JP3594807B2 - 圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 - Google Patents
圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3594807B2 JP3594807B2 JP22551698A JP22551698A JP3594807B2 JP 3594807 B2 JP3594807 B2 JP 3594807B2 JP 22551698 A JP22551698 A JP 22551698A JP 22551698 A JP22551698 A JP 22551698A JP 3594807 B2 JP3594807 B2 JP 3594807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled steel
- rolling
- welding
- hot
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、粗圧延された鋼材を接合した後、連続に仕上げ圧延を行うに際し、鋼材の端部を脱スケールするために切削した後、熱間で接合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄鋼製造工場では、省エネルギー、製品歩留りの向上、生産性の向上等を目的として、製造工程の連続化が精力的に進められている。その中でも、熱延鋼板(ホットコイル)を製造する熱間圧延工程の連続化は重要な課題の一つとなっている。
【0003】
近年、粗圧延機と仕上圧延機の間で、先行する粗圧延済みの鋼材(以下、これを単に「先行鋼材」と記載する)と、後続する粗圧延済みの鋼材(以下、これを単に「後行鋼材」と記載する)とを接合し、熱間仕上圧延を連続的に行う方法(以下、これを単に「連続化熱間圧延方法」と記載する)が提案されている。
【0004】
たとえば、熱延鋼板の重ね合わせ部を還元炎雰囲気の下で加熱し、スケールを還元して熱延鋼板の全幅を厚さ方向に圧接する方法(特開平6−312277号公報、参照)。また、厚いスケールが生成している鋼板、あるいは還元されにくい組成のスケールが生成している鋼板の場合には、回転切削工具などによって機械的に脱スケールして圧接する方法(特開平6−335785号公報、同8−19804号公報、同9−57302号公報、参照)などがある。
【0005】
図1は、熱間圧接装置を配置した熱間連続圧延設備の概要を示す図である。鋳片のスラブ9は、粗圧延機1によって圧延され圧延鋼材Sとなり、一旦中間コイラー2においてコイルに巻き取られる。そして仕上げ圧延機群6に送られる前に巻き戻され、レベラー3によってコイルの巻き癖が矯正され、クロップシャー4で端部の不良部分が切断される。その後、走行する熱間圧接装置5において先行鋼材S1の後端部と後行鋼材S2の先端部とを圧接した後、仕上げ圧延機群6によって仕上げ圧延が行われ、ダウンコイラー8に巻き取られる。そして高速シャー7で切断され、熱延鋼板コイルとなる。
【0006】
図2は、回転切削工具を用いた熱間圧接装置を示す縦断面図である。
【0007】
熱間接合は、次のような工程で実施される。まず、先行鋼材S1の後端部が所定位置(圧接プレス10の位置)にきたときクランプ装置11で鋼材を固定し、架台12に設けられたテーブルローラ13を昇降用シリンダー14によって上昇させ、円筒状回転切削工具15によって切削できる位置まで押し上げる。次に、後行鋼材S2を前進させ、その先端が下金型16の位置(先行鋼材の後端に重なり合う位置)にきたとき、後行鋼材をクランプ装置11で固定する。その後、バーナ17を燃焼させて先行鋼材S1および後行鋼材S2の端部のまわりを還元炎雰囲気として円筒状回転切削工具15を矢印で示す方向に移動させ、それぞれの鋼材の端部を切削する。切削が終わると、回転切削工具を退避させ、先行鋼材の架台12を圧接プレス10と同時に下降させて圧接する。この熱間圧接装置5は、走行ローラ18によって圧延方向に走行する。
【0008】
熱間接合は、鋼板の接合部の形状によって重ね合わせて行う方法と、突き合わせて行う方法とがある。
【0009】
図3は、接合の態様を示す図であり、(a)〜(c)は鋼板を重ね合わせてその厚さ方向に押圧して接合する図、(d)は鋼板を突き合わせてその長手方向に押圧して接合する図である。
【0010】
重ね合わせて行う方法は、図3(a) に示すように接合部を斜めに切削したもの、同図(b) のように階段状に切削したもの、同図(c) のように溝状の切欠をつけたものなどがある。いずれも把持装置19で鋼板S1,S2 を把持し、切削面20,21 を重ね合わせ、圧接プレス10で鋼材の厚さ方向に圧下する。圧下と同時に、いずれかの把持装置(この場合には後行鋼板把持装置19)を圧下量に応じて移動させるか、または把持装置を開放する。なお、切削および接合の際には、バーナ17から還元炎を吹き付け、酸化を防止する。
【0011】
