JP3594024B2 - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主駆動輪をエンジンなどの主駆動源で駆動し、4輪駆動状態では従駆動輪を電動モータで駆動する車両の駆動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前輪をエンジンで駆動し、後輪を電動モータで駆動可能とし、モータから後輪軸までのトルク伝達経路にクラッチや減速機が介装されている車両の駆動力制御装置としては、例えば特開平11−243604号公報に記載されているものがある。
【0003】
この公報には、所定値以上の前後輪差が発生するとモータによって後輪を駆動して4輪駆動状態とし、加速指示手段であるアクセルペダルの踏み込み量が所定値以下になった場合や、所定車速以上となると、電動モータによる後輪の駆動を停止することについて開示してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような車両は、電動モータに電力を供給する電力供給源の電力供給能力の状態について何ら考慮されていない。例えば、バッテリが電力供給源とした場合に、当該バッテリの電力が何らかの理由で低下すると、モータトルクを目標トルク(トルク指令値)に制御できない場合が想定されるが、そのような際の対応について何ら記載がない。
【0005】
本発明は、このようなことに着目してなされたもので、モータに電力を供給する電力供給源による電力供給の限界量が低下しても、それに対応可能な車両の駆動力制御装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、主駆動輪を駆動する主駆動源と、その主駆動源の動力で駆動される発電機と、その発電機の発電した電力が供給されると共に従駆動輪に駆動トルクを伝達可能な電動モータと、電動モータの界磁電流を調整する界磁電流調整手段とを備え、上記界磁電流調整手段は、上記電動モータの出力トルクが所定閾値トルク以下と判定すると、電動モータの界磁電流を所定限界界磁電流値に向けて低減させる車両の駆動力制御装置において、
上記界磁電流調整手段は、上記所定限界界磁電流値に向けた界磁電流の低減率を、アクセル開度などに基づき求めた上記発電機の発電限界量に応じて変化させ、当該発電限界量が小さい若しくは小さくなると推定するほど上記低減率を大きく設定することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば電動モータの出力トルクが所定閾値トルク以下となって4輪駆動状態から2輪駆動状態に移行すると判定して、電動モータのトルクを低減するに合わせて当該電動モータの界磁電流を低減する際に、発電限界量が小さい程、界磁電流の低減率を大きくすることで、発電限界量内に応じたモータの最大トルク以下にモータトルクを制御可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る車両のシステム構成を説明する図である。
この図1に示すように、本実施形態の車両は、左右前輪1L、1Rが、内燃機関であるエンジン2(主駆動源)によって駆動される主駆動輪であり、左右後輪3L、3Rが、モータ4(従駆動源)によって駆動可能な従駆動輪である。
【0009】
すなわち、エンジン2の出力トルクTeが、トランスミッション30及びディファレンスギア31を通じて左右前輪1L、1Rに伝達されるようになっている。
上記トランスミッション30には、現在の変速のレンジを検出するシフト位置検出手段32が設けられ、該シフト位置検出手段32は、検出したシフト位置信号を4WDコントローラ8に出力する。
【0010】
上記エンジン2の吸気管路14(例えばインテークマニホールド)には、メインスロットルバルブ15とサブスロットルバルブ16が介装されている。メインスロットルバルブ15は、アクセル開度指示装置(加速指示操作部)であるアクセルペダル17の踏み込み量等に応じてスロットル開度が調整制御される。このメインスロットルバルブ15は、アクセルペダル17の踏み込み量に機械的に連動するか、あるいは当該アクセルペダル17の踏み込み量を検出するアクセルセンサ40の踏み込み量検出値に応じて、エンジンコントローラ18が電気的に調整制御することで、そのスロットル開度が調整される。上記アクセルセンサ40の踏み込み量検出値は、4WDコントローラ8にも出力される。
