JP2004056643A - アンテナ装置 - Google Patents

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    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0428Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave

Abstract

【課題】高いアンテナ利得を得ることができまた風などの影響も受けにくく、車等に搭載して好適に使用できる高性能かつコンパクトなアンテナ装置を提供する。
【課題を解決するための手段】少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星に電波を送信する送信アンテナ部2と、少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星から電波を受信する受信アンテナ部3とを具備し、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを所定の衛星に向けて位置付けるとともに所定間隔で離間させて階段状に並べて配置するようにした。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衛星と電波の送受信を行うアンテナ素子を備え例えば車載して好適に使用されるアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地上波を受信して車内でテレビを楽しんだり、携帯電話等を利用してインターネットと接続し各種情報を得たりするなど、移動体内における情報化が益々進んでいる。このような移動体内における情報化のさらなるニーズに応えるべく、衛星からの電波を移動体で送受信するために、衛星を追尾できる車載用アンテナ装置の研究開発がなされている。このような衛星を追尾可能なアンテナ装置には、機械的にビーム走査するアレーアンテナや電気的にビーム走査するアレーアンテナが知られている。具体的には、この機械的にビーム走査するアレーアンテナは、アンテナのビーム方向を機械的に駆動しながら衛星を自動追尾することで、連続的な回線の確保を保証するとともに、低仰角において高い利得を得ることができる。このビーム走査するアレーアンテナで代表的なものとしては、マイクロストリップ八木アレーアンテナがある。一方、電気的にビーム走査するアレーアンテナは、例えば、平面基板上に配置された複数の円形のアンテナ素子で構成されており、これら個々のアンテナの位相を電気的に制御することで、ビーム方向を衛星方向に自動的に合わせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、機械的にビーム走査するアレーアンテナは、送受共用のため普通では狭帯域なマイクロストリップアンテナを広帯域化する必要があり製作が困難であったり、また、送受分離したとしても筐体が倍以上の大きさになって風の影響を受けたりするなど、車載用として適用するには不都合な点が多かった。また、電気的にビーム走査するアレーアンテナは、車載して使用するにはコスト的な実用上の問題があった。
【0004】
また、携帯端末による移動体衛星通信や移動体マルチメディア衛星放送の実現に必要な技術の開発を目的とし、平成10年度から開発に着手された技術試験衛星VIII型(ETS−VIII)において、移動局での衛星通信を主とした車載用アンテナの性能目標として、利得12dBi以上が要求されるなど、移動局での衛星通信を主とした車載用アンテナは、その形態としては低姿勢、小型、軽量を必要としながらも、さらに大きな伝送容量を得られるように、そのアンテナ利得の向上が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、上述する問題を解決し、風の影響等を受けにくいコンパクトな形状を有しながらも送受カップリングが小さく、高いアンテナ利得を得られるアンテナ装置の提供を主たる課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星に電波を送信する送信アンテナ部と、少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星から電波を受信する受信アンテナ部と、前記送信アンテナ部及び前記受信アンテナ部を取り付けるアンテナ取付面を備えた支持部とを具備し、前記送信アンテナ部と前記受信アンテナ部とを、所定の間隔で離間するとともに水平面から傾くように前記アンテナ取付面に取り付けているようにしたものである。
【0007】
ここで、アンテナ利得とは、特にその方向を指定しない場合は、該アンテナ装置を衛星方向に向けて位置付けたときの衛星方向での利得を示すものとする。
