JP3601385B2 - 内燃機関の電磁動弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関に使用する電磁動弁装置に関し、特にバネ質量系の固有振動数を利用して電磁動弁装置を初期化する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備えた電磁動弁装置において、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化するようにしたものがある(特開平9−303122公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の従来の共振現象を利用して電磁動弁装置を初期化する方法では、初期化時にコイルヘ流す方形波交流電流の電流値及び通電時間を、初期化が適切に行われるように予め設定された値としているが、バネ定数の低下、コイルの劣化による吸引力の低下及びバルブデポジット等による摩擦力変化による影響により、初期化時間が延長したり初期化を失敗したりしてくる。
【0004】
そこで、上記の問題を防止するべく、電流値や通電時間を予め相当大きめに設定しているが、その結果、消費電力の増加を招いていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、常時初期化に過不足のない通電が行われるようにした内燃機関の電磁動弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
前記初期化される直前の吸・排気弁のリフトピーク値をモニターして記憶するリフトピーク値モニター手段と、
前記リフトピーク値モニター手段に記憶された値に基づいて、初期化される直前の吸・排気弁のリフトピーク値を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
を含んで構成したことを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明は、
吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
前記初期化されるまでの吸・排気弁の振動回数をモニターして記憶する振動回数モニター手段と、
前記振動回数モニター手段に記憶された値に基づいて、初期化されるまでの吸・排気弁の振動回数を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
を含んで構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、
吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
機関の運転停止時から吸・排気弁の振動が略減衰し終るまでの振動回数あるいは時間が大きいときは前記始動前における開弁用電磁石及び閉弁用電磁石への通電電流値及び通電時間を増大し、同じく振動回数あるいは時間が小さいときは前記始動前における開弁用電磁石及び閉弁用電磁石への通電電流値及び通電時間を減少するように学習することによって、前記始動前において初期化されるまでの初期化時間を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
を含んで構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、初期化される直前の吸・排気弁のリフトピーク値をモニターしつつ、該リフトピーク値を一定に保持するように通電条件を制御する。これにより、バネ定数の低下、コイルの劣化による吸引力の低下及びバルブデポジットによる摩擦力変化などにより、初期化完了直前の振幅が小さくなりすぎて初期化に失敗したり、又は振動回数を増大せざるを得ず初期化が遅れたりすることを防止でき、また、初期化直前の振幅が大きすぎて無駄に電力が消費されることを防止でき、必要最小限の消費電力により、一定時間内で確実に初期化を完了することができる。
【0010】
また、請求項2に係る発明によれば、初期化完了までの振動回数を一定に保持するように制御されるので、振動回数が増大して初期化が遅れることを防止でき、又、必要以上に少ない振動回数で初期化完了するような無駄な電力消費を防止できる。
【0011】
また、請求項3に係る発明によれば、例えば、機関の運転停止時から吸・排気弁の振動が略減哀し終るまでの振動や時間が、ばね定数が低下したことにより増大するときは、初期化されにくくなるので通電量を増大させ、又、部品ばらつきによりばね定数が大きすぎるときは、初期化されやすくなるので通電量を減少させることにより、必要最小限の電力消費で適切な初期化完了時間に制御できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る手段を示したブロック図である。
