JP3588199B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置に係り、その目的とするところは、前記人体の局部に向けて適温の洗浄水を噴射する簡素な構成のノズル装置と、このノズル装置と洗浄水を適温に貯湯する貯湯タンクとを接続する配管系統の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置は、温水化した洗浄水をノズル装置により局部に向けて噴射する構造が一般的に用いられており、その一例を図18,19に示す。図18,19において、便器本体101にケーシング102が固定され、このケーシング102には図示しない便座,便蓋が開閉自在に取付けられている。そして、衛生洗浄装置100の前記ケーシング102の内部には、水道水を適温に加熱して貯湯するタンク103、洗浄後の局部を乾燥させる温風ファンを備えた温風機104や洗浄水,温風を適温に制御する制御装置105等が具備されており、前記各機能部の操作は、ケーシング102の上面側部に設けた操作部106によって行う。
【0003】
又、図18に示すノズル装置107は、洗浄ノズル108とこの洗浄ノズル108の先端に突設したノズルヘッド113により概略構成されている。そして、前記ノズル装置107の洗浄ノズル108には、ケーシング102内に収容したバルブユニット110,貯湯タンク103,流量調節弁111を経て耐熱性に優れた合成樹脂、ゴムからなる可撓性の洗浄水供給管A,Bを接続する。そして、前記ノズル装置107は洗浄水供給管A,Bと連接された洗浄ノズル108をスライダ109上に乗載し、この洗浄ノズル108を駆動モータ112にベルト等を用いて機械的に駆動連結させて進退可能に作動させ、又、洗浄ノズル108を駆動する前記駆動モータ112をはじめ、前記洗浄水の供給を行うバルブユニット110及び流量調節弁111の動作は、すべて制御装置105からの指令信号にて駆動制御されるように構成されている。
【0004】
そして、前記ノズル装置107の洗浄ノズル108は駆動モータ112によって所定の洗浄位置まで進出し、洗浄水を洗浄ノズル108先端のノズルヘッド113から噴出させて局部を洗浄するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、前記構成の衛生洗浄装置100においては、次に示すような問題があった。
(1)、洗浄水を適温に加熱して貯湯するタンク103は、一般に円筒形をなして縦長に形成されていたので、例えば、バルブユニット110,流量調節弁111とともに、図19で示すように、ケーシング102の左側に便器本体101から側方に突出した状態で形成した袖部102a内に収納されている。一方、ノズル装置107は、駆動モータ112の駆動によりケーシング102の中央部から便器本体101内に向かって進退するように前記ケーシング102のほぼ中央部に収納されているので、前記流量調節弁111とノズル装置107とを接続する洗浄水供給管A,Bの配管距離が必然的に長くなるという問題があった。
【0006】
(2)、しかも、前記洗浄水供給管A,Bは図19で示すように、制御装置105の後背部に制御装置105の配線と平行して配管接続されているので、洗浄ノズル108を駆動用モータ112により進退させる場合、洗浄ノズル108の進退動作に追随して揺動することになる結果、前記洗浄水供給管A,Bが揺動する都度、制御装置105の配線の一部が追随して揺動するため、配線の断線事故を誘発するという問題があった。
【0007】
(3)、又、ノズル装置107に洗浄水を供給する流量調節弁111は、これまで、例えば、モータ駆動によって回転するロータを備え、このロータの回転角度によって止水及び流量の調整を行うものを使用していたので、衛生洗浄装置100はノズル装置107と流量調節弁111のそれぞれに駆動用モータを必要とすることとなり、この結果、コスト高を招くことはもとより、流量調節弁111自体も制御装置105により駆動制御しなければならないので、制御装置105の制御が複雑化する等、衛生洗浄装置100を必要以上の多くの部品により構成することになるため、機器が大型化するとともに、部品点数の増加により製作工数が嵩み、これにより、その製造コストを高くするという問題があった。
