JP3594005B2 - データ転送方法及び制御フレーム並びに一対多共通媒体型通信システム、基地局装置、リモート局装置 - Google Patents

データ転送方法及び制御フレーム並びに一対多共通媒体型通信システム、基地局装置、リモート局装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ転送方法及び制御フレーム並びに一対多共通媒体型通信システム、基地局装置、リモート局装置に関し、特に一つの基地局装置に対して複数のリモート局装置が共通通信媒体を介して接続され、各リモート局装置から送出されるデータフレームの共通媒体上への送出制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声、画像やインターネット等のマルチメディア通信サービスの普及に伴い、ネットワークの高速化及び低コスト化への要求が高まっている。これらの要求は基幹網のみならず、加入者アクセス網においても進行しつつあり、これまではLAN(Local Area Network)用の技術として発展してきたイーサネット(R)技術の公衆網、特に加入者アクセス網への適用が進んでいる。
【0003】
イーサネット(R)技術の加入者アクセス網への適用例としては、低コスト化が可能なポイント・トゥ・マルチポイントのPON(Passive Optical Network)構成の加入者アクセス網が注目されている。このイーサネット(R)ベースのPONシステムの概略構成を図20に示す。以下、このPONシステムをEPON[Ethernet(R)−PON]システム20とする。
【0004】
EPONシステム20はリモート局装置21〜23と、基地局装置28と、パッシブ信号合流/分離器27と、ファイバ200〜203とから構成されている。リモート局装置21〜23にはそれぞれクライアント装置24〜26が接続されている。また、基地局装置28にはローカルスイッチ29が接続されている。リモート局装置21〜23とパッシブ信号合流/分離器27とはそれぞれファイバ200〜202で接続されている。パッシブ信号合流/分離器27と基地局装置28とはファイバ203で接続されている。
【0005】
高速化への要求によって、ファイバ200〜203にはファストイーサネット(R)(100Mbps)、ギガビットイーサネット(R)(1Gbps)が用いられる場合が多く、到達距離の制限によって全二重モードが用いられる。このような構成を持つEPONシステム20は基地局装置28の光インタフェースを複数のリモート局装置21〜23が共有することによって、低コスト化が可能である。
【0006】
次に、EPONシステム20のデータ転送方法について説明する。下り方向へのイーサネット(R)フレームの転送に関しては、基地局装置28から全リモート局装置21〜23に対してブロードキャストされ、リモート局装置21〜23は自装置宛てのフレームのみを受信する。すなわち、基地局装置28はローカルスイッチ29からのフレームをファイバ203に転送する。
【0007】
ファイバ203に転送されたフレームはパッシブ信号合流/分離器27で分離され、ファイバ200〜202を経由して、各々のリモート局装置21〜23にブロードキャストされる。ここで、フレームの宛先アドレスフィールドに記されたハードウェアアドレス[MAC(Media Access Control)アドレス]が例えばリモート局装置21のMACアドレスである場合には、リモート局装置21のみがそのフレームを受信することによってフレーム転送が完了する(その他のリモート局装置22,23はフレームを無視して破棄する)。
【0008】
一方、上り方向へのイーサネット(R)フレームの転送に関しては、IEEE802.3の規定を参考にすると、以下のようになる。リモート局装置21〜23はクライアント装置24〜26からイーサネット(R)フレームを受信すると、ランダムなタイミングで基地局装置28に対して受信したフレームをファイバ200(またはファイバ201、あるいはファイバ202)上に転送する。
【0009】
ファイバ200(またはファイバ201、あるいはファイバ202)上に転送されたフレームはパッシブ信号合流/分離器27を経由して、ファイバ203上を経て、基地局装置28に到着する。基地局装置28は受信したイーサネット(R)フレームをローカルスイッチ29へ転送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のEPONシステムでは、上り方向のフレーム送出に関してスループットが低いという課題がある。すなわち、リモート局装置21〜23が上り方向にフレームを送出する際に、ランダムなタイミングでフレームを送出すると、複数のリモート局装置21〜23からのフレームが合流するパッシブ信号合流/分離器27及びファイバ203上においてフレーム衝突する可能性がある。
【0011】
フレームが衝突すると、基地局装置28には正常なデータが到着しないため、上り方向のスループットが低下する。そのスループットはおよそ18%という低い値となる。
【0012】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、各リモート局装置から送出されるフレームが共有する伝送路上で衝突することなく、そのフレームを基地局装置に転送することができるデータ転送方法及び制御フレーム並びに一対多共通媒体型通信システム、基地局装置、リモート局装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ転送方法は、複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムのデータ転送方法であって、
前記基地局装置が、前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信し、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信している。
【0014】
本発明による他のデータ転送方法は、複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムのデータ転送方法であって、
前記リモート局装置から前記基地局装置への前記データフレームの送信を制御するために前記基地局装置から前記複数のリモート局装置全てに対して送信される制御フレームが、前記データフレームの送信を停止する期間を少なくとも含む制御領域群と、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、前記各部からなる前記制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とから構成されるようにしている。
【0016】
本発明による一対多共通媒体型通信システムは、複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムであって、
前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信する手段と、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信する手段とを前記基地局装置に備えている。
【0017】
本発明による基地局装置は、複数のリモート局装置に共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から自装置へと転送されるデータフレームを受信し、自装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する基地局装置であって、
前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信する手段と、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信する手段とを備えている。
【0018】
本発明によるリモート局装置は、基地局装置に共通媒体を共有して接続され、自装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から自装置へと転送される前記データフレームを受信するリモート局装置であって、
前記基地局装置から割り当てられかつ自装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を含む送信停止制御フレームが前記基地局装置から複数のリモート局装置全てに送信される際にその送信停止制御フレームの受信時に前記送信許可期間の開始時刻前に前記データフレームの送信を停止する手段と、前記基地局装置から前記送信許可期間の開始時刻において前記データフレームの送信停止を解除するための送信許可制御フレームを受信した時に前記データフレームの送信停止を解除する手段とを備えている。
【0019】
すなわち、本発明の第1のデータ転送方法は、複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を介して接続され、リモート局装置から基地局装置へとデータフレームを転送し、基地局装置からリモート局装置へとデータフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が、リモート局装置にデータフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、送信許可期間の開始時刻前に、全てのまたは一部のリモート局装置にデータフレームの送信を停止する送信停止制御フレームを送信するとともに、送信許可期間の開始時刻に、データフレームの送信を許可する特定のリモート局装置にデータフレームの送信の停止を解除する送信許可制御フレームを送信している。
【0020】
本発明の第2のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が送信停止制御フレームを送信する際に、全てのリモート局装置に送信停止制御フレームを同報するようにしている。
【0021】
本発明の第3のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が送信停止制御フレームを送信する際に、全てのリモート局装置に送信停止制御フレームを個別に送信するようにしている。
【0022】
本発明の第4のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が送信停止制御フレームを送信する際に、データフレームの送信停止が解除されているリモート局装置に送信停止制御フレームを個別に送信するようにしている。
【0023】
本発明の第5のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が送信停止制御フレームを送信する際に、データフレームの送信停止が解除されているリモート局装置に送信停止制御フレームを個別に送信し、全てのリモート局装置に周期的に送信停止制御フレームを同報または個別に送信するようにしている。
【0024】
本発明の第6のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が、各々のリモート局装置に対して送信許可期間を割り当てる際に、予め決められた方針に基づいて固定的に割り当てるようにしている。
