JP3599652B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の炊飯器では、炊飯器を制御するための基板などの電気部品は、蓋体内部に設けられた収容部に収容されている。この収容部は、炊飯時の蒸気などが収容部内に侵入しないようにシール部材などにより密閉されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の炊飯器は、収容部内の密閉空間内の空気が炊飯時の熱により膨張して、蓋体上面に接着された収容部を密閉するシートが膨らみ外観を損ねたり、さらにはシートが剥がれるなどの問題があった。これを解決するために、シートの接着面積を広く取ることにより剥がれにくくする方法があるが、見映えが悪く、外観が損なわれるという問題がある。また、収容部の外部に連通する小さい穴や細いチューブを設けることにより空間内の空気が膨張したときに外部に連通して内圧が上昇することを防止するという方法もあるが、蒸気が穴やチューブから収容部内に侵入することを完全には防止できないので電気部品に電気的損傷を引き起こすという問題があった。
【0004】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、制御部を収容する収容部の密閉空間の内圧上昇を防止することができる炊飯器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明は、
本体に開閉自在に取り付けられた蓋体を有し、該蓋体は、炊飯器を制御する制御部を収容する収容部を有し、該収容部は、前記蓋体表面を覆うシートにより密閉されている炊飯器において、
前記収容部に、前記収容部の内圧が炊飯時の熱により上昇することを防止する内圧上昇防止手段を設けたものである。
【0006】
前記発明では、内圧上昇防止手段が、収容部の内圧が炊飯時の熱により上昇することを防止するので、シートが内圧の上昇により膨らんだり、蓋体表面から剥がれたりすることがなくなる。また、収容部は、密閉された状態であるので、炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【0007】
前記防止手段は、前記収容部の壁面の外側に前記収容部と連通するように設けられて前記内圧に応じて伸縮自在なものであることが好ましい。
【0008】
前記防止手段は、前記収容部の壁面の一部を構成し前記内圧に応じて伸縮自在な材料からなることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0011】
図1は本発明にかかる炊飯器1を示す。この炊飯器1は、内鍋2と、該内鍋2を収容する本体3と、該本体3に開閉可能に取り付けられた蓋体4とからなる。
【0012】
前記内鍋2は、熱伝導率が高いアルミ等からなる鍋母材の外面に電磁誘導加熱される強磁性材料をコーティングや接合等を施したものである。
【0013】
前記本体3は、前記内鍋2を収容可能な有底筒形状に形成されている。この本体3には、加熱手段である誘導加熱コイル(不図示)が設けられている。
【0014】
前記蓋体4は、前記本体3に開閉可能に取り付けられ、この本体3の開口部を閉塞するもので、上板5と、下板6と、該下板6の底面に着脱可能に取り付けられ内鍋2の開口部を密閉する内蓋7とからなる。そして、この蓋体4の内部には、内鍋2の内部と外部(大気)とを連通する流体通路8が設けられている。
【0015】
前記上板5には、蒸気を外部(大気)に排気する排気口9が設けられている。また、前記上板5内側に蓋体4内側に突出する収容部12が設けられている。この収容部12は、パネル13で覆われ、該パネル13の表面には、シート13aが、液晶表示板10の上側から接着剤などにより密封固着されている。
【0016】
前記収容部12は、矩形の箱状をなし、内部に液晶表示板10と該液晶表示板10の基板11とが収容されている。図2に示すように、前記収容部12の底外面12aには、前記基板11の電気ケーブル14を蓋体4内部に導出する取出口15を有する。前記取出口15は、炊飯時に発生する蒸気などが収容部12内に侵入しないようにシリコンなどからなるシール部材を用いてシールされている。また、底外面12aには、ネオプレンゴム等からなる風船16が、収容部12内と連通するように設けられている。
【0017】
前記下板6には、前記内蓋7を前記下板6から取り外すと前記蓋体4を閉じることができなくするロック機構20が配設される。このロック機構20の作動部分は、前記収容部12の近傍において作動する。前記内蓋7には、前記内鍋2の上端縁に圧接して該内鍋2内を密閉するパッキン21が全周にかけて配設されている。
【0018】
次に、前記構成からなる炊飯器1の作用について説明する。
【0019】
炊飯器1の炊飯動作が実行されると、蓋体4内の温度が炊飯調理に伴う熱により上昇し、これとともに収容部12内の密閉された空間の内圧が上昇する。このとき、風船16が、図2において2点鎖線で示すように、底外面12a外側に膨張して内圧を低下させる。これにより、シート13aが上板5表面から剥がれたり、シート13aの一部が膨張することがなくなる。また、収容部12は、密閉された状態であるので炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【0020】
また、前記実施形態における変形例として、図3に示すように、風船16の代わりに、ポリプロピレン、ポリエチレンなどからなる収容部12内と連通する蛇腹構造17を設けてもよい。これにより、収容部12の内圧上昇時には、図3において2点鎖線で示すように、蛇腹構造17の蛇腹部分が広がり、内圧を低下させることができる。また、収容部12は、密閉された状態であるので炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【0021】
さらに、前記実施形態の変形例として、図4に示すように、収容部12の壁面の一部を、ネオプレンゴム、シリコンゴムなどの伸縮部材18により形成してもよい。これにより、収容部12の内圧上昇時には、2点鎖線で示すように、伸縮部材18が外側に膨張し、内圧を低下させることができる。また、収容部12は、密閉された状態であるので炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【0022】
さらに、前記実施形態の変形例として、図5に示すように、収容部12の壁面の一部を、ポリオレフィン樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)またはフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニルなど)などの多孔質膜である液体不透過膜(気体は透過するが液体は透過しない膜)からなる膜部材19から形成してもよい。これにより、収容部12の内圧上昇時には、収容部12内の空気が収容部12の外側に通過することにより、内圧を低下させることができる。また、膜部材19は液体不透過膜からなるので、収容部12には、炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、内圧上昇防止手段が、収容部の内圧が炊飯時の熱により上昇することを防止するので、シートが内圧の上昇により膨らんだり、蓋体表面から剥がれたりすることがなくなる。また、収容部は、密閉された状態であるので、炊飯時に発生する水蒸気などが収容部内に侵入することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる炊飯器の断面図。
【図2】図1の拡大断面図。
【図3】図2の変形例を示した断面図。
【図4】図2の変形例を示した断面図。
【図5】図2の変形例を示した断面図。
【符号の説明】
3 本体 4 蓋体
1 炊飯器 11 基板(制御部)
12 収容部 13a シート
16 風船(内圧上昇防止手段) 17 蛇腹構造(内圧上昇防止手段)
18 伸縮部材(内圧上昇防止手段) 19 膜部材(内圧上昇防止手段)

Claims (3)

  1. 本体に開閉自在に取り付けられた蓋体を有し、該蓋体は、炊飯器を制御する制御部を収容する収容部を有し、該収容部は、前記蓋体表面を覆うシートにより密閉されている炊飯器において、
    前記収容部に、前記収容部の内圧が炊飯時の熱により上昇することを防止する内圧上昇防止手段を設けたことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記防止手段は、前記収容部の壁面の外側に前記収容部と連通するように設けられて前記内圧に応じて伸縮自在なものであることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記防止手段は、前記収容部の壁面の一部を構成し前記内圧に応じて伸縮自在な材料からなることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
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