【0008】
本発明は、前記の種々な問題に鑑み、ノズル装置と洗浄水を貯湯するタンクとの配管構造を簡素化するとともに、電動式の流量調節弁を廃止してノズル装置の洗浄ノズルを、その駆動と連動させて洗浄水の流路切換装置を起動させ、洗浄水を所定の位置で迅速・確実に噴出させるようにした衛生洗浄装置の洗浄ノズル駆動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、局部洗浄を行うノズル装置を収納した衛生洗浄装置において、前記ノズル装置は、適温の洗浄水を流通させる流路を内部に2系統備える洗浄ノズルをガイドベース上に滑動自在に保持して駆動ユニットによって往復移動可能とするとともに、洗浄水を洗浄ノズルの任意の流路に切換えて給送する回転ドラムを回転自在に収容した流路切換装置を設け、前記ガイドベースに保持した駆動源で前記洗浄ノズルをガイドベース上に往復移動させたときに、洗浄ノズルの進退動作によって前記回転ドラムを回転させることにより洗浄水の流路を切り換えるように構成した。
【0010】
請求項2記載の発明では、前記流路切換装置には前記回転ドラムと共動回転するピニオンを取付け、このピニオンを前記ガイドベースの洗浄ノズルの進退範囲に設けたラックと噛合させることにより、前記洗浄ノズルの進退動作によって前記回転ドラムを回転させることとした。
【0013】
【作用】
本発明は、ノズル装置の洗浄ノズルが、洗浄水を適温に加熱し保温する貯湯タンクに対して一本の可撓性に優れた給湯管を用いて接続し、貯湯タンク内の洗浄水を局部洗浄時、前記給湯管を介して洗浄ノズルの流路切換装置に供給し、洗浄ノズルの進退度合と連動して動作する流路切換装置から洗浄水を洗浄ノズルの所定の流路に通水させ、流路先端のノズルヘッドの噴出孔から洗浄水を噴出させて局部洗浄を行うように構成されているので、洗浄ノズルに洗浄水を供給する配管系統の簡易化がはかれるとともに、ノズル装置と流路切換装置を駆動する駆動源は1つで兼用できるため、ノズル装置を含めた衛生洗浄装置の構造を極めて簡素化することができる。
【0014】
洗浄水の流路を切換える流路切換装置は、ノズル装置の洗浄ノズル後背部に形成されて、洗浄ノズルの進出度合に対応して洗浄ノズル内の所定の流路を通って洗浄水を噴出できるように構成されているので、ノズル装置を簡素な構造で製作することができる。
【0015】
しかも、洗浄ノズルと流路切換装置は、一つの駆動源で洗浄ノズルを進退させる際、洗浄ノズルを係載するガイドベースに形成したラックと噛合して回転するピニオンによって駆動できるように構成されているので、洗浄ノズルの駆動装置の簡易化がはかれるとともに、この洗浄ノズルと貯湯タンクは、一本の給湯管により接続されているだけであるので、ノズル装置自体を簡易に、かつ、経済的に製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、図1ないし図17により説明する。図1は衛生洗浄装置を便器本体に据付けた状態を示す斜視図、図2は同じく平面図である。図1,2において、1は便器本体2の上面後背部を利用して設置した衛生洗浄装置で、この衛生洗浄装置1は、上ケーシング3aと下ケーシング3bとによって内部に所要の空間を備えた状態で、前記下ケーシング3bを便器本体2に固定することにより据付けられる。また、前記上ケーシング3aには、便座4及び便蓋5が図示しない枢支手段により開閉自在に取付けられている。
【0017】
