JP3600610B2 - 冷暖房システムの洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にビルや工場等に設置されている業務用の冷暖房システムに用いる洗浄装置に係り、冷暖房システムを運転しながら冷暖房システムの冷媒回路内を循環する冷媒中の水分、異物及び酸化物を除去して冷媒を清浄化すると共に、圧縮機内の汚れた潤滑油を抜き出して新しい潤滑油に交換する冷暖房システムの洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、閉鎖された冷媒回路内を循環する冷媒の蒸発及び凝縮により空気の冷却及び加熱を行う冷暖房システムに於いては、冷暖房システムの設置時やメンテナンス時、或いは長期間運転した時に冷媒回路内を流れる冷媒や圧縮機内の潤滑油が水分、異物(ゴミや金属粉等)、酸化物等に汚染されることがある。冷媒及び潤滑油が水分や異物等によって汚染された場合には、膨張弁やキャピラリーチューブ等に詰まり等の不具合を生じたり、或いは圧縮機の部品に腐食や摩耗を生じたりするため、冷媒及び潤滑油に含まれている水分や異物等を除去しなければならない。
【0003】
従来、冷媒等に含まれている水分や異物等を除去する方法としては、真空引きシステムを利用して水分及び異物等を除去する方法や冷媒回路内にドライヤ及びフィルタ等を組み込んで水分及び異物等を除去する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、上述したような方法では、冷媒に含まれている大部分の水分や異物等を取り除くことができるが、圧縮機内の潤滑油に含まれている水分や異物等を除去することは困難であった。
特に、HFC系の冷媒(R134a、R407C等)に使用されている潤滑油(エーテル油、エステル油等)に於いては、HCFC系の冷媒(R22、R123等)に使用されている潤滑油(非水溶性の鉱物)に比較して吸水性・加水分解性(水分が溶け込み易く分解し易い性質)が高く、いったん水分が溶け込むと分離が通常の方法では不可能であった。
【0005】
そのため、ビルや工場等に設置されている冷暖房システムに於いては、まだ使用できる圧縮機であっても、潤滑油に水分及び異物等が含まれていると、長期的に安定した運転が保証できないので、メンテナンス時に圧縮機や冷媒配管等を交換し、安定した運転を長期間に亘って行えるようにしていた。しかし、このような方法では、使用者に多大な金銭的負担をかけるだけでなく、サービス員も多くの手間と時間を費やす等の様々な不具合を生じていた。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は冷暖房システムを運転しながら冷媒回路内の冷媒中の水分、異物及び酸化物を確実に除去して冷媒を清浄化することができると共に、圧縮機を交換することなく圧縮機内の汚れた潤滑油を新しい潤滑油と交換できるようにした冷暖房システムの洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明の請求項1の発明は、圧縮機、室外側熱交換器及び膨張機構等を備えた室外機と、室内側熱交換器等を備えた室内機とから成り、前記圧縮機、室外側熱交換器、膨張機構及び室内側熱交換器を配管により順次接続して閉鎖された冷媒回路を形成し、当該冷媒回路内で冷媒を循環させるようにした冷暖房システムに用いる洗浄装置であって、前記洗浄装置は、圧縮機の潤滑油の抽出ポートに接続され、圧縮機内の汚れた潤滑油を抜き出して潤滑油とこれに含まれている冷媒を分離する第1分離器と、第1分離器で分離した潤滑油内に含まれている冷媒を分離する第2分離器と、第2分離器で分離した冷媒を回収する冷媒回収装置とより成る油・冷媒分離回収装置と、室外機の低圧側の開閉弁に接続され、新しい潤滑油を室外機の低圧側へ供給すると共に、油・冷媒分離回収装置で分離回収された冷媒の一部を室外機の低圧側へ戻す油・冷媒供給装置と、室外機の高圧側の開閉弁と室内機との間に介設され、冷媒に含まれている水分、異物及び酸化物を除去するフィルタ装置とから成り、冷暖房システムを運転しながら潤滑油と冷媒の分離回収、新しい潤滑油の供給、冷媒に含まれている水分、異物及び酸化物の除去を夫々行うように構成されていることに特徴がある。
