JP3593167B2 - リフト用アタッチメント装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、種々の被載置物、特に農機用車両のなどの点検や整備などの際、昇降リフトの載置台上に取り付けて使用するためのリフト用アタッチメント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、乗用車などの車両の点検や整備などにあたっては、例えば図17〜図18に示した如き、床埋設式の昇降リフト1が使用されている。
この昇降リフト1は、油圧などで駆動されるシリンダー機構2が床下に埋設されていて、その昇降ラム3の上端には、2本の長尺なレール部材5,5からなる載置台4が取り付けられている。そして、車両の点検や整備時には、床の収納部6に収納されている上記載置台4を、上記シリンダー機構2によって昇降動させ、目的の車両を上下動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような昇降リフト1によって、コンバインやトラクターなどの農機用車両を上下動させたり、分解修理しようとした場合、これらの農機用車両は、床下(底面)の構造が、通常の乗用車などの車両のそれと、大きく異なるため、上手く対応できなかった。
【0004】
かと言って、農機用車両の場合、乗用車などの車両に比べてその台数が少ないことなどもあって、専用のリフトも適当なものがなく、点検や整備などの殆どの作業は、床面上で行われているのが現状である。このため、作業者の負担が大きく、ときには大変な重労働が強いられることもある。
【0005】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、基本的には、従来の昇降リフトの載置台上に装着される、幾つかのリフト用アタッチメント装置を提供して、種々の雑多な底面形状などを呈している農機用車両の点検や整備などに対応しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る請求項1記載のリフト用アタッチメント装置は、昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材にその長手方向にスライド可能に装着された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドと、当該2本の昇降ロッド間に架設された水平バー部材と、当該水平バー部材の少なくとも2箇所に設置された両補助脚部と、当該両補助脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の補助昇降ロッドとからなり、前記2本の補助昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持することを特徴とする装置にある。
【0007】
本発明に係る請求項2記載のリフト用アタッチメント装置は、昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材にその長手方向にスライド可能に装着された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドとからなり、前記2本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持するものであって、前記請求項1のリフト用アタッチメント装置と組み合わせて使用されることを特徴とするリフト用アタッチメント装置にある。
【0008】
本発明に係る請求項3記載のリフト用アタッチメント装置は、昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材間にコロによってその長手方向にスライド可能に装着された可動台と、当該可動台上に設置された前後左右4個の脚部と、当該各脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された4本の昇降ロッドとからなり、前記4本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の前後左右の4箇所を支持することを特徴とする装置にある。
【0009】
本発明に係る請求項4記載のリフト用アタッチメント装置は、昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材間にコロによってその長手方向にスライド可能に装着された可動台と、当該可動台上に設置された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドとからなり、前記2本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持するものであって、前記請求項3のリフト用アタッチメント装置と組み合わせて使用されることを特徴とするリフト用アタッチメント装置にある。
【0010】
【作用】
