JP3194284B2 - 操作手順シミュレーション装置及び方法 - Google Patents

操作手順シミュレーション装置及び方法

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JP3194284B2
JP3194284B2 JP32970491A JP32970491A JP3194284B2 JP 3194284 B2 JP3194284 B2 JP 3194284B2 JP 32970491 A JP32970491 A JP 32970491A JP 32970491 A JP32970491 A JP 32970491A JP 3194284 B2 JP3194284 B2 JP 3194284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器等の操
作の手順をシミュレートする操作手順シミュレーション
装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オーディオ・ビジュアル(A
V)機器等の電子機器は、得られる音や映像が良いもの
であることは勿論、それらの良い音や映像を得るための
操作性も高いものであることが望まれる。例えば、AV
機器のなかで、ビデオテープレコーダ(VTR)を用い
て、留守番録画をする場合、ユーザは、録画したい番組
のチャンネル、月日、曜日、開始時間、終了時間及びテ
ープ走行速度等の設定をVTR本体、若しくは遠隔操作
装置を用いて行うことになる。当然のことながら、これ
ら一連の操作は、簡単であることが望まれ、また、誤り
がないことがその都度確認できることが望まれる。その
ために、例えば、VTRで上述するような一連の操作を
行う場合、視覚的な情報で操作が正しいかどうかを確認
するための表示部が設けられており、この表示部は、ユ
ーザと機械とのインターフェースいわゆるヒューマンイ
ンターフェースということができる。例えば対話方式の
オンスクリーンディスプレイ(OSD)等のインターフ
ェースがその例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記オンス
クリーンディスプレイ(OSD)等のヒューマンインタ
ーフェースのデザイン、表示情報の変化や動きを検討す
るには、試作機ができるまで待たなければならず、その
段階からは充分な操作性、表示情報の変化や動きの検討
は難しかった。また、コンピュータでシミュレーション
(Simulation)をしようとすると複雑なプロ
グラムが必要であった。
【0004】なお、このシミュレーションは、対象とす
るシステムの状態、性質あるいは行動を、理解しやすい
容易なシステムに変換して再現する技術であり、近年、
コンピュータグラフィックスの技法を利用して、視覚的
に理解しやすい形で再現する手法、すなわち、画像によ
るシミュレーションが有効に活用され始めている。
【0005】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、試作機ができる前に、例えば電子機器
等の操作性を汎用コンピュータを用いて、検討できる操
作手順シミュレーション装置及び方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る操作手順シ
ミュレーション装置は、上記課題を解決するために、電
子機器の第1の表示部に表示されるヒューマンインタフ
ェース画面を、前記第1の表示部に係わる第1の入力手
段への入力操作と対応つけてシミュレートする操作手順
シミュレーション装置において、前記第1の表示部に係
わる第1の入力手段への入力操作をシミュレートする第
2の入力手段と、前記第2の入力手段に入力された入力
操作により、該入力操作に対応する前記ヒューマンイン
タフェース画面を表示する第2の表示手段と、前記ヒュ
ーマンインタフェース画面に用いられる画像情報をペー
ジ単位で、前記第2の入力手段からの設定入力により設
定するページ情報設定手段と、前記ページ情報間のつな
がりを前記第2の入力手段からの設定入力により設定す
るページ接続情報設定手段と、前記画像情報を構成する
ための単位画像情報と、前記ページ単位の画像情報と、
前記ページ接続情報を格納する記憶手段と、前記ページ
単位の画像情報と前記ページ接続情報を読み出して、前
