JP3595557B2 - 工場シミュレーション・ショールーム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、工場のラインや機械の配置設計を検討するのに有用なシミュレーション・ショールームに関する。
【0002】
【従来の技術】
工場、例えば板金工場にあっては、新規の加工ラインの設置、ラインの変更、新規機械の導入等に際し、経費最小で最大の効果を得るよう、ライン方式、導入機種、機械配置等種々の事項を検討しなければならない。
【0003】
ラインや機械を一度設定すると、後になってはそう簡単には変更できないので、その検討には慎重を要し、この検討はユーザの最大関心事となっている。
【0004】
そこで、従来、機械ユーザは、工場現場の見取り図を参照し、機械メーカ側のパンフレットを参照してラインや機械の寸法を割り出し、適宜平面図上にラインや機械の紙型によるモデルを配置して、各機械の仕様を見つつ、あれやこれやの検討を重ねている。
【0005】
また、新規機械を導入すべく機械メーカ側の機械ショールームに出向き、該ショールームに居る担当者を相談相手として、ラインをどうするか、どの機械を導入しどのように配置するか等、各機械の稼働率や生産効率、設備費用等との兼合いで総合的な評価、検討を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如き見取り図と紙型を用いてのユーザ独自の検討では、全ての機械についての立体的なモデルを作るのが難しく、各機械の動作が不明で十分な検討を行うのが難しく、最適システムを構築するのが難しい。
【0007】
また、機械メーカ側の機械ショールームに出向いても、個々の機械についてはよく判るが、ライン構成、各機械の配置についてはユーザまかせであり、結局各ユーザはあれやこれやと悩むことになる。
【0008】
さらに、メーカ側に出向いたユーザは、メーカ側の機械ショールームで検討した事項を自社に帰って報告し、再検討をしなければならないが、報告書の作成は仲々困難な作業である。
【0009】
本発明は、これら問題点を改善し、機械ユーザ側の工場ラインを容易、迅速、確実に構築させるために支援を為すことができる工場シミュレーション・ショールームを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、工場シミュレーションを希望する人員を談話可能の態様で着席させる複数の座席と、これら座席から容易に観察できる位置に立設した大画面ディスプレイ装置と、この大画面ディスプレイ装置に所望の映像を表示させる表示駆動装置と、該表示駆動装置及び上記大画面ディスプレイ装置の表示画面に必要な情報を入力するための入力機器と接続され、前記表示駆動装置に前記所望の映像信号及び上記入力機器から入力される情報信号を与えると共に音声入力機器との間で前記映像信号を含め各種情報を交換する情報交換器と、該情報交換器と接続され、入力設定された工場スペース及び工場内に配置されるべき各種機械の3次元モデルを指定の角度、指定の動作条件によって動作させつつ表示するためのシミュレーションデータを生成するシミュレーションコンピュータと、前記情報交換器及び前記シミュレーションコンピュータと相互に接続され、入力設定された加工プログラムを解析し上記各機械の各動作要素に順次の動作指令を与えると共に構築ラインについての評価を行う実働評価コンピュータと、前記シミュレーションコンピュータまたは前記実働評価コンピュータに条件選択等各種の指示を与える手動操作装置と、前記情報交換器と接続され、前記大画面ディスプレイ装置に表示された映像情報と、当該映像情報の表示時に同時に収録した前記談話の収録音とを共に収録する収録装置とを備え、
前記シミュレーションコンピュータには、予めメーカ側の全機械の3次元モデルデータがインプットされ、
データベースに登録された単体機としての各ジョイント部のモーションタイプ、速度、加速度、重力、トルク、逆運動方程式等の各種シミュレーションデータにより、実際の加工を行うのと同様に、ネスティングや材料の流れ、ローダ、アンローダの動作、プレスの進行状況等を含む動作を確認するため各モジュールを実際加工を模擬する加工プログラムにより実行させ、
前記実働評価コンピュータは、前記シミュレーションコンピュータのシミュレーションに基づいて製品原価計算、受注計算、在庫管理、各工程のサイクルタイム、実績、生産効率、及び設備費用等のうち必要なものを生成し、総合評価の一覧表を出力することを特徴とする工場シミュレーション・ショールームを構成した。
【0011】
本発明の工場シミュレーション・ショールームでは、シミュレーションコンピュータにより、ユーザ側の呈示するスペース内でメーカ側の呈示する機械の3次元モデルを適宜選択配置しつつ、配置可能の機械レイアウトをビジュアルに検討することができる。
【0012】