次に、衛生洗浄装置1の内部構造について説明する。図2に示す6は前記衛生洗浄装置1側方(図2の左側)の給水源(図示せず)と貯湯タンク7との間に配置したバルブユニットで、水道圧調節用の減圧弁6aと、水路開閉用の電磁弁6bと、流量調節弁(手動式)6cとを具備して構成されている。水道水を局部洗浄用の洗浄水として使用可能な温度に加熱して貯湯する貯湯タンク7は、前記バルブユニット6とは通水管7aを介して接続されている。8は前記貯湯タンク7から供給される適温の洗浄水を局部に向けて噴射するノズル装置で、前記貯湯タンク7とは給湯管7bを介して近接した状態で下ケーシング3bに設置されている。9は洗浄後の局部を乾燥する温風ファンを備えた温風機である。
【0018】
そして、前記衛生洗浄装置1の各機能部6〜9は、図2で示すように、上ケーシング3aの一方の端部(図2の左側)に前方に向けて突出形成した操作盤3c上に配設したおしり洗浄,ビデ洗浄,乾燥,停止等の各操作スイッチからなる操作手段3dを適宜押圧操作することにより、前記操作に対応して図示しない制御装置から前記各機能部6〜9に所要の指令信号が出力され、これら指令信号に基づいて前記各機能部6〜9をそれぞれ所定のシーケンスに従って作動するように設けられている。
【0019】
つづいて、図3ないし図11により前記ノズル装置8の構造について説明する。図3ないし図5で示すように、前記ノズル装置8は、駆動用モータ13と、この駆動用モータ13により駆動するタイミングベルト14とを備えた駆動ユニット10と、洗浄ノズル15を進退自在に備えたノズルユニット11と、洗浄ノズル15の後背部に形成されて、前記貯湯タンク7から適温に加熱されて供給される洗浄水の流路を切換える切換手段を内蔵した流路切換装置12とによって、概略構成されている。
【0020】
次に、前記ノズル装置8に具備される駆動ユニット10の構造を図3ないし図8により説明する。図4ないし図5において、16は前部側(図4の左側)に第1の従動プーリー17を回転自在に取付け、後部側(図4の右側)にはその上部に第2の従動プーリー17aを取付け、更に、前記第2の従動プーリー17aの取付部下側において図5,7で示すように、駆動用モータ13を嵌合保持する嵌合孔18を穿孔した直角三角形状のガイドベースである。そして、前記駆動用モータ13は図7で示すように、ガイドベース16の一方から嵌合孔18に挿入し、この駆動用モータ13の回転子軸13aが突出(図7の左側)するガイドベース16の他方から前記嵌合孔18に、この嵌合孔18に形成した段差18aと当接する位置まで挿入した固定座19と止着し、前記ガイドベース16側から挿通した締付ねじ20を固定座19に螺着することにより、駆動用モータ13をガイドベース16に固定座19を介して抜脱不能に固定する。
【0021】
前記駆動用モータ13を固定座19に止着する手段としては、駆動用モータ13のケースに突設した図示しない係止突起を固定座19の図示しない係合孔に係着して固定するか、あるいは、駆動用モータ13と固定座19とを図示しない取付ねじを用いて一体的に螺合・固定する等して、駆動用モータ13と固定座19とを止着すればよく、この状態で、駆動用モータ13を嵌合孔18に固定座19を嵌合する方向から挿入し、締付ねじ20にて固定座19をガイドベース16に固定することにより、前記駆動用モータ13をガイドベース16に取付けるものである。
【0022】
次に図4,7に示す21は固定座19に形成した軸受部19aを貫通して前記固定座19から突出する駆動用モータ13の回転子軸13aに止着した駆動プーリーであり、図4に示す22は前記駆動プーリー21と第1の従動プーリー17との間において、ガイドベース16に形成したテンション装置22である。そして、前記駆動プーリー21と、ガイドベース16に設けた第1,第2の従動プーリー17,17aとの間には、タイミングベルト14がテンション装置22により所定のテンションを加えられた状態で駆動可能に巻掛けられている。そして、前記タイミングベルト14は、後述するノズルユニット11と駆動結合されて、これを直線方向に往復動させる。
【0023】
つづいて、図3ないし図5及び図8ないし図13において、前記ノズル装置8に具備したノズルユニット11と流路切換装置12の構造について説明する。最初に、ノズルユニット11は大別すると、適温に加熱した洗浄水を局部に向けて噴射する洗浄ノズル15と、この洗浄ノズル15をガイドベース16上に滑動自在に係合保持するスライダ23とによって構成されている。
【0024】
又、前記流路切換装置12は洗浄ノズル15の流路25a,25bと連通する一対の流出口26,27を開口したハウジング28と、このハウジング28に収容されて前記流出口26,27を必要に応じて開閉して流路の切換えを行う一対の回転ドラム29,30と、流入口31を有して回転ドラム29,30を収容したハウジング28の開口端を被覆する閉蓋32とによって構成されている。そして、前記切換手段を内蔵した流路切換装置12は、図11で示すように、洗浄ノズル15の後背部(図11の右方向)に洗浄水が必要に応じて洗浄ノズル15と流通できるように直結・固定されており、ノズルユニット11は実質的に洗浄ノズル15と流路切換装置12とによって構成されている。
【0025】
最初に、前記洗浄ノズル15は図9ないし図11に示すように、内部を2重構造に形成したノズル本体24と、このノズル本体24内に区画された第1,第2の流路25a,25bと、前記第1の流路25aと連通して洗浄水を噴出するおしり洗浄用の噴出孔33、及び第2の流路25bと連通して洗浄水を噴出するビデ洗浄用の噴出孔34とを備えて前記ノズル本体24の先端に止着したノズルヘッド35とによって形成されている。
【0026】
そして、前記ノズルヘッド35のおしり洗浄用の洗浄水の噴出孔33は、図12で示すように、ノズル本体24の第1の流路25aと直接連通して形成されている。一方、ビデ洗浄用の洗浄水を噴出する噴出孔34は、図13に示すように、ノズルヘッド35の第1の流路25aの外側において、壁体を穿孔してノズル本体24の第2の流路25bと連通可能に設けた補助流通孔25cと連通して形成されているので、前記おしり洗浄用の噴出孔33とは個別に区画されて洗浄水を噴出させることができる。図13に示す16aは、ガイドベース16の突端にノズルヘッド35を囲繞するようにして形成したクリーニングチャンバーである。
【0027】
次に、前記洗浄ノズル15のノズル本体24の後背部に連結・固定した洗浄水の流路切換装置12について説明する。流路切換装置12は、図10及び図11によって示すように、ノズル本体24の後背部に第1,第2の流路25a,25bと連通する第1,第2の流出口26,27を開口したハウジング28を連結(ノズル本体24とハウジング28はともに合成樹脂で形成した場合は、例えば、超音波溶接等によって固定する)し、このハウジング28内には、第1,第2の流出口26,27と対応してこれを開閉するように一定の間隔を空けて形成した第1,第2の回転ドラム29,30を回転自在に挿入し、このあと、ハウジング28の開口部に流入口31を備えた閉蓋32を被着することにより構成されている。
【0028】
そして、前記ハウジング28内に回転自在に挿入した一対の回転ドラム29,30には、その外周面に同一線上の位置で、回転ドラム29,30の軸方向に沿って図17の(a),(b)に示すように、同一幅で、しかも、回転軸37に到達する深さにてセルフクリーニング用の第1,第2の流出溝a,bが形成されており、更に、第1の回転ドラム29には図17の(a)で示すように、前記第1の流出溝aから反時計方向側に約120°離れた位置でおしり洗浄用の第3の流出溝cが、前記第1の流出溝aと同一幅及び同一深さで平行に形成されており、第2の回転ドラム30には、図17の(b)で示すように、第2の流出溝bから反時計方向側に約45°離れた位置でビデ洗浄用の第4の流出溝dが、第2の流出溝bと同一の幅及び深さで平行に形成されている。
【0029】
そして、回転ドラム29,30をハウジング28に取付ける場合は、第1,第2の流出溝a,bをそれぞれ図14の(a),(b)で示すように、ハウジングの第1,第2の流出口26,27と相対応させて挿入する。この後、ハウジング28の開口部を閉蓋32により閉鎖することにより、回転ドラム29,30はハウジング28内にOリング等のシール部を介して水密的に、かつ、回転自在に挿入保持される。なお、図11中・31aは第1,第2の回転ドラム29,30の間の狭隘な通路31bに嵌入させたストッパーで、閉蓋32に取付けられて回転ドラム29,30がハウジング28から抜脱するのを防ぐ。
【0030】
更に、前記洗浄ノズル15の後背部に連結した流路切換装置12の下部には、図8に示すように、ハウジング28の両端部下側に形成したコ字状の凹溝38,38を有する係合段部39,39を設け、この係合段部39,39を図4,8に示すようにガイドベース16の前記スライダ23の長さ方向と直交する幅方向に並設した一対のガイドレール23aに係合させることにより、前記洗浄ノズル15を具備したノズルユニット11はガイドレール23aに沿って進退可能に滑動する。
【0031】
又、前記流路切換装置12の上部には、図3,4に示すタイミングベルト14側に向ってジョイント40が延設されており、駆動プーリー21及び従動プーリー17,17aに巻掛たタイミングベルト14を、前記ジョイント40に滑動不能に挟着することにより、駆動ユニット10の一部を構成するタイミングベルト14と洗浄ノズル15とを駆動可能に結合し、駆動用モータ13の駆動によって洗浄ノズル15をガイドベース16のスライダ23に沿って進退(図2の前後方向)可能に滑動させる。
【0032】
なお、駆動ユニット10には、図5及び図8に示すように、洗浄ノズル15に直線的に連結した流路切換装置12を駆動する手段が付設されており、この駆動手段は図11で示すように、回転ドラム29,30を収容したハウジング28から突出する回転軸37の突出端に止着したピニオン41と、図5に示すようにガイドベース16のスライダ23に沿って平行に形成した前記ピニオン41と噛合するラック42とからなり、前記洗浄ノズル15がスライダ23上を滑動する際、ピニオン41もラック42に噛合した状態で回転する。
【0033】
従って、回転ドラム29,30はピニオン41により回転し、流入口31と流出口26,27とを回転ドラム29,30に設けた第1〜第4の流出溝a〜dを介して連通させ、洗浄水を貯湯タンク7から貯湯タンク7と流路切換装置12の流入口31とを接続する給湯管7bを介して流路切換装置12及び洗浄ノズル15に供給し、ノズルヘッド35の所定の噴出孔33,34から洗浄水を噴出させて局部の洗浄を行うものである。
【0034】
次に、ノズル装置8の洗浄ノズル15を駆動して局部洗浄を行う場合について説明する。最初に、洗浄ノズル15のノズルヘッド35をクリーニングする場合について説明する。この場合、洗浄ノズル15に併設した流路切換装置12の回転ドラム29,30は、図14の(a),(b)に示すように、第1,第2の流出溝a,bが、ハウジング28の第1,第2の流出口26,27とあらかじめ連通状態を維持するように設定されている。そして、この状態で、例えば、図2に示す操作盤3c上のおしり洗浄用の操作手段3dを操作すると、バルブユニット6の電磁弁6bが図示しない制御装置からの指令信号により開放され、所定の水圧に減圧された例えば、水道水等の冷水が通水管7aを介して貯湯タンク7に給送される。
【0035】
貯湯タンク7内の適温に加熱された洗浄水は、冷水の流入により給湯管7bを通って流路切換装置12の流入口31に流入し、図11に示す狭隘な流路31bを潜って図14の(a),(b)に示す回転ドラム29,30の流出溝a,b→ハウジング28の流出口26,27→洗浄ノズル15の第1,第2の流路25a,25bを流通し、図12,図13に示すノズルヘッド35に形成したおしり及びビデ洗浄用の噴出孔33,34から一定時間噴出する。この際、前記洗浄ノズル15は図4に示すように、駆動用モータ13の停止により原位置に留まっているため、前記噴出した洗浄水は、図12,13に示すように、クリーニングチャンバー16aに遮られてそのままノズルヘッド35上に落下し、ノズルヘッド35の表面を前記クリーニングチャンバー16aの中で洗い流し、ノズルヘッド35を衛生的に保持する。
【0036】
