JP3600234B2 - オーディオ装置 - Google Patents

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本発明は、パラレル/シリアル変換および/またはシリアル/パラレル変換を実現する信号処理装置を備えるオーディオ装置に関する。
図8は、前記パラレル/シリアル変換を行う典型的な従来技術の信号処理装置1のブロック図である。この信号処理装置1は4ビット構成を例示しており、パラレルの入力信号dinpをそれぞれ記憶保持し、シフトレジスタとして動作を行うレジスタr1〜r4と、レジスタr2〜r4の入力端子d2〜d4をセレクトするセレクタs2〜s4とを備えて構成されている。
各レジスタr1〜r4のクロック入力端子ckには共通にシフトクロックshift clkが入力され、レジスタr1〜r3の出力端子q1〜q3はそれぞれセレクタs2〜s4の一方の入力に接続され、最終段のレジスタr4の出力端子q4からはシリアルの出力信号doutsが出力される。セレクタs2〜s4の他方の入力には各レジスタr2〜r4に対応したビットの入力信号dinpが入力され、また各セレクタs2〜s4には読込み信号loadが入力される。各セレクタs2〜s4は、対応するレジスタr2〜r4の入力端子d2〜d4に、前記読込み信号loadがハイレベルとなると各レジスタr2〜r4に対応したビットの入力信号dinを出力し、前記読込み信号loadがローレベルとなると前段のレジスタr1〜r3からの出力を入力してシフト動作を可能とする。
図9は、上述のように構成される信号処理装置1の動作を説明するためのタイミングチャートである。前記読込み信号loadがハイレベルとなると、各レジスタr1〜r4の入力端子d1〜d4には対応したビットの入力信号dinpのデータa,b,c,dがパラレルにそれぞれ与えられることになる。そして、シフトクロックshift clkの立ち上がりエッジによって前記データa,b,c,dは対応するレジスタr1〜r4にそれぞれ格納される。
前記読込み信号loadがローレベルとなると、セレクタs2〜s4は前段のレジスタr1〜r3からの出力を選択し、レジスタr2〜r4の入力端子d2〜d4へ出力する。これによって、各レジスタr1〜r4はシフトレジスタとして働き、シフトクロックshift clkの立ち上がりエッジ毎にデータをシフトしてゆく。したがって、最終段のレジスタr4の出力端子q4からの出力信号doutsは、シリアルデータd,c,b,aとなり、こうしてパラレル/シリアル変換が実現される。
シリアル/パラレル変換の場合には、図10で示すように、前記各セレクタs2〜s4はなくなり、代わって4ビットレジスタr0が設けられ、第1段目のレジスタr1にシリアルの入力信号dinsが与えられる。そして、各レジスタr1〜r3の出力がシフトクロックshift clkに応答して後段のレジスタr2〜r4の入力端子d2〜d4に与えられてシフトレジスタ動作が行われるとともに、前記シフトクロックshift clkに応答して各レジスタr1〜r4の出力が前記4ビットレジスタr0へのパラレルの信号線に出力される。前記4ビットレジスタr0は、前記読込み信号loadがハイレベルとなると、パラレルの出力信号線へ各ビットの出力doutpを導出する。
しかしながら、上述の回路のように、シフトレジスタで信号を逐次シフトすることよってパラレル/シリアルおよび/またはシリアル/パラレル変換を行う信号処理装置では、先ず、データのシフトが生じるので、各レジスタr1〜r4をシフトクロックshift clkの立ち上がりエッジでデータを保持するフリップフロップで構成する必要があり、ゲート数が増大するという問題がある。また、そのスイッチングによって消費電力が大きくなるという問題もある。
次に、後段に設けるデジタル/アナログ変換器などの信号処理手段の仕様に応じて、シリアル信号を、LSBファーストとMSBファーストとに切換可能とすると、また信号転送区間の前詰めで出力するか、後ろ詰めで出力するかを可変にしようとすると、回路のゲート規模が増大し、消費電力が増大するという問題がある。
すなわち、たとえば前記図8の構成で前記LSBファーストとMSBファーストとの切換えのためには、各レジスタr1〜r4に、前記入力信号dinpを、データa,b,c,dの順で与えるか、またはデータd,c,b,aの順で与えるかを切換えるために、該入力信号dinpを前記セレクタs2〜s4を介して入力端子d1〜d4に与える必要がある。
