JP3594567B2 - 電池ホルダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、板状電池のための電池ホルダに関し、特に試験用に好適のものである。
【0002】
【従来の技術】
新種の電池に板状電池(ラミネート電池)がある。この電池は本体が平たくできており、一辺から2本の薄板状の電極タブが突出している(図1参照)。本体部の一辺長さは、小さいもので10mm(厚さ1mm)、大きいものになると100mm(厚さ10mm)位のものもある。
【0003】
このような板状電池について充放電等の性能試験を行う場合、従来は、電極タブをワニ口クリップで挟持して試験装置に接続していた。この方法は、電池が大きくても小さくてもテストができるが、ワニ口で電極タブが傷ついたり変形してしまうという問題があった。また、電池の温度を測定するための温度センサを電池に貼り付ける必要があり、手間がかかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、板状電池をサイズに拘わらず受け入れることのできる専用の電池ホルダを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
板状電池を挟持する一対の顎の各々に、板状電池本体に当接する押圧板と、該電池から延びる電極タブに当接する正負一対の接触子をそれぞれ設ける。押圧板の一方には電池と密着するように温度センサを取り付ける。少なくとも一方の押圧板に、これを相手の押圧板に向けて付勢するスプリングを設け、また、一方の顎の接触子に、これを相手の接触子に向けて付勢するスプリングを設ける(請求項1)。
【0006】
この電池ホルダは、板状電池を一対の顎で挟持するので、面積の小さな板状電池から大きな板状電池まで受け入れることができる。また、一方の接触子を相手に向けてスプリングで付勢したので、電池の電極タブをしっかりと挟持することができる。さらに、少なくとも一方の押圧板を相手の押圧板に向けてスプリングで付勢したので、電池本体が薄くとも厚くとも、電池本体を2枚の押圧板でしっかりと挟持し、温度センサで電池の温度を正確に計測することができる効果がある。
【0007】
各接触子の接触面は四角形に形成し、正負一対の接触子は、それら接触面の一辺が隣接する格好で左右に並んでいることが好ましい(請求項2)。こうすれば、電池の電極タブの間隔が大きい場合も小さい場合も、4角形の接触子でこれをしっかりと挟持することができる、。
【0008】
なお、好ましくは、スプリングを有しない側の正負一対の接触子の間に絶縁仕切板を立ち上げ、電池の電極タブはこの仕切りを跨ぐ格好で挟持されるようにする(請求項3)。こうすることで、電極タブの正負両極を対応する固定接触子の正負極に正しく振り分けることができ、電池の短絡事故を有効に防ぐことができる。
【0009】
この電池ホルダは、電極タブを両顎の接触子の間に挟むようになっているので、一方の顎の接触子を電流端子、他方の顎の接触子を電圧端子として用いることが好ましく、大きい電流が流れている場合でも、電圧降下の影響を受けずに電池電圧を正確に計測することができる効果がある(請求項4)。
【0010】
押圧板と接触子は顎に直接取り付けてもよいが、スプリングで付勢される可動板を顎に設け、この可動板に押圧板と接触子を取り付けてもよく、この場合、可動板を押し下げるための手段を設ける(請求項5)。このように構成すれば、電池をセットするときに、まず顎を閉じ、電池が所定の位置にあることを確認してから可動板を押し下げることで、電池を確実に挟持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、上下の顎1a、1bを蝶番2を用いて開閉自在に結合する。顎を閉じた状態(図3)に保つために、上顎1aの先にフック3を設け、このフックが係合するフック受け4を下顎1bに設ける。フック3は、これを垂直状態に付勢するスプリング(図示しない。)を内蔵しており、図3に鎖線で示すように、スプリングの力に抗してフックを傾けると、フック受け4から外れる。フック3を外したとき、顎が大きく開くように、両顎の間にばね5を設ける。
【0012】
下顎1bはベークライト製の板であって、前部が一段低くなっており、ここにベークライト製の押圧板6bを取り付ける。押圧板6bの下面には複数のピン7bが突出しており、これらのピンは下顎に穿設された穴の中に摺動自在に支持されている。ピン7bに沿って圧縮コイルスプリング9bを設け、これで押圧板6bを上に向けて付勢する。押圧板6bにはノッチ10を形成し、ノッチを塞ぐ格好でノッチの中に温度センサ11(例えばサーミスタ)を取り付ける。
【0013】
下顎1bの奥の一段高い部分には、正負の接触子12bを左右に並べて設ける。各接触子はいずれも四角形(一辺20mm)の平たい金属板である。正負両接触子の間に、ベークライト製の絶縁仕切板13を立ち上げる。
【0014】