【0008】
本発明の請求項2の発明は、室外機の低圧側の開閉弁と室内機との間に、冷媒に含まれている水分及び潤滑油を除去するドライヤを介設したことに特徴がある。
【0009】
本発明の請求項3の発明は、油・冷媒分離回収装置が、圧縮機の潤滑油の抽出ポートに接続され、圧縮機から抜き出された潤滑油とこれに含まれている冷媒を分離する第1分離器と、第1分離器に流入した潤滑油の量を計測する第1計量器と、第1分離器に接続され、第1分離器から流入した潤滑油とこれに含まれている冷媒を分離する第2分離器と、第2分離器に接続され、第2分離器で分離された冷媒を回収する冷媒回収装置と、冷媒回収装置に接続され、冷媒回収装置で回収された冷媒を貯留する冷媒回収タンクとから成り、圧縮機内の汚れた潤滑油を順次抜き出して潤滑油とこれに含まれている冷媒を夫々分離して回収するように構成されていることに特徴がある。
【0010】
本発明の請求項4の発明は、油・冷媒供給装置が、室外機の低圧側の開閉弁及び油・冷媒分離回収装置の第1分離器に夫々接続されたマニホールドと、マニホールドに接続され、新しい潤滑油を貯留する油タンクと、油タンク内の潤滑油の量を計測する第2計量器と、油タンクに接続され、新しい冷媒を貯留する冷媒タンクとから成り、油タンク内の新しい潤滑油を冷媒タンクの冷媒の圧力によりマニホールドを介して室外機の低圧側へ供給すると共に、第1分離器で分離された冷媒をマニホールドを介して室外機の低圧側へ戻すように構成されていることに特徴がある。
【0011】
本発明の請求項5の発明は、フィルタ装置が、室外機の高圧側の開閉弁に接続され、冷媒に含まれている比較的大きな異物を除去するフィルタと、フィルタに接続され、冷媒に含まれている微細な異物を除去するマイクロフィルタと、マイクロフィルタに接続され、冷媒に含まれている水分、異物及び酸化物を除去するドライタンクとから構成されていることに特徴がある。
【0012】
本発明の請求項6の発明は、フィルタとドライタンクとを二本のホースにより並列状に接続し、一方のホースにマイクロフィルタを取り外し可能に介設したことに特徴がある。
【0013】
本発明の請求項7の発明は、ドライタンクが、ケースと、冷媒に含まれている水分及び異物を除去する二つのドライフィルタと、冷媒に含まれている水分及び酸化物を除去するドライヤとから成り、前記ドライフィルタ、ドライヤ及びドライフィルタを順次直列状に接続してタンク内に収納したことに特徴がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る洗浄装置を従来公知の冷暖房システムに接続した状態の概略系統図を示すものであり、前記冷暖房システムは、圧縮機1、四方切換弁2、室外側熱交換器3(凝縮器又は蒸発器)及び膨張機構4(膨張弁やキャピラリーチューブ)等を備えた室外機5と、室内側熱交換器6(凝縮器又は蒸発器)等を備えた室内機7とから成り、圧縮機1、四方切換弁2、室外側熱交換器3、膨張機構4及び室内側熱交換器6を配管8により順次接続して閉鎖された冷媒回路を形成すると共に、当該冷媒回路内に冷媒R(例えばHFC系の冷媒)を封入し、冷媒Rを冷媒回路内で循環させて蒸発又は凝縮させることにより室内の冷暖房を行うようにしたものである。
又、冷暖房システムの室外機5には、室外機5と室内機7とを配管8で接続するために低圧側の開閉弁9及び高圧側の開閉弁10が夫々設けられている。低圧側の開閉弁9は、メンテナンス用に使用するために三方弁で構成され、高圧側の開閉弁10は二方弁で構成されている。
【0015】
而して、前記冷暖房システムに於いては、四方切換弁2を操作して圧縮機1から吐出された冷媒Rを室外側熱交換器3(凝縮器)から室内側熱交換器6(蒸発器)へ流すことによって冷房運転を行い、又、四方切換弁2の切り換え操作により圧縮機1から吐出された冷媒Rを前記と逆に室内側熱交換器6(凝縮器)から室外側熱交換器3(蒸発器)へ流すことによって暖房運転を行うようになっている。
【0016】
