JP3600181B2 - Its用基地局アンテナ装置及びアンテナの形成方法 - Google Patents

Its用基地局アンテナ装置及びアンテナの形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ITS路車間通信システムにおける基地局アンテナ装置及びアンテナの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基地局と移動局との間における通信としては、例えば有料道路において、基地局と車両(移動局)との間のITS(Intelligent Transport Systems )による路車間通信がある。
【0003】
図10は、従来における路車間通信システムを示したものである。図10において、1は道路、2は路側帯であり、この路側帯2の側部に沿って基地局3a、3b、…を所定の間隔で設けている。上記基地局3a、3b、…は、支持柱4a、4b、…の頂部に設けられ、それぞれ基地局アンテナ5a、5b、…を備えている。上記基地局アンテナ5a、5b、…は、道路1上に通信エリアであるセル6a、6b、…所定レベルの電波が放射されるように下方向に所定角度傾けると共に、道路1側に所定角度回転させている。すなわち、基地局アンテナ5a、5b、…を道路1側に向けて斜めに設置することにより、道路1上にセル6a、6b、…を形成し、道路1上を走行する車両7と通信できるようにしている。
【0004】
一方、車両7は、通信装置及び車載アンテナ(図示せず)を備え、この車載アンテナにより各対応する基地局3a、3b、…のアンテナ5a、5b、…と通信を行なう。すなわち、車両7は、道路1上を走行中、例えばセル6aのエリアでは基地局3aと通信し、その後、次のセル6bのエリアに達すると、次の基地局3bと通信する。上記のように車両7は、走行しているセル6a、6b、…に対応した基地局3a、3b、…と順次通信を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の通信システムでは、各基地局3a、3b、…のアンテナ5a、5b、…を道路側に斜めに傾けることによって、セル6a、6b、…をカバーするようにしている。すなわち、基地局アンテナ5a、5b、…下方向に所定角度傾けるだけでなく、更に道路1側に所定角度回転させることによって、セル6a、6b、…上に電波が放射されるようにしている。
【0006】
しかし、上記従来のように基地局アンテナ5a、5b、…を道路1側に機械的に所定角度回転させて設定することは、その角度調整が非常に面倒であり、基地局アンテナ5a、5b、…の設置に時間が掛かるという問題があった。
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、セルをカバーする無線ゾーンを形成する際、セル内における遠くと近くの照射電力を均一にすることができるITS用基地局アンテナ装置及びアンテナの形成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、路側帯に沿って基地局アンテナを設け、この基地局アンテナから道路上に設定された通信エリアに電波を放射するITS用基地局アンテナ装置において、アンテナ基板と、上記アンテナ基板上に複数のアンテナ素子を原点を除いてアレー配置してなる第1及び第2のアンテナパターンと、上記第1及び第2のアンテナパターンを構成するアンテナ素子に対し、マイクロストリップラインにより給電する給電回路とを具備し、上記第1のアンテナパターンを構成するアンテナ素子と第2のアンテナパターンを構成するアンテナ素子とを上記原点に対して180°回転の点対称かつ原点を通る直角座標のx軸、y軸に対して非対称に配置し、上記通信エリア内における電波の照射電力をほぼ均一にしたことを特徴とする。
【0009】
上記のようにアンテナ基板上に複数のアンテナ素子をアンテナ面の原点を除いてアレー配置することにより、マイクロストリップラインの給電においても、セルをカバーする無線ゾーンを形成する際、セル内での受信電力の変動を少なくすることができる。もし、アンテナ面の原点にアンテナ素子を配置した場合、原点のアンテナ素子に対して過度に電力の集中がおこり、マイクロストリップの給電では、所定の領域に対して照射電力を均一にすることができない。
【0010】
第2の発明は、アンテナ基板に複数のアンテナ素子を形成するマイクロストリップアレーアンテナの形成方法において、アンテナ素子が原点を含んで配置されるアンテナパターンに対し、アンテナ素子の数を縦及び横方向共に2倍にしてアンテナ素子間隔を1/2にするステップと、上記素子間隔が1/2のアンテナパターンについて高速フーリエ変換により励振分布を求めるステップと、上記アンテナ素子を中央行を含んで1行置きに間引くと共に、中央列を含んで1列置きに間引いてアンテナ素子間隔を元の状態に戻すステップと、上記アンテナ素子間隔を元の状態に戻したアンテナパターンに対しマイクロストリップラインにより給電回路を構成するステップとを具備したことを特徴とする。