上顎1aは金属の枠板であり、その上に4本のピン15が立っており、これらピンに沿って摺動できるようにベークライト製の可動板16が支持されている。ピン15に沿って圧縮コイルスプリング17が設けられており、これらのスプリングで可動板16は上に向けて付勢される。スプリング17の力に抗して可動板を押し下げるための手段として、カム20とそれから延びるレバー18を設ける。カム20は、上顎1aにピン19で回転自在に取り付けられる。図3に示すように引き起こしてあるレバー18を、図4に示すように前に倒すと、カム20の働きで可動板16は押し下げられる。
【0015】
可動板16には、顎を閉じたときに下顎側の接触子12bに当接する位置に、正負の接触子12aを並べて設ける。これらの接触子は、本体が、下顎側接触子12bと同じ大きさの四角形の平たい金属板であり、表面には縦横に刻み目を設けられている。接触子本体から軸21が直角に延びており、その軸が可動板16に摺動自在に支持されている。軸21には圧縮スプリング22が嵌め込んであり、これで接触子12aを下方に付勢している。
【0016】
可動板16の下側にはピン7aを介して押圧板6aが取り付けられている。この押圧板は、下顎に設けられた押圧板6bと構造が同じであり、コイルスプリング9aで下向きに付勢されている。
【0017】
この電池ホルダに板状電池をセットするには、まず、図1に示すように上顎を開いた状態で、板状電池25を下顎の押圧板6bの上に載せ、さらに奥の方にスライドさせ、同図に鎖線で示すように、正負の電極タブ26が絶縁仕切板13を跨いで対応する接触子12bの上に来るようにする。両方の電極タブが片方の接触子の上に来ると、短絡事故を招くが、正負の電極タブが絶縁仕切板13を跨ぐようにしたので、短絡事故のおそれはない。絶縁仕切板13を挟んでその両側に大きな4角形の正負接触子12が配置されているので、電極タブの間隔が広くとも狭くとも、これを確実に挟持することができる。
【0018】
次いで、上顎1aを下顎1bに向けて回動し、フック3をフック受け4に係合させて顎を閉じる(図3)。この状態で、可動板にあいている窓27から下を覗くようにして、電池(特に電極タブ)が所定の位置にあることを確認し、レバー18を水平に倒す(図4)。こうすると可動板16と共に接触子12aが下降し、下顎の接触子12bと協働して電極タブ26を挟持する。同時に可動板と共に押圧板6aが下降し、下顎の押圧板6bと協働して電池本体を挟持し、電池本体は温度センサ11と密着する。
【0019】
このようにして板状電池をホルダにセットし、電池の充放電等の性能を計測する。なお、上顎の接触子12aは電池25に電流を供給または取り出すための端子として利用する。下顎の接触子12bは、電池電圧を検出するための端子として利用する。このように、電流電圧端子を分けてあるので、電圧降下の影響なく、電池電圧を正確に測ることができる。
【0020】
上記実施形態では、上下の押圧板にスプリング9a、9bを設けたが、スプリングは片方の押圧板だけに設けてもよい。上顎の可動板16は必ずしも必要なく、押圧板6aおよび接触子12aを直接上顎1aに取り付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池ホルダを開いた状態の斜視図である。
【図2】電池ホルダの平面図である。
【図3】電池ホルダを閉じる途中の縦断面図である。
【図4】電池ホルダを完全に閉じた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 顎
6 押圧板
9 スプリング
11 温度センサ
12 接触子
13 絶縁仕切板
16 可動板
22 スプリング
25 板状電池
26 電極タブ
Claims (5)
- 板状電池を挟持する一対の顎の各々に、板状電池本体に当接する押圧板と、該電池から延びる電極タブに当接する正負一対の接触子をそれぞれ設け、少なくとも一方の顎の押圧板に、これを相手の押圧板に向けて付勢するスプリングを設け、また、一方の顎の接触子に、これを相手の接触子に向けて付勢するスプリングを設け、該押圧板に電池と密着するように温度センサを取り付けた電池ホルダ。
- 該接触子の各々が四角形の接触面を有し、正負一対の接触子は、それら接触面の一辺が隣接する格好で左右に並んでいる請求項1に記載の電池ホルダ。
- 該スプリングを有しない側の正負一対の接触子の間に絶縁仕切板を立ち上げ、電池の電極タブはこの絶縁仕切板を跨ぐ格好で挟持される請求項1または2に記載の電池ホルダ。
- 一方の顎の該接触子を電流端子、他方の顎の該接触子を電圧端子とした請求項1に記載の電池ホルダ。
- 一方の顎にスプリングで上に付勢される可動板を設けると共に、この可動板を押し下げるための手段を設け、当該顎に設けるべき該押圧板と該接触子をこの可動板に取り付けた請求項1に記載の電池ホルダ。
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