【0011】
また、サブスロットルバルブ16は、ステップモータ19をアクチュエータとし、そのステップ数に応じた回転角により開度が調整制御される。上記ステップモータ19の回転角は、モータコントローラ20からの駆動信号によって調整制御される。なお、サブスロットルバルブ16にはスロットルセンサが設けられており、このスロットルセンサで検出されるスロットル開度検出値に基づいて、上記ステップモータ19のステップ数はフィードバック制御される。ここで、上記サブスロットルバルブ16のスロットル開度をメインスロットルバルブ15の開度以下等に調整することによって、運転者のアクセルペダルの操作とは独立して、エンジン2の出力トルクを制御することができる。
【0012】
また、エンジン2の回転数を検出するエンジン回転数検出センサ21を備え、エンジン回転数検出センサ21は、検出した信号をエンジンコントローラ18及び4WDコントローラ8に出力する。
また、符号34は制動指示操作部を構成するブレーキペダルであって、そのブレーキペダル34のストローク量がブレーキストロークセンサ35によって検出される。該ブレーキストロークセンサ35は、検出したブレーキストローク量を制動コントローラ36及び4WDコントローラ8に出力する。
【0013】
制動コントローラ36は、入力したブレーキストローク量に応じて、各車輪1L、2R、3L、3Rに装備したディスクブレーキなどの制動装置37FL、37FR、37RL、37RRを通じて、車両に作用する制動力を制御する。
また、上記エンジン2の回転トルクTeの一部は、無端ベルト6を介して発電機7に伝達されることで、上記発電機7は、エンジン2の回転数Neにプーリ比を乗じた回転数Nhで回転する。
【0014】
上記発電機7は、図2に示すように、出力電圧Vを調整するための電圧調整器22(レギュレータ)を備え、4WDコントローラ8によって発電機制御指令値c1(デューティ比)が制御されることで、界磁電流Ifhを通じて、エンジン2に対する発電負荷トルクTh及び発電する電圧Vが制御される。すなわち、電圧調整器22は、4WDコントローラ8から発電機制御指令c1(界磁電流値)を入力し、その発電機制御指令c1に応じた値に発電機7の界磁電流Ifhを調整すると共に、発電機7の出力電圧Vを検出して4WDコントローラ8に出力可能となっている。なお、発電機7の回転数Nhは、エンジン2の回転数Neからプーリ比に基づき演算することができる。
【0015】
その発電機7が発電した電力は、電線9を介してモータ4に供給可能となっている。その電線9の途中にはジャンクションボックス10が設けられている。上記モータ4の駆動軸は、減速機11及びクラッチ12を介して後輪3L、3Rに接続可能となっている。符号13はデフを表す。
また、上記ジャンクションボックス10内には電流センサ23が設けられ、該電流センサ23は、発電機7からモータ4に供給される電力の電流値Iaを検出し、当該検出した電機子電流信号を4WDコントローラ8に出力する。また、電線9を流れる電圧値(モータ4の電圧)が4WDコントローラ8で検出される。符号24は、リレーであり、4WDコントローラ8から指令によってモータ4に供給される電圧(電流)の遮断及び接続が制御される。
【0016】
また、モータ4は、4WDコントローラ8からの指令によって界磁電流Ifmが制御され、その界磁電流Ifmの調整によって駆動トルクが調整される。なお、符号25はモータ4の温度を測定するサーミスタである。
上記モータ4の駆動軸の回転数Nmを検出するモータ用回転数センサ26を備え、該モータ用回転数センサ26は、検出したモータ4の回転数信号を4WDコントローラ8に出力する。モータ用回転数センサ26は、入力軸側回転速度検出手段を構成する。
【0017】
