JP3591755B2 - 火源センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火源センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の火災報知設備において、火源が発生したことを検出するには、赤外線センサが使用され、常時、赤外線センサを監視領域に対向させ、この監視領域から赤外線センサに入射される赤外線の光量に応じて、火源の発生の有無、火源の温度を検出することができる。
【0003】
そして、上記赤外線センサを収納している筐体を所定角度づつ回動すれば、監視領域を広角で監視することができる。
【0004】
また、赤外線センサとしては、赤外線カメラのように、監視領域をX−Y方向に走査して画像パターンを得るタイプの赤外線センサと、受光面における赤外線を一元的に出力するタイプの赤外線センサとが存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
赤外線カメラは、そのアングルを変化しなくても、赤外線カメラから出力された画像パターンデータを分析すれば、一画面中の監視角度のうちで、火源の方向をより細かい角度で特定することができるが、装置自体の価格が高いという欠点がある。一方、受光面における赤外線を一元的に出力するタイプの赤外線センサは、装置自体の価格は低いが、そのセンサ出力されたデータを分析しても、その監視角度のうちで、火源の方向をより細かい角度で特定することができない。
【0006】
すなわち、従来の受光面における赤外線を一元的に出力するタイプの赤外線センサによって火源の方向を検出するときに、赤外線センサの視野角を大きく設定すると、火源位置検出精度が落ち、逆に、赤外線センサの視野角を小さく設定すると、火源位置検出精度が上がるものの、監視範囲を見渡す時間が長くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、赤外線センサを用いて火源の方向を検出するときに、赤外線センサによる火源を検出する時間を短くすることができ、しかも 火源位置検出精度が落ちない火源センサを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、赤外線センサを内蔵し、この赤外線センサから監視領域を見た視野角が第1の角度である第1のスリットを具備する筐体と、視野角を第1の角度よりも狭い第2の角度に変化させる視野角縮小手段と、筐体を回動させる回動手段と、第1の角度で監視するときに、ほぼ上記第1の角度毎に上記筐体を回動させるように回動手段を制御し、火源を検出したときに、火源が検出された第1の角度に対応する視野角内で、ほぼ第2の角度毎に、筐体を回動させるように回動手段を制御する回動制御手段とを有する火源センサである。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例である火源センサ100を示す斜視図である。図2は、筐体10を縦断面図で示した火源センサ100の側面図である。
【0010】
火源センサ100は、火源Fを検出する赤外線センサ1と、赤外線センサ1を収納する筐体10と、カバー20と、回動手段30と、回動制御手段40とを有するものである。
【0011】
赤外線センサ1は、受光面における赤外線を一元的に出力するタイプの赤外線センサである。筐体10は、窓11を有し、この窓11を介して、監視領域に発生した火源Fからの赤外線を赤外線センサ1に導いている。カバー20は、スリット21を有し、このスリット21の幅は、窓11よりも狭く設定され、スリット21を介して、監視領域に発生した火源Fからの赤外線を赤外線センサ1に導いている。窓11を介して赤外線センサ1から監視領域を見た視野角をたとえば30度とし、スリット21を介して赤外線センサ1から監視領域を見た視野角をたとえば7.5度とする。なお、カバー20は、軸22によって筐体10に軸支されている。
【0012】
回動手段30は、モータ等で構成され、筐体10を30度毎に段階的に回動可能であり、また、7.5度毎に段階的に回動可能であるものである。
【0013】
回動制御手段40は、赤外線センサ1の出力信号に基づいて、火源Fの存在を判別するとともに、回動手段30を制御するものである。つまり、回動制御手段40は、通常は、30度毎に段階的に回動手段30を駆動させ、筐体10を回動し、つまり30度毎に火源Fを監視し、火源Fを検出したときに、火源Fが検出された30度の視野角内で、7.5度毎に段階的に回動手段30を駆動させ、筐体10を回動させるように回動手段30を制御するものである。
【0014】
次に、上記実施例の動作について説明する。
【0015】
図3は、上記実施例の横断面図である。
【0016】
図4は、上記実施例の動作説明図である。
【0017】
まず、火源Fが検出されていない常時は、図1(1)に示すように、カバー20が筐体10の上部分に配置され、回動手段30によって、30度毎に、筐体10が回動される。つまり、図4に示すように、30度毎に区切られた管理領域R1〜R6のそれぞれを監視対象領域に含むように、筐体10を30度毎に回動する。この場合、赤外線センサ1から監視領域を見た視野は、30度であり、筐体10を30度毎に段階的に回動すれば、監視領域をもれなく監視することができ、しかも、監視領域を一巡する時間が比較的短い。なお、筐体10を段階的に回動する角度を30度よりも少なくし、角度的にオーバーラップするように設定すれば、監視領域のもれがより少なくなる。
【0018】
ここで、管理領域R4に筐体10を向けたときに赤外線センサ1が火源Fを検出したとする。この場合、図1(1)に示すように、筐体10の上に配置されているカバー20を、図1(2)に示すように、窓11と監視領域との間に位置するように配置する。このようにカバー20を回動する操作は、図示しない駆動手段によって自動的行う。
【0019】
