JP3599612B2 - 点火装置のキャップ組み付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、点火装置のキャップ組み付け構造に関し、特に、衝撃荷重等の外力を受けてもフック止めの効果が弱まることがないように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から例えば花火等の点火に適した点火装置として、実用新案登録第2573995号公報に記載されているような、細長い装置本体の一端側にガスタンクを備え、ガスタンクの上部にガス通路を開閉する弁機構を備えるとともに、弁機構から装置本体の他端側へガス通路が延設されて、その先端に噴射ノズルが配設され、また、外部から操作可能なレバー式の操作ボタンに連動して放電電圧を給電する圧電ユニットが配設され、この圧電ユニットの給電動作に連動して弁機構を開くレバー機構が設けられて、外部からの操作レバーの操作により圧電ユニットが動作し、その圧電ユニットの動作に連動して弁機構がガス通路を開いて噴射ノズルから燃料ガスが噴出させ、また、圧電ユニットが放電電圧を発生して、その放電電圧が噴射ノズルの近傍に設けられた放電端子と噴射ノズル先端のノズルチップとの間に印加され噴出した燃料ガスを着火させるよう構成された持ち運び可能な棒状の点火装置すなわち点火棒が開発されている。
【0003】
上記公報記載の点火棒に場合は、装置本体に係合する金属筒体で構成された延長部の先端に炎が通る火口が開口するとともにその後部側方にエア導入口が開口し、また、筒体の一部が内側に切り起こされて放電電極が形成されているが、それとは別に、火口およびエア導入口を有するとともに一部が内側に切り起こされて放電電極が形成されたキャップを装置本体に組み付ける構造の点火棒等の点火装置も従来から知られている。
【0004】
そして、キャップを装置本体に組み付ける場合の従来の組み付け構造には、キャップの側面に弾性変形可能なフック部を設けて、そのフック部を装置本体の凹部に嵌め込むようにしたり、逆に装置本体側に弾性変形可能なフック部を設け、それと係合するようキャップ側に穴を設けた構成のフック止め機構によってキャップを装置本体に固定するものがあり、また、フック止め式以外にも、キャップを分解不可能な多段楔嵌合によって装置本体に組み付けるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記点火装置の装置本体に組み付けるキャップは、一般にプレス品であって、側部に合わせ目を有するのが普通である。その場合、上記従来のフック止め構造を有するだけの組み付け構造では、外部から落下衝撃等の強い衝撃荷重が加わった場合にプレス品の合わせ目が広がってしまうことがあり、合わせ目が広がることによってフック止めの効果がなくなり、キャップが外れてしまうという問題がある。
【0006】
また、フック止め以外の嵌合式等のものは、一般に組み付けが困難であり、分解不可能なものでは製造工程において修正も難しいため、結果的にコスト高となってしまう。
【0007】
したがって、衝撃荷重等の外力を受けてもフック止めの効果が弱まることのない点火装置のキャップ組み付け構造を提供することが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、側部に合わせ目を有するキャップを装置本体の先端に組み付けてフック止め機構により固定する点火装置のキャップ組み付け構造において、キャップに、側部合わせ目の両側の対向する端縁に形成した突設部を内側に折り立てて重なり合わせてなる爪部を設け、装置本体に爪部を係止し、この爪部を構成する両側の突設部の離間を阻止する溝部を設けたものである。
【0009】
上記構成は、例えば、燃料ガスを貯蔵するガスタンクと、ガスタンクからのガス通路を開閉する弁機構と、装置長手方向の前端部に配置され弁機構から延長通路を介して供給される燃料を噴射する噴射ノズルと、噴射ノズルから噴射される燃料ガスに点火する点火機構を装置本体に備え、側部に合わせ目を有するキャップを上記装置本体の先端に組み付けてフック止め機構により固定する棒状の点火装置のキャップ組み付け構造に適用するのが好適である。
【0010】
また、上記構成において、フック止め機構は、例えば、装置本体の側部に設けられた弾性フックと、この弾性フックと係合するようキャップに設けられた穴とで構成するのがよい。
【0011】
この発明はこのように構成され、キャップの爪部を構成する両側の突設部の離間が装置本体の溝部によって阻止されるため、落下衝撃等の強い衝撃荷重その他の外力が加わっても、キャップの合わせ目が広がることがなく、フック止めの効果が保持され、キャップが外れるのが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図7に点火棒に適用したこの発明の実施の形態の一例を示す。図1〜図3は点火棒の全体構造を示し、図4は組み付け手順を示し、図5はキャップの構造を示している。また、図6および図7はキャップ組み付け構造を示している。