また、該アンテナ装置における衛星側を前方と定義して説明を行うものとする。
【0008】
このような構成によれば、各アンテナ部が衛星方向に向けて階段状に並べて配置されているため水平に並べたときと比べるとより高いアンテナ利得を得ることができる。また、各アンテナ部を2次元平面上に並べ、アンテナ全体を衛星方向に向けたときと比べると、風などの影響を受けにくくすることができるといった、高性能かつコンパクトなアンテナ装置を供給することができる。
【0009】
また、アンテナ利得を向上するためには、前記アンテナ取付面がほぼ水平面をなすものであって、各アンテナ部の前方側をアンテナ取付面あるいは該アンテナ取付面近傍に位置付けるとともに後方側をアンテナ取付面より離間させ、各アンテナ部を所定の衛星に向くように階段状に傾けて配置していることが望ましく、また、前記所定の間隔が、送信アンテナ部の中心周波数の波長と、受信アンテナ部の中心周波数の波長とを平均して得た送受信平均波長の0.5〜2倍程度であることが好ましい。
【0010】
また、送信アンテナ部と受信アンテナ部とのカップリングを防止して送信波が受信アンテナに廻り込み受信波に対する雑音が増大するのを防止するためには、前記送信アンテナ部を、前記受信アンテナ部より衛星側に位置付けて配置することが望まれる。
【0011】
また、コンパクトにするためには、各アンテナ部が複数個の平面型アンテナ素子を具備し、これらアンテナ素子を各アンテナ部を並べた方向と直交する方向に一直線状に並べて配置することが望ましい。
【0012】
ところで、各アンテナ部が少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を有するアレーアンテナ部を複数列並べて配置したものであって、各アレーアンテナ部間の位相差による不具合を解消して好適な状態で電波を送受信するためには、各アレーアンテナ部間の位相差を調整し得る位相調整手段をアレーアンテナ部に接続すればよい。
【0013】
また、アンテナ取付面からの不要な電波反射による軸比劣化を防止するためには、前記アンテナ取付面が、その表面に電波を吸収する電波吸収材を備えていればよい。
【0014】
さらに、該アンテナ装置を車載等して好適に使用するためには、前記支持部が、前記受信アンテナ部と前記送信アンテナ部とをアジマス方向に回転させて衛星を追尾可能に載置するようにすればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、図1〜図8を用いて本発明の実施形態におけるアンテナ装置1について説明する。
【0016】
図1は、本発明のアンテナ装置1の全体構成を模式的に示した斜視図を示したものであり、図2は、このアンテナ装置1の側面図を示したものである。
【0017】
このアンテナ装置1は、図1、図2に示すように、幅寸法wを12cm、長さ寸法hを7cmとした平面視略矩形状の送信アンテナ部2及び受信アンテナ部3と、これらアンテナ部を載置する平面視略矩形状の支持部4とを具備するものであって、この支持部4に、それら送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とが衛星方向Sに向くように42°の仰角で傾けるとともに、間隔dで離間して階段状となるように並べて配置している。なお、本実施形態において、東京から見たETS−VIII衛星の方向Sはθ=42°であり、このため、アンテナを42°に傾けたものとしたが、例えば、稚内でのETS−VIII衛星の方向はθ=52°となることからアンテナの傾きを52°に設定する等、衛星仰角に応じてアンテナの傾きを変える場合がある。また、対象とする衛星がETS−VIII衛星以外の場合、その衛星に向けてアンテナの角度を設定することは言うまでもない。
【0018】
各部を詳述すると、受信アンテナ部3は、図1、図2に示すように、平面視略矩形状の薄板状のグランド板21と、このグランド板21と同等の大きさを有し該グランド板21に載置される基板22と、この基板22の表面に載置されるパッチ状のマイクロストリップパッチ23とを備えたものである。なお、本実施形態では、基板22の厚さtを1.524mm、誘電率を2.17のものとし、マイクロストリップパッチ23の半径rを前記受信アンテナの中心周波数2.5025GHzに合わせて22.95mmとしている。また、図3に示すように、該マイクロストリップパッチ23には表面における対向する2箇所に幅W方向に5.32mm、高さL方向に2.27mmの切り欠き2xを設けて、給電点Qより給電されて中心周波数2.5025GHzの円偏波を放射し得る構造としている。
【0019】
送信アンテナ部2は、前記受信アンテナ部3と同様の構成を有するものであって、本実施形態では中心周波数2.6575GHzの電波を受信するようにしている。
【0020】