また、上記クラッチ12は、油圧クラッチや電磁クラッチであって、4WDコントローラ8からのクラッチ制御指令に応じて接続状態又は切断状態となる。
また、各車輪1L、1R、3L、3Rには、車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRが設けられている。各車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRは、対応する車輪1L、1R、3L、3Rの回転速度に応じたパルス信号を車輪速検出値として4WDコントローラ8に出力する。
【0018】
4WDコントローラ8は、図3に示すように、発電機制御部8A、リレー制御部8B、モータ制御部8C、クラッチ制御部8D、余剰トルク演算部8E、目標トルク制限部8F、余剰トルク変換部8G、及びクラッチ解放処理部8Hを備える。
上記発電機制御部8Aは、電圧調整器22を通じて、発電機7の発電電圧Vをモニターしながら、当該発電機7の界磁電流Ifhをデューティ比c1を通じて調整することで、発電機7の発電電圧Vを所要の電圧に調整する。
【0019】
リレー制御部8Bは、発電機7からモータ4への電力供給の遮断・接続を制御する。
モータ制御部8Cは、モータ4の界磁電流Ifmを調整することで、当該モータ4のトルクを所要の値に調整する。
クラッチ制御部8Dは、上記クラッチ12にクラッチ制御指令を出力することで、クラッチ12の状態を制御する。
【0020】
また、所定のサンプリング時間毎に、入力した各信号に基づき、余剰トルク演算部8E→目標トルク制限部8F→余剰トルク変換部8Gの順に循環して処理が行われる。ここで、余剰トルク演算部8E、目標トルク制限部8F、及び余剰トルク変換部8Gが出力トルク制御手段を構成する。
次に、余剰トルク演算部8Eでは、図4に示すような処理を行う。
【0021】
すなわち、先ず、ステップS10において、車輪速センサ27FL、27FR、27RL、27RRからの信号に基づき演算した、前輪1L、1R(主駆動輪)の車輪速から後輪3L、3R(従駆動輪)の車輪速を減算することで、前輪1L、1Rの加速スリップ量であるスリップ速度ΔVFを求め、ステップS20に移行する。
【0022】
ここで、スリップ速度ΔVFの演算は、例えば、次のように行われる。
前輪1L、1Rにおける左右輪速の平均値である平均前輪速VWf、及び後輪3L、3Rにおける左右輪速の平均値である平均後輪速VWrを、それぞれ下記式により算出する。
VWf=(VWfl+VWfr)/2
VWr=(VWrl+VWrr)/2
次に、上記平均前輪速VWfと平均後輪速VWrとの偏差から、主駆動輪である前輪1L、1Rのスリップ速度(加速スリップ量)ΔVFを、下記式により算出する。
【0023】
ΔVF = VWf −VWr
ステップS20では、上記求めたスリップ速度ΔVFが所定値、例えばゼロより大きいか否かを判定する。スリップ速度ΔVFが0以下と判定した場合には、前輪1L、1Rが加速スリップしていないと推定されるので、ステップS30に移行し、Thにゼロを代入した後、復帰する。
【0024】
一方、ステップS20において、スリップ速度ΔVFが0より大きいと判定した場合には、前輪1L、1Rが加速スリップしていると推定されるので、ステップS40に移行する。
ステップS40では、前輪1L、1Rの加速スリップを抑えるために必要な吸収トルクTΔVFを、下記式によって演算してステップS50に移行する。この吸収トルクTΔVFは加速スリップ量に比例した量となる。
【0025】
TΔVF = K1 × ΔVF
ここで、K1は、実験などによって求めたゲインである。
ステップS50では、現在の発電機7の負荷トルクTGを、下記式に基づき演算したのち、ステップS60に移行する。
Figure 0003594024
ここで、
V :発電機7の電圧
Ia:発電機7の電機子電流
Nh:発電機7の回転数
K3:効率
K2:係数
である。
ステップS60では、下記式に基づき、余剰トルクつまり発電機7で負荷すべき目標の発電負荷トルクThを求め、復帰する。
【0026】
Th = TG + TΔVF