また、前記シミュレーションコンピュータには実働評価コンピュータが接続され、スケジュールブログラムを含めた如きプログラムの入力設定により、各機械の実際動作のシミュレーションを見せることができ、かつ構築ラインについての生産効率、設備費等についての評価を行うことができる。
【0013】
さらに、これらシミュレーションの内容は出席者の談話と共に収録されるので、この収録内容を記録し、かつユーザ側に持ち帰らせることでユーザ側の報告が極めて容易となり、再検討も容易となる。
【0014】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施例に係るシミュレーション・ショールームの配置状態を示す平面図である。シミュレーション・ショールーム1は、例えばメーカ側の機械ショールームの一角に設置される。プレハブ形式で設置されても良い。
【0016】
図1に示すように、シミュレーション・ショールーム1は、部屋2を壁3で仕切り、該壁3に100インチのリアスクリーン4を埋め込んで成る。
【0017】
リアスクリーン4の背面側の部屋2Rには、該リアスクリーン4に映像表示を行うためのリアブロジェクタ5が配置されている。この部屋2Rには、この他リアスクリーン4に表示された映像をそのままコピーするハードコピー装置6とFA用コンピュータ7と、図面出力装置8と、3次元シミュレーションコンピュータ本体9と、オーディオ・ビジュアル(AV)機器10とが配置されている。報告書作成のための製本器等も配置される。
【0018】
一方、前記リアスクリーン4の前面側の部屋2Mには、マイクロフォン11を備えた会議用机12が配置され、この机12の回りには工場シミュレーションを希望する人員が着席するための複数の椅子13と、予備の椅子14が配置されている。またこの部屋2Mには、書いた文字や図形を電子信号に変換する電子黒板15と、同じく映した図形を電子信号に変換する書画カメラ(37)を備えたスライドプロジェクタ16が配置されている。
【0019】
また、前記部屋2Mの入口ドアの反対側で前記背面側の部屋2Rの入口付近には、操作机17が配置され、その奥側には操作員が着席するための椅子18が配置されている。操作机17の上には、出力モニタ19と、録画モニタ20と、これらモニタ19,20の操作制御を行うシステムコントロールコンソール21と、実働評価コンピュータ(板金統合管理システム)本体22と、各コンピュータ9,22のモニタ23,24が配置されている。各コンピュータ9,22の操作装置には、キーボードの他にライトペンやマウスが付属される。
【0020】
図2は、上記工場シミュレーション・ショールーム1に配置される各機器の接続関係を示すブロック図である。
【0021】
図示のように、各機器は、システムコントロールコンソール21を収納するラックに収納された情報交換器としてのソースセレクタSSを中心として配置され、これに他の機器を直接、間接に接続している。図において実線は同軸ケーブル及びCRT専用ケーブルを示す。破線は音声ケーブルを示す。2重実線はコントロールケーブルを示す。一点鎖線はリモコンケーブルを示す。
【0022】
図2において、リアスクリーン4に映像を表示するリアプロジェクタ5は、ソースセレクタSSに接続されると共に、プロジェクタ4を操作するためのリモートコントロールボックス25と接続されている。また、ソースセレクタSSは、これを切換え操作するためのリモートコントロールボックス26と接続されている。
【0023】
前記ハードコピー装置6は、ユニバーサルコンバータ27を介して前記ソースセレクタSSと接続され、該ユニバーサルコンバータ27には映像及び音声収録用のビデオテープレコーダ(VTR)28が接続されている。このVTR28は、オーディオミキサ29を介し、前記マイクロフォン11を含め、適宜位置に配置され、または自由に携帯できる複数のマイクロフォンと接続される。このオーディオミキサ29には、アンプ30を介した複数箇所に設置したスピーカ31と接続される。
【0024】
図左上に示すところの前記シミュレーションコンピュータ本体9及びそのモニタ24は、映像信号分配器32を介して前記ソースセレクタSSの一入力端子と接続される。
【0025】
前記実働評価コンピュータ本体22及びそのモニタ23は、他の映像信号分配器33を介して前記ソースセレクタSSの他の入力端子と接続される。
【0026】
前記システムコントロールコンソール21のうち一方のコンソール21a及びそのモニタ19はアダプタ34を介してソースセレクタSSと接続される。他方のコンソール21b及びそのモニタ20は、ケーブルアダプタ35、アダプタ36を介してソースセレクタSSと接続される。
【0027】
前記電子黒板15の出力端子は、直接ソースセレクタSSの一入力端子と接続される。
【0028】