記第2の入力手段に入力された入力操作に対応する前記
ヒューマンインタフェース画面を前記ページ接続情報に
そって第2の表示手段に表示しで前記電子機器のヒュー
マンインタフェースをシミュレートするシミュレーショ
ン実施手段とを具備してなる。
【0007】また、本発明に係る操作手順シミュレーシ
ョン方法は、上記課題を解決するために、電子機器の第
1の表示部に表示されるヒューマンインタフェース画面
を、前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力
操作と対応つけてシミュレートする操作手順シミュレー
ション方法において、前記第1の表示部に係わる第1の
入力手段への入力操作をシミュレートする第2の入力手
段により入力された入力操作により、前記ヒューマンイ
ンタフェース画面を第2の表示手段に表示する過程と、
前記ヒューマンインタフェース画面に用いられる画像情
報をページ単位で、前記第2の入力手段からの設定入力
により設定しページ情報を生成する過程と、前記ページ
情報間のつながりを前記第2の入力手段からの設定入力
により設定してページ接続情報を生成する過程と、前記
画像情報を構成するための単位画像情報と、前記ページ
単位の画像情報と、前記ページ接続情報を記憶手段に格
納する過程と、前記ページ単位の画像情報と前記ページ
接続情報を読み出して、前記第2の入力手段に入力され
た入力操作に対応する前記ヒューマンインタフェース画
面を前記ページ接続情報にそって第2の表示手段に表示
して前記電子機器のヒューマンインタフェースをシミュ
レートする過程とを含む。
【0008】また、本発明に係る操作手順シミュレーシ
ョン装置は、上記課題を解決するために、電子機器の第
1の表示部に表示されるヒューマンインタフェース画面
を、前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力
操作と対応つけてシミュレートする操作手順シミュレー
ション装置において、前記第1の表示部に係わる第1の
入力手段への入力操作をシミュレートする第2の入力手
段と、前記第2の入力手段に入力された入力操作によ
り、該入力操作に対応する前記ヒューマンインタフェー
ス画面を表示する第2の表示手段と、前記ヒューマンイ
ンタフェース画面に動画を設定するための設定シート画
面となるスクリプトを設け、該スクリプト上に時間軸に
そって複数の画像を配置して、シミュレートする動画の
時間軸情報と画像情報を設定する動画情報設定手段と、
該画像情報と時間軸情報とを格納する記憶手段と、該画
像情報と時間軸情報とを読み出して前記電子機器の動画
のヒューマンインタフェースをシミュレートするシミュ
レーション実行処理部とを具備してなる。
【0009】また、本発明に係る操作手順シミュレーシ
ョン方法は、上記課題を解決するために、電子機器の第
1の表示部に表示されるヒューマンインタフェース画面
を、前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力
操作と対応つけてシミュレートする操作手順シミュレー
ション方法において、前記第1の表示部に係わる第1の
入力手段への入力操作をシミュレートする第2の入力手
段に入力された入力操作により、対応する前記ヒューマ
ンインタフェース画面を第2の表示手段に表示する過程
と、前記ヒューマンインタフェース画面に動画を設定す
るための設定シート画面となるスクリプトを設け、該ス
クリプト上に時間軸にそって複数の画像を配置して、シ
ミュレートする動画の時間軸情報と画像情報を設定する
過程と、該画像情報と時間軸情報とを記憶手段に格納す
る過程と、該画像情報と時間軸情報とを読み出して前記
電子機器の動画のヒューマンインタフェースをシミュレ
ートする過程とを含む。
【0010】
【作用】本発明に係る操作手順シミュレーション装置及
び方法は、表示の変化の単位となるページ情報として絵
や動画を設定し、さらにそのページ情報に接続情報を設
定することでページ間のつながりをたどる。このため、
シミュレーションができる。また、設定シート画面とな
るスクリプト上に時間軸にそって複数の絵を設定するこ
とにより動画をシミュレーションできる。
【0011】
【実施例】本発明に係る操作手順シミュレーション装置
の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、本実