次に、目標トルク制限部8Fの処理について、図5に基づいて説明する。
すなわち、まず、ステップS110で、上記目標発電負荷トルクThが、発電機7の最大負荷容量HQより大きいか否かを判定する。目標発電負荷トルクThが当該発電機7の最大負荷容量HQ以下と判定した場合には、復帰する。一方、目標発電負荷トルクThが発電機7の最大負荷容量HQよりも大きいと判定した場合には、ステップS120に移行する。
【0027】
ステップS120では、目標の発電負荷トルクThにおける最大負荷容量HQを越える超過トルクΔTbを下記式によって求め、ステップS130に移行する。
ΔTb= Th − HQ
ステップS130では、エンジン回転数検出センサ21及びスロットルセンサからの信号等に基づいて、現在のエンジントルクTeを演算してステップS140に移行する。
【0028】
ステップS140では、下記式のように、上記エンジントルクTeから上記超過トルクΔTbを減算したエンジントルク上限値TeMを演算し、求めたエンジントルク上限値TeMをエンジンコントローラ18に出力した後に、ステップS150に移行する。
TeM =Te −ΔTb
ステップS150では、目標発電負荷トルクThに最大負荷容量HQを代入した後に、復帰する。
【0029】
次に、余剰トルク変換部8Gの処理について、図6に基づいて説明する。
まず、ステップS200で、Thが0より大きいか否かを判定する。Th>0と判定されれば、前輪1L、1Rが加速スリップしているので、ステップS210に移行する。また、Th≦0と判定されれば、前輪1L、1Rは加速スリップしていない状態であるので、そのまま復帰する。
【0030】
ステップS210では、モータ4へのトルク指令値である目標モータトルクが減少中か否かを判定し、減少中と判定した場合には、ステップS220に移行し、減少中でないと判定した場合には、ステップS230に移行する。
減少中か否かは、下記のように、目標モータトルクについて前回値と単純に比較して判定しても良い。
【0031】
Tm(n−1) −Tm(n−2)<0
ここで、添え字(n−1)は、1演算周期前の目標モータトルクを示し、添え字(n−2)は、2演算周期前の目標モータトルクを示す。もっとも、ノイズ等の影響を抑えるために、下記のように3周期分以上の目標モータトルクの履歴値に基づいて減少中か否かを判定しても良い(下記式では6周期分の値を使用した例)。また、複数演算周期分だけ連続して目標モータトルク値が減少している場合に、減少中と判定しても良い。
【0032】
{Tm(n−1)+Tm(n−2)+Tm(n−3)}− {Tm(n−4)+Tm(n−5)+Tm(n−6)} < 0
ステップS220では、目標モータトルクTm(n−1)が、4輪駆動状態から2輪駆動状態に移行するなど、クラッチ解放すべき所定閾値トルクT−TM1以下か否かを判定し、目標モータトルクTm(n−1)が、所定閾値トルクT−TM1以下と判定した場合には、ステップS240に移行し、所定閾値トルクT−TM1より大きい場合には、通常処理をすべくステップS230に移行する。
【0033】
ステップS230では、モータ用回転数センサ21が検出したモータ4の回転数Nmを入力し、そのモータ4の回転数Nmに応じた目標モータ界磁電流Ifmを算出し、当該目標モータ界磁電流Ifmをモータ制御部8Cに出力した後、ステップS280に移行する。
ここで、上記モータ4の回転数Nmに対する目標モータ界磁電流Ifmは、回転数Nmが所定回転数以下の場合には一定の所定電流値とし、モータ4が所定の回転数以上になった場合には、公知の弱め界磁制御方式でモータ4の界磁電流Ifmを小さくする。すなわち、モータ4が高速回転になるとモータ誘起電圧Eの上昇によりモータトルクが低下することから、上述のように、モータ4の回転数Nmが所定値以上になったらモータ4の界磁電流Ifmを小さくして誘起電圧Eを低下させることでモータ4に流れる電流を増加させて所要モータトルクTm(n)を得るようにする。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ誘起電圧Eの上昇を抑えてモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクTm(n)を得ることができる。また、モータ界磁電流Ifmを所定の回転数未満と所定の回転数以上との2段階で制御することで、連続的な界磁電流制御に比べ制御の電子回路を安価にできる。
【0034】
なお、所要のモータトルクに対しモータ4の回転数Nmに応じて界磁電流Ifmを調整することでモータトルクを連続的に補正するモータトルク補正手段を備えても良い。すなわち、2段階切替えに対し、モータ回転数Nmに応じてモータ4の界磁電流Ifmを調整すると良い。この結果、モータ4が高速回転になってもモータ4の誘起電圧Eの上昇を抑えモータトルクの低下を抑制するため、所要のモータトルクを得ることができる。また、なめらかなモータトルク特性にできるため、2段階制御に比べ車両は安定して走行できるし、常にモータ駆動効率が良い状態にすることができる。
【0035】
一方、クラッチ解放すべきトルク(T−TM1)以下と判定するとステップS240に移行し、当該ステップS240にて、界磁電流Ifmが所定限界界磁電流値D−Ifmより大きい否かを判定し、大きい場合にはステップS250に移行する。一方、界磁電流Ifmが所定限界界磁電流値D−Ifm以下の場合にはステップS280に移行して、界磁電流Ifmを所定限界界磁電流値D−Ifmに維持する。
【0036】
ここで、所定限界界磁電流値D−Ifmは、モータが微小トルクを発生可能な最低限の界磁電流値であって、2輪駆動状態時に、このような小さな値にすることで消費電力を抑えている。勿論、所定限界界磁電流値D−Ifmは、当該モータ4が微小トルクを発生可能な最低限の界磁電流値よりも大きくても構わない。ステップS250では、アクセルセンサからの信号に基づき、アクセル開度が4%未満か否かを判定し、アクセル開度が4%未満と判定した場合には、ステップS260に移行し、そうでない場合には、ステップS270に移行する。
【0037】
アクセル開度が4%未満とは、アクセルペダルが踏まれていない状態か踏まれていても、車両が加速に影響の無い程度の加速指示量であることを示す。
ステップS260では、界磁電流Ifmを第1低減値Dif1だけ小さくし、当該界磁電流Ifmをモータ制御部8Cに出力したのち、ステップS280に移行する。
【0038】
一方、ステップS270では、界磁電流Ifmを第2低減値Dif2だけ小さくし、当該界磁電流Ifmをモータ制御部8Cに出力したのち、ステップS280に移行する。
ここで、第2低減値Dif2は、第1低減値Dif1よりも大きい値に設定されている。これによって、アクセル開度が4%未満の場合の方が、所定限界界磁電流値D−Ifmに向けた界磁電流値の低減率が大きくなるように設定されて、早めに所定限界界磁電流値D−Ifmとすることができる。
【0039】
また、上記説明では、アクセルペダルが有効に踏まれているか否か(有効な加速指示があるか否か)により2段階で、界磁電流Ifmの低減値を変化させているが、加速指示量に応じて3段階以上の多段階若しくは無段階で界磁電流Ifmの低減値を変更するように設定しても良い。
ステップS280では、上記目標モータ界磁電流Ifm及びモータ4の回転数Nmからモータ4の誘起電圧Eを算出して、ステップS290に移行する。
【0040】
ステップS290では、上記余剰トルク演算部8Eが演算した発電負荷トルクThに基づきマップなどから対応する目標モータトルクTm(n)を算出して、ステップS300に移行する。
ステップS300では、クラッチ解放処理部8Hを実行した後に、ステップS310に移行する。
【0041】
クラッチ解放処理部8Hでは、現在の目標モータトルクTm(n)が、クラッチ切断トルクと略一致、つまり下記式を満足すると判定するとクラッチ解放指令を出力する。このクラッチ解放処理部8Hは、クラッチ解放手段を構成する。
Tf −α ≦Tm(n) ≦Tf −α
上記クラッチ切断トルクTfは、クラッチ解放される瞬間のクラッチ入力側の加速度とクラッチ出力側の加速度が略一致する、つまりクラッチでのトルクが略ゼロとなるときのモータのトルクである。なお、クラッチ動作の応答遅れ分だけ上記クラッチ切断トルクTfを補正しておくことが好ましい。