前記のように、ノズルヘッド35のクリーニングが終了すると、バルブユニット6の電磁弁6bは制御装置からの指令信号によって一旦閉鎖して洗浄水の噴出を中止する。電磁弁6bが閉鎖すると、駆動用モータ13が制御装置からの指令信号に基づき通電され起動する。前記駆動用モータ13の起動により駆動プーリー21が駆動し、この駆動プーリー21と従動プーリー17,17aに巻掛けたタイミングベルト14にジョイント40を介して駆動可能に連結した洗浄ノズル15は、図6のようにガイドベース16上をスライダ23に沿って滑動し、図6に実線で示すノズルヘッド35に設けたおしり洗浄用洗浄水の噴出孔33をおしり洗浄の位置まで進出させる。一方、ガイドベース16に併設したラック42と噛合するピニオン41を回転自在に具備した流路切換装置12も、前記洗浄ノズル15の滑動と連動してピニオン41が回転して起動を開始する。
【0037】
前記のように、洗浄ノズル15の滑動により、その滑動力がラック42→ピニオン41を通じて回転運動に変換され、流路切換装置12の切換手段となる回転ドラム29,30を図14の(a),(b)において反時計方向に回動する。そして、図15の(a)で示すように、第1の回転ドラム29のおしり洗浄用の第3の流出溝cが、第1の流出口26と合致(連通)すると、駆動用モータ13は制御装置からの指令信号にてその駆動を停止する。又、洗浄ノズル15もその進出を中止する。
【0038】
このように、駆動用モータ13の起動により洗浄ノズル15の進出動作と、回転ドラム29の回動動作は連動して、ノズルヘッド35の噴出孔33をおしり洗浄位置に、回転ドラム29の第3の流出溝cは第1の流出口26と合致する位置までそれぞれ移動させる。その際、第2の回転ドラム30に設けたビデ洗浄用の第4の流出溝dは、第3の流出溝cに比べてセルフクリーニング用の第2の流出溝bに近接して形成されているため、図15の(b)で示すように、第2の流出溝27と合致して連通することはない(即ち、洗浄水を流出口27に流出させない)。
【0039】
洗浄ノズル15のおしり洗浄用の噴出孔33が所定の洗浄位置に進出して駆動用モータ13が停止すると、図示しない制御装置からの指令信号により電磁弁6bが再開放し、冷水を貯湯タンク7に給水すると同時に、貯湯タンク7内の洗浄水は、給湯管7bから前記ノズルヘッド35のクリーニング時と同様に流路切換装置12の流入口31からその内部に流入し、回転ドラムの第3の流出溝c→第1の流出口26→洗浄ノズル15の第1の流路25aを通ってノズルヘッド35の噴出孔33から、適温に加熱された洗浄水を噴出しておしり洗浄を行う。なお、洗浄途中で洗浄水の噴出量を調節する場合は、流量調節弁6cの操作摘6e(図2参照)を操作して洗浄水の噴出量を調整する。
【0040】
おしり洗浄が終了した場合は、操作盤3c上に配置されている操作手段3dの中の停止スイッチを手動操作すると、バルブユニット6の電磁弁6bは制御装置からの指令信号により閉鎖して冷水の供給を停止する。前記電磁弁6bの閉鎖に伴い洗浄水のノズル装置8への供給が停止され、洗浄水のおしり洗浄用の噴出孔33からの噴出は終了し、おしり洗浄を終える。
【0041】
前記洗浄水の噴出が停止すると、制御装置からの指令信号により駆動用モータ13が逆方向に回転し、タイミングベルト14にてノズルユニット11の洗浄ノズル15を図6の上部側に後退させて図2に示す原位置に戻す。又、前記洗浄ノズル15の後退開始と同時に、流路切換装置12のピニオン41も、洗浄ノズル15の進出時とは逆方向にラック42上を回動し、前記ピニオン41と連結している回転軸37により回転ドラム29,30を、図15の(a),(b)において、おしり洗浄時とは逆方向(時計方向)に回動し、洗浄ノズル15が原位置に復帰(後退)した時点で、図14の(a),(b)に示すように、回転ドラム29,30の第1,第2の流出溝a,bをハウジング28の第1,第2の流出口26,27と連通(合致)させる。即ち、回転ドラム29,30の回動を、洗浄ノズル15のノズルヘッド35をセルフクリーニングできる位置まで後退させることにより、駆動用モータ13は制御装置からの指令信号によって停止する。
【0042】