突き合わせて行う方法は、図3(d) に示すように切削または切断後、鋼材S1,S2を把持装置19で把持し、切削部または切断面20,21 を同一平面に突き合わせ、さらに把持装置を鋼板の長手方向に押圧移動して接合する。また、切削および接合の際には、バーナ17から還元炎を吹き付け、酸化を防止する。
【0012】
図3(d) に示すように接合を突き合わせて行う方法では、接合部が盛り上がり、接合不良部が存在することがある。鋼板表面の接合不良部を鋼板の幅よりも長い回転切削工具を圧延方向に移動して、切削除去する装置と方法が提案されている(特開平7−241713号公報、同8−118129号公報、参照)。
【0013】
これらの接合部の温度が低い状態で接合された場合には、接合部の強度が低く圧延時に破断すると連続化圧延ができなくなるばかりでなく、設備などに損傷を与えることもある。これを防止するため、特開平6−312277号公報に提案された発明では、接合部を加熱することが行われている。特開平9−155571号公報に記載の発明では、圧接プレスの金型に断熱材や加熱装置を設けることが提案されている。また、特開平9−155410号公報に記載の発明では、圧接プレスの金型の表面に突起を設け、金型からの抜熱量を低減させる方法が提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、接合時に圧延鋼材の接合部の温度が低下すると、接合部と非接合部に温度差が生じ、圧延機でのゲージ制御が困難となったり、接合部の温度低下によって圧延荷重が増大し、スタンド間張力が増大して圧延鋼材が破断することがある。これに対し、圧延鋼材の温度を上げる方法が種々提案されているが、未だ安定した方法がなく、連続化熱間圧延を安定して実現できないのが現状である。
【0015】
本発明の目的は、連続化熱間圧延を安定して行うため圧延鋼材を熱間圧接する方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、次の(1) 〜 (3)に示す圧延鋼材の熱間圧接方法と(4)に示す連続化熱間圧接設備にある。
【0017】
(1) 2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行うに際し、高温の圧延鋼材を脱スケールした後、重ね合わせ圧接または突き合わせ圧接を行う方法であって、圧下速度を30mm/秒以上として圧接を行い、連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
【0018】
(2)上記圧接の圧下速度を10mm/秒から30mm/秒未満とし、圧接金型を加熱して圧接を行い、連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
【0019】
(3)さらに、上記圧接の圧下速度を5 mm/秒から10mm/秒未満とし、圧接金型を加熱して圧接を行い、さらに圧接部を加熱して連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
【0020】
(4)2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行う圧延設備であって、粗圧延機と仕上げ圧延機との間に、還元炎雰囲気中で脱スケールする装置と圧接用金型を加熱する装置とを備えた熱間圧接装置と、熱間圧接装置の下流側に配置され、接合部を加熱しながら走行する加熱装置とが備えられたことを特徴とする連続化熱間圧接設備。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の熱間圧接方法は、仕上げ圧延機における接合部の温度低下を50℃以下に抑えるため、圧接の圧下速度を5〜50mm /秒で行い、さらに必要により圧接金型の加熱と接合部の加熱を行うことにある。
【0022】
一般に、連続仕上げ圧延機では、圧延鋼材に50℃以上の温度変動があると、通板時にロール間隔調整(ゲージ調整)の自動制御が困難となったり、圧延荷重が大きくなるといわれている。したがって、本発明では、評価基準として接合後30秒後の接合部の温度低下を50℃以下とできる圧接方法とした。30秒後としたのは、圧延鋼材が熱間圧接装置での圧接から仕上げ圧延機に噛み込まれるまでの時間を再現するためである。
【0023】
図4は、圧下速度と接合部の温度との関係を示す図である。この図は、圧延鋼材の温度を1050℃として、圧下速度を5mm/秒、10mm/秒および30mm/秒に変化させて圧接した後、30秒後の接合部の温度分布を測定した結果である。接合部は、圧接時に圧延鋼材が金型と接触して抜熱されることによって温度低下が生じる。
【0024】
図4から明らかなように、圧下速度を30mm/秒とすれば圧延鋼材の温度低下が40℃となる。圧下速度は速いほどよいが、50mm/秒を超えると、設備的に困難となる。しかし、圧下速度が10mm/秒、5mm/秒では、温度低下が70℃、90℃となる。これでは、通板時のゲージの自動調整が困難となる。このため、本発明では圧接時の金型を加熱すること、接合部を加熱することをを行う。しかし、圧延鋼材の温度低下が100℃を超える(圧下速度が5mm/秒未満)と、金型の加熱または接合部の加熱を行っても30秒後に温度低下を50℃にすることができない。