【0042】
ここで、上記クラッチ切断トルクTfは、車両加速度や後輪側のトルク伝達経路のフリクションなどに応じて、マップや演算によって算出、若しくは実験で求めた値であって、走行状態に応じてクラッチ12でのトルクをゼロとするに要するモータトルク値である。すなわち、このクラッチ切断トルクTfは、「モータ4及び減速機11のフリクション分のトルク」と「モータ4、減速機11を後輪3L、3Rの加速度と等しく加速させるためのトルク」との和に相当し、定常走行時には「モータ4及び減速機11のフリクション分のトルク」だけとなる。なお。このクラッチ切断トルクTfは、実験などで定めた固定値であって良い。また、上記αは、余裕代である。
【0043】
ステップS310では、上記今回の目標モータトルクTm(n)及び目標モータ界磁電流Ifmを変数として対応する目標電機子電流Iaを算出して、ステップS320に移行する。
ステップS320では、上記目標電機子電流Iaに基づき、発電機制御指令値であるデューティ比c1を演算し出力した後に、復帰する。
【0044】
次に、エンジンコントローラ18の処理について説明する。
エンジンコントローラ18では、所定のサンプリング時間毎に、入力した各信号に基づいて図7に示すような処理が行われる。
すなわち、まずステップS610で、アクセルセンサ40からの検出信号に基づいて、運転者の要求する目標出力トルクTeNを演算して、ステップS620に移行する。
【0045】
ステップS620では、4WDコントローラ8から制限出力トルクTeMの入力があるか否かを判定する。入力が有ると判定するとステップS630に移行する。一方、入力が無いと判定した場合にはステップS650に移行する。
ステップS630では、制限出力トルクTeMが目標出力トルクTeNよりも大きいか否かを判定する。制限出力トルクTeMの方が大きいと判定した場合には、ステップS640に移行する。一方、制限出力トルクTeMの方が小さいか目標出力トルクTeNと等しければステップS650に移行する。
【0046】
ステップS640では、目標出力トルクTeNに制限出力トルクTeMを代入することで目標出力トルクTeNを増大して、ステップS670に移行する。
ステップS670では、スロットル開度やエンジン回転数などに基づき、現在の出力トルクTeを算出してステップS680に移行する。
ステップS680では、現在の出力トルクTeに対する目標出力トルクTeNのの偏差分ΔTe′を下記式に基づき出力して、ステップS690に移行する。
【0047】
ΔTe′ =TeN − Te
ステップS690では、その偏差分ΔTeに応じたスロットル開度θの変化分Δθを演算し、その開度の変化分Δθに対応する開度信号を上記ステップモータ19に出力して、復帰する。
次に、上記構成の装置における作用などについて説明する。
【0048】
路面μが小さいためや運転者によるアクセルペダル17の踏み込み量が大きいなどによって、エンジン2から前輪1L、1Rに伝達されたトルクが路面反力限界トルクよりも大きくなると、つまり、主駆動輪1L、1Rである前輪1L、1Rが加速スリップすると、クラッチ12が接続されると共に、その加速スリップ量に応じた発電負荷トルクThで発電機7が発電することで、4輪駆動状態に移行し、続いて、前輪1L、1Rに伝達される駆動トルクが、当該前輪1L、1Rの路面反力限界トルクに近づくように調整されることで、2輪駆動状態に移行する。この結果、主駆動輪である前輪1L、1Rでの加速スリップが抑えられる。
【0049】
しかも、発電機7で発電した余剰の電力によってモータ4が駆動されて従駆動輪である後輪3L、3Rも駆動されることで、車両の加速性が向上する。
このとき、主駆動輪1L、1Rの路面反力限界トルクを越えた余剰のトルクでモータ4を駆動するため、エネルギー効率が向上し、燃費の向上に繋がる。