本発明の実施の形態に係る洗浄装置は、図1に示す如く、圧縮機1の潤滑油Oの抽出ポート1aに接続され、圧縮機1内の汚れた潤滑油Oを抜き出して潤滑油Oとこれに含まれている冷媒Rを分離して回収する油・冷媒分離回収装置11と、室外機5の低圧側の開閉弁9に接続され、新しい潤滑油Oを室外機5の低圧側へ供給すると共に、油・冷媒分離回収装置11で分離回収された冷媒Rの一部を室外機5の低圧側へ戻す油・冷媒供給装置12と、室外機5の高圧側の開閉弁10と室内機7との間に介設され、冷媒Rに含まれている水分、異物及び酸化物を除去するフィルタ装置13と、室外機5の低圧側の開閉弁9と室内機7との間に介設され、冷媒Rに含まれている水分及び潤滑油Oを除去するドライヤ14とから成り、冷暖房システムの運転しながら潤滑油Oと冷媒Rの分離回収、新しい潤滑油Oの供給、冷媒Rに含まれている水分、異物及び酸化物等の除去を夫々行うように構成されている。
【0017】
前記油・冷媒分離回収装置11は、圧縮機1に設けた潤滑油Oの抽出ポート1aに、第1分離器15、第2分離器16、冷媒回収装置17及び冷媒回収タンク18を複数本のホース19により順次直列状に接続すると共に、第1分離器15を第1計量器20の台の上に載せたものであり、圧縮機1の抽出ポート1aから抜き出された汚れた潤滑油Oとこれに含まれている冷媒Rを夫々分離して回収するように構成されている。
尚、ホース19には、端部にシャットオフ継手(図示省略)を設けた耐圧性等に優れたホース19が使用されており、ホース19の接続を外してもホース19内の潤滑油Oが漏れないようになっている。
【0018】
具体的には、第1分離器15は、圧縮機1の抽出ポート1aから抜き出された汚れた潤滑油Oとこれに含まれている冷媒Rを分離するものであり、下部に潤滑油Oの入口21a及び出口21bを、又、上部に冷媒R(冷媒ガス)の出口21cを夫々形成した金属製のタンク21と、タンク21内に配置され、入口21aに接続されたフック状のキャピラリーチューブ47(長さが約5cmで穴径が1.5mmのキャピラリーチューブ)と、タンク21内に配設され、タンク21内の空間を上下に区画する金属製の仕切板22と、仕切板22の中央部に形成した冷媒Rの通過孔22a(直径6mm)に取り付けられ、冷媒Rに含まれているゴミ等の異物を除去するフィルタ23(1000メッシュの金網製)等から構成されており、タンク21の潤滑油Oの入口21aが絞り弁24、逆止弁25、サイトグラス26及びホース19を介して室外機5の低圧側の開閉弁9に接続されている。
【0019】
又、第1計量器20は、第1分離器15に流入した潤滑油Oの量を計測するものであり、第1計量器20の台の上には第1分離器15が載せられている。この第1計量器20には、例えば計量器としても使用できるアサダ株式会社製のフロン回収過充填防止器(リミットスケールLS−45やリミットスケールLS−150)が使用されている。
【0020】
更に、第2分離器16は、第1分離器15から流入した潤滑油Oとこれに含まれている冷媒Rを分離するものであり、下部に潤滑油Oの入口27a及び出口27bを、又、上部に冷媒R(冷媒ガス)の出口27cを夫々形成した金属製のタンク27と、潤滑油Oと冷媒Rの分離が良好に行われるようにタンク27内に充填されたステンレス製のタワシ28と、タンク27の冷媒Rの出口27c側に設けられ、冷媒Rに含まれているゴミ等の異物を取り除くフィルタ29と、タンク27の潤滑油Oの出口27bに設けた開閉弁30等から構成されており、タンク27の潤滑油Oの入口27aがホース19等を介して第1分離器15の潤滑油Oの出口21bに接続されている。
【0021】
そして、冷媒回収装置17は、第2分離器16で潤滑油Oから分離された冷媒R(冷媒ガス)を液化して回収するものであり、ホース19等を介して第2分離器16の冷媒Rの出口27cに接続されている。この冷媒回収装置17には、例えばアサダ株式会社製のフロン回収装置(エコセイバーR60S等)が使用されている。
又、冷媒回収装置17には、液体の状態で回収された冷媒Rを貯留する冷媒回収タンク18がホース19により接続されている。この冷媒回収タンク18には、タンクの上部に液弁18a及びガス弁18bを設けた冷媒回収タンク18が使用されている。
【0022】
