JP3589706B2 - 帯域拡散通信方式のデータ変復調装置 - Google Patents

帯域拡散通信方式のデータ変復調装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は遠隔情報処理システムの変復調装置に関するもので、例えば、加入者回線に接続された公衆電話等の主通信装置に対し並列に接続された加入者重畳端末機(信用カード照会機、保安監視機等)の情報を、主通信装置の使用に影響を与えることなく送受信できるようにする帯域拡散通信方式のデータ変復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話回線や電力線等の伝送媒体を用いる遠隔通信において、主となる通信サービス(電話回線の場合には音声サービス等)とは別の情報を重畳伝送する遠隔情報処理サービスの実現は、技術的な難しさのため、現在でも容易に実現できるものではない。例えば電話回線の場合には、主となる音声通信の帯域に影響しない方式として、接地(ground)を中心とする同相伝送方式と音声帯域を外れた音声外帯域を用いる伝送方式が研究されている。
【0003】
このような、同じ伝送線路で別の情報を伝送する遠隔情報処理システムにおける従来のデータ変復調装置は、例えば音声通信の場合、主通信帯域である音声帯域に影響を与えることなくデータ通信を行うために、FSK(Frequency Shift Keying)変調を遂行するDOV(Data Over Voice)通信を行う伝送方式、あるいは、接地を利用した縦(Longitudinal)伝送方式を使用している。
【0004】
DOV伝送方式の変復調装置は音声帯域外の帯域を使用するためにFSK変調を使用したものであるが、この方式の変復調装置は遠距離通信を遂行するために高レベルの信号を伝送するので、クロストーク(crosstalk )等の問題が生じる。また、縦伝送方式の変復調装置は、遠隔地から接地を完全に連結すべきものであり、伝送速度に有利な高周波数を用いにくく、伝送速度が遅いという問題点がある。さらに、これらの変復調装置はそれ自体に秘話機能がないので、データ保安性が低いという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、重畳伝送式遠隔情報処理システムの加入者端末とマルチプレクサ(LCA)等を含む中央処理装置との間での情報通信に関して、主通信装置の通信に影響を与えることなく高速度で別の通信を遂行し得る帯域拡散通信方式のデータ変復調装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、通信時のデータ保安機能を有する帯域拡散通信方式のデータ変復調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような帯域拡散通信方式のデータ変復調装置を提供するもので、そのデータ変復調装置は、PNコードを生成出力するPNコード発生手段と、送受信データの変復調タイミングを制御するためのタイミング制御信号を出力する送受信制御手段と、そのタイミング制御信号に同期して、送信データをPNコードを用い帯域拡散させると共に所定の受信用情報を含めて送信変調データとして変調出力する変調手段と、送信変調データをアナログ情報信号に変換して伝送線路を通じて出力する送信変換手段と、伝送線路を通じて入力されるアナログ情報信号から、受信データをディジタル変換出力すると共に動作クロックを生成出力する受信変換手段と、受信データ、動作クロック、及びPNコードを受け、前記タイミング制御信号に同期して受信データを動作クロックに対応してPNコードで逆拡散させ、受信復調データとして復調出力する復調手段と、から構成されることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明を適用した遠隔情報処理システムのブロック構成図である。すなわち、交換機100と、多数の伝送線路10に接続されて線路接続をマルチプレクシングするLCA(Line Concentration Adaptor)101と、加入者に対して並列に伝送線路10に接続されて各種情報を送受信する端末機110と、LCA101に接続されて線路接続を制御し、目的とする端末機110とアクセスして情報をやりとりするスキャナ120と、このスキャナ120に接続されて端末機110とデータを送受信するホストコンピュータ105と、から構成される。
【0009】