ここで、常時、後輪3L、3Rを駆動状態とした場合には、力学的エネルギー→電気的エネルギー→力学的エネルギーと何回かエネルギー変換を行うために、変換効率分のエネルギー損失が発生することで、前輪1L、1Rだけで駆動した場合に比べて車両の加速性が低下する。このため、後輪3L、3Rの駆動は原則として抑えることが望まれる。これに対し、本実施形態では、滑り易い路面等では前輪1L、1Rに全てのエンジン2の出力トルクTeを伝達しても全てが駆動力として使用されないことに鑑みて、前輪1L、1Rで有効利用できない駆動力を後輪3L、3Rに出力して加速性を向上させるものである。
【0050】
また、クラッチ12が接続されて4輪駆動状態となり、続いて加速スリップが抑えられるにつれて、モータトルクが連続して減少し、目標モータトルクTm(n−1)が所定閾値トルクT−TM1以下となると、クラッチ解放つまり2輪駆動状態へ移行すると判定し、モータ4の界磁電流Ifmを所定限界界磁電流値DーIfmに落とすべく、所定の低減率で界磁電流Ifmを低減する。
【0051】
ここで、アクセルペダル17が解放されると、それに応じてエンジントルクが低下して発電機7の発電限界量が低下することで、モータ4で出力できるトルク最大値も小さく抑えられて、当該トルク最大値が、目標モータトルクより小さくなる可能性もある。
これに鑑み、本実施形態では、アクセルペダル17が有効に踏まれて、車両加速中と判定されれば、発電機7の発電限界電圧が所定以上と推定して、モータ界磁電流Ifmの低減値を通常のDif2に設定するが、アクセルペダル17が解放されているなど、有効な加速指示が無い場合には、発電機7の発電限界電圧が低下すると推定して、上記モータ界磁電流Ifmの低減値として上記Dif2よりも大きなDif1を使用する。このように、モータ界磁電流Ifmの低減率を大きくすることで、発電機7の発電限界電圧の低下に応じてモータ逆起電圧を抑えることで目標モータトルクを得る電流を流すための有効な電圧差が確保され、目標モータトルクを出力することを実現できる。
【0052】
これによって、2輪駆動への移行時に、アクセルペダル17が解放されて、発電機7の発電限界電圧が低下する場合であっても、予め界磁電流の低減率が大きくなることで、目標モータトルクが得られるようになる。
この結果、発電機7の発電限界電圧が低下しても、実際のモータトルクの低下を防止でき、クラッチ締結中にモータトルクが駆動系フリクションより小さくなったときに、減速機ギアが車両減速側に歯打ちを起こして発生するショックの発生が防止される。また、目標モータトルクTm(n)がクラッチ解放トルクTfと略一致となる時点でクラッチ解放指令を出力することが可能となり、つまりクラッチ12でのトルクが略ゼロのモータトルクのときにクラッチ12が解放されることで、発電機7の発電限界量が低下しても、クラッチ解放時のショック発生が防止される。
【0053】
ここで、発電機7の発電限界量の低下によってモータトルクでの最大トルク値が、目標モータトルクを下回った状態になると、目標モータトルクに対し、実際のモータトルクが急激に低下するおそれがあり、このような減少は、目的としたモータトルク制御が出来ないばかりか、クラッチ12でのトルクが略ゼロの状態でクラッチ12を解放することが出来ずにクラッチ解放時にショックが発生する原因となる。
【0054】
図8が、そのタイムチャート例である。図8における一点鎖線が、アクセルが解放されて、発電機7の発電限界量が低下する場合の例である。この場合には、界磁電流の低減率(単位時間当たりの低減値)が大きくなることでモータトルクが、発電機7の発電限界量の低下に対応した値に制御され、この結果、モータトルクが適切に制御される。
【0055】
ここで、上記実施形態では、アクセル開度によって、発電機7の発電限界量が小さい若しくは小さくなると推定すると判定しているが、これに限定されない。例えば、エンジンの回転速度、発電機7の回転速度、トランスミッション30でのシフト変更などに基づいて、発電機7の発電限界量が小さい若しくは小さくなると推定するようにしても良い。
【0056】
また、上記実施形態では、主駆動源として内燃機関を例示しているが、主駆動源をモータから構成しても良い。
