JP3590968B2 - 保温釜 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋体の外側を形成する外蓋の外面側に、ステンレスなどの金属板を装着した保温釜に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般にこの種の保温釜は、鍋を収容する本体と、鍋の上面開口部を覆う蓋体とを備えているが、蓋体の外側を形成する外蓋の外面側にステンレスなどの金属板を装着し、外観性および蓋体強度の向上のみならず、蓋体外面の清潔感向上および傷付き防止などを図ったものが商品化されている。こうした金属板を備えた蓋体は、先ずステンレスの板材を所定形状の蓋体外郭にプレス成形した後、この金属板の外周にポリプロピレン(PP)などのプラスチック材料を射出成形時において一体化する方式(インサート成形)で製造される。しかし、金属板と外蓋を形成するプラスチック材料とは熱膨張率が各々異なるため、ヒートサイクルなどでポリプロピレンが変形しやすく、また射出成形時にプラスチック材料が収縮して、収縮しない金属板との間で樹脂のヒケや変形を生じやすく、成形時に不良が多くなりやすい問題を抱えている。
【0003】
また、金属はプラスチックに比べて、同じ表面温度でも手が触れたときの体感温度が高く、火傷などを起こしやすいため、蓋体の外面を金属化する場合には、従来のプラスチックにより蓋体の外面を形成した場合に比べて、蓋体の外面を触れたときの体感温度を低くしなければならない課題もある。
【0004】
さらに、上記インサート成形に依らず、プラスチック製の外蓋の外側面に金属板を装着する方法も考えられるが、この場合は金属板の端部周辺が見苦しくならないように外観上の工夫を施す必要があるとともに、金属板と外蓋とを確実に固着させたり、金属板と外蓋との間からの水の侵入を確実に防止しなければならない技術的課題がある。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、金属板の端部周辺が見苦しくならず、しかも金属板と外蓋とを確実に固着できる保温釜を提供することをその目的とする。
【0006】
また本発明の別の目的は、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減できる保温釜を提供することにある。
【0007】
また本発明の別の目的は、金属板の端部周辺が見苦しくならず、しかも金属板と外蓋との間からの水の侵入を防止できる保温釜を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の保温釜によれば、金属板と外蓋とを固着する例えばネジ頭部などの固着部が、操作パネルを金属板面の一部に装着する際の装着部の内部に設けられるため、固着部は操作パネルの装着時に隠蔽され、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が操作パネルに覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、固着部により金属板と外蓋とを確実に固着できる。
【0009】
発明の請求項の保温釜によれば、炊飯および保温時において外蓋の外面側に達した熱は、外蓋と金属板との間にある隙間によって金属板への熱伝導が抑制される。したがって、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、外蓋と金属板との間に隙間を形成するだけで、金属板の外面を触れた時の体感温度を低減することが可能になる。
【0010】
本発明の請求項の保温釜によれば、外蓋と金属板との間に形成した断熱空間により、炊飯および保温時において金属板の外面温度が60℃を超えないようになる。したがって、蓋体の外郭として金属板を用いた場合でも、蓋体の開閉時などに火傷などの虞れを防止でき、また実用上金属板に手を触れても熱いと感じる不具合を解消できる。
【0011】
なお、実験の結果、蓋体の外面を手で触れたときの体感温度は、50℃の場合は10名中10名(全員)が熱く感じることはなく、55℃になると10名中2名がややいと感じたが実用上の問題はなく、60℃になると例えば蓋体の開閉時において蓋体の外面に10秒程度触れた場合は、10名中4名が実用上問題はなく、10秒を越える長い時間の場合は、10名中6名が熱いと感じた。また、65℃になると10名中9名が10秒以内で熱いと感じ、10名中2名は肌が赤くなった。よって、10秒以下の比較的短い時間蓋体の外面を触れた場合に、実用上の支障が少ない60℃以下を金属板の外面温度の条件として設定した。
【0012】
本発明の請求項の保温釜によれば、操作パネルの部分を除く蓋体の外郭が金属板で形成されていても、操作時に手が触れる操作パネルの表面はプラスチック部材で形成される。このため、同じ外面温度でも、操作パネルの表面は金属板よりも熱く感じにくく、また操作パネルは比較的何回も長時間手を触れる可能性が高いが、この部分の体感温度は他の蓋体の外郭よりも低いため、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減でき、使用性の低下を招くことがない。
【0013】
本発明の請求項の保温釜によれば、操作パネルの部分を除く蓋体の外郭が金属板で形成されていても、操作時に手が触れる操作パネルはプラスチック製で形成される。このため、同じ外面温度でも、操作パネルは金属板よりも熱く感じにくく、また操作パネルは比較的何回も長時間手を触れる可能性が高いが、この部分の体感温度は他の蓋体の外郭よりも低いため、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減でき、使用性の低下を招くことがない。
【0014】
また、凹部内に備えた操作基板を覆うように操作パネルが設けられるので、操作パネルが外蓋の外面側に装着した金属板から特異に突出した状態にならず、外観性の向上および保温釜の全体高さの低減を図ることができる。さらに、蓋体の外面に水がかかった場合でも、操作基板の収納部内に水が侵入することがなく、操作基板上の回路がショートするなどの問題がない。
【0015】
本発明の請求項6の保温釜によれば、金属板の外周端部の内側に形成した凸部を、外蓋に設けた係合部に係合することにより、外蓋の外面側に金属板を装着することができる。この際、外蓋に設けた金属板との係合部が、金属板により隠蔽されるため、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が金属板に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板の凸部を外蓋の係合部に係合させることにより、金属板と外蓋とを確実に固着できる。
【0016】
本発明の請求項7の保温釜によれば、金属板の端部内側を外蓋に設けた固定部で固定することにより、外蓋の外面側に金属板を装着することができる。この際、外蓋に設けた金属板との固定部が、金属板により隠蔽されるため、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が金属板に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板を固定部で固定することにより、金属板と外蓋とを確実に固着できる。また、段部の上面に金属板の端部が載っているので、蓋体の上面から見たときに、金属板の端部と外蓋との隙間が目立ちにくく、この点でも金属板の端部周辺が見苦しくならず、外蓋の外観性が向上するとともに、蓋体の上面から水がかかった場合でも、外蓋と金属板との間から水が侵入しにくい。
【0017】
本発明の請求項8の保温釜によれば、外蓋と金属板の端部との境界部が、蓋体の側面に向いているので、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、蓋体の上面から見たときに、金属板の端部と外蓋との隙間が出にくなって、金属板の端部周辺が見苦しくならず、外蓋の外観性が向上する。また、蓋体の上面から水がかかった場合でも、外蓋と金属板との間から水が侵入しにくい。
【0018】
本発明の請求項9の保温釜によれば、予め外蓋の外面を金属板の端部よりも外方に突出させることにより、金属板や外蓋の大きさが多少変化した場合でも、金属板の端部が外蓋の外周からはみ出して体裁が悪くなる不具合を防止できる。
【0019】
【発明の実施形態】