前記油・冷媒供給装置12は、室外機5の低圧側の開閉弁9及び第1分離器15の冷媒Rの出口21cにマニホールド31をホース19により夫々接続すると共に、当該マニホールド31に油タンク32及び冷媒タンク33をホース19により順次直列状に接続し、更に油タンク32を第2計量器34の台の上に載せたものであり、油タンク32内の新しい潤滑油Oを冷媒タンク33の冷媒Rの圧力によりマニホールド31を介して室外機5の低圧側へ供給すると共に、第1分離器15で分離された冷媒R(冷媒ガス)をマニホールド31を介して室外機5の低圧側へ戻すようにしたものである。
尚、ホース19には、端部にシャットオフ継手(図示省略)を設けた耐圧性等に優れたホース19が使用されており、ホース19の接続を外してもホース19内の潤滑油Oや冷媒Rが漏れないようになっている。
【0023】
具体的には、マニホールド31は、室外機5の圧縮機1内に新しい潤滑油Oを供給したり、冷暖房システムの冷媒回路内に冷媒Rを戻したりするのに用いるものであり、冷媒R等の圧力及び飽和温度を検知することによって、冷暖房システムの稼働状態を確認しながら作業を進められるようになっている。このマニホールド31には、従来公知の圧力計付きのマニホールド31が使用されている。
この実施の形態では、マニホールド31は、二つの低圧バルブ35、二つの高圧バルブ36、二つの低圧側ポート37及び二つの高圧側ポート38を設けたボディ39と、冷媒R等の圧力及び飽和温度を計測表示する低圧側圧力計40及び高圧側圧力計41とを備えており、低圧側の二つのポート37がホース19を介して室外機5の低圧側の開閉弁9及び第1分離器15の冷媒Rの出口21cに夫々接続されている。
【0024】
又、油タンク32は、冷暖房システムの圧縮機1に使用されている潤滑油Oと同じ種類の潤滑油Oを貯留したものであり、タンクの上部に液弁32a及びガス弁32bが設けられ、液弁32aがマニホールド31の高圧側ポート38にホース19を介して接続されている。
【0025】
更に、第2計量器34は、油タンク32に貯留されている潤滑油Oの量を計測するものであり、第2計量器34の台の上には油タンク32が載せられている。この第2計量器34には、例えば計量器としても使用できるアサダ株式会社製のフロン回収過充填防止器(リミットスケールLS−45やリミットスケールLS−150)が使用されている。
【0026】
そして、冷媒タンク33は、冷暖房システムの冷媒回路に封入されている冷媒Rと同じ種類の冷媒Rを貯留したものであり、タンクの上部に開閉弁33aが設けられ、その開閉弁が油タンク32のガス弁32bにホース19を介して接続されている。
【0027】
前記フィルタ装置13は、フィルタ42、マイクロフィルタ43及びドライタンク44を複数本のホース19を介して順次直列状に接続したものであり、室外機5の高圧側の開閉弁10と室内機7との間に介設され、室外機5から室内機7へ流れる冷媒R(冷媒液)に含まれている水分、異物(ゴミや金属粉等)及び酸化物を除去するものである。
尚、ホース19には、端部にシャットオフ継手(図示省略)を設けた耐圧性等に優れたホース19が使用されており、ホース19の接続を外してもホース19内の冷媒Rが漏れないようになっている。
【0028】
具体的には、フィルタ42は、冷媒R(冷媒液)に含まれている比較的大きなゴミや金属粉等の異物を除去するものであり、入口及び出口を形成した筒状のケーシング42a内に複数枚の円板状のフェルト製のフィルタ部材42bを収納することにより構成されている。このフィルタ42の入口及び出口には、二股状の金属管45が夫々接続されていると共に、両金属管45の二股部分には、開閉弁46が夫々設けられている。このフィルタ42は、入口側の二股状の金属管45に設けた一方の開閉弁46がホース19を介して室外機5の高圧側の開閉弁10に接続されていると共に、他方の開閉弁46が閉鎖された状態となっている。
【0029】
又、マイクロフィルタ43は、冷媒R(冷媒液)に含まれている微細なゴミや金属粉等の異物を除去するものであり、1μm又は3μm程度の微細な異物を除去できる膜状のフィルタ部材43aを一対のフランジ部材43bで気密状に挾持し、その入口及び出口にサイトグラス26を夫々設けたものである。このマイクロフィルタ43は、入口側に設けたサイトグラス26がホース19を介してフィルタ42の出口側に接続した二股状の金属管45に設けた一方の開閉弁46に接続されている。
【0030】
