JP3589788B2 - 空温・スチーム兼用型気化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液化プロパンガス、液化ブタンガスなどの液化石油ガス(LPG)を気化するための気化装置に関するものであり、特に、寒冷地、異常気象による冷寒時、或は厳寒期においても使用可能な空温・スチーム兼用型気化装置に関するものであり、液化プロパンガス、或は液化ブタンガスからそれぞれプロパンエアーガス或はブタンエアーガスを製造するのに好適に使用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、特開昭61−180099号公報にて開示されるように、液化プロパンガスを空温式強制気化器にて気化し、エアーと混合することによって13Aプロパンエアーガスを製造するプラントを提案した。
【0003】
この13Aプロパンエアーガス製造プラントに使用される空温式強制気化器は、その熱交換部の材質が、液体酸素或は液体窒素と同様の伝熱効率の高いアルミニウム製のフィン付き伝熱チューブ(総括伝熱係数:25.3kg/m3 ・hr・℃)にて作製され、一方、該気化器に流入する液化プロパンガスは、該気化器の液入口部にて減圧することにより液化プロパンガスの沸点を降下させ、即ち、1Kg/cm2 ・Gの場合約−27℃とし、大気温度と温度差を作り、フィン付き伝熱チューブにてガス化させる構造となっている。
【0004】
このように、空温式強制気化器は、大気温度を熱源とし、大気温度と液化プロパンガスの液温との温度差により液化プロパンガスを蒸発させる構造とされるために、この13Aプロパンエアーガス製造プラントは、蒸発用熱源設備のためのイニシャルコスト及び設備のランニングコストがゼロであり、それによって極めて安価に都市ガスを製造供給し得るという特徴を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本出願人による前記13Aプロパンエアーガス製造プラントでは、空温式強制気化器の設計能力は、設備のイニシャルコストなどを考慮して、大気温度−8℃以上、曇り、無風状態で4時間連続運転を標準としており、従って、寒冷地、異常気象による寒冷時、或は厳寒期における使用が困難となるか、又は場合によっては不可能となることがある。
【0006】
例えば、日本で例をとるなら関東以南であれば、上記設計仕様の空温式強制気化器で十分対応可能であるが、その他の地区では冬期に於ける気化能力の低下を来すことになる。本出願人の実験研究の結果によると、関東北部が北限となる。
【0007】
又、例え関東以南であっても、プラントの連続運転を続けると気化器への着霜が激しいため、切替のための予備の空温式強制気化器が必要となり、イニシャルコストが割高となる。
【0008】
又、寒冷地又は厳寒期対策として別途に温水式ベーパーライザーを設置した場合には、更にイニシャルコストが大となる。
【0009】
更に、我国においては、都市ガス製造プラントとして、液化ブタンガスを原料としてブタンエアーガスを製造することも試みられている。
【0010】
該ブタンエアーガスプラントに使用される液化ブタンは沸点が高く、即ち、1Kg/cm2 ・Gの場合約15℃であり、電気、温水或はスチームなどを熱源とした気化器にて気化することが必要とされ、上述したような13Aプロパンエアーガス製造プラントにて使用されるような従来の空温式強制気化器の使用は不可能であった。
【0011】
本出願人は、上記の諸問題点に鑑みて、特願平2−249972号にて、一般には夏期には空温式、冬期は温水式にといったように、気候条件等により切替運転が可能であり、又、寒冷地、異常気象による冷寒時、或は厳寒期においても好適にLPGの気化をなすことのできる空温・温水兼用型気化装置を提案した。
【0012】
この空温・温水兼用型気化装置は、供給側マニホルドと、排出側マニホルドと、供給側マニホルド及び排出側マニホルドを連結する複数の伝熱チユーブとを有し、供給側マニホルドは、液化石油ガス管と、この液化石油ガス管の外側を囲包して配設されたジャケット管との二重管構造とされ、液化石油ガス管には液化石油ガスを供給し、そしてジャケット管には温水を供給する構成とされた。
【0013】
この構成の空温・温水兼用型気化装置は、気化能力及び蒸発能力の増大を図ると共に、連続運転などにより生じた装置への着霜を効率よく除去することができ、切替用の予備気化器を必要とすることなく、効率よく、13Aプロパンエアーガス製造プラント或はブタンエアーガス製造プラントにても使用し得るものであった。
【0014】
本発明は、斯かる空温・温水兼用型気化装置を更に改良した空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0015】
つまり、本発明の主たる目的は、一般には夏期には空温式、冬期はスチーム式にといったように、気候条件等により切替運転が可能であり、又、寒冷地或は厳寒期においても更に高効率にてLPGの気化をなすことのできる空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、気化能力及び蒸発能力の更なる増大を図ると共に、連続運転などにより生じた装置への着霜を効率よく除去することができ、切替用の予備気化器を必要とすることのない空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0017】
本発明の更に他の目的は、13Aプロパンエアーガス製造プラントにて使用し得るのみならず、ブタンエアーガス製造プラントにても使用し得る空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、従来の既設空温気化器に容易に対応可能な空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0019】
本発明の更に他の目的は、製造、及び取付けが簡単で、コストの低廉な空温・スチーム兼用型気化装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記諸目的は本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置にて達成される。要約すれば本発明は、液化石油ガスが供給される供給側マニホルドと、排出側マニホルドと、一端が前記供給側マニホルドに、又他端が前記排出側マニホルドに連結された複数のフィンブロックとを有し、前記供給側マニホルドには該供給側マニホルドの長手方向に沿って配列された少なくとも一つのヒーターブロックが取付けられ、又、該ヒーターブロックにはスチーム管が取付け可能とされ、該ヒーターブロックは前記スチーム管にスチームを供給することにより加熱され、それによって前記供給側マニホルドを加熱するようにしたことを特徴とする空温・スチーム兼用型気化装置である。
【0021】
前記各ヒーターブロックは、前記供給側マニホルドの長手方向に沿って形成された、前記供給側マニホルドを収容する管路と、前記スチーム管を収容する管路とを有することが好ましい。前記各ヒーターブロックは、二つのブロック半体から成り、この二つのブロック半体は、前記供給側マニホルド及びスチーム管を前後より挟持するようにして一体とされることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0023】
図1及び図2に本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置の一実施例が図示される。本実施例によると、空温・スチーム兼用型気化装置1は、供給側マニホルド28と排出側マニホルド4とを有し、該供給側マニホルド28と排出側マニホルド4との間には、フィンブロック6が多数連結される。フィンブロック6はLPG(液化石油ガス)が流動するガス管7と、そのガス管7に伝熱(吸熱)効果を向上せしめるために多数植設された伝熱フィン8とを備えている。
【0024】
又、本発明によれば、供給側マニホルド28には、その長手方向に沿って少なくとも一つのヒーターブロック2が配列される。ヒーターブロック2は、好ましくは、図3の半割図に示されているように、一対のブロック半体2A、2Bにて構成される。この一対のブロック半体2A、2Bは供給側マニホルド28を挟んでボルト等にて一体に組み付けることができる。勿論一体に形成することも可能である。
【0025】
更に、本発明によれば、ヒーターブロック2は、供給側マニホルド28をその前後から挟み込むように取付けるための管路22、及びこの管路22の下方にあって平行にスチーム管23を同様に挟み込むように取付けるための管路21が設けられている。又供給側マニホルド用管路22にはガス管7の下部を挟み込むための垂直管路22aが適宜箇所に接続されている。
【0026】
上記構成において、ヒーターブロック2は、スチーム管23にスチームを供給することによって加熱され、それによって供給側マニホルド28を加熱する。
【0027】
尚、ヒーターブロック2の材質は、伝熱効率の点から、ステンレス鋼が好ましいが好ましい。
【0028】
又、本実施例において、2個のフィンブロック6に対して1個のヒーターブロック2が対応する構成とされており、更に、図2に示されるように、5個のヒーターブロック2が供給側マニホルド28に沿って2列に配列されている。このような配列配置は適宜に自由に変更可能であることはいうまでもなく、特に、既設の空温気化器に容易に且つ安価に適用可能である。
【0029】
又、ヒーターブロック2は、図3に示されるように、例えば長さL=390cm、幅W=35cm、高さH=135cmの定形のブロック半体に作製されて対をなして使用される。上記の数値は、プラントの条件に応じて適宜その数及び配置等が設定され、供給側マニホルド28の長手方向に沿って配列される。このようにいわゆるレディメイドのヒーターブロックを利用することにより、短納期で且つ取付けが簡単であるため、プラント建設の工期短縮及びコスト低減に貢献することが可能である。
【0030】
再度、図1において、ヒーターブロック2のスチーム用管路21にはスチーム管23が貫通して配設されており、その入口端24は、制御部25に接続され、更に管路L1 を介してスチームボイラー26に接続され、出口端27(図2)は、管路L2 を介してドレン回収装置27に接続される。
【0031】
一方、供給側マニホルド28は、その一端29が、LPG貯蔵タンク(図示せず)に接続され、他端は密封されている。従って、一端29から供給側マニホルド28内へと導入されたLPGは、他端へと流動しながら、上記ガス管7内へと流入し、次いでガス管7の他端が接続された排出側マニホルド4へと流動する。
【0032】
上記構成の本発明によれば、スチームボイラー26から管路L1 を介し、制御部25を経てスチーム管23の入口端24へと供給されたスチームは、スチーム管23の上方に平行に配置された供給側マニホルド28内を流動するLPGと熱交換しながら出口端27へと流動し、戻し管路L2 を経由してドレン回収装置27へと戻される。
【0033】
一実施例によれば、スチーム管23へと供給されるスチームの供給圧力は約2kg/cm2 、温度100℃以上、例えば100〜110℃とされる。又、LPGとの熱交換に使用され、ドレン回収装置27へと回収されたスチームは、その後、給水ポンプ30及び管路L3 を介してスチームボイラ26へと還流され、スチームボイラー26の原水の予熱源として使用され、それによって、スチームの保有熱の15〜80%が回収されることとなる。
【0034】
スチーム管23へのスチームの供給量は、所望される空温・スチーム兼用型気化装置1の気化能力により種々に選択されるであろう。
【0035】
上記構成の本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置の作用について次に説明する。
【0036】
例えば、液化プロパンガスを原料とし、気化したプロパンガスとエアーとをミキシングすることにより13Aプロパンエアーガスを製造する13Aプロパンエアーガス製造プラントで本発明の空温・スチーム兼用型気化装置1を使用したとする。
【0037】
例えば夏期におけるように、大気温度−8℃以上、曇り、無風状態で4時間連続運転時には、空温・スチーム兼用型気化装置1は、スチーム管23にスチームが供給されることはない。従って、空温・スチーム兼用型気化装置1は、単に空温式気化装置として作用する。つまり、空温・スチーム兼用型気化装置1に供給された液化プロパンガス(LPG)は、供給側マニホルド28からフィンブロック6を介して排出側マニホルド4へと流れる。この時、液化プロパンガスは供給側マニホルド28、更には伝熱チユーブ7及び伝熱フイン8の作用によつて気化されプロパンガス(G)となる。
【0038】
このように、大気温度−8℃以上の地域においては、LPG気化に大気温を利用するため、熱源不要な省エネルギープラントとすることができる。
【0039】
一方、大気温度が−8℃より低くなるような厳寒期、異常気象による寒冷時、或は寒冷地において使用する場合には、スチームボイラー26から、少なくとも100℃以上のスチームが供給管路L1 を介してスチーム管23内へと、例えば約2kg/cm2 で供給される。
【0040】
液化プロパンガス(LPG)は、供給側マニホルド28へと送給されるが、ヒーターブロック2内にて、スチーム管23内を流動するスチームと熱交換を行い、それによって気化される。気化されたプロパンガス(G)はフィンブロック6を介して排出側マニホルド4へと流れる。従って、一般には、フィンブロック6にて液化プロパンガスが気化されることはないが、ヒーターブロック2内にて気化されなかった液化プロパンガスはフィンブロック6にて完全に気化される。
【0041】
スチーム管23の出口から排出され、ドレン回収装置27へと貫流されるスチームは、液化プロパンガスとの熱交換により温度が低下しており、従って、戻し管路L2 にてドレン回収装置27に戻された後、スチームボイラー給水用の原水を予熱するのに使用される。
【0042】
上記のように、本発明の空温・スチーム兼用型気化装置はあらゆる極寒地域にも対応できる。
【0043】
上記説明では、ヒーターブロック2のスチームによる加熱は、大気温度が−8℃より低くなるような厳寒期、異常気象による寒冷時、或は寒冷地において使用する場合として説明したが、例えば、夏期において、フィンブロック6、特に伝熱フィン8に着霜が生じた場合には、スチーム加熱を行なうことができ、これにより斯る着霜が自動的に除去可能になり、着霜除去のために切替用の予備気化器を必要とするようなことが回避される。
【0044】
又、上記説明では、本発明の空温・スチーム兼用型気化装置1を13Aプロパンエアーガス製造プラントで使用した場合について説明したが、本発明の空温・スチーム兼用型気化装置は、他のLPG、例えば液化ブタンの気化にも好適に使用することができる。
【0045】
つまり、ブタンエアーガスプラントに使用される液化ブタンは沸点が高く、即ち、1Kg/cm2 ・Gの場合約15℃であり、従来の空温式強制気化器の使用は不可能であったが、本発明の空温・スチーム兼用型気化装置1は好適に使用することができ、極めて効率よく液化ブタンの気化を達成することが可能となった。
【0046】
更に、本発明によれば、ヒーターブロック2が、内側にスチーム管23及び供給側マニホルド28を両側から挟み込み、スチーム管23のスチームと供給側マニホルド28のLPGとが熱交換する構成とされるので、本出願人の特願平2−249972号に記載される、供給側マニホルドが、液化石油ガス管と、この液化石油ガス管の外側を囲包して配設されたジャケット管との二重管構造とされた空温・温水兼用型気化装置に比較して、本発明の空温・スチーム兼用型気化装置は、
(1)スチームの保有するエネルギーの放熱ロスを少なくし、更に、供給側マニホルドと外気との熱交換をも促進させることができる。
(2)温水に比較して、スチームは熱エネルギー保有量が大であり、熱伝導率も大きいために、LPGの気化効率が増大する。
(3)供給側マニホルドに比較して伝熱面積が小さくて済むために、配管イニシャルコストを低減できる。
(4)1個のヒーターブロックを1ユニットとして適用することにより、従来の既設空温気化器に容易に対応可能である。
(5)ヒーターブロック及びフィンブロックを適用することにより、製造、及び取付けが簡単で、コストの低廉な空温・スチーム兼用型気化装置を提供できるなどの点で優れている。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置は上記の如くに構成されるために、
(1)夏期は空温式、冬期はスチーム式にといったように、気候条件等により切替運転が可能であり、又、寒冷地或は厳寒期においても好適にLPGの気化をなすことができる。
(2)スチーム加熱により、空温気化装置の気化能力及び蒸発能力の増大させると共に、スチーム加熱により、伝熱チューブなどの着霜の除去が可能になり、切替用予備気化器が不要になる。
(3)13Aプロパンエアーガス製造プラントにて好適に使用し得るのみならず、従来の空温式強制気化器は使用できなかったブタンエアーガス製造プラントにても使用し得る。
(4)1個のヒーターブロックを1ユニットとして適用することにより、従来の既設空温気化器に容易に対応可能である。
(5)ヒーターブロック及びフィンブロックを適用することにより、製造、及び取付けが簡単であるなどの点で優れている。
といった種々の利益を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空温・スチーム兼用型気化装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の空温・スチーム兼用型気化装置を線A−Aから見た平面図である。
【図3】ヒーターブロックを示す半割図である。
【符号の説明】
1 空温・スチーム兼用型気化装置
2 ヒーターブロック
4 排出側マニホルド
6 フィンブロック
21 スチーム管用管路
22 供給側マニホルド用管路
23 スチーム管
26 スチームボイラー
27 ドレン回収装置
28 供給側マニホルド
Claims (3)
- 液化石油ガスが供給される供給側マニホルドと、排出側マニホルドと、一端が前記供給側マニホルドに、又他端が前記排出側マニホルドに連結された複数のフィンブロックとを有し、前記供給側マニホルドには該供給側マニホルドの長手方向に沿って配列された少なくとも一つのヒーターブロックが取付けられ、又、該ヒーターブロックにはスチーム管が取付け可能とされ、該ヒーターブロックは前記スチーム管にスチームを供給することにより加熱され、それによって前記供給側マニホルドを加熱するようにしたことを特徴とする空温・スチーム兼用型気化装置。
- 前記各ヒーターブロックは、前記供給側マニホルドの長手方向に沿って形成された、前記供給側マニホルドを収容する管路と、前記スチーム管を収容する管路とを有している請求項1の空温・スチーム兼用型気化装置。
- 前記各ヒーターブロックは、二つのブロック半体から成り、この二つのブロック半体は、前記供給側マニホルド及びスチーム管を前後より挟持するようにして一体とされる請求項2の空温・スチーム兼用型気化装置。
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JP12220896A JP3589788B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空温・スチーム兼用型気化装置 |
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JPH09287697A JPH09287697A (ja) | 1997-11-04 |
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1996
- 1996-04-19 JP JP12220896A patent/JP3589788B2/ja not_active Expired - Lifetime
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