等を録音された伝言に付加する。
【0055】
「ヘッダ付与」の設定がNOの場合は、ヘッダ付与要求は音声蓄積装置5には送信されない。
最後に、電話番号DN2への伝言として保存するために、符号81で示すように登録制御手段31が伝言登録要求を音声蓄積装置5へ送信する。
【0056】
次に、図6を参照する。
符号82で示すように電話機DN2において、「設定」に対応するボタンを押すことにより、交換機4から情報設定制御手段35に、符号83で示すように伝言設定情報変更要求が送信される。
【0057】
情報設定制御手段35は、DN2の伝言設定情報21を検索し、符号84で示すようにその内容を交換機4に応答として返送する。
そして、符号85で示すように電話機DN2より設定変更用のボタンを押すことで、符号86で示すようにその通知が情報設定制御手段35へ送信され、伝言設定情報が更新され、符号87で示すようにその内容が交換機4に応答として返送される。以降、他の設定変更についても同様に符号88〜90で示すように行われる。
【0058】
次に、図7を参照する。
個人識別番号PID1を有する加入者Bが電話機DN2で位置登録を行っていたときに、加入者AがPID2をダイヤルして、パーソナルナンバサービスにより加入者Bに接続しようとした場合を考える。
【0059】
符号91で示すように個人識別番号PID1がダイヤルされると、交換機4からパーソナルナンバコール処理手段37へPID/DN変換要求(符号92)を送信する。
【0060】
パーソナルナンバコール処理手段37は、符号93で示すように変換テーブル36によってPID1を、PID1に対応する電話番号であるDN2に変換し、これを応答(符号94参照)として返送する。
【0061】
交換機4は電話機DN2のリンガを鳴らす。符号95で示すように加入者Cが電話機DN3からピックアップを行うと、交換機4は符号96で示すようにピックアップ伝言作成処理手段25にPID1のピックアップ通知を送信する。
【0062】
これ以降の処理は符号91で示すように個人識別番号PID1に対応する伝言設定情報21が検索され、この検索情報に基づいて処理され、作成された伝言も個人識別番号PID1として登録される。
【0063】
【実施例】
以下、図8から図12を参照して本発明の一実施例による交換機網における代理応答伝言作成方式について説明する。但し、全体の構成は前述した図1を参照する。
【0064】
図8は本発明の方式を実現するための電話機の一構成例である。
電話機100には、ピックアップボタン101があり、代理応答する場合にはそのボタン101を押し、受話器102を取るだけで、通話録音が開始される。
【0065】
録音中は録音ボタン103が点滅し、通話を録音中であることを代理応答者に知らせる。
録音を停止したい場合には、ポーズボタン104を押す。録音を再開する場合は、録音ボタン103又はポーズボタン104を押す。
【0066】
代理応答終了後の伝言の編集は、伝言編集用に割り当てられた各種ボタンを押すことで行うことができる。
各種ボタンとは、巻き戻しボタン105、再生ボタン106、早送りボタン107であり、また、伝言編集中の録音ボタン103は補足する内容を追加録音するために、ポーズボタン104は録音内容の不用な部分を削除するために用いられる。
【0067】
また、設定ボタン108を押すと、図9に示すようにディスプレイ109に伝言設定情報を表示することができ、選択ボタン110,111で、設定を変更したい部分を選択し、YESボタン112、NOボタン113により設定が変更される。
【0068】
変更した伝言設定情報21を保存する場合には、再び設定ボタン108を押す。
代理応答により登録された伝言は通常の伝言と同じように登録され、被ピックアップ電話機が図8のような電話機100であった場合、伝言ボタン114が点滅し、伝言が登録されていることを知らせる。
【0069】
点滅中に伝言ボタン114を押すことにより、音声蓄積装置5と接続され、直ちに登録中の伝言を聞くことができる。
次に、パーソナルナンバコールによる着信があった場合の例を、図10及び図1を参照して説明する。図10は変換テーブル36の一例、図11は伝言設定情報21の一例を示す図である。
【0070】
図10に示すように「401001」がダイヤルされると、電話機601のリンガが鳴りはじめる。
ここで、図11に示す電話機602からピックアップが実行されると、図11に示すように、PID=401001の「自動伝言作成」がYES、「ヘッダ付与」がYESであることから、直ちに通話録音が開始され、伝言には時間、代理応答者の電話番号などを知らせるヘッダが付与される。
【0071】
また、ピックアップ電話機602の「応答後の編集」がNOであることから、発信者が切断後、伝言を編集するためガイダンスは送出されない。伝言の登録を認めると、個人番号401001宛の伝言として登録される。
【0072】