また、前記前詰め出力と後ろ詰め出力との切換えのためには、信号転送区間内のシフトクロックshift clkの数分のレジスタを設ける必要がある。すなわち、たとえば8クロックを前記信号転送区間とし、6ビットのパラレルデータとすると、前詰め出力の場合、レジスタr3〜r8にデータをパラレルに入力すればよく、したがってレジスタは6個でよいけれども、後ろ詰め出力の場合、レジスタr1〜r6にデータをパラレルに入力する必要があり、レジスタは8個必要になる。
一方、レジスタをパラレルデータのビット数分に抑えようとすると、シフトクロックshift clkをカウントし、所定のカウント値の間のクロックをマスクするための構成が必要になる。
本発明の目的は、ゲート数および消費電力を削減することができるとともに、MSBファーストとLSBファーストとの切換えおよび前詰め出力と後ろ詰め出力との切換えを容易に行うことができる信号処理装置を備えるオーディオ装置を提供することである。
本発明のオーディオ装置は、(a)予め定めるデータ単位のビット数分の記憶素子を備える第1記憶素子群と、前記各記憶素子を予め定める順に個別に選択してゆき、選択された記憶素子から信号を順次出力させる選択手段とを備えるパラレル/シリアル変換器であって、前記選択手段が、カウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択していゆくセレクタとを備え、所定数の信号転送区間が設定されており、前記カウンタが冗長または空白ビットを用いることにより、前記セレクタが前記信号転送区間の前詰め出力と後詰め出力との切換えを行うパラレル/シリアル変換器と、(b)前記パラレル/シリアル変換器から順次出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換し、該パラレル信号を出力するシリアル/パラレル変換器と、(c)前記シリアル/パラレル変換器が出力する出力信号をデジタル/アナログ変換するデジタル/アナログ変換部と、を備えることを特徴とするオーディオ装置。ことを特徴としている。
パラレル/シリアル変換および/またはシリアル/パラレル変換を実現するにあたって、データのシフトが生じないので、前記記憶素子をシフトレジスタに比べてゲート数の少ないラッチ回路で実現することができ、またスイッチング回数を減少して消費電力を削減することもできる。
また、前記選択手段による選択を、冗長および/または空白ビットを飛ばして、または含めて行うことで、シリアル信号を信号転送区間の前詰めで出力するか、後ろ詰めで出力するかを可変することができる。
本発明の実施の一形態について、図1および図2に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図1は、本発明の実施の一形態の信号処理装置11のブロック図である。この信号処理装置11は、4ビット構成のパラレル/シリアル変換器を例示しており、パラレルの入力信号DINPをそれぞれ記憶保持するレジスタR1〜R4と、レジスタR1〜R4の出力端子Q1〜Q4をセレクトするセレクタS1と、セレクタS1の入力切換えを制御する2ビットカウンタCNT1とを備えて構成されている。
各レジスタR1〜R4のクロック入力端子Gには共通に読込み信号LOADが入力される。セレクタS1の4つの入力端子はそれぞれ前記各レジスタR1〜R4の出力端子Q1〜Q4に接続され、出力端子からはシリアルの出力信号DOUTSが出力される。前記2ビットカウンタCNT1はシフトクロックSHIFT CLKに応答してカウントアップし、その2ビットのカウント値CNTOUTに対応して、前記セレクタS1は、1つの入力端子を選択して出力端子に接続する。
図2は、上述のように構成される信号処理装置11の動作を説明するためのタイミングチャートである。前記読込み信号LOADがハイレベルとなると、各レジスタR1〜R4の入力端子D1〜D4には対応したビットの入力信号DINPのデータa,b,c,dがパラレルにそれぞれ与えられることになる。そして、読込み信号LOADの立ち上がりエッジによって前記データa,b,c,dは対応するレジスタR1〜R4にそれぞれ格納され、出力端子Q1〜Q4からそれぞれ出力される。
一方、2ビットカウンタCNT1には、前記読込み信号LOADの立ち上がりエッジに同期して0リセットされるようにシフトクロックSHIFT CLKが与えられており、該シフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに応答して、0→1→2→3→0とカウントアップおよびリセットを繰返す。
