JP3596333B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般家庭などで日常的に使用される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、炊飯器には便利性向上を旨とし付加機能の追求及び台所事情等により洗浄できる内蓋と鍋パッキンが要求されている。
【0003】
以下、従来の炊飯器について説明する。蓋体をワンタッチで開成操作ができる炊飯器として図6〜図8に示すものが知られている。炊飯器本体21は、その内側に設けられ上面開口部に取り付けられた上枠22と上面開口部を開閉自在に覆う蓋体23によって構成されている。上枠22は、炊飯器本体21のヒンジ側で開閉自在に軸支するヒンジ部24と、ヒンジ部24の略反対側に位置して炊飯器本体21と蓋体23とを係合するフックレバ−25を備えている。蓋体23は、一方を蓋体23内部に固定され他側を上枠22と当接するヒンジばね26により常に開蓋付勢力を与えられている。27は、米等の被加熱調理物を収納する上面開口した内鍋である。この内鍋27の上面開口部の外周フランジ部28をシ−ルする鍋パッキン29がある。
【0004】
鍋パッキン29は、内蓋支え30と内蓋31に挟持され、一体化して内蓋ユニット部材32を構成する。内蓋ユニット部材32を図6、7に示す。内蓋ユニット部材32を構成する内蓋支え30は、図6〜図8に示すように、フックレバ−25と係合するフックレバ−爪33と、指で挟んで摘むU字状のU字部34が設けられている。フックレバ−25先端で内蓋支え30と係合する係合部が、フック部25aである。フックレバ−爪33に、フック部25aと係合する他側着脱部33aがある。
【0005】
図7の断面A−AにU字部34の断面形状を示す。U字部34は、ヒンジ側着脱部34aである。35はU字部34の外周側の摘み部である。一方、36はU字部34の内周側の摘み部である。37はU字部34が内蓋支え30と接続する接続部である。38は蓋体23と着脱する係合爪部である。U字部34はヒンジ部24側に配置されている。内蓋支え30は通常可塑性樹脂で構成され、例えば、ポリプロピレン樹脂等で成型加工される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、内蓋5と蓋体カバ−3が着脱可能となっているが、内蓋支え30の熱に対する剛性が小さいため、内蓋5を支持する内蓋支え30が、炊飯時に変形し、蒸気もれすること考えられた。また、内蓋31は、板厚の薄いアルミニユウム材料で構成され、性能上は問題ないが、フキンなどでからぶきするときに、変形しやすいという課題があった。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、内蓋支え変形による鍋パッキン部の蒸気もれを防止することを第1の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、本体内に収納自在のフランジ付鍋と、この鍋の上面開口部を覆う外蓋と、前記鍋フランジをシールし内方の内蓋とを一体化し、パッキンを内蓋支えと内蓋で挟持するパッキンユニット部材とを備え、前記パッキンユニット部材は、湾曲した外蓋下面を覆う如く、下端内側面に着脱自在とし、かつ、前記外蓋内側面には、前記パッキンユニット部材上方に、若干の隙間を有して設けたリング状、または、前記パッキンの略同寸法まで複数個配置した落ち込み防止リブを設けてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、本体内に収納自在のフランジ付鍋と、この鍋の上面開口部を覆う外蓋と、前記鍋フランジをシールし内方の内蓋とを一体化し、パッキンを内蓋支えと内蓋で挟持するパッキンユニット部材とを備え、前記パッキンユニット部材は、湾曲した外蓋下面を覆う如く、下端内側面に着脱自在とし、かつ、前記外蓋内側面には、前記パッキンユニット部材上方に、若干の隙間を有して設けたリング状、または、前記パッキンの略同寸法まで複数個配置した落ち込み防止リブを設けたことにより、変形防止をするものである。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。但し、従来例と同部品は同番号とする。
【0011】
図1〜図4において、炊飯器本体21とこの本体内に収納自在の鍋27と、この鍋27の上面開口部を覆う外蓋1と、鍋27の上面開口部の上面円周に設けられた鍋フランジ8と、この外蓋1内部に配置されるパッキン2と、このパッキン2は、内蓋支え30と内蓋31に挟持され、一体化して内蓋ユニット部材3を構成する。この内蓋ユニット部材3は、従来例の内蓋ユニット部材30と同様の構成で、外蓋1と着脱自在とし、湾曲した外蓋1下面を覆う如く、下端内側面に着脱自在とし、かつ、外蓋1内側面には、パッキンユニット部材3上方に、若干の隙間(例えば、0.05mm〜0.5mm)を有して設けたリング状、もしくは、複数個配置した落ち込み防止リブ5を設けたものである。
