JP3600547B2 - サンドイッチ形おむすびの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、サンドイッチ形おむすびの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
おむすびの具材は、握り固めた米飯の中心に位置していたことから、食べ始めは飯だけになりがちであり、これを改善するために、あたかもサンドイッチのように、板状にした二つの米飯体間に具材を挟む新たな食品が提案された。
【0003】
そして、これを製造する装置も提案されてきているが、未だ下記に示す課題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来のこの種のサンドイッチ形おむすびの製造装置では、一つの型枠内において成形するものが殆どであり、具材を挟む二つの米飯の圧縮が十分でなく、型崩れを起こすものが多かった。
【0005】
すなわち、一つの型材内で成形するためには、型枠内に米飯を供給してプレスして成形し、その上に具材を載せ、さらにその上に米飯を供給してプレスする方法を採らざるをえない。
【0006】
これでは、型枠内の下側の米飯は二重にプレスされる一方、上側の米飯はプレス力が具材及び下側の米飯へ分散してプレス不足になりがちで、米飯のプレス状態が不均一となり、型崩れの原因となるとともに、食感も悪くなっていた。
【0007】
そこで、例えば特開平6−125727号では、上側と下側の飯体を、別々に成形するように、周方向へ一定の間隔をおいて複数の第一成形型を設けた第一ターンテーブルと、周方向へ一定の間隔をおいて前記第一成形型と同形、同大の複数の第二成形型を設けた第二ターンテーブルとを、少なくとも各一個の第一成形型と第二成形型とが上下方向において互いに一致して連通するよう上下配置にて軸支し、前記第一ターンテーブルと第二ターンテーブルの上方に、それぞれ米飯供給機構を配設した構成の製造装置が開示されている。
【0008】
上記製造装置は、さらに、前記第一成形型内の下側の飯体とその上部の具材と第二成形型内の上側の飯体とを両成形型が互いに一致連通する位置で合体するようにプレス機構を配設している。
【0009】
ところが、かかる製造装置では、1個のサンドイッチ形おむすびを製造するためには、当該1個のおむすびを形作る上側と下側の飯体とを、それぞれ別個の第一、第二ターンテーブルで成形しており、そのためには、各ターンテーブルごとにそれぞれ別個の米飯供給機構を付設しなければならない。
【0010】
したがって、装置が大型化する傾向にあり、近年の省スペース志向に反することになり、しかも、上側と下側との飯体とは、仮成形された後、両者が合わさった状態で本プレスを行うようにしているので、具材を完全に押しつぶしてしまうことになり、製品としての食感を損なうおそれがあった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決し、飯体間に挟む具材を押しつぶすことなく、しかも、上下の各飯体はしっかりとプレスされて、いかにもサンドイッチのように簡便に食することができるおむすびを製造可能で、なおかつコンパクトに設置できるサンドイッチ形おむすびの製造装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、具材を米飯で挟んだサンドイッチ形のおむすびを成形可能としたサンドイッチ形おむすびの製造装置であって、(イ)互いに同一形状とした第一成形型と第二成形型とを一対とする成形型組を、周方向に複数配置するとともに、第一成形型内の第一半割飯体上に具材を載置可能としたターンテーブルと、(ロ)前記第一成形型及び第二成形型内に供給された米飯を板状に押し固める第一プレス装置と、(ハ)前記ターンテーブルと同形で、その下面に同軸で重合配置され、前記ターンテーブルを回転させたときに、前記第一成形型と第二成形型とにそれぞれ重合連通する第一、第二貫通孔からなる貫通孔組を設けた補助円板と、(ニ)同補助円板の下方に、前記ターンテーブルと独立して回転可能に配設するとともに、前記第一、第二貫通孔を介して第一成形型及び第二成形型にそれぞれ対応して重合連通するサンド用孔を周方向に複数設けたサンド用円板と、(ホ)前記ターンテーブルを回転させて、成形型組を前記補助円板の貫通孔組に重合させた際に、前記第一成形型で成形された上面に具材が載置された第一半割飯体をサンド用円板のサンド用孔の下方位置まで押込むとともに、前記第二半割飯体をサンド用孔まで押込むようにした第二プレス装置と、(ヘ)前記サンド用円板を回転させ、サンド用孔中の第二半割飯体をサンド用円板の下方に位置する第一半割飯体上に重合させた後、下方から前記ターンテーブルの第一成形型内まで押し上げるリフト装置とを具備することとした。
