JP3591539B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP3591539B2
JP3591539B2 JP17724194A JP17724194A JP3591539B2 JP 3591539 B2 JP3591539 B2 JP 3591539B2 JP 17724194 A JP17724194 A JP 17724194A JP 17724194 A JP17724194 A JP 17724194A JP 3591539 B2 JP3591539 B2 JP 3591539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
receiving portion
engagement
engagement receiving
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17724194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0845330A (ja
Inventor
仁 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP17724194A priority Critical patent/JP3591539B2/ja
Publication of JPH0845330A publication Critical patent/JPH0845330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3591539B2 publication Critical patent/JP3591539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、支柱などの被取付体に取り付けられる防犯灯、街路灯などの照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開平3−216906号公報に示されるように、立設された支柱の上部に取り付けられて、下方を照明する照明器具が用いられている。そして、この種の照明器具の器具本体は、支柱に予め固定された取付金具に固定され、この取付金具を介して支柱に固定されている。また、器具本体には、後端面あるいは上面の後側部に取付部が設けられ、この取付部が、取付金具にねじあるいはボルトなどにより締め付け固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、高所において、重量のある器具本体を支えながら、この器具本体の取付部と取付金具とをねじなどにより締め付け固定する煩雑な作業が必要になる問題を有している。また、器具本体の取付部と取付金具とを連結するねじなどには、器具本体の自重により抜け方向の力が加わるため、これら器具本体と取付金具とを強固に固定するために、ねじなどを強固に締め付けたうえ、緩み止めの処置などを施す必要があり、作業性の悪化や製造コストの上昇などを招くとの問題を有している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被取付体に容易かつ確実に取付けできる照明器具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明器具は、後側が被取付体に取付可能であって、前記後側と反対側である前側の端部に位置し、前記前側に溝状に開口された第1の係合受部およびこの第1の係合受部の後方に位置し第1の係合受部を軸とした円周上に下側に開口する溝状に形成された第2の係合受部を形成した取付具と、この取付具の前記第1および第2の係合受部に係合される第1および第2の係合軸部を有した取付部を後部上方に有し、ランプを取付けるランプソケットおよび反射体を収納し、重心が前記第1の係合軸部よりも前側にある器具本体とを有したものである。
【0006】
請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、器具本体の上方には取付部が配設され、第1および第2の係合軸部はこの取付部の両側方から突出されるとともに、取付具はこの取付部を下方から嵌合する垂直断面略コ字状の取付受部を有し、この取付受部の両側板部に第1および第2の係合受部が形成されたものである。
【0007】
請求項3記載の照明器具は、請求項2記載の照明器具において、取付具が取付けられる被取付体は支柱であって、取付受部の上板部は前記支柱の長手方向に対して直交する方向に延出するように形成されたものである。
【0008】
請求項4記載の照明器具は、請求項1ないし3いずれか一記載の照明器具において、器具本体の端部には、取付部の近傍に位置した把手部が設けられたものである。
【0009】
請求項5記載の照明器具は、請求項1ないし4いずれか一記載の照明器具において、取付具の第2の係合受部は、第1の係合受部を軸とした円周上に下方に開口するように溝状に切欠かれ、この第2の係合受部の上方であって上記円周上に固定孔を形成したものである。
【0010】
【作用】
請求項1記載の照明器具では、予め取付具を被取付体に取り付けた状態で、この取付具の被取付体と反対の方向に開口された第1の係合受部に、ランプを取付けるランプソケットおよび反射体を収納した器具本体の第1の係合軸部を挿入する。そして、この第1の係合軸部を支点として、器具本体を回動し、取付具の第2の係合受部に器具本体の第2の係合軸部を係合すると、器具本体の重心は第1の係合軸部よりも前側にあるため、各係合軸部が各係合受部に係合する方向に力が加わり、取付具に器具本体が保持される。
【0011】
請求項2記載の照明器具では、請求項1記載の作用に加え、器具本体の上方に配設した取付部の両側方から第1および第2の係合軸部を突出するとともに、両側板部に第1および第2の係合受部を形成した取付具の取付受部は、器具本体の取付部を下方から嵌合する垂直断面略コ字状としたので、取付部と取付受部との嵌合摺接移動によって係合軸の位置決めが容易になる。
【0012】
請求項3記載の照明器具では、請求項2記載の作用に加え、取付具が取付けられる被取付体は支柱であって、取付受部の上板部は支柱の長手方向に対して直交する方向に延出するように形成されたので、支柱に登る作業者が照明器具より上方で作業を行なうときに、取付具の取付受部の上板部が足場になる。
【0013】
請求項4記載の照明器具では、請求項1ないし3いずれか一記載の作用に加え、器具本体の端部に取付部の近傍に位置して把手部を設けたので、この把手部を把持して、器具本体の取付具への係合などの取り付け作業が行われる。
【0014】
請求項5記載の照明器具では、請求項1ないし4いずれか一記載の作用に加え、取付具の第2の係合受部は、第1の係合受部を軸とした円周上に下方に開口するように溝状に切欠かれ、この第2の係合受部の上方であって上記円周上に固定孔を形成したので、取付具の第2の係合受部に器具本体の第2の係合軸部を係合した状態と、この第2の係合軸部を固定孔に固定した状態とで、器具本体の取付角度が少なくとも2段階に調整される。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0016】
図1において、1は被取付体としての支柱で、この支柱1は、コンクリートあるいは鋼管などによって形成された電柱などであり、道路と建築物との間に位置した路面に立設されている。そして、この支柱1の上部に、照明器具としての防犯灯11が取り付けられ、道路などを照明するようになっている。
【0017】
また、この防犯灯11は、図1ないし図4に示すように、器具本体12と、この器具本体12を支柱1に取り付ける取付具14とから構成されている。そして、この器具本体12は、前後方向を長手方向とし下面を照射開口15とする皿状の灯体16を備え、この灯体16の内側面に、安定器などの点灯装置18、ランプソケット19、反射板21、および光源となるランプの点滅を制御するフォトスイッチ22などが取り付けられている。また、ランプソケット19には、ランプとしての水銀ランプHLが装着され、反射板21に光学的に対向するようになっている。
【0018】
そして、フォトスイッチ22は、図4に示すように、所定の方向を中心とする一定の範囲θから採光して照度を検出し、この照度が所定の値以上になると水銀ランプHLを消灯させるとともに、この照度が所定の値より小さくなると水銀ランプHLを点灯させるようになっている。また、このフォトスイッチ22の採光方向の中心は、支柱1に向かう方向から水平方向に若干ずらされ、支柱1に向かう方向から水平方向に90度以内の範囲に設定されている。また、このフォトスイッチ22の採光方向は、下方に向かって若干傾斜して設定されている。
【0019】
さらに、図2に示すように、この灯体16には、表示灯としての発光ダイオード24が下方に向かって設けられている。そして、この発光ダイオード24は、水銀ランプHLが故障するなどして点灯しない状態を検出する不点検知回路に接続され、この検出結果を点灯状態により表示するようになっている。
【0020】
さらに、この灯体16の照射開口15には、上面を開口した皿状のグローブ25が装着されている。また、このグローブ25は、透光性を有するガラスあるいは樹脂などから形成されているとともに、制光用の図示しないプリズムが一体または別体に設けられている。なお、このプリズムは、発光ダイオード24あるいはフォトスイッチ22に対向した部分のみに設けずに、表示視認性あるいは採光感度を向上させるようにしてもよい。また、このグローブ25は、前端部に設けたヒンジ26により灯体16に回動自在に軸支されるとともに、後端部に設けたねじ27により灯体16に固定され、灯体16の照射開口15を開閉可能に覆うようになっている。
【0021】
なお、上記の不点状態表示用の発光ダイオード24は、このグローブ25の内面に近接して配置されている。
【0022】
また、この灯体16の後部からは、上方に向かって取付部31が突設されている。そして、この取付部31は、上面部31a が平面略矩形状に形成されているとともに、この上面部31a の両側に連続する側面部31b ,31b には、通孔にタップが切られ、両側方向に開口する前後一対の図示しないねじ孔が形成されている。そして、図3に示すように、これらねじ孔に、それぞれ第1および第2の係合軸部を構成する第1および第2のボルト33,34の軸部33a ,34a がそれぞれ両側から螺合されている。また、これら第1および第2のボルト33,34の外側の端部には、径の大きい頭部33b ,34b が設けられている。
【0023】
さらに、この灯体16の後端部には、防犯灯11の取付時に器具本体12を支持するための把手部38が一体的に突設されている。なお、この把手部38の外周面は、灯体16の外周面と略同一面上に滑らかに連設されている。
【0024】
一方、取付具14には、垂直断面略コの字状をなす取付受部41と、この取付受部41の後端部から屈曲された両側一対のフランジ部42,42とが設けられている。そして、取付受部41は、上板部44と、この上板部44の両側部から屈曲された側板部45,45とから、垂直断面略コの字状に形成されており、器具本体12の取付部31の外側に上側から嵌合するようになっている。また、この取付受部41の側板部45,45には、前側に開口した第1の係合受部46が切り欠き形成されているとともに、この第1の係合受部46の後方に位置して下側に開口した第2の係合受部47が切り欠き形成され、さらに、この第2の係合受部47の上方に位置して、固定孔48が形成されている。そして、第1の係合受部46は、後側下方に向かって略円弧状に湾曲した溝状をなしている。また、第2の係合受部47は、この第1の係合受部46の先端部を中心とする円弧状の溝状をなしている。さらに、固定孔48は、第2の係合受部47の円弧を延長した円弧上に位置し、かつ、この固定孔48と第1の係合受部46の先端部とを結ぶ直線が、第1の係合受部46の先端部と第2の係合受部47の先端部とを結ぶ直線に対して15度の角度で交差する位置に形成されている。
【0025】
また、この取付具14の側板部45,45の後端部近傍には、それぞれ略矩形状をなすバンド用孔50,50が形成され、電柱などの支柱1に締付け取り付けられる金属製などの取付バンド51が挿通するようになっている。
【0026】
次に、本実施例の防犯灯11の支柱1への取り付け作業を説明する。
【0027】
まず、取付具14のフランジ部42を支柱1の所定の高さ位置の周面に当接させ、この取付具14のバンド用孔50,50を挿通させた取付バンド51を支柱1の周面に捲回して締め付け固定する。すると、取付受部41の上板部44を前側に向かってほぼ水平に突設した状態で、取付具14が支柱1の所定の高さ位置に固定される。
【0028】
次いで、把手部38をつかむなどして、器具本体12を所定の高さまで持ち上げる。そして、図5(a)に示すように、器具本体12の前側を持ち上げ、器具本体12の取付部31を取付具14の取付受部41に摺接させながら取付具14側へ移動させ、取付部31の前側に位置する第1のボルト33を、取付受部41の第1の係合受部46に挿入して係合する。次いで、図5(b)に示すように、この第1のボルト33を支点として、器具本体12の自重に従い前側を下げる方向に回動させる。すると、取付部31の後側に位置する第2のボルト34は、第2の係合受部47に挿入されて係合される。この状態で、器具本体12の重心は第1のボルト33よりも前側にあるため、各ボルト33,34が各係合受部46,47に係合する方向に力が加わり、器具本体12が取付具14に係合保持されて仮固定され、器具本体12から手を離した状態での作業が可能になる。
【0029】
そして、この状態から、各ボルト33,34の頭部33b ,34b を締め付けることにより、器具本体12を取付具14に挟持して固定できる。あるいは、後側のボルト34を取付部31の通孔から一旦抜いて、器具本体12を前側のボルト33を支点としてさらに回動させた上、後側のボルト34を固定孔48から取付部31の通孔に再び挿通させて締め付け固定することにより、器具本体12を取付具14に固定できる。なお、後側のボルト34を固定孔48に挿通した場合は、器具本体12はほぼ水平に設置され、後側のボルト34を第2の係合受部47に挿通した場合は、器具本体12は水平方向に対して15度ほどの角度を有して前上がりに傾斜して設置されるようになっている。
【0030】
そして、この防犯灯11は、周囲が暗くなると、フォトスイッチ22の動作により水銀ランプHLが自動的に点灯され、周囲が明るくなると、フォトスイッチ22の動作により水銀ランプHLが自動的に消灯される。
【0031】
また、水銀ランプHLが故障するなどした場合などには、不点検出を行い表示制御する表示制御基板24a により、発光ダイオード24が点灯し、修理を促すようになっている。
【0032】
そして、本実施例の防犯灯11によれば、軽量な取付具14を予め支柱1に取り付けた状態で、この取付具14の取付受部41に設けた第1の係合受部46に、器具本体12の取付部31に取り付けた前側の第1のボルト33を挿入して係合し、さらに、この第1のボルト33を支点として器具本体12を回動させて後側の第2のボルト34を第2の係合受部47に挿入して係合した状態で、取付具14に器具本体12を仮固定することができる。そこで、この仮固定の状態で、各ボルト33,34の頭部33b ,34b を締め付け、取付具14の取付受部41と器具本体12の取付部31とを固定する作業などを行うことができ、高所での作業性(取付施工性)を向上することができる。
【0033】
また、器具本体12の取付部31の近傍に把手部38を設けたため、この把手部38を掴持することにより、重量のある器具本体12を安定して保持することができる。そこで、器具本体12の取付具14への係合などの取り付け作業を確実かつ円滑に行うことができ、支柱1上の高所などでの作業性を向上することができる。
【0034】
そして、取付受部41の上板部44は支柱1の長手方向に対して直交する方向に延出するように形成したため、支柱1に登る作業者が防犯灯11より上方で作業を行なうときに、取付具14の取付受部41の上板部44を足場にすることができ、支柱1上の高所などでの作業性を向上することができる。
【0035】
さらに、前後のボルト33,34を、それぞれ両側方向を長手方向として器具本体12の取付部31と取付具14の取付受部41とを貫通してナットにより締付けるようなものにすれば、器具本体12の重量による負荷が各ボルト33,34のねじ部に加わらず、各ボルト33,34の脱落など確実に防止して、器具本体12をより確実に固定することができる。
【0036】
また、後側のボルト34は、第2の係合受部47と、固定孔48とに選択的に固定できるため、器具本体12を回動して取付角度を水平状態から15度ほど角度を調整することができる。そこで、この防犯灯11を設置した近傍の民家から水銀ランプHLあるいはグローブ25のプリズムなどが見えて眩しさ(グレア)を感じる場合は、適宜器具本体12を回動して眩しさを解消することができる。
【0037】
なお、器具本体12に、フォトスイッチ22を設けるとともに、このフォトスイッチ22の採光方向を器具本体12の斜め後方に向けて設定し、すなわち、採光方向を支柱1に向かう方向から若干外れた方向に設定したため、光源となる水銀ランプHLから照射された光線が支柱1に拡散反射してフォトスイッチ22に入光することを抑制できると同時に、道路を通る自動車の前照灯などから照射された光線がフォトスイッチ22に入光することを抑制できるため、このフォトスイッチ22が周囲の明るさを誤って検出することを抑制でき、水銀ランプHLを周囲の明るさに合わせて安定して自動的に点灯、消灯させることができる。
【0038】
そして、水銀ランプHLを覆う透光性を有するグローブ25の内側に位置して、この水銀ランプHLの不点状態を検知して表示する発光ダイオード24を配置したため、通常水銀ランプHLが通常消灯した状態になっている明るい昼間でも、このグローブ25を介して、水銀ランプHLが不点状態になっているかどうかを目視により容易に確認でき、防犯灯11の点検作業を容易にすることができる。また、グローブ25により発光ダイオード24を覆ったため、このグローブ25により発光ダイオード24を保護することができ、発光ダイオード24を覆う別個の部材などを不要にして、防犯灯11の構造を簡略化し、製造コストを低減することができる。
【0039】
なお、この発光ダイオード24に対向して、グローブ25に、光を拡散するフロスト処理などを行った拡散部を形成することにより、防犯灯11の下方の地上の広い範囲の位置から発光ダイオード24の点灯を目視することが可能になり、点検作業をより容易にすることができる。
【0040】
また、上記の実施例では、図2に示すように、器具本体12に、ランプとして水銀ランプHLを用いたが、他の光源を用いることもでき、例えば、図6に示すように、略U字状などに屈曲された片口金型の蛍光ランプFLを用いることもできる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の照明器具によれば、予め取付具を被取付体に取り付けた状態で、この取付具の被取付体と反対の方向に開口された第1の係合受部に、ランプを取付けるランプソケットおよび反射体を収納した器具本体の第1の係合軸部を挿入し、この第1の係合軸部を支点として、器具本体を回動し、取付具の第2の係合受部に器具本体の第2の係合軸部を係合することにより、器具本体の重心は第1の係合軸部よりも前側にあるため、各係合軸部が各係合受部に係合する方向に力が加わり、取付具に器具本体を保持することができる。そして、この状態で、取付具の取付受部と器具本体の取付部とを固定する作業を行うことができ、高所などでの作業性を向上することができる。
【0042】
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1記載の効果に加え、器具本体の上方に配設した取付部の両側方から第1および第2の係合軸部を突出するとともに、両側板部に第1および第2の係合受部を形成した取付具の取付受部は、器具本体の取付部を下方から嵌合する垂直断面略コ字状としたため、取付部と取付受部との嵌合摺接移動によって係合軸の位置決めを容易にして、器具本体の取り付け作業を円滑に行うことができ、高所などでの作業性を向上することができる。