【0014】
図に1で示す点火棒(点火装置)は、仏壇用にデザインされたものであって、シェル状の表ケース2aおよび裏ケース2bからなる二つ割りの本体ケース2の先端にキャップ3が組み付けられ、底部に底板4が組み付けられている。そして、装置長手方向と交差する方向へ操作する押圧レバー式の操作ボタン5が裏ケース2b上部の穴から出張る形で配設されている。また、操作ボタン5の押圧部側の端部をロックするロック部材6が裏ケース2bの壁面を挟んでスライド自在に装着されている。そして、操作ボタン5の指を載せる側の端部を除く三方を囲むようリブ状のガード壁7が形成されている。
【0015】
本体ケース2の内部には、底部側に燃料ガスを貯蔵するガスタンク10が配設されている。ガスタンク10は、合成樹脂製の成形品からなる有底筒状のタンク本体11と、後述の弁機構20を保持してタンク本体11の上面に気密に固定されタンク本体11の内部にブタンガス等の燃料ガスが貯蔵されるタンク室12を構成する合成樹脂製の上蓋13と、後述の圧電ユニット40を保持し回動レバー43を支持して上蓋13の上面に嵌着される合成樹脂製のブラケット14とで構成されている。
【0016】
タンク本体11の上蓋13には、ガスタンク10からのガス通路を開閉して燃料ガスの供給および遮断を制御するとともに燃料ガスの噴出量を制御する弁機構20が保持されている。この弁機構20はそれ自体公知の構造で、ガスタンク10から液状の燃料ガスを吸い上げるための芯21を保持した芯ホルダー22を挟んで、ガス通路並びに弁座を構成するノズル底23が気密に嵌着され、そのノズル底23の上部にノズルネジ24が装着され、ノズルネジ24を貫通してノズル部材25が配設されている。ノズル部材25は弁ゴムを装着した下端部がノズル底23の弁座位置に達し、ノズルネジ24の内部に配置されたノズルスプリング26によりノズル底23の弁座部に向けて付勢され、上部は本体ケース2の隔壁部に固定されたジョイント27に挿入支持されている。ノズル部材25は、常時はノズルスプリング26の付勢力により下部先端の弁ゴムがノズル底23の弁座部に着座してガス通路を閉じる。そして、後述の回動レバー43がノズル部材25を持ち上げることによってガス通路が開く。また、ノズルネジ24の先端外周に螺着嵌合されたリングから延びて二つ割りの本体ケース2の割り嵌合部に形成された穴から外部に突出する炎調整つまみ28を動かすことにより、ノズルネジ24が回り、噴出量が調整される。
【0017】
本体ケース2の先端には表ケース2aと裏ケース2bとに半割りされた構造のノズルホルダー部29が構成され、このノズルホルダー部29に先端外方に向け噴射ノズル30が配設されている。そして、弁機構20から燃料ガスを噴射ノズル30に供給するよう、ジョイント27と噴射ノズル30との間にガスパイプ31が配設されている。また、ノズルホルダー部29には、放電点火による着火性を高め、かつ、ノズルホルダー部29を着火熱から保護するスリットの入った断熱リング32が、噴射ノズル30の先端を囲むように配設されている。この断熱リング32は、また、表ケース2aと裏ケース2bとに半割りされてなる上記ノズルホルダー部29に嵌合することにより表ケース2aと裏ケース2bとを先端側で固定するものでもある。なお、後述のように表ケース2aと裏ケース2bとは底部側で更に底板4により固定される。
【0018】
また、本体ケース2の内部には圧電ユニット40が配設されている。圧電ユニット40は、放電電圧を給電するためのそれ自体公知の構造のものであって、タンク本体10のブラケット14に保持され、操作ボタン5の押圧動作に伴って、レバー41を介してスライド部42が押し下げられることにより、放電電圧を発生するよう構成されている。
【0019】
タンク本体10のブラケット14には、また、圧電ユニット40に連動して弁機構20を開き燃料ガスを噴出させるための略L字状の回動レバー43が支持されている。また、圧電ユニット40のメカホルダー42には、操作ボタン5の押圧動作に連動してメカホルダー42が押し下げられたときに回動レバー43を押してノズル部材25を持ち上げる方向に回動させるためのレバー押し44が取り付けられている。
【0020】
操作ボタン5は、上述のように裏ケース2b上部の穴から出張る形で配設されたもので、リンク41と係合した状態で一端支持部の左右一対のピン5a、5bを支点として支持され、他端押圧部が装置長手方向と交差する方向に押圧されることにより回動し、リンク41を介して圧電ユニット40のメカホルダー42を押し下げるよう構成されている。また、その操作ボタン5の押圧部側の端部下端に入り込んで操作ボタン5の押圧動作を阻止するロック位置と、操作ボタン5の押圧部側の端部下端から外れて操作ボタン5の押圧動作を許容するロック解除位置とに切り替え可能なよう、上述のとおり裏ケース2bの壁面を挟んでスライド自在にロック部材6が装着されている。
【0021】
キャップ3は、本体ケース2の先端から突出した断熱リング32を取り囲むよう配置されるもので、金属のプレス品で形成され、本体ケース2の先端にフック止め式に嵌着される。キャップ3の先端面中央には炎が通る火口3aが開口し、その側方と後部両側面には複数のエア導入口3bが開口し、前面にキャップの一部が内側に切り起こされてなる放電電極45が設けられている。また、キャップ3には、後述のようにフック止め用の穴51が設けられ、また、合わせ目の広がり防止のための爪部52が設けられている。
【0022】
底板4は、本体ケース2の底部に形成された段差空間に押し込まれ、フック構造により表ケース2aと裏ケース2bとを挟み込んで固定するよう構成されている。
【0023】
圧電ユニット40のメカホルダー42に取り付けられた上記レバー押し44は放電電圧の一方の電極端子を兼ねるもので、上記回動レバー43は導電性樹脂で形成され、レバー押し44から回動レバー43を経てノズル部材25を介しジョイント27に導通されている。そして、そのジョイント27と装置先端部の噴射ノズル30との間に導線(図示せず)が配設され、ジョイント27を介し噴射ノズル30に通電可能とされている。また、放電電極の他方の電極をキャップ3に導通するよう本体ケース2にプラス端子46が配設されている。アースプレート46は、一端が本体ケース2の内側にあって圧電ユニット40のメカホルダー42に露出した電極端子に摺接し、他端がキャップ3の内側に嵌まり込むよう本体ケース2の外に曲折した配置とされる。こうして噴射ノズル30に一方の極が導通すると共に、キャップ3に形成された放電電極45に他極が導通し、圧電ユニット40の両極が電気的に接続される。
【0024】
操作ボタン5を指で押し下げると、リンク41を介して圧電ユニット40のメカホルダー42が押し下げられる。そして、そのメカホルダーの押圧移動に伴ってレバー押し44が移動し、そのレバー押し44に押された回動レバー43がノズル部材25を持ち上げ、それにより、弁機構20が開き、ビニールホース31を経て噴射ノズル30から燃料ガスが噴出する。また、メカホルダーの移動に伴って圧電ユニット40に放電電圧が発生し、この放電電圧がアースプレート46と導線を介してキャップ3の放電電極45と噴射ノズル30の間に印加され、それにより噴出ガスが着火する。そして、そのまま操作ボタンを押し続けることにより、着火し炎が出た状態に保持される。そして、操作ボタン5から指を離すと、圧電ユニット40のメカホルダー42が圧電ユニット40内部の戻しバネの反発力で元の位置に復帰し、回動レバー43がレバー押し44による押圧から解放されて、ノズルスプリング26の反発力でノズル部材25が元の位置まで下がり、弁機構20が閉じガス通路が遮断されて、炎が消える。
【0025】
この点火棒1は、まず、図4(a)に示す状態で表ケース2aと裏ケース2bとを嵌め合わせて本体ケース2を形成し、断熱リング32を嵌め込んだ後、図4(b)に示す状態でキャップ3を装着して、図4(c)に示す状態に組み込む。なお、図4では内部機構等を省略している。
【0026】
図5に示すように、キャップ3は側部一側から先端部にかけて合わせ目50を有するもので、前述のとおり火口3aおよびエア導入口3bが開口し、放電電極45が形成されている。そして、キャップ3の側部両側には、本体ケース2の側部に設けられた後述の弾性フック53と係合するフック止め用の穴51が設けられ、また、キャップ3の側部一側の合わせ目50の下端部には、両側の対向する端縁に形成された突設部が重なり合うよう内側に折り立てられてなる爪部52が設けられている。
【0027】
本体ケース2先端の側部両側には、キャップ3の側部両側の穴51と係合することによってキャップ3を本体ケース2にフック止めする弾性フック53が形成されている。これら弾性フック53は、本体ケース2の側部両側に対向する配置となるよう表ケース2aと裏ケース2bに各1個ずつ設けられたもので、合成樹脂からなる表ケース2aおよび裏ケース2bの端部外壁の一部を切り込んで片持ち支持の形とすることにより弾性を持たせている。
【0028】
また、本体ケース2の先端の側部一側には、キャップ3の爪部52と係合する溝部54が設けられている。この溝部54は、表ケース2aと裏ケース2bの合わせ面に形成された対向する切り欠きによって構成されるものであって、キャップ3の爪部52を係止することにより、爪部52を構成する両側の突設部の離間を阻止し、合わせ目50が広がるのを防止する。
【0029】