【0011】
上記の方法によれば、アンテナ面の原点にアンテナ素子が配列されない状態とすることができるので、マイクロストリップラインにより給電回路を実現することが可能となり、所定の領域に対して遠くと近くの照射電力を均一にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るITS路車間通信システムの概略構成図である。図1において、1は車線幅が例えば4mの道路、2は幅が例えば1mの路側帯であり、この路側帯2の側部に沿って基地局3a、…を所定の間隔で設けている。上記基地局3a、…は、支持柱4a、…の頂部に設けられ、詳細を後述する基地局アンテナ10a、…を備えている。上記基地局アンテナ10a、…は、その正面方向が道路1と平行するように設置され、且つ下方向に所定角度傾けて設置される。
【0013】
また、上記基地局アンテナ10a、…は、道路1上に通信エリアであるセル6a、6b、…に電波が放射されるように指向性を持たせ、道路1上を走行する車両7が対応するセル6a、6b、…を走行している間、車両7と通信できるように設定されている。上記セル6a、6b、…は、基地局3a、…から所定距離A例えば4m手前に一定長さ形成される。例えば道路1の車線幅が4mであった場合、セル6a、6b、…の大きさは、4×20m程度の大きさに設定される。
【0014】
一方、上記車両7は、通信装置及び車載アンテナ(図示せず)を備え、この車載アンテナにより基地局アンテナ10a、…と通信を行なう。上記基地局3a、…と車両7との間の通信には、例えばミリ波帯における周波数が使用される。
【0015】
次に上記基地局アンテナ10a、…の詳細について説明する。
図2(a)は基地局アンテナ10a、…の正面図、同図(b)は同側面図である。図2(a)、(b)において、11は例えば円状に形成されたアンテナ本体で、吊り金具12に例えばボルト13により取り付けられる。このボルト13を緩めることにより、吊り金具12に対するアンテナ本体11の傾き角度(俯角)θdを任意に調整できるようになっている。上記アンテナ本体11の傾き角度θdは、例えば20°程度に設定される。また、上記アンテナ本体11には、内部にアンテナ基板14が設けられると共に、その前面開口部にアンテナ基板14を保護するための保護板15が設けられる。そして、アンテナ本体11の背面に給電導波管16が設けられる。
【0016】
上記アンテナ基板14には、アンテナパターン17が形成され、上記給電導波管16によって給電される。上記アンテナパターン17は、放射ビームを道路1側に例えば10°〜20°の範囲でチルトするように設定される。また、上記アンテナ基板14は、道路1の位置する方向に対応させて、例えば左側通行道路の場合、図2(a)に示すように基準位置から時計回りに所定角度R回転させて設けられる。この角度Rは、後述するように例えば40°前後に設定される。
【0017】
図3は基地局アンテナ10aにおけるセル6aの見え方を示したもので、基地局アンテナ10aを下方向に20°傾けた場合で、アンテナ基板14は回転させていない状態となっている。また、基地局アンテナ10aの正面方向は、道路1と平行になっている。図3において、21はセル6aの進行方向中心線、22は道路1の幅員方向中心線であり、上記進行方向中心線21と幅員方向中心線22の交点がセル6aの中心点23となっている。また、24は基地局アンテナ10aから正面z方向に放射されるビームの中心点であり、上記道路1の幅員方向中心線22より少し手前にある。
【0018】
上記のように基地局アンテナ10aを下方向に傾けた場合、その放射パターンのx軸は路側帯2と平行するY軸と同方向であり、放射パターンのy軸は道路1の幅員方向Xと同方向となっている。
【0019】
図4は、上記図3の状態におけるアンテナ基板14を基準位置から時計回りに所定角度回転させた場合の基地局アンテナ10aにおけるセル6aの見え方を示したものである。図3の状態からアンテナ基板14を時計回りに回転させると、それに伴って放射パターンのx軸及びy軸が一緒に回転する。このとき放射パターンのy軸がセル6aの中心点23に一致した所でアンテナ基板14の回転を止める。このときのアンテナ基板14の回転角度は、条件によって異なるが、略40°程度である。
上記のようにして基地局アンテナ10aの下方向への傾き角度及び、アンテナ基板14の回転角度を設定する。
【0020】
上記基地局アンテナ10aでは、セル6aをカバーする無線ゾーンを形成するとき、セル6a内での受信電力変動を少なくするために、成形ビームアンテナとする必要がある。
【0021】
成形ビームアンテナにおいて、遠くと近くの照射電力を均一にするためには、図5に示すアンテナ座標系において、下記(1)式に示すアンテナ放射電界強度E(r,θ,φ)を求める一般式における指向性関数D(θ,φ)を距離rに比例させればよい。