ホストコンピュータ105は、情報を処理し、各種のサービスを提供する遠隔情報処理システムのメインコンピュータである。端末機110は、伝送線路(例えば通話線路)と接続し、また、この端末機110には各種情報を提供する外部情報処理装置(図示せず)が接続される。外部情報処理装置としては、安全管理サービスの場合にはセンサ等が、遠隔検針の場合にはメータあるいはメータ情報を有する端末機等が、カード照会サービスの場合にはカード情報を処理するカードリーダ(card reader)等が使用される。
【0010】
スキャナ120はホストコンピュータ105とLCA101との間に設けられる監視装置で、LCA101を通じてマルチプレクシングを行い、伝送線路に接続された多数の端末機110をアクセスする。また、スキャナ120はアクセスした端末機110の情報を取り集めてホストコンピュータ105に送り、また、ホストコンピュータ105の命令に従って所望の端末機110をアクセスしてデータを伝送する。
【0011】
図1に示すようにスキャナ120は、ホストコンピュータ105と接続されるホストインタフェース125と、このホストインタフェース125と接続されてスキャナの全般的な動作を制御するCPU123と、CPU123に接続されて伝送及び受信されるデータを変復調する帯域拡散通信方式のデータ変復調装置(Spread Spectrum Modem :以下、“SSモデム”という)121と、から構成される。
【0012】
以下、図1の構成を参照して遠隔情報処理システム全体の動作を簡単に説明する。
【0013】
スキャナ120内のCPU123は、SSモデム121を制御し、LCA101を通じてアクセス対象の端末機と線路を介して接続する。以後、スキャナ120は対象端末機110と通信を行って端末側の情報をアクセスし、その際、情報は動作モードに従って変更可能とされる。スキャナ120は、アクセスされた情報をホストコンピュータ105に送って該当動作モードを遂行するようにする。このとき、ホストコンピュータ105は対象端末機110に情報を伝送するために、まずスキャナ120に情報を送り、このスキャナ120が、接続対象の端末機110をアクセスしてホストコンピュータ105から受けた情報を当該端末機110に伝送し、端末機110側で該当する動作を遂行できるようにする。
【0014】
図2は、この実施例におけるSSモデム121のブロック構成図である。ライン整合部210はLCA101に接続され、また、送受信制御部270は送受信データの変復調タイミングを制御するためのタイミング制御信号を出力する。
【0015】
PNコード発生部260は、前記タイミング制御信号に同期して送受信データを帯域拡散及び逆拡散(すなわち収束)させるためのPN(pseudo noise)コードを生成出力する。変調部250は、CPU123から入力される送信実データTXDを受け、PNコードにより帯域拡散させて所定の受信用情報(後述)を含む送信変調データTXD1として変調出力する。送信変換部240は、送信変調データTXD1をアナログ情報信号に変換してライン整合部210を通じて出力する。
【0016】
受信変換部220は、ライン整合部210に接続され、遠隔地の端末機110から入力されるアナログ情報信号をディジタル変換して受信データRXD1及び動作クロックOPCLKを生成し、それぞれ分離出力する。ただし、この分離動作は復調部230で実施しても差し支えない。復調部230は受信変換部220に接続されて帯域拡散変調された受信データRXD1及び動作クロックOPCLKを受け、受信データRXD1を逆拡散復調してCPU123に受信復調データRXDとして出力する。
【0017】
図3は図2に示す受信変換部220の詳細構成図である。すなわち、この例の受信変換部220は、ライン整合部210から入力されるアナログ情報信号から変換対象の信号成分を抽出する受信フィルタ部310と、受信フィルタ部310で抽出された出力を受け、A/D変換を容易にするために入力信号のスロープを訂正して出力するスロープ訂正部(slope correction part)320と、スロープ訂正された出力信号を受けて該信号内の初期クロックを再現し、実データ受信のための動作クロックOPCLKとして出力する増幅部330と、増幅部330から動作クロックOPCLKを受け、後段の回路に適合するTTL等のレベルに変換して出力するレベル変換部335と、スロープ訂正部320の出力信号を受け、該信号の変化に対応してTTLレベル等にレベル変換し、ディジタル受信データRXD1として出力するビットスライス部340と、から構成される。
【0018】
さらに、受信フィルタ部310は、受信信号から変換対象外帯域の信号、例えば伝送線路が音声通信を主とするものでは主通信帯域である音声帯域の信号を除去し、主通信帯域外の信号成分のみを通過させる第1HPF(高域フィルタ)301、第2HPF303、及び第3HPF305と、第3HPF305の出力信号から信号成分以上の高周波成分を除去する第1LPF(低域フィルタ)307及び第2LPF309と、から構成される。
【0019】
図4は図2に示す送信変換部240の詳細構成図である。同図に示すように、変調部250から入力される送信変調データTXD1をアナログ信号に変換する、例えばデータTXD1のベースバンド成分を抽出するための送信フィルタ部420と、この送信フィルタ部420の出力信号を伝送線路に送るために信号の大きさを調整する送信ゲイン制御部410と、から構成される。
【0020】
さらに送信フィルタ部420は、変調部250から入力される送信変調データTXD1のDC成分と低周波成分を除去する第1HPF427と、この第1HPF427の出力から高調波等の高周波成分を除去する第1、第2LPF425、423と、第2LPF423の出力中の低周波成分が主通信帯域、例えば音声帯域に混入するのを防ぐための第2HPF421と、から構成される。
【0021】
図5は図2に示す変調部250の詳細構成図である。変調部250は、CPU123から入力される送信実データTXDを受けて一時貯蔵する送信バッファ510と、この送信バッファ510に接続され、送信実データTXDの誤り訂正のためのパリティビット(parity bit)データを生成して送信実データTXDに組合わせ、シリアルデータとして出力する誤りコード発生部530と、PNコード発生部260からPNコードを受けて誤りコード発生部530の出力データを帯域拡散させるEX−OR(排他的OR)ゲート部550と、このEX−ORゲート部550の帯域拡散された出力データを受け、送受信制御部270から入力されるタイミング制御信号に同期して実データの有無を示すヘッダデータ(header data)、初期クロック(initial clock)データ、同期(sync)データを組合わせて出力する送信データ結合部570と、送信データ結合部570の出力データを受け、所定のクロック信号に応答してラインコーディングし、送信変調データTXD1として出力するラインコーディング部590と、から構成される。
【0022】
この例における誤りコード発生部530は、公知の4−7−1ハミングコード(Hamming code)を用いてデータの4ビットに対し3ビットのパリティビットを発生し組合わせて出力する、この分野でよく知られた技術である。
【0023】
図6は図5に示す送信データ結合部570の詳細構成図である。すなわち、送受信制御部270のタイミング制御信号に同期してEX−ORゲート部550から出力されるデータを遅延させるため、1ビットずつシフト出力を行う第1シフトレジスタ610と、所定のヘッダデータを貯蔵するヘッダデータ貯蔵部620と、第1シフトレジスタ610の出力及びヘッダデータ貯蔵部620のヘッダデータ出力を受け、送受信制御部270のタイミング制御信号に応答して受けたデータを選択的に出力する第1選択器625と、この第1選択器625の出力データを受けて1ビットずつシフト出力する第2シフトレジスタ630と、所定の同期データと初期クロックデータを貯蔵している同期及び初期クロック貯蔵部640と、第2シフトレジスタ630の出力と同期及び初期クロック貯蔵部640の同期データ及び初期クロックデータを受け、送受信制御部270のタイミング制御信号に応答して受けたデータを選択的に出力する第2選択器645と、この第2選択器645の出力データを受けて1ビットずつシフト出力する第3シフトレジスタ650と、から構成される。この構成において、ヘッダデータ貯蔵部620、同期及び初期クロック貯蔵部640としては、所定のデータを貯蔵するためのレジスタ等を使用可能である。
【0024】
図7Aは図5のラインコーディング部590の詳細構成図である。同図に示すように、所定のクロック信号(CLOCK)と送信データ結合部570の出力(DATA)を受けてラインコーディング(line−coded)したデータを出力するEX−NOR(排他的NOR)論理部で構成される。
【0025】
図7Bはラインコーディング部590の動作波形図であって、“DATA”は送信データ結合部570の出力波形を、“DATA OUT”はラインコーディング部590の出力波形をそれぞれ示す。“CLOCK”は入力されるクロック信号の波形を示している。
【0026】