【0013】
また、請求項2記載の本発明では、上記ターンテーブル上に押し上げられたおむすびをテーブル外へ払い出す排出装置を設けた。
【0014】
また、請求項3記載の本発明では、おむすび用に計量された所定量の米飯を収容する飯収容凹部を周方向に複数形成した飯供給円板を、ターンテーブルの上方にターンテーブルと独立して回転可能に配設し、さらに、前記飯収容凹部内に収容した米飯を、ターンテーブルの第一、第二成形型に対応するように二分する仕切り手段と、二分した米飯をそれぞれターンテーブルの第一、第二成形型に落とし込む落とし込み装置とを設けた。
【0015】
さらに、請求項4記載の本発明では、上記ターンテーブルの回転上手側から順に、飯供給部と、プレス部と、サンド成形部と、取出部とを設けるとともに、前記プレス部とサンド成形部との間に、具材を米飯上にトッピングする具材供給エリアを設け、飯供給部に、少なくとも各一組同士の飯収容凹部と成形型組とが重合するように飯供給円板を配置し、プレス部に、第一、第二成形型内の米飯を最終製品形状にプレスする第一プレス装置を配置し、サンド成形部に、第二プレス装置とサンド用円板とリフト装置とを上下配置し、取出部に水平移動するアームを備える排出装置を配置した。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、具材を米飯で挟んだサンドイッチ形のおむすびを成形可能としたサンドイッチ形おむすびの製造装置であって、(イ)互いに同一形状とした第一成形型と第二成形型とを一対とする成形型組を、周方向に複数配置するとともに、第一成形型内の第一半割飯体上に具材を載置可能としたターンテーブルと、(ロ)前記第一成形型及び第二成形型内に供給された米飯を板状に押し固める第一プレス装置と、(ハ)前記ターンテーブルと同形で、その下面に同軸で重合配置され、前記ターンテーブルを回転させたときに、前記第一成形型と第二成形型とにそれぞれ重合連通する第一、第二貫通孔からなる貫通孔組を設けた補助円板と、(ニ)同補助円板の下方に、前記ターンテーブルと独立して回転可能に配設するとともに、前記第一、第二貫通孔を介して第一成形型及び第二成形型にそれぞれ対応して重合連通するサンド用孔を周方向に複数設けたサンド用円板と、(ホ)前記ターンテーブルを回転させて、成形型組を前記補助円板の貫通孔組に重合させた際に、前記第一成形型で成形された上面に具材が載置された第一半割飯体をサンド用円板のサンド用孔の下方位置まで押込むとともに、前記第二半割飯体をサンド用孔まで押込むようにした第二プレス装置と、(ヘ)前記サンド用円板を回転させ、サンド用孔中の第二半割飯体をサンド用円板の下方に位置する第一半割飯体上に重合させた後、下方から前記ターンテーブルの第一成形型内まで押し上げるリフト装置とを具備するものである。
【0017】
おむすびをサンドイッチ形状とするには、二分割された飯体が必要であり、かかる飯体をそれぞれ独立した成形型で成形可能として、しっかりと板状にプレスされた飯体同士で、具材をやわらかく挟み込むようにすることができるものである。したがって、具材を押しつぶすことなく良好な状態でサンドでき、実際のサンドイッチのように手軽に食することができ、しかも食感が良好なものとなっている。
【0018】
また、上記独立した第一、第二成形型を一組の成形型組として、これを複数個一つのターンテーブル上に設けている。したがって、第一、第二成形型ごとにターンテーブルを設ける必要がないので装置のコンパクト化を図ることができる。
【0019】
また、上記リフト装置によって上記ターンテーブル上に押し上げられたおむすびをテーブル外へ払い出す排出装置を設けることができ、サンドイッチ形おにぎりの量産が可能となっている。
【0020】
サンド用円板は、ターンテーブルの下方に、同テーブルからはみ出さないように配置するとともに、同サンド用円板の下方にリフト装置を配設したケーシングを配置することが好ましい。
【0021】
かかる構成により、装置全体が幅広く大型化することを防止できるとともに、第二プレス装置により、上記第一成形型で成形された上面に具材が載置された第一半割飯体をサンド用円板のサンド用孔の下方位置まで押込み、前記第二半割飯体をサンド用孔まで押込んだ場合に、各米飯部が装置外部雰囲気中にさらされることがないので衛生的となる。
【0022】