図6および図7に示すように、本体ケース2の先端部に軸方向からキャップ3を装着すると、キャップ3の爪部52が本体ケース2の溝部54に入り込む。そして、キャップ3を更に押し込むと、本体ケース2の側部両側の弾性フック53がキャップ3の両側の穴51にそれぞれ係合する。こうして、キャップ3はフック止めされ、溝部54によって爪部52が係止され、合わせ目50が広がらない状態で本体ケース2に固定される。そのため、落下衝撃等の強い衝撃荷重その他の外力によってキャップ3の合わせ目が広がってフック止めの効果が弱まるようなことがなく、そういった衝撃荷重等によってキャップ3が外れるのが防止される。また、分解するときは、弾性フック53を押し込んでフック止めを外し、軸方向に引き抜けば、爪部52が溝部54から外れ、容易にキャップ3を外すことができる。
【0030】
なお、上記実施の形態は、フック止め機構をキャップ側に設けた弾性フックと本体ケースに設けた穴とで構成するなど、適宜変更が可能である。
【0031】
また、図示の例は仏壇用にデザインされたものであるが、この発明は勿論それ以外に各種用途の点火棒にも適用できるものであり、また、棒状の点火装置に限らず点火装置一般に広く適用できるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上で説明したとおり、この発明によれば、点火装置のキャップ組み付け構造を、分解可能なフック止め式で、かつ、落下衝撃等の強い衝撃荷重にも耐えるようにすることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例に係る点火棒の背面視縦断面図、
【図2】この発明の実施の形態に係る点火棒の上面図、
【図3】この発明の実施の形態に係る点火棒の側面視縦断面図、
【図4】この発明の実施の形態に係る点火棒の組み付け手順を示す斜視図(a)〜(c)、
【図5】この発明の実施の形態に係る点火棒のキャップの断面図(a)、背面図(b)、斜め下から見た斜視図(c)および底面図(d)、
【図6】この発明の実施の形態に係る点火棒のキャップ組み付け構造を示す点火棒先端部の分解斜視図(a)および同組み付け状態の斜視図(b)、
【図7】この発明の実施の形態に係る点火棒のキャップ組み付け構造をキャップのみ断面で示す点火棒先端部の分解背面図(a)および同組み付け状態の背面図(b)である。
【符号の説明】
1 点火棒
2 本体ケース
3 キャップ
10 ガスタンク
20 弁機構
30 噴射ノズル
40 圧電ユニット(点火機構)
50 合わせ目
51 穴
52 爪部
53 弾性フック
54 溝部
Claims (3)
- 側部に合わせ目を有するキャップを装置本体の先端に組み付けてフック止め機構により固定する点火装置のキャップ組み付け構造であって、上記キャップに、上記側部合わせ目の両側の対向する端縁に形成した突設部を内側に折り立てて重なり合わせてなる爪部を設け、上記装置本体に、上記爪部を係止し該爪部を構成する上記両側の突設部の離間を阻止する溝部を設けたことを特徴とする点火装置のキャップ組み付け構造。
- 燃料ガスを貯蔵するガスタンクと、該ガスタンクからのガス通路を開閉する弁機構と、装置長手方向の前端部に配置され上記弁機構から延長通路を介して供給される燃料を噴射する噴射ノズルと、該噴射ノズルから噴射される燃料ガスに点火する点火機構を装置本体に備え、側部に合わせ目を有するキャップを上記装置本体の先端に組み付けてフック止め機構により固定する棒状の点火装置のキャップ組み付け構造であって、上記キャップに、上記側部合わせ目の両側の対向する端縁に形成した突設部を内側に折り立てて重なり合わせてなる爪部を設け、上記装置本体に、上記爪部を係止し該爪部を構成する上記両側の突設部の離間を阻止する溝部を設けたことを特徴とする点火装置のキャップ組み付け構造。
- 上記フック止め機構は、上記装置本体の側部に設けられた弾性フックと、該弾性フックと係合するよう上記キャップに設けられた穴とで構成された請求項1または2記載の点火装置のキャップ組み付け構造。
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---|---|---|---|
JP24988199A JP3599612B2 (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 点火装置のキャップ組み付け構造 |
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- 1999-09-03 JP JP24988199A patent/JP3599612B2/ja not_active Expired - Lifetime
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