支持部4は、該アンテナ装置1を例えば車の屋根に取り付けて固定し得るアルミ板41と、このアルミ板41の上に設けられる磁性材料と樹脂とを混合分散させて薄板状に形成した電波吸収材42とを備えてなるものである。なお、本実施形態では、厚みを約3mmに設定した電波吸収材42の表面にアンテナ取付面40を形成し、このアンテナ取付面40に送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを取り付けている。
【0021】
次に、このように構成したアンテナ装置1で得られるアンテナ利得について説明する。
【0022】
図4は、各アンテナ部の長さ寸法hと送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dとを変化させたときの受信アンテナ部3のアンテナ利得を示したものであって、横軸を送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔d(cm)とし、縦軸を衛星方向Sから±10°内の最低利得(dBi)として表している。衛星方向Sから±10°内の最低利得に注目したのは、このアンテナ装置を自動車の屋根に水平になるように搭載した場合に走行中の自動車の揺れを考慮したためである。この図より基板22の長さ寸法hを7cmで、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dを14cmとしたときに最も高いアンテナ利得を得られることがわかる。ところで、この間隔dは、送信アンテナ部の中心周波数2.6575GHzの1波長11.99cmと、受信アンテナ部の中心周波数2.5025GHzの1波長11.29cmとを平均して得た送受信平均波長11.64cmの1.2倍であり、ほぼ同一となっていることがわかる。
【0023】
また、図5は、各アンテナ部の長さ寸法hを7cmとして、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dを5cmから35cmの範囲で変化させたときの受信アンテナ部3のアンテナ利得を表している。この図より、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dが14cm以下では、急激にアンテナ利得が減少し、一方14cm以上ではなだらかでほぼ一定のアンテナ利得を示すアンテナ利得曲線を描いていることがわかる。すなわち、各アンテナ部の長さ寸法hを7cmとし、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dを14cmとすることが、本アンテナ装置1をコンパクトでありながらも高いアンテナ利得を実現できる最も好ましい実施態様として挙げることができ、このときの受信アンテナ部3の放射パターンは図6に示すように、衛星方向S(θ=42°)から±10°の範囲でも高いアンテナ利得を得ることができる。
【0024】
ところで、このように送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを近接して配置した場合には、送受カップリングにより送信波が受信アンテナ3に廻り込み受信波に対する雑音が増大する恐れがある。
【0025】
図7は、各アンテナ部を水平に並べたときと本実施形態のように階段状に並べたときの送受カップリングを表したものである。図7の縦軸のS21は、送信アンテナ部2の入力端をポート1、受信アンテナ部3の入力端をポート2としたときの送受カップリング量を表す。これは、図8も同様である。この図より各アンテナ部の長さ寸法hを7cmとし、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔dを14cmとしたときの送受カップリングは送信アンテナ部2の中心周波数2.6575Hzで−41dBであり、これは水平に並べたものと比べて5dB程度低い値が得られていることがわかる。また、図8に示すように、各周波数帯域に亘って送受カップリングも小さい優れたアンテナ装置1を提供できることがわかる。すなわち、これら送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを階段状に配置することにより、送受カップリングの小さいアンテナ装置1を提供することができる。
【0026】
以上のように、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを階段状に並べることにより、低姿勢化且つ該装置をコンパクトとしながらも、送受カップリングが少なく、高いアンテナ利得を実現するアンテナ装置1を提供することができる。
<第2実施形態>
以下、図9〜図13等を用いて本発明の他の実施形態におけるアンテナ装置1aについて説明する。
【0027】
図9は、本発明のアンテナ装置1aの全体斜視図を示したものである。
【0028】