【0043】
請求項3記載の照明器具によれば、請求項2記載の効果に加え、取付具が取付けられる被取付体は支柱であって、取付受部の上板部は支柱の長手方向に対して直交する方向に延出するように形成されたため、支柱に登る作業者が照明器具より上方で作業を行なうときに、取付具の取付受部の上板部を足場として作業することができる。
【0044】
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の効果に加え、器具本体の端部に取付部の近傍に位置して把手部を設けたため、この把手部を把持して、器具本体の取付具への係合などの取り付け作業を円滑に行うことができ、高所などでの作業性を向上することができる。
【0045】
請求項5記載の照明器具によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の効果に加え、取付具の第2の係合受部は、第1の係合受部を軸とした円周上に下方に開口するように溝状に切欠かれ、この第2の係合受部の上方であって上記円周上に固定孔を形成したため、取付具の第2の係合受部に器具本体の第2の係合軸部を係合した状態と、この第2の係合軸部を固定孔に固定した状態とで、器具本体の取付角度を少なくとも2段階に調整して、光線の照射方向を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上照明器具の側面図である。
【図3】同上照明器具の平面図である。
【図4】同上照明器具の底面図である。
【図5】同上照明器具の取り付け動作を示す説明図である。
【図6】本発明の照明器具の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 被取付体としての支柱
11 照明器具としての防犯灯
12 器具本体
14 取付具
19 ランプソケット
21 反射体
31 取付部
33 第1の係合軸部としての第1のボルト
34 第2の係合軸部としての第2のボルト
38 把手部
41 取付受部
44 上板部
45 側板部
46 第1の係合受部
47 第2の係合受部
48 固定孔
HL ランプとしての水銀ランプ

Claims (5)

  1. 後側が被取付体に取付可能であって、前記後側と反対側である前側の端部に位置し、前記前側に溝状に開口された第1の係合受部およびこの第1の係合受部の後方に位置し第1の係合受部を軸とした円周上に下側に開口する溝状に形成された第2の係合受部を形成した取付具と;
    この取付具の前記第1および第2の係合受部に係合される第1および第2の係合軸部を有した取付部を後部上方に有し、ランプを取付けるランプソケットおよび反射体を収納し、重心が前記第1の係合軸部よりも前側にある器具本体と;
    を有したことを特徴とする照明器具。
  2. 器具本体の上方には取付部が配設され、第1および第2の係合軸部はこの取付部の両側方から突出されるとともに、取付具はこの取付部を下方から嵌合する垂直断面略コ字状の取付受部を有し、この取付受部の両側板部に第1および第2の係合受部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 取付具が取付けられる被取付体は支柱であって、取付受部の上板部は前記支柱の長手方向に対して直交する方向に延出するように形成されたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 器具本体の後端部には、取付部の近傍に位置した把手部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の照明器具。
  5. 取付具の第2の係合受部は、第1の係合受部を軸とした円周上に下方に開口するように溝状に切欠かれ、この第2の係合受部の上方であって上記円周上に固定孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の照明器具。
JP17724194A 1994-07-28 1994-07-28 照明器具 Expired - Fee Related JP3591539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17724194A JP3591539B2 (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17724194A JP3591539B2 (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0845330A JPH0845330A (ja) 1996-02-16