また、おむすび用に計量された所定量の米飯を収容する飯収容凹部を周方向に複数形成した飯供給円板を、ターンテーブルの上方にターンテーブルと独立して回転可能に配設し、さらに、前記飯収容凹部内に収容した米飯を、ターンテーブルの第一、第二成形型に対応するように二分する仕切り手段と、二分した米飯をそれぞれターンテーブルの第一、第二成形型に落とし込む落とし込み装置とを設けることができる。なお、落とし込み装置は、前記したターンテーブルの補助円板同様な構成とすることができる。すなわち、飯供給円板の下面に取付け、飯収容凹部に重合連通する第一、第二飯通過孔からなる飯通過孔組を備える構成とするものである。
【0023】
かかる構成とすることによって、一個のおむすびに適量の米飯を飯供給円板の飯収容凹部に供給すれば、その分量が二分割されてターンテーブルの成形型組ごとに落とし込まれるので、最終製品の二つの半割飯体が均一に出来上がるとともに、全体の重量にもばらつきがなく高品質となる。しかも、米飯供給機構が一つでよいので、装置のコンパクト化が図れる。
【0024】
さらに、上記ターンテーブルの回転上手側から順に、飯供給部と、プレス部と、サンド成形部と、取出部とを設けるとともに、前記プレス部とサンド成形部との間に、具材を米飯上にトッピングする具材供給エリアを設け、飯供給部に、少なくとも各一組同士の飯収容凹部と成形型組とが重合するように飯供給円板を配置し、プレス部に、第一、第二成形型内の米飯を最終製品形状にプレスする第一プレス装置を配置し、サンド成形部に、第二プレス装置とサンド用円板とリフト装置とを上下配置し、取出部に水平移動するアームを備える排出装置を配置するとよい。
【0025】
ターンテーブルを中心として各装置類を合理的に配置でき、ターンテーブルの回転に合わせて効率良く製造工程が進められる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説明する。
【0027】
図1は本実施例に係るサンドイッチ形おむすびの製造装置Aの平面視による説明図、図2〜図9は同製造装置Aによるおむすび製造工程を示す説明図、図10は製造されたサンドイッチ形おむすびBの斜視図である。
【0028】
図10に示すように、サンドイッチ形おむすび(以下「サンド形おむすびB」とする)は、平面視略正三角形の二つの半割飯体B1,B2の間に具材B3を挟んだもので、一般のサンドイッチのパンに相当する部分が米飯により成形されている。
【0029】
米飯からなる前記半割飯体B1,B2は、それぞれ略板状となるようにしっかりと個別に圧縮成形されており、具材B3をやわらかく挟むようにしている。
【0030】
したがって、飯粒などのこぼれなど型崩れがなく、あたかもパンのサンドイッチのように、どこから食べはじめても具材B3と飯とが一緒になって食感が良好であり、かつ全体的に平たいので従来のおむすびよりも食べやすい。
【0031】
なお、本サンド形おむすびBは、後述する本サンドイッチ形おむすびの製造装置(以下、「製造装置A」とする)により成形された後は、透明フィルムなどでラッピングされて出荷され、コンビニエンスストアなどに出荷される。
【0032】
また、平面視の形状としては、本実施例のように三角形とするほか、円形、矩形さまざまな形状とすることができる。
【0033】
製造装置Aは、図1に示すように、基台A1上に、互いに同一形状とした第一成形型1aと第二成形型1bとを一対とする成形型組10を、周方向に複数配置するとともに、第一成形型1a内の第一半割飯体B1上に具材B3を載置可能としたターンテーブル1を配設している。
【0034】
同ターンテーブル1の下面には、補助円板11を同ターンテーブル1と同形、同軸で重合配置しており、同補助円板11には、前記ターンテーブル1を回転させたときに、前記第一成形型1aと第二成形型1bとにそれぞれ重合連通する第一貫通孔12aと第二貫通孔12bからなる貫通孔組12を一組設けるとともに、ターンテーブル1の回転方向に対して貫通孔組12の下手側には、後述する第二リフト装置8を挿通するリフト用孔13を設けている。
【0035】
また、同ターンテーブル1に一部重合するように、図面右手側には、サンド形おむすびB用に計量された所定量の米飯bを収容する略菱形形状の飯収容孔部20を周方向に複数形成した飯供給円板2を、ターンテーブル1の上方に位置させ、かつ同ターンテーブル1と独立して回転できるように配設して、飯供給部A2を構成している。同飯供給円板2は、ターンテーブル1の略半分の直径であり、構造的にターンテーブル1と同様で、貫通孔22を設けた補助円板21を重合させた二層構造としている。23は飯供給円板2に付設した仮プレス装置、24は米飯落とし込み装置である。また、14はターンテーブルの回転軸、25は飯供給円板2の回転軸であり、それぞれ間歇回転駆動可能としている。また、26は前記仮プレス装置23、米飯落とし込み装置の支持体である。