本発明のアンテナ装置1aは、図9に示すように、4個のマイクロストリップパッチ23を1列に設けたアレーアンテナ部ARと、このアレーアンテナ部ARを載置する平面視略矩形状の支持部4とを具備するものであって、この支持部4の前方部に位置付けた2列のアレーアンテナ部ARを送信アンテナ部とし、後方部に位置付けた2列のアレーアンテナ部ARを受信アンテナ部としている。そして、これらアレーアンテナ部ARが衛星に向くように42°の仰角で傾けるとともに、これらアレーアンテナ部ARを間隔dで離間して階段状となるように前記支持部4の上に載置している。
【0029】
さらに詳述すると、このアレーアンテナ部ARは、平面視略矩形状の薄板状のグランド板21と、このグランド板21と同等の大きさを有し該グランド板21に載置される基板22と、この基板22の表面に前記アレーアンテナ部ARを並べた方向と直交する方向に等間隔dyで一直線状に並べて配置される4個のパッチ状の平面型アンテナ素子たるマイクロストリップパッチ23とを備えるものであって、該アレーアンテナ部ARを2列備えた送信アンテナ部2が中心周波数2.6575GHzの円偏波を放射し、同様に受信アンテナ部3が中心周波数2.5025GHzの円偏波を受信するように、基板22の厚さtや誘電率及びマイクロストリップパッチ23の半径等を第1実施形態と同様の値に設定している。また、前記間隔dyは、該アレーアンテナ部ARの中心周波数の波長の0.7倍すなわち0.7λとなるように設定し、さらに、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とは、各アンテナ部を構成する2列のアレーアンテナ部ARの位相差を調整する位相調整手段たる移相器をそれぞれ接続して衛星方向S(θ=42°)で同相となるように調整してアンテナ利得の向上を行っている。より具体的にこの移相器は、図10にその接続方法を模式的に示すように、電波の行路差x1等によって生じる位相差を零に調整し得るものであって、電波の行路差x1、x1+x2に対応した線路長を有する移相器PC1と移相器PC2とを、それぞれ、2列目のアレーアンテナ部AR2と3列目のアレーアンテナ部AR3とに接続している。そして、アレーアンテナ部ARが送信アンテナ部2の場合、これら移相器PC1、PC2に分配器Eを接続すれば、この分配器で分配されたのち各移相器で位相差が零になるように位相調整された信号電力が送信アンテナ部2各列に供給されることによって、送信アンテナ部2は衛星方向Sにビーム指向させた電波を放射することができる。一方、アレーアンテナ部ARが受信アンテナ部3の場合、これら移相器PC1、PC2に合成器Eを接続すれば、受信アンテナ部3の各アレーアンテナ部ARで衛星から受信した電波を各移相器PC1、PC2で位相差が零になるように位相調整され、さらに位相調整された信号電力が合成器で合成されるため、ビーム指向した状態で衛星からの電波を受信できる。なお、各列のアレーアンテナ部ARは円偏波特性を改善するためにシーケンシャルアレー構成としている。
【0030】
支持部4は、第1実施形態と同様の構成を有するものである。
【0031】
次に、このように構成したアンテナ装置1aで得られる利得について説明する。
【0032】
図11は、受信アンテナの中心周波数2.5025GHzの受信アンテナ部3を測定して得た放射パターンであって、衛星方向S(θ=42°)から±10°内の最低利得は、アレーの利得14.53dBi、給電ロスは1.9dBで合わせて12.63dBiであり、利得12dBi以上を得られることがわかる。軸比については、衛星方向S(θ=42°)から±10°内の最悪軸比は1.16dBであった。また、図12、図13に受信アンテナ部3の衛星方向Sから±10°内の最低利得および最悪軸比の周波数特性を示す。送受カップリングは、送信アンテナ部2の中心周波数2.6575GHzで−40dB、受信アンテナ部3の中心周波数2.5025GHzで−43dBであった。
【0033】
以上のように、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを階段状に並べることにより、低姿勢化且つ該装置をコンパクトとしながらも、送受カップリングが少なく、非常に高いアンテナ利得を実現するアンテナ装置1aを提供することができる。
【0034】
なお、本実施形態において位相調整手段に移相器PC1、PC2を用いたが、位相調整可能なラインストレッチャ等を用いても構わない。
<第3実施形態>
以下、図14〜図20等を用いて本発明の他の実施形態におけるアンテナ装置1bについて説明する。
【0035】
図14は、本発明のアンテナ装置1bの全体斜視図を示したものである。
【0036】