施例の機能ブロック図である。図1において、本実施例
は、例えばキーボードやマウス等からなる入力装置11
と、この入力装置11からの入力操作に応じて電子機器
の表示の変化の単位となる絵や動画をそれぞれページ情
報として設定するページ情報設定部12と、上記入力装
置11からの入力操作に応じて上記ページ情報設定部1
2で設定された各ページのつながりを設定するページ接
続情報設定部13と、上記ページ情報設定部12からの
ページ情報が書き込まれるメモリ部19内のページ情報
メモリ14と、上記ページ接続情報設定部13からのペ
ージ接続情報が書き込まれるメモル部19内のぺージ接
続情報メモリ15と、上記ページ情報メモリ14に書き
込まれたページ情報と上記ページ接続情報メモリ15に
書き込まれたページ接続情報とを読みだし、上記入力装
置11からの入力操作に応じて電子機器の表示の変化を
たどるシミュレート実行処理部16と、このシミュレー
ト実行処理部16によって実行されたシミュレーション
を表示させるための表示制御回路17と、上記シミュレ
ーション実行処理部16によって実行されたシミュレー
ションを上記表示制御回路17の制御に応じて表示する
表示部18とを備える。
【0012】次に、図1に示した本発明の動作を説明す
る。本発明では、例えばAV機器や情報機器の操作手順
や表示内容をコンピュータ上でシミュレートするため
に、ページ情報という概念を設けた。このページ情報
は、絵や色や動画を設定できるものであり、入力装置1
1からの入力操作に応じて、ページ情報設定部12で設
定される。このページ情報設定部12で設定されたペー
ジ情報は、表示制御部17を介して表示部18に表示さ
れると共にメモリ部19内のページ情報メモリ14に書
き込まれる。上記ページ情報は、それぞれ独立したもの
であり、そのままではつながりがない。そのため、ペー
ジ接続情報設定部13で上記ページ情報設定部12で設
定された各ページ間のつながりを設定する。このページ
接続情報設定部13で設定されたページ接続情報は、メ
モリ部19内のページ接続情報メモリ15に書き込まれ
る。上記メモリ部19内の上記ページ情報メモリ14及
び上記ページ接続情報メモリ15に記憶されたページ情
報及びページ接続情報は、上記入力装置11の入力操作
に応じてシミュレーション実行処理部16に読み出さ
れ、このシミュレーション実行処理部16によって実行
され上記表示制御部17を介して表示部18に表示され
る。
【0013】ここで、本発明に係る操作手順シミュレー
ション装置のページ情報設定部12とページ接続情報設
定部13の具体的な動作をこの操作手順シミュレーショ
ン装置の表示部を示す図を参照しながら説明する。図2
は、例えばいわゆる電子ノート等と称される携帯用小型
入力装置のヒューマンインターフェース部の、任意のペ
ージを設定する場合の操作手順シミュレーション装置の
表示部18の表示例を示す図である。
【0014】図2において、操作手順シミュレーション
装置の表示部18には、上記携帯用小型入力装置の表示
面21側の外観20と、ページ設定画面30が表示され
る。上記携帯用小型入力装置の表示面21側の外観20
には、表示面21の表示内容に対応するページを任意に
設定する操作ボタン部22も一緒に表示されている。こ
の携帯用小型入力装置の外観20の表示面21の表示内
容をページ情報として操作ボタン22で選択してシミュ
レートする。
【0015】また、上記ページ設定画面30は、上記携
帯用小型入力装置の外観20の表示面21の内容が切り
替わる毎に、表示内容が切り替わる。このページ設定画
面30は、上記ページを設定すると共に設定されたペー
ジの内容を表示するいわゆるメモの働きをする。このペ
ージ設定画面30は、ページ番号を表示するページ番号
表示部31、絵や色または動画のタイプを選択するタイ
プ選択部32、ページの名前を表示する名前表示部3
3、この名前表示部33に表示されるべき名前を設定も
しくは変更する名前設定部34aと、接続(リンク)タ
イプやリンクの位置等を設定するための接続設定部34
bとからなる設定ボタン部34及び終了スイッチ35に
よって構成される。
【0016】このような構成を持つページ設定画面30
は、上述したようにページ情報が切り替わる毎に表示内
容が切り替わり、上記ページ番号表示部31及び名前表
示部33に表示されるページ番号及び名前は、携帯用小
型入力装置の外観20の表示面21の表示内容に対応す
るページ毎に変化する。
【0017】次に、上記ページ設定画面30の上記各設
定部等を用いて各ページを設定するには、キーボードや
マウス等の上記入力装置11で入力操作を行う。このペ
ージ設定の操作をフローチャートを用いて全体的な操作
の流れと、要部(ページ設定)の操作とに分けて以下に
説明する。
【0018】先ず、図3は、本発明に係る操作手順シミ
ュレーション装置の実施例の全体的な操作のフローチャ
ートである。この図3の最初のステップS1で上記操作
手順シミュレーションが新規か否かを判別して,YES
(新規である)のときにはステップS2に進みページ設
定を行う。このステップS2は、電子機器の表示の変化
の単位となる色、絵、動画の中から一つを選択しページ
情報として設定し、そのように設定された各ページ情報
間の接続情報も設定する。このステップS2で、ページ
設定が終わるとステップS4に進み、シミュレーション
が実行される。次に、実行されたシミュレーションか
ら、ステップS5は、設定変更が必要であるか否かを判
別する。ステップS5でNO(設定変更不必要)と判別
されたときには、ステップS6に進み、手順の変更が必
要であるか否かが判別される。ステップS6でNO(手
順変更不必要)と判別されたときには、ステップS7に
進む。このステップS7は、上記操作手順シミュレーシ
ョンのソフトを保存する。上記ステップS5でYES
(設定変更必要)と判別されたときには、上記ステップ
S2に戻り、ページ設定が行われる。ステップS2のペ
ージ設定が終われば、ステップS4に進みシミュレーシ
ョンが実行される。上記ステップS6でYES(手順変
更必要)と判別されたときには、ステップS8に進み、
ページ編集が行われる。このステップS8のページ編集
が終わると、ステップS4の実行に戻り、シミュレーシ
ョンが実行される。また、上記ステップS1でNO(新
規でない)が判別されるときには、ステップS3で保存
されていた上記操作手順シミュレーションのソフトが開
かれ、ステップS4で実行される。新規でないというこ
とは、既に操作手順シミュレーションのソフトが完成さ
れているのであるから、ステップS3でソフトを開いて
実行することは不必要ともいえるが、ここでは、例え
ば、以前に作成されたシミュレーションのソフトを実行
させ、第三者にステップS5の設定変更が必要であるか
否かを判別させると考えるものである。
【0019】上記ステップS2の要部となるページ設定
の詳細を図4を用いて説明する。図4は、ページ設定操
作の詳細なフローチャートである。図4において、ペー
ジ設定が開始されると先ずステップS11は、ページ設
定を行うか否かを判別し、NO(設定を行わない)のと
きには終了となり、図3に示したフローチャートのステ
ップS4の実行に進む。上記ステップS11でYES
(設定を行う)が判別されるとステップS12に進む。
このステップS12は、電子機器の表示の変化の単位と
なる色、絵、動画をタイプとして分け、その中からペー
ジとして設定すべき一つを選択する。上記ステップS1
2がページとして設定すべき一を選択すると次にステッ
プS13に進み、いわゆる接続情報であるリンクを自動
(オート)にするか手動(マニュアル)にするかを選択
する。このステップS13でオートを選択すると、任意
のページを実行後、自動的に指定されたページに移動す
ることができ、ステップS14のページ選択に進む。上
記ステップS13で、マニュアルを選択するとステップ
S15に進み、リンクの位置を設定する。ステップS1
5でリンク位置の設定が終了するとステップS16に進
み、設定されたリンク位置が選択されたときに移動する
行き先のページを設定する。このステップS16で新規
を選択すると、ステップ17のページ増に進行し、開始
に戻る。一方、このステップS16で既存を選択すると
ステップS18のページ選択に進行し、このステップS
18から上記ステップS15のリンク位置の設定に戻
る。
【0020】以上、ページ設定の操作をフローチャート
を用いて説明したが、ここで操作の一例を述べる。図4
のステップS12で設定のタイプとして例えば絵を選ぶ
のであれば、タイプ選択部32で絵のキー32aをキー
ボードやマウス等の入力装置11で選択入力し、設定ボ