【0036】
また、上記飯供給円板2の手前側(図面下方側)には、ターンテーブル1の前記第一成形型1a及び第二成形型1b内に供給された米飯bを板状に押し固める第一プレス装置3を配設して成形部A3を構成している。3aは第一プレス装置3の支持体である。
【0037】
そして、前記飯供給円板2の略対向する位置であって、前記補助円板11の貫通孔組12に対応する個所には、ターンテーブル1と独立して回転するサンド用円板4を配設し、サンド形成部A4を構成している。なお、サンド用円板4は、前記ターンテーブル1からはみ出さないように配置しており、また、同サンド用円板4の下方には、後述するリフト装置6を配設したケーシング60を配置している。
【0038】
同サンド用円板4には、前記貫通孔組12の第一、第二貫通孔12a,12bを介してターンテーブル1の第一成形型1a及び第二成形型1bにそれぞれ対応して重合連通するサンド用孔41が周方向に複数設けられている。本実施例では、略正三角形のサンド用孔41を中心軸42回りに6個形成している。
【0039】
また、サンド形成部A4において、ターンテーブル1を挟んでサンド用円板4の上方位置には、ターンテーブル1の成形型組10を前記補助円板11の貫通孔組12に重合させた際に、前記第一成形型1aで成形された上面に具材B3が載置された第一半割飯体B1をサンド用円板4のサンド用孔41の下方位置まで押込むとともに、前記第二半割飯体B2をサンド用孔41まで押込むようにした第二プレス装置5を配設している。5aは第二プレス装置5の支持体である。
【0040】
さらに、サンド用円板4の下方には前記したリフト装置6をケーシング60内に収納配設しており、前記サンド用円板4を回転させ、サンド用孔41中の第二半割飯体B2をサンド用円板4の下方に位置する第一半割飯体B1上に重合させた後、下方から前記ターンテーブル1の第一成形型1a内まで押し上げるようにしている。
【0041】
また、ターンテーブル1の回転方向に対して、サンド用円板4の下手側(図面上側)には、おむすび排出装置7を配設するとともに、ターンテーブル1の下方に後述する第二リフト装置8を配設して取出部A5を構成している。
【0042】
前記おむすび排出装置7は、回動軸71に回動アーム72の基端部を連結する一方、同アーム72の先端部に形成した長孔72a内に案内ピン73を挿通したガイド駒74を、ガイドレール75上に摺動自在に配設し、前記ガイド駒74に、サンド形おむすびBに当接する払い出しバー76を連設している。
【0043】
かかる構成により、アーム72の回動がガイド駒74を平行移動させることができ、サンド形おむすびBをターンテーブル1の外方へ払い出すことができる。払い出したおむすびBは、別途設けるターンテーブル式やコンベヤ式の搬送手段Dなどで次の包装工程へ送られる。
【0044】
ここで、図1及び図2〜図9を参照しながら、実際にサンド形おむすびBの製造工程について説明する。なお、図2は図1のI−I線矢視、図3はII−II線矢視、図4はIII−III線矢視、図5〜図8はIV−IV線矢視、図9はV−V線矢視に相当する。
【0045】
(飯供給工程)
先ず、飯供給部A2において、飯供給円板2に設けた略菱形形状の飯収容孔部20に、図示しない米飯供給装置からサンド形おむすびB用に計量された所定量の米飯b(本実施例では100gとする)を投入する。飯収容孔部20は仮型として作用するもので、飯供給円板2を1ピッチ回転させた後、同飯収容孔部20内で米飯bが均一になるように仮プレス装置23で軽くプレスするとともに、飯収容孔部20を二分するように設けた仕切り手段としての仕切板27で、米飯bを半割飯体B1と半割飯体B2とに2分割する(図2)。
【0046】
さらに1ピッチ回動させ、米飯落とし込み装置24により、補助円板21の貫通孔22を介して半割飯体B1と半割飯体B2とをそれぞれターンテーブル1に設けた第一成形型1a、第二成形型1bに落とし込む(図3)。
【0047】
このように、本実施例によれば、最終製品の二つの半割飯体B1,B2が均一に出来上がるとともに、全体の重量にもばらつきがなく高品質となる。しかも、米飯供給機構は一つでよいので、製造装置Aのコンパクト化が図れる。
【0048】
(成形工程)
