JP3593425B2 - 圧接コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧接端子を収容する圧接コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧接端子は圧接刃が電線の絶縁被覆に喰い込んで絶縁被覆内部の導体と接触することにより、電線と導通する。図4はこの圧接端子を収容した従来の圧接コネクタを示し、1は絶縁性樹脂からなるハウジングであり、底壁2及び所定間隔を有して底壁2から立設する複数の仕切壁3を備え、底壁2と隣接する仕切壁3とによって囲まれた部分が端子収容室4となっている。端子収容室4はハウジング1に複数形成されており、各端子収容室4内に圧接端子5が収容される。
【0003】
圧接端子5は、相手端子(図示省略)が挿入されることによって、相手端子が接触して導通する筒状の接触部6と、この接触部6と底部7を介して連設した圧接部8とを備えている。圧接部8は底部7の両側を屈曲して立ち上げることによって対向するように配置されている。各圧接部8はコ字状に成形されており、折曲された両端部が電線10に喰い込む圧接刃9となっている。なお、電線10は導体11が絶縁被覆12に被覆された構造となっている。
【0004】
この構造では、圧接端子5の圧接部8の間に位置するように電線10を上方から位置決めし、圧接治具(図示省略)を下降させて電線10を圧接部8の間に押し込む。この押し込みによって圧接刃9が絶縁被覆12に喰い込んで、導体12と接触するため、電線10と接続することができる。
【0005】
このような圧接治具による押し込みを可能とするため、ハウジング1の上面は開放された状態となっている必要がある。従来では、この開放されているハウジング1の上面に対し、平板状のカバー13を被せるようになっており、このカバー13によって端子収容室4の上方を閉じている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カバー13を被せるだけの従来構造の圧接コネクタでは、端子収容室4の内部で結露が生じ易く、この結露によって漏電するおそれがある。すなわち、カバー13を被せるだけでは、図5に示すように、ハウジング1の仕切壁3とカバー13との間に隙間14ができ、湿気がこの隙間14を通過して端子収容室4の内部に侵入するおそれがある。
【0007】
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、端子収容室内での結露を確実に防止することができる構造の圧接コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、底壁及び底壁から立設した複数の仕切壁をそれぞれ有した複数のハウジングを備え、前記仕切壁が対向するようにハウジングを組み合わせることにより圧接端子を収容するための端子収容室が形成される圧接コネクタであって、組み合わせられるハウジングの仕切壁の対向端部が相互に噛み合う形状となっていることを特徴とする。
【0009】
この構造では、仕切壁を対向させてハウジングを組み合わせることによって、仕切壁によって仕切られた複数の端子収容室を形成できる。そして対向した仕切壁の対向端部が相互に噛み合うため、この噛み合いによって隣接した端子収容室に達するまでの沿面距離が長くなる。従って、湿気や雨水が端子収容室に侵入しにくくなり、結露を防止できる。又、仕切壁の対向端部が噛み合った状態では、ハウジングの相互の位置ズレを防止することができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明であって、一方のハウジングの対向端部に凹み部が形成され、この凹み部に他方のハウジングの仕切壁の対向端部が侵入することを特徴とする。
【0011】
凹み部に相手側のハウジングの対向端部が侵入することによって、対向端部が噛み合い状態となるため、沿面距離を長く確保できる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1記載の発明であって、組み合わせられるハウジングの仕切壁の対向端部が相互に噛み合う階段状に成形されていることを特徴とする。
【0013】
このように仕切壁の対向端部が階段状に噛み合う場合にも、沿面距離を長く確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の全体の部分破断正面図、図2はその要部の断面図である。この実施形態の圧接コネクタ20は3個のハウジングを上下方向に組み合わせることによって構成されており、21は最上部に位置するアッパハウジング、22は中間部分に位置するロアハウジング、23は最下部に位置するカバーハウジングである。
【0015】
これらのハウジング21、22、23の両端の対向部分には、鉤状に形成されたフック部21a、22a、22b、23aが形成されており、これらのフック部が係合することによって圧接コネクタ20が組み立てられる。すなわち、アッパーハウジング21のフック部21aがロアハウジング22のフック部22aと係合し、カバーハウジング23のフック部23aが、フック部22aと連設されているロアハウジング22のフック部22bと係合し、これらの係合によって、ハウジング21、22、23が組み合わせられるものである。従って、この実施形態では、アッパーハウジング21及びロアハウジング22がお互いに相手側のハウジングとなる一方、ロアハウジング22及びカバーハウジング23がお互いに相手側のハウジングとなっている。
【0016】
アッパーハウジング21及びロアハウジング22は横長方向に延びる底壁25、26をそれぞれ有していると共に、所定間隔で底壁25、26から相手側のハウジング方向に起立する複数の仕切壁27、28を有している。各ハウジング21、22における仕切壁27、28は相互に対向しており、ハウジング21、22を組み合わせることによって、対向した仕切壁27、28が当接する。そして仕切壁27、28及び底壁25、26によって囲まれることにより端子収容室29が形成される。