【0022】
E(r,θ,φ)=K(exp(−jkr)/r)D(θ,φ)…(1)
図5に示したアンテナ座標系において、25はアンテナ、26はアンテナ素子である。また、Aは観測点(r,θ,φ)を示し、rはアンテナ面25との距離、θはアンテナ面25のz軸に対する角度、φはアンテナ面25のx軸に対する角度である。
【0023】
上記(1)式における指向性関数D(θ,φ)を距離rに比例させる場合、それを計算するために、任意の指向性関数D(θ,φ)を指向性合成できる2次元フーリエ変換を用いる必要がある
2次元フーリエ変換を用いるためには、セル6aをカバーするエリアとアンテナ面の傾きを含めた位置関係を定める必要がある。本実施形態では、上記したようにアンテナ面を下向きに20度傾け、更に40度回転させることにより、指向性合成を容易にしている。
【0024】
また、照射電力を均等にするには、計算の結果、指向性を図6に示すような電力値等高線の分布の形とすることが良いことが分かった。図6は横軸にアンテナの回転角、縦軸にアンテナ傾け時の俯角をとって示した。また、相対電力値を示す等高線は2dB間隔である。
【0025】
そして、2次元フーリエ変換によって指向性合成を行なった場合、素子配置は図7に示すようにアンテナ面25の原点を必ず含むという問題点が出てくる。これにより電力分配の対称性が悪くなり、マイクロストリップラインによる給電回路の構成が困難になる。上記図7に示したアンテナ面25における各アンテナ素子26の間隔は、x軸方向がdx、y軸方向がdyである。
【0026】
このため本実施形態では、図7に示したアンテナに対し、図8に示すようにアンテナ素子26の数をx,y軸方向それぞれに2倍し、x軸方向の素子間隔をdx/2、y軸方向の素子間隔をdy/2として高速フーリエ変換により励振分布を求め、その後、奇数番目の素子を残し、偶数番目の素子を間引く。すなわち、x軸方向(列方向)のアンテナ素子26については中央列を含んで1列置きに間引き、y軸方向(行方向)のアンテナ素子26については中央行を含んで1行置きに間引いて、素子間隔を元の状態に戻す。図8では、ハッチングされたアンテナ素子26が残り、その他の素子が間引かれる。この結果、アンテナ面25の原点にアンテナ素子26が配列されない状態となり、給電回路の構成はマイクロストリップラインにより実現することが可能となる。
【0027】
すなわち、複数のアンテナ素子26をアンテナ面25の原点を除いてアレー配置することにより、マイクロストリップラインの給電においても、セルをカバーする無線ゾーンを形成する際、セル内での受信電力の変動を少なくすることができる。もし、アンテナ面25の原点にアンテナ素子26を配置した場合、原点のアンテナ素子26に対して過度に電力の集中がおこり、マイクロストリップの給電では、所定の領域に対して照射電力を均一にすることができなくなる。
【0028】
図9は、上記図8に示した処理を行なうことによって、アンテナ基板14に34素子マイクロストリップアレーアンテナを構成した場合のアンテナパターン17の一例を示したものである。このアンテナパターン17は、複数のアンテナ素子、すなわち複数のパッチ素子31、及び給電路を構成するマイクロストリップライン32によって構成される。上記マイクロストリップライン32は、銅箔等により形成される。上記パッチ素子31には、それぞれ円偏波用の切込33が設けられている。また、アンテナ基板14の中心部、すなわち原点に給電用の透孔34が設けられ、この透孔34内に設けられる導電部及び上記アンテナ基板14上に設けられるマイクロストリップライン32を介してパッチ素子31に給電される。上記マイクロストリップライン32のそれぞれの長さによって給電位相を調整し、幅によってインピーダンスを調整する。また、各列を構成するパッチ素子31の数によって放射特性の各部分のゲインを調整する。
【0029】
上記アンテナパターン17は、アンテナ基板14の上半分に形成される第1のアンテナパターン17aと、下半分に形成される第2のアンテナパターン17bとからなっている。上記第1及び第2のアンテナパターン17a、17bは、それぞれ複数のパッチ素子31が原点(透孔34)を通る水平軸を除いてアレー配置される。この場合、第1のアンテナパターン17aを構成するパッチ素子31と第2のアンテナパターン17bを構成するパッチ素子31とを原点を中心として180°回転の点対称に配置している。すなわち、図9の状態において、第1のアンテナパターン17aあるいは第2のアンテナパターン17bを原点を中心として180°回転すると、第1及び第2のアンテナパターン17a、17bを構成する各パッチ素子31の位置が一致するように配置されている。
【0030】
上記アンテナパターン17は、例えば右旋円偏波とし、上記各パッチ素子31の数、切込33の位置、マイクロストリップライン32の長さ及び幅等によって道路1側に10°〜20°程度の範囲で放射ビームをチルトさせる。