【0013】
図2は本発明に係る電磁動弁装置の全体縦断面構成図であり、電磁動弁装置は、シリンダヘッド上に設けられる非磁性材料製のハウジング2と、吸・排気弁1のステムに一体に設けられてハウジング2内に移動自由に収納されるアーマチャ4と、該アーマチャ4を吸引して吸・排気弁1を閉弁作動させる電磁力を発揮可能なようにアーマチャ4の上面に対向する位置でハウジング2内に固定配置される閉弁用電磁石5と、該アーマチャ4を吸引して吸・排気弁1を閉弁作動させる電磁力を発揮可能なようにアーマチャ4の下面に対向する位置でハウジング2内に固定配置される開弁用電磁石6と、吸・排気弁1の閉弁方向に向けてアーマチャ4を付勢する閉弁側戻しバネ7と、吸・排気弁1の開弁方向に向けてアーマチャ4を付勢する開弁側戻しバネ8と、を備えて構成される。そして、閉弁用電磁石5と開弁用電磁石6とを共に消磁したときに、吸・排気弁1は全開位置と閉弁位置との間の略中央位置にあるように、閉弁側戻しバネ7と開弁側戻しバネ8とのバネ力が設定され、閉弁用電磁石5のみを励磁したときに吸・排気弁1は閉弁し、開弁用電磁石6のみを励磁したときに吸・排気弁1は開弁(全開)するように駆動される。該電磁動弁装置が吸気弁駆動手段を構成する。
【0014】
前記電磁動弁装置による吸・排気弁1の吸・排気のための開閉時期は、エンジンの運転状態に基づいて設定された目標開閉時期となるように制御されるが、特に、吸・排気弁1の吸気下死点前の閉時期IVCを、アクセル開度とエンジン回転速度、或いはこれらに基づいて設定された要求トルクなどに基づいて広範囲に可変制御して吸入空気量を制御するようになっている。
【0015】
前記吸・排気弁1は機関の停止時、前記したように閉弁用電磁石5と開弁用電磁石6とが消磁されて中間位置にある。そして機関の始動に先立ち、閉弁用電磁石5と開弁用電磁石6とを交互に通電させて共振させ、振幅が十分大きくなったところで、閉弁(又は開弁、通常は閉弁)状態に保持して、初期化を行う。
【0016】
また、ハウジング2にはアーマチャ4の位置により吸・排気弁1のリフト値を検出するリフトセンサ3からの信号はマイクロコンピュータを内蔵したコントロールユニット10に入力され、検出データはメモリに記憶されると共に、該データに基づいて前記初期化のための通電が学習制御される。
【0017】
次に、前記学習制御の各実施の形態について説明する。
まず、第1の実施形態を、図3に示すフローチャートに従って説明する。
ステップ202でイグニッションスイッチが入り、ステップ204で、閉弁用コイル5aと開弁用コイル6aに交互に同じ方形波交流電流が同一時間だけ流れ、ばね質量系の固有振動を利用した電磁動弁装置の初期化が開始される。
【0018】
次に、ステップ206では、初期化が開始してからアーマチャ4が閉弁用電磁石5(又は開弁用電磁石6、以下閉弁用電磁石5で代表する。)に着座して初期化が完了する直前のアーマチャ4の最大振幅位置を、リフトピーク値Liとしてリフトセンサ3で計測し、該リフトピーク値Liをコントロールユニット10のマイクロコンピュータのメモリ(ROM)に記憶する。即ち、リフトセンサ3とメモリとによりリフトピーク値モニター手段が構成される。
【0019】
そして、ステップ208で初期化が終了すると、図4に示すように着座保持区間を経て、実動区間に至り、弁の開閉動作が行われる。
一方、ステップ210では、ステップ206で記憶したリフトピーク値Liが予め設定された下限値Liminよりも小さいか否かを判定され、小さい場合には、ステップ216に進み、今回の初期化時のコイルに流す電流値Ic及びコイル通電時間Tcに夫々一定値a,bだけ増加させた値を、メモリに記憶しておき、次回の初期化時にフィードバックする。これにより、次回の初期化時には、最大振幅時のリフトピーク値Liを下限値Limin以上に増加させることができるので、初期化時間の延長を防止することができ、したがって、一定時間内で確実に初期化を完了することができる。なお、該学習されたデータに従って次回の通電を制御するコントロールユニット10の機能が通電条件制御手段を構成する(以下の実施の形態でも同様)。
【0020】
また、ステップ210でリフトピーク値Liが下限値Limin以上のときは、ステップ212に進み、リフトピーク値Liがあらかじめ設定された上限値Limax以下であるか否かを判定し、上限値Limax以下の場合には、今回の初期化時にコイルに流した電流値Ic及びコイル通電時間Tcをそのまま次回の初期化時にフィードバックする。これにより、次回の初期化も今回の初期化と同様に再現することができる。
【0021】