タン34の接続設定部34bでオートあるいはマニュア
ルを選ぶ。ここで、マニュアルを選ぶのであれば同じく
接続設定部34bでリンク位置の設定を行い、行き先を
指定する。一方、オートを選んだのであれば自動的に移
動するページを指定する。
【0021】次に、上記ページ設定の際に各ページ情報
間をつなぐページ接続情報(リンク)について、上記携
帯用小型入力装置の操作手順をシミュレートする場合を
例として説明する。図5は、上記携帯用小型入力装置の
リンクを説明するための図である。
【0022】図5において、Aに示された図は、上記携
帯用小型入力装置の外観20aの表示面21a上のペー
ジが「表紙」という名称であり、Bに示された図は、外
観20bの表示面21b上のページが「メモ」という名
称であり、Cに示された図は、外観20cの表示面21
c上のページが「アクション」という名称であり、Dに
示された図は、外観20dの表示面21dのページが
「コネクション」という名称である。それぞれの外観2
0a、20b、20c、20d内には、操作ボタン部2
2が各表示面21a、21b、21c、21dの右肩の
位置に設けられており、各ページの名称に対応させたキ
ー表示をすることで、例えばマウス等の入力装置の入力
により上記名称の各ページの一を所定の表示面に表示さ
せる。例えば、A図の外観20a上の操作部22のキー
22bを入力すれば、B図の外観20b上の表示面21
bに、キー22bに対応する「メモ」という名称のペー
ジが表示される。同様に、A図の外観20a上の操作部
22のキー22cを入力すれば、C図の外観20c上の
表示面21cに、キー22cに対応する「アクション」
という名称のページが表示され、A図の外観20a上の
操作部22のキー22dを入力すれば、D図の外観20
d上の表示面21dに、キー22dに対応する「コネク
ション」という名称のページが表示される。以上は、操
作部22のキーを入力することにより、表示面に表示さ
せるページを任意に選択することを可能とする。言い換
えると操作部22のキーを入力することにより、ページ
の接続位置を決めることになる。これがリンクを手動
(マニュアル)で設定するということである。
【0023】一方、例えば、A図の外観20aの表示面
21aに表示される「表紙」という名称のページを自動
(オート)として設定すれば、B図の外観20bの表示
面21bに表示される「メモ」という名称のページが終
了した後でも、C図の外観20cの表示面21cに表示
される「アクション」という名称のページが終了した後
でも、D図の外観20dの表示面21dに表示される
「コネクション」という名称のページが終了した後で
も、A図の外観20aの表示面21aに表示される「表
紙」という名称のページに戻る。
【0024】したがって、本発明に係る操作手順シミュ
レーション装置の実施例は、対話方式のOSD(オンス
クリーンディスプレイ)等のヒューマンインターフェー
スを汎用コンピュータを用いてデザイン段階で充分検討
することができる。
【0025】次に、動画表示のシミュレーションについ
て、説明する。AV機器、情報機器等の表示部の変化や
動きはその製品の操作性やイメージを決定する。その表
示部の変化や動きをコンピュータ上でシミュレーション
するためにスクリプトという概念を用いた。スクリプト
とは、いわゆる台本や脚本のようなものであり、設定シ
ート画面とも言える。このスクリプト上に対話的に絵や
色を設定しそれを実行することで動画のシミュレーショ
ンを行うことができる。設定の順番は、いつ(時間の設
定)、誰が(絵や色の選択)、どこで(絵の場合は表示
位置)、何を(絵の表示タイプ)という順番になってい
る。
【0026】図6は、上記スクリプトを用いて動画を設
定する場合の操作フローチャートである。この図6の最
初のステップS21で機能選択を行うが、この機能選択
は、動画を実際にシミュレーションするか否かを判別す
る。動画を実際にシミュレーションするのであれば、ス
テップS22に進み、動画をいつ出すかの時間選択を行
う。また、ステップS24の編集、カスタム機能とは既
に設定が完了された動画のシミュレーションを編集、区
間リピート、自動並び、自動スクロール等の為にコピー
として複製しておく。上記ステップS22で時間選択が
終わると、ステップS23に進み、絵を設定するのか色
を設定するのかを判別する。絵の設定を判別するとステ