更に、ドライタンク44は、冷媒R(冷媒液)に含まれている水分、異物及び酸化物を除去するものであり、図2に示す如く、開閉可能な金属製のケース44aと、冷媒Rに含まれている水分及び異物を除去する二つのドライフィルタ44bと、冷媒Rに含まれている異物及び酸化物を除去するドライヤ44cと、両ドライフィルタ44bに夫々接続された二股状の金属管44dと、金属管44dの二股部分に夫々設けた開閉弁44eとから成り、前記ドライフィルタ44b、ドライヤ44c及びドライフィルタ44bを金属管44fにより順次直列状に接続してこれらをタンク44a内に収納したものである。
従って、このドライタンク44に於いては、冷媒Rが一方の二股状の金属管44d、ドライフィルタ44b、ドライヤ44c及びドライフィルタ44bを順次経て他方の二股状の金属管44dへ流れるようになっており、二つの二股状の金属管44dのどちらからでも冷媒Rを流せるようになっている。
このドライタンク44は、一方の二股状の金属管44dに設けた開閉弁44eがホース19を介してフィルタ42の出口側に接続した二股状の金属管45に設けた開閉弁46及びマイクロフィルタ43の出口側のサイトグラス26に夫々接続されていると共に、他方の二股状の金属管44dに設けた開閉弁44eがホース19を介して室内機7に接続されている。
尚、各ドライフィルタ44bは、入口及び出口を有するケーシング内に乾燥剤(モレキュラーシーブ、シリカゲル等)を充填したものであり、又、ドライヤ44cは、入口及び出口を有するケーシング内にアルミナ、シリカゲル等で形成されたコアを充填したものであり、従来公知のものと同様構造に構成されている。このドライフィルタ44b及びドライヤ44cには、例えばSPOLAN VALVE COMPANY製(型番:C−304−HH、C−967−G)のものが使用されている。
【0031】
そして、上記冷暖房システムの洗浄装置に於いては、冷暖房システムの冷媒回路内を流れる冷媒Rの汚れがひどい場合には、室外機5の低圧側の開閉弁9と室内機7との間にドライヤ14を介設し、冷媒R(冷媒ガス)に含まれている水分及び潤滑油Oを除去するようにしている。このドライヤ14は、入口及び出口を有するケーシング内に乾燥剤(シリカゲル等)を充填したものであり、従来公知のものと同様構造に構成されている。
【0032】
次に、上述した洗浄装置を用いて冷暖房システムの冷媒Rの洗浄及び潤滑油Oの交換等を行う場合について説明する。
先ず、冷房サイクルとなっている冷暖房システムの冷媒回路に、図1に示すように油・冷媒分離回収装置11、油・冷媒供給装置12、フィルタ装置13及びドライヤ14を夫々接続し、この状態で室外機5の圧縮機1を駆動する。
【0033】
そうすると、圧縮機1によって高温・高圧のガスとなった冷媒Rは、四方切換弁2を経て室外側熱交換器3(凝縮器)に流入し、ここで高温・高圧の液体となり、その後膨張機構4により低温・低圧の液体となってフィルタ装置13へ流入して行く。
フィルタ装置13に流入した冷媒R(冷媒液)は、先ず、フィルタ42に入ってここで冷媒Rに含まれている比較的大きなゴミや金属粉等の異物が除去された後、一部の冷媒Rがマイクロフィルタ43に入ってここで冷媒Rに含まれている微細な異物が除去されると共に、残りの冷媒Rがドライタンク44に流入する。ドライタンク44に流入した冷媒Rは、ドライフィルタ44b、ドライヤ44c及びドライフィルタ44bを順番に通過し、その間に冷媒Rに含まれている水分、異物及び酸化物が除去される。
ドライタンク44を出た冷媒Rは、引き続き室内側熱交換器6(蒸発器)に入り、ここで低温・低圧のガスとなった後、ドライヤ14に流入して冷媒Rに含まれている水分及び潤滑油Oが除去される。
そして、水分及び異物等が除去された冷媒Rは、四方切換弁2を経て圧縮機1に吸入され、上述した工程が繰り返される。
このようにして、冷暖房システムの運転中に冷媒Rがフィルタ装置13及びドライヤ14を何回も通過し、その間に冷媒Rに含まれている水分、異物及び酸化物がフィルタ装置13及びドライヤ14により除去され、冷媒Rの洗浄が行われることになる。
【0034】