【0025】
本発明の第7のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が、各々のリモート局装置に対して送信許可期間を割り当てる際に、基地局装置で測定したリモート局装置のデータフレームの送出状況に応じて動的に割り当てるようにしている。
【0026】
本発明の第8のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が、各々のリモート局装置に対して送信許可期間を割り当てる際に、リモート局装置からの要求に応じて動的に割り当てるようにしている。
【0027】
本発明の第9のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含むともに、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0028】
本発明の第10のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0029】
本発明の第11のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0030】
本発明の第12のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0031】
本発明の第13のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0032】
本発明の第14のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0033】
本発明の第15のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0034】
本発明の第16のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために、基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを含んでいる。
【0035】
本発明の第17のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、フレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなる制御領域群と、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0036】
本発明の第18のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0037】
本発明の第19のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0038】
本発明の第20のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0039】
本発明の第21のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0040】
本発明の第22のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0041】
本発明の第23のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0042】
本発明の第24のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0043】
本発明の第25のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0044】
本発明の第26のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0045】
本発明の第27のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0046】
本発明の第28のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0047】
本発明の第29のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0048】
本発明の第30のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0049】
本発明の第31のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部および二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0050】
本発明の第32のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0051】
本発明の第33のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0052】
本発明の第34のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0053】
本発明の第35のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0054】
本発明の第36のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備えている。
【0055】
本発明の第37のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0056】
本発明の第38のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置している。
【0057】
本発明の第39のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる前記制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0058】
本発明の第40のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置している。
【0059】
本発明の第41のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために、前記基地局装置から前記リモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0060】
本発明の第42のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置している。
【0061】
本発明の第43のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0062】
本発明の第44のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置している。
【0063】
本発明の第45のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0064】
本発明の第46のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先であるリモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置している。
【0065】
本発明の第47のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレームが、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、制御フレームの送信元である基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部と、制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後にリモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部と、制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部と、制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部と、二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなる制御領域群を含み、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、これら各部からなる制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とを備え、制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の制御領域群に限り第一経過時間記述部を省略している。
【0066】
本発明の第48のデータ転送方法は、上述した制御フレームが、送信先アドレス部、送信元アドレス部、フレーム種別部に続いて、制御フレームを受信してからフレーム内に記述されている全ての処理を実行開始するまでの経過時間を記述するフレーム処理経過時間記述部を有し、制御領域群とフレーム長調整部とエラー検出部とを有している。
【0067】
本発明の第49のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置からリモート局装置に対して送信されるデータフレームの内部に、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するための情報を格納している。
【0068】
本発明の第50のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置からリモート局装置に対して送信されるデータフレームが、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するための情報を格納し、データフレームが、送信先アドレス部、送信元アドレス部に続いて、本データフレームが通常のデータフレームとリモート局装置からのフレーム送出を制御する制御フレームのハイブリッドモードであることを記す拡張データ種別部と、上述した制御領域群と、通常のデータフレームのペイロード部とエラー検出部とを有している。
【0069】
本発明の第51のデータ転送方法は、上記の一対多共通媒体接続通信システムにおいて、リモート局装置から基地局装置へのデータフレームの送信を制御するために、基地局装置からリモート局装置に対して送信される制御フレーム内のフレーム属性部またはフレーム識別子部において記述されるフレームの種類が、主信号フレーム、距離測定処理用のフレーム、リクエスト用のフレーム、登録処理用のフレーム、管理制御用のフレーム、その他の処理用に特別に用いられるフレームのいずれかとなるようにしている。
【0070】
本発明の第52のデータ転送方法は、基地局装置からリモート局装置へのデータフレーム及びリモート局装置から基地局装置へのデータフレームを、イーサネット(R)フレームとしている。
【0071】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるEPON[Ethernet(R)−PON(Passive Optical Network)]システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるEPONシステムはリモート局装置1〜3と、基地局装置4と、パッシブ信号合流/分離器9と、ファイバ100〜103とから構成されている。
【0072】
リモート局装置1〜3にはそれぞれクライアント装置5〜7が接続されている。また、基地局装置4にはローカルスイッチ8が接続されている。リモート局装置1〜3とパッシブ信号合流/分離器9とはそれぞれファイバ100〜102で接続されている。パッシブ信号合流/分離器9と基地局装置4とはファイバ103で接続されている。
【0073】
リモート局装置1は送受信機能10,11と、アドレスフィルタ機能12,13と、バッファ機能14,15と、Mux(Multiplexer)機能16と、Demux(Demultiplexer)機能17と、拡張送信停止制御フレーム解析機能18と、送信停止制御フレーム生成機能19とから構成されている。尚、図示していないが、リモート局装置2,3も上記のリモート局装置1と同様の構成である。
【0074】
また、基地局装置4は送受信機能40,41と、アドレスフィルタ機能42,43と、バッファ機能44,45と、Demux機能46と、Mux機能47と、拡張送信停止制御フレーム生成機能48と、送信停止制御フレーム解析機能49と、帯域割当機能50とから構成されている。
【0075】
図2は本発明の一実施例による制御フレームの第1の構成例を示す図である。図2においては、図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームAを示している。
【0076】
拡張送信停止制御フレームAは送信先装置のMAC(Media Access Control)アドレスを記述する宛先アドレスフィールド(以下、DAフィールドとする)A1と、送信元装置のMACアドレスを記述する送信元アドレスフィールド(以下、SAフィールドとする)A2と、フレームの分類(例えば、通常のMACフレームや制御用フレームのMAC制御フレームであること)を記述するフレーム分類フィールド(以下、Typeフィールドとする)A3と、フレームの属性(例えば、MAC制御フレームである場合に拡張送信停止制御フレームであること)を記述するフレーム属性フィールド(以下、Codeフィールドとする)A4と、データの送信を停止する期間を記述するデータ送信停止期間フィールド(以下、Pause_timeフィールドとする)A5と、フレーム長が最低フレーム長以上となるよう長さを調整するフレーム長調整フィールド(以下、Paddingフィールドとする)A6と、フレームのエラーをチェックするエラーチェックフィールド(以下、FCSフィールドとする)A7とから構成されている。ここで、CodeフィールドA4とPause_timeフィールドA5とを合わせて送信停止制御フィールド群(Control_Field_Group)A8とする。
【0077】
DAフィールドA1には基地局装置4がフレーム送出を制御するリモート局装置1〜3の個別のMACアドレスが記述される。基地局装置4から送出された拡張送信停止制御フレームAを受信したリモート局装置1〜3は、DAフィールドA1に記述されたMACアドレスが自装置のMACアドレスと一致するリモート局装置(例えば、リモート局装置1)のみがこの拡張送信停止制御フレームを受信し、フレーム内のPause_timeフィールドA5に記述される期間、フレームの送信を停止する。
【0078】
図3は本発明の一実施例による制御フレームの第2の構成例を示す図である。図3においては図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームBを示している。
【0079】
拡張送信停止制御フレームBはDAフィールドA1と、SAフィールドA2と、TypeフィールドA3と、CodeフィールドB1と、Pause_timeフィールドA5と、PaddingフィールドA6と、FCSフィールドA7とに個別宛先フィールド(IDAフィールド)B2を追加して構成されている。ここで、CodeフィールドB1とIDAフィールドB2とPause_timeフィールドA5とを合わせて送信停止制御フィールド群B3とする。
【0080】
図3では、DAフィールドA1に予約されたマルチキャストMACアドレスが記述され、IDAフィールドB2にフレームの送出を制御するリモート局装置1〜3のMACアドレスが記述される。
【0081】
基地局装置4から送出された拡張送信停止制御フレームBを受信したリモート局装置1〜3は、IDAフィールドB2に記述されたMACアドレスが自装置のMACアドレスと一致するリモート局装置(例えば、リモート局装置1)のみがこの拡張送信停止制御フレームBを受信し、フレーム内のPause_timeフィールドA5に記述される期間、フレームの送信を停止する。
【0082】
図3の拡張送信停止制御フレームBのIDAフィールドB2に記述するアドレスはフレームの送出を制御したいリモート局装置1〜3のMACアドレスではなく、独自の識別子でも構わない。MACアドレスのサイズは6バイトと長いため、一つの基地局装置4に接続されるリモート局装置1〜3の数がせいぜい数10程度であるEPONシステムでは、サイズの小さい識別子を採用することによって拡張送信停止制御フレームBのサイズを縮小することができる。但し、この場合には、基地局装置4側においてリモート局装置1〜3のMACアドレスと識別子との対応管理、基地局装置4とリモート局装置1〜3との間での識別子割り当てのネゴシエーション等が必要となる。
【0083】
以上のように、図2及び図3に示す拡張送信停止制御フレームAまたは拡張送信停止制御フレームBを利用することによって、基地局装置4は特定のリモート局装置1〜3に対して拡張送信停止制御フレームAまたは拡張送信停止制御フレームBを送信することができるため、特定のリモート局装置1〜3のフレーム送出を制御することができる。
【0084】
本発明の一実施例による拡張送信停止制御フレームの他の例としては、図3に示す構成と同様の構成を持ち、CodeフィールドB1において、そのMAC制御フレームの属性を示す既に定義された識別子ではなく、新たに定義される識別子が記述される場合もある。その識別子はフレームを受信したリモート局装置1〜3が基地局装置4に対して送信することができるデータの種類を示す。データの種類としては、例えば主信号、Request(要求)用フレーム、Ranging用フレーム、Registration用フレーム、OAM(Operation Administration and Maintenance)用フレーム等がある。
【0085】
基地局装置4から送出された拡張送信停止制御フレームBを受信したリモート局装置1〜3は、DAフィールドA1に記述されたMACアドレスが自装置のMACアドレスと一致するリモート局装置(例えば、リモート局装置1)のみがこの拡張送信停止制御フレームBを受信し、フレーム内のPause_timeフィールドA5に記述される期間、フレームの送信を停止した後に、CodeフィールドB1に記された種類のデータのフレームを基地局装置4に対して送信する。
【0086】
図4は本発明の一実施例による制御フレームの第3の構成例を示す図である。図4においては、図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームCを示している。
【0087】
拡張送信停止制御フレームCは図2に示す各フィールドにデータ種別フィールド(Flagフィールド)C1を追加して構成されている。ここで、CodeフィールドB1とFlagフィールドC1とPause_timeフィールドA5とを合わせて送信停止制御フィールド群C2とする。
【0088】
FlagフィールドC1には図3に示すCodeフィールドB1の新規識別子と同様に、拡張送信停止制御フレームCを受信したリモート局装置1〜3が基地局装置4に対して送信することができるデータの種類が記される。
【0089】
基地局装置4から送出された拡張送信停止制御フレームCを受信したリモート局装置1〜3は、DAフィールドA1に記述されたMACアドレスが自装置のMACアドレスと一致するリモート局装置(例えば、リモート局装置1)のみがこの拡張送信停止制御フレームCを受信し、フレーム内のPause_timeフィールドA5に記述される期間、フレームの送信を停止した後に、FlagフィールドC1に記された種類のデータのフレームを基地局装置4に対して送信する。
【0090】
図5は本発明の一実施例による制御フレームの第4の構成例を示す図である。図5においては、図3に示す拡張送信停止制御フレームBに、新規にFlagフィールドC1を追加し、そのFlagフィールドC1にデータ種別識別子を記述する拡張送信停止制御フレームDである。ここで、CodeフィールドB1とIDAフィールドB2とFlagフィールドC1とPause_timeフィールドA5とを合わせて送信停止制御フィールド群D1とする。
【0091】
IDAフィールドB2に記されたMACアドレスまたは識別子が宛先となっているリモート局装置(例えば、リモート局装置1)はFlagフィールドC1に記述された種類のデータのフレームを基地局装置4に対して送出する。
【0092】
以上のように、図3〜図5に示す拡張送信停止制御フレームB〜Dを利用することによって、基地局装置4は特定のリモート局装置1〜3に対して拡張送信停止制御フレームBまたは拡張送信停止制御フレームC、あるいは拡張送信停止制御フレームDを送信し、そのリモート局装置1〜3が送出するデータの種類を指示することができるため、特定のリモート局装置1〜3のフレーム送出をよりきめ細かく制御することができる。
【0093】
図6は本発明の一実施例による制御フレームの第5の構成例を示す図であり、図7(a),(b)は図6に示す制御フレームを用いたフレーム送出法の一例を示す図である。図6においては、図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームEを示している。
【0094】
拡張送信停止制御フレームEは図2に示す各フィールドに第1のOffsetフィールドE1と、第2のOffsetフィールドE2と、第2のPause_timeフィールドE3とを追加して構成している。拡張送信停止制御フレームEの各フィールドは図2に示す拡張送信停止制御フレームに関して、CodeフィールドB1の後に、第1のOffsetフィールドE1、第1のPause_timeフィールドA5、第2のOffsetフィールドE2、第2のPause_timeフィールドE3の順序で配置されている。ここで、CodeフィールドB1から第2のPause_timeフィールドE3までの各フィールドを合わせて送信停止制御フィールド群E4とする。
【0095】