このアンテナ装置1bは、図14に示すように、幅寸法wを12cm、長さ寸法hを7cmとした平面視略矩形状の送信アンテナ部2及び受信アンテナ部3と、これらアンテナ部を載置する平面視略矩形状の支持部4とを具備するものであって、この支持部4の上に、それら送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを衛星方向Sに向くように42°の仰角で傾けるとともに、間隔dで離間して階段状となるように並べて配置している。
【0037】
各部を詳述すると、送信アンテナ部2は、図15に示すように、下方側に配置される半径aのパッチ状の平面型アンテナ素子たる平面視略円形状のマイクロストリップパッチ23を備えた下基板201と、上方側に配置される半径bのパッチ状の平面型無給電素子たる平面視円形状の無給電マイクロストリップパッチ24を備えた上基板202とを具備し、これらを2cm離間して配置したいわゆる無給電素子装荷アンテナであって、中心周波数2.6575GHzの円偏波を放射するように設定されている。なお、本実施形態では、上基板202及び下基板201の厚さd1を1.524mm、誘電率を2.17のものとし、マイクロストリップパッチ23と無給電マイクロストリップパッチ24との半径比をb/a=1.01とすべくマイクロストリップパッチ23の半径aを22.95mm、無給電マイクロストリップパッチ24の半径bを23.18mmと設定している。さらに、マイクロストリップパッチ23の表面には、第1実施形態と同様の切り欠き2xを設けている。また、下基板201は、平面視略矩形状の薄板状のグランド板21と、このグランド板と同等の大きさを有し該グランド板に載置される基板22とを備えるようにしている。上基板202は、グランド板は備えず基板22を備えるようにしている。
【0038】
受信アンテナ部3は、前記送信アンテナ部2と同様の構成を有するものであって、本実施形態では中心周波数2.5025GHzの電波を受信するようにしている。
【0039】
支持部4は、第1実施形態と同様の構成を有するものである。
【0040】
次に、このように構成したアンテナ装置1bで得られる利得について説明する。
【0041】
図16は、無給電素子装荷アンテナ20単体を測定して得た放射パターンであって、マイクロストリップパッチ23の前方に無給電マイクロストリップパッチ24を設けることにより、ビーム幅を狭くすることで指向性が向上してピーク値利得が8.89dBi、軸比は0.71dBiとなった。これは、第1の実施形態で説明したアンテナ装置1bにおけるマイクロストリップパッチ23単体によるピーク値利得より1.71dB高い値である。
【0042】
図17は、該アンテナ装置1bにおける送受間隔dを14cmとしたときのアンテナ受信部2の放射パターンであって、第1実施形態と比較して、ビームは同じようにずれているが全体的にアンテナ利得がアップしていることがわかる。
【0043】
また、図18は、基板22の長さ7cmの場合で送受間隔を変化させたときの受信アンテナ部3の利得特性を示したものであって、衛星方向S(θ=42°)から±10°内の最低利得が、送受信間隔14cmのときに高い利得を得られることがわかる。また、図19は、基板22の長さ7cmの各アンテナ部を水平に並べたときと本実施形態のように階段状に並べたときの送信アンテナ部2の共振周波数2.705Hzでの送受カップリングを表したものである。図の縦軸S21は、ポート1を送信アンテナ部2の入力端、ポート2を受信アンテナ部3の入力端とした送受カップリングを表わす。この図より、送受間隔14cmのときの送受カップリングは、階段状に並べたときが−60dBであり、水平に並べたときに比べて17dB低くすることができる。また、第1実施形態よりも低くできることがわかる。図20に基板22の長さ7cmの場合で送受間隔14cmとして階段状に並べたときの送受カップリングの周波数特性を示す。各周波数に亘って送受カップリングが小さい優れたアンテナ装置を提供できることがわかる。
【0044】
このようにマイクロストリップパッチ23の前方に無給電マイクロストリップパッチ24を設けることにより、ビーム幅を狭くすることで指向性を上げ、高いアンテナ利得を得ることができる。また、送受カップリングも少なくできる。
【0045】
以上のように、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3とを階段状に並べることにより、低姿勢化且つ該装置をコンパクトとしながらも、送受カップリングが少なく、省スペース化が可能で且つ非常に高いアンテナ利得を得られるアンテナ装置1bを提供することができる。
【0046】
なお、以上のような構成の第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態において、支持部4を下部から支持する図示しない回転台を備える実施態様も考えられる。
【0047】
この回転台を、例えば、衛星からのビーコン波を受信して得られた制御信号により該アンテナ装置1、1a、1bを衛星の方位角に合致するよう全方位に回転して機械追尾するターンテーブルを備えたものとすれば、この回転台を移動体の屋根に取り付け、さらにこの回転台の上にアンテナ装置1、1a、1bを載置することにより、アジマス方向たる全方位角に亘って衛星からの電波を追尾するアンテナ装置1、1a、1bを提供することができる。
【0048】
すなわち、本実施形態のアンテナ装置1、1a、1bは、各アンテナ部が衛星方向Sに向けて階段状に並べて配置されているため、高いアンテナ利得を得ることができまた風などの影響も受けにくく、車等に搭載して好適に使用できる高性能かつコンパクトなアンテナ装置1、1a、1bを供給することができる。
【0049】
なお、送信アンテナ部2及び受信アンテナ部3における基板22の寸法や、マイクロストリップパッチ23や無給電ストリップパッチ24の半径a、b等の寸法や形状は、本実施形態に限らず、実施態様に応じて適宜変更しても構わない。また、送信アンテナ部2と受信アンテナ部3との間隔d及び第2実施形態におけるアレーアンテナ部AR間の間隔dは、送信アンテナ部2の中心周波数の波長と、受信アンテナ部3の中心周波数の波長とを平均して得た送受信平均波長の0.5〜2倍程度となる範囲であれば適宜変更することができる。
【0050】
また、本実施形態では、送信アンテナ部2が送信する電波の中心周波数を2.6575GHzとし、また受信アンテナ部3が受信する電波の中心周波数を2.5025GHzとしたが、これら周波数も衛星等に対応するため適宜変更しても構わない。さらに、各アンテナ部を衛星方向Sに向くように42°の仰角で傾けたが、この角度も任意に設定して良いことは言うまでもない。
【0051】
さらに、本実施形態では、電波吸収材42を、磁性材料と樹脂とを混合分散させて薄板状に形成したものとしたが、電波を吸収するものであればこれに限られるものではない。
【0052】
また、回転台により衛星を機械追尾するようにしていたがこれに限らず、例えば、電子追尾と機械追尾とを併用したものなど、任意の追尾方法であっても良い。
【0053】
ところで、第2の実施形態では、送信アンテナ部2を基板4の前方部に、受信アンテナ部3を基板4の後方部にそれぞれ2列ずつ並べてアンテナ装置1aを構成するようにしたが、これに限らず、それぞれ3列ずつ並べてアンテナ装置1aを構成するなど、他の実施態様も考えられる。また、送信アンテナ部2及び受信アンテナ部3において、それぞれマイクロストリップパッチを1列に4個並べて配置したが、並べる個数や並べ方も本実施形態に限られるものではない。具体的には、マイクロストリップパッチ23間の間隔dyを、送信アンテナ部2の中心周波数に基づき0.7λとなるように設定していたが、例えば、この間隔dyを0.5λ〜1.0λの間の任意の値に設定するなど、該アンテナ装置1aを適用する条件などに鑑みて任意に設定しても良い。さらにアレーアンテナ部AR間の間隔dも14cmに限られるものではない。また、位相調整のために移相器を用いたが、移相器を使用せず、給電ラインの長さを変えて位相調整し給電ロスを抑えるといった態様の実施形態も考えられる。
【0054】
さらに第2の実施形態におけるマイクロストリップパッチ23の前方に、第3の実施形態のように無給電マイクロストリップパッチ24を装荷した実施態様も考えられる。
【0055】
その他各部の具体的機能や構成についても、本発明の趣旨範囲内で種々変更することができる。
【0056】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明のアンテナ装置によれば、各アンテナ部が衛星方向に向けて階段状に並べて配置されているため、水平に並べたときと比べるとより高いアンテナ利得を得ることができる。また、各アンテナ部を2次元平面上に並べ、アンテナ全体を衛星方向に向けたときと比べると、風などの影響を受けにくくすることができ、高性能かつコンパクトなアンテナ装置を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるアンテナ装置の全体構成を模式的に示す斜視図。
【図2】同実施形態に用いるアンテナ装置の側面図。
【図3】同実施形態に用いる送信アンテナ部の平面図。
【図4】同実施形態における基板の長さ寸法と送受間隔とをパラメータとして測定した受信アンテナ部のアンテナ利得を示す図。
【図5】同実施形態における送受間隔をパラメータとして測定した受信アンテナ部のアンテナ利得を示す図。
【図6】同実施形態における受信アンテナ部の放射パターンを示す図。
【図7】同実施形態における各アンテナ部を水平又は階段状に並べたときの送受カップリングを示した図。
【図8】同実施形態における送受カップリングの周波数特性を示す図。
【図9】本発明の実施形態におけるアンテナ装置の全体構成を模式的に示す斜視図。
【図10】同実施形態における移相器の接続を模式的に示す図。
