JP3587718B2 - 釣り用具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、釣竿、リール、ルアー、釣り道具箱、クーラーボックス、友舟、その他の小物用品を含んだ釣り用具に関し、この釣り用具には、均一の所望の色に着色された光輝性外観を呈示させることが可能な模様層が設けられている。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平7−227179号公報に開示されている釣り用具には、樹脂層に光輝性を有する複数の粒子を高密度に密集させて構成した模様層が設けられており、この模様層によって、例えば金属表面を鏡面状に研磨した際に得られるような光輝性外観を呈示させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術に適用した模様層において、複数の粒子は、夫々、金属単体であるため、釣り用具の外観に呈示させることができる色彩は、金属色のみであり、使用目的に応じて種々の色彩を呈示させることができなかった。この場合、模様層を構成する樹脂層に着色を施すことも考えられるが、樹脂層の層厚によって色彩にバラツキが生じてしまうため、均一の所望の色に着色された光輝性外観を呈示させることができない。
【0004】
本発明は、このような問題を解決するために成されており、その目的は、均一の所望の色に着色された光輝性外観を呈示させることが可能な釣り用具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の釣り用具は、所定形状に形成された部材本体と、この部材本体上に形成された模様層とを備えており、
模様層には、外面に透光性を有する着色被膜が形成された複数の粒子が所望の密度で且つ均一に配置されている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の釣り用具について、添付図面を参照して説明する。
【0007】
本発明の釣り用具としては、例えば、釣竿、リール、ルアー、釣り道具箱、クーラーボックス、友舟、その他の小物用品を含んだ釣り用品全般が該当する。
【0008】
図1〜図3には、本発明の釣り用具の一実施の形態として、例えば釣竿等の管状部材2が示されており、この管状部材2は、管状の部材本体4と、この部材本体4上に形成された模様層6とを備えており、模様層6には、外面に透光性を有する着色被膜(即ち、着色層)8が形成された複数の粒子10(図3参照)が、所望の密度で且つ均一に配置されている。本実施の形態において、模様層6は、部材本体4上に形成された下地層12の外面に形成されており、この模様層6の外面には、保護層14が形成されている。なお、上記着色被膜(即ち、着色層)8は、着色層と保護層とに分かれていても良い。
【0009】
部材本体4は、例えば、合成樹脂、繊維強化プラスチック、金属、セラミックス等の材料で形成することが可能である。なお、この部材本体4の外面に模様層6を直接形成する場合には、模様層6を均一に形成することができるように、部材本体4の外面を鏡面状に加工することが好ましい。この場合、部材本体4の外面を鏡面状に加工する方法としては、例えば、バレル研磨、バフ仕上げ等を適用することが可能である。
【0010】
下地層12の材料としては、部材本体4及び模様層6に対する密着性を考慮した材料を選択する必要があり、この場合、例えば、エポキシ、アクリル、ウレタン等の樹脂塗料を適用することが可能である。また、このような下地層12は、例えば塗装やメッキ等の方法で形成することが可能であり、その場合、下地層12の層厚T1は、5〜30μmに設定することが好ましい。下地層12の層厚T1が5μm未満になると、部材本体4外面の凹凸形状に追従して下地層12の外面が平滑にならないと共に、下地層12の層厚T1が30μmを越えると、釣り用具全体(管状部材2全体)の重量が増加してしまうからである。なお、下地層12の外面は、模様層6を均一に形成することができるように、鏡面状に加工することが好ましい。この場合、下地層12の外面を鏡面状に加工する方法としては、例えば、バレル研磨、バフ仕上げ等を適用することが可能である。
【0011】
このような下地層12の外面には、後述する模様層6を介して、保護層14が形成されている。なお、上述したように下地層12を形成しない場合には、保護層14は、部材本体4上に直接形成された模様層6の外面に形成されることになる。
【0012】
保護層14の材料としては、模様層6に対する密着性を考慮した材料を選択する必要があり、この場合、例えば、フッ素、アクリル、ウレタン等の透明又は半透明の樹脂を適用することが可能である。また、このような保護層14は、例えば塗装やメッキ等の方法で形成することが可能であり、その場合、保護層14の層厚T2は、5〜20μmに設定することが好ましい。
【0013】
模様層6は、所定の樹脂16(例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ビニール系樹脂)に光輝性を有する複数の粒子10(以下、光輝性粒子と言う)を所望の密度で且つ均一に混入して形成されている。具体的には、樹脂16に混入された複数の光輝性粒子10が下地層12の外面全体(又は、部材本体4の外面全体)に亘って所望の密度で且つ均一に配置されるように、模様層6は、下地層12(又は、部材本体4)の外面に形成されている。この場合、模様層6の層厚T3は、5μm以下、好ましくは、1〜3μmに設定することが好ましい。