セレクタS1は、出力信号DOUTSとして、前記2ビットカウンタCNT1のカウント値CNTOUTが、0であるときにはレジスタR4の出力端子Q4からのデータdを出力し、1であるときにはレジスタR3の出力端子Q3からのデータcを出力し、2であるときにはレジスタR2の出力端子Q2からのデータbを出力し、3であるときにはレジスタR1の出力端子Q1からのデータaを出力する。こうして、出力信号DOUTSは、シリアルデータd,c,b,aとなり、パラレル/シリアル変換が実現される。
したがって、パラレル/シリアル変換を実現するにあたって、データのシフトが生じないので、レジスタR1〜R4を、シフトレジスタに比べてゲート数の少ないラッチ回路で実現することができ、またスイッチング回数を減少して消費電力を削減することもできる。
また、2ビットカウンタCNT1は、上述の説明では、シフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに応答してカウントアップしてゆくように構成され、シリアルデータはd,c,b,aのLSBファーストで出力されるけれども、カウントダウンしてゆくように構成することによって、シリアルデータをa,b,c,dのMSBファーストで出力するように構成することができる。したがって、2ビットカウンタCNT1をアップダウンカウンタとし、そのカウント方向を制御マイコンで制御することによって、回路規模の増大を招くことなく、後段に設けるデジタル/アナログ変換器などの信号処理手段の仕様に応じて、MSBファーストとLSBファーストとを容易に切換えることができる。
なお、2ビットカウンタCNT1のクロック入力の前に、複数のシフトクロックを切換え可能なセレクタ回路を設け、このセレクタ回路に、制御マイコンからシフトクロックの切換え信号を入力することによって、デジタルオーディオにおけるサンプリング周波数の違いなどに対応することができる。
本発明の実施の他の形態について、図3および図4に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図3は、本発明の実施の他の形態の信号処理装置21のブロック図である。この信号処理装置21は、前述の信号処理装置11に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。この信号処理装置21では、4ビット構成のレジスタR1〜R4は信号処理装置11と同様であるけれども、セレクタS2およびカウンタCNT2は3ビット構成となり、またそれらの間にデコード回路DEC2が介在されるとともに、そのデコード回路DEC2を制御する制御マイコンμCOMが設けられている。
前記セレクタS2は、5つの入力端子を有し、第1〜第4の入力端子には前記各レジスタR1〜R4の出力端子Q1〜Q4からの出力がそれぞれ入力され、第5の入力端子には予め定める固定データの0が入力される。すなわち、シフトクロックSHIFT CLKに対応するシリアルデータがない場合、0を出力するように構成されている。前記3ビットカウンタCNT2は、シフトクロックSHIFT CLKによって前記読込み信号LOADの立ち上がりエッジのタイミングで0リセットされ、シフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに応答してカウントアップを行う。
前記制御マイコンμCOMは、前詰め/後ろ詰め切換え信号SWを出力する。前記デコード回路DEC2は、図3で示すように、前記セレクタS2への選択信号SELとして、前詰め/後ろ詰め切換え信号SWが前詰めを表すときには、前記読込み信号LOADの立ち上がりエッジのタイミングからシフトクロックSHIFT CLKの4サイクル分だけ前記3ビットカウンタCNT2のカウント値CNTOUTのLSB2ビット(bit0,bit1)を出力し、シフトクロックSHIFT CLKの5サイクルから8サイクルの間は前記3ビットカウンタCNT2のカウント値CNTOUTのMSB(bit2)によってマスクされ、4を出力する。後ろ詰めを表すときには、前記読込み信号LOADの立ち上がりエッジのタイミングから4サイクル分だけ経過した時点で、4サイクル分だけ前記3ビットカウンタCNT2のカウント値CNTOUTのLSB2ビット(bit0,bit1)を出力し、前記1サイクルから4サイクルの間は前記3ビットカウンタCNT2のカウント値CNTOUTのMSB(bit2)の反転によってマスクされ、4を出力する。