ターンテーブル1が回転して、一組の成形型組10が成形部A3の第一プレス装置3の下方位置に至ると、第一プレス装置3が駆動して、半割飯体B1及び半割飯体B2を略正三角形の板状にプレスし、最終製品形状に成形する(図4)。
【0049】
(トッピング工程)
前記成形部A3からサンド形成部A4までの間を具材供給エリアCとしている。同具材供給エリアCでは、板状の最終製品形状に成形された第一成形型1a内の半割飯体B1上に、所定の具材B3を載置する(図1参照)。このときの具材B3は半割飯体B1,B2間に挟まれるものであるが、さらに、半割飯体B2上に具材B3を載せることもできる。その場合、例えば、飯供給工程の前処理として、第一成形型1a内にシート状の海苔を敷いておき、このトッピング工程において、半割飯体B1,B2間に挟む具材B3とともに、シート状海苔を半割飯体B2上に載置すれば、最終製品としては、飯体を海苔で挟んだサンド形おむすびBを製造することができる。
【0050】
なお、具材B3のトッピングは、人手によるものでもよいし、あるいは機械化による自動供給を行うこともできる。
【0051】
(サンド成形工程)
ターンテーブル1が回転して、前記トッピング工程を終えた成形型組10が前記サンド形成部A4におけるサンド用円板4の配設個所に至ると、第一成形型1aと第二成形型1b内の各半割飯体B1,B2は、貫通孔組12に位置すると同時に、リフト装置6の先端に設けられた支持台61,62により支持される(図5)。これら支持台61,62は、第一、第二成形型1a,1bに対応して三角柱状に形成されている。
【0052】
そして、第二プレス装置5を下降するとともに、第一成形型1aに対応する支持台61と、第二成形型1bに対応する支持台62とが、リフト装置6の駆動により、それぞれ高さを違えて下降する(図6)。
【0053】
この下降により、第一成形型1a内の半割飯体B1は、サンド用円板4のサンド用孔41を通過して、同サンド用円板4よりもさらに下方位置に支持固定され、他方の半割飯体B 2は、サンド用孔41内に収容される(図6)。
【0054】
また、このときに、各半割飯体B1,B2はリフト装置6のケーシング60内にあるので装置外雰囲気中にさらされることがないので衛生的である。
【0055】
そして、かかる状態で、サンド用円板4が、ターンテーブル1とは逆方向に60度回転し(図1参照)、固定されている下側の半割飯体B1上に、他方の半割飯体B2を周方向へスライド移動させて重ね、最終製品の形状とする(図7)。
【0056】
このとき、下側の半割飯体B1は、サンド用円板4よりも所定量αだけ下方に位置しているので、スライドされる上側の半割飯体B2は、下側の半割飯体B1及び具材B3を引きずることがなく、型崩れのおそれなく重合配置できる。なお、前記した所定量αは、トッピングする具材B3の分量や厚みによって適宜変更することができる。また、半割飯体B2上に他の具材がトッピングされている場合は、同具材も半割飯体B2とともに回転スライド移動するのは当然である。
【0057】
次いで、第二プレス装置5を再度下降させ、軽く荷重を加えた状態で、リフト装置6を上昇駆動する(図8)。
【0058】
このときに、具材B3は上下の半割飯体B2,B1に馴染み、全体が型崩れすることなく、しかも、通常のおにぎりのように具材が中心にのみ在るのではなく、パンによるサンドイッチ同様に、どこから食しても具材B3と米飯とが絡んだ食感のよい食品となる。
【0059】
(取出工程)
リフト装置6の上昇駆動により、成形されたサンド形おむすびBは、ターンテーブル1の第一成形型1a内に収められ、ターンテーブル1が1ピッチ回転して取出部A5に至る。
【0060】
取出部A5において、第二リフト装置8が上昇し、同リフト装置8の先端に設けたリフト台部81がリフト用孔13を介してターンテーブル1の第一成形型1a内まで上昇進出し、同第一成形型1a内に収納されているサンド形おむすびBをターンテーブル1上に押し出す。
【0061】
第二リフト装置8に同調して、おむすび排出装置7が駆動し、サンド形おむすびBに当接する払い出しバー76が平行に移動して、サンド形おむすびBをターンテーブル1外に払い出す(図9)。
【0062】
払い出されたサンド形おむすびBは、前述したように、別途配設した搬送手段Dによって包装工程などの次工程に受け渡される。
【0063】
なお、図9中、82は第二リフト装置8のケーシング、83はターンテーブル1と搬送手段Dとの間に配設した中継台である。
【0064】