また、ステップ212でリフトピーク値Liが上限値Limaxより大と判定された場合は、ステップ212に進み、今回の初期化時にコイルに流した電流値Ic及びコイル通電時間Tcを夫々一定値c,dだけ減少させた値を次回の初期化時にフィードバックする。これにより、次回の初期化時には、最大振幅時のリフト値を上限値Limax以下に減少させることができるので、無駄に消費する電流量を減らし、消費電力を低減できる。また、通電量が大きすぎるとアーマチャ4に勢いがありすぎてコイルに衝突した際に跳ね返ってしまい却って初期化を遅らせてしまうようなこともあるが、このようなことも防止できる(以下の実施形態でも同様)。
【0022】
次に、第2の実施形態を、図5に示したフローチャートに従って説明する。ステップ302でイグニッションスイッチが入り、ステップ304で、前記同様に電磁動弁装置の初期化が開始される。
【0023】
次に、ステップ306では、初期化が開始してからアーマチャ4が閉弁用電磁石5に着座して初期化が完了するまでにアーマチャ4が振動した回数を、リフトセンサ3の通過回数をマイクロコンピュータのカウンタでカウントすることによって計測し、該計測値をメモリに記憶する。即ち、リフトセンサ3及びカウンタ、メモリとにより振動回数モニター手段が構成される。
【0024】
そして、ステップ308で初期化が終了すると、図6に示すように着座保持区間を経て、実動区間に至り、弁の開閉動作が行われる。
一方、ステップ310では、通電条件制御手段によって、ステップ306で計測したアーマチャの振動回数Nfが予め設定された値Nf0よりも大きいか否かを判定し、大きい場合は、ステップ312に進み、今回の初期化時のコイルに流す電流値Ic及びコイル通電時間Tcに夫々一定値e,fだけ増加させた値を通電条件制御手段のメモリに記憶しておき、次回の初期化時にフィードバックする。
【0025】
これにより、初期化完了までの振動回数Nfが設定値Nfに減少して初期化の遅れを防止できる。
また、ステップ310で、アーマチャ4の振動回数Nfが設定値Nf0よりも小さいか否かを判定され、小さい場合は、ステップ314に進み、今回の初期化時のコイルに流す電流値Ic及びコイル通電時間Tcに夫々一定値g,hだけ減少させた値を通電条件制御手段のメモリに記憶しておき、次回の初期化時にフィードバックする。これにより、アーマチャ4の振動回数Nfは設定値Nf0に増加し、消費電力を低減できる。
【0026】
次に、第3の実施形態を、図7に示したフローチャートに従って説明する。ステップ402でイグニッションスイッチが入り、ステップ404で、前記同様に電磁動弁装置の初期化が開始される。
【0027】
次に、ステップ406では、初期化完了時の閉弁(又は開弁)状態をリフトセンサ3で検出すると共に、初期化開始から完了までの経過時間Tfをタイマで計測してメモリに記憶される。即ち、リフトセンサ3及びタイマとメモリとにより初期化特性モニター手段が構成される。
【0028】
そして、ステップ408で初期化が終了すると、図8に示すように着座保持区間を経て、実動区間に至り、弁の開閉動作が行われる。
一方、ステップ410では、ステップ406で記憶した初期化開始から完了までの経過時間Tfをもとに、マイクロコンピュータのメモリ(ROM)に記憶されている表1に示すような時間の範囲に対してあらかじめ決められたコイルに流す電流値Ic及びコイル通電時間Tcを夫々、次回の初期化時にフィードバックする。
【0029】
【表1】
Figure 0003601385
【0030】
なお、初期化開始から完了までの経過時間Tfの関数としてコイルに流す電流値Icあるいはコイル通電時間Tcを次回の初期化時にフィードバックするようにしてもよい。このような機構にすることにより、過不足のない通電が行われ一定時間で確実に初期化を完了させることができる。
【0031】
次に、第4の実施形態を、図9に示したフローチャートに従って説明する。ステップ502でエンジンが停止した際には、ステップ504で一旦アーマチャ4は閉弁用電磁石5あるいは開弁用電磁石6に着座した後、ステップ506で閉弁用電磁石5及び開弁用電磁石6の両方の通電が切られ、図10に示すようなアーマチャ4の減衰振動が始まる。
【0032】
次に、ステップ508では、この減衰振動が開始してから、減衰振動がおさまるまでの振動回数又は時間を前記のリフトセンサ3又はタイマで計測して、メモリに記憶する。
【0033】
即ち、リフトセンサ3又はタイマとメモリとにより初期化特性モニター手段が構成される。一方、ステップ510では、通電条件制御手段によって振動回数N、及び減衰時間Tgが予め設定された振動回数の上限値Ngmax(又は減衰時間の上限値Tgmax)よりも大きいか否かを判定して、大きい場合は、ステップ516に進み、今回の初期化時のコイルに流す電流値Ic及びコイル通電時間Tcに夫々一定値i,jだけ増加させた値を通電条件制御手段のメモリに記憶しておき、次回の初期化時にフィードバックする。これにより、次回の初期化時には、ばね定数が低下したことによる初期化時間の延長を防止することができる。
【0034】