以下、本発明における保温釜の一実施例について、添付図面を参照しながら説明する。保温釜の全体構成を示す図1において、1は本体に相当する保温釜本体で、この保温釜本体1は、ほぼ筒状の外枠2と、この外枠2の下面開口を覆って設けられた底板3とにより外郭が形成される。また、外枠2の上部外周部から一体に垂下させて形成されたほぼ筒状の内枠上部4と、この内枠上部4の下面開口を覆って設けられた下部内枠部材5とにより、保温釜本体1内に有底筒状の鍋収容部6が形成される。なお、鍋収容部6の上部をなす内枠上部4は、外枠2と一体化したPPなどの合成樹脂からなり、その内枠上部4の外周部には加熱コイルやコードヒータなどの加熱手段は設けられていない。また、鍋収容部6の底部をなす下部内枠部材5は、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂で形成される。
【0020】
鍋収容部6内には、米や水などの被炊飯物を収容する有底筒状の鍋11が着脱自在に収容される。この鍋11は、熱伝導性のよいアルミニウムを主材料とした鍋本体12と、この鍋本体12の外面の側面下部から底面部にかけて接合されたフェライト系ステンレスなどの磁性金属板からなる発熱体13とにより構成される。鍋11の側面中央から上部に発熱体13を設けないのは、鍋11の軽量化を図るためである。また、鍋11の上縁部には、その外周側に突出する円環状のフランジ14が形成される。本実施例では、鍋11が保温釜本体1に対し着脱自在に収容されるが、鍋11が保温釜本体1に対し固定した状態で収容される構成でもよい。
【0021】
前記下部内枠部材5は、鍋11の発熱体13に対向して位置しているが、この下部内枠部材5の外面の発熱体13に対向する側面下部および底面部には、鍋11を電磁誘導加熱する加熱手段としての加熱コイル15が設けられている。さらに、下部内枠部材5の底部中央には、前記鍋11の底面に弾発的に接触してこの底面の温度を検出する温度センサ16が設けられている。
【0022】
また、保温釜本体1内で鍋収容部6の外側の空間部20において、この鍋収容部6の後方の位置には、加熱コイル15による加熱調節などの制御を行なう制御ユニット21が配設されている。この制御ユニット21は、各種基板などを装備したもので、鍋収容部6の外面に近接して位置している。また、制御ユニット21における加熱コイル15に対向する部分(加熱コイル対向部22)は、アルミニウム板などの非磁性金属、またはPET、6PA(ポリアミド6)、PPなどの合成樹脂により形成される。そして、制御ユニット21から加熱コイル15に高周波電流を供給すると、加熱コイル15から発生する交番磁界によって鍋11の発熱体13が発熱し、鍋11ひいては鍋11内の被炊飯物が加熱されるようになっている。
【0023】
保温釜本体1内で加熱コイル15を含む鍋収容部6の側面の外周囲に位置する部位には、鋼板からなる添設部材としての胴板23が配設される。この胴板23は、鍋収容部6をその上部まで囲むように配設される。但し、本実施例においては、鍋収容部6の後方にその外面に近接した制御ユニット21があるため、この制御ユニット21の部分を除いて胴板23を配設した構成になっている。なお、24は保温釜本体1内の空間部20に設けられた電源供給用のコードリールである。
【0024】
前記保温釜本体1の上側には、鍋11の上面開口部を覆う蓋体26が回動開閉自在に設けられている。すなわち、この蓋体26は、その後部においてヒンジ27により回動自在に支持されており、保温釜本体1の前上部に設けられたクランプ28により閉じた状態に保持されるものである。そして蓋体26は、その上面を形成する外蓋31と、この外蓋31の下側に固定された内側カバー32と、この内側カバー32の下側に固定され蓋体31の内面を構成する放熱板33とを主たる構成要素としている。また、蓋体26の下面には、この下面との間に所定の隙間を形成して、前記鍋11の上部開口部を直接覆う内蓋34が着脱自在に装着される。前記放熱板33および内蓋34はともに金属製であり、例えば、ステンレスやアルミニウムをアルマイトした材料からなっている。また、前記鍋11の内面周囲上部は、蓋体31の閉状態において内蓋34の周囲と接触または近接している。本実施例では、鍋11の内面周囲上部と内蓋34の周囲部との間に近接部35が形成されるが、双方の部材を接触させて、ここに接触部を形成してもよい。この近接部35または接触部よりも外周側に位置して、内蓋34の最外周部に形成した折返し部36の下側には、前記鍋11のフランジ部14上に密着して、この鍋11と内蓋34との隙間を塞ぐ例えばシリコーンゴムやフッ素ゴムなどの弾性部材からなる円環状の蓋パッキン37が設けられる。この蓋パッキン37は、内蓋34の折返し部36に設けられたパッキン固定部材により内蓋34の最外周部に固定的に取付けられるが、内蓋34や蓋パッキン37の清掃性を考慮して、蓋パッキン37を内蓋34から着脱できるようにしてもよい。
【0025】
蓋体26の下面をなす放熱板33の内面すなわち上面には、内蓋34を加熱する蓋加熱手段としての蓋ヒータ38が設けられている。この蓋ヒータ38は、例えば粘着テープを設けたアルミ箔(図示せず)により放熱板に固定されたコードヒータなどの電熱式ヒータからなる。なお、本実施例では蓋加熱手段を電熱式ヒータとしたが、電磁誘導加熱式のものにしてもよい。蓋ヒータ38の熱が直接伝わる放熱板33は、内蓋34の上面または内蓋34と蓋パッキン37に対向するように設けられる。そして、蓋ヒータ38は放熱板33および内蓋34のみならず、炊飯および保温中に冷えやすい鍋11と内蓋34との近接部35や蓋パッキン37をも加熱して、鍋11の内面周囲上部における結露を防止するように構成している。さらに、前記蓋体26には、鍋11内で発生した蒸気を外部へ放出するための蒸気口39が設けられている。本実施例では具体的に図示していないが、蒸気口39内の冷えを防止するために、蒸気口39を囲んで蓋ヒータ36を配設してもよい。
【0026】
次に、図2〜図6を併せて参照しながら、蓋体26の上面側の構成を説明する。蓋体26の外面を形成する外蓋31は、非金属製すなわちポリプロピレンなどのプラスチック製で形成され、その外面側には、外蓋31と0.5〜5mm程度、好ましくは0.5〜3mm程度の隙間41を形成して、ステンレスなどの金属板42が装着される。この隙間41は、外蓋31から金属板42への熱を遮断する断熱空間として作用し、炊飯および保温中における金属板42の表面すなわち外面温度が60℃以下、好ましくは55℃以下となるように形成される。金属板42は、蓋体26外面の外観性および強度の向上のみならず、清潔感の向上および傷付き防止などを図るのに設けられるもので、図5に示すように、蒸気口39と後述する操作パネル51を除く外蓋31の外面を覆って装着される。
【0027】
外蓋31の前方寄りには、蓋体26の外面側から見て下方に落ち込んだ凹部43が形成される。この凹部43は、蓋体26の外面より若干落ち込んだ第1の凹底面44と、これよりもさらに深く落ち込んだ第2の凹底面45を有し、凹底面45の外周を取り囲むようにして凹底面44が形成される。前記金属板42の一部は凹部43、具体的には凹底面44の一部を覆うように装着されるが、この凹底面44の一部に対向する金属板42の端部面にも、凹部43に沿った形状で下方に落ち込んだ凹部46が形成される。そして、これらの凹部43,46内の凹底面45上には、LCDやLEDなどの表示部47や、各種操作を行なう複数の操作スイッチからなる操作部48を実装した操作基板49が配設される。
【0028】
51は、操作基板49の上面を覆うようにして凹部43,46に装着されるプラスチック製の操作パネルである。この操作パネル51は、AS樹脂(アクリルニトリル−スチレン共重合体)やABS樹脂(アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)などの樹脂母材の表面にPETシートを装着して形成される。但し、操作部48に対応する前記樹脂母材の部位には、操作の支障とならないように孔を形成し、可撓性のあるPETシートを介して操作部48を押動操作できるようにする。また52は、外蓋31の凹底面44上に形成した溝53に嵌入され、金属板42の凹部46および操作パネル51の裏面に密着する環状の弾性部材からなるパッキンである。このパッキン52の外側近傍には、操作パネル51の裏面より突出した係合爪54が挿入可能な爪挿入孔55と、係合爪54に係合する舌片56が、それぞれ適当な間隔で設けられる。また、同じくパッキン52の外側近傍には、金属板42の凹部46に形成したネジ挿入孔(図示せず)に対応してタップ孔57が設けられる。
【0029】
そして、製造時において金属板52を外蓋31の外面側に載せ、金属板42の凹部46に形成したネジ挿入孔からネジ58(図6参照)を挿入して、このネジ58をタップ孔56に螺着すると、金属板42の凹部46が外蓋31の凹部43とネジ58の間に挟まれて、外蓋31に固定される。つまり、このネジ58は、金属板42を外蓋31にネジ止め固着する固着部に相当する。次に、パッキン52を溝部53に嵌入すると、溝部53にその一部が入り込んだ金属板42の凹部46端面が、パッキン52自体の弾性によってこのパッキン52に密着する。これにより、金属板42と外蓋31との隙間41から、凹部43内部への水の侵入を防止する。この後、外蓋31の外面より凹部43,46に操作パネル51を押し込むと、操作パネル51の裏側に突出する係合爪54が、外蓋31の凹部53に形成した舌片56の側面に当接して変形しながら爪挿入孔55に挿入され、舌片56の側面を乗り越えたところで、元の状態に弾性復帰して舌片56の下端部に係合し、操作パネル51が凹部43,46上に装着される。この状態では、操作パネル51の裏面が前記パッキンに密着して、操作パネル51と外蓋31との隙間から凹部43内部への水の侵入を防止する。また、金属板42の凹部46全体が操作パネル51により覆われることで、ネジ58およびその周辺にある金属板42の端部が外部に露出しなくなる。
【0030】
一方、金属板42の外周端部に着目すると、この外周端部の内側には、端部を内側にカールさせたいわゆる内カールなどの凸部61が、略均一な間隔で複数個形成される。また、蓋体26の外面をなす外蓋31は、略ドーム状に形成された膨出部62の外側面周囲に段部63が形成され、この段部63の略水平な上面に金属板42の外周端部が載置するようになっている。段部63には、金属板42の外周端部の内側に位置して、金属板42の凸部61を係合する爪状の係合部64が設けられる。そして、金属板42に設けた各々の凸部61を外蓋31の係合部61に対向させ、金属板42の外周端部が段部63の上面に載るように、金属板42の上面外周部を手で押し込むと、金属板42の外周端部内側にある凸部61が、外蓋31の膨出部62外周面に当接して変形する。この状態からさらに金属板42の上面外周部に力を加え、凸部61が係合部64に至るまで押し込まれると、凸部61は元の状態に弾性復帰して係合部64に係合し、外蓋26と金属板42との装着が図られる。つまり、この係合部64は、外蓋31と金属板42の外周端部とを固定する固定部に相当する。この場合、凸部61や係合部64は金属板42により隠蔽され、外部に露出しない。また、凸部61は金属板42の外周端部全周に亘って略均一に設けられていることから、係合部64は金属板42の全周を均一に係合するので、部分的に金属板42と外蓋31との間の隙間41が不均一になるといった問題もなくなる。しかも、段部63の上面に金属板42の外周端部が載っているので、蓋体26の上面から見たときに、金属板42の外周端部と外蓋31との隙間が目立ちにくく、蓋体26の上面から水がかかった場合にも、金属板42と外蓋31の間から水が侵入しにくい。
【0031】
外蓋31と金属板42の外周端部との境界部65は、蓋体26外郭の側面位置に設けられている。つまり、この境界部65は、蓋体26の側面に向いていることになる。これにより、蓋体26の上面から見たときに、金属板42の外周端部と外蓋31との隙間が目立ちにくくなる。また、蓋体26の上面から水がかかった場合に、金属板42と外蓋31の間から水が侵入しにくい。さらに、外蓋31に形成した段部63により、外蓋31の外側面は金属板42の外周端部よりも外方に突出している。つまり、金属板42の外周端部は、予め段部63の最も外側の端面よりも内側に位置しているので、金属板42や外蓋31の大きさが多少変化した場合でも、金属板42の外周端部が外蓋31の外周からはみ出して体裁が悪くなる不具合を防止できる。
【0032】
そして、炊飯時および保温時には、加熱コイル15に高周波電流を供給することにより、加熱コイル15から発生する交番磁界で鍋11の発熱体13が発熱し、鍋11が加熱される。特に保温時には、鍋11の底面に接触した温度センサ16の検出温度に応じて、加熱コイル15による加熱が調節され、鍋11が一定の温度に保持される。
【0033】
以上のように、本実施例では、 11 を収容する本体すなわち保温釜本体1と、鍋 11 の上面開口部を覆う蓋体 26 とを備え、蓋体 26 の外側を形成する非金属製の外蓋 31 の外面側に金属板 42 を装着したものにおいて、この金属板 42 の外面の一部に操作パネル 51 を装着し、この操作パネル 51 を装着した部分の内部に外蓋 31 と金属板 42 とを固着する固着部としてのネジ 58 を設けている。
【0034】