上記請求項1記載の本発明によると、被載置物の2箇所を、2本の高さ調整可能な昇降ロッド及び補助昇降ロッドを介して、支持することができ、当該被載置物を昇降リフトの昇降によって、上下動させることができる。
【0011】
上記請求項2記載の本発明によると、上記請求項1の装置と組み合わせて使用され、被載置物の2箇所を、2本の高さ調整可能な昇降ロッドを介して、支持することができ、当該被載置物を昇降リフトの昇降によって、上下動させることができる。
【0012】
上記請求項3記載の本発明によると、被載置物の4箇所を、スライド可能な可動台と4本の高さ調整可能な昇降ロッドを介して、支持することができ、当該被載置物を昇降リフトの昇降によって、上下動させることができ、また、可動台によって、水平移動させることもできる。
【0013】
上記請求項4記載の本発明によると、上記請求項3の装置と組み合わせて使用され、被載置物の2箇所を、スライド可能な可動台と2本の高さ調整可能な昇降ロッドを介して、支持することができ、当該被載置物を昇降リフトの昇降によって、上下動させることができ、また、可動台によって、水平移動させることもできる。
【0014】
【実施例】
図1〜図7は、本発明に係る請求項1及び2記載のリフト用アタッチメント装置の実施例を示したものである。
【0015】
上記請求項2記載のリフト用アタッチメント装置A1 は、
図3において、より明らかなように、従来と同様の昇降リフト1の2本(2本以上も可)の長尺なレール部材5,5からなる載置台4の当該両レール部材5,5に、例えばC形のチャンネル部材11,11とこれらのチャンネル部材11,11が固着されたベース板12を介して、その長手方向にスライド可能に2個の脚部13A,13Aが装着してある。
【0016】
この脚部13A,13Aは、例えば筒体からなり、縦添えリブ部材14で補強されると共に、その上端にはナット部材15,15が固着され、このナット部材15,15には、立設方向(上下方向)に昇降自在なネジシャフトからなる2本の昇降ロッド16A,16Aが螺着させてある。この昇降ロッド16A,16Aの上端には、立設片からなる支持受具18,18の立設された嵌合部材17,17が嵌め込まれている。したがって、無荷重時において、昇降ロッド16A,16Aを回動させれば、ナット部材15,15との螺進退によって、昇降ロッド16A,16A自体を、容易に上下動させることができ、支持受具18,18の高さを、適宜調整することができる。
なお、上記支持受具18の上端面は、例えば図5に示したように、被支持物の形状などに合わせて、凹み部18aなどを適宜設けるとよい。
【0017】
上記請求項1記載のリフト用アタッチメント装置A2 は、
図4において、より明らかなように、やはり従来と同様の昇降リフト1の2本(2本以上も可)の長尺なレール部材5,5からなる載置台4の当該両レール部材5,5に、例えばC形のチャンネル部材11,11とこれらのチャンネル部材11,11が固着されたベース板12を介して、その長手方向にスライド可能に2個の脚部13B,13Bが装着してある。
この脚部13B,13Bは、例えば筒体からなり、縦添えリブ部材14で補強されると共に、その上端にはナット部材15,15が固着され、このナット部材15,15には、立設方向(上下方向)に昇降自在なネジシャフトからなる2本の昇降ロッド16B,16Bが螺着させてある。この昇降ロッド16B,16Bの上端には、四角枠などの枠金具19,19の装着された嵌合部材17,17が嵌め込まれ、蝶ボルトなどの固定具20,20などで固着してある。
【0018】
この2個の枠金具19,19間には、長尺な角パイプなどからなる水平バー部材21を貫通させて架設してある。ここで、枠金具19は、図6に示したように、底面側の嵌合突起19aを、嵌合部材17の係合穴17aに緩く嵌合させた構造とするとよい。この構造とすると、図7に示したように、水平バー部材21は、レール部材5,5に対して、多少首振りして揺動させることができる。
また、水平バー部材21自体の固定位置も、枠金具19,19内をスライドさせることによって、任意に設定することができる。その設定位置を確定的に固定するには、例えば枠金具19,19の頂部に設けた蝶ボルトなどの固定具22,22で締め付ければよい。
【0019】
この水平バー部材21の2箇所(3箇所以上も可)には、当該水平バー部材21に嵌合された四角形などの枠金具23,23を介して、補助脚部24B,24Bが設置されている。この補助脚部24B,24Bは、例えば筒体からなり、その上端にはナット部材25,25が固着され、このナット部材25,25には、立設方向(上下方向)に昇降自在なネジシャフトからなる2本の補助昇降ロッド26B,26Bが螺着させてある。この補助昇降ロッド26B,26Bの上端には、概略コ字形などの支持受具28,28の装着された嵌合部材27,27が嵌め込まれている。したがって、無荷重時において、昇降ロッド16B,16Bを回動させれば、ナット部材15,15との螺進退によって、昇降ロッド16B,16B自体を容易に上下動させることができると共に、補助昇降ロッド26B,26Bを回動させれば、ナット部材25,25との螺進退によって、補助昇降ロッド26B,26B自体も容易に上下動させることができる。これによって、支持受具28,28の高さを、適宜調整することができる。