前記スライドプロジェクタ16に一体的に備えられた書画カメラ37は、デジタルスキャンコンバータ38を介して前記ソースセレクタSSと接続される。このデジタルスキャンコンバータ38には、リモートコントロールボックス39が接続され、デジタルスキャンコンバータ38の他の入力端子には映像鮮明化のためのタイムベースコレクタ40を介して前記AV機器10が接続される。
【0029】
前記AV機器10の入力端子には、前記書画カメラ37と、マイク付きカメラ41と、既収録のビデオテープの再生用のVTR42と、情報入力のためのレーザディスク43と、アンテナ44及びテレビチューナ45と、解説音入力のためのカセットテープレコーダ46と、CDプレーヤ47とが接続される。さらに、AV機器10の出力端子には、カラーモニタ48が接続されている。前記図面出力装置8は図2には示していないが、ソースセレクタSSに適宜接続される。レーザボックス43、テレビチューナ45は、いこいの場を作るのに用いられ、カメラ41はシミュレーション時に部屋2の外に展示している機械の概要を示すのに用いられる。
【0030】
実働評価コンピュータ本体22について詳述すると、これは構築されたシステムについて、言い換えればシミュレーションコンピュータで設定した工場ラインシステムについて、その実際稼動状態をシミュレートするものである。具体的には、加工スケジュールの入力により、該スケジュールを解析し各加工プログラムを実行すると共に、実行結果に基いて製品原価計算、受注計算、在庫管理、生産効率等板金加工に必要な種々の評価を行うものである。
【0031】
従ってこの板金統合管理システムによれば、シミュレーション結果に基いて機械動作状態が一目瞭然となるのみならず、そのシステム導入のメリットを一目瞭然に判別できるものである。
【0032】
以上の如く構成される工場シミュレーション・ショールーム1において、機械ユーザ側から来客があると、会議用机12の回りの椅子13に着座して貰い、一人または複数の操作員が椅子18に着座する。
【0033】
シミュレーションコンピュータ本体9の記憶装置には、予めメーカ側の全機械の3次元モデルデータがインプットされている。この機械モデルはメーカ側のCADデータを収録した図面ファイリング装置と接続され、手入力を皆無としたような構成であって良い。
【0034】
そこで、操作員は、ユーザ側の工場スペースデータと各種要望を聞いた上で、以下の3次元シミュレーションを開始する。
【0035】
まず、3次元シミュレーションは、工場のフロア面積、柱、屋根、階段等の実際のスペースデータをCADで3次元モデルとして入力してスクリーン4に工場スペースを3次元表示し、このスペース内に操作員が要望に応じて考えた機械モデルを適当に配置して開始される。なお、このときの工場レイアウトは、工場スペースと機械やライン装置の外形及び作業者モデルのワーキングエリア検討を中心に行う。
【0036】
スクリーン4の右端及び上端部には、一般的なCADで用いられているアイコンや、機械選択のための多数のアイコンが表示されている。操作員は、机17上のマウスを利用して、これらアイコンを選択しつつ、手際よく機械配置する。
【0037】
基本配置の一例を示す。ユーザの要望は、板金倉庫と、パンチプレス機と、このプレス機に材料供給するローダ及びアンローダとをライン接続し、工場ネットワーク(LAN)で接続したラインを構築するものであるとする。
【0038】
この種ネットワークは、一般に図3のように構成されるものである。即ち、ネットワーク(LAN)49に、メインコントローラ(IMC)50と、自動プログラミング装置51と、NC装置52及び複数のデータ処理装置としてのインテリジェントデータターミナル(IDT)53を接続し、各IDT53に自動倉庫54やパンチプレス機55等を接続するというものである。
【0039】
操作員は、これらのことを熟知しており、ユーザ側の希望を聞きつつ、適応機器を選択しつつ配置を行って行くわけである。このとき、ユーザは、自己の都合に応じて、機器変更するよう、あるいは配置をずらすよう声を出して操作員に指示する。会議用机12の上にマウスを置き直接操作させても良い。これら音声及びシミュレーションの工程は、全てVTR28に収録される。この間に疑問を持ったユーザまたは操作者は、電子黒板15に図形や文字を書いて説明することができるが、ここに書かれた内容も、ソースセレクタSSの切換え操作によってVTR28に収録可能である。機械配置に対しては都度動作シミュレーションが行われ、各機械についての干渉チェックが為され干渉の無い配置が定められる。
【0040】
ところが、この段階での配置は、指定のスペースに機械配置可能であるというだけのシミュレーションであり、このあと実用性の検証が必要である。
【0041】