第1のOffsetフィールドE1及び第2のOffsetフィールドE2には拡張送信停止制御フレームEが到着してからの時間が記され、その時間が経過した後に第1のPause_timeフィールドA5及び第2のPause_timeフィールドE3に記された期間のフレーム送出が停止される。
【0096】
拡張送信停止制御フレームEを受信したリモート局装置1〜3は第1のOffset時間経過後、第1のPause_time時間の送出停止処理を行った後に、第2のOffset時間経過後、第2のPause_time時間の送出停止処理を行う。尚、第1のOffsetフィールドE1については、0であれば省略しても構わない。
【0097】
例えば、図7に示すように、第1のOffsetフィールドE1に「0」、第1のPause_timeフィールドA5に「0」、第2のOffsetフィールドE2に「10」、第2のPause_timeフィールドE3に「1000」と記された拡張送信停止制御フレームEが基地局装置4から各リモート局装置1〜3に送信されたとする。DAフィールドA1に記されたMACアドレスが自装置のアドレスであるリモート局装置1は、拡張送信停止制御フレームEを受信してから0単位時間経過後に、0単位時間の間フレームの送出を停止し、その後、フレームを受信してから10単位時間経過後に、1000単位時間の間フレームの送出を停止する。すなわち、この拡張送信停止制御フレームEを受信したリモート局装置1は、フレームを受信してから10単位時間の間フレームの送信を許可されたこととなる。
【0098】
以上のように、図6に示す拡張送信停止制御フレームEではこれまで2つの拡張送信停止制御フレームを送出して指示していた処理を1つの拡張送信停止制御フレームによって指示することができるため、制御フレーム数を削減することができる。また、図7に示すようなパラメータ設定することによって、リモート局装置1〜3に対してフレーム送出可能な期間を指示することができる。
【0099】
図8は本発明の一実施例による制御フレームの第6の構成例を示す図である。図8においては、図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームFを示している。
【0100】
拡張送信停止制御フレームFは図6に示す各フィールドにIDAフィールドB2を追加して構成されている。ここで、CodeフィールドB1から第2のPause_timeフィールドE3までの各フィールドを合わせて送信停止制御フィールド群F1とする。尚、第1のOffsetフィールドE1については0であれば省略しても構わない。
【0101】
基地局装置4から図8に示す拡張送信停止制御フレームFが送信されると、DAフィールドA1またはIDAフィールドB2に記されたMACアドレスもしくは識別子が自装置宛てであるリモート局装置(例えば、リモート局装置1)は第1のOffsetフィールドE1に記された時間経過後に、第1のPause_timeフィールドA5に記された期間、フレーム送出を停止し、さらに、第2のOffsetフィールドE2に記された時間経過後に、第2のPause_timeフィールドE3に記された期間、フレーム送出を停止する。
【0102】
図9は本発明の一実施例による制御フレームの第7の構成例を示す図であり、図10(a),(b)は図9に示す制御フレームを用いたフレーム送出法の一例を示す図である。図9においては、図1に示すEPONシステムにおける上り方向のフレーム送出を制御するために、基地局装置4からリモート局装置1〜3へと転送される拡張送信停止制御フレームGを示している。
【0103】
拡張送信停止制御フレームGは図8に示す各フィールドにFlagフィールドC1を追加して構成されている。ここで、CodeフィールドB1から第2のPause_timeフィールドE3までの各フィールドを合わせて送信停止制御フレーム群G1とする。
【0104】
受信した拡張送信停止制御フレームGのDAフィールドA1またはIDAフィールドB2のMACアドレスか識別子が自装置のアドレスと等しいリモート局装置(例えば、リモート局装置1)は、第1のOffset時間経過後に、第1のPause_time時間の間フレーム送出を停止し、第2のOffset時間経過後に、第2のPause_time時間の間フレーム送出を停止する。尚、第1のOffsetフィールドE1については0であれば省略しても構わない。
【0105】
リモート局装置1は第1のフレーム送出停止が終了してから第2のフレーム送出停止を開始するまでの間に、FlagフィールドC1またはCodeフィールドB1に記されたデータ種別のフレームを基地局装置4に対して送出する。
【0106】
以上のように、図9に示す拡張送信停止制御フレームGではこれまで2つの拡張送信停止制御フレームを送出して指示していた処理を1つの拡張送信停止制御フレームによって指示することができるため、制御フレーム数を削減することができる。また、FlagフィールドC1またはCodeフィールドB1におけるパラメータ設定によって、リモート局装置1〜3に対して送出するフレームの種類を指示することができる。
【0107】
図9に示す拡張送信停止制御フレームGは送信停止制御フィールド群G1が任意の数繰り返されて、付加される場合もある。拡張送信停止制御フレームGを受信すると、受信した拡張送信停止制御フレームGのIDAフィールドB2のMACアドレスか識別子が自装置のアドレスと等しいリモート局装置(例えば、リモート局装置1)は、第一の送信停止制御フレーム群G1に関して、第1のOffset時間経過後に、第1のPause_time時間の間、フレーム送出を停止し、第2のOffset時間経過後に、第2のPause_time時間の間、フレーム送出を停止する。さらに、送信停止制御フィールド群G1が続く場合には、上記と同様の動作を繰り返し行う。
【0108】
例えば、図10に示すように、[IDAフィールドB2、第1のOffsetフィールドE1、第1のPause_timeフィールドA5、第2のOffsetフィールドE2、第2のPause_timeフィールドE3]の組がそれぞれ、[リモート局装置1、0、0、10、1000]、[リモート局装置3、10、0、100、1000]、[リモート局装置2、100、0、300、1000]であるとする。
【0109】
このような場合には、リモート局装置1はフレーム受信から0単位時間経過後に0単位時間の間、フレーム送信を停止し、フレーム受信から10単位時間経過後に1000単位時間の間、フレーム送信を停止する。
【0110】
また、リモート局装置3は10単位時間経過後に0単位時間の間、フレーム送信を停止し、フレーム受信から100単位時間経過後に1000単位時間の間、フレーム送信を停止する。
【0111】
さらに、リモート局装置2は100単位時間経過後に0単位時間の間、フレーム送信を停止し、フレーム受信から300単位時間経過後に1000単位時間の間、フレーム送信を停止する。
【0112】
すなわち、図10に示すように、リモート局装置1はフレーム受信時から10単位時間までの間、フレームを送信することができ、リモート局装置3はフレーム受信から10単位時間経過後に、100単位時間経過後までの90単位時間の間、フレームを送信することができ、リモート局装置2はフレーム受信から100単位時間経過後に、300単位時間経過後までの200単位時間の間、フレームを送信することができる。
【0113】
以上のように、図9に示す拡張送信停止制御フレームGにおいて、送信停止制御フィールド群G1までが繰り返される場合には、これまでリモート局装置1〜3毎に2つの拡張送信停止制御フレームを送出して指示していた処理を1つの拡張送信停止制御フレームによって指示することができるため、制御フレーム数を大幅に削減することができる。また、図10に示すようなパラメータ設定することによって、各リモート局装置1〜3に対してフレーム送出可能な期間を指示することができる。
【0114】
図11は本発明の一実施例による制御フレームの第8の構成例を示す図である。図11においては、フレーム全体の処理を開始するまでの待ち時間を記述する場合の拡張送信停止制御フレームHを示している。
【0115】
拡張送信停止制御フレームHは図2〜図6と図8と図9とに示す拡張送信停止制御フレームA,B,C,D,E,F,Gに対して、DAフィールドA1、SAフィールドA2、TypeフィールドA3と送信停止制御フィールド群(Control_Field_Group)H2との間に、フレーム全体の処理を開始するまでの待ち時間を記述するフレーム処理経過時間記述フィールド(F_Offsetフィールド)H1を追加して構成されている。
【0116】
図中の送信停止制御フィールド群H2には、図2〜図6と図8と図9とに示す送信停止制御フィールド群A8,B3,C2,D1,E4,F1,G1が適用される。F_OffsetフィールドH1が追加された拡張送信停止制御フレームHを受信したリモート局装置1〜3は、拡張送信停止制御フレームHの受信後、F_OffsetフィールドH1に記述された時間が経過した後に、フレーム内に記述された処理を実行する。
【0117】
これによって、基地局装置4からの拡張送信停止制御フレームHの送信タイミングと、それを受信するリモート局装置1〜3における処理の実行タイミングとを柔軟に設定することができるため、タイミングが固定されることによる効率劣化を防ぐことができる。
【0118】
図12は本発明の一実施例による制御フレームの第9の構成例を示す図である。図12においては、通常のMACフレームを用いる場合の拡張送信停止制御フレームIを示している。
【0119】
拡張送信停止制御フレームIは、通常のMACフレームにおけるSAフィールドA2とTypeフィールドA3との間に、拡張Typeフィールド(Ex_Type フィールド)I1及び送信停止制御フィールド群I3が配置され、PaddingフィールドA6の代わりにDataフィールドI2が配置されている。
【0120】
送信停止制御フィールド群I3には図2〜図6と図8と図9とに示す送信停止制御フィールド群A8,B3,C2,D1,E4,F1,G1が適用される。拡張TypeフィールドI1には、通常のMACフレームと拡張送信停止制御フレームとのハイブリッドモードであることを示す識別子とが記述される。
【0121】
自装置宛ての拡張送信停止制御フレームIを受信したリモート局装置(例えば、リモート局装置1)は、拡張TypeフィールドI1においてハイブリッドモードであることを認識すると、送信停止制御フィールド群I3の内容に従い、フレーム送出制御を行う。
【0122】
上記のように、拡張送信停止制御フレームIを通常のMACフレームと同一フレームにまとめることによって、拡張送信停止制御フレームを独自に生成する必要がない。これによって、制御フレーム用帯域を削減することができるため、効率が良いという利点がある。
【0123】
図13及び図14は本発明の一実施例によるEPONシステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図14を参照して本発明の一実施例によるEPONシステムの動作について説明する。まず、上り方向(リモート局装置1〜3から基地局装置4への方向)のデータの流れについて説明する。
【0124】
クライアント装置5〜7から入力されるイーサネット(R)フレーム(図13のS1)はリモート局装置1〜3の送受信機能10で受信され、アドレスフィルタ機能12に転送される。アドレスフィルタ機能12ではフレームの宛先アドレスフィールド(DAフィールド)を参照して(図13ステップS11)、アドレスが適合するフレームに限り(図13ステップS12)、バッファ機能14に転送する。
【0125】
バッファ機能14はフレームを一時蓄積し(図13ステップS12)、拡張送信停止制御フレーム解析機能18の指示に従い、フレーム送信の許可が出た場合(図13ステップS14)、フレームをMux機能16に転送する。尚、拡張送信停止制御フレーム解析機能18の機能については後述する。
【0126】
Mux機能16はバッファ機能14から転送されるフレームと、送信停止制御フレーム生成機能19から転送される送信停止制御フレームとを多重化し(図13ステップS15)、送受信機能11に転送する。送受信機能11は受信したフレーム(図13のS16)をファイバ100に対して送信する。尚、送信停止制御フレーム生成機能19の機能については後述する。
【0127】
送信されたフレームはファイバ100、パッシブ信号合流/分離器9、ファイバ103を経由して、基地局装置4の送受信機能40に転送される。送受信機能40は受信したフレームをアドレスフィルタ機能42に転送する。アドレスフィルタ機能42はフレームのDAフィールドが適合するフレームに限り(図13ステップS21)、バッファ機能44に転送する。
【0128】
バッファ機能44はフレームを一時蓄積し(図13ステップS22)、Demux機能46に転送する。Demux機能46はバッファ機能44から転送されたフレームを送信停止制御フレームとその他のフレームとを分離し(図13ステップS23)、送信停止制御フレームを送信停止制御フレーム解析機能49に転送して送信停止制御を行うとともに(図13ステップS25)、その他のフレームを送受信機能41に転送する。送受信機能41は受信したフレーム(図13のS24)をローカルスイッチ8に対して送信する。尚、送信停止制御フレーム解析機能49の機能については後述する。
【0129】
一方、下り方向(基地局装置4からリモート局装置1〜3への方向)のデータの流れは以下の通りである。ローカルスイッチ8から入力されるイーサネット(R)フレーム(図14のS31)は基地局装置4の送受信機能41で受信され、アドレスフィルタ機能43に転送される。アドレスフィルタ機能43ではフレームのDAフィールドのアドレスが適合するフレームに限り(図14ステップS41)、Mux機能47に転送する。Mux機能47はアドレスフィルタ機能43からのフレーム及び拡張送信停止制御フレーム生成機能48からの拡張送信停止制御フレームを多重化し(図14ステップS42)、バッファ機能45に転送する。尚、拡張送信停止制御フレーム生成機能48の機能については後述する。
【0130】
バッファ機能45はフレームを一時蓄積し(図14ステップS43)、送信停止制御フレーム解析機能49の指示に従い、フレーム送信の許可が出た場合(図14ステップS44)、フレームを送受信機能40に転送する。送受信機能40は受信したフレーム(図14のS46)をファイバ103に対して送信する(図14ステップS45)。尚、送信停止制御フレーム解析機能49の機能については後述する。
【0131】
送信されたフレームはファイバ103、パッシブ信号合流/分離器9、ファイバ100〜102を経由して、各リモート局装置1〜3の送受信機能11に転送される。送受信機能11は受信したフレームをアドレスフィルタ機能13に転送する。アドレスフィルタ機能13はフレームのDAフィールドが適合するフレームに限り(図14ステップS51)、バッファ機能15に転送する。
【0132】
バッファ機能15はフレームを一時蓄積し(図14ステップS52)、Demux機能17に転送する。Demux機能17はバッファ機能15から転送されたフレームを拡張送信停止制御フレームとその他のフレームとを分離し(図14ステップS53)、拡張送信停止制御フレームを拡張送信停止制御フレーム解析機能18に転送して拡張送信停止制御を行うとともに(図14ステップS55)、その他のフレームを送受信機能10にそれぞれ転送する。送受信機能10は受信したフレーム(図14のS54)をクライアント装置5〜7に対して送信する。
【0133】
続いて、下り方向のフロー制御について説明する。下り方向のフロー制御はリモート局装置1〜3内の送信停止制御フレーム生成機能19と基地局装置4内の送信停止制御フレーム解析機能49との相互作用によって機能する。ここでは、IEEE802.3で規定されている送信停止制御フレームが用いられる。
【0134】
送信停止制御フレーム生成機能19はバッファ機能15の蓄積情報をモニタし、蓄積量が閾値を超過する等の輻輳状態であると確認された場合において、データの送信元である基地局装置4からのフレーム送出を一時停止させるために、送信停止制御フレームを作成する。フレーム送信を停止させる時間を記述した送信停止制御フレームを作成した送信停止制御フレーム生成機能19は、作成した送信停止制御フレームをMux機能16に送信する。
【0135】
通常のデータと同様に、基地局装置4に転送された送信停止制御フレームはDemux機能46において分離され、送信停止制御フレーム解析機能49に転送される。送信停止制御フレーム解析機能49は送信停止制御フレームに記述されている送出停止時間の間、送信停止制御フレームの送信元であるリモート局装置1〜3へのフレーム送信を停止する。
【0136】
続いて、上り方向について説明する。上り方向のフレーム送出制御及び輻輳制御のためのフロー制御は基地局装置4内の拡張送信停止制御フレーム生成機能48及び帯域割当機能50とリモート局装置1〜3内の拡張送信停止制御フレーム解析機能18とによって動作する。
【0137】
拡張送信停止制御フレーム生成機能48はバッファ機能44の蓄積状況をモニタし、輻輳が確認された場合に輻輳制御のためのフロー制御用の従来の送信停止制御フレームを作成する。また、上り方向のフレーム送出制御に関しては、帯域割当機能50によって計算された上り方向の帯域割当結果に基づき、拡張送信停止制御フレーム生成機能48は本発明の拡張送信停止制御フレームを生成する。
【0138】
帯域割当機能50は各々のリモート局装置1〜3への上り帯域割り当てを行う機能であり、その方法としては、予め決められた方針に従って各リモート局装置1〜3に対して固定的に割り当てたり、バッファ機能44のモニタによって計測した各リモート局装置1〜3の使用帯域状況に基づいて各リモート局装置1〜3に対して動的に割り当てたり、各リモート局装置1〜3から通知されるRequestに応じて各リモート局装置1〜3に対して動的に割り当てることができる。各リモート局装置1〜3への帯域割り当てを計算した帯域割当機能50はその結果を拡張送信停止制御フレーム生成機能48に通知する。
【0139】
図15は図1の拡張送信停止制御フレーム生成機能48の構成を示すブロック図である。図15において、拡張送信停止制御フレーム生成機能48は送出停止時間決定回路481と、バッファモニタ回路482と、アドレス付加回路483と、フレーム分類付加回路484と、フレーム属性付加回路485と、送出停止時間付加回路486と、データ長調整部付加回路487と、誤り訂正部付加回路488と、送信回路489とから構成されている。
【0140】
バッファモニタ回路482はバッファ機能44の蓄積状況をモニタし、輻輳が検出されると、その旨を送出停止時間決定回路481に通知する。送出停止時間決定回路481は輻輳状況に応じて送出を停止させる時間を決定する。また、送出停止時間決定回路481は帯域割当機能50から帯域割当結果が通知された場合、通知された割当帯域から各リモート局装置1〜3への送出停止時間を決定する。その方法としては以下の3つの方法が考えられる。ここではリモート局装置1に対して時刻0〜時刻XまでのX単位時間、リモート局装置2に対して時刻Xから時刻2XまでのX単位時間の間帯域が割り当てられる場合について述べる。
【0141】
第一の方法では、全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間(例えば、最大単位時間)を設定し、その後、帯域を割り当てるリモート局装置1に対して送出停止時間=0を設定し、X単位時間経過後に再び全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間を設定し、その後、リモート局装置2に対して送出停止時間=0を設定し、さらにX単位時間経過後に再び全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間を設定する。これによって、時刻0〜時刻Xの間にリモート局装置1に対して、時刻Xから時刻2Xの間にリモート局装置2に対してそれぞれ送信を許可することができる。
【0142】
第二の方法では、全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間(例えば、最大単位時間)を設定し、その後、帯域を割り当てるリモート局装置1に対して送出停止時間=0を設定し、X単位時間経過後にリモート局装置1に対して送出停止時間として十分長い期間を設定し、その後、リモート局装置2に対して送出停止時間=0を設定し、さらにX単位時間経過後にリモート局装置2に対して送出停止時間として十分長い期間を設定する。これによって、時刻0〜時刻Xの間にリモート局装置1に対して、時刻Xから時刻2Xの間にリモート局装置2に対してそれぞれ送信を許可することができる。
【0143】
第三の方法では、全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間(例えば、最大単位時間)を設定し、その後、帯域を割り当てるリモート局装置1に対して送出停止時間=0を設定し、X単位時間経過後に再び全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間を設定し、その後、リモート局装置2に対して送出停止時間=0を設定し、さらにX単位時間経過後に再び全てのリモート局装置1〜3に対して送出停止時間として十分長い期間を設定する。
【0144】
ここで、特定のリモート局装置3に対して長い期間送信が許可されない場合には初めに設定した十分長い期間の送信停止が失効し、フレーム転送を開始することによって、他のリモート局装置1,2とのフレーム衝突を防ぐために、ある一定周期(最大単位時間よりも小さい周期)毎に全てのリモート局装置1〜3に対して送信停止時間を十分長い期間に設定する。これによって、時刻0〜時刻Xの間にリモート局装置1に対して、時刻Xから時刻2Xの間にリモート局装置2に対してそれぞれ送信を許可することができる。
【0145】
このような方法によって、帯域割当機能50での帯域の割り当てを反映した送出停止時間が決定される。また、拡張送信停止制御フレームの送出タイミングが下りの主信号フレームの送出中となる場合には拡張送信停止制御フレームの送出を前倒しして、下り主信号フレームの切れ目に送ることもできる。そのような場合には前倒しした時間をフレーム処理経過時間として決定する。
【0146】