洗浄ノズル15が原位置に戻ると、制御装置から電磁弁6bを再開放させる指令信号の出力により、電磁弁6bは開放され洗浄水を再度流路切換装置12を通して洗浄ノズル15に給送し、おしり,ビデの両噴出孔33,34から洗浄水を噴出させてノズルヘッド35の洗浄を行い、ノズルヘッド35を再度クリーニングチャンバー16aの中で洗浄して清潔に保つ。洗浄後は電磁弁6bは再閉鎖して次の洗浄に備える。
【0043】
次に、ビデ洗浄を行う場合も、前記おしり洗浄と同様の操作を行なえばよいので、詳細な説明は割愛する。このビデ洗浄は最初にビデ洗浄用の操作手段3dを投入し、電磁弁6bの開放に伴い、貯湯タンク7内の洗浄水を洗浄ノズル15に給送してノズルヘッド35のクリーニングを行う。つづいて、駆動用モータ13が制御装置からの指令信号により駆動し、洗浄ノズル15をタイミングベルト14によりビデ洗浄が可能な位置(図6に2点鎖線で示す位置)まで進出させると同時に、流路切換装置12も同様に駆動し、図16の(a),(b)に示すように、回転ドラム29,30を、図14の(a),(b)の状態において、反時計方向に回動し、第2の回転ドラム30に設けた第4の流出溝dを図16の(b)で示すように、第2の流出口27と連通させる。一方、第1の回転ドラム29は同じく図16の(a)で示すように、第3の流出溝cを第1の流出口26を通り越して前記第1の流出口26を閉塞する位置まで回動させる。
【0044】
前記ビデ洗浄時における流路切換装置12の駆動は、電磁弁6bが再閉鎖されて洗浄水が流路切換装置12内に侵入しないので、前記第1の回転ドラム26がラック42と噛合するピニオン41によって回動し、第3の流出溝cが第1の流出口26と瞬間的に合致し、洗浄水が洗浄ノズル15内に流入しておしり洗浄用の噴出孔33から噴出するということを確実に防ぐ。そして、洗浄ノズル15が図6に2点鎖線で示す所定位置まで進出し、流路切換装置12のビデ洗浄用の流路が開放されると、駆動用モータ13は停止し、逆に電磁弁6bが開放されて洗浄水を洗浄ノズル15の第2の流路25bに給送し、ビデ洗浄用の噴出孔34から噴出させてビデ洗浄を行う。
【0045】
ビデ洗浄が終了すると、おしり洗浄と同様に電磁弁6bが閉鎖されると同時に、駆動用モータ13が再起動して洗浄ノズル15と、回転ドラム29,30をそれぞれ原位置に戻す。この後、電磁弁6bが再開放され、洗浄水を噴出孔33,34から噴出させてノズルヘッド35のクリーニングを行い、ノズルヘッド35を常に衛生的に保持し、次の使用に備える。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成したので、次に示すような効果を有する。
【0047】
(1)本発明では、ノズル装置は、適温の洗浄水を流通させる流路を内部に2系統備える洗浄ノズルをガイドベース上に滑動自在に保持して駆動ユニットによって往復移動可能とするとともに、洗浄水を洗浄ノズルの任意の流路に切換えて給送する回転ドラムを回転自在に収容した流路切換装置を設け、前記ガイドベースに保持した駆動源で前記洗浄ノズルをガイドベース上に往復移動させたときに、洗浄ノズルの進退動作によって前記回転ドラムを回転させることにより洗浄水の流路を切り換えるように構成したので、洗浄ノズルと流路切換装置とを同一駆動源にて駆動することができ、衛生洗浄装置に使用するノズル装置を簡素な構造で、しかも、設置スペースを大きくとることなく設置でき至便である。
【0048】
(2) 又、流路切換装置は洗浄ノズルの後背部に一体化させて取付けられており、しかも、洗浄水の流路切換手段は、洗浄ノズルの進退度合に追随させて洗浄ノズルの流路と連通するように形成されているため、洗浄水の配管系統が簡素化でき、かつ、ノズル装置の小形・軽量化がはかれるので、ノズル装置を狭隘なケーシング内のスペースを有効に活用して設置できるという利点もある。
【0049】