この場合、金属板 42 と外蓋 31 とを固着する例えばネジ 58 などの固着部が、操作パネル 51 を金属板 42 の外面の一部に装着する際の装着部の内部に設けられるため、固着部は操作パネル 51 の装着時に隠蔽され、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋 31 の外面側に金属板 42 を装着した場合でも、金属板 42 の端部周辺が操作パネル 51 に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、固着部により金属板 42 と外蓋 31 とを確実に固着できる。なお、この場合の固着部は実施例におけるネジ 58 に限られない。
【0035】
また本実施例では、外蓋31の外面側に、この外蓋31と所定の隙間41を形成して金属板42を装着している。
【0036】
この場合、炊飯および保温時において外蓋31の外面側に達した熱は、外蓋31と金属板42との間にある隙間41によって金属板42への熱伝導が抑制される。したがって、蓋体26の外面に金属板42を装着した構造であるにも拘らず、外蓋31と金属板42との間に隙間41を形成するだけで、金属板42の外面を触れた時の体感温度を低減することが可能になる。
【0037】
ここでの隙間41は、炊飯および保温中に金属板42の外面温度が60℃以下となる断熱空間として形成されるのが好ましい。こうすると、外蓋26と金属板42との間に形成した断熱空間により、炊飯および保温時において金属板42の外面温度が60℃を超えないようになる。したがって、蓋体26の外郭として金属板42を用いた場合でも、蓋体26の開閉時などに火傷などの虞れを防止でき、また実用上金属板42に手を触れても熱いと感じる不具合を解消できる。
【0038】
なお、実験の結果、蓋体26の外面を手で触れたときの体感温度は、50℃の場合は10名中10名(全員)が熱く感じることはなく、55℃になると10名中2名がややいと感じたが実用上の問題はなく、60℃になると例えば蓋体26の開閉時において蓋体の外面に10秒程度触れた場合は、10名中4名が実用上問題はなく、10秒を越える長い時間の場合は、10名中6名が熱いと感じた。また、65℃になると10名中9名が10秒以内で熱いと感じ、10名中2名は肌が赤くなった。よって、10秒以下の比較的短い時間蓋体26の外面を触れた場合に、実用上の支障が少ない60℃以下を金属板42の外面温度の条件として設定した。
【0039】
本実施例では、操作パネル51の表面をプラスチック部材で形成している。
【0040】
この場合、操作パネル51の部分を除く蓋体26の外郭が金属板42で形成されていても、操作時に手が触れる操作パネル51の表面はプラスチック部材で形成される。このため、同じ外面温度でも、操作パネル51の表面は金属板42よりも熱く感じにくく、また操作パネル51は比較的何回も長時間手を触れる可能性が高いが、この部分の体感温度は他の蓋体26の外郭よりも低いため、蓋体26の外面に金属板42を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減でき、使用性の低下を招くことがない。
【0041】
本実施例では、外蓋31および金属板42にそれぞれ設けた凹部43,46内に操作基板49を備え、この操作基板49を覆い、且つ金属板42と水密状態でプラスチック製の操作パネル51を設けている。
【0042】
この場合、操作パネル51の部分を除く蓋体26の外郭が金属板42で形成されていても、操作時に手が触れる操作パネル51はプラスチック製で形成される。このため、同じ外面温度でも、操作パネル51は金属板42よりも熱く感じにくく、また操作パネル51は比較的何回も長時間手を触れる可能性が高いが、この部分の体感温度は他の蓋体26の外郭よりも低いため、蓋体26の外面に金属板42を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減でき、使用性の低下を招くことがない。
【0043】
また、凹部内に備えた操作基板49を覆うように操作パネル51が設けられるので、操作パネル51が外蓋31の外面側に装着した金属板42から特異に突出した状態にならず、外観性の向上および保温釜の全体高さの低減を図ることができる。さらに、蓋体31の外面に水がかかった場合でも、操作基板49の収納部内に水が侵入することがなく、操作基板49上の回路がショートするなどの問題がない。
【0044】
本実施例では、金属板42の外周端部の内側に凸部61を形成し、この凸部61を係合する係合部64を外蓋31に設けている。
【0045】
こうすると、金属板42の外周端部の内側に形成した凸部61を、外蓋31に設けた係合部64に係合することにより、外蓋31の外面側に金属板42を装着することができる。この際、外蓋31に設けた金属板42との係合部64が、金属板42により隠蔽されるため、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋31の外面側に金属板42を装着した場合でも、金属板42の端部周辺にある係合部64が金属板42に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板42の凸部61を外蓋31の係合部64に係合させることにより、金属板42と外蓋31とを確実に固着できる。
【0046】
本実施例では、外蓋31の外側面周囲に段部63を形成し、この段部63の上面に金属板42の外周端部すなわち端部を載置するとともに、この金属板42の端部内側に位置して、外蓋31と金属板42の端部とを固定する固定部としての係合部64を段部63に設けている。
【0047】
こうすると、金属板42の端部内側を外蓋31に設けた係合部64で固定することにより、外蓋31の外面側に金属板42を装着することができる。この際、外蓋31に設けた金属板42との係合部64が、金属板42により隠蔽されるため、外部に露出しなくなる。したがって、インサート成形に依らず外蓋31の外面側に金属板42を装着した場合でも、金属板42の端部周辺にある係合部64が金属板42に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板42を係合部64で固定することにより、金属板42と外蓋31とを確実に固着できる。また、段部63の上面に金属板42の端部が載っているので、蓋体26の上面から見たときに、金属板42の端部と外蓋31との隙間が目立ちにくく、この点でも金属板42の端部周辺が見苦しくならず、外蓋31の外観性が向上するとともに、蓋体26の上面から水がかかった場合でも、外蓋31と金属板42との間から水が侵入しにくい。
【0048】
本実施例では、外蓋31と金属板42の端部との境界部を、蓋体26外郭の側面位置に設けている。
【0049】
こうすると、外蓋31と金属板42の端部との境界部65が、蓋体26の側面に向いているので、インサート成形に依らず外蓋31の外面側に金属板42を装着した場合でも、蓋体26の上面から見たときに、金属板42の端部と外蓋31との隙間が出にくなって、金属板42の端部周辺が見苦しくならず、外蓋31の外観性が向上する。また、蓋体26の上面から水がかかった場合でも、外蓋31と金属板42との間から水が侵入しにくい。
【0050】
なお、この場合は外蓋31の外面を金属板42の端部より外方に突出させるのが好ましい。予め外蓋31の外面を金属板42の端部よりも外方に突出させることにより、金属板42や外蓋31の大きさが多少変化した場合でも、金属板42の端部が外蓋31の外周からはみ出して体裁が悪くなる不具合を防止できる。
【0051】
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
【0052】
【発明の効果】
本発明の請求項1の保温釜により、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が操作パネルに覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、固着部により金属板と外蓋とを確実に固着できる。
【0053】
本発明の請求項の保温釜により、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、外蓋と金属板との間に隙間を形成するだけで、手で触れたときの体感温度を低減できる。
【0054】
本発明の請求項の保温釜により、蓋体の開閉時などに火傷などの虞れを防止でき、また実用上金属板に手を触れても熱いと感じる不具合を解消できる。
【0055】
本発明の請求項の保温釜により、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減できる。
【0056】