次に、電話機が多機能電話機でない場合にピックアップを行う例を説明する。ピックアップ伝言作成処理手段24が、図11のようなボタン番号とプッシュボタン信号との対応表を持つことにより、ピックアップ電話機が多機能電話機でない場合でも、同様のサービスが提供できる。
【0073】
例えば「1#」のダイヤルは「YES」を意味し、「12#」のダイヤルは伝言編集中の「再生」を意味する。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、離席中の加入者の代理応答を行った場合の伝言作成の煩わしさから解放され、代理応答中の通話そのものが伝言となるため、伝えるべき内容に誤りが少なくなる効果がある。
【0075】
また、今後発展してゆくであろうパーソナルナンバサービスにも対応した方式であり、位置登録の変更を忘れてしまった加入者への着信を代理応答した場合でも、代理応答者に電話番号や個人識別番号を意識させずに代理応答ができることは、代理応答者の負担を軽減するのに寄与できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】図1に示すピックアップ伝言作成処理手段における主要手段の構成図である。
【図3】本発明の作用を説明するための構成図である。
【図4】本発明の作用を説明するための第1シーケンス図である。
【図5】本発明の作用を説明するための第2シーケンス図である。
【図6】本発明の作用を説明するための第3シーケンス図である。
【図7】本発明の作用を説明するための第4シーケンス図である。
【図8】本発明の交換機網における代理応答伝言作成方式を実現するための電話機の一例図である。
【図9】図8に示す電話機の一部分の構成図である。
【図10】本発明の交換機網における代理応答伝言作成方式を実現するための変換テーブルの一例図である。
【図11】本発明の交換機網における代理応答伝言作成方式を実現するための伝言設定情報の一例図である。
【図12】ピックアップ電話機が多機能電話機で無い場合に本方式を実現するための対応表の一例図である。
【図13】従来の代理応答サービスを行うための電話システム図である。
【符号の説明】
1〜3 電話機
4 交換機
5 音声蓄積装置
20 制御手段
21 伝言設定情報
25 ピックアップ伝言作成処理手段
36 変換テーブル
37 パーソナルナンバコール処理手段
22 自動伝言作成検索手段
23 自動伝言作成判断手段
24 録音制御手段
26 録音停止再開制御手段
27 録音停止制御手段
28 応答後編集検索手段
29 応答後編集判断手段
30 編集制御手段
31 登録制御手段
32 ヘッダ付与検索手段
33 ヘッダ付与判断手段
34 ヘッダ付与制御手段
35 情報設定制御手段

Claims (2)

  1. 不応答の電話機に代理応答するための操作を検出し、該不応答の呼についての発電話機と代理応答を行った電話機との間の通話の録音を開始させる手段と、
    代理応答による通話の終了を検出して該録音を終了させ、録音された通話を不応答の電話機に対して伝える伝言メールとして登録する制御を行う制御手段を備え
    前記制御手段に、
    前記代理応答するための操作を検出したとき、記憶手段に記憶された不応答の電話機についての伝言設定情報の中から自動伝言作成の可能状態/不可能状態を示す自動伝言作成情報を検索する自動伝言作成検索手段と、
    該自動伝言作成情報が自動伝言作成可能状態/不可能状態の何れに設定されているかを判断する自動伝言作成判断手段と、
    該自動伝言作成不可能状態の際に、不応答の電話機の鳴動を停止すると共に発電話機及び代理応答を行った電話機の通話のための接続を交換機に実行させる制御を行い、該自動伝言作成可能状態の際に、発電話機、代理応答を行った電話機及び通話録音を行う装置の通話録音のための3者接続を該交換機に実行させる制御を行い、かつ通話録音を行う装置に通話録音を実行させる制御を行う録音制御手段とを有するピックアップ伝言作成処理手段を設けたことを特徴とする代理応答伝言作成装置。
  2. 不応答の電話機に代理応答するための操作を検出し、該不応答の呼についての発電話機と代理応答を行った電話機との間の通話の録音を開始させる手段と、
    代理応答による通話の終了を検出して該録音を終了させ、録音された通話を不応答の電話機に対して伝える伝言メールとして登録する制御を行う制御手段を備え
    前記制御手段に、
    加入者の個人識別番号を、該個人識別番号の登録された電話機の電話番号に変換する変換テーブルと、
    該個人識別番号がダイヤルされた際に、該変換テーブルの参照によって該個人識別番号を該電話番号に変換し、この変換により得られた電話番号の電話機を鳴動させる制御を行うパーソナルナンバコール処理手段を設け、
    該鳴動中の電話機の代理応答を行う操作が行われた際に前記ピックアップ伝言作成処理手段が該個人識別番号に対応する前記伝言設定情報を参照して前記通話録音及び前記伝言メールの登録制御を行うことを特徴とする代理応答伝言作成装置。
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