【0017】
ロアハウジング22及びカバーハウジング23においても同様であり、ロアハウジング22の底壁26からは、仕切壁30がカバーハウジング23方向に起立している。これに対し、カバーハウジング23は横長方向に延びる底壁31を有していると共に、底壁31からは、仕切壁32がロアハウジング22方向に複数起立している。そして、ハウジング22、23を組み合わせることにより、仕切壁30、32、底壁26、31で囲まれた端子収容室33が形成される。
【0018】
なお、組み合わせられるハウジング21、22、23の内、下側に位置するハウジング(ロアハウジング22、カバーハウジング23)には、相手側のハウジング21、22の方向に起立する押し上げ突起34が形成されている。押し上げ突起34は端子収容室29、33と対向するように形成されており、ハウジングの組み合わせ時に、後述する圧接端子に電線を圧接させるものである。
【0019】
このような実施形態では、端子収容室29、33が上下2段で形成され、この上下2段の状態で横方向に複数、配設されている。それぞれの端子収容室29、33の内部には、圧接端子(図2参照)が挿入される。圧接端子は図4と同様な構造となっており、図2において、35は電線に喰い込む圧接刃であり、斜め下方に傾斜した刃体35aを有している。
【0020】
以上の実施形態において、対向した相手側ハウジングの仕切壁は、その対向端部が相互に噛み合う形状に成形されるものである。図2は、この噛み合いをロアハウジング22及びカバーハウジング23について示している。
【0021】
それぞれのハウジング22、23の仕切壁30、32は相手側の仕切壁32、30と当接する長さに形成されており、ロアハウジング22側の仕切壁30の対向端部36は、その中央部分が円弧状に窪むことによって凹み部37が形成されている。これに対して、カバーハウジング23側の仕切壁32の対向端部38は先細り状の凸部39となっており、ロアハウジング22側の凹み部37の内部に侵入可能となっている。
【0022】
このようなハウジング22、23を組み合わせると、凹み部37内に凸部39が侵入して嵌まり込み、仕切壁30、32の対向端部36、38が相互に噛み合った状態となる。この噛み合い状態では、隣接した端子収容室33に達するまでの沿面距離が長くなり、湿気や雨水が端子収容室33に侵入しにくくなる。このため、端子収容室33内での結露を防止でき、結露に起因した漏電を防止することができる。又、対向端部36、38が相互に噛み合うことによって、仕切壁30、32が強固な結合状態となる。このためハウジング22、23の位置ズレを防止することも可能となる。
【0023】
図3は、本発明の別の実施形態をロアハウジング22及びカバーハウジング23について示すものである。ロアハウジング22側の仕切壁30における対向端部36は、低部40及び高部41からなる階段状に形成されている一方、カバーハウジング23側の仕切壁32における対向端部38も、低部42及び高部43からなる階段状に形成されている。そして、これらの対向端部36、38においては、低部40、42が相手側の高部43、41に対向している。従ってハウジング22、23を組み合わせると、対向端部36、38が相互に噛み合った状態なり、隣接した端子収容室33に達するまでの沿面距離が長くなる。これにより、湿気や雨水の浸入を防止することができる。
【0024】
なお、以上の対向端部の構造はアッパーハウジング21の仕切壁27及びロアハウジング22の仕切壁28に対しても同様に適用されるものであり、これにより、上段側に配置されている端子収容室29に対する結露を、同様に防止することができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、仕切壁を対向させてハウジングを組み合わせることによって、対向した仕切壁によって仕切られた端子収容室を形成できる。このハウジングの組み合わせ状態では、対向した仕切壁の対向端部が相互に噛み合うため、隣接した端子収容室に達するまでの沿面距離が長くなる。従って、湿気や雨水が端子収容室に侵入しにくくなり、結露を防止できる。
【0026】
請求項2の発明によれば、一方のハウジングの凹み部に他方のハウジングの対向端部が侵入することによって、対向端部が噛み合い状態となるため、沿面距離を長く確保できる。
【0027】
請求項3の発明によれば、対向している対向端部が階段状に噛み合うため、沿面距離を長く確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体を示す部分破断正面図である。
【図2】一実勢形態の要部の断面図である。
【図3】別の実施形態の要部の断面図である。
【図4】従来の圧接コネクタの部分破断斜視図である。
【図5】従来の圧接コネクタの問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
20 圧接コネクタ
21 アッパハウジング
22 ロアハウジング
23 カバーハウジング
25 26 31 底壁
27 28 30 32 仕切壁
29 33 端子収容室
35 圧接刃
36 38 対向端部
37 凹み部
39 凸部
40 42 低部
41 43 高部

Claims (3)

  1. 底壁及び底壁から立設した複数の仕切壁をそれぞれ有した複数のハウジングを備え、前記仕切壁が対向するようにハウジングを組み合わせることにより圧接端子を収容するための端子収容室が形成される圧接コネクタであって、組み合わせられるハウジングの仕切壁の対向端部が相互に噛み合う形状となっていることを特徴とする圧接コネクタ。
  2. 請求項1記載の発明であって、一方のハウジングの対向端部に凹み部が形成され、この凹み部に他方のハウジングの仕切壁の対向端部が侵入することを特徴とする圧接コネクタ。
  3. 請求項1記載の発明であって、組み合わせられるハウジングの仕切壁の対向端部が相互に噛み合う階段状に成形されていることを特徴とする圧接コネクタ。
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