【0025】
図5は、火炎中で脱スケールおよび圧接を行っている状況を示す図であり、(a)は圧接プレスの金型を火炎で加熱している状況を示す図、(b)は脱スケールのための切削を火炎中で行っている状況を示す図、(c)は圧接後の状況を示す図である。
【0026】
図5(a)に示すように、上下の金型16,16−1は、バーナ17を用いて酸化炎を金型に吹き付け、加熱する。金型の温度がたとえば250℃に到達すると、図5(b)に示すように圧延鋼材S1,S2が装入され、脱スケールのための切削が行われる。このときバーナ17は、還元炎を圧延鋼材S1,S2と回転切削工具15とに吹き付け、切削面20,21の酸化と温度低下を防止する。切削が終わると、回転切削工具が取り除かれ、上金型16−1と圧延鋼材S1とが圧接プレス(図2の符号10、参照)の降下と同期して押し下げられ、切削面が圧接される。このとき、上金型を加熱していたバーナ17−1もともに降下する構造になっている。圧接が終わり、図5(c)に示すように圧接プレス側の上金型16−1が上昇すると、バーナ17−1から酸化炎を圧延鋼材S1と下金型16とに吹き付け、圧接部22の温度低下を防止する。そして、図5(c)に示す状態で仕上げ圧延機まで搬送される。
【0027】
これらは、火炎による加熱のため、圧延鋼材の搬送が邪魔されることもなく、加熱対象物を直ちに切り換えることができる。しかし、加熱温度が250℃を超えると金型の強度を低下させる。加熱は、還元炎バーナを用いて還元炎によっておこなうのが望ましい。
【0028】
図6は、本発明の熱間圧接装置と加熱装置を設けた連続化熱間圧延設備を示す概念図である。熱間圧接装置および加熱装置は、圧接金型または接合部を加熱するためにバーナを設け、脱スケール、圧接および接合部の加熱を仕上げ圧延機側に走行しながら行うため、走行装置が設けられている。バーナは、加熱するときは酸化炎とし、脱スケールまたは圧接するときは還元炎とする。
【0029】
図7は、熱間圧接装置と加熱装置の制御を説明するための図である。
【0030】
熱間圧接装置5は、圧延鋼材の温度を温度計23を検知するとバーナ、把持装置および圧接装置を起動させる。圧延鋼材の温度や金型の温度を圧接制御装置に入力することによって、圧延鋼材の搬送速度、圧延鋼材のクランプ、回転切削工具の移動およびバーナからの火炎を酸化炎または還元炎に切替の制御を行う構造になっている。
【0031】
加熱装置Cは、熱間圧接装置5で接合された圧延鋼材の接合部を加熱しながら仕上げ圧延機まで搬送する装置である。加熱装置Cでの加熱は、いかなる雰囲気の火炎を噴射するバーナであってもよく、また高周波誘導加熱方式であってもよい。バーナは、円筒状のものを圧延鋼材の幅方向に並べたもの、圧延鋼材の幅方向にスリットされた一体型のバーナであってもよい。
【0032】
ガス供給装置は、熱間圧接装置5と加熱装置Cでのバーナの火炎を制御するものである。
【0033】
【実施例】
(実施例1)
端部を長手方向に30mm、厚さ方向に5mmの範囲を予め斜めに切削した厚さ30mm、幅300mm、長さ1000mmの鋼板(C:0.4重量%、Si:0.015重量%、Mn:0.26重量%)を用意し、図7に示す熱間圧接装置と加熱装置を用いて圧接の圧下速度と圧接プレス金型の温度を変化させた圧接と接合部の加熱を行い、鋼板の温度変化を調べた。圧接プレス金型の温度と圧接の圧下速度を表1に示すように変化させて、1050℃に加熱した鋼板を圧接した。評価として圧接後30秒後における接合部の温度低下を接触温度計によって測定し、それらの結果を表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】
表1から明らかなように、圧接を行った30秒後の接合部の温度低下量(以下、これを単に「接合部の温度低下」と記載する)は、圧接時の圧下速度を30mm/秒とすると、発明例の番号1および2に示すように、圧下速度が30mm/秒では40℃、圧下速度が50mm/秒では30℃と小さい。しかし、圧下速度が30mm/秒未満では、比較例の番号6に示す例のように接合部の温度低下が70℃と大きくなる。また、圧下速度が30mm/秒未満では、金型を150℃に加熱しても番号6に示す例のように接合部の温度低下が70℃と大きい。
【0036】
これに対し、本発明は、発明例の番号3に示すように金型を加熱して金型の表面温度を250℃としたので、接合部の温度低下が45℃となった。また、金型の表面温度を150℃とした番号4の例は、接合部を加熱したので接合部の温度低下が50℃となった。
【0037】
圧接の圧下速度を5mm/秒とすると、比較例の番号8に示すように、金型の表面温度が250℃となるまで加熱しても、接合部の温度低下が70℃と大きくなる。これに対し、本発明は、発明例の番号5に示すように、金型の表面温度を250℃に加熱し、さらに加熱装置で接合部を加熱したので接合部の温度低下が50℃となった。