図4は、上述のように構成される信号処理装置21の動作を説明するためのタイミングチャートである。前記読込み信号LOADがハイレベルとなると、各レジスタR1〜R4の入力端子D1〜D4には対応したビットの入力信号DINPのデータa,b,c,dがパラレルにそれぞれ与えられることになる。そして、読込み信号LOADの立ち上がりエッジによって前記データa,b,c,dは対応するレジスタR1〜R4にそれぞれ格納され、出力端子Q1〜Q4からそれぞれ出力される。
一方、3ビットカウンタCNT2は、前記読込み信号LOADの立ち上がりタイミングで0リセットされ、シフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに応答して、0→1→2→3→4→5→6→7→0というように、8クロックを1周期として、カウントアップおよびリセットを繰返す。デコード回路DEC2は、制御マイコンμCOMからの前詰め/後ろ詰め切換え信号SWが、前詰めを表すハイレベルであるときには、セレクタS2への選択信号SELとして、0→1→2→3→4→4→4→4→0をデコード出力し、後ろ詰めを表すローレベルであるときには、前記選択信号SELとして、4→4→4→4→0→1→2→3→4をデコード出力する。
セレクタS2は、出力信号DOUTSとして、前記3ビットカウンタCNT2のカウント値CNTOUTが、0であるときにはレジスタR4の出力端子Q4からのデータdを出力し、1であるときにはレジスタR3の出力端子Q3からのデータcを出力し、2であるときにはレジスタR2の出力端子Q2からのデータbを出力し、3であるときにはレジスタR1の出力端子Q1からのデータaを出力し、4であるときには0を出力する。こうして、出力信号DOUTSは、信号転送区間の前詰め出力の場合はシリアルデータd,c,b,a,0,0,0,0となり、後ろ詰め出力の場合はシリアルデータ0,0,0,0,d,c,b,aとなり、セレクタS2による選択を、冗長および/または空白ビットを飛ばして、または含めて行うことで、前詰め/後ろ詰め切換え可能にパラレル/シリアル変換を実現することができる。
本発明の実施のさらに他の形態について、図5および図6に基づいて説明すれば以下のとおりである。
図5は、本発明の実施のさらに他の形態の信号処理装置31のブロック図である。この信号処理装置31は、前述の信号処理装置11に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。この信号処理装置31では、4ビット構成のレジスタR1〜R4および2ビットカウンタCNT1は信号処理装置11と同様であるけれども、前記セレクタS1に代えて、各レジスタR1〜R4に対応したANDゲートF1〜F4ならびにデコード回路DEC1およびインバータINVが設けられている。
そして、注目すべきは、入力信号DINSはシリアルであり、前記各レジスタR1〜R4の入力端子D1〜D4に共通に与えられる。各レジスタR1〜R4の出力端子Q1〜Q4からは、パラレルの出力信号DOUTPが出力される。
前記2ビットカウンタCNT1はシフトクロックSHIFT CLKに応答してカウントアップし、その2ビットのカウント値CNTOUTに対応して、デコード回路DEC1は、各ANDゲートF1〜F4の一方の入力に選択的にゲート信号GATE1〜GATE4を順次出力してゆく。各ANDゲートF1〜F4の他方の入力には、インバータINVを介して、前記シフトクロックSHIFT CLKが反転された後、共通に入力されている。ANDゲートF1〜F4の出力は、それぞれ対応するレジスタR1〜R4のクロック入力端子G1〜G4に入力される。
図6は、上述のように構成される信号処理装置31の動作を説明するためのタイミングチャートである。各レジスタR1〜R4の入力端子D1〜D4には、シリアルの入力信号DINSのデータd,c,b,aが順次共通に与えられる。2ビットカウンタCNT1は、所定のシフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに同期して0リセットされた後、該シフトクロックSHIFT CLKの立ち上がりエッジに応答して、0→1→2→3→0とカウントアップおよびリセットを繰返す。
この2ビットカウンタCNT1のカウント値CNTOUTに対応して、デコード回路DEC1は、各ANDゲートF1〜F4の一方の入力に選択的にゲート信号GATE1〜GATE4を順次出力してゆく。そして、そのゲート信号GATE1〜GATE4とシフトクロックSHIFT CLKの反転信号とが共にハイレベルとなると、各ANDゲートF1〜F4は対応するレジスタR1〜R4のクロック入力端子G1〜G4にトリガ信号を入力する。これによって、前記入力信号DINSのデータd,c,b,aが順次レジスタR1〜R4に格納されてゆく。
したがって、レジスタR4のクロック入力端子G4にトリガ信号が入力されると、各レジスタR1〜R4の出力端子Q1〜Q4からは、パラレルの出力信号DOUTPが出力される。このようにして、データのシフトを生じることなく、シリアル/パラレル変換を実現することができる。
図7は、上述のように構成される信号処理装置21,31の一適用例を示すブロック図である。この図7の例はミニディスク再生装置のオーディオ信号処理系の一部分を示すものであり、デジタル信号処理回路41には前記信号処理装置21がパラレル/シリアル変換器として搭載され、デジタル/アナログ変換器42には前記信号処理装置31がシリアル/パラレル変換器として搭載されている。すなわち、デジタル信号処理回路41は前記ミニディスクのATRAC伸長を行う伸長信号処理回路43を備える集積回路であり、デジタル/アナログ変換器42はデジタル/アナログ変換部44を備える集積回路であり、それぞれ個別に形成される。
ここで、デジタル信号処理回路41からデジタル/アナログ変換器42には20ビットのオーディオ信号を2系統出力する必要があり、端子数を削減するために、デジタル信号処理回路41側でパラレル/シリアル変換を行ってシリアル信号を出力し、デジタル/アナログ変換器42側でシリアル/パラレル変換が行われる。
一般的に、デジタル/アナログ変換部44のシリアル信号の入力方式は、該デジタル/アナログ変換部44の種類毎に、シフトクロックの周波数、シリアル信号の前詰め/後ろ詰め、シリアル信号のMSBファースト/LSBファースト等の仕様が異なるので、本発明による信号処理装置21を用いることによって、デジタル/アナログ変換部44の選択性が広いデジタル信号処理回路を提供することができる。
本実施形態の信号処理装置は、以上のように、パラレル/シリアル変換および/またはシリアル/パラレル変換を行う信号処理装置において、予め定めるデータ単位のビット数分の記憶素子を、たとえばアップダウンカウンタおよびそのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択してゆくセレクタとを備えて構成される選択手段で予め定める順に個別に選択してゆくことで、選択された記憶素子に信号を順次入力または選択された記憶素子から信号を順次出力の少なくとも何れか一方を行う。
また、本実施形態の信号処理装置は、予め定めるデータ単位のビット数分の記憶素子を備える記憶素子群と、前記各記憶素子を予め定める順に個別に選択してゆき、選択された記憶素子に信号を順次入力または選択された記憶素子から信号を順次出力の少なくとも何れか一方を行わせる選択手段とを備え、前記選択手段が、カウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択していゆくセレクタとを備える信号処理装置において、前記カウンタが、アップダウンカウンタであり、前記選択手段が順次出力を行うとき、前記カウンタがカウントアップすることで、LSBファーストで信号が出力され、前記カウンタがカウントダウンすることで、MSBファーストで信号が出力されることを特徴としている。
また、本発明の信号処理装置は、予め定めるデータ単位のビット数分の記憶素子を備える記憶素子群と、前記各記憶素子を予め定める順に個別に選択してゆき、選択された記憶素子に信号を順次入力または選択された記憶素子から信号を順次出力の少なくとも何れか一方を行わせる選択手段とを備え、前記選択手段が、カウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択していゆくセレクタとを備える信号処理装置において、所定数の信号転送区間が設定されており、前記選択手段が、前記記憶素子からの信号の順次出力を、前記信号転送区間の前詰め出力と後詰め出力とで切換えを行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、記憶素子群は、たとえばコンパクトディスクから出力可能である16ビット分や、ミニディスクのデータ単位である20ビット分の記憶素子を備えて構成され、選択手段は、たとえばアップダウンカウンタおよびそのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択してゆくセレクタとを備えて構成され、各記憶素子を予め定める順に個別に選択してゆく。