ップS25に進み、どのような絵を動かすのかを選択
し、次にステップS26に進む。ステップS26では、
画面上のx,y座標を用い絵の表示位置を決める。ステ
ップS26が設定すると、ステップS27に進む。この
ステップS27では、絵の表示方法を決める。具体的に
は、縦ワイプ、横ワイプ、中央スプリット、ブラインド
ワイプ、スクロール等である。また、上記ステップS2
3で色の設定を判別するとステップS28に進み、どの
ような色を使うのかを選択する。この色の選択は、同じ
色でも明暗の違いも区別する。ステップS28が終わる
と、ステップS29に進み、色の表示方法を決定する。
具体的には、ある色から別の色の変化、または同じ色の
明暗の変化が急か徐々か等である。上記ステップS27
の絵の表示方法の選択及びステップS29の色の表示方
法の選択が終了するとステップS30に進む。このステ
ップS30でYESが判別されると、設定終了となり、
ステップS31の実行に進む。ステップS31で実行さ
れた結果を判断し、設定を完了してもよければステップ
S32でYESが判別され保存される。上記ステップS
30でNOが判別されるとステップS21に戻る。ま
た、上記ステップS32でNOが判別されると本フロー
チャートの開始に戻る。
【0027】上記図6のフローチャートで示されたスク
リプト設定画面の例を図7に示す。この図7において、
スクリプト設定画面41は、1画面当たり横方向に1か
ら15まで表示される時間表示(時間軸)と、縦方向に
同時に26個(A〜Z)の設定が可能な領域を有する表
示部42と、例えば「設定1」、「設定2」、「編
集」、「カスタム」等の項目を選択するボタン項目選択
部43と、例えば表示方法、位置設定、名前設定等の設
定ボタン部44と、この設定ボタン部44を押している
間だけ表示部42にウインド表示される設定内容部とを
有する。
【0028】上記時間表示(時間軸)は、1画面当たり
1〜15の区分であるが画面をスクロールすれば最大5
12まで表示することができる。また、上記ボタン項目
選択部43は、ファンクションすることにより、最大2
4個の設定が可能である。
【0029】上記スクリプト設定画面で動画を設定する
具体的な方法は、例えば時間軸3の位置から領域Aに絵
を設定し、続いて時間軸4のA領域に少し変化した絵を
設定するように、同じA領域に時間軸を変化させながら
少しずつ変化していく絵を設定していけは、上記図4の
フローチャートのステップS31の実行を行ったときに
動画のシミュレーションができる。色の設定についても
同様である。上記スクリプト設定画面は、最大512の
時間軸と最大26の領域を有するので、同時に多種の動
画の設定が可能である。
【0030】したがって、本発明に係る操作手順シミュ
レーション装置の実施例で動画をシミュレーションする
ことにより、AV機器や情報機器の表示部の変化や動き
を、その表示内容を含めて試作機ができる前に検討、評
価することができる。
【0031】なお、本発明に係る操作手順シミュレーシ
ョン装置は、上記実施例にのみ限定されるものでなく、
適用される電子機器もヒューマンインターフェースを有
するものであれば多種に及ぶ。
【0032】また、本発明に係る操作手順シミュレーシ
ョン装置の創作過程において、新しい階層構造を有する
フローチャートを考えた。以下に、この新しい階層構造
のフローチャートを図を参照しながら説明する。図9
は、従来のフローチャートを示す図である。従来のフロ
ーチャートは、タスク91からタスク92、94へ、タ
スク92からタスク93、96へ、タスク94からタス
ク96へというように上から下へ流れる部分だけの構成
だと分かりやすいが、タスク93からタスク91へ、タ
スク96、95からタスク91へというように下から上
に戻るような構成であったり、タスクの数が多くなると
表現が複雑になり分かりにくくなる。また、フローチャ
ートの面積も大きくなってしまう。
【0033】そこで、本発明者は、図8に示すようなス
テップフローチャートという新しい階層構造のフローチ
ャートを考えた。このステップフローチャートは、図8
に示すように、タスク81、82、83、84、85及
び86を斜めに配置し、それぞれのつながりを順方向
は、タスク81側から下に向かって、また逆方向は、タ
スク86側から上に向かって流れる。また、各タスク