各リモート局装置1〜3への送出停止時間を決定した送出停止時間決定回路481はその結果をアドレス付加回路483に転送する。アドレス付加回路483はDAフィールドA1、またはDAフィールドA1及びIDAフィールドB2に宛先アドレスを記述してフレーム分類付加回路484に転送する。フレーム分類付加回路484ではTypeフィールドA3にMAC制御フレームを示す識別子を記述し、その結果をフレーム属性付加回路485に転送する。
【0147】
フレーム属性付加回路485はCodeフィールドB1、またはCodeフィールドB1及びFlagフィールドC1に送信停止制御フレーム、拡張送信停止制御フレーム、また拡張送信停止制御フレームである場合には主信号、Request、Ranging等のデータ種別を記述し、停止時間付加回路486に転送する。
【0148】
停止時間付加回路486は送出停止時間決定回路481で決定した送出停止時間及び送出停止開始時間をPause_timeフィールドA5、または第1のPause_timeフィールドA5及び第2のPause_timeフィールドE3と第1のOffsetフィールドE1及び第2のOffsetフィールドE2とに記述する。また、フレーム処理経過時間が送出停止時間決定回路481において計算されている場合には、その値をF_OffsetフィールドH1に記述する。その後、停止時間付加回路486はその結果をデータ長調整部付加回路487に転送する。
【0149】
データ長調整部付加回路487はフレーム長がイーサネット(R)フレームの最小サイズ以上となるようにPaddingし、誤り訂正部付加回路488において誤り訂正部を付加して、送信停止制御フレームまたは拡張送信停止制御フレームを完成させる。完成した送信停止制御フレームまたは拡張送信停止制御フレームは送信回路489に転送され、送信回路489はMux機能47に転送する。
【0150】
拡張送信停止制御フレーム生成機能48を上記のような構成とすることによって、上述したような本発明の機能を有する拡張送信停止制御フレームを生成することができる。
【0151】
拡張送信停止制御フレーム生成機能48において生成された拡張送信停止制御フレームはMux機能47においてアドレスフィルタ機能43からのフレームと多重化され、各々のリモート局装置1〜3に転送される。
【0152】
リモート局装置1〜3ではDemux機能17において拡張送信停止制御フレームが分離され、拡張送信停止制御フレーム解析機能18に通知される。拡張送信停止制御フレーム解析機能18は受信した拡張送信停止制御フレームの内容に基づき、バッファ機能14からのフレームの送出を制御する。
【0153】
図16は図1の拡張送信停止制御フレーム解析機能18の構成を示すブロック図である。図16において、拡張送信停止制御フレーム解析機能18はアドレス処理回路181と、データ種別処理回路182と、送出停止時間処理回路183と、送信回路184とから構成されている。
【0154】
Demux機能17から拡張送信停止制御フレームを受信したアドレス処理回路181はIDAフィールドB2の記述されたアドレスによって、自装置のアドレスか否かを判定する(拡張送信停止制御フレームが図3、図5、図8、図9に示す場合)。アドレス処理回路181は自装置宛てであれば、そのフレームをデータ種別処理回路182に転送し、他装置宛てであれば、そのフレームを廃棄する。
【0155】
データを受信したデータ種別処理回路182はTypeフィールドA3において、フレームがMAC制御用フレームであることを認識し、CodeフィールドB1またはCodeフィールドB1及びFlagフィールドC1の組み合わせによって、送信停止制御フレーム、拡張送信停止制御フレーム、また拡張送信停止制御フレームである場合に主信号、Request、Ranging等のデータ種別を確認し、フレームを送出停止時間処理回路183に転送する。
【0156】
送出停止時間処理回路183はPause_timeフィールドA5、または第1のPause_timeフィールドA5及び第2のPause_timeフィールドE3と第1のOffsetフィールドE1及び第2のOffsetフィールドE2との組み合わせによって、送出停止時間、または送出停止時間及び送出停止開始時間を認識する。
【0157】
送出停止時間処理回路183は送出停止開始時間から送出停止時間の間、送信回路184を介してバッファ機能14に対してフレームの送出を停止する指示を送る。また、拡張送信停止制御フレームH内にF_OffsetフィールドH1が存在し、フレーム処理開始時間が記述されている場合には、記述された時間が経過した後に、第1のPause_timeフィールドA5及び第2のPause_timeフィールドE3と、第1のOffsetフィールドE1及び第2のOffsetフィールドE2との処理を行う。
【0158】
このような構成を持つ基地局装置4とリモート局装置1〜3とが上述した動作を行うことによって、拡張送信停止制御フレームを生成し、それに基づくフレーム送出制御を行うことが可能となる。
【0159】
図17は本発明の他の実施例によるEPONシステムの構成を示すブロック図である。図17においては、拡張送信停止制御フレームを通常のMACフレームに付加する場合のEPONシステムを示している。本発明の他の実施例によるEPONシステムは基地局装置4のMux機能47を削除し、リモート局装置1〜3のDemux機能17を削除した以外は図1に示す本発明の一実施例によるEPONシステムと同様の構成となっている。
【0160】
また、本発明の他の実施例によるデータ転送に関しては、下り方向が変更となる。以下、変更した部分について説明する。基地局装置4のアドレスフィルタ機能43ではフレームのDAフィールドのアドレスが適合するフレームに限り、拡張送信停止制御フレーム生成機能48に転送する。拡張送信停止制御フレーム生成機能48では主信号系のMACフレームに拡張送信停止制御フレームの送信停止制御フィールド群I3を付加し、生成した拡張送信停止制御フレームをバッファ機能45に転送する。
【0161】
図18は図17の拡張送信停止制御フレーム生成機能48の構成を示すブロック図である。図18において、拡張送信停止制御フレーム生成機能48は制御フィールド群付加判定回路490を追加し、アドレス付加回路483及びデータ長調整部付加回路487を削除した以外は図15に示す拡張送信停止制御フレーム生成機能48と同様の構成となっている。
【0162】
アドレスフィルタ機能43から転送されたMACフレームは制御フィールド群付加判定回路490に入力される。制御フィールド群付加判定回路490は送出停止時間決定回路481を参照して、拡張送信停止制御フレームを生成するか否かを判定する。拡張送信停止制御フレームを生成しない場合にはMACフレームが送信回路489に転送され、送信回路489によってMACフレームがバッファ機能45に転送される。
【0163】
一方、生成する場合にはMACフレームがフレーム分類付加回路484に転送され、それ以降の各回路において送信停止制御フィールド群I3を元のMACフレームのTypeフィールドA3の前部分に付加する。フレーム分類付加回路484に入力されたMACフレームは、拡張TypeフィールドI1にハイブリッドモードであることを示す識別子が記述され、フレーム属性付加回路485に転送される。フレーム属性付加回路485及び停止時間付加回路486では図13に示す拡張送信停止制御フレーム生成機能48と同様の処理が行われ、誤り訂正部付加回路488において新たな誤り訂正部が付加された拡張送信停止制御フレームは送信回路489に転送され、送信回路489からバッファ機能45に転送される。
【0164】
バッファ機能45に転送された拡張送信停止制御フレームは送受信機能40、ファイバ103、パッシブ信号合流/分離器9、ファイバ100〜102を経由して各々のリモート局装置1〜3に転送される。リモート局装置1〜3に転送された拡張送信停止制御フレームは送受信機能11及びアドレスフィルタ機能13を経て、バッファ機能15に一時蓄積され、拡張送信停止制御フレーム解析機能18に転送される。拡張送信停止制御フレーム解析機能18は拡張送信停止制御フレームの内容を解析する。その後、送信停止制御フィールド群I3を削除し、拡張送信停止制御フレームを通常のMACフレームに戻した後に送受信機能10に転送する。
【0165】
図19は図17の拡張送信停止制御フレーム解析機能18の構成を示すブロック図である。図19において、拡張送信停止制御フレーム解析機能18は制御フィールド群削除回路185を追加した以外は図16に示す拡張送信停止制御フレーム解析機能18と同様の構成となっている。
【0166】
バッファ機能15から転送された拡張送信停止制御フレームはアドレス処理回路181を経て、データ種別処理回路182に入力される。データ種別処理回路182では拡張TypeフィールドI1の識別子が通常のMACフレームである場合、フレームが送信回路184に転送される。一方、拡張TypeフィールドI1の識別子がハイブリッドモードである場合には、データ種別処理回路182と停止時間処理回路183とにおいて送信停止制御フィールド群I3の内容に従って処理が行われ、送信停止に関する処理の内容が送信回路184に通知され、制御フレームが制御フィールド群削除回路185に転送される。
【0167】
制御フレーム削除回路185では転送された拡張送信停止制御フレームの送信停止制御フレーム群I3を削除し、SAフィールドA2に続いてTypeフィールドA3が配置する通常のMACフレームに復元する。復元されたMACフレームは送信回路184に転送される。送信回路184は受信したMACフレームを送受信機能10に転送する。送受信機能10は受信したフレームをクライアント装置5に対して送信する。
【0168】
このような構成を持つ基地局装置4とリモート局装置1〜3とが上述した動作を行うことによって、拡張送信停止制御フレームを生成し、それに基づくフレーム送出制御を行うことが可能となる。
【0169】
上記のように、本発明の制御フレーム及びフレーム送出制御方法によると、各リモート局装置1〜3から送出されるフレームが共有する伝送路上で衝突することなく、そのフレームを基地局装置4に転送することができる。すなわち、本発明の制御フレームではDAフィールドまたはIDAフィールドに記述されるアドレスによって制御フレームの宛先となるリモート局装置1〜3を特定し、リモート局装置1〜3のフレーム送出を停止することが可能である。
【0170】
このような制御フレームを利用する本発明のフレーム送出制御方法では、他のリモート局装置のフレーム送出を停止し、特定のリモート局装置のフレーム送出停止を解除することによって、ある特定のリモート局装置に対してフレーム送出を指示することができる。そして、この処理を各リモート局装置1〜3に対して繰り返すことによって、各々のリモート局装置1〜3のフレーム送出制御が可能となる。このように、伝送路上での衝突なく各々のリモート局装置1〜3のフレーム送出を制御することによって、ランダムアクセスする場合に比べて、上り方向のスループットを大幅に向上することができる。
【0171】
また、本発明の制御フレームを用いたフレーム送出制御方法では、CodeフィールドやFlagフィールドにおいて、本来の使用用途である輻輳制御のためのフロー制御用フレーム、または上り送出制御のための制御フレームという本制御フレームの種別を区別することができ、さらにCodeフィールドやFlagフィールドでは主信号やRanging制御用フレームや管理情報用フレーム等を記述することによって、各リモート局装置1〜3に対して送出するフレームの種類を指示することができる。これによって、上記効果に加えて、きめ細かくより柔軟なフレーム送出制御、Ranging制御等が可能となる。