したがって、選択された記憶素子からデータが読出されるときは、並列に各記憶素子に入力されて記憶されているデータを直列に読出すパラレル/シリアル変換が行われることになり、選択された記憶素子へデータが書込まれるときは、直列に各記憶素子へ入力されて記憶されているデータが、並列に読出されてシリアル/パラレル変換が行われることになる。
これによって、パラレル/シリアル変換および/またはシリアル/パラレル変換を実現するにあたって、データのシフトが生じないので、前記記憶素子をシフトレジスタに比べてゲート数の少ないラッチ回路で実現することができ、またスイッチング回数を減少して消費電力を削減することもできる。
また、前記選択手段による選択を記憶素子群の上位側の記憶素子から行うのか、または下位側の記憶素子から行うのかを切換えるだけで、容易に、シリアル信号をMSBファーストとLSBファーストとに切換えることができる。
さらにまた、前記選択手段による選択を、冗長および/または空白ビットを飛ばして、または含めて行うことで、シリアル信号を信号転送区間の前詰めで出力するか、後ろ詰めで出力するかを可変することができる。
本発明の実施の一形態の信号処理装置のブロック図である。 図1で示す信号処理装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施の他の形態の信号処理装置のブロック図である。 図3で示す信号処理装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施のさらに他の形態の信号処理装置のブロック図である。 図5で示す信号処理装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図3および図5で示す信号処理装置の一適用例であるミニディスク再生装置のオーディオ信号処理系の一部分のブロック図である。 パラレル/シリアル変換を行う典型的な従来技術の信号処理装置のブロック図である。 図8で示す信号処理装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 シリアル/パラレル変換を行う他の従来技術の信号処理装置のブロック図である。
符号の説明
11,21 信号処理装置(パラレル/シリアル変換器)
31 信号処理装置(シリアル/パラレル変換器)
41 デジタル信号処理回路
42 デジタル/アナログ変換器
43 伸長信号処理回路
44 デジタル/アナログ変換部
CNT1 2ビットカウンタ
CNT2 3ビットカウンタ
D1〜D4 入力端子
DEC1,DEC2 デコード回路(選択手段)
F1〜F4 ANDゲート(選択手段)
G;G1〜G4 クロック入力端子
INV インバータ(選択手段)
Q1〜Q4 出力端子
R1〜R4 レジスタ(記憶素子)
S1,S2 セレクタ(選択手段)
μCOM 制御マイコン(選択手段)

Claims (1)

  1. (a)予め定めるデータ単位のビット数分の記憶素子を備える第1記憶素子群と、
    前記各記憶素子を予め定める順に個別に選択してゆき、選択された記憶素子から信号を順次出力させる選択手段とを備えるパラレル/シリアル変換器であって、
    前記選択手段が、カウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記各記憶素子を選択していゆくセレクタとを備え、
    所定数の信号転送区間が設定されており、
    前記カウンタが冗長または空白ビットを用いることにより、前記セレクタが前記信号転送区間の前詰め出力と後詰め出力との切換えを行うパラレル/シリアル変換器と、
    (b)前記パラレル/シリアル変換器から順次出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換し、該パラレル信号を出力するシリアル/パラレル変換器と、
    (c)前記シリアル/パラレル変換器が出力する出力信号をデジタル/アナログ変換するデジタル/アナログ変換部と、
    を備えることを特徴とするオーディオ装置。
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