【0012】
図1、図3に示すのが、落ち込み防止リブ5である。落ち込み防止リブ5はパッキン2の内径と略同寸法に設定されることにより、パッキン2の位置に対抗する近接位置に設けられる。図1、図2に示すのが、リング状のリブ5である。また、リング状のリブ5は外蓋1の内部側で中空部6により構成されてもよい。リング状のリブ5は、図3に示すように、外蓋1の内部側に連続して設けることも可能である。さらに、リング状のリブ5は、落ち込み防止リブ5と同様に、パッキン2の内径と略同寸法まで配設されることにより、パッキン2の位置に対抗する近接位置に設けられる。
【0013】
次に、図5に示すのが、外蓋1の内方で、パッキン2の内側に配置された内蓋と、この内蓋の変形を防止する内蓋リブを設けた構成を示すものである。
【0014】
図4、図5に示すのは、外蓋1と内蓋ユニット部材3とが当接するリブ7である。リブ7は外蓋1側に設けられても、内蓋ユニット部材3側に設けられてもどちらでもよい。外蓋1側に設けられたリング状のリブ5は、外蓋1ではなく、例えば、内蓋31に設けられてもよい。
【0015】
内蓋ユニット部材3は、外蓋1より外せるので、炊飯中の汚れを内蓋ユニト部3に集中させることができ、炊飯後に内蓋ユニット部材3のみを洗うことにより、清潔で使い勝手を良くすることができるのである。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、外蓋と内蓋ユニット部材とを当接するリブを設けたため、内蓋ユニット部材の変形を外蓋で受けることにより、変形防止をすることができる。
【0017】
さらに、内蓋ユニット部材は、外蓋より外すことができ、炊飯中の汚れを内蓋ユニット部材に集中させることができ、炊飯後に内蓋ユニット部材のみを洗うことにより、清潔で使い勝手のよい炊飯器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の要部断面図
【図2】同炊飯器の要部詳細図
【図3】同炊飯器の要部斜視図
【図4】同炊飯器の断面図
【図5】同炊飯器の平面図
【図6】従来の炊飯器の断面図
【図7】同炊飯器の平面図
【図8】同炊飯器の断面図
【符号の説明】
1 外蓋
2 パッキン
3 内蓋ユニット部材
5 落ち込み防止リブ
7 内蓋リブ
8 フランジ
21 炊飯器本体
27 鍋
31 内蓋
Claims (1)
- 本体内に収納自在のフランジ付鍋と、この鍋の上面開口部を覆う外蓋と、前記鍋フランジをシールし内方の内蓋とを一体化し、パッキンを内蓋支えと内蓋で挟持するパッキンユニット部材とを備え、前記パッキンユニット部材は、湾曲した外蓋下面を覆う如く、下端内側面に着脱自在とし、かつ、前記外蓋内側面には、前記パッキンユニット部材上方に、若干の隙間を有して設けたリング状、または、前記パッキンの略同寸法まで複数個配置した落ち込み防止リブを設けてなる炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762699A JP3596333B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762699A JP3596333B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237037A JP2000237037A (ja) | 2000-09-05 |
JP3596333B2 true JP3596333B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=12780439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4762699A Expired - Fee Related JP3596333B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596333B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP4762699A patent/JP3596333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000237037A (ja) | 2000-09-05 |
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