JP4104083B1 - ヒンジを使用した鍋と蓋。 - Google Patents

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Abstract

【課題】近年台所には便利な調理器具や、更に調味料など数多くの物が調理台の付近に置かれていて、この様な状態で煮炊きするとき鍋蓋の置き場所に困る場合が多々ある、調理過程で湯の沸騰具合を確認する時は鍋蓋を開けたり閉めたりしていて、吹きこぼれて鍋蓋を落とす事もたまにあったが、一番の課題は鍋蓋の置き場所に困る事である。
【解決手段】筒と軸と嵌合したヒンジ体であって、軸には円周上、軸線方向に複数の凹部(軸線方向に少なくとも1箇所の凸部)を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する凸(複数の凹)が筒体に設けられ、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体に弾性部を設け、(筒体は弾性体で)軸部を持つヒンジの一方は鍋に、又筒体を持つヒンジの他方は蓋に固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、更に設定された角度では開口角度を保持し、脱着自在で抜け落ち無い様に構成して解決した。
【選択図】図1

Description

着脱可能で、鍋に対して開閉自在で、更に開口角度を保持出来るヒンジで、蓋と鍋を連結する蓋付き鍋に関するものである。
特許公報 特許3683244 特開2003−033271 特願2006−104926 特許3683244は着脱可能で第一ヒンジと第二ヒンジを持ち更に簡単なロック機構をも備えた物であるが、機構が複雑で、開口角度保持機構は無い。 特開2003−033271は鍋蓋、おたま、菜箸の保管場所を確保するためクリップとフレキパイプを使用して、鍋蓋、おたま、菜箸の保管場所を確保する物であるが、図面を見るかぎり、鍋蓋の開閉、おたま、菜箸の保管場所は確保出来るが、機構が複雑で更に投影面積は、おたま、菜箸の置き場より数倍多く必要である。 特願2006−104926は弾性性状を利用した筒体に軸線方向の割れ目を持つヒンジ機構に関する物で、本発明は此のヒンジ基本機構の一部を使い改善して、着脱可能で、鍋に対して開閉自在で、更に開口角度を保持出来る、ヒンジを使用した鍋と蓋に関するものである。
近年台所にはオーブンレンジを始とする家電製品や、調理の用途によって便利な調理器具や、更に醤油やだしの素等の調味料など数多くの物が調理台の付近に置かれていて、この様な状態で鍋と鍋蓋を用いて煮炊きするとき、鍋蓋の置き場所に困る場合が多々ある。
調理過程で湯の沸騰具合や具材の状態を確認したり、具材の追加タイミングを図る時は鍋蓋を開けて見たり閉めたりしている。
更に麺類を加熱時吹きこぼれて鍋蓋をずらし、火加減を調節するときも蓋を開けて調節していたが、更に吹きこぼれて鍋蓋を落とす事もたまにあった。
上記課題を解決するために、第一の発明は 筒体と軸部とが嵌合したヒンジ体であって、前記軸部に筒体を抜き差し自在に構成され、かつ、軸部の先端には抜け止めの凸部を形成し、前記筒体と嵌合した軸には円周上、軸線方向に複数の凹部を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する凸(ZB)が筒体に設けられ、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体に弾性部を設け、筒体もしくは軸部のいずれか一方は鍋に、いずれか他方は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、ヒンジを使用した鍋と蓋を提供する。