【0172】
さらに、本発明の制御フレームを用いたフレーム送出制御方法では、第1のPause_timeフィールド、第2のPause_timeフィールド、第1のOffsetフィールド、第2のOffsetフィールドが存在するため、複数の制御フレームをまとめて送信することが可能である。これによって、上記効果に加えて、フレーム送出制御のために送出される制御フレームの数が削減することができるため、制御用帯域を削減することができ、効率を向上させることができる。
【0173】
さらにまた、本発明の制御フレームを用いたフレーム送出制御方法では、F_Offsetフィールドで設定される調整時間を用いることによって、制御フレームの送受信タイミングと制御フレームの処理タイミングとを柔軟に制御することができるため、上記効果に加えて、効率劣化を防ぐことが可能となる。
【0174】
本発明の制御フレームを用いたフレーム送出制御方法では、通常のMACフレーム内にフレーム送出制御用の情報を格納することが可能なため、送出制御のための制御フレームを単独で送出する必要がない。これによって、制御用帯域を削減することができるため、上記の効果に加えて、高効率になるという効果が得られる。
【0175】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を介して接続され、リモート局装置から基地局装置へとデータフレームを転送し、基地局装置からリモート局装置へとデータフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムにおいて、基地局装置が、リモート局装置にデータフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、送信許可期間の開始時刻前に複数のリモート局装置全て及び一部のうちのいずれかにデータフレームの送信を停止する送信停止制御フレームを送信し、送信許可期間の開始時刻において、データフレームの送信を許可する特定のリモート局装置にデータフレームの送信の停止を解除する送信許可制御フレームを送信することによって、各リモート局装置から送出されるフレームが共有する伝送路上で衝突することなく、そのフレームを基地局装置に転送することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるEPONシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による制御フレームの第1の構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による制御フレームの第2の構成例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による制御フレームの第3の構成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による制御フレームの第4の構成例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による制御フレームの第5の構成例を示す図である。
【図7】(a),(b)は図6に示す制御フレームを用いたフレーム送出法の一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例による制御フレームの第6の構成例を示す図である。
【図9】本発明の一実施例による制御フレームの第7の構成例を示す図である。
【図10】(a),(b)は図9に示す制御フレームを用いたフレーム送出法の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施例による制御フレームの第8の構成例を示す図である。
【図12】本発明の一実施例による制御フレームの第9の構成例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例によるEPONシステムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図14】本発明の一実施例によるEPONシステムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図15】図1の拡張送信停止制御フレーム生成機能の構成を示すブロック図である。
【図16】図1の拡張送信停止制御フレーム解析機能の構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の他の実施例によるEPONシステムの構成を示すブロック図である。
【図18】図17の拡張送信停止制御フレーム生成機能の構成を示すブロック図である。
【図19】図17の拡張送信停止制御フレーム解析機能の構成を示すブロック図である。
【図20】従来のEPONシステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 リモート局装置
4 基地局装置
5〜7 クライアント装置
8 ローカルスイッチ
9 パッシブ信号合流/分離器
10,11,40,41 送受信機能
12,13,42,43 アドレスフィルタ機能
14,15,44,45 バッファ機能
16,47 Mux機能
17,46 Demux機能
18 拡張送信停止制御フレーム解析機能
19 送信停止制御フレーム生成機能
48 拡張送信停止制御フレーム生成機能
49 送信停止制御フレーム解析機能
50 帯域割当機能
100〜103 ファイバ
181 アドレス処理回路
182 データ種別処理回路
183 送出停止時間処理回路
184,489 送信回路
185 制御フィールド群削除回路
481 送出停止時間決定回路
482 バッファモニタ回路
483 アドレス付加回路
484 フレーム分類付加回路
485 フレーム属性付加回路
486 送出停止時間付加回路
487 データ長調整部付加回路
488 誤り訂正部付加回路
490 制御フィールド群付加判定回路
A,B,C,D,E,F,G,
H,I 拡張送信停止制御フレーム
A1 宛先アドレスフィールド
A2 送信元アドレスフィールド
A3 フレーム分類フィールド
A4,B1 フレーム属性フィールド
A5 データ送信停止期間フィールド
A6 フレーム長調整フィールド
A7 エラーチェックフィールド
A8,B3,C2,D1,
E4,F1,G1,H2,I3 送信停止制御フィールド群
B2 個別宛先フィールド
C1 データ種別フィールド
E1 第1のOffsetフィールド
E2 第2のOffsetフィールド
E3 第2のPause_timeフィールド
H1 フレーム処理経過時間記述フィールド
I1 拡張Typeフィールド
I2 Dataフィールド

Claims (57)

  1. 複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムのデータ転送方法であって、
    前記基地局装置が、前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信し、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信することを特徴とするデータ転送方法。
  2. 前記基地局装置が前記送信停止制御フレームを送信する際に、前記複数のリモート局装置全てに前記送信停止制御フレームを同報するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
  3. 前記基地局装置が前記送信停止制御フレームを送信する際に、前記複数のリモート局装置全てに前記送信停止制御フレームを個別に送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
  4. 前記基地局装置が前記送信停止制御フレームを送信する際に、前記データフレームの送信停止が解除されている前記リモート局装置に前記送信停止制御フレームを個別に送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
  5. 前記基地局装置が前記送信停止制御フレームを送信する際に、前記データフレームの送信停止が解除されている前記リモート局装置に前記送信停止制御フレームを個別に送信し、前記複数のリモート局装置全てに周期的に
    前記送信停止制御フレームを同報及び個別のうちのいずれかで送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
  6. 前記基地局装置が、前記リモート局装置各々に対して前記送信許可期間を割り当てる際に、予め決められた方針に基づいて固定的に割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のデータ転送方法。
  7. 前記基地局装置が、前記リモート局装置各々に対して前記送信許可期間を割り当てる際に、前記基地局装置で測定した前記リモート局装置の前記データフレームの送出状況に応じて動的に割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のデータ転送方法。
  8. 前記基地局装置が、前記リモート局装置各々に対して前記送信許可期間を割り当てる際に、前記リモート局装置からの要求に応じて動的に割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のデータ転送方法。
  9. 複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムのデータ転送方法であって、
    前記リモート局装置から前記基地局装置への前記データフレームの送信を制御するために前記基地局装置から前記複数のリモート局装置全てに対して送信される制御フレームが、前記データフレームの送信を停止する期間を少なくとも含む制御領域群と、フレーム長が最低長以上になるように長さ調整をするフレーム長調整部と、前記各部からなる前記制御フレームのエラーチェックを行うためのエラー検出部とから構成されるようにしたことを特徴とするデータ転送方法。