また、ステップ510で振動回数Ng、及び減衰時間Tgが前記減衰回数の上限値Ngmax(又は減衰時間の上限値Tgmax)よりも小さい場合には、ステップ512に進み、減衰回数Ng(又は減衰時間Tg)が予め設定された振動回数の下限値Ngmin(又は減衰時間の下限値Tgmin)よりも小さいか否かを判定し、大きい場合には、今回の初期化時にコイルに流した電流値Ic及びコイル通電時間Tcをそのまま次回の初期化時にフィードバックする。これにより、次回の初期化も今回の初期化と同様に再現することができる。
【0035】
また、ステップ512で、振動回数Ng(又は減衰時間Tg)が前記振動回数の下限値Ngmin(又は減衰時間の下限値Tgmin)より小さいと判定された場合には、ステップ514に進み、今回の初期化時にコイルに流した電流値Ic及びコイル通電時間Tcを夫々一定値k,lだけ減少させた値を次回の初期化時にフィードバックする。これにより、特に、使用開始時のばねの部品ばらつきによってばね定数が大きすぎる場合に、消費電力を低減できる。
【0036】
また、前記初期化特性は機関温度(冷却水温度)によっても変化するので、上記各パラメータは、図11に示すように、機関温度(冷却水温度)に対して可変に設定するのがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る各手段のブロック図
【図2】本発明に係る一実施の形態の電磁動弁装置の全体縦断面構成図
【図3】第1の実施の形態に係る電磁駆動弁の初期化制御を示すフローチャート
【図4】第1の実施の形態に係る制御時の状態を示すタイムチャート
【図5】第2の実施の形態に係る電磁駆動弁の初期化制御を示すフローチャート
【図6】第2の実施の形態に係る制御時の状態を示すタイムチャート
【図7】第3の実施の形態に係る電磁駆動弁の初期化制御を示すフローチャート
【図8】第3の実施の形態に係る制御時の状態を示すタイムチャート
【図9】第4の実施の形態に係る電磁駆動弁の初期化制御を示すフローチャート
【図10】第4の実施の形態に係る制御時の状態を示すタイムチャート
【図11】前記各制御時に使用される各パラメータの設定例を示す図。
【符号の説明】
1 吸・排気弁
2 ハウジング
3 リフトセンサ
4 アーマチャ
5 閉弁用電磁石
5a 閉弁用コイル
6 開弁用電磁石
6a 閉弁用コイル
7 閉弁側戻しバネ
8 開弁用戻しバネ
10 コントロールユニット
Ic コイルに流す電流値
Tc コイル通電時間
Li リフトピーク値
Nf アーマチャの振動回数
Tf 初期化開始から完了までの経過時間
Ng 減衰回数
Tg 減衰時間

Claims (3)

  1. 吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
    前記初期化される直前の吸・排気弁のリフトピーク値をモニターして記憶するリフトピーク値モニター手段と、
    前記リフトピーク値モニター手段に記憶された値に基づいて、初期化される直前の吸・排気弁のリフトピーク値を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の電磁動弁装置。
  2. 吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
    前記初期化されるまでの吸・排気弁の振動回数をモニターして記憶する振動回数モニター手段と、
    前記振動回数モニター手段に記憶された値に基づいて、初期化されるまでの吸・排気弁の振動回数を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の電磁動弁装置。
  3. 吸・排気弁を半開位置に付勢するスプリングと、吸・排気弁を開弁方向に吸着して開弁保持させる開弁用電磁石及び吸・排気弁を閉弁方向に吸着して閉弁保持させる閉弁用電磁石と、を備え、機関の始動前に前記開弁用電磁石及び閉弁用電磁石を交互に通電して吸・排気弁を振動し振幅を増大させつつ閉弁又は開弁状態に保持させて初期化する内燃機関の電磁動弁装置において、
    機関の運転停止時から吸・排気弁の振動が略減衰し終るまでの振動回数あるいは時間が大きいときは前記始動前における開弁用電磁石及び閉弁用電磁石への通電電流値及び通電時間を増大し、同じく振動回数あるいは時間が小さいときは前記始動前における開弁用電磁石及び閉弁用電磁石への通電電流値及び通電時間を減少するように学習することによって、前記始動前において初期化されるまでの初期化時間を一定に保持するように初期化時の通電条件を制御する通電条件制御手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の電磁動弁装置。
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