第二の発明は前記ヒンジの筒体を弾性材で構成した、第一の発明に記載のヒンジを使用した鍋と蓋を提供する。
第三の発明は鍋の上部を上が大径となるテーパーに形成し、ヒンジの軸芯を、鍋に蓋をした状態で蓋の大径部より蓋芯に近い位置で、更に鍋蓋から上方に離した位置に設け、前記ヒンジのいずれか一方を、前記鍋のテーパー内面に固着するように構成した、請求項1もしくは請求項2に記載のヒンジを使用した鍋と蓋を提供する。
鍋と蓋が着脱可能で、鍋に対して蓋が開閉自在で、更に蓋の開口角度を保持出来るヒンジで、鍋と蓋を連結したことで、蓋を開けた時に蓋のおき場所を探す必要が無くなった、又開口角度を少なくとも20゜に保持することで、他の作業をしながらでも、鍋の中を確認出来る様に成った。
鍋蓋が軽量の場合、蓋閉止状態でヒンジの軸に設けた凸又は凹に、相対するヒンジの筒体孔壁の凹又は凸が、嵌め合っている箇所に、蓋が0.1〜2mm上下するだけの隙間を凸凹嵌合部蓋開口方向に設けた事で、蒸気逃がしとすると共に、沸騰すると蓋が上下に震動してガタガタと音をたてて、沸騰したことを知らせ、更に沸騰し吹きこぼれだして慌てて蓋をずらし、火加減を調節する事も、蓋をずらさず5゜〜15゜に蓋を持ち上げその開口角度が保持できるので、更に吹きこぼれても蓋を落とさなくなった。
ヒンジの鍋及び蓋の固着部を、鍋の外側及び蓋の上方に設ける事もでき、鍋から蓋を取り外せる様に成り、鍋・蓋の内面洗いが容易にでき衛生的になる。
請求項1に記載のヒンジを耐熱石油系樹脂で一体成型が出来、コストも低くする事ができる。
当発明のヒンジの多くは直径10mmから20mm位であるが、図面は拡大して表示して詳細部が判り易くし、又実線と実線が近接していて、図の電子化送信の際実線と実線の間が黒く成るケースが多々有るので実線と実線の間を少し広くして表現し、更に誇張表示した部分もある。
請求項1に筒体もしくは軸部のいずれか一方は鍋に、いずれか他方は蓋にそれぞれ固着され、と記述しているが0012項以降は、重複記載を避けるため、軸部は鍋に筒体は蓋に固着され、のみで記述する。
この発明の蓋付鍋の蒸気逃がし機構は、蓋閉止状態(0゜)でヒンジの軸に設けた凸又は凹に相対する、ヒンジの筒体孔壁の凹又は凸の設計角度を、蒸気が逃がせるだけの隙間を持たす様にするか又は、蓋閉止状態でヒンジの軸に設けた凸又は凹に相対するヒンジの筒体孔壁の凹又は凸に嵌め合っている箇所に、蓋が0.1〜2mm上下するだけの隙間を設ける事で蒸気逃がし機構とし、更に吹きこぼれだして慌てて蓋をずらし、火加減を調節する事も、蓋をずらさず5゜〜15゜に蓋を持ち上げその開口角度が保持できるので、更に吹きこぼれて蓋を落とす事もなくなった。
図1は図2のA−A“ 断面図で蓋閉止状態(0゜)から蓋開口角度を7゜・15゜・60゜・100゜に保持した状態を仮想線で表した図であるが蓋開口場所と保持箇所数の設定は0゜−240゜の範囲で、ヒンジの軸に設けた凸又は凹に相対する、ヒンジの筒体孔壁の凹又は凸の設計で自由に設定できる。
従って、同じ外径のヒンジでは、蓋開口角度の保持箇所数の設定が多くなれば成るほど軸又は筒体に設ける凸又は凹の高かさ(H)は低くなる。
図2は請求項1のヒンジを付け、鍋蓋を閉止した状態の上面図で、軸の円周上に複数の凹部を持つ一方のヒンジの部材(4)を上部が大径となる鍋のテーパー(1a)の内面に固着し、又前記ヒンジの軸に設けられた凹部(A)に係合する凸(ZB)を有する筒体部を持つヒンジの他方の部材(3)は蓋の上面(外面)に固着された物で、そのヒンジの軸線方向の芯を、ヒンジの筒体の外径を20mmとした場合、鍋の蓋閉止状態で蓋の大径部より蓋芯に少なくとも10mm近い位置で、鍋蓋から上方に少なくとも10mm離した位置に設けることで、コンロからの熱による損傷を少なくするようにした。