は、分岐の数で重要点を判断し強調することにより見や
すく整理している。図8では、タスク81、82の形状
が他のタスクと異なり、強調されている。また、矢印の
交点と交点でないものに関しても区別している。
【0034】したがって、上記ステップフローチャート
は、複雑な階層構造を限られた面積を有効に活用してあ
り一覧できるのでそれぞれのタスクの関係がよく分か
る。特に、本発明に係る操作手順シミュレーション装置
で電子機器等のヒューマンインターフェース部分をシミ
ュレートする場合には、例えば複雑なAV機器等の操作
手順を整理するのに役立つ。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る操作手順シミュレーション
装置及び方法は、電子機器のヒューマンインターフェー
ス部分をコンピュータ画面上でシミュレーションするも
のであり、表示の変化の単位となるページ情報に絵や動
画を設定し、そのページに接続情報を設定することでペ
ージ間のつながりをたどることができる。また、動画を
設定するスクリプト上に時間軸にそって複数の絵を設定
するので動画もシミュレーションできる。このため、電
子機器のヒューマンインターフェースをデザイン段階で
検討することができ、ヒューマンインターフェースの向
上が計られ、設計の効率化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作手順シミュレーション装置の
実施例の機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る操作手順シミュレーション装置の
実施例の表示部の表示例を携帯用小型入力装置のヒュー
マンインターフェース部分として示した図である。
【図3】本発明に係る操作手順シミュレーション装置の
全体的な操作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図3で示した操作手順シミュレーション装置の
全体的な操作を説明するためのフローチャートのなかの
要部となるページ設定部の操作を説明するフローチャー
トである。
【図5】例えばいわゆる電子ノート等と称される携帯用
小型入力装置のリンクを説明するための図である。
【図6】本発明に係る操作手順シミュレーション装置で
動画をシミュレートする際の動画設定の操作を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】動画設定に用いられるスクリプトの代表的画面
を示す図である。
【図8】新しい階層構造を持つステップフローチャート
を示す図である。
【図9】従来のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
11・・・・入力装置 12・・・・ページ情報設定部 13・・・・ページ接続情報設定部 14・・・・ページ情報メモリ 15・・・・ページ接続情報メモリ 16・・・・シミュレート実行処理部 17・・・・表示制御部 18・・・・表示部 19・・・・メモリ部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の第1の表示部に表示されるヒ
    ューマンインタフェース画面を、前記第1の表示部に係
    わる第1の入力手段への入力操作と対応つけてシミュレ
    ートする操作手順シミュレーション装置において、 前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力操作
    をシミュレートする第2の入力手段と、 前記第2の入力手段に入力された入力操作により、該入
    力操作に対応する前記ヒューマンインタフェース画面を
    表示する第2の表示手段と、 前記ヒューマンインタフェース画面に用いられる画像情
    報をページ単位で、前記第2の入力手段からの設定入力
    により設定するページ情報設定手段と、 前記ページ情報間のつながりを前記第2の入力手段から
    の設定入力により設定するページ接続情報設定手段と、 前記画像情報を構成するための単位画像情報と、前記ペ
    ージ単位の画像情報と、前記ページ接続情報を格納する
    記憶手段と、 前記ページ単位の画像情報と前記ページ接続情報を読み
    出して、前記第2の入力手段に入力された入力操作に対