尚、マイクロフィルタ43のフィルタ部材43aは、濾過能力が大きいために冷暖房システムの運転中に目詰まりを起こし易く、時々新しいフィルタ部材43aと取り替える必要がある。この場合、マイクロフィルタ43に接続されている開閉弁46,44eを閉鎖し、マイクロフィルタ43を冷媒回路から取り外してフィルタ部材43aを交換する。このとき、フィルタ42とドライタンク44とが別のホース19で接続されているため、冷暖房システムの運転を止めることなく、マイクロフィルタ43のフィルタ部材43aを交換することができる。又、ホース19の接続を外しても、ホース19の端部にシャットオフ継手を設けているため、ホース19内の冷媒Rが漏れると云うこともなく、環境汚染を防止することができる。
【0035】
一方、圧縮機1内の汚れた潤滑油Oと新しい潤滑油Oの交換、汚れた潤滑油Oから分離された冷媒Rの冷媒回路への返還は、油・冷媒分離回収装置11及び油・冷媒供給装置12を操作することにより行われる。
即ち、圧縮機1の運転中に圧縮機1の抽出ポート1aを開くと、圧縮機1内の潤滑油Oは、圧縮機1の抽出ポート1aからホース19、サイトグラス26、逆止弁25及び絞り弁24を経てフック状のキャピラリーチューブ47により減圧されてから第1分離器15に流入し、ここで潤滑油Oに含まれている冷媒Rが潤滑油Oから分離される。このとき、第1分離器15内に流入する潤滑油Oの量が第1計量器20により計測されている。
第1分離器15で分離された冷媒R(冷媒ガス)は、第1分離器15内のフィルタ23を通過して冷媒Rに含まれている異物等が除去された後、ホース19を介してマニホールド31内に流入し、マニホールド31からホース19を経て室外機5の低圧側へ還流される。このとき、マニホールド31の各バルブ35,36は、第1分離器15からの冷媒Rのみを室外機5の低圧側へ戻せるように開閉制御されている。
又、第1分離器15内に貯留された潤滑油Oは、第1分離器15からホース19を経て第2分離器16に流入し、ここで潤滑油Oに含まれている冷媒Rが潤滑油Oから更に分離される。
第2分離器16で分離された冷媒R(冷媒ガス)は、第2分離器16の冷媒Rの出口27cに設けたフィルタ29を通過して冷媒Rに含まれている異物等が除去された後、冷媒回収装置17に流入し、ここで液化されてから冷媒回収タンク18に回収される。この回収された冷媒Rは、異物等が完全に除去されているので、従来の冷媒Rの充填方法と同様の方法により冷媒回路内に再充填される。又、第2分離器16内に貯留された潤滑油Oは、水分や異物等を含んで汚れているため、第2分離器16内に一旦貯留された後、廃棄処分される。
【0036】
そして、圧縮機1内の潤滑油Oが一定量抜き出されたら、圧縮機1の抽出ポート1aを閉鎖すると共に、油・冷媒分離回収装置11の作動を停止して潤滑油Oの抜き出しを止め、油タンク32内の新しい潤滑油Oが室外機5の低圧側へ供給されるようにマニホールド31の各バルブ35,36、油タンク32の各弁32a,32b及び冷媒タンク33の開閉弁33aを制御する。
そうすると、油タンク32内の新しい潤滑油Oが冷媒タンク33の冷媒Rの圧力によりホース19及びマニホールド31を経て室外機5の低圧側へ供給される。このとき、潤滑油Oタンク32内の潤滑油Oの量を第2計量器34により計測し、第1分離器15に抜き出された潤滑油Oの量と同じ量の新しい潤滑油Oが室外機5の低圧側へ供給されるようにマニホールド31等を制御する。
【0037】
以下、上述した操作を数回繰り返し、冷暖房システムを24時間程度運転することによって、冷暖房システムの冷媒回路内の冷媒Rの洗浄と圧縮機1内の潤滑油Oの交換等を行う。
即ち、上記洗浄装置によれば、冷暖房システムを運転しつつ、フィルタ装置13及びドライヤ14により冷媒回路内を循環する冷媒Rに含まれている水分及び異物等を除去し、又、油・冷媒分離回収装置11により圧縮機1内の汚れた潤滑油Oを徐々に抜き出して潤滑油Oと冷媒Rに分離回収し、更に、油・冷媒供給装置12により新しい潤滑油Oを順次圧縮機1内へ供給すると共に、油・冷媒分離回収装置11により分離回収された冷媒Rの一部を冷媒回路内に戻すことによって、冷媒回路内の冷媒Rの洗浄と圧縮機1内の潤滑油Oの交換を行う。
【0038】
上記実施の形態に於いては、洗浄装置を用いて冷房サイクルとなっている冷暖房システムの洗浄を行う場合について説明したが、洗浄装置を用いて暖房サイクルとなっている冷暖房システムの洗浄を行う場合には、暖房サイクルを冷房サイクルに切り換えて洗浄を行う。