そこで、あらましの配置が定まると、次に実働評価コンピュータ22が作動されモニタ上に3次元モデルとしてレイアウトされた機械やFMSラインの再定義を行なう。単体機としての各ジョイント部のモーションタイプ、速度、加速度、重力、トルク、逆運動方程式は、CAD3次元モデル作成時に入力したデータベースをそのまま使用して、ラインの組み換えや位置関係の設定によって生じた変更部分を再定義する。これによってモニタ上の工場は実際に機械やラインを設置した場合と同機能を持つことになる。その後、実際加工プログラムに基いて各機械の実際動作のシミュレーションが行われる。これは、各機械に予めの初期設定を行ったのち、実際の加工を行うのと同様に各モジュールを動作させ、ネスティングや材料の流れ、ローダ、アンローダの動作、プレスの進行状況等を確認しようというものである。ただし、ここで入力されるプログラムは、実際加工と同一のプログラムではなく、実際加工を模擬する加工用プログラムであり、動作速度はコンピュータ処理が行える範囲で高速動作可能とされるものである。
【0042】
これにより、板金素材が倉庫54より搬出され、ローダを介してプレス機55に渡され、順次打抜き加工を行って製品搬出される状態が一目瞭然に理解でき、不具合いがあれば即発見できる。また、不具合い箇所を修正して実際動作を再度確認できる。これら監視の状態は、全てVTR28に収録されている。
【0043】
図4は実働評価コンピュータ作動時のスクリーン4の画像状態を示す説明図である。
【0044】
図示のように、スペース内に各機械が配置され、上記のシミュレーションが行われている。スクリーンの上方及び下方の空きの部分にはシミュレーション途中の状態情報が表示されている。即ち、図上の表示57aには、自動倉庫の在庫データが表示されている。図下左方の表示57bにはスケジュールプログラムの内容が表示されている。また図下右方の表示57cには、加工内容として各機械の状態が呈示されている。
【0045】
最後に前記実働評価コンピュータ本体22は、シミュレーション終了時点で工程のサイクルタイム、実績、生産効率や設備費用等の総合評価の一覧表示を出力する。
【0046】
シミュレーションの内容は、ハードコピー装置6により都度コピーすることも可能である。また図面出力装置8により3角図面で出力可能である。これら資料は製本機で製本されて報告書とされる。
【0047】
また、上記のシミュレーションに先立ち、またはその途中、あるいは終了後にVTR42、レーザディスク43、テレビチューナ45、カセットテープレコーダ46、CDプレーヤ47を作動させ、シミュレーション内容を適宜編集して、報告用のビデオテープを編集することもできる。
【0048】
以上により、ユーザは、種々の要望に合う最適のライン設計を容易に得ることができ、その途中の経過を加えたビデオテープを受け取ることができる。収録ビデオの再生では、これを参照することによってライン修正を容易、確実に行うことができ、またメーカ側に帰ってからの報告を容易に為すことができる。
【0049】
上記実施例では大画面ディスプレイ装置としてリアプロジェクタ5の出力映像を表示するリアスクリーン4の例で示したが、LCD画面等によっても同一である。
【0050】
また、上記実施例では、ラインの新規構築の例で示したが、機械の一部の変更であっても同様である。
【0051】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得るものである。
【0052】
【発明の効果】
以上の通り、本発明は、工場シミュレーションを希望する人員を談話可能の態様で着席させる複数の座席と、これら座席から容易に観察できる位置に立設した大画面ディスプレイ装置と、この大画面ディスプレイ装置に所望の映像を表示させる表示駆動装置と、該表示駆動装置及び上記大画面ディスプレイ装置の表示画面に必要な情報を入力するための入力機器と接続され、前記表示駆動装置に前記所望の映像信号及び上記入力機器から入力される情報信号を与えると共に音声入力機器との間で前記映像信号を含め各種情報を交換する情報交換器と、該情報交換器と接続され、入力設定された工場スペース及び工場内に配置されるべき各種機械の3次元モデルを指定の角度、指定の動作条件によって動作させつつ表示するためのシミュレーションデータを生成するシミュレーションコンピュータと、前記情報交換器及び前記シミュレーションコンピュータと相互に接続され、入力設定された加工プログラムを解析し上記各機械の各動作要素に順次の動作指令を与えると共に構築ラインについての評価を行う実働評価コンピュータと、前記シミュレーションコンピュータまたは前記実働評価コンピュータに条件選択等各種の指示を与える手動操作装置と、前記情報交換器と接続され、前記ディスプレイ装置に表示された映像情報と、当該映像情報の表示時に同時に収録した前記談話の収録音とを共に収録する収録装置と、を備えた工場シミュレーション・ショールームである。
【0053】