(3) 更に、ノズル装置の洗浄ノズルは、駆動源に対してプーリー及びタイミングベルトにて駆動結合でき、一方、洗浄ノズルと流路切換装置は、洗浄ノズルが進退する場合の直線運動を、ラックとピニオンとからなる駆動連結手段により回転運動に変換して駆動結合されているので、洗浄ノズルと流路切換装置とを連動させて駆動することが簡易に行い得、しかも、流路切換装置内の流路切換手段(回転ドラム)は、洗浄ノズルの直線運動をそのまま回転運動に変換して洗浄水の流路の切換や流路の閉鎖が洗浄ノズルの進退度合に即応して行うことができるので、洗浄水の無駄な通水が排除できることはもとより、ノズル装置は一つの駆動源で迅速・確実に駆動制御でき、しかも、駆動源及びその制御手段の簡略化もはかれるため、簡素な構造で経済的な製作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノズル装置を備えた衛生洗浄装置を便器本体に据付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同じく、衛生洗浄装置を便器本体に据付けた状態を示す平面図である。
【図3】本発明のノズル装置の平面図である。
【図4】ノズル装置の正面図である。
【図5】流路切換装置の駆動手段を示すノズル装置の背面図である。
【図6】ノズル装置の駆動状態を示す平面図である。
【図7】駆動用モータをガイドベースに取付けた状態を示す断面図である。
【図8】洗浄ノズルとガイドベースとの係合関係を説明するための説明図である。
【図9】洗浄ノズルの平面図である。
【図10】洗浄ノズルの縦断面図である。
【図11】洗浄ノズルの横断平面図である。
【図12】洗浄ノズルのヘッド部分の縦断側面図である。
【図13】同じく縦断正面図である。
【図14】図中、(a),(b)は洗浄ノズルのクリーニング時の流路切換装置の動作を説明するための動作説明図である。
【図15】図中、(a),(b)はおしり洗浄時の流路切換装置の動作を説明するための動作説明図である。
【図16】図中、(a),(b)はビデ洗浄時の流路切換装置の動作を説明するための動作説明図である。
【図17】(a)はおしり洗浄用の回転ドラムを、(b)はビデ洗浄用の回転ドラムをそれぞれ示す縦断面図である。
【図18】従来の衛生洗浄装置の配管系統を概略的に示す構成図である。
【図19】従来の衛生洗浄装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 衛生洗浄装置
6 バルブユニット
7 貯湯タンク
8 ノズル装置
11 ノズルユニット
12 流路切換装置
13 駆動用モータ
14 タイミングベルト
15 洗浄ノズル
16 ガイドベース
17,17a 従動プーリー
21 駆動プーリー
24 ノズル本体
26,27 第1,第2の流出口
28 ハウジング
29,30 第1,第2の回転ドラム
31 流入口
32 閉蓋
35 ノズルヘッド
41 ピニオン
42 ラック
a,b,c,d 流出溝

Claims (2)

  1. 局部洗浄を行うノズル装置を収納した衛生洗浄装置において、
    前記ノズル装置は、適温の洗浄水を流通させる流路を内部に2系統備える洗浄ノズルをガイドベース上に滑動自在に保持して駆動ユニットによって往復移動可能とするとともに、
    洗浄水を洗浄ノズルの任意の流路に切換えて給送する回転ドラムを回転自在に収容した流路切換装置を設け、
    前記ガイドベースに保持した駆動源で前記洗浄ノズルをガイドベース上に往復移動させたときに、洗浄ノズルの進退動作によって前記回転ドラムを回転させることにより洗浄水の流路を切り換えるように構成したことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記流路切換装置には前記回転ドラムと共動回転するピニオンを取付け、このピニオンを前記ガイドベースの洗浄ノズルの進退範囲に設けたラックと噛合させることにより、前記洗浄ノズルの進退動作によって前記回転ドラムを回転させることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
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