図8は図2に示す復調部230の詳細構成図である。この例の復調部230は、受信変換部220から動作クロックOPCLKを受けてクロックデータを検索し、受信データの開始を知らせる受信制御信号を出力する初期クロック検索部810と、受信変換部220から入力されるディジタル受信データRXD1を、初期クロック検索部810から入力される受信制御信号に対応させて出力する受信データ制御部820と、この受信データ制御部820を通して受信データRXD1を受け、送受信制御部270のタイミング制御信号に同期して受信データRXD1をラインデコーディングし出力するラインデコーディング部830と、ラインデコーディング部830の出力データを受け、その信号歪みを訂正して出力する信号歪み訂正部840と、この信号歪み訂正部840の出力データからヘッダデータ及び同期データを検索し、その検索結果を出力するヘッダ及び同期検索部850と、信号歪み訂正部840の出力データを入力とし、ヘッダ及び同期検索部850の検索結果に応答してその入力データからヘッダデータ及び同期データを除去し出力するデータ検索部860と、このデータ検索部860の出力データをPNコード発生部260から入力されるPNコード(PN CODE)により帯域逆拡散した後に出力するEX−ORゲート部870と、このEX−ORゲート部870の出力データを受け、該データに含まれる誤りコードを使用して順方向誤り訂正し受信復調データRXDを出力する誤り訂正部880と、受信復調データRXDを受けて一時貯蔵した後にCPU123に出力する受信バッファ890と、から構成される。
【0027】
図9Aは図8に示す受信データ制御部820の詳細構成図で、受信データ制御部820はAND論理部から構成されている。図9Bは図9Aに示す受信データ制御部820の動作波形図である。
【0028】
図10Aは図8に示すラインデコーディング部830の詳細構成図で、EX−NOR論理部から構成されることを示している。図10Bは図10Aに示すラインデコーディング部830の動作波形図である。
【0029】
図11Aは図8に示す信号歪み訂正部840の詳細構成図である。信号歪み訂正部840は、ラインデコーディング部830から出力されるデータ(DATA IN)を所定の周期でラッチ出力するフリップフロップ1110と、このフリップフロップ1110の出力データを受けて出力し、その際に論理“ハイ”の入力に対する計数値を発生するカウンタ1120と、このカウンタ1120の計数値を受けてフリップフロップ1110のクロック周期を制御するビット制御及びクロック制御部1140と、多数の基準値を貯蔵するマジョリティレジスタ(majority register)1150と、カウンタ1120の出力とマジョリティレジスタ1150の貯蔵基準値とを比較してその結果を出力(REAL DATA)する比較器1130と、から構成される。
【0030】
図11Bは図11Aに示す信号歪み訂正部840の動作波形図である。
【0031】
図12は図8に示すヘッダ及び同期検索部850の詳細構成図である。その構成は、信号歪み訂正部840の出力データを、それぞれで4ビット及び2ビットずつシフト入力して一時貯蔵する第1シフトレジスタ1250及び第2シフトレジスタ1210と、所定の同期データ(一例として“0101”)を貯蔵する同期データ貯蔵部1270と、その同期データと第1シフトレジスタ1250に貯蔵されたデータを比較し、その結果に応じた同期比較データ(SYNC COMPARING DATA)を出力する第1比較器1260と、該同期比較データに応じて第2シフトレジスタ1210からシフト出力されたデータを一時貯蔵するレジスタ1220と、所定のヘッダデータ(一例として“00”)を貯蔵しているヘッダデータ貯蔵部1240と、レジスタ1220の貯蔵データ、ヘッダデータ、同期比較データを入力とし、同期比較データに対応して他の2つの入力データ(前記貯蔵データ、ヘッダデータ)を比較し、その結果に応じたヘッダ比較データ(HEADER COMPARING DATA)を出力する第2比較器1230と、からなる。
【0032】
図13は、本実施例におけるSSモデムで、伝送対象の8ビットの実データ(real data)が164ビットに変調伝送され、そして8ビットの実データに復調されるまでのデータフォーマット変化状態を示す流れ図である。
【0033】
次に、以上説明した構成に基づいて、図13を参照してこの実施例による通信について詳細に説明する。尚、以下の説明では、8ビットの実データ伝送を一例として説明することにする。
【0034】
まず、図5に示す送信バッファ510は、CPU123から並列に送られてくる8ビットの実データを4ビットずつ(D0〜D3:4a、D4〜D7:4b)貯蔵する。この後、送信バッファ510は内部に貯蔵された実データ(D0〜D3:4a、D4〜D7:4b)をシリアル出力する。
【0035】
誤りコード発生部530は、送信バッファ510から出力される実データを受け、4−7−1ハミングコードを用いて4ビットにつき3ビットのパリティビット(C0〜C2、C3〜C5)を生成及び組合わせてデータ4c、4dを出力する。
【0036】