したがって、シミュレーションコンピュータにより、ユーザ側の呈示するスペース内でメーカ側の呈示する機械の3次元モデルを適宜選択配置しつつ配置可能の機械レイアウトをビジュアルに検討することができる。
【0054】
また、前記シミュレーションコンピュータには実働評価コンピュータが接続され、スケジュールブログラムを含めた如きプログラムの入力設定により、各機械の実際動作のシミュレーションを見せることができ、かつ構築ラインについての生産効率、設備費等についての総合評価を行うことができる。
【0055】
前記ディスプレイ装置に表示された映像情報と、当該映像情報の表示時に同時に収録した前記談話の収録音とを共に収録する収録装置とを備えているので、本発明によればシミュレーションの内容は出席者の談話と共に同時に収録されるので、再検討時に当時の状況や雰囲気等を容易に知ることができ再検討や再々検討を効率良く行うことができるという効果がある。
【0056】
すなわち、適正な工場レイアウトの設計と、設計に要した検討経過の記録ができ、またこの工場レイアウト設計時の記録を基に例えば再検討等を図ることができ、特に映像と、音声等を同時に収録するものでユーザ側の報告も極めて容易になり、再検討の際、例えば会議に出席していなかった者の理解も極めて容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る工場シミュレーション・ショールームの機器配置状態を示す平面図。
【図2】上記シミュレーション・ショールームにおける各機器の接続状態を示すブロック図。
【図3】板金加工ラインの一例を示すブロック図。
【図4】スクリーンの表示状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 シミュレーション・ショールーム
2 部屋
4 リアスクリーン
6 ハードコピー装置
8 図面出力装置
9 3次元シミュレーションコンピュータ本体
10 AV機器
11 マイクロフォン
12 会議用机
13 椅子
15 電子黒板
16 スライドプロジェクタ
17 操作机
20 録画モニタ
21 システムコントロールコンソール
22 実働評価コンピュータ(板金統合管理システム)本体
28 収録用VTR
29 オーディオミキサ
37 書画カメラ
41 カメラ
42 再生用VTR
43 レーザディスク
45 テレビチューナ
46 カセットテープレコーダ
47 CDプレーヤ
SS ソースセレクタ

Claims (1)

  1. 工場シミュレーションを希望する人員を談話可能の態様で着席させる複数の座席と、
    これら座席から容易に観察できる位置に立設した大画面ディスプレイ装置と、
    この大画面ディスプレイ装置に所望の映像を表示させる表示駆動装置と、
    該表示駆動装置及び上記大画面ディスプレイ装置の表示画面に必要な情報を入力するための入力機器と接続され、前記表示駆動装置に前記所望の映像信号及び上記入力機器から入力される情報信号を与えると共に音声入力機器との間で前記映像信号を含め各種情報を交換する情報交換器と、
    該情報交換器と接続され、入力設定された工場スペース及び工場内に配置されるべき各種機械の3次元モデルを指定の角度、指定の動作条件によって動作させつつ表示するためのシミュレーションデータを生成するシミュレーションコンピュータと、
    前記情報交換器及び前記シミュレーションコンピュータと相互に接続され、入力設定された加工プログラムを解析し上記各機械の各動作要素に順次の動作指令を与えると共に構築ラインについての評価を行う実働評価コンピュータと、
    前記シミュレーションコンピュータまたは前記実働評価コンピュータに条件選択等各種の指示を与える手動操作装置と、
    前記情報交換器と接続され、前記大画面ディスプレイ装置に表示された映像情報と、当該映像情報の表示時に同時に収録した前記談話の収録音とを共に収録する収録装置とを備え、
    前記シミュレーションコンピュータには、予めメーカ側の全機械の3次元モデルデータがインプットされ、
    データベースに登録された単体機としての各ジョイント部のモーションタイプ、速度、加速度、重力、トルク、逆運動方程式等の各種シミュレーションデータにより、実際の加工を行うのと同様に、ネスティングや材料の流れ、ローダ、アンローダの動作、プレスの進行状況等を含む動作を確認するため各モジュールを実際加工を模擬する加工プログラムにより実行させ、
    前記実働評価コンピュータは、前記シミュレーションコンピュータのシミュレーションに基づいて製品原価計算、受注計算、在庫管理、各工程のサイクルタイム、実績、生産効率、及び設備費用等のうち必要なものを生成し、総合評価の一覧表を出力することを特徴とする工場シミュレーション・ショールーム。
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