以上説明してきたように、本実施例にかかる製造装置Aでは、一つのターンテーブル1を中心として、その周りに各装置類を合理的に配置でき、ターンテーブル1の回転に合わせて効率良く製造工程を進めることができる。
【0065】
また、一つのサンド形おむすびBを製造するために、当該サンド形おむすびBを形作る二つの半割飯体B1,B2を、それぞれ独立した第一、第二成形型1a,1bで成形し、それぞれをしっかりと板状にプレスしたうえで、具材B3をやわらかく挟み込むようにしている。
【0066】
したがって、具材B3は押しつぶされることなく良好な状態でサンドされ、実際のサンドイッチのように手軽に食することができ、しかも食感が良好なものとなる。
【0067】
また、上記第一、第二成形型1a,1bを同一のターンテーブル1に設けているので、製造装置Aのコンパクト化を図ることができ、食品製造工場などの機械設置スペースを有効利用することができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明は上記のような形態で実施されるもので、以下の効果を奏する。
【0069】
(1)請求項1記載の本発明では、具材を米飯で挟んだサンドイッチ形のおむすびを成形可能としたサンドイッチ形おむすびの製造装置であって、(イ)互いに同一形状とした第一成形型と第二成形型とを一対とする成形型組を、周方向に複数配置するとともに、第一成形型内の第一半割飯体上に具材を載置可能としたターンテーブルと、(ロ)前記第一成形型及び第二成形型内に供給された米飯を板状に押し固める第一プレス装置と、(ハ)前記ターンテーブルと同形で、その下面に同軸で重合配置され、前記ターンテーブルを回転させたときに、前記第一成形型と第二成形型とにそれぞれ重合連通する第一、第二貫通孔からなる貫通孔組を設けた補助円板と、(ニ)同補助円板の下方に、前記ターンテーブルと独立して回転可能に配設するとともに、前記第一、第二貫通孔を介して第一成形型及び第二成形型にそれぞれ対応して重合連通するサンド用孔を周方向に複数設けたサンド用円板と、(ホ)前記ターンテーブルを回転させて、成形型組を前記補助円板の貫通孔組に重合させた際に、前記第一成形型で成形された上面に具材が載置された第一半割飯体をサンド用円板のサンド用孔の下方位置まで押込むとともに、前記第二半割飯体をサンド用孔まで押込むようにした第二プレス装置と、(ヘ)前記サンド用円板を回転させ、サンド用孔中の第二半割飯体をサンド用円板の下方に位置する第一半割飯体上に重合させた後、下方から前記ターンテーブルの第一成形型上まで押し上げるリフト装置とを具備することとした。
【0070】
したがって、具材を押しつぶすことなく良好な状態で飯体でサンドでき、実際のサンドイッチのように手軽に食することができるとともに、なおかつ食感も良好なものとなる。
【0071】
(2)請求項2記載の本発明では、上記ターンテーブル上に押し上げられたおむすびをテーブル外へ払い出す排出装置を設けたことにより、連続的に完成品を排出することができ、サンドイッチ形おにぎりの量産が可能となって製造効率が向上する。
【0072】
(3)請求項3記載の本発明では、おむすび用に計量された所定量の米飯を収容する飯収容凹部を周方向に複数形成した飯供給円板を、ターンテーブルの上方にターンテーブルと独立して回転可能に配設し、さらに、前記飯収容凹部内に収容した米飯を、ターンテーブルの第一、第二成形型に対応するように二分する仕切り手段と、二分した米飯をそれぞれターンテーブルの第一、第二成形型に落とし込む落とし込み装置とを設けたことにより、最終製品の二つの半割飯体が均一に出来上がるとともに、全体の重量にもばらつきがなく高品質となる。しかも、米飯供給機構が一つでよいので、装置のコンパクト化が図れる。
【0073】
(4)請求項4記載の本発明では、上記ターンテーブルの回転上手側から順に、飯供給部と、プレス部と、サンド成形部と、取出部とを設けるとともに、前記プレス部とサンド成形部との間に、具材を米飯上にトッピングする具材供給エリアを設け、飯供給部に、少なくとも各一組同士の飯収容凹部と成形型組とが重合するように飯供給円板を配置し、プレス部に、第一、第二成形型内の米飯を最終製品形状にプレスする第一プレス装置を配置し、サンド成形部に、第二プレス装置とサンド用円板とリフト装置とを上下配置し、取出部に水平移動するアームを備える排出装置を配置したことにより、ターンテーブルを中心として各装置類を合理的に配置でき、ターンテーブルの回転に合わせて効率良く製造工程が進められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るサンドイッチ形おむすびの製造装置の平面視による説明図である。