EX−ORゲート部550はPNコード結合手段であって、データ4c、4dを受けてPNコードで帯域拡散を行い、56ビットのデータ4e(D00〜C53)として出力する。すなわち、データD0〜D3にC0〜C2を追加し、データD4〜D7にC3〜C5を追加すると、このときPNコードにより1ビットのデータがそれぞれ4ビットのデータ(例えばD0→D00、D01、D02、D03)に帯域拡散される。尚、PNコードの1単位4ビットを適当に選定・変化させることにより秘話機能を適宜加えることができる。
【0037】
送信データ結合部570で、帯域拡散されたデータ4eは第1シフトレジスタ610(図6)に1ビットずつ入力される。そして、送受信制御部270のタイミング制御により送信データ結合部570の出力フォーマットが制御される。まず、送受信制御部270は第2選択器645を制御し、データ4eより先に、同期及び初期クロック貯蔵部640から初期クロックデータを第3シフトレジスタ650に出力させる。さらに、送受信制御部270は、初期クロックデータの出力が終わると同期及び初期クロック貯蔵部640から同期データを出力させる。その後、送受信制御部270は第1選択器625を制御し、ヘッダデータ貯蔵部620からヘッダデータを出力させる。そして、初期クロックデータ、同期データ、ヘッダデータの出力が終わると、送信データ結合部570はデータ4eを順次送って所定の受信用情報を含んだ82ビットのシリアルデータ4fとして出力する。このときの所定の受信用情報とは、初期クロックデータ、同期データ、ヘッダデータ(I0〜I19)、(S0、S1、S2、S3)、(H0、H1)を意味する。
【0038】
ラインコーディング部590は受信用情報を含むデータ4fを受け、所定のクロック信号に対応してラインコーディングする。このとき、ラインコーディング部590はEX−NOR論理部をもつので、クロック信号に同期して入力データ(DATA)を図7Bに示すようにラインコーディングし、164ビットのデータ4g、すなわち送信変調データTXD1として出力する。このラインコーディングは、“1”や“0”の連続したデータを防止するためのものである。したがって、実際にラインに伝送される情報量は164ビットとなる。また、初期クロックデータが20ビットの同一情報を送るので、実際のラインには上述のような20個の初期クロック(I0〜I19)が伝送される。
【0039】
送信変換部240内の送信フィルタ部420は、送信変調データTXD1を受けて狭帯域のアナログ信号に変換する。すなわち上述したように、まず第1HPF427が送信変調データTXD1のDC成分と低周波成分を除去する。次いで第1、第2LPF425、423が第1HPF427の出力から高周波成分を除去する。さらに、第2HPF421により、第2LPF423の出力中の低周波成分が主通信帯域、例えば音声帯域に混入しないように濾波される。そして、送信ゲイン制御部410が、伝送線路に送るために送信フィルタ部420の出力信号の大きさを調整し、ライン整合部210を介して伝送線路に出力する。
【0040】
続いて、本実施例における受信変換部220及び復調部230について説明する。
【0041】
受信変換部220内の受信フィルタ部310は、ライン整合部210より入力されるアナログ情報信号を濾波して対象信号成分を抽出する。すなわち、第1、第2、第3HPF301、303、305が、アナログ情報信号から主通信帯域、例えば音声帯域を除去し、対象信号成分のみを通過させる。さらに第1、第2LPF307、309が、第3HPF305の出力信号から対象信号成分以上の高周波成分を除去する。
【0042】
スロープ訂正部320は、受信フィルタ部310の出力を受け、A/D変換を容易にするために入力信号のスロープを訂正し出力する。次いで増幅部330がスロープ訂正部320の出力信号を増幅する。そして、レベル変換部335が増幅された信号をTTLレベルによる動作クロックOPCLKとして出力する。また、ビットスライス部340はスロープ訂正部320の出力信号を受け、TTLレベルによるディジタル受信データRXD1として変換出力する。
【0043】
復調部230の初期クロック検索部810は、レベル変換部335から動作クロックOPCLK、すなわちデータ4h(I191〜I00)を受けてクロックデータを検索し、その検索結果に応じて受信データRXD1の検出有無を示す受信制御信号を出力する。受信データ制御部820は、受信変換部220から受信データRXD1を受け、初期クロック検索部810の受信制御信号に応答して受信データRXD1、すなわちデータ4i(S00〜C531)を出力する。さらにラインデコーディング部830は、受信データ制御部820から受信データRXD1を受け、図10Aに示すようにEX−NOR論理部で所定のクロック信号(CLOCK)に対応して図10Bに示すようなデコーディングデータ(DATA OUT)、すなわちデータ4jを出力する。このときのクロック信号には送受信制御部270のタイミング制御信号を使用する。そして、信号歪み訂正部840が入力信号に対し所定の基準値に従って信号歪みの訂正を行う。
【0044】
この訂正過程について、図11Aのブロック構成図と図11Bのタイミング図を参照して詳細に説明する。ビット制御及びクロック制御部1140は、フリップフロップ1110にデータが入力(INPUT DATA)されると、クロックパルス(CLK)を受けて入力データの1ビットに該当する時間分のクロック信号(CLK OUT)と制御信号(CONTROL SIGNAL)を発生する。クロック信号はフリップフロップ1110に提供され、制御信号は1ビットの終了に際してカウンタ1120をクリアするために使用される。
【0045】
カウンタ1120はフリップフロップ1110の“ハイ”状態の出力を計数する。このとき、比較器1130は、カウンタ1120が1ビット該当時間の間に計数した値をマジョリティレジスタ1150の基準値と比較する。そして比較器1130は、比較した計数値が大きいと“ハイ”状態の出力を行い、一方、比較した計数値が小さい又は同じであれば“ロウ”状態の出力を行う。
【0046】
この信号歪み訂正部840の出力データから実データを抽出するために同期データとヘッダデータを検出する必要があり、同期データについては送信側からの値が正確でなければならない。もし、同期データに誤りが発生すれば実データの抽出は不可能になる。ヘッダデータは2ビットで構成されるが、値が“00”であればこれを実データではなく仮想データの情報と判断し、“00”以外の値に対してのみ実データと判断する。
【0047】
この実施例におけるSSモデムはTCM(Time Compression Multiplexing)伝送方式の通信構造を有しており、マスタ(master)部とスレーブ(slave )部に区分される。すなわち、スキャナ120側のSSモデム121がマスタ部となり、端末機110のSSモデムがスレーブ部となる。このTCM伝送方式はマスタ部がデータを送っているときにスレーブ部でもデータを送ることができ、有効データの判断は伝送フォーマットのヘッダデータを用いて行う。つまり、ヘッダデータが(0,0)であれば実データではなく仮想データとみなす。上述の仮想データはCPU123から送られたデータではなく、SSモデム121自体が発生したもので、受信側の受信バッファ(890)には貯蔵されないデータである。また、スレーブ部には仮想データ、実データに関係なく受信用情報があり、送信バッファ(510)にデータがあれば実データを伝送する。このときのヘッダデータは必ず(0,0)以外の(0,1)、(1,0)、(1,1)のいずれかとしなければならない。スレーブ部は、送信バッファに貯蔵されたデータがなければ、(0,0)のヘッダデータを含んだ仮想データを伝送することになる。
【0048】
マスタ部はデータを伝送する周期を発生させ、この周期は、送信後に受信データを受けることのできる間隔とされた一定の周期で、マスタ同期によって決定される。マスタ部がその周期に応じてデータを伝送すると、スレーブ部は実際に伝送線路上で生じる遅延時間を経た後にそのデータを受信する。そして、スレーブ部は受信後一定の時間が経つとデータを伝送し、マスタ部はこのデータを受信すると次のフレーム、すなわちマスタ同期に合わせて更にデータを伝送する。このような初期手続中に、PNコードを決定して秘話機能を与えることもできる。
【0049】
ここに、ヘッダ及び同期検索部850の動作を図12を参照して説明する。まず、第1シフトレジスタ1250及び第2シフトレジスタ1210が入力データをそれぞれ4ビット及び2ビットずつ貯蔵する。第1比較器1260は、第1シフトレジスタ1250に貯蔵されたデータと同期データを比較し、その結果を示す同期比較データを出力する。レジスタ1220は、発生された同期比較データに対応して第2シフトレジスタ1210に貯蔵されたデータを一時貯蔵する。第2比較器1230は、レジスタ1220の貯蔵データとヘッダデータを入力としてこれら2つの入力データ(貯蔵データ、ヘッダデータ)を比較し、その結果を示すヘッダ比較データを出力する。
【0050】
データ検索部860は、このようにしてデータ4jからヘッダデータ及び同期データが検索されると、それらデータを除去してデータ4kを出力する。続くEX−ORゲート部870は逆拡散手段であって、PNコード発生部260から入力されるPNコードに従ってデータ4kを逆拡散し、データ4mとして出力する。このときもし、送信側のPN値と受信側のPN値が異なっていると、データの抽出は不可能である。
【0051】
誤り訂正部880は、逆拡散で得られたデータ4mを7ビットのデータ4n、4oに分離し、これら入力データ4n、4o内の誤りコードにより誤り訂正を遂行する。すなわち、誤り訂正部880は各7ビットのデータについて誤り訂正を行ってそれぞれ4ビットのデータ4p、4qを出力する。そして、データ4p、4qは受信バッファ890で並列データのデータ4rとして変換貯蔵される。その後、受信バッファ890はデータを受信した状態であることをCPU123に知らせ、データが読出されるようにする。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、主通信帯域以外の帯域(例えば音声通信では20KHz以上)で特定の周波数でない帯域拡散された周波数帯域を用いて伝送を行うので、主通信サービスに影響を与えることなく更なる別の双方向通信を可能とし、例えば音声通信におけるクロストーク等の不具合を極力抑制することができる。また、帯域拡散方式を用いることで秘話機能をもち得るので、通信情報の保安信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遠隔情報処理システムのブロック構成図。
【図2】本発明に係る帯域拡散通信方式のデータ変復調装置のブロック構成図。
【図3】図2における受信変換部220の詳細を示すブロック構成図。
【図4】図2における送信変換部240の詳細を示すブロック構成図。
【図5】図2における変調部250の詳細を示すブロック構成図。
【図6】図5における送信データ結合部570の詳細を示すブロック構成図。
【図7】Aは、図5におけるラインコーディング部590の詳細を示すブロック構成図で、Bは、その動作波形図。
【図8】図2における復調部230の詳細を示すブロック構成図。
【図9】Aは、図8における受信データ制御部820の詳細を示すブロック構成図で、Bは、その動作波形図。
【図10】Aは、図8におけるラインデコーディング部830の詳細を示すブロック構成図で、Bは、その動作波形図。
【図11】Aは、図8における信号歪み訂正部840の詳細を示すブロック構成図で、Bは、その動作波形図。
【図12】図8におけるヘッダ及び同期検索部850の詳細を示すブロック構成図。
【図13】本発明の実施例におけるデータフォーマットの変化状態を説明する流れ図。
【符号の説明】
121 SSモデム(データ変復調装置)
210 ライン整合部
220 受信変換部
230 復調部
240 送信変換部
250 変調部
260 PNコード発生部
270 送受信制御部

Claims (5)

  1. 主通信帯域に影響を与えることなく同じ伝送線路で別の情報通信を可能とする帯域拡散通信方式のデータ変復調装置であって、
    PNコードを生成出力するPNコード発生手段と、
    送受信データの変復調タイミングを制御するためのタイミング制御信号を出力する送受信制御手段と、
    送信データから誤り訂正コードを発生して当該送信データに組合せ、誤り訂正コードを含んだ送信データとしてシリアル出力する誤りコード発生手段と、この誤りコード発生手段から出力される送信データを受け、PNコードを用い帯域拡散させて出力するPNコード結合手段と、この帯域拡散された送信データを受け、前記送受信制御手段のタイミング制御信号に同期して当該送信データ内のデータ有無、受信同期、データ開始を知らせる受信用情報を当該送信データに組合せる送信データ結合手段と、この受信用情報を含んだ送信データを受け、同一データの連続伝送を避けるためにラインコーディングして送信変調データとして出力するラインコーディング手段と、から構成される変調手段と、
    送信変調データをアナログ情報信号に変換して伝送線路を通じて出力する送信変換手段と、
    伝送線路を通じて入力されるアナログ情報信号から、受信データをディジタル変換出力すると共に動作クロックを生成出力する受信変換手段と、
    この受信変換手段から動作クロックを受けて受信データの開始を検索し、データ受信を制御する受信制御信号を生成出力する初期クロック検索手段と、ディジタル変換された受信データを受け、前記受信制御信号に対応して当該受信データの出力を制御する受信データ制御手段と、この受信データ制御手段から受信データを受け、前記送受信制御手段のタイミング制御信号に同期してラインデコーディングし出力するラインデコーディング手段と、このラインデコーディングされた受信データを受け、貯蔵してある所定の基準値と比較して信号歪みを訂正し出力する信号歪み訂正手段と、この信号歪み訂正手段から受信データを受け、当該受信データ内の受信用情報を検索して検索結果を出力する受信用情報検索手段と、この受信用情報検索手段の検索結果に対応して、前記信号歪み訂正手段より出 力される受信データから受信用情報を除去して出力するデータ検索手段と、この受信用情報が除去された受信データを受けてPNコードを用い逆拡散させる逆拡散手段と、この逆拡散された受信データを受け、当該受信データ内の誤り訂正コードにより誤り訂正して受信復調データとして出力する誤り訂正手段と、から構成される復調手段と、