本発明の請求項の保温釜により、蓋体の外面に金属板を装着した構造であるにも拘らず、手で触れたときの体感温度を低減できる。また、操作パネルが金属板から特異に突出せず、外観性の向上および保温釜の全体高さの低減を図ることができるとともに、操作基板の収納部内への水の侵入を防止できる。
【0057】
本発明の請求項6の保温釜により、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が金属板に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板の凸部を外蓋の係合部に係合させることにより、金属板と外蓋とを確実に固着できる。
【0058】
本発明の請求項7の保温釜により、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が金属板に覆われ見苦しくならず、外観の体裁が低下しなくなる上に、金属板を固定部で固定することにより、金属板と外蓋とを確実に固着できる。また、金属板の端部と外蓋との隙間が目立ちにくく、この点でも金属板の端部周辺が見苦しくならない上に、金属板と外蓋との間からの水の侵入を防止できる。
【0059】
本発明の請求項8の保温釜により、インサート成形に依らず外蓋の外面側に金属板を装着した場合でも、金属板の端部周辺が見苦しくならず、しかも金属板と外蓋との間からの水の侵入を防止できる。
【0060】
本発明の請求項9の保温釜により、金属板や外蓋の大きさが多少変化した場合でも、金属板の端部が外蓋の外周からはみ出して体裁が悪くなる不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す保温釜の全体断面図である。
【図2】同上蓋体の拡大断面図である。
【図3】同上蒸気口を装着した外蓋の平面図である。
【図4】同上金属板の外周端部周辺の拡大断面図である。
【図5】同上金属板および操作パネルを装着した状態の外蓋の平面図である。
【図6】同上金属板の凹部周辺の一部をあらわした平面図である。
【符号の説明】
1 保温釜本体(本体)
11 鍋
26 蓋体
31 外蓋
41 隙間
42 金属板
43,46 凹部
49 操作基板
51 操作パネル
58 ネジ(固着部)
61 凸部
63 段部
64 係合部(固定部)
65 境界部

Claims (9)

  1. 蓋体の外側を形成する非金属製の外蓋の外面側に金属板を装着し、この金属板面の一部に操作パネルを設け、この操作パネルの装着部の内部に前記外蓋と前記金属板とを固着する固着部を設けたことを特徴とする保温釜。
  2. 前記金属板は前記外蓋と所定の隙間を形成して装着されることを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  3. 前記隙間は、炊飯および保温中に前記金属板の外面温度が 60 ℃以下となる断熱空間として形成されることを特徴とする請求項2記載の保温釜。
  4. 前記操作パネルの表面をプラスチック部材で形成したことを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  5. 前記外蓋および前記金属板に設けた凹部内に操作基板を備え、この操作基板を覆い、且つ前記金属板と水密状態でプラスチック製の前記操作パネルを設けたことを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  6. 記金属板の外周端部の内側に凸部を形成し、前記外蓋に前記凸部を係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  7. 記外蓋の外側面周囲に段部を形成し、この段部の上面に前記金属板の端部を載置するとともに、この金属板の端部内側に位置して、前記外蓋と前記金属板の端部とを固定する固定部を前記段部に設けたことを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  8. 記外蓋と前記金属板の端部との境界部を、前記蓋体外郭の側面位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の保温釜。
  9. 前記外蓋の外面を前記金属板の端部より外方に突出させたことを特徴とする請求項8記載の保温釜。
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