  10. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  11. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  12. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  13. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部からなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  14. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先であるリモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  15. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  16. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  17. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  18. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及びフレーム送信を停止する期間を記述する送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  19. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  20. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  21. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  22. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  23. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  24. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  25. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  26. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  27. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  28. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  29. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部と、一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  30. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  31. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  32. 前記制御領域群は、前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  33. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  34. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  35. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  36. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなることを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  37. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  38. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  39. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  40. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  41. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  42. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  43. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  44. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  45. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  46. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の物理アドレスを記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  47. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  48. 前記制御領域群は、予約されたマルチキャスト用の物理アドレスを記述する送信先アドレス部と、前記制御フレームの送信元である前記基地局装置の物理アドレスを記述する送信元アドレス部と、フレームの種類を記述するフレーム種別部と、前記フレーム種別部に記載されるフレーム種類の中の属性を記述するフレーム属性部及び前記制御フレームの送信先である前記リモート局装置の識別子を記述する個別送信先アドレス部及び前記制御フレームによって指示されるフレーム送出停止が終了した後に、前記リモート局装置が送信するフレームの種類を示す識別子を記述するフレーム識別子部及び前記制御フレームを受信してから一度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第一経過時間記述部及び一度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第一送信停止期間記述部及び前記制御フレームを受信してから二度目のフレーム送信の停止を開始するまでの経過時間を記述する第二経過時間記述部及び二度目のフレーム送信を停止する期間を記述する第二送信停止期間記述部とからなり、
    前記制御領域群を複数個連続して配置し、一番目の前記制御領域群に限り前記第一経過時間記述部を省略するようにしたことを特徴とする請求項9記載のデータ転送方法。
  49. 前記制御フレームが、前記送信先アドレス部と前記送信元アドレス部と前記フレーム種別部とに続いて配置されかつ前記制御フレームを受信してからフレーム内に記述されている全ての処理を実行開始するまでの経過時間を記述するフレーム処理経過時間記述部を含み、前記フレーム処理経過時間記述部に続いて前記制御領域群と前記フレーム長調整部と前記エラー検出部とを配置するようにしたことを特徴とする請求項10から請求項48のいずれか記載のデータ転送方法。
  50. 前記基地局装置から前記リモート局装置に対して送信される前記データフレームの内部に、前記リモート局装置から前記基地局装置への前記データフレームの送信を制御するための情報を格納するようにしたことを特徴とする請求項9から請求項49のいずれか記載のデータ転送方法。
  51. 前記基地局装置から前記リモート局装置に対して送信される前記データフレームが、前記リモート局装置から前記基地局装置への前記データフレームの送信を制御するための情報を格納し、
    前記データフレームが前記送信先アドレス部と前記送信元アドレス部とに続いて、当該データフレームが通常の前記データフレームと前記リモート局装置からのフレーム送出とを制御する制御フレームのハイブリッドモードであることを記す拡張データ種別部と、前記制御領域群と、通常の前記データフレームのペイロード部と、エラー検出部とを配置するようにしたことを特徴とする請求項10から請求項48のいずれか記載のデータ転送方法。
  52. 前記制御フレーム内の前記フレーム属性部において記述されるフレームの種類が、主信号フレームと、距離測定処理用のフレームと、リクエスト用のフレームと、登録処理用のフレームと、管理制御用のフレームと、その他の処理用に特別に用いられるフレームとのうちのいずれかであることを特徴とする請求項10〜請求項15、請求項19〜請求項30、請求項37〜請求項44のいずれか記載のデータ転送方法。
  53. 前記制御フレーム内の前記フレーム属性部及び前記フレーム識別子部のいずれかにおいて記述されるフレームの種類が、主信号フレームと、距離測定処理用のフレームと、リクエスト用のフレームと、登録処理用のフレームと、管理制御用のフレームと、その他の処理用に特別に用いられるフレームとのいずれかであることを特徴とする請求項16〜請求項18、請求項31〜請求項36、請求項45〜請求項48のいずれか記載のデータ転送方法。
  54. 前記データフレームが、イーサネット(R)フレームであることを特徴とする請求項1から請求項51のいずれか記載のデータ転送方法。
  55. 複数のリモート局装置と1つの基地局装置とが共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する一対多共通媒体接続通信システムであって、
    前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信する手段と、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信する手段とを前記基地局装置に有することを特徴とする一対多共通媒体接続通信システム。
  56. 複数のリモート局装置に共通媒体を共有して接続され、前記リモート局装置から自装置へと転送されるデータフレームを受信し、自装置から前記リモート局装置へと前記データフレームを転送する基地局装置であって、
    前記リモート局装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を割り当て、前記送信許可期間の開始時刻前に前記複数のリモート局装置全てに前記データフレームの送信を停止するための送信停止制御フレームを送信する手段と、前記送信許可期間の開始時刻において、前記データフレームの送信を許可する特定の前記リモート局装置に前記データフレームの送信の停止を解除するための送信許可制御フレームを送信する手段とを有することを特徴とする基地局装置。
  57. 基地局装置に共通媒体を共有して接続され、自装置から前記基地局装置へとデータフレームを転送し、前記基地局装置から自装置へと転送される前記データフレームを受信するリモート局装置であって、
    前記基地局装置から割り当てられかつ自装置に前記データフレームの送信を許可する送信許可期間を含む送信停止制御フレームが前記基地局装置から複数のリモート局装置全てに送信される際にその送信停止制御フレームの受信時に前記送信許可期間の開始時刻前に前記データフレームの送信を停止する手段と、前記基地局装置から前記送信許可期間の開始時刻において前記データフレームの送信停止を解除するための送信許可制御フレームを受信した時に前記データフレームの送信停止を解除する手段とを有することを特徴とするリモート局装置。
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