上記のようにすることによって、監視領域の角度が30度から7.5度にせばまる。また、監視領域R4が4つの監視領域R41〜R44に分けられ、監視領域R41を監視するようになる。監視領域R41に火源Fを検出することができなければ、隣の監視領域R42を監視し、次に、監視領域R43、R44を監視する。図4においては、監視領域R42において火源Fを検出するので、窓11のみを使用して火源監視する場合よりも検出精度が向上される。また、監視領域R43においても火源Fが監視されるので、火源Fの範囲を正確に検出することができる。
【0020】
火源センサ100を、たとえば中規模のホールの消火設備として利用することができる。この場合、火源センサ100と上記モニタノズルとを平面上に同じ位置としておき、火源センサ100によって火源Fが検出された方向に対して放水すれば、その方向の火源Fに対して消火動作を実行することができる。このときに、火源センサ100は方向のみ検出するので、たとえば30m級のモニタノズルであれば、その30mの間に均一に散水できることが必要である。また、モニタノズルの射程を近距離、中距離、長距離に切換可能とすれば、火源センサ100を3段に積み上げ、それぞれの仰角を調整し、その視野を近距離用、中距離用、長距離用と区別しておけばよい。
【0021】
また、火源センサ100を、自走式の消火ロボットに搭載し、消火ロボットの目として用いてもよい。その際、消火ロボットには、たとえば正面に放水するノズルを有し、火源センサ100が火源Fを検出した方向に進んでいけばよい。このとき、消火手段は、ノズルだけでなく、耐火シートやイオン風を発生させる磁場装置等を用いる用にしてもよい。
【0022】
なお、筐体10は、赤外線センサが内蔵され、上記赤外線センサから監視領域を見た視野角が第1の角度である第1のスリットを具備する筐体の例であり、カバー20は、上記視野角を上記第1の角度よりも狭い第2の角度に変化させる視野角縮小手段の例である。
【0023】
また、可動制御手段40は、上記第1の角度で監視するときに、ほぼ上記第1の角度毎に上記筐体を回動させるように回動手段を制御し、火源を検出したときに、上記火源が検出された上記第1の角度に対応する視野角内で、ほぼ上記第2の角度毎に、上記筐体を回動させるように回動手段を制御する回動制御手段の例である。なお、カバー20は、上記第1のスリットよりも狭い第2のスリットを具備するスリット板であり、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域を、進入、退避可能な手段の例である。
【0024】
カバー20を駆動する手段は、上記赤外線センサが上記火源を検出していないときに、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域から、上記スリット板を退避し、一方、上記赤外線センサが上記火源を検出したときに、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域に、上記スリット板を進入させるスリット板駆動手段の例である。
【0025】
窓11を介して赤外線センサ1から監視領域を見た視野角を3度等の30度以外の角度に設定してもよく、また、スリット21を介して赤外線センサ1から監視領域を見た視野角を0.5度等の7.5度以外の角度に設定するようにしてもよい。
【0026】
また、カバー20を薄い板で構成した場合には、たとえば板を2枚使用し、これらを互いに所定間隔を隔てて設置する。これによって光の回析を阻止することができる。
【0027】
さらに、上記実施例は、火源Fを水平方向の角度について検出するようにしているが、垂直方向、つまり、火源Fの仰角、俯角を検出する場合に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、赤外線センサを用いて火源の方向を検出するときに、赤外線センサによる火源を検出する時間を短くすることができ、しかも 火源位置検出精度が落ちないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である火源センサ100を示す斜視図である。
【図2】筐体10を縦断面図で示した火源センサ100の側面図である。
【図3】上記実施例の横断面図である。
【図4】上記実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
100…火源センサ、
1…赤外線センサ、
10…筐体
11…窓、
20…カバー、
21スリット、
30…回動手段、
40…回動制御手段。

Claims (3)

  1. 赤外線センサと;
    上記赤外線センサが内蔵され、上記赤外線センサから監視領域を見た視野角が第1の角度である第1のスリットを具備する筐体と;
    上記視野角を上記第1の角度よりも狭い第2の角度に変化させる視野角縮小手段と;
    上記筐体を回動させる回動手段と;
    上記第1の角度で監視するときに、ほぼ上記第1の角度毎に上記筐体を回動させるように回動手段を制御し、火源を検出したときに、上記火源が検出された上記第1の角度に対応する視野角内で、ほぼ上記第2の角度毎に、上記筐体を回動させるように回動手段を制御する回動制御手段と;
    を有することを特徴とする火源センサ。
  2. 請求項1において、
    上記視野角縮小手段は、上記第1のスリットよりも狭い第2のスリットを具備するスリット板であり、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域を、進入、退避可能な手段であることを特徴とする火源センサ。
  3. 請求項2において、
    上記スリット板は、上記赤外線センサが上記火源を検出していないときに、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域から、上記スリット板を退避し、一方、上記赤外線センサが上記火源を検出したときに、上記赤外線センサと上記監視領域との間の領域に、上記スリット板を進入させるスリット板駆動手段を有することを特徴とする火源センサ。
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