【図11】同実施形態における受信アンテナ部の放射パターンを示す図。
【図12】同実施形態における受信アンテナ部の衛星方向から±10°内の最低利得の周波数特性を示す図。
【図13】同実施形態における受信アンテナ部の衛星方向から±10°内の最悪軸比の周波数特性を示す図。
【図14】本発明の他の実施形態におけるアンテナ装置の全体構成を模式的に示す斜視図。
【図15】同実施形態における無給電素子装荷アンテナを模式的に示す斜視図。
【図16】同実施形態における無給電素子装荷アンテナ単体の放射パターンを示す図。
【図17】同実施形態における無給電素子装荷アンテナによる送信アンテナ部と受信アンテナ部とを送受信間隔14cmで階段状に並べたときの後方アンテナの放射パターンを示す図。
【図18】同実施形態における無給電素子装荷アンテナによる送信アンテナ部と受信アンテナ部とを階段状に並べたときの衛星方向(θ=42°)から±10°内の最低利得を示す図。
【図19】同実施形態における基板の長さ寸法7cmの無給電素子装荷アンテナを水平及び階段状に並べたときの送受カップリングの周波数特性を示す図。
【図20】同実施形態における基板の長さ寸法7cmの無給電素子装荷アンテナを送受間隔14cmで階段状に並べたときの送受カップリングの周波数特性を示す図。
【符号の説明】
1、1a、1b・・・アンテナ装置
2・・・送信アンテナ部
3・・・受信アンテナ部
4・・・支持部
20・・・無給電素子装荷アンテナ
23・・・パッチ状の平面型アンテナ素子(マイクロストリップパッチ)
24・・・パッチ状の平面型無給電素子(無給電マイクロストリップパッチ)
40・・・アンテナ取付面
42・・・電波吸収材
AR、AR1、AR2、AR3・・・アレーアンテナ部
PC1、PC2・・・位相調整手段(移相器)

Claims (9)

  1. 少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星に電波を送信する送信アンテナ部と、少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を備え衛星から電波を受信する受信アンテナ部と、前記送信アンテナ部及び前記受信アンテナ部を取り付けるアンテナ取付面を備えた支持部とを具備し、
    前記送信アンテナ部と前記受信アンテナ部とを、所定の間隔で離間するとともに水平面から傾くように前記アンテナ取付面に取り付けていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記アンテナ取付面がほぼ水平面をなすものであって、各アンテナ部の前方側をアンテナ取付面あるいは該アンテナ取付面近傍に位置付けるとともに後方側をアンテナ取付面より離間させ、各アンテナ部を所定の衛星に向くように階段状に傾けて配置していることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記所定の間隔が、送信アンテナ部の中心周波数の波長と、受信アンテナ部の中心周波数の波長とを平均して得た送受信平均波長の0.5〜2倍程度であることを特徴とする請求項1又は2記載のアンテナ装置。
  4. 前記送信アンテナ部を、前記受信アンテナ部より衛星側に位置付けて配置することを特徴とする請求項1、2又は3記載のアンテナ装置。
  5. 各アンテナ部が複数個の平面型アンテナ素子を具備し、これらアンテナ素子を各アンテナ部を並べた方向と直交する方向に一直線状に並べて配置することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のアンテナ装置。
  6. 各アンテナ部が少なくとも1以上の平面型アンテナ素子を有するアレーアンテナ部を複数列並べて配置したものであって、各アレーアンテナ部間の位相差を調整し得る位相調整手段をアレーアンテナ部に接続していることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナ取付面が、その表面に電波を吸収する電波吸収材を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のアンテナ装置。
  8. 前記アンテナ素子が、後方側にパッチ状の平面型アンテナ素子と、前方側にパッチ状の平面型無給電素子とを所定の間隔離間して配置した無給電素子装荷アンテナであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のアンテナ装置。
  9. 前記支持部が、前記受信アンテナ部と前記送信アンテナ部とをアジマス方向に回転させて衛星を追尾可能に載置することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のアンテナ装置。
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