【0020】
このようにしてなる、2個のリフト用アタッチメント装置A1 〜A2 を、組み合わせて用いれば、特に図1〜図2から明らかなように、被載置物がコンバインのような農機用車両B1 であっても、以下のようにして、容易に載置し、自在に上下動させることができる。
【0021】
先ず、コンバインの場合、車体の底面から見ると、その前方側には、左右のキャタピラー機構(走行機構)101,101を駆動させるための車輪の駆動軸102が横断してあり、また、車体の後方側には、前後方向に延びる車体のフレーム部材103が複数本延設されている。
【0022】
したがって、コンバインの点検や整備にあたっては、埋設状態にある昇降リフト1の載置台4のレール部材5,5上に、当該コンバインを搬入し、図2に示したように、当該コンバインの車体前方の底面側に当たるレール部材5,5部分には、リフト用アタッチメント装置A1 を設置する一方、車体後方の底面側に当たるレール部材5,5部分には、リフト用アタッチメント装置A2 を設置する。
そして、リフト用アタッチメント装置A1 の支持受具18,18の高さを調整して、コンバインの駆動軸102に当接させると共に、リフト用アタッチメント装置A2 の支持受具28,28の高さも調整して、コンバインの左右のフレーム部材103,103に当接させる。
【0023】
この後、昇降リフト1のシリンダー機構を駆動させれば、各リフト用アタッチメント装置A1 〜A2 を通じて、コンバイン自体を自由に上下動させることができる。これによって、作業者は、極めて楽な姿勢で、所定の点検や整備などを行うことができる。
【0024】
なお、上記各リフト用アタッチメント装置A1 〜A2 では、脚部13A,13Bのレール部材5,5への装着にあたって、C形のチャンネル部材11を用いて嵌め込む形であったが、本発明は、これに限定されず、図8に示したように、少なくとも一方の側に、単なる係合部材11aを設けるなどして装着することもできる。
【0025】
図9〜図16は、本発明に係る請求項3〜4記載及びその他のリフト用アタッチメント装置の実施例を示したものである。
【0026】
上記請求項4記載のリフト用アタッチメント装置A3 は、
図11〜図12において、より明らかなように、従来と同様の昇降リフト1の2本(2本以上も可)の長尺なレール部材5,5からなる載置台4の当該両レール部材5,5間に、その底面の前後左右に4個のコロ(車輪)31・・・が設置された可動台30が、その長手方向にスライド可能に装着してある。ここで、左右対象となるコロ31,31は、ともに内側縁部に鍔部31a,31aを有するため、両レール部材5,5間に外れることなく、安定して保持される。
上記可動台30上には、適宜離間して2個の脚部13C,13Cが設置してある。この脚部13C,13Cは、例えば筒体からなり、縦添えリブ部材14で補強されると共に、その上端にはナット部材15,15が固着され、このナット部材15,15には、立設方向(上下方向)に昇降自在なネジシャフトからなる2本の昇降ロッド16C,16Cが螺着させてある。この昇降ロッド16C,16Cの上端には、ゴム材などの弾性材33,33が嵌め込まれた支持受具32,32の装着された嵌合部材17,17が嵌め込まれ、蝶ボルトなどの固定具20,20などで固着してある。
したがって、無荷重時において、昇降ロッド16C,16Cを回動させれば、ナット部材15,15との螺進退によって、昇降ロッド16C,16C自体を、容易に上下動させることができ、支持受具32,32の高さを、適宜調整することができる。
【0027】
上記請求項3記載のリフト用アタッチメント装置A3 ′は、
上記請求項4記載のリフト用アタッチメント装置A3 と基本的に同じで、上記可動台30上の前後左右に4個の脚部13C・・・を設置すると共に、当該各脚部13C・・・にその立設方向に昇降自在に螺着された4本の昇降ロッド16C・・・を設けてなるものである。
したがって、図15〜図16から明らかなように、このリフト用アタッチメント装置A3 ′では、被載置物の前後左右の4箇所を支持することができる。
【0028】
上記その他のリフト用アタッチメント装置A4 は、
図13〜図14において、より明らかなように、従来と同様の昇降リフト1の2本(2本以上も可)の長尺なレール部材5,5からなる載置台4の当該両レール部材5,5間に、ベース板からなる架設台35が装着してある。ここで、好ましくは、架設台35の底面にずれ防止用のストッパー部材35a,35aを設けて、両レール部材5,5間に安定して保持されるようにするとよい。
上記架設台35上のほぼ中央には、1個の脚部13Dが設置してある。この脚部13Dは、例えば筒体からなり、縦添えリブ部材14で補強されると共に、その上端にはナット部材15が固着され、このナット部材15には、立設方向(上下方向)に昇降自在なネジシャフトからなる1本の昇降ロッド16Dが螺着させてある。この昇降ロッド16Dの上端には、比較的縦長の四角枠などの枠部材などからなる支持受具36が装着してある。