【0039】
【発明の効果】
上述の通り、本発明の冷暖房システムの洗浄装置は、次のような優れた効果を奏することができる。
(1)本発明の洗浄装置は、冷暖房システムの冷媒回路に油・冷媒分離回収装置、油・冷媒供給装置及びフィルタ装置を接続する構成としているため、冷暖房システムを運転しながら冷媒回路内の冷媒に含まれている水分、異物及び酸化物を除去して冷媒を清浄化することができると共に、圧縮機を交換することなく圧縮機内の潤滑油を新しい潤滑油と交換することができる。その結果、長期間に亘って冷暖房システムの安定した運転を行え、メンテナンス時に未だ使用できる圧縮機や冷媒配管等を交換したりする必要もない。延いては、メンテナンス時等に使用者に多大な金銭的負担をかけることもない。
(2)本発明の洗浄装置は、室外機の低圧側の開閉弁と室内機との間にドライヤを介設する構成としているため、冷媒の汚れがひどい場合でも、冷媒を確実に洗浄することができる。
(3)本発明の洗浄装置は、油・冷媒分離回収装置が第1分離器、第2分離器及び冷媒回収装置を直列状に接続する構成としているため、潤滑油と冷媒の分離回収を確実且つ良好に行える。
(4)本発明の洗浄装置は、油・冷媒供給装置が油・冷媒分離回収装置で回収された冷媒の一部を冷媒回路内へ戻すようにしているため、新しい冷媒の補充量も少なくて済む。
(5)本発明の洗浄装置は、フィルタ装置がフィルタ、マイクロフィルタ及びドライタンクを直列状に接続する構成としているため、冷媒に含まれている水分、異物及び酸化物を確実且つ良好に除去をすることができる。
(6)本発明の洗浄装置は、フィルタ装置のフィルタとドライタンクとを二本のホースで並列状に接続し、一方のホースにマイクロフィルタを取り外し可能に介設しているため、マイクロフィルタのフィルタ部材を取り替える場合でも、冷暖房システムの運転を止めることなく、マイクロフィルタのフィルタ部材を交換することができる。
(7)本発明の洗浄装置は、フィルタ装置のドライタンクがドライフィルタ、ドライヤ及びドライフィルタを直列状に接続したものをタンク内に収納する構成としているため、ドライタンクの冷媒の入口及び出口が夫々入口と出口の両方の機能を有することになり、ドライタンクを接続配管する際に至極便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る洗浄装置を冷暖房システムに接続した状態の概略系統図である。
【図2】フィルタ装置のドライタンクの内部構造を示す概略図である。
【符号の説明】
1は圧縮機、1aは圧縮機の抽出ポート、3は室外側熱交換器、4は膨張機構、5は室外機、6は室内側熱交換器、7は室内機、8は配管、9は室外機の低圧側の開閉弁、10は室外機の高圧側の開閉弁、11は油・冷媒分離回収装置、12は油・冷媒供給装置、13はフィルタ装置、14はドライヤ、15は第1分離器、16は第2分離器、17は冷媒回収装置、18は冷媒回収タンク、20は第1計量器、31はマニホールド、32は油タンク、33は冷媒タンク、34は第2計量器、42はフィルタ、43はマイクロフィルタ、44はドライタンク、44aはケース、44bはドライフィルタ、44cはドライヤ、Oは潤滑油、Rは冷媒。

Claims (7)

  1. 圧縮機(1)、室外側熱交換器(3)及び膨張機構(4)等を備えた室外機(5)と、室内側熱交換器(6)等を備えた室内機(7)とから成り、前記圧縮機(1)、室外側熱交換器(3)、膨張機構(4)及び室内側熱交換器(6)を配管(8)により順次接続して閉鎖された冷媒回路を形成し、当該冷媒回路内で冷媒(R)を循環させるようにした冷暖房システムに用いる洗浄装置であって、前記洗浄装置は、圧縮機(1)の潤滑油(O)の抽出ポート(1a)に接続され、圧縮機(1)内の汚れた潤滑油(O)を抜き出して潤滑油(O)とこれに含まれている冷媒(R)を分離する第1分離器(15)と、第1分離器(15)で分離した潤滑油(O)内に含まれている冷媒(R)を分離する第2分離器(16)と、第2分離器(16)で分離した冷媒(R)を回収する冷媒回収装置(17)とより成る油・冷媒分離回収装置(11)と、室外機(5)の低圧側の開閉弁(9)に接続され、新しい潤滑油(O)を室外機(5)の低圧側へ供給すると共に、油・冷媒分離回収装置(11)で分離回収された冷媒(R)の一部を室外機(5)の低圧側へ戻す油・冷媒供給装置(12)と、室外機(5)の高圧側の開閉弁(10)と室内機(7)との間に介設され、冷媒(R)に含まれている水分、異物及び酸化物を除去するフィルタ装置(13)とから成り、冷暖房システムを運転しながら潤滑油(O)と冷媒(R)の分離回収、新しい潤滑油(O)の供給、冷媒(R)に含まれている水分、異物及び酸化物の除去を夫々行うように構成されていることを特徴とする冷暖房システムの洗浄装置。