JP3591539B2 true JP3591539B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=16027624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17724194A Expired - Fee Related JP3591539B2 (ja) 1994-07-28 1994-07-28 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3591539B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087798A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具及び防犯灯
WO2008050850A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Osaka Prefectural Government Dispositif d'éclairage en extérieur et procédé d'éclairage
JP5051618B2 (ja) * 2006-12-20 2012-10-17 岩崎電気株式会社 角度可変型照明器具
JP5339601B2 (ja) * 2009-03-26 2013-11-13 パナソニック株式会社 屋外用照明器具
US9086199B2 (en) * 2013-08-29 2015-07-21 Lite-On Technology Corporation Lighting device installation method and lighting system
ES2687382T3 (es) * 2014-05-27 2018-10-24 Hangzhou Hpwinner Opto Corporation Dispositivo de iluminación LED
KR101626871B1 (ko) * 2015-02-16 2016-06-02 엘이디라이팅(주) 배광틸팅각도 조절장치 부착형 고정용 아암 브라켓을 가진 엘이디 조명 등기구
JP6663287B2 (ja) * 2016-04-20 2020-03-11 株式会社アイ・ライティング・システム 照明器具
CN108240589A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 海洋王(东莞)照明科技有限公司 灯杆易安装结构及照明系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0845330A (ja) 1996-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2009200731B2 (en) Structure for supporting lamp apparatus for vehicle
JP3591539B2 (ja) 照明器具
US7517119B2 (en) Externally adjustable directional luminaire
CN1103895C (zh) 双反射镜组件、照明系统、调节组件以及改装装置
KR100963933B1 (ko) 가로등용 각도조절장치
CA2330361A1 (en) Ceiling lighting assembly
US7478915B1 (en) Maintenance enhanced illumination assembly
KR200244429Y1 (ko) 할로겐 작업등
JP3017864U (ja) グラインダ用照明装置
US20040124792A1 (en) Directional luminaire
US20070211454A1 (en) Externally accessible and adjustable optic and adjustable base for ground-mounted lighting fixture enclosures
JPH03257707A (ja) 照明器具
CN215726116U (zh) 一种建筑工程施工质量检验工具
JP3823332B2 (ja) 照明器具
KR100452282B1 (ko) 자동차의 시트이면에 설치된 램프장치
CN210567804U (zh) 一种led碘钨灯
KR200145446Y1 (ko) 자동차의 경광등 고정장치
JPH05242714A (ja) 照明器具
JPS6335452Y2 (ja)
KR200322108Y1 (ko) 옥외용 보안조명장치
JP4643604B2 (ja) 照明器具
JPH0527909U (ja) 照明器具
JPH05242705A (ja) 照明器具
JP2817024B2 (ja) 手摺り灯
JPH09306213A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040817

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees