JP3589522B2 - 連結形手摺 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単位手摺を連結して設置する連結形手摺に関する。
【0002】
【従来の技術】
階段、廊下等で有用な手摺は、比較的大規模な建造物にその設置が行われる以外に、近年戸建住宅でも安全な居住環境を確保するためにその設置数が増加している。しかしながら戸建住宅を建築する場合には、その施工者は主として小規模経営の大工等であり、金属製の笠木受に柔軟な笠木を嵌合する作業すら不慣れな場合が多く、更に曲りを伴うような手摺を得るために手摺を曲げ加工するような設備器具を所有することは極めて希なので、住宅の廊下、階段の形状や寸法に相応しく設置された優れた機能を有する工業製品による手摺は殆ど見ることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記したような手摺設置の困難さを解決するために、発明者は、設置現場での作業を可能な限り省略することができる手摺の開発を検討した。そして工場出荷の状態がそのまま設置状態となるような比較的短い寸法で曲り形状等を含む各種の単位手摺を予め工場生産し、設置現場では簡単な作業でこれら単位手摺を連結した上で設置壁面に取付けることのできる新規な連続形手摺を開発した。それ故、本発明が解決しようとする課題は、種々の設置環境を有する戸建住宅等の設置現場において特別な設備器具を使用することなく簡単な設置作業によって優れた機能を有する工業製品による手摺を設置することができる連結形手摺を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の連結形手摺は、頂壁両端から垂下する両垂下壁を有すると共に下側が開いた略溝形断面をなし、該両垂下壁内面下方に対向する下部内方突縁が突設されて該両下側突縁間に下側開口が形成され、該下側開口より上位置で該頂壁と該両垂下壁とで囲まれる挿入空間を有する硬質材料製笠木受に対し、馬蹄形状断面を有する柔軟材料製の笠木によって該笠木受の外周が被覆されている単位手摺相互の連結部において、該笠木受の該挿入空間に対応する断面を有すると共に長さ方向所定間隙を開けて底面側から押しネジが螺合されている連結杆の長さ方向中央部底面に一端が設置壁面に固定される脚部他端が直角状に接合された硬質材料製の連結部ブラケットにおける該連結杆の両端側が、連結すべき双方の単位手摺の対向する挿入空間に挿入され、双方の該単位手摺のそれぞれの小口面が対面した状態で、該連結部ブラケットの該連結杆における該押しネジが締着されていて双方の該単位手摺が連結されていることを主な特徴とする。
【0005】
より具体的に、本発明の連続形手摺は、頂壁両端から垂下する両垂下壁を有すると共に下側が開いた略溝型断面をなし、該頂壁と該両垂下壁との交点内側において断面長方形状の両上部内側突縁が突設され、両垂下壁下方内側に対向状に断面長方形状の両下部内側突縁が突設されて該両下部内側突縁間に下側開口が形成され、該下側開口に連通する内部中央空隙は、両該上部内側突縁間に形成される頂部内側空隙及び双方の該上部内側突縁と該下部内側突縁との間に形成される双方の側部内側空隙とに連通された笠木受に対し、馬蹄形状断面をなしその両開口縁に沿って両鉤状縁が形成された弾力性材料製の笠木が、該笠木受の外周を被覆すると共に該両鉤状縁が該笠木受の両垂下壁両下縁に係止されて取付けられた単位手摺相互の連結部において、該笠木受の双方の該側部内側空隙を結ぶ挿入空間に対応する断面を有すると共に長さ方向所定間隙を開けて底面側から押しネジが螺合されている連結杆の長さ方向中央部底面に一端が設置壁面に固定される脚部他端が直角状に接合された連結部ブラケットにおける該連結杆の両端側が、連結すべき双方の単位手摺の対向するそれぞれの端部の該笠木受に於ける該挿入空間に挿入され、また該笠木断面に対応する外周と該連結杆が通過しうる通過用切欠とが形成された薄板状の本体部から該通過用切欠部上側で厚さ方向両側に該手摺笠木の該頂部内側空隙に対応する断面を有する保持突片が突設された弾性材料製の目地部材における双方の該保持突片が、連結すべき双方の該単位手摺の対向するそれぞれの該頂部内側空隙に挿入され、該目地部材の該本体部両面に双方の該単位手摺のそれぞれの小口面が密着した状態で、該連結部ブラケットの該連結杆における該押しネジが締着されていて双方の該単位手摺が連結されていることを特徴とする。
【0006】
また前記目地部材に関して、前記目地部材の本体部は、前記笠木断面よりやや小さい外形を有すると共に、該本体部の外周部には外周面に向って広がる鳩尾状厚肉縁が形成され、また該外周面には該本体部の厚さ方向に凹条面が形成されていることを特徴とする。
【0007】
さらに前記目地部材に関して、前記目地部材の通過用切欠部の対向する下部両側には対向する一対の係止突縁が突設され、また前記目地部材の保持突片は、前記目地部材の本体部から垂直状に、または少なくとも一方の該保持突片が下向きに傾斜状に突設されていることを特徴とする。
【0008】
また前記笠木受に対する前記笠木の伸縮防止手段として、前記笠木受には、前記両垂下壁の上下端外側において外面が円弧状をなす上部及び下部の外側突縁が外方に突設されることにより、前記単位手摺には、該垂下壁外面と該上部外側突縁と該下部外側突縁と該笠木内面とで囲まれる双方の側部外側空隙が形成され、また前記笠木の頂部内側には該笠木受の頂壁に外接すべき一対の内面突条が間隔をおいて突設されることにより、該単位手摺には、該笠木受の該頂壁上に一対の該内面突条で挟まれる頂部外側空隙が形成され、該単位手摺の端部から所定距離を隔てた双方の該側部外側空隙及び該頂部外側空隙の全箇所または一部箇所において、尖頭突起が取付板部から垂設された伸縮防止部材における該取付板部が該笠木受に止着されると共に該尖頭突起が該笠木に刺通されていることを特徴とする。
【0009】
さらに、前記単位手摺個別の設置壁面への固定手段として、前記単位手摺の長さ方向中間部において、一端を設置壁面に固定される中間部ブラケットの他端側が、前記笠木受の下側開口を通過してその先端部分が頂部内側空隙に嵌合され且つ該笠木受の一方の垂下壁における上部内側突縁および下部内側突縁に圧着された状態に固定されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明による連結形手摺の設置状態を示したものである。図中符号1は階段、2は踊場、3は設置壁面、4は手摺全体、5,5,5……は各種形状の単位手摺、6は単位手摺の連結部、7は連結部ブラケット、8は中間部ブラケットである。実際には住宅の階段1では階段幅員が狭いために階段両側に手摺を設置することは希であるが、図1は、住宅の階段で採用される手摺全体4の長さ方向における形状は複雑であるので、本発明における単位手摺5,5,5……のその長さ方向の形状も多岐に亘る点を説明しようとするものである。住宅に長さ方向形状が複雑な手摺全体4を1部材として加工し設置することは、笠木受に笠木を嵌合する作業すら困難な小規模業者では到底手に負える作業でなく、手摺加工や設置の専門業者に依頼することになるが、複雑な形状を有するために寸法合わせ等に手間取り、また手摺全体4は大型で且つ複雑な形状を有するためにその輸送や設置現場への搬出入が容易でなく、工期が遅延する傾向を有すると共に莫大な設置費用を必要とする。
【0011】
本発明は、分割した数個の単位手摺5,5,5……を連結して手摺全体4を形成するものである。数個の単位手摺5,5,5……に分割することにより、手摺の曲げ作業ばかりでなく、笠木受に笠木を嵌合する作業等も工場で予め行うことが可能であり、出荷された単位笠木5,5,5……をそのまま設置壁面3に取付ることによって手摺全体4が完成するから、小規模の施工業者でも容易に且つ安価に手摺を設置することが可能である。尤も設置現場において多少の手摺加作業工が必要な場合も生じるが、後述するように、かかる加工作業は簡単であるから熟練者でなくとも、充分に作業を遂行することが可能である。分割した単位手摺5,5,5……は比較的に短尺であり、またその他の設置用部材も小形状であるから、部材の輸送や住宅等の狭い設置現場への部材の搬出入は容易である。
【0012】
単位手摺5,5,5……は、長さ方向形状や寸法が異なった各種のものを用意しなければならない。しかしながら発明者の調査の結果、住宅の階段や廊下等は一定のモデュールで設計されており、また階段の種類も直階段、折階段等の建築構造上慣用されている階段構造が採用されているために、単位手摺の長さ方向形状や寸法は類型化できるので、格別多種類の単位手摺を用意する必要性がないことが判明した。また単位手摺の長さは比較的に短いので、特別な長さ方向形状や寸法を有する単位手摺でも、加工工場で容易にまた短時間に曲げ加工等を行うことができる上に、単位手摺の設置現場への輸送、搬出入を容易に行うことができるので、需要に応じて逐次加工を行っても、施工期間に影響を与えない。単位手摺5,5,5……には、各種寸法の直線状単位、1箇所または2箇所の曲折部を有する単位、さらに図1に見られるような折階段用の単位等が採用される。
【0013】
本発明の連結形手摺における単位手摺5の横断面が図2に示される。単位手摺5は、いずれも同一断面の金属、硬質合成樹脂等の硬質材料製の笠木受10と、これを被覆する同一断面の軟質合成樹脂や半硬質合成樹脂等の柔軟材料製の笠木25とより形成される。図2で明らかなように、笠木受10は、頂壁11両端から垂下する両垂下壁12,12を有すると共に下側が開いた略溝型断面をなし、頂壁11と両垂下壁12,12との交点内側において断面長方形状の両上部内側突縁14,14が突設され、垂下壁12,12下方内側に対向状に断面長方形状の両下部内側突縁15,15が突設されて両下部内側突縁15,15間に下側開口13が形成され、下側開口13に連通する内部中央空隙16は、両上部内側突縁14,14の間に形成される頂部内側空隙17及び双方の上部内側突縁14と下部内側突縁15との間に形成される双方の側部内側空隙18,18とに連通されている。
【0014】
また笠木受10の外周側では、両垂下壁12,12の上下端外側において外面が円弧状をなす上部外側突縁19,19及び下部外側突縁20,20が外方に突設されている。他方、笠木25は、馬蹄形状断面をなしその両開口縁に沿って両鉤状縁26,26が形成されており、笠木受10の上部外側突縁19,19および下部外側突縁20に接して笠木受10の外周を被覆すると共に両鉤状縁26,26が笠木受10の両垂下壁12,12両下縁に係止されて取付けられている。また笠木25の頂部内側には笠木受10の頂壁11に外接すべき一対の内面突条27,27が間隔をおいて突設されている。
【0015】
したがって笠木受10に笠木25を被覆した状態において、笠木受10と笠木25との間には、笠木受10の垂下壁12外面と上部外側突縁19と下部外側突縁20と笠木25内面とで囲まれる双方の側部外側空隙21,21が形成され、また笠木受10の頂壁11上に一対の内面突条27,27で挟まれる頂部外側空隙22が形成される。かかる単位手摺5は設置時にその笠木25の全周を手で握り締めることができる太さとされ、把持が確実に行えるので把持した手が滑って事故を起すような虞がない。単位手摺5は、最初にその笠木受10をベンダー等によって所定形状に曲げ加工した後に笠木受10に笠木25を被覆して製造される。曲げ加工は笠木受10の両端部から所定距離おいた位置から中央部方向にかけて行われ、それにより笠木受10の両端部付近は長さ方向に直線形状が保たれる。図中28は、内部空隙29が縦通している柔軟材料製の目隠しチューブであって、後述する連結部ブラケット7、中間部ブラケット8等が突出されない箇所において笠木25の両鉤状縁26,26間に弾性的に嵌合され、下側開口13および笠木25の両開口縁間を閉塞し、笠木25表面の連続性を維持するようにされている。
【0016】
単位手摺5,5の連結部6の状態が図3乃至図5に示される。連結部6において連結すべき単位手摺5,5は、設置壁面3に固定される連結部ブラケット7によって相互の連結と同時に設置壁面3から支持された状態となる。金属、硬質合成樹脂等の硬質材料製の連結部ブラケット7は、設置壁面3に固定ネジ30で取付けられる固定板部31をその一端に備え且つ直角状に曲成された脚部32の他端に、笠木受10の双方の側部内側空隙18,18を結ぶ挿入空間に対応する断面を有すると共に長さ方向所定間隙を開けて底面側から押しネジ33,33……が螺合されている連結杆34の長さ方向中央部底面に直角状に接合されてなるものであって、連結部6において連結杆34の両端側が、連結すべき双方の単位手摺5,5の対向するそれぞれの端部の笠木受10における双方の側部内側空隙18,18を結ぶ挿入空間に挿入される。なお図中符号35は連結部ブラケット7の脚部32における固定板部31を被覆する脚部カバーである。
【0017】
また、単位手摺5,5の連結部には、単位手摺5,5のそれぞれの小口面に密着される目地部材40が介在される。図6乃至図8にその詳細が示されるように軟質合成樹脂、半硬質合成樹脂等の柔軟材料製の目地部材40は、笠木25の断面に対応する外周と連結部ブラケット7における連結杆34が通過しうる通過用切欠41とが形成された薄板状の本体部42から通過用切欠部41上側で厚さ方向両側に単位手摺5,5の頂部内側空隙17に対応する断面を有する保持突片43、43が突設されてなるものであり、連結部6において目地部材40の双方の保持突片43,43が、連結すべき双方の単位手摺5,5の対向するそれぞれの笠木受10,10における頂部内側空隙17,17に挿入される。目地部材40に保持突片43、43が形成されていることにより、目地部材40は保持突片43,43の挿入によって、自動的に単位手摺5に対する所定位置に位置決めされるので、作業の熟練者でなくとも目地部材40の外周が外側にはみ出して取付けられるようなことはない。
【0018】
そして保持突片43,43は、単位手摺5,5において連結部6付近ではその内部に何も介在されない頂部内側空隙17に挿入されるので、その挿入は容易に行うことができる。また通過用切欠部41の対向する下部両側に対向する一対の係止突縁46,46が突設されている場合には、通過用切欠部41を介して連結部ブラケット7における連結杆34に目地部材40を嵌合させた状態で、連結杆34と共に目地部材40の保持部材43を単位手摺の笠木受10に挿入することができる。目地部材40の本体部42両面に双方の単位手摺5,5のそれぞれの小口面が密着した状態で、連結部ブラケット7の連結杆34における押しネジ33,33……が締着されると、図3に示されるように、押しネジ33の先端部がそれぞれの単位手摺5における笠木受10の頂壁11を押圧し、その反力により連結部ブラケット7の連結杆34が両下部内側突縁15,15に圧着されて、双方の単位手摺5,5は連結状態が固定されるので、この状態で連結部ブラケット7の脚部32における固定板部31を設置壁面3に固定すれば、双方の単位手摺5,5は連結状態を保持しつつ連結部6において設置壁面3に止着固定されることになる。
【0019】
実際の設置においては、一方単位手摺5に連結部ブラケット7における連結杆34の前半を挿入固定した状態で連結部ブラケット7を設置壁面3に固定し、次に目地部材40の一側の保持突片43を当該単位手摺5に挿入し、次いで連結すべき単位手摺5に連結部ブラケット7における連結杆34の後半を挿入すると共に目地部材40の他側の保持突片43を挿入し、目地部材40の本体部42両面に双方の単位手摺5,5のそれぞれの小口面を密着させた状態で連結ブラケット7における連結杆34後半部分の押しネジ33を締着する要領で作業を行うことが効率的である。
【0020】
目地部材40は、双方の単位手摺5,5の連結部6において、見切効果を発揮させると共に、連結に伴う双方の単位手摺5,5の僅かな外形上の齟齬や、材端小口面の切断角度の相違に伴う目地幅の僅かな齟齬を、視覚的に補正する目的で設けられる。図4に示されるように、目地部材40の本体部42は笠木25の断面に対応した笠木25の断面よりやや小さい外形を有するように形成して引込み目地状とした場合には、手摺使用上の違和感や抵抗がなく、また外観上も優れた結果を得ることができる。また図8で明らかなように、本体部42の外周部には外周面に向って広がる鳩尾状厚肉縁44が形成され、且つ外周面には本体部42の厚さ方向に凹条面45が形成されている。
【0021】
鳩尾状厚肉縁44を有することにより、たとえ双方の単位手摺5,5の両小口面が平行状態とならない場合でも、小口面接近部では鳩尾状厚肉縁44が大きく変形し、また小口面非接近部では鳩尾状厚肉縁44が小さく変形して両小口面に密着するから、連結部6において目地部材40の本体部42と両小口面との間に隙間を発生させることはない。凹条面45は鳩尾状厚肉縁44が大きく圧縮されて変形した場合に本体部42の外周面が盛上がる現象を緩和し、目地部の外観を優美に保つことに役立つ。さらに図に示された目地部材40の保持突片43は、本体部42から垂直状に突設されているが、少なくとも一方の保持突片43が本体部42から下向きに傾斜状に突設されている態様も存在する。
【0022】
目地部材40を取付ける場合に、連結部ブラケット7の連結杆34に目地部材40の本体部42における通過用切欠41を嵌合させてから連結杆34および目地部材40の保持突片43を共に笠木受10へ挿入するようにすると作業が効率的であるが、保持突片43が本体部42から垂直状に突設されている場合には連結杆34に嵌合されている目地部材40が連結杆34上で滑りやすく、取付作業中時には目地部材40連結杆端部から抜落ちてしまう場合があり、取付作業を手間取らせる。他方少なくとも一方の保持突片43が下向きに傾斜状に突設されている場合には、保持突片43が連結杆34上面を押圧すると共に、その反力として係止突縁46が連結杆34下面を押圧して、連結杆34が目地部材40を支持するから、目地部材40は連結杆34上で滑ることがなく、取付作業を円滑に進めることができる。
【0023】
手摺の経年使用により、単位手摺5において、硬質材料製の笠木受10に対し軟質材料製の笠木25が伸縮し、笠木25が縮小した場合には、連結部6において目地部材40が対応しきれない隙間が生じてしまう虞がある。本発明では、その原因となる軟質材料製の笠木25の伸縮を防止するための手段として、図9に符号50で示される伸縮防止部材が採用される。金属製の伸縮防止部材50は、取付板部51から尖頭突起52,52……が垂設されると共に、取付板部51に取付孔が開設されてなるものであり、図2における側部外側空隙21および頂部外側空隙22の全箇所または一部箇所において、単位手摺5の両端部から所定距離をおいて笠木受10に取付孔を通じてタッピングネジ53によって取付けられ、該部における笠木25に尖頭突起52,52……が刺通される。該部における笠木25は伸縮防止部材50の取付位置に固定され、笠木25の伸縮は強制的に拘束される。
【0024】
伸縮防止部材50が単位手摺5の両端部から所定距離をおいて取付けられる理由は、単位手摺5の端部付近を切断して、単位手摺5の長さ調節を可能にするためである。単位手摺5の長さが所定の設置長さより僅かに長い場合には、長さの異なる他の単位手摺5を使用しないでも、単位手摺5の端部付近を切断して対応することができるから、単位手摺5の種類を減少させることが可能である。また切断作業は、単に鋸で単位手摺5の端部を長さ方向と垂直に切断するのみであるから、格別の熟練者でなくとも容易に行うことができる。
【0025】
比較的に長さの長い単位手摺5の場合や、設置される手摺の端部に位置する単位手摺5の場合には、単位手摺5の長さ方向中間部において、図10に符号8で示される中間部ブラケットを予め単位手摺5に取付けておき、設置個所で単位手摺5を設置壁面3に固定できるようにされている。硬質材料製の中間部ブラケット8は、連結部ブラケット7に比較してその構造は簡単であり、図10に示されるように等しい幅を有し、また図11に示されるように、設置壁面3に取付けられる固定板部55を一端に備え且つ直角状に曲成された本体の他端側が笠木受10の下側開口13を通過して笠木受10の頂部内側空隙17に達する形状を有するものである。
【0026】
単位手摺5における笠木受10に対する中間部ブラケット8の固定は、単位手摺5の笠木受10に笠木25が被覆されていない状態で、所定位置における笠木受10の下側開口13を通過するように中間部ブラケット8の他端側を挿入し、その先端部分を笠木受10の頂部内側空隙17に嵌合させた上で、タッピングネジ56を笠木受10の一方の垂下壁12から螺着して行われる。これにより中間部ブラケット8の他端側はタッピングネジ56によって引寄せられ、笠木受10の一方の垂下壁12における上部内側突縁14および下部内側突縁15に圧着状態で固定される。
【0027】
中間部ブラケット8が固定された笠木受10に笠木25を被覆して中間部ブラケット付の単位手摺5が完成される。通常中間部ブラケット8は単位手摺5の製造時に固定された状態で出荷され、設置現場において、連結部ブラケット7の設置壁面3への固定以外に、中間部ブラケット8の固定板部55が設置壁面3に固定されて手摺が設置される。しかしながら、中間部ブラケット8は工場のみならず設置現場においても、簡単な作業でその取付を行うことができる。即ち中間部ブラケット8が取付けられていない単位手摺5を温湯に浸せば笠木25は軟化して笠木受10から容易に取外すことができる。笠木25を取外した笠木受10の所定位置に前記のように中間部ブラケット8を取付け、その笠木受10に温湯に浸した笠木25を嵌合すれば、中間部ブラケット8付の単位笠木5が完成する。単位手摺5は比較的に短尺に形成されているから、温湯による処理も有り合せの器具で容易に行うことが可能であり、手摺加工のために特別な器具を準備する必要がない。
【0028】
本発明の連結形手摺を設置する場合には、種々の設置環境を有する住宅等の廊下、階段等に対応して設置に必要な形状や寸法を有する単位手摺5,5,5……を選択し、通常はそれら単位手摺5,5,5……をそのまま設置現場で連結固定すればよいので、その設置作業は簡単である。また必要に応じて単位手摺5の端部切断や単位手摺5への中間部ブラケット8の取付等の手摺加工を伴う場合も生じるが、かかる手摺加工も前記のように格別の器具を使用しないで熟練者でなくとも容易に行うことができるから、戸建住宅を専門に施工する中小施工業者でも容易に機能の優れた工業製品の手摺を設置することが可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の効果を要約すれば、次のとおりである。
A.連結形手摺を設置する場合には、種々の設置環境を有する住宅等の廊下、階段等に対応して設置に必要な形状や寸法を有する単位手摺を選択し、通常はそれら単位手摺をそのまま設置現場で単位手摺の連結と設置壁面への固定を行えばよく、またその連結固定作業は簡単であるから熟練者でなくとも容易にその設置作業を行うことができから、戸建住宅を専門に施工する中小施工業者でも容易に機能の優れた工業製品の手摺を設置することが可能である。
B.設置に際して、単位手摺の端部切断や、単位手摺への中間部ブラケットの取付等の手摺加工を伴う場合も生じるが、かかる手摺加工も格別の設備器具を使用しないで熟練者でなくとも容易に行うことができる。
C.単位手摺は比較的に短尺であり、その他設置に使用する部材も小形状を有するものであるから、部材の輸送、あるいは狭い住宅等の設置現場への部材の搬出入が容易である。
【0030】
D.連結部において連結すべき単位手摺は、設置壁面に固定される単一の連結部ブラケットの使用によって相互に連結することができると同時に設置壁面から支持することができる。連結部ブラケットによる単位手摺の連結は締着した押しネジの先端部がそれぞれの単位手摺における笠木受の頂壁を押圧し、その反力により連結部ブラケットの連結杆が両下部内側突縁に圧着されて、双方の単位手摺ので連結状態が固定されるので、簡単な作業で確実な連結状態を得ることができる。
E.双方の単位手摺の連結部において、見切効果を発揮させると共に、連結に伴う双方の単位手摺の僅かな外形上の齟齬や、材端小口面の切断角度の相違に伴う目地幅の僅かな齟齬を、視覚的に補正する目的で介在される目地部材は、本体部両面に突設した保持突片の笠木受への挿入によって、自動的に所定位置に位置決めされるから、目地部材の外周が外側にはみ出して取付けられるようなことがない。また保持突片は、連結部付近ではその内部に何も介在されない笠木受の頂部内側空隙に挿入されるので、その挿入は容易に行うことができる。
【0031】
F.目地部材の本体部を笠木の断面に対応した笠木の断面よりやや小さい外形を有するように形成して引込み目地状とした場合には、手摺使用上の違和感や抵抗がなく、また外観上も優れた結果を得ることができ、また、本体部の外周部には外周面に向って広がる鳩尾状厚肉縁が形成され、且つ外周面には本体部の厚さ方向に凹条面が形成されている場合には、たとえ双方の単位手摺の両小口面が平行状態とならない場合でも、小口面接近部では鳩尾状厚肉縁が大きく変形し、また小口面非接近部では鳩尾状厚肉縁が小さく変形して両小口面に密着し、凹条面は鳩尾状厚肉縁が大きく圧縮されて変形した場合に本体部の外周面が盛上がる現象を緩和するから、連結部において目地部材の本体部と両小口面との間に隙間を発生させることがなく、目地部の外観が優美に保たれる。
【0032】
G.目地部材における通過用切欠部の対向する下部両側に対向する一対の係止突縁が突設されるときには、通過用切欠部を介して連結部ブラケットにおける連結杆に目地部材を嵌合させた状態で、連結杆と共に目地部材の保持部材を単位手摺の笠木受に挿入することができるので作業が効率的である。さらに少なくとも一方の保持突片が下向きに傾斜状に突設されている場合には、保持突片が連結杆上面を押圧すると共に、その反力として係止突縁が連結杆下面を押圧して、連結杆が目地部材を支持するから、目地部材は連結杆上で滑ることがなく、取付作業を円滑に進めることができる。
H.単位手摺の側部外側空隙および頂部外側空隙の全箇所または一部箇所において、単位手摺の両端部から所定距離をおいて笠木受に伸縮防止部材が取付けられるときには、該部における笠木には伸縮防止部材の尖頭突起が刺通されて取付位置に固定され、笠木の伸縮は強制的に拘束される。
【0033】
I.単位手摺の長さが所定の設置長さより僅かに長い場合には、長さの異なる他の単位手摺を使用しないでも、単位手摺の端部付近を切断して対応することができるから、単位手摺の種類を減少させることが可能である。また切断作業は、単に鋸で単位手摺の端部を長さ方向と垂直に切断するのみであるから、格別の熟練者でなくとも容易に行うことができる。
J.長さの長い単位手摺の場合や、設置される手摺の端部に位置する単位手摺の場合には、単位手摺の長さ方向中間部において、中間部ブラケットを予め単位手摺に取付けておき、中間部ブラケットの取付位置で単位手摺を設置壁面に固定できるようにされているが、単位手摺は比較的に短尺に形成されているから、中間部ブラケットは工場のみならず設置現場においても、有り合せの器具を使用して簡単な作業でその取付を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結形手摺の設置状況を示す斜視図である。
【図2】連結形手摺を構成する単位手摺の横断面図である。
【図3】連結部における連結形手摺の横断面図である。
【図4】連結部における連結形手摺の縦断面図である。
【図5】連結部における連結形手摺の分解斜視図である。
【図6】目地部材の正面図である。
【図7】目地部材の上面図である。
【図8】目地部材の縦断面図である。
【図9】伸縮防止部材を取付けた単位手摺の一部欠截斜視図である。
【図10】中間部ブラケットを取付けた単位手摺の斜視図である。
【図11】中間部ブラケットを取付けた単位手摺の横断面図である。
【符号の説明】
3 設置壁面 5 単位手摺
6 連結部 7 連結部ブラケット
8 中間部ブラケット 10 笠木受
11 頂壁 12 垂下壁
13 下側開口 14 上部内側突縁
15 下部内側突縁 16 内部中央空隙
17 頂部内側空隙 18 側部内側空隙
19 上部外側突縁 20 下部外側突縁
21 側部外側空隙 22 頂部外側空隙
25 笠木 26 鉤状縁
27 内面突条 32 脚部
33 押しネジ 34 連結杆
40 目地部材 41 通過用切欠部
42 本体部 43 保持突片
44 鳩尾状厚肉縁 45 凹条面
46 係止突縁 50 伸縮防止部材
51 取付板部 52 尖頭突起

Claims (6)

  1. 頂壁両端から垂下する両垂下壁を有すると共に下側が開いた略溝形断面をなし、該両垂下壁内面下方に対向する下部内方突縁が突設されて該両下部内方突縁間に下側開口が形成され、該下側開口より上位置で該頂壁と該両垂下壁とで囲まれる挿入空間を有する硬質材料製笠木受に対し、馬蹄形状断面を有する柔軟材料製の笠木によって該笠木受の外周が被覆されている単位手摺相互の連結部において、該笠木受の該挿入空間に対応する断面を有すると共に長さ方向所定間隙を開けて底面側から押しネジが螺合されている連結杆の長さ方向中央部底面に一端が設置壁面に固定される脚部他端が直角状に接合された硬質材料製の連結部ブラケットにおける該連結杆の両端側が、連結すべき双方の単位手摺の対向する挿入空間に挿入され、双方の該単位手摺のそれぞれの小口面が対面した状態で、該連結部ブラケットの該連結杆における該押しネジが締着されていて双方の該単位手摺が連結されていることを特徴とする連結形手摺。
  2. 頂壁両端から垂下する両垂下壁を有すると共に下側が開いた略溝型断面をなし、該頂壁と該両垂下壁との交点内側において断面長方形状の両上部内側突縁が突設され、両垂下壁下方内側に対向状に断面長方形状の両下部内側突縁が突設されて該両下部内側突縁間に下側開口が形成され、該下側開口に連通する内部中央空隙は、両該上部内側突縁間に形成される頂部内側空隙及び双方の該上部内側突縁と該下部内側突縁との間に形成される双方の側部内側空隙とに連通された硬質材料製の笠木受に対し、馬蹄形状断面をなしその両開口縁に沿って両鉤状縁が形成された柔軟材料製の笠木が、該笠木受の外周を被覆すると共に該両鉤状縁が該笠木受の両垂下壁両下縁に係止されて取付けられた単位手摺相互の連結部において、該笠木受の双方の該側部内側空隙を結ぶ挿入空間に対応する断面を有すると共に長さ方向所定間隙を開けて底面側から押しネジが螺合されている連結杆の長さ方向中央部底面に一端が設置壁面に固定される脚部他端が直角状に接合された硬質材料製の連結部ブラケットにおける該連結杆の両端側が、連結すべき双方の単位手摺の対向するそれぞれの端部の該笠木受に於ける該挿入空間に挿入され、また該笠木断面に対応する外周と該連結杆が通過しうる通過用切欠とが形成された薄板状の本体部から該通過用切欠部上側で厚さ方向両側に該手摺笠木の該頂部内側空隙に対応する断面を有する保持突片が突設された柔軟材料製の目地部材における双方の該保持突片が、連結すべき双方の該単位手摺の対向するそれぞれの該頂部内側空隙に挿入され、該目地部材の該本体部両面に双方の該単位手摺のそれぞれの小口面が密着した状態で、該連結部ブラケットの該連結杆における該押しネジが締着されていて双方の該単位手摺が連結されていることを特徴とする連結形手摺。
  3. 前記目地部材の本体部は、前記笠木断面よりやや小さい外形を有すると共に、該本体部の外周部には外周面に向って広がる鳩尾状厚肉縁が形成され、また該外周面には該本体部の厚さ方向に凹条面が形成されていることを特徴とする請求項2記載の連結形手摺。
  4. 前記目地部材の通過用切欠部の対向する下部両側には対向する一対の係止突縁が突設され、また前記目地部材の保持突片は、前記目地部材の本体部から垂直状に、または少なくとも一方の該保持突片が下向きに傾斜状に突設されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の連結形手摺。
  5. 前記笠木受には、前記両垂下壁の上下端外側において外面が円弧状をなす上部及び下部の外側突縁が外方に突設されることにより、前記単位手摺には、該垂下壁外面と該上部外側突縁と該下部外側突縁と該笠木内面とで囲まれる双方の側部外側空隙が形成され、また前記笠木の頂部内側には該笠木受の頂壁に外接すべき一対の内面突条が間隔をおいて突設されることにより、該単位手摺には、該笠木受の該頂壁上に一対の該内面突条で挟まれる頂部外側空隙が形成され、該単位手摺の端部から所定距離を隔てた双方の該側部外側空隙及び該頂部外側空隙の全箇所または一部箇所において、尖頭突起が取付板部から垂設された金属製伸縮防止部材における該取付板部が該笠木受に止着されると共に該尖頭突起が該笠木に刺通されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の連結形手摺。
  6. 前記単位手摺の長さ方向中間部において、一端を設置壁面に固定される硬質材料製中間部ブラケットの他端側が、前記笠木受の下側開口を通過してその先端部分が頂部内側空隙に嵌合され且つ該笠木受の一方の垂下壁における上部内側突縁および下部内側突縁に圧着された状態に固定されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項記載の連結形手摺。
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