したがって、無荷重時において、昇降ロッド16Dを回動させれば、ナット部材15との螺進退によって、昇降ロッド16D自体を、容易に上下動させることができ、支持受具36の高さを、適宜調整することができる。
【0029】
先ず、このようにしてなる、リフト用アタッチメント装置A3 ,A4 の各4個を組み合わせて用いれば、特に図9〜図10から明らかなように、被載置物がトラクターのような農機用車両B2 であっても、以下のようにして、容易に載置し、自在に上下動させることができる。
【0030】
先ず、トラクターの場合、車体の底面から見ると、その前方側には、エンジン部201があり、その後方側には、中央の少々くびれたクラッチハウジンク部202を介して、ミッション部203が延びている。
【0031】
したがって、トラクターの点検や整備、例えばエンジン部201からクラッチハウジンク部202を分離させる作業(クラッチ割り作業)の場合には、埋設状態にある昇降リフト1の載置台4のレール部材5,5上に上記トラクターを搬入し、図9〜図10に示したように、当該トラクターのエンジン部201の底面側に当たる2箇所のレール部材5,5部分には、2台のリフト用アタッチメント装置A3 ,A3 を設置する一方、トラクターのミッション部203の底面側に当たるレール部材5,5部分には、2台のリフト用アタッチメント装置A4 ,A4 を設置する。そして、リフト用アタッチメント装置A3 ,A3 の支持受具32・・・の高さを調整して、トラクターのエンジン部201の底面側に当接させると共に、リフト用アタッチメント装置A4 ,A4 の支持受具36,36の高さも調整して、トラクターのミッション部203の底面側に当接させる。
【0032】
この後、昇降リフト1のシリンダー機構を駆動させれば、各リフト用アタッチメント装置A3 ,A3 〜A4 ,A4 を通じて、トラクター自体を自由に上下動させることができる。これによって、作業者は、極めて楽な姿勢で、所定の作業を行うことができる。特に、クラッチ割り作業の場合には、持ち上げられた状態で、エンジン部201とクラッチハウジンク部202間の結合ボルト204(図9参照)を外すと共に、所望の配線、配管なども外す。この後、リフト用アタッチメント装置A3 ,A3 に支持されたトラクターのエンジン部201側を、図9において、矢印C方向に移動させれば、エンジン部201をクラッチハウジンク部202側から完全に分離することができる。そして、所定の作業が完了したら、上記とは逆の方向にトラクターのエンジン部201側を、移動させれば、芯ずれすることもなく、クラッチハウジンク部202側に連結することができる。
【0034】
次に、ミッション部203も、クラッチハウジンク部202側から分離する必要がある場合には、図15〜図16に示したように、上記リフト用アタッチメント装置A3 〜A4 の各4個を組み合わせて用いる他に、クラッチハウジンク部202部分を独立して支持する上述したリフト用アタッチメント装置A3 ′を用いればよい。このリフト用アタッチメント装置A3 ′を用いると、あまり長さがなく、スペース的に余裕のない、クラッチハウジンク部202部分を安定して維持することができる。
したがって、ミッション割り作業を行う場合には、クラッチハウジンク部202側を、この移動自在なリフト用アタッチメント装置A3 ′で独立して支え、上記クラッチ割りの場合と同様の操作を行えばよい。
【0035】
また、本発明の上記各実施例では、リフト用アタッチメント装置A1 〜A2 の組み合わせによってコンバインに対応する場合と、リフト用アタッチメント装置A3 〜A4 やA3 ,A3 ′〜A4 の組み合わせによってトラクターに対応する場合であったが、本発明は、この組み合わせに限定されず、より多様な組み合わせによって、その他の種々の被載置物にも、幅広く対応することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るリフト用アタッチメント装置によれば、次のような優れた効果が得られる。
(1)先ず、請求項1〜4記載のリフト用アタッチメント装置は、単独又は組み合わせ使用により、簡単に昇降リフトの載置台をなす、レール部材に装着することができ、また、これによって、コンバインやトラクターなどの農機用車両の一部を安定して支持することができる。
(2)特に、請求項2のリフト用アタッチメント装置は、請求項1のものとの組み合わせれば、コンバインの点検や整備に最適な態様を取ることができる。
(3)また、請求項4のリフト用アタッチメント装置は、請求項3のものとの組み合わせれば、トラクターの点検や整備、特にクラッチ割り作業やミッション割り作業に最適な態様を取ることができる。
(4)また、請求項1記載のリフト用アタッチメント装置では、水平バー部材の固定位置、及び補助脚部の装着位置が自在に変更でき、また、多少揺動できる構成であるため、被載置物の支持部分の構造が左右非対象の場合であっても、安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2種類のリフト用アタッチメント装置を用いて、コンバインからなる農機用車両を持ち上げた状態を示した斜視図である。