  2. 室外機(5)の低圧側の開閉弁(9)と室内機(7)との間に、冷媒(R)に含まれている水分及び潤滑油(O)を除去するドライヤ(14)を介設したことを特徴とする請求項1に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
  3. 油・冷媒分離回収装置(11)は、圧縮機(1)の潤滑油(O)の抽出ポート(1a)に接続され、圧縮機(1)から抜き出された潤滑油(O)とこれに含まれている冷媒(R)を分離する第1分離器(15)と、第1分離器(15)に流入した潤滑油(O)の量を計測する第1計量器(20)と、第1分離器(15)に接続され、第1分離器(15)から流入した潤滑油(O)とこれに含まれている冷媒(R)を分離する第2分離器(16)と、第2分離器(16)に接続され、第2分離器(16)で分離された冷媒(R)を回収する冷媒回収装置(17)と、冷媒回収装置(17)に接続され、冷媒回収装置(17)で回収された冷媒(R)を貯留する冷媒回収タンク(18)とから成り、圧縮機(1)内の汚れた潤滑油(O)を順次抜き出して潤滑油(O)とこれに含まれている冷媒(R)を夫々分離して回収するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
  4. 油・冷媒供給装置(12)は、室外機(5)の低圧側の開閉弁(9)及び油・冷媒分離回収装置(11)の第1分離器(15)に夫々接続されたマニホールド(31)と、マニホールド(31)に接続され、新しい潤滑油(O)を貯留する油タンク(32)と、油タンク(32)内の潤滑油(O)の量を計測する第2計量器(34)と、油タンク(32)に接続され、新しい冷媒(R)を貯留する冷媒タンク(33)とから成り、油タンク(32)内の新しい潤滑油(O)を冷媒タンク(33)の冷媒(R)の圧力によりマニホールド(31)を介して室外機(5)の低圧側へ供給すると共に、第1分離器(15)で分離された冷媒(R)をマニホールド(31)を介して室外機(5)の低圧側へ戻すように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
  5. フィルタ装置(13)は、室外機(5)の高圧側の開閉弁(10)に接続され、冷媒(R)に含まれている比較的大きな異物を除去するフィルタ(42)と、フィルタ(42)に接続され、冷媒(R)に含まれている微細な異物を除去するマイクロフィルタ(43)と、マイクロフィルタ(43)に接続され、冷媒(R)に含まれている水分、異物及び酸化物を除去するドライタンク(44)とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
  6. フィルタ(42)とドライタンク(44)とを二本のホース(19)により並列状に接続し、一方のホース(19)にマイクロフィルタ(43)を取り外し可能に介設したことを特徴とする請求項5に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
  7. ドライタンク(44)は、ケース(44a)と、冷媒(R)に含まれている水分及び異物を除去する二つのドライフィルタ(44b)と、冷媒(R)に含まれている水分及び酸化物を除去するドライヤ(44c)とから成り、前記ドライフィルタ(44b)、ドライヤ(44c)及びドライフィルタ(44b)を順次直列状に接続してタンク(44a)内に収納する構成としたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の冷暖房システムの洗浄装置。
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