【0038】
これらの結果から、本発明の圧延鋼材の接合方法は、圧接の圧下速度を30mm/秒以上とする。圧接の圧下速度を30mm/秒未満では、圧接金型を加熱するか、さらに圧接部を加熱する。
【0039】
(実施例2)
実施例1に使用したと同じ鋼板を図7に示す熱間圧接装置および加熱装置を配置した図6に示す小型の圧延設備により連続化圧延試験を行った。
【0040】
脱スケールには、刃先の最大外径を300mm、長さ320mmとした円筒状回転工具を用いた。切削条件は、回転速度1500rpm、移動速度を6000mm/分、鋼板の温度を1050℃、鋼板先端部の切削幅を30mm、還元炎点火1秒後に切削を開始し、直火還元炎雰囲気で切削した。
【0041】
直火還元炎雰囲気は、ノズル内混合方式のバーナを使用し、リング状のスリットノズルから混合気体を噴射して還元炎を形成させた。バーナは、板幅方向に複数個並べて配置した。燃料は、バーナ1本当たり6 Nm3/hrのLPGガスを酸素富化率が60%、空気比(m)が0.6として混合した。
【0042】
上下の金型にバーナから酸化炎を噴射し、金型の表面温度が200℃になったとき、先行鋼板と後行鋼板とを金型まで装入した。このとき、バーナの火炎を還元炎に切り換え、回転切削工具による切削(脱スケール)を開始した。切削を終えて円筒状回転工具を退避させた1秒後に圧接を開始した。
【0043】
圧接は、重ね合わせ代25mmとし、圧接には能力300トンのプレスを用い、板厚が30mmになるまで押圧して行った。このときの圧下速度は、30mm/秒とした。還元炎の噴射は、圧接が終了するまでつづけ、圧接が終わると酸化炎に切り換えた。
【0044】
上記の圧接を行った後、鋼板の温度が1000℃になったとき3台の仕上げ圧延機によりそれぞれ40%、35%、30%の圧下率と、約5.0 kgf/mm2の張力をかけて圧延を行い、板厚8.2mmのコイルを製造することができた。仕上げ圧延機での圧延張力が5kgf/mm2であっても圧延材は破断することなく正常に圧延ができた。
【0045】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、熱間圧接による圧延鋼材の温度低下が50℃以上にならないので、仕上げ圧延において圧延荷重の変動が少なく、安定した連続化熱間圧延が可能となる。また、圧接金型の加熱を酸化炎で行うため、熱間圧接装置に設けたバーナは、還元炎と酸化炎とに切り換える構成となっている。このため、切削および圧接中は還元炎で酸化を防止でき、圧接後は酸化炎で温度低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱間圧接装置を配置した熱間連続圧延設備の概要を示す図である。
【図2】回転工具を用いた熱間圧接装置を示す縦断面図である。
【図3】接合の態様を示す図であり、(a)〜(c)は鋼板を重ね合わせてその厚さ方向に押圧して接合する図、(d)は鋼板を突き合わせてその長手方向に押圧して接合する図である。
【図4】圧下速度と接合部の温度との関係を示す図である。
【図5】火炎中で脱スケールおよび圧接を行っている状況を示す図であり、(a)は圧接プレスの金型を火炎で加熱している状況を示す図、(b)は脱スケールのための切削を火炎中で行っている状況を示す図、(c)は圧接後の状況を示す図である。
【図6】本発明の加熱装置を設けた連続化熱間圧延設備を示す概念図である。
【図7】熱間圧接装置と加熱装置の断面を示す図である。
【符号の説明】
1.粗圧延機 2.中間コイラー 3.レベラー
4.クロップシャー 5.熱間圧接装置
6.仕上げ圧延機 7.高速シャー
8.ダウンコイラー 9.スラブ 10.圧接プレス
11.クランプ装置 12.架台 13.テーブルローラ
14.昇降用シリンダー 15.円筒状回転切削工具
16.下金型 17.バーナ 18.走行ローラ
19.把持装置 20,21.切削面 22.接合部
C.加熱装置 S.鋼材 S1.先行鋼材
S2.後行鋼材
Claims (4)
- 2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行うに際し、高温の圧延鋼材を脱スケールした後、重ね合わせ圧接または突き合わせ圧接を行う方法であって、圧下速度を30mm/秒以上として圧接を行い、連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とすることを特徴とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
- 2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行うに際し、高温の圧延鋼材を脱スケールした後、重ね合わせ圧接または突き合わせ圧接を行う方法であって、圧接の圧下速度を10mm/秒から30mm/秒未満とし、圧接金型を加熱して圧接を行い、連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とすることを特徴とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
- 2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行うに際し、高温の圧延鋼材を脱スケールした後、重ね合わせ圧接または突き合わせ圧接を行う方法であって、圧接の圧下速度を5mm/秒から10mm/秒未満とし、圧接金型を加熱して圧接を行い、さらに圧接部を加熱して連続圧延機での接合部と非接合部との温度差を50℃以下とすることを特徴とする圧延鋼材の熱間圧接方法。
- 2つの圧延鋼材の端部を接合して連続化熱間圧延を行う圧延設備であって、粗圧延機と仕上げ圧延機との間に、還元炎雰囲気中で脱スケールする装置と圧接用金型を加熱する装置とを備えた熱間圧接装置と、熱間圧接装置の下流側に配置され、接合部を加熱しながら走行する加熱装置とが備えられたことを特徴とする連続化熱間圧接設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22551698A JP3594807B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22551698A JP3594807B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000052060A JP2000052060A (ja) | 2000-02-22 |
JP3594807B2 true JP3594807B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=16830545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22551698A Expired - Fee Related JP3594807B2 (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3594807B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP22551698A patent/JP3594807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000052060A (ja) | 2000-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3594807B2 (ja) | 圧延鋼材の熱間圧接方法およびその装置 | |
JPS59141303A (ja) | 連続式熱間圧延方法 | |
KR950011312B1 (ko) | 강재의 열간 접합방법 | |
JPH04105701A (ja) | 連続熱間薄板圧延方法及び設備 | |
JP4352188B2 (ja) | 熱間圧接方法およびその装置 | |
JP3777814B2 (ja) | 連続化熱間圧延における熱間接合部の窪み部除去方法およびその装置 | |
JP3688788B2 (ja) | 熱間鋼材接合機のプレス機構 | |
JP3642963B2 (ja) | 鋼材の熱間圧接方法およびその装置 | |
JPH07178416A (ja) | 熱間鋼材の接合方法 | |
JP3708334B2 (ja) | 熱間接合方法およびその装置 | |
JP3664883B2 (ja) | 熱間圧接方法およびその装置 | |
JPH046441B2 (ja) | ||
JP3501914B2 (ja) | 鋼材の熱間圧接方法 | |
JP3423622B2 (ja) | 熱間突き合わせ圧接時の脱スケール方法 | |
JPH10277753A (ja) | 鋼材の熱間圧接装置 | |
JP3666761B2 (ja) | 熱間鋼材の接合方法 | |
JP3103260B2 (ja) | 鋼片の連続熱間圧延設備 | |
JP2979899B2 (ja) | 熱間鋼材の接合方法 | |
JPH0550111A (ja) | 鋼材の熱間接合方法 | |
JPH0515902A (ja) | 熱延鋼板の熱間接合方法 | |
JPH046442B2 (ja) | ||
JP2938689B2 (ja) | 熱間圧延における鋼片の接合方法 | |
JPH10277607A (ja) | 鋼材の熱間連続化圧延設備 | |
JPH09323101A (ja) | 熱間圧延方法 | |
JPS61159285A (ja) | 熱間圧延における鋼片の接合方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040901 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |