JP3589373B2 - 耐熱性調味イクラおよびそれを用いた調理食品 - Google Patents

耐熱性調味イクラおよびそれを用いた調理食品 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電子レンジによる適度の加熱または熱湯中での加熱によってイクラが白濁することがなく解凍・加熱することができる耐熱性調味イクラおよびそれを用いたイクラ丼などの調理食品に関する。さらにまた本発明は、電子レンジでまたは熱湯中で加熱して解凍・加熱が可能な耐熱性調味イクラの冷凍品、耐熱性調味イクラを用いた調理食品の冷凍品、特に冷凍イクラ丼に関する。
本発明において、イクラ丼とは、丼料理の具としてイクラを用いた料理をいい、イクラのほかにどのような具を組み合わせてもよい。
【0002】
【従来の技術】
イクラはロシア語で魚卵を指すが、我が国ではサケ・マス類の卵巣から分離した卵粒の塩蔵品をイクラという。すじこの場合よりも成熟の進んだサケ・マス類の卵巣を用いるが、産卵のため川に上る時期の卵は適当ではない。飽和食塩水中で12〜18分塩漬けするが、製品の塩分はすじこより低い。原料卵の鮮度が品質に大きく影響するため、通常漁獲後6〜7時間以内の新鮮な卵粒が原料になる。品質は薄いピンク色で光沢があり、卵の張った感じのするもの、卵粒が破損していないものがよい。
【0003】
この塩蔵イクラは一般的にはすし種、茶漬、おかずとして消費されるが、消費者の傾向として、年々甘塩(塩濃度5%以下)のものが好まれてきている。冷凍の生筋子を醤油漬などに再加工することも始まっている。塩蔵イクラの冷凍品は自然解凍または電子解凍機により解凍しているが、加熱するとイクラは白濁してしまうため、いずれも加熱はできず、その使用態様に制約を受ける等の支障があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は電子レンジでまたは熱湯中で加熱してももとの形状、色彩、触感を維持しつづけている耐熱性調味イクラを提供することを目的とする。また本発明は、そのような耐熱性調味イクラを用いた調理食品、特にイクラ丼を提供することを目的とする。さらにまた本発明は、電子レンジでまたは熱湯中で加熱して解凍・加熱が可能な耐熱性調味イクラの冷凍品、耐熱性調味イクラを用いた調理食品の冷凍品、特に耐熱性調味イクラを具としたイクラ丼の冷凍品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は耐熱性調味イクラである。電子レンジでまたは熱湯中で加熱してももとの形状、色彩、触感を維持しつづけている耐熱性調味イクラである。本発明の耐熱性調味イクラは高濃度の糖および/または糖アルコールを含有する漬込液に漬込んで調味したものである。
【0006】
糖および/または糖アルコールの糖鎖数は1〜10である。糖および/または糖アルコールの糖鎖数は好ましくは6〜7である。上記糖はオリゴ糖であって、ブドウ糖が6または7個結合したマルトオリゴ糖を40%以上含有し、甘味度が砂糖の1/5以下のものである。漬込液の糖および/または糖アルコールの濃度は40〜60%である。本発明の耐熱性調味イクラは好ましくは冷凍品であることができ、電子レンジでまたは熱湯中で解凍・加熱することができる。本発明の耐熱性調味イクラを用いた調理食品。調理食品は好ましくはイクラ丼である。これらの調理食品は冷凍品であることができ、電子レンジでまたは熱湯中で解凍・加熱することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
筋子がバラになったのがイクラであり、生イクラは水分53%、蛋白質25%、脂肪15%、その他の成分7%とから成る液状の組成物を比較的強靱な卵膜で包被して成る球体であり、魚種により卵巣粒、色沢が異なる。本発明で使用する筋子は魚種を選ばない。ベニサケは卵巣の型が扁平であり、卵粒は小さく、色沢は鮮紅色である。シロサケは卵巣の型がやや丸く、卵粒は大きく、色沢は黄赤色である。カラフトマスは卵巣の型は細長く、卵粒数が少なく色沢は黄赤色である。ギンサケは卵巣の型は扁平でベニザケに似ていて、卵粒は小さく、色はベニザケよりやや紫がかっている。マスノスケは卵巣の型は大型で卵粒はシロサケと同じく大きい。色はややくすんだ黄赤色である。一般にイクラは市場では高価であるが、ロシア産冷凍カラフトマスの筋子が比較的安価に手に入りやすい。
【0008】
また、本発明で使用する原料筋子は形態を問わない。生筋子、冷凍の生筋子、塩蔵筋子、冷凍の塩蔵筋子のいずれの形態であってもよい。筋子からイクラを作るには、例えば飽和食塩水で3〜5分攪拌した後にザルで揉んでイクラにする。その場合イクラ内部の塩分はいわゆる塩蔵イクラと同様に3〜4%になっている。
【0009】
塩蔵筋子の通常の生産工程は採卵→洗浄(塩水)→攪拌(飽和塩水+亜硝酸)→等級選別→函詰ふり塩→脱水→熟成→検査→凍結保存の流れであり、現在は冷凍の塩蔵筋子が原料として入手しやすい。塩蔵イクラの品質保存期間として、チルドものは0〜−5℃にて保存すれば約1カ月以内が目安であるが、時間とともに品質は劣化する。長期の保存では酸化が進む。原料の出発点は生もしくは冷凍筋子が好ましい。さらに筋子として成熟が進んで各球体の卵膜が強靱になりすぎているものも、熱湯処理をして卵膜を変成させて使用することにより本発明の原料とすることができる。
【0010】
本発明の耐熱性調味イクラは高濃度の糖および/または糖アルコールを含有する漬込液に漬込んで調味したものであり、漬込液に使用する糖および/または糖アルコールとしてはコーヒー、紅茶、スープ類、野菜ジュースなどの粉末化基材、スナック菓子などの皮膜・つやだし剤、アイスクリームなどの凍結温度調節剤など食品一般に広く使用されている、甘味の少ないオリゴ糖または還元オリゴ糖が使用される。本発明で使用される糖および/または糖アルコールとしてはマルトトリオース、ラクチトール、ショ糖、マルトース、ソルビトール、マンニトール、グルコース、マンノース、フルクトース、キシリトール、キシロース、ソルビタンなどが例示できる。熱による変性を抑えるという目的のためには糖鎖数1〜10の単糖またはオリゴ糖であれば何でも使用できるが、糖鎖数の小さいものは甘味を有するため、甘味がないことが望まれる場合には、糖鎖数6〜7のオリゴ糖または還元オリゴ糖が好ましい。
【0011】
具体的には、甘味度が砂糖の1/5以下のものであり、ブドウ糖が6または7個結合したマルトオリゴ糖を40%以上含有するオリゴ糖、フジオリゴG67〔オリゴ糖、日本食品加工(株)〕やソルビトール4糖以上のオリゴ糖を75%以上含むPO−20〔還元澱粉糖化物、東和化成工業(株)〕が市販されている。両者ともに甘味度が10〜20と糖および/または糖アルコールでもっとも低く、本発明で使用される糖として、具体的には、甘味度が砂糖の1/5以下のものであり、ブドウ糖が6または7個結合したマルトオリゴ糖を40%以上含有するオリゴ糖が例示される。使用する漬込液中の糖および/または糖アルコール濃度は40〜60%特に甘味の面からは通常は50%が好ましいが、甘味を呈するブドウ糖が3個以下結合した糖を実質的に含まないオリゴ糖の場合は50%以上で使用することができる。
【0012】
例えば漬け込み液のオリゴ糖の含有量を変化させて試験を行った、オリゴ糖を0、20、40、50、70、80%重量比になるように漬け込み液を加え熱耐性の試験を行ったところ、電子レンジでは40%以下のオリゴ糖では白くなる傾向があり、70%以上では甘くなり、食感は40%以下では硬くなってしまった。100℃での加熱(ボイル)についても同じ結果であった。白くならないためには約50%以上、甘みの面では約70%以下であることが好ましいことが分かった。
【0013】
使用する漬込液は、上記糖および/または糖アルコールのほかに食塩および水を含んでいる。例えば、塩蔵イクラを用いる場合、50%オリゴ糖、4%食塩および46%水を含む漬込液を使用する。4%食塩および46%水の一部分を醤油に変えることができる。水の代わりまたはその一部分を日本酒で置き換えることもできる。そのほか調味料、香辛料を適宜配合することができる。
醤油漬けの漬け込み液の処方例としては、醤油1、日本酒1、みりん0.1、水0.3の割合で加えたものが例示される。醤油漬けの場合、食塩は省いてもよいが、味の面から見て日本酒にたいして0.3くらいの割合で水を加えたほうが味がまろやかになる。
【0014】
漬込時間は24時間〜48時間で時間が長いほど良好である。均一、短時間での漬込には真空度0mmHgで1〜10時間の範囲で行うことができるが、この場合でも完全に漬込むには10時間程度の漬け込みが必要である。
【0015】
本発明の耐熱性調味イクラは電子レンジによる解凍・加熱が可能であり、または袋のまま熱湯中で加熱して解凍・加熱が可能であり、冷凍調理品の形態で市場に提供することができる。特に電子レンジによる解凍・加熱が必須の冷凍丼料理の具剤としての使用に適している。イクラ丼の種類としてはイクラを具剤とする丼料理であれば何でもよく、イクラ丼、鮭のフレークを加えた親子丼、ウニおよび/またはタラコを加えた他人丼、醤油味のイクラと納豆とを組み合わせた納豆イクラ丼が例示される。
【0016】
丼は耐熱性調味イクラが電子レンジによる解凍・加熱が可能であるような形態および内容量で構成される。丼の形態および内容量について次の2つで試験を行った。一つは直径(内径)が10cm、深さ5cmの丼で、ご飯(冷凍)は80〜100g、イクラは50g入れている。もう一つは直径が15cm、深さが6cmでご飯は200g、イクラは70〜80gである。その結果、本発明の耐熱性調味イクラは、袋に入れたボイルでは100℃で10分加熱しても白く濁らず透明感がある。500Wの電子レンジでの加熱は冷凍米飯上では1分30秒くらいでイクラは解凍でき、3分ぐらいが限界であり、4分で全体の30〜40%程度白く濁ることがわかった。丼にはいった200gのごはんは500Wで2分30秒〜2分50秒で芯温(丼の中央)が90℃くらいになる。
【0017】
【作用】
卵巣膜内から取り出した卵粒を、上記の糖および/または糖アルコールを多く含んだ漬込液中に浸漬して所要時間放置したものは耐熱性が付与されており、電子レンジによる適度の加熱または熱湯中での加熱によっては卵粒内の組成物を白色に凝固させることなく、したがって該組成物は生のままの状態でもとの形状、色彩、触感を維持しつづけている。
また、本発明の耐熱性調味イクラは糖および/または糖アルコールを多く含んでおり、冷凍変性にたいして耐性をもち、凍結品はたとえ長期に保存しても品質が劣化しない。
さらに構成球体の卵膜が成熟により強靱になりすぎている筋子を原料としても、熱湯処理をして卵膜を変成させる前処理をした場合は、本発明の特定の漬け込み処理をしたとき、同様に耐熱性をもち、冷凍変性にたいして耐性をもった耐熱性調味イクラとなる。
【0018】
【実施例】
本発明を実施例で説明する。本発明はこれらの実施例で何ら限定されることがない。
【0019】
実施例1
(工程1)塩蔵イクラ→40%水,50%オリゴ糖液,4%食塩(イクラ:液=1:1)→24時間漬込→液切1時間→冷凍
オリゴ糖として“フジオリゴG67”〔日本食品化工(株)製〕を用いた。これはマルトオリゴ糖(6−7糖)が40%ほど含有されているもので、このオリゴ糖を漬け込み液にたいして50%重量比になるように加えた。イクラ内部の糖濃度、すなわちBrixが50%前後になるように漬け込んだ。すなわち、塩蔵イクラを50%オリゴ糖、4%食塩、46%水を含む漬込液に塩蔵イクラを等重量加え、24時間〜48時間、5〜10℃下で漬込む。その後ザルに移し、1〜3時間十分に液切りして、50〜70gのイクラを平板状にして、−40℃で急速凍結する。凍結品を容器に入れ冷凍保管後、500W電子レンジで容器ごと3分間、または100℃蒸気で10分加熱した。比較のため50%オリゴ糖液を用いないで同様に処理した後、同様に加熱した。結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
Figure 0003589373
【0021】
実施例2
実施例1と同様に(工程1)で処理をした。
塩蔵イクラを50%オリゴ糖、4%食塩、46%水を含む漬込液に塩蔵イクラを等重量加え、24時間〜48時間、5〜10℃下で漬込む。その後ザルに移し、1〜3時間十分に液切りして、50〜70gのイクラを平板状にして、−40℃で急速凍結する。
凍結後、容器に入っている冷凍米飯の上に乗せ、フタをして、再び−20℃以下で冷凍保管する。食するときは500Wレンジで、容器ごと2分50秒〜3分10秒で加熱する。実施例1と同じように電子レンジで加熱しても生のイクラと同様に透明感をあり、形状、色彩、触感ともにもとの状態を維持していた。
【0022】
実施例3
(工程2)塩蔵イクラ→40%水,50%オリゴ糖液,4%食塩(イクラ:液=1:1)→1時間真空(10時間良好)→液切1時間→冷凍
塩蔵イクラを50%オリゴ糖、4%食塩、4水を含む漬込液に塩蔵イクラを等重量加え、真空度0mmHgで1時間〜10時間、10℃で漬込み、その後、ザルに移し、1〜3時間十分に液切りして50〜70gのイクラを平板上にして−40℃で急速凍結する。
凍結後、容器に入っている冷凍米飯の上に乗せ、フタをして、再び−20℃以下で冷凍保管する。食するときは500Wレンジで、容器ごと2分50秒〜3分10秒で加熱する。生のイクラと同様に透明感があり、形状、色彩、触感ともにもとの状態に復元した。
【0023】
実施例4
(工程3)塩蔵イクラ→31%水,50%オリゴ糖液,4%食塩,15%しょう油(イクラ:液=1:1)→24時間漬込→液切1時間→冷凍
実施例1、2において、漬込液の組成を、50%オリゴ糖、4食塩、10%しょう油、36%水に変更し、しょう油漬イクラにして行った。凍結品を実施例1と同じように電子レンジで加熱して、しょう油漬けイクラの色、艶、透明感、形状、触感をもったもとの状態に復元した。
【0024】
実施例5
(工程4)塩蔵イクラ→31%水,50%オリゴ糖液,4%食塩,15%しょう油(イクラ:液=1:1)→1時間〜10時間真空→液切1時間→冷凍
実施例3の漬込液の組成を用いて、漬け込みを真空度0mmHgで行った。漬込時間は、通常の24時間〜48時間よりも格段に短い1時間〜10時間の範囲で行うことができた。真空で行う場合も完全に漬込むには10時間程度の漬け込みが必要であった。凍結品を実施例1と同じように電子レンジで加熱して、しょう油漬けイクラの色、艶、透明感、形状、触感をもったもとの状態に復元した。
【0025】
実施例6
獲り立てのサケから取り出した卵巣の卵巣膜を外して用意した鮮度の高い卵粒イクラ10kgを、90〜100℃の熱湯に約30秒間浸漬させこれを静かに攪拌しバラバラにほぐし卵粒を掬い上げる。これを50%オリゴ糖、4%食塩、10%しょう油、36%水(日本酒)の漬け込み液に浸漬してしょう油漬イクラをつくった。
【0026】
実施例7
卵膜が成熟により固くなりすぎて食用に適していない筋子を直接熱湯で処理する。熱湯浸漬時間は、卵膜の中の水分53%、蛋白質25%、脂肪15%、その他の成分7%とから成る液状の組成物が適度の粘性と弾性を備えた未だ生といい得るゾル状に留まる一定範囲内で、卵膜が固さの程度により調節する。実施例6の組成の漬込液に漬けて油漬イクラをつくった。熱湯処理により外観的には一部分白濁を生じていたが、糖を多く含む漬込液に浸漬した後は、卵膜はしなやかでもとの固さは消えており、しかも耐冷凍変性、耐熱性を有する膜になっていることを確認した。
【0027】
【発明の効果】
電子レンジでまたは熱湯中で加熱してももとの形状、色彩、触感を維持しつづけている耐熱性調味イクラを提供することができる。卵膜が成熟により強靱になりすぎている筋子を原料としても、同様に耐熱性をもち、冷凍変性にたいして耐性をもった耐熱性調味イクラを提供することができる。そのような耐熱性調味イクラを用いた調理食品、特にイクラ丼を提供することができる。電子レンジでまたは熱湯中で加熱して解凍・加熱が可能な耐熱性調味イクラの冷凍品、耐熱性調味イクラを用いた調理食品の冷凍品、特に耐熱性調味イクラを具としたイクラ丼の冷凍品を提供することができる。

Claims (10)

  1. 40〜60%の濃度の、甘味度が砂糖の1/5以下である糖および/または糖アルコールを含有する漬込液に漬込んで調味した耐熱性調味イクラ。
  2. 糖および/または糖アルコールの糖鎖数が1〜10である請求項の耐熱性調味イクラ。
  3. 糖および/または糖アルコールの糖鎖数が6〜7である請求項の耐熱性調味イクラ。
  4. 上記糖がオリゴ糖であって、ブドウ糖が6または7個結合したマルトオリゴ糖を40%以上含有し、甘味度が砂糖の1/5以下のものである請求項の耐熱性調味イクラ。
  5. 冷凍品である請求項1ないしのいずれかの耐熱性調味イクラ。
  6. 電子レンジでまたは熱湯中で解凍・加熱することができる請求項の耐熱性調味イクラ。
  7. 請求項1ないしのいずれかの耐熱性調味イクラを用いた調理食品。
  8. 調理食品がイクラ丼である請求項の調理食品。
  9. 冷凍品である請求項またはの調理食品。
  10. 電子レンジでまたは熱湯中で解凍・加熱することができる請求項の調理食品。
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