【0031】
アンテナ基板14のアンテナパターン17を上記のように構成することによって、セル6a内で遠くと近くの照射電力を均一にすることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、アンテナ素子が原点を含んで配置されるアンテナパターンに対してアンテナ素子の数を縦及び横方向共に2倍にし、アンテナ素子間隔を1/2にして高速フーリエ変換により励振分布を求め、その後、上記アンテナ素子を中央行を含んで1行置きに間引くと共に、中央列を含んで1列置きに間引いてアンテナ素子間隔を元の状態に戻すようにしたので、アンテナ基板上に複数のアンテナ素子をアンテナ面の原点を除いてアレー配置することが可能となり、このためマイクロストリップラインにより給電回路を実現でき、セルをカバーする無線ゾーンを形成する際、セル内での受信電力の変動を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るITS路車間通信システムの構成図。
【図2】(a)は同実施形態における基地局アンテナの正面図、(b)は同側面図。
【図3】同実施形態において、基地局アンテナを下方に傾けた時のセルの見え方を示す図。
【図4】同実施形態において、基地局アンテナを下方に傾けると共に、回転した時のセルの見え方を示す図。
【図5】同実施形態において、アンテナ基板にマイクロストリップアレーアンテナを構成した場合の例を示す図。
【図6】同実施形態における目標とする指向性を示す図。
【図7】2次元フーリエ変換によって指向性合成を行なった場合の素子配置を示す図。
【図8】マイクロストリップラインにより給電回路の構成を実現可能とするアンテナ素子配置を示す図。
【図9】本発明の方法によりマイクロストリップアレーアンテナを構成した場合のアンテナパターン例を示す図。
【図10】従来におけるITS路車間通信システムを示す構成図。
【符号の説明】
1 道路
2 路側帯
3a、3b、… 基地局
4a、4b、… 支持柱
5a、5b、… 基地局アンテナ
6a、6b、… セル
7 車両
10a、… 基地局アンテナ
11 アンテナ本体
12 吊り金具
13 ボルト
14 アンテナ基板
15 保護板
16 給電導波管
17 アンテナパターン
21 進行方向中心線
22 幅員方向中心線
23 セルの中心点
24 ビームの中心点
25 アンテナ面
26 アンテナ素子
31 パッチ素子
32 マイクロストリップライン
33 切込
34 透孔

Claims (4)

  1. 路側帯に沿って基地局アンテナを設け、この基地局アンテナから道路上に設定された通信エリアに電波を放射するITS用基地局アンテナ装置において、
    アンテナ基板と、
    上記アンテナ基板上に複数のアンテナ素子を原点を除いてアレー配置してなる第1及び第2のアンテナパターンと、
    上記第1及び第2のアンテナパターンを構成するアンテナ素子に対し、マイクロストリップラインにより給電する給電回路とを具備し、
    上記第1のアンテナパターンを構成するアンテナ素子と第2のアンテナパターンを構成するアンテナ素子とを上記原点に対して180°回転の点対称かつ原点を通る直角座標のx軸、y軸に対して非対称に配置し、上記通信エリア内における電波の照射電力をほぼ均一にしたことを特徴とするITS用基地局アンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のITS用基地局アンテナ装置において、上記第1及び第2のアンテナパターンによる放射ビームを道路方向に所定角度チルトするように設定したことを特徴とするITS用基地局アンテナ装置。
  3. アンテナ基板に複数のアンテナ素子を形成するマイクロストリップアレーアンテナの形成方法において、
    アンテナ素子が原点を含んで配置されるアンテナパターンに対し、アンテナ素子の数を縦及び横方向共に2倍にしてアンテナ素子間隔を1/2にするステップと、
    上記素子間隔が1/2のアンテナパターンについて高速フーリエ変換により励振分布を求めるステップと、
    上記アンテナ素子を中央行を含んで1行置きに間引くと共に、中央列を含んで1列置きに間引いてアンテナ素子間隔を元の状態に戻すステップと、
    上記アンテナ素子間隔を元の状態に戻したアンテナパターンに対しマイクロストリップラインにより給電回路を構成するステップと、
    を具備したことを特徴とするマイクロストリップアレーアンテナの形成方法。
  4. 請求項3に記載のマイクロストリップアレーアンテナの形成方法において、放射ビームを側方に所定角度チルトするように設定したことを特徴とするマイクロストリップアレーアンテナの形成方法。
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