    から構成されることを特徴とするデータ変復調装置。
  2. 送信変換手段は、送信変調データを受けてアナログ信号に変換出力する送信フィルタ部と、この送信フィルタ部の出力信号を受け、該出力信号の大きさを調整して出力する送信ゲイン制御手段と、から構成される請求項1記載のデータ変復調装置。
  3. 送信フィルタ部は、送信変調データ信号を受けてDC成分をカップリングすると共に低周波成分を除去する第1高域フィルタと、この第1高域フィルタの出力信号を受けて高周波成分を除去する低域フィルタと、この低域フィルタの出力を受けてディジタル成分が主通信帯域にかからないよう濾波する第2高域フィルタと、から構成される請求項2記載のデータ変復調装置。
  4. 受信変換手段は、伝送線路を通じて受信されるアナログ情報信号を濾波して変換対象の信号成分を抽出し出力する受信フィルタ部と、この受信フィルタ部の出力を受けてスロープを訂正し出力するスロープ訂正手段と、このスロープ訂正された出力信号を受けて増幅する増幅器と、この増幅された信号をTTLレベルに変換して動作クロックを出力するレベル変換手段と、前記スロープ訂正された出力信号を受け、該出力信号の変化に応じてTTL信号に変換し、ディジタル受信データとして出力するビットスライス手段と、から構成される請求項1記載のデータ変復調装置。
  5. 主通信帯域に影響を与えることなく同じ伝送線路で別の情報通信を可能とする帯域拡散通信方式のデータ変復調装置であって、PNコードを生成出力するPNコード発生手段と、送受信データの変復調タイミングを制御するためのタイミング制御信号を出力する送受信制御手段と、送信データから誤り訂正コードを発生して当該送信データに組合せシリアル出力する誤りコード発生手段と、誤りコード発生手段から出力される送信データを受け、PNコードを用い帯域拡散させて出力するPNコード結合手段と、この帯域拡散された送信データを受け、前記送受信制御手段のタイミング制御信号に同期して当該送信データ内のデータ有無、受信同期、データ開始を知らせる受信用情報を当該送信データに組合せる送信データ結合手段と、この受信用情報を含んだ送信データを受け、同一データの連続伝送を避けるためにラインコーディングして送信変調データとして出力するラインコーディング手段と、送信変調データを受けてアナログ情報信号に変換する送信フィルタ部と、この送信フィルタ部の出力信号を受け、該出力信号の大きさを調整して伝送線路へ出力する送信ゲイン制御手段と、伝送線路を通じて受信されるアナログ情報信号を濾波して変換対象の信号成分を抽出し出力する受信フィルタ部と、この受信フィルタ部の出力を受けてスロープを訂正し出力するスロープ訂正手段と、このスロープ訂正された出力信号を受けて増幅する増幅器と、この増幅された信号をTTLレベルに変換して動作クロックを生成出力するレベル変換手段と、前記スロープ訂正された出力信号を受け、該出力信号の変化に応じてTTL信号に変換し、ディジタル受信データとして出力するビットスライス手段と、前記動作クロックを受けて受信データの開始を検索し、データ受信を制御するための受信制御信号を生成出力する初期クロック検索手段と、前記ディジタル変換された受信データを受け、前記受信制御信号に対応して当該受信データの出力を制御する受信データ制御手段と、この受信データ制御手段から受信データを受け、前記タイミング制御信号に同期してラインデコーディングし出力するラインデコーディング手段と、このラインデコーディングされた受信データを受けて貯蔵してある所定の基準値と比較し、当該受信データの歪みを訂正して出力する信号歪み訂正手段と、この信号歪み訂正手段から受信データを受け、当該受信データ内の受信用情報を検索して検索結果を出力する受信用情報検索手段と、この受信用情報検索手段の検索結果に対応して、前記信号歪み訂正手段より出力される受信データから受信用情報を除去して出力するデータ検索手段と、この受信用情報が除去された受信データを受けてPNコードを用い逆拡散させる逆拡散手段と、この逆拡散された受信データを受け、当該受信データ内の誤り訂正コードにより誤り訂正して受信復調データとして出力する誤り訂正手段と、から構成されることを特徴とするデータ変復調装置。
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