また、上記システムでは、前輪の加速スリップに応じて4輪駆動状態に移行する場合で説明したが、アクセル開度などに応じて4輪駆動状態に移行するシステムであっても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態に係る概略装置構成図である。
【図2】本発明に基づく実施形態に係るシステム構成図である。
【図3】本発明に基づく実施形態に係る4WDコントローラを示すブロック図である。
【図4】本発明に基づく実施形態に係る余剰トルク演算部の処理を示す図である。
【図5】本発明に基づく実施形態に係る目標トルク制御部の処理を示す図である。
【図6】本発明に基づく実施形態に係る余剰トルク変換部の処理を示す図である。
【図7】本発明に基づく実施形態に係るエンジンコントローラの処理を示す図である。
【図8】本発明に基づく実施形態に係るクラッチ解放のタイムチャート例を示す図である。
【符号の説明】
1L、1R 前輪
2 エンジン
3L、3R 後輪
4 モータ
6 ベルト
7 発電機
8 4WDコントローラ
8A 発電機制御部
8B リレー制御部
8C モータ制御部
8D クラッチ制御部
8E 余剰トルク演算部
8F 目標トルク制限部
8G 余剰トルク変換部
8H クラッチ解放処理部
9 電線
10 ジャンクションボックス
11 減速機
12 クラッチ
14 吸気管路
15 メインスロットルバルブ
16 サブスロットルバルブ
18 エンジンコントローラ
19 ステップモータ
20 モータコントローラ
21 エンジン回転数センサ
22 電圧調整器
23 電流センサ
26 モータ用回転数センサ
27FL、27FR、27RL、27RR車輪速センサ
30 トランスミッション
31 ディファレンシャル・ギヤ
32 シフト位置検出手段
34 ブレーキペダル
35 ブレーキストロークセンサ(制動操作量検出手段)
36 制動コントローラ
37FL、37FR、37RL、37RR制動装置
40 アクセルセンサ(加速指示検出手段)
Ifh 発電機の界磁電流
V 発電機の電圧
Nh 発電機の回転数
Ia 電機子電流
Ifm モータの界磁電流
E モータの誘起電圧
Nm モータの回転数(回転速度)
ΔNm モータの回転加速度
TG 発電機負荷トルク
Th 目標発電機負荷トルク
Tm モータの現在の目標トルク
Te エンジンの出力トルク
T−TM1 所定閾値
Tf クラッチ開放トルク
D−Ifm 限界界磁電流値
Dif1 Dif2より大きな低減値
Dif2 低減値

Claims (3)

  1. 主駆動輪を駆動する主駆動源と、その主駆動源の動力で駆動される発電機と、その発電機の発電した電力が供給されると共に従駆動輪に駆動トルクを伝達可能な電動モータと、電動モータの界磁電流を調整する界磁電流調整手段とを備え、上記界磁電流調整手段は、上記電動モータの出力トルクが所定閾値トルク以下と判定すると、電動モータの界磁電流を所定限界界磁電流値に向けて低減させる車両の駆動力制御装置において、
    上記界磁電流調整手段は、上記所定限界界磁電流値に向けた界磁電流の低減率を、上記発電機の発電限界量に応じて変化させ、当該発電限界量が小さい若しくは小さくなると推定するほど上記低減率を大きく設定することを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 運転者による加速指示量を検出する加速指示量検出手段を備え、上記界磁電流調整手段は、上記加速指示量検出手段の検出値に基づき、加速指示量が小さいほど上記発電限界量が小さい若しくは小さくなると推定することを特徴とする請求項1に記載した車両の駆動力制御装置。
  3. 上記従駆動源から従駆動輪までのトルク伝達経路に介装されたクラッチと、上記電動モータの出力トルクが、所定閾値トルク以下で且つクラッチでのトルクが略ゼロとなるトルク状態のときにクラッチを解放するクラッチ解放手段とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した車両の駆動力制御装置。
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