【図2】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図3】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図4】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図5】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図6】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図7】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図8】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図9】同製造装置によるおむすび製造工程を示す説明図である。
【図10】サンド形おむすびの斜視図である。
【符号の説明】
A 製造装置
A2 飯供給部
A3 成形部
A4 サンド形成部
A5 取出部
B サンド形おむすび
C 具材供給エリア
1 ターンテーブル
2 飯供給円板
3 第一プレス装置
4 サンド用円板
5 第二プレス装置
6 リフト装置
7 おむすび排出装置
8 第二リフト装置
Claims (4)
- 具材を米飯で挟んだサンドイッチ形のおむすびを成形可能としたサンドイッチ形おむすびの製造装置であって、
(イ)互いに同一形状とした第一成形型と第二成形型とを一対とする成形型組を、周方向に複数配置するとともに、第一成形型内の第一半割飯体上に具材を載置可能としたターンテーブルと、
(ロ)前記第一成形型及び第二成形型内に供給された米飯を板状に押し固める第一プレス装置と、
(ハ)前記ターンテーブルと同形で、その下面に同軸で重合配置され、前記ターンテーブルを回転させたときに、前記第一成形型と第二成形型とにそれぞれ重合連通する第一、第二貫通孔からなる貫通孔組を設けた補助円板と、
(ニ)同補助円板の下方に、前記ターンテーブルと独立して回転可能に配設するとともに、前記第一、第二貫通孔を介して第一成形型及び第二成形型にそれぞれ対応して重合連通するサンド用孔を周方向に複数設けたサンド用円板と、
(ホ)前記ターンテーブルを回転させて、成形型組を前記補助円板の貫通孔組に重合させた際に、前記第一成形型で成形された上面に具材が載置された第一半割飯体をサンド用円板のサンド用孔の下方位置まで押込むとともに、前記第二半割飯体をサンド用孔まで押込むようにした第二プレス装置と、
(ヘ)前記サンド用円板を回転させ、サンド用孔中の第二半割飯体をサンド用円板の下方に位置する第一半割飯体上に重合させた後、下方から前記ターンテーブルの第一成形型内まで押し上げるリフト装置と、
を具備することを特徴とするサンドイッチ形おむすびの製造装置。 - ターンテーブル上に押し上げられたおむすびをテーブル外へ払い出す排出装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のサンドイッチ形おむすびの製造装置。
- おむすび用に計量された所定量の米飯を収容する飯収容凹部を周方向に複数形成した飯供給円板を、ターンテーブルの上方にターンテーブルと独立して回転可能に配設し、さらに、前記飯収容凹部内に収容した米飯を、ターンテーブルの第一、第二成形型に対応するように二分する仕切り手段と、二分した米飯をそれぞれターンテーブルの第一、第二成形型に落とし込む落とし込み装置とを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のサンドイッチ形おむすびの製造装置。
- ターンテーブルの回転上手側から順に、飯供給部と、プレス部と、サンド成形部と、取出部とを設けるとともに、前記プレス部とサンド成形部との間に、具材を米飯上にトッピングする具材供給エリアを設け、
飯供給部に、少なくとも各一組同士の飯収容凹部と成形型組とが重合するように飯供給円板を配置し、
プレス部に、第一、第二成形型内の米飯を最終製品形状にプレスする第一プレス装置を配置し、
サンド成形部に、第二プレス装置とサンド用円板とリフト装置とを上下配置し、
取出部に水平移動するアームを備える排出装置を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサンドイッチ形おむすびの製造装置。
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