【図2】図1の状態における平面図である。
【図3】図1で用いた一方のリフト用アタッチメント装置を示した正面図である。
【図4】図1で用いた他方のリフト用アタッチメント装置を示した背面図である。
【図5】図1で用いた一方のリフト用アタッチメント装置における支持受具を示した側面図である。
【図6】図1で用いた他方のリフト用アタッチメント装置における水平バー部材の装着状態を示した部分縦断面図である。
【図7】図1で用いた他方のリフト用アタッチメント装置における水平バー部材の揺動状態を示した部分平面図である。
【図8】図1で用いた2種類のリフト用アタッチメント装置における脚部と昇降リフトのレール部材との他の装着状態を示した部分縦断面図である。
【図9】本発明に係るさらに他の2種類のリフト用アタッチメント装置を用いて、トラクターからなる農機用車両を持ち上げた状態を示した側面図である。
【図10】図9の状態における平面図である。
【図11】図9で用いた一方のリフト用アタッチメント装置を示した正面図である。
【図12】図9で用いた一方のリフト用アタッチメント装置を示した側面図である。
【図13】図9で用いた他方のリフト用アタッチメント装置を示した背面図である。
【図14】図9で用いた他方のリフト用アタッチメント装置を示した側面図である。
【図15】本発明に係るさらに他の3種類のリフト用アタッチメント装置を用いて、トラクターからなる農機用車両を持ち上げた状態を示した側面図である。
【図16】図15の状態における平面図である。
【図17】昇降リフトの一例を示した斜視図である。
【図18】図17の昇降リフトの埋設例を示した側面図である。
【符号の説明】
1 昇降リフト
3 昇降ラム
4 載置台
5,5 レール部材
13A〜D 脚部
15 ナット部材
16A〜D 昇降ロッド
17 嵌合部材
18 支持受具
19 枠金具
21 水平バー部材
23 枠金具
24B 補助脚部
25 ナット部材
26B 補助昇降ロッド
27 嵌合部材
28 支持受具
30 可動台
31 コロ
32 支持受具
35 架設台
36 支持受具
1 〜A4 リフト用アタッチメント装置
1 〜B2 農機用車両

Claims (4)

  1. 昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材にその長手方向にスライド可能に装着された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドと、当該2本の昇降ロッド間に架設された水平バー部材と、当該水平バー部材の少なくとも2箇所に設置された両補助脚部と、当該両補助脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の補助昇降ロッドとからなり、前記2本の補助昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持することを特徴とするリフト用アタッチメント装置。
  2. 昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材にその長手方向にスライド可能に装着された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドとからなり、前記2本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持するものであって、前記請求項1のリフト用アタッチメント装置と組み合わせて使用されることを特徴とするリフト用アタッチメント装置。
  3. 昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材間にコロによってその長手方向にスライド可能に装着された可動台と、当該可動台上に設置された前後左右4個の脚部と、当該各脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された4本の昇降ロッドとからなり、前記4本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の前後左右の4箇所を支持することを特徴とするリフト用アタッチメント装置。
  4. 昇降リフトの少なくとも2本の長尺なレール部材からなる載置台の当該両レール部材間にコロによってその長手方向にスライド可能に装着された可動台と、当該可動台上に設置された2個の脚部と、当該両脚部にその立設方向に昇降自在に螺着された2本の昇降ロッドとからなり、前記2本の昇降ロッドの上端によって、被載置物の2箇所を支持するものであって、前記請求項3のリフト用アタッチメント装置と組み合わせて使用されることを特徴とするリフト用アタッチメント装置。
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