JP2817024B2 - 手摺り灯 - Google Patents
手摺り灯Info
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
くは高層建造物の通路又は階段に設けられている手摺り
を利用した照明器具に関している。
層建造物であるが、高所に設けられる通路又は階段を照
明するための灯具は、通常の照明器具と同様に支柱の頂
部に設置されている。言うまでもなく照明器具は電球交
換が必要であるが、上記したような高層建造物の場合で
は、支柱頂部に設けられた灯体の電球交換作業は極めて
危険を伴う作業であり、ここに、高層建造物の通路又は
階段を照明する灯具の改良が望まれる所以である。
する課題は、高層建造物の通路又は階段に設けられてい
る手摺り枠に設置して当該高層建造物の通路又は階段の
照明を行う手摺り灯を提供することを目的とするもので
ある。
決するための手段は、箱形に形成された灯具筐体に開閉
自在なカバー部材を設けた灯体と、上記カバー部材に設
けられた窓枠に装着した透過性のある保護板と、上記灯
体内に設けたランプとを具備し、上記灯体が建造物の通
路等の手摺り枠に取り付けられることを特徴とするもの
である。
灯体10から照射される。蛍光ランプ20の交換は、係
合金具15を外してカバー部材14を第1の蝶番13に
よって前側に倒し、さらに第2の蝶番22によって反射
板21を上方に開放して行う。
正面図、図2は断面図、図3は斜視図、図4は灯具筐体
とカバーを結合する係合金具を表わす側面図である。
路に設けられている手摺りを表わしてる。第1実施例に
おいて、手摺り1は水平方向に延びている。なお、手摺
り1はパイプ材で構成されているので、図示しない電源
ケーブルは当該手摺り1内に配線されている。なお、灯
体10は吊り下げバンド11によって上記手摺り1に取
り付けられている。
面が開放された箱形の灯具筐体12と、該灯具筐体12
の開口部下端に第1の蝶番13により開閉自在に設けた
カバー部材14によって構成されている。
けた上面部とカバー部材14を取り付ける第1の蝶番1
3を設けた下面部とを比較すると、下面部の方が狭く形
成されており、このため、カバー部材14は側面形状が
下向きに傾斜している。
び側面において、図4に示す係合金具15によって当該
灯具筐体12に固定できるようになっている。因みに、
係合金具15は、一般にパッチン錠と称される金具を使
用している。
が設けられており、該窓枠16内に透過性のある保護板
17が装着されている。この他、カバー部材14の内側
裏面にソケット18を有するソケット取付台19が設け
られており、このソケット18に蛍光ランプ20が装着
されている。又、21はソケット取付台19に第2の蝶
番22によって開閉自在に設けられた反射板である。
手摺り1に取り付けられているが、灯具筐体12の上面
に手摺り取付台23が設けられており、上記吊り下げバ
ンド11は、手摺り1を跨いで当該手摺り取付台23に
止めネジ24によって固定されている。なお、手摺り取
付台23は、手摺り1内の電源ケーブルをソケット18
に誘導するグランド25を有している。26は該グラン
ド25によって支持されソケット18へ接続される電源
ケーブルの一部である。
27、安定器28が設置されている。又、この手摺り灯
を非常灯として使用する場合は、灯具筐体12内にバッ
テリーボックス及び電源装置箱を備えるものとする。
プ20からの光はカバー部材14の保護板17を透して
灯体10から照射される。蛍光ランプ20の交換は、係
合金具15を外してカバー部材14を第1の蝶番13に
よって前側に倒し、さらに第2の蝶番22によって反射
板21を上方に開放して行う(図2)。
ているので、当該手摺りが設けられている通路は平坦な
所である。又、手摺り1は、作業者の歩行を補助するた
めのものであるから、取り付け高さも手摺り機能を発揮
できる程度のものであり、従って、灯具設置場所が高層
建造物であっても、蛍光ランプの交換作業が安全に行え
る。
施例では、手摺り2は階段に設置されているので傾斜し
ている。そして、第2実施例においては、灯体10は正
面形状が平行四辺形に形成されているが、内部構造は第
1実施例の場合と同じである。
は、端子ボックス27が内蔵されており、手摺り1内に
収容された電源ケーブルは、一方の吊り下げバンド11
を通って灯体10の端子ボックス27に接続され、該端
子ボックス27からの電源ケーブルが他方の吊り下げバ
ンド11を経て手摺り1内に配線されているので、必要
な機器は全て灯体10内に収容されている。
は灯具を通路に取り付けたときの正面図、図7は灯具を
階段に取り付けたときの正面図、図8は取り付けリンク
の平面図である。
4に取り付けられる。灯具筐体12の両側部に第1の取
り付け突子30を設け、該取り付け突子30に取り付け
リンク31をネジ軸32によって連結している。又、手
摺り3の縦桟4にはUボルト33によって取付台34が
固定されており、該取付台34に設けた第2の取り付け
突子35に上記取り付けリンク31がネジ軸36によっ
て連結されている。なお、取り付けリンク31は、ネジ
軸32,36を緩めることにより当該取り付けリンク3
1の取付角度を調整することができるようになってい
る。37はUボルトを固定するためのナットである。
に取り付けた場合であり、又、図7は階段の手摺り枠に
取り付けた場合である。いずれの場合も、灯具筐体12
を手摺り3の長手方向に対して平行する方向に向けて取
り付ける。このため、取り付けリンク31は図6のよう
に直線状に取り付けられるだけでなく、任意の角度に傾
斜させることがある。なお、実施例において、取り付け
リンク31は灯具筐体12の両側部に設けているが、取
り付けリンクの一方を省略し、第1及び第2の取り付け
突子30,35を直接軸着することも可能である。
内部構造は同じであるが、灯体内部のランプに通電する
ための電源ケーブル40が灯具筐体12の両側部に設け
たケーブル引込金具41に接続されている。
9は灯具を通路に取り付けたときの正面図、図10は灯
具を階段に取り付けたときの正面図、図11は取り付け
アームの平面図である。
取り付けられる。灯具筐体12の両側部に第3の取り付
け突子50を設け、一方の取り付け突子50は取り付け
アーム51を介し、他方の取り付け突子は直接縦桟4に
設けた取付台52にネジ軸53によって連結されてい
る。
ライド板55がピン56によって固定されたものであっ
て、スライド板55に長孔57が形成されており、該長
孔57内に挿通したボルト58を第3の取り付け突子5
0にねじ結合し、取付基板54を取付台52に軸結合し
たものであって、ボルト58を緩めて取付基板54とス
ライド板55を移動させれば取り付けアーム51の取り
付け長さが調整できる。なお、取付台52は、縦桟4に
装着した取り付けバンド59が止めネジ60によって固
定されたものである。
を有しており、又、電源ケーブル40を灯体内に引き込
む構造は第3実施例と同じ構造である。
手摺り枠の縦桟に取り付けられているから、通路又は階
段を通行するときに手摺りに掴まったまま通行しても、
取り付け部材が直接手に触れることがなく、従って急い
で通行する場合であっても吊り下げ部材が通行の妨げと
ならない。
られる手摺りを利用し、手摺り又は縦桟に灯体を取り付
けて通路又は階段を照明するものであるから、高層建造
物の場合であってもランプ交換が安全に行える効果があ
る。
り内に収容した場合は、電源コードが通路又は階段を塞
ぐことがなく、又、端子ボックスが灯体に内蔵されてい
て体裁のよい灯具が得られる。
桟に取り付けられる場合は、手摺りに吊り下げ部材がな
いので手摺りに掴まったまま通行しても、吊り下げ部材
が通行の妨げとならないものである。
きの正面図。
ときの正面図。
部分、Bは左側部分の平面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 箱形に形成された灯具筐体の内部にラン
プを設け、正面部に設けた開閉自在なカバー部材に透過
性のある保護板を取り付けた灯体であって、該灯体が吊
り下げ部材によって建造物の通路又は階段の手摺り枠に
取り付けられることを特徴とする手摺り灯。 - 【請求項2】 灯具の吊り下げ部材が、灯具筐体の上面
部に設けた吊り下げバンドであり、該吊り下げバンドを
建造物の通路又は階段の手摺りに当該手摺りの長手方向
に平行に向けて取り付けることを特徴とする請求項1に
記載の手摺り灯。 - 【請求項3】 灯具筐体に設けられたカバー部材に、ラ
ンプが取り付けられていることを特徴とする請求項2に
記載の手摺り灯。 - 【請求項4】 灯具筐体のカバー部材が下向きに傾斜し
ていることを特徴とする請求項2に記載の手摺り灯。 - 【請求項5】 灯具筐体の正面形状が長方形に形成され
ており、水平方向に設けられた手摺りに灯体が取り付け
られることを特徴とする請求項2に記載の手摺り灯。 - 【請求項6】 灯具筐体の正面形状が平行四辺形に形成
されており、傾斜した手摺りに灯体が取り付けられるこ
とを特徴とする請求項2に記載の手摺り灯。 - 【請求項7】 灯体の吊り下げ部材が、灯具筐体のいず
れか一方の側部に取付角度を調整できるように軸着した
取り付けリンクであり、該取り付けリンクを建造物の通
路又は階段の手摺り枠の縦桟に設けた取付台に、灯具筐
体の他方を上記取付台に、いずれも取付角度を調整でき
るように結合し、当該灯体を手摺りの長手方向に対して
平行して取り付けることを特徴とする請求項1に記載の
手摺り灯。 - 【請求項8】 灯具の吊り下げ部材が、灯具筐体のいず
れか一方の側部に設けた伸縮自在な取り付けアームであ
り、該取り付けアームを建造物の通路又は階段の手摺り
枠の縦桟に設けた取付台に、灯具筐体の他方を上記取付
台に、いずれも取付角度を調整できるように結合して当
該灯体を手摺りの長手方向に対して平行して取り付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の手摺り灯。 - 【請求項9】 取付アームが、取付基板とスライド板に
よって構成され、スライド板に形成した長孔に挿通した
ボルトを灯具筐体に設けた取り付け突子にボルトによっ
て結合したことを特徴とする請求項8に記載の手摺り
灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8400294A JP2817024B2 (ja) | 1993-09-13 | 1994-03-30 | 手摺り灯 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-251135 | 1993-09-13 | ||
JP25113593 | 1993-09-13 | ||
JP8400294A JP2817024B2 (ja) | 1993-09-13 | 1994-03-30 | 手摺り灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07127219A JPH07127219A (ja) | 1995-05-16 |
JP2817024B2 true JP2817024B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=26425044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8400294A Expired - Fee Related JP2817024B2 (ja) | 1993-09-13 | 1994-03-30 | 手摺り灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817024B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP8400294A patent/JP2817024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07127219A (ja) | 1995-05-16 |
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