鍋の円周上部に着けるヒンジの位置は、図では取手に対してほぼ90゜に図示しているが、これは取り扱い易いところなら 鍋上部の円周上360゜何処でも良い。
図3は図2のB−B‘ 断面図で前述の軸を持つヒンジの一方の部材(4)を鍋のテーパー(1a)内面に固着し、筒体を持つヒンジの他方の部材(3)を蓋に固着した、蓋の閉止状態でのヒンジの蓋と鍋に取り付けた状態を表した図。
図4は前項で記述したヒンジの軸とヒンジの筒体とが嵌め合っている部分の断面図で、軸には円周上、軸線方向に複数の凹部(A)を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する凸(ZB)が筒体に設けられ、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目(C)を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体に弾性部(B)を設け、軸部を持つヒンジの一方の部材(4)は鍋に、又筒体を持つヒンジの他方の部材(3)は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、更に設定された蓋閉止状態から蓋開口角度を7゜・15゜・60゜・100゜に保持出来る保持機構を設けた、ヒンジを使用した鍋と蓋で、図1のヒンジの軸とヒンジの筒体との嵌合部の拡大断面図である(A−A断面図−2)。
此の項で記述のヒンジは軸に円周上、軸線方向に複数の凹部(A)、筒体孔壁に凸と成っているが、軸に円周上、軸線方向に少なくとも1箇所の凸部を有し、此の設けられた凸部に、弾圧的に係合する複数の凹が筒体に設けられていてもこの発明は成立する。
0013項では、蓋開口角度の保持場所と保持箇所の数の設定は、0゜〜240゜の範囲で設計し設定出来ると記述しているが、鍋と蓋との関係で開口可能な範囲を意味し、実際の鍋と蓋との使用開口角度範囲は0゜〜120゜の範囲があれば十分である。
図5は蓋が軽量の場合、鍋と蓋を閉止状態に保持した状態で筒体の凸(ZB)が係合する軸の円周上、軸線方向の凹部(A)を蓋開口方向に広げて筒体の凸(ZB)嵌め合っている凹部(A)を蓋開口方向に、蓋のヒンジより一番遠い蓋開口部が蒸気を逃がす為に必要なだけの隙間(イ)を設け、沸騰すると蓋が上下に震動してガタガタと音をたてて、沸騰したことを知らせることが出来る様にした、隙間(イ)を図示した。
蓋に固着されている筒体の孔壁の凸(ZB)と、鍋に固着されている一方の部材(4)の軸と筒体との噛合い状態は、蓋が閉止した状態から矢印方向に回転させた時図6で、他方の部材(3)の筒体に設けた弾性部(B)を支点として孔壁の凸(ZB)が軸外壁周方向の凸部にせり上がり、軸線方向の割れ目(C)で別れた筒体の一方側を外側に押し広げ、孔壁の凸(ZB)が軸外壁凸部を越え、前記筒体の一方側は筒体に設けた弾性部(B)の弾性復帰力で隣の軸外壁凹部(A)に孔壁の凸(ZB)が納まり、次に前記他方の部材(3)に回転させる力が掛かる迄此の角度を保持するヒンジの保持機構。
請求項1の他方の部材の筒体には1箇所軸線方向の割れ目(C)を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体に弾性部(B)を設け、筒体と蓋への固着面(ロ)とを保持する接合部(ハ)を一体成型した筒体である(図7)。
請求項1の一方の部材(4)の軸には複数の軸線方向の凹(A)を設け、鍋の上縁部を上が大径となるテ−パ−にして(1a)、前記テ−パ−の内側への固着面(ロ)と前記軸部とを保持する接合部(ハ)を一体成型した物である(図8)。
上述軸部の部材は弾性体の耐熱材で一体成型、又は耐熱材で取り付け部と軸部と前記2部材を保持する接合部とに成型して一体にしたもの、又は取り付け面だけ耐熱材又は断熱材をインサート成型したものもふくむ。
前記耐熱・断熱材には、熱硬化性プラスチック(FRP)・FTP(ガラス繊維強化可塑性プラスチック)・フェノール樹脂・ガラス繊維等々がある。
上記ヒンジは蓋の上方に、ヒンジの軸線方向の芯がくる様に配置して、ヒンジで嵌合した鍋と蓋を脱着自在にし、更に軸を持つ鍋側のヒンジの軸外径先端部円周方向に少なくとも一箇所の凸(6)を設けて、筒体を軸から外す時弱い抵抗を持たし、鍋と蓋の使用時に抜け落ちるのを防止した、請求項1に記述のヒンジを使用した鍋と蓋(図2のD−D‘ 断面図)(図9)。
上述の軸を持つ鍋側のヒンジの軸外径先端部円周方向に少なくとも一箇所の凸(6)は軸の長さを筒体の軸線方向巾より少なくとも一箇所の凸(6)を設けられるだけ長くしたその円周方向の点状の凸であり、又は少なくとも一箇所の凸(6)を設けるのでは無く、筒体を軸から外す時、弱い抵抗を持たし鍋と蓋の使用時に抜け落ちるのを防止出来る程度にヒンジの軸先端部の外径を、大きくすることでも対応出来、此の発明に含む。
と軸と嵌合したヒンジ体であって、軸には円周上、軸線方向に少なくとも1箇所の凸部(ZC)を有し、此の設けられた凸部に、弾圧的に係合する複数の凹(AA)が筒体に設けられ、その筒体の部材は2枚の板ばね材を、取り付け部と筒体部と、前記2部材を保持する接合部とに成型して一体にした部材で、此の部材の筒体には1箇所軸線方向の割れ目(C)を設け、軸部を持つヒンジの一方の部材(3a)は鍋に、又筒体を持つヒンジの他方の部材(4a)は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、更に設定された角度では開口角度を保持する保持機構を設けた、ヒンジを使用した鍋と蓋(図10)。
上述筒体の部材は弾性体の耐熱材で一体成型、又は耐熱材で取り付け部と筒体部と前記2部材を保持する接合部とに成型して一体にしたもの、又は取り付け面だけ耐熱・断熱材をインサート成型したものもふくむ。
此の項で記述のヒンジは軸には円周上、軸線方向に少なくとも1箇所の凸部を有し、筒体に複数の凹部(AA)と成っているが、此れを軸には円周上、軸線方向に複数の凹を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する少なくとも1箇所の凸部が筒体に設けられていてもこの発明は成立する。
図10のA2−A“2 断面図で蓋閉止状態(0゜)から、蓋開口角度を15゜・60゜・100゜に保持した状態を仮想線で表した図であるが、蓋開口角度の保持場所と保持箇所数の設定は0゜−240゜の範囲で、ヒンジの軸に設けた凸又は凹に相対する、ヒンジの筒体孔壁の凹又は凸の設計は自由に設定できる(図11)。
図12は図10のB2−B‘2 断面図で前述の軸を持つヒンジの一方の部材(3a)を鍋の上部(1b)外面に固着し、筒体を持つヒンジの他方の部材(4a)を蓋に固着した蓋の閉止状態の図で、ヒンジの一方の部材(3a)を前記鍋の上部(1b)外面に固着する事はヒンジがコンロからの熱を直接受けても、ヒンジが損傷を受けない材質を使用する事であり、例えば金属で一体成型が普及しているアルミダイカスト等が凸凹を含んだ成型に適している。
図13は前項で記述したヒンジの軸とヒンジの筒体とが嵌め合っている部分の断面図で、軸部には外径部軸線方向の凸(ZC)が設けられ、此の設けられた凸部に、弾圧的に係合する複数の筒体孔壁の凹部(AA)を有し、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目(C)を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体は弾性材であり、軸部を持つヒンジの一方の部材(3a)は鍋に、又筒体を持つヒンジの他方の部材(4b)は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、更に設定された蓋閉止状態(0゜)から蓋開口角度を15゜・60゜・100゜に保持出来る保持機構を設けた、ヒンジを使用した鍋と蓋で、図11のヒンジの軸とヒンジの筒体との嵌合部の拡大断面図である。
鍋に蓋が閉止した状態から矢印方向に回転させると、蓋に固着されている筒体の孔壁の凹(AA) と一方の部材(3a)の軸と筒体との噛合い状態は図14で、一方の部材(3a)の軸外壁周方向の凸(ZC)が、軸線方向の割れ目(C)で別れた筒体(4a)の一方側(弾性材)を外側に押し広げ、軸外壁周方向の凸(ZC)が筒体孔壁凸部を越え、隣の前記筒体の孔壁の凹(AA)に納まるヒンジの作動状態で、次に前記他方の部材(4a)に回転させる力が掛かる迄、此の角度を保持するヒンジの保持機構。
0022項では、蓋開口角度の保持場所と保持箇所の数の設定は0゜〜240゜の範囲で設計し設定出来ると記述しているが鍋と蓋との関係で開口可能な範囲を意味し、実際の鍋と蓋との使用開口角度範囲は0゜〜120゜の範囲があれば十分である。
図15は蓋が軽量の場合、鍋に蓋を閉止状態に保持した状態での軸外径部軸線方向の凸(ZC)に弾圧的に係合する筒体孔壁の凹部(AA)を有し、前記筒体孔壁の凹部(AA)を蓋開口方向に広げて、蓋のヒンジより一番遠い蓋開口部が0.1〜2mm上下するだけの隙間(イ)を設け、沸騰し蒸気が逃げる時に蓋が上下に震動してガタガタと音をたてて、沸騰したことを知らせることが出来る様にした隙間(イ)を図示した。
0024項の一方の部材(3a)で軸には外周軸線方向の凸(ZC)を設け、鍋の上縁部外側への固着面(ロ)と前記軸部とを保持する接合部(ハ)を一体成型した物である(図16)
上記ヒンジは、ヒンジで嵌合した鍋と蓋を脱着自在にし、更に軸を持つ鍋側のヒンジの軸外径先端部円周方向に少なくとも一箇所の凸(6)を設けて、筒体を軸から外す時弱い抵抗を持たし、鍋と蓋の使用時に抜け落ちるのを防止した、鍋と蓋(図10のD2−D‘2 断面で図17)。
と軸と嵌合したヒンジ体であって、軸には円周上、軸線方向に複数の凹部(A)を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する凸(ZB)が筒体に設けられ、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体は弾性材であり、軸部を持つヒンジの一方の部材は鍋に、又筒体を持つヒンジの他方の部材は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合し、更に設定された角度では開口角度を保持する様に構成した、ヒンジを使用した鍋と蓋。
蓋が軽量の場合、鍋に蓋を閉止状態に保持した状態で筒体の凸(ZB)が係合する軸の円周上、軸線方向の凹部(A)を蓋開口方向に広げて筒体の凸(ZB)が嵌め合っている凹部(A)を蓋開口方向に、蓋のヒンジより一番遠い蓋開口部が0.1〜2mm上下するだけの隙間(イ)を設け、沸騰し蒸気が逃げる時に蓋が上下に震動してガタガタと音をたてて、沸騰したことを知らせることが出来る様にした隙間(イ)を図示した(図18)。
図19は請求項1の筒体弾性復帰力が不足する場合の成型要領図で、筒体の割れ目で別れた一方を小径側にWらして成型する事で、筒体弾性復帰力をUPさせることが出来る。
図20は0024項の筒体弾性復帰力が不足する場合の弾性材の成型要領図で、筒体の割れ目で別れた一方を小径側にWらして成型する事で、筒体弾性復帰力をUPさせることが出来る。
請求項1から請求項3に記載のヒンジを使用した鍋と蓋は図1から図3及び図10から図12に記載のものに限定したものでなく、当発明はフライパンや炊飯器、片手鍋及び記述した鍋以外の両手鍋にも適用する。
・図2のA−A“ 断面図 ・請求項1の上面図 ・図2のB−B‘ 断面図 ・図2のA−A断面図−2 ・図2のA−A断面図−3{隙間(イ)を図示} ・図2のA−A断面図−4(請求項1の軸と筒体の作動状態図) ・請求項1の筒体を持つ他方のヒンジの斜視図 ・請求項1の軸を持つ一方のヒンジの斜視図 ・図2のD−D‘ 断面図(請求項1のヒンジの軸と筒体の軸線方向嵌合断面図) ・0024項の上面図 ・図10のA2−A“2 断面図 ・図10のB2−B‘2 断面図 ・図10のA2−A2断面図−1 ・図10のA2−A2断面図−2(軸と筒体の作動状態図) ・図10のA2−A2断面図−3{隙間(イ)を図示} ・0024項の軸を持つ一方のヒンジの斜視図 ・図10のD2−D‘2 断面図(ヒンジの軸と筒体の軸線方向嵌合断面図) ・図2のA−A断面図−3{隙間(イ)を図示}少なくとも一方向の筒体は弾性材使用の図 ・請求項1の筒体弾性復帰力が不足する場合の成型要領図 ・0024項の筒体弾性復帰力が不足する場合の成型要領図
符号の説明
1・請求項1の鍋本体
1a・請求項1の鍋の上側テーパー部
1b・図11の鍋上縁部
1c・図11の鍋本体
2・請求項1の鍋蓋
2b・図11の鍋蓋
3・請求項1のヒンジの筒体部
4・請求項1のヒンジの軸部
3a・図11のヒンジの軸部
4a・図11のヒンジの筒体部
5・鍋蓋取手(蓋の摘み部)
6・鍋蓋取り外し時弱い抵抗を持たし、鍋と蓋の使用時に抜け落ちるのを防止した軸外径先端部円周方向の凸
A・ヒンジの軸外周上の軸線方向凹
AA・図13のヒンジの筒体孔壁の凹
B・他方の部材(3)の筒体に設けられた弾性部
C・ヒンジの筒体軸線方向の割れ目
ZB・ヒンジの筒体孔壁の凸
ZC・軸外径部軸線方向の凸
イ・蓋閉止状態でAとZB・AAとZC間に設けられた隙間部
ロ・筒体部又は軸部の、鍋又は蓋への取り付け部
ハ・筒体部又は軸部と、鍋又は蓋への取り付け部との接合部

Claims (3)

  1. 筒体と軸部とが嵌合したヒンジ体であって、前記軸部に筒体を抜き差し自在に構成され、かつ、軸部の先端には抜け止めの凸部を形成し、前記筒体と嵌合した軸には円周上、軸線方向に複数の凹部を有し、此の設けられた凹部に、弾圧的に係合する凸(ZB)が筒体に設けられ、その筒体には1箇所軸線方向の割れ目を設け、その割れ目で別れた少なくとも一方向の筒体に弾性部を設け、筒体もしくは軸部のいずれか一方は鍋に、いずれか他方は蓋にそれぞれ固着され、蓋と鍋は開閉自在に嵌合した、ヒンジを使用した鍋と蓋。
  2. 前記ヒンジの筒体を弾性材で構成した、請求項1に記載のヒンジを使用した鍋と蓋。
  3. 鍋の上部を上が大径となるテーパーに形成し、ヒンジの軸芯を、鍋に蓋をした状態で蓋の大径部より蓋芯に近い位置で、更に鍋蓋から上方に離した位置に設け、前記ヒンジのいずれか一方を、前記鍋のテーパー内面に固着するように構成した、請求項1もしくは請求項2に記載のヒンジを使用した鍋と蓋。
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