    応する前記ヒューマンインタフェース画面を前記ページ
    接続情報にそって第2の表示手段に表示しで前記電子機
    器のヒューマンインタフェースをシミュレートするシミ
    ュレーション実施手段とを具備したことを特徴とする操
    作手順シミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 電子機器の第1の表示部に表示されるヒ
    ューマンインタフェース画面を、前記第1の表示部に係
    わる第1の入力手段への入力操作と対応つけてシミュレ
    ートする操作手順シミュレーション方法において、 前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力操作
    をシミュレートする第2の入力手段により入力された入
    力操作により、前記ヒューマンインタフェース画面を第
    2の表示手段に表示する過程と、 前記ヒューマンインタフェース画面に用いられる画像情
    報をページ単位で、前記第2の入力手段からの設定入力
    により設定しページ情報を生成する過程と、 前記ページ情報間のつながりを前記第2の入力手段から
    の設定入力により設定してページ接続情報を生成する過
    程と、 前記画像情報を構成するための単位画像情報と、前記ペ
    ージ単位の画像情報と、前記ページ接続情報を記憶手段
    に格納する過程と、 前記ページ単位の画像情報と前記ページ接続情報を読み
    出して、前記第2の入力手段に入力された入力操作に対
    応する前記ヒューマンインタフェース画面を前記ページ
    接続情報にそって第2の表示手段に表示して前記電子機
    器のヒューマンインタフェースをシミュレートする過程
    とを含むことを特徴とする操作手順シミュレーション方
    法。
  3. 【請求項3】 電子機器の第1の表示部に表示されるヒ
    ューマンインタフェース画面を、前記第1の表示部に係
    わる第1の入力手段への入力操作と対応つけてシミュレ
    ートする操作手順シミュレーション装置において、 前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力操作
    をシミュレートする第2の入力手段と、 前記第2の入力手段に入力された入力操作により、該入
    力操作に対応する前記ヒューマンインタフェース画面を
    表示する第2の表示手段と、 前記ヒューマンインタフェース画面に動画を設定するた
    めの設定シート画面となるスクリプトを設け、該スクリ
    プト上に時間軸にそって複数の画像を配置して、シミュ
    レートする動画の時間軸情報と画像情報を設定する動画
    情報設定手段と、 該画像情報と時間軸情報とを格納する記憶手段と、 該画像情報と時間軸情報とを読み出して前記電子機器の
    動画のヒューマンインタフェースをシミュレートするシ
    ミュレーション実行処理部とを具備したことを特徴とす
    る操作手順シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 電子機器の第1の表示部に表示されるヒ
    ューマンインタフェース画面を、前記第1の表示部に係
    わる第1の入力手段への入力操作と対応つけてシミュレ
    ートする操作手順シミュレーション方法において、 前記第1の表示部に係わる第1の入力手段への入力操作
    をシミュレートする第2の入力手段に入力された入力操
    作により、対応する前記ヒューマンインタフェース画面
    を第2の表示手段に表示する過程と、 前記ヒューマンインタフェース画面に動画を設定するた
    めの設定シート画面となるスクリプトを設け、該スクリ
    プト上に時間軸にそって複数の画像を配置して、シミュ
    レートする動画の時間軸情報と画像情報を設定する過程
    と、 該画像情報と時間軸情報とを記憶手段に格納する過程
    と、 該画像情報と時間軸情報とを読み出して前記電子機器の
    動画のヒューマンインタフェースをシミュレートする過
    程とを含むことを特徴とする操作手順シミュレーション
    方法。
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