【0014】
本実施の形態において、複数の光輝性粒子10は、夫々、非透光性の粒子本体18と、この粒子本体18の表面全体に形成された透光性を有する着色層8とから構成されている。
【0015】
非透光性の粒子本体18の材料としては、例えば、Al、Cu、Ag、Mg、ln、Cr、Si、Ni、Ti、Au、Rh、Pt等の各種の色彩を有する金属材料を用いることが可能である。この場合、粒子本体18の大きさは、2μm以下、好ましくは、0.3〜1μmに設定することが好ましく、且つ、粒子本体18の厚さは、1μm以下、好ましくは、0.03〜0.5μmに設定することが好ましい。これ以上に粒子本体18の大きさ及び厚さを設定すると、光輝性粒子10を所望の密度で且つ均一に配置できなくなると共に、光輝性粒子10の境界が目立つようになったり、光の反射方向が一定しなくなり、均一な光輝性外観を発揮できなくなってしまうからである。なお、粒子本体18の表面全体に各種の色の染料又は顔料を選択的に被覆することによって、粒子本体18に所望の着色を施しても良い。
【0016】
非透光性の粒子本体18の外面全体に形成する透光性の着色層8の材料としては、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー等の各種の色彩を発する材料を用いることが可能である。また、粒子本体18の外面全体に透光性の着色層8を形成する方法としては、例えば、ディッピング法、PVDやCVD等のドライメッキ法、ゾルゲル法、陽極酸化法等の方法を用いることが可能である。この場合、着色層8の層厚は、1μm以下、好ましくは、0.3μm以下に設定することが好ましい。これ以上に着色層8の層厚を厚くすると、光輝性粒子10を所望の密度で且つ均一に配置できなくなると共に、着色層8の透光性が弱められて光輝性外観を呈示させることができなくなってしまうからである。
【0017】
このような光輝性粒子10の形成方法は、まず、例えばテフロンやシリコーン樹脂等から成るフィルム状の支持基板上に、上記金属材料を蒸着又はスパッタリングして金属層を形成した後、この金属層を支持基板から剥離して粉砕することによって複数の粒子本体18を形成する。続いて、これら複数の粒子本体18の表面全体に透光性の着色層8を形成する。この場合、光輝性粒子10を構成する粒子本体18及び着色層8の色彩を適宜選択的に設定することによって、各種所望の色彩に対応した種々の光輝性外観を呈示させることができる。
【0018】
また、樹脂16に混入された複数の光輝性粒子10が下地層12の外面全体(又は、部材本体4の外面全体)に亘って所定の密度で且つ均一に配置されるように、模様層6を下地層12(又は、部材本体4)の外面に形成する方法としては、例えば、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法等のPVD(物理的気相成長)法や、或いは、P−CVD(プラズマCVD)法、MOCVD(有機金属CVD)法等のCVD(化学的気相成長)法、又は、湿式メッキ法等を用いることが可能である。
【0019】
この場合、複数の光輝性粒子10は、その光輝性を充分に発揮可能であると共に、所望の色彩を生じる程度の密度で且つ均一に配置することが好ましい。具体的には、光輝性粒子10の密度は、単位面積当たりの光輝性粒子の個数が、5万〜2000万個/mm2 となるように、設定することが好ましい。
【0020】
上述したような構成を有する釣り用具(管状部材2)によれば、模様層6において複数の光輝性粒子10を所望の密度で且つ均一に配置させることが可能となり、その結果、均一の所望の色に着色された光輝性外観を呈示させることが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、均一の所望の色に着色された光輝性外観を呈示させることが可能な釣り用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る釣り用具の斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】(a)は、模様層の構成を具体的に示す断面図、(b)は、同図(a)のb−b線に沿う断面図。
【符号の説明】
4 部材本体
6 模様層
10 光輝性粒子
Claims (1)
- 所定形状に形成された部材本体と、
この部材本体上に形成された模様層とを備えており、
模様層には、外面に透光性を有する着色被膜が形成された複数の粒子が所望の密度で且つ均一に配置されていることを特徴とする釣り用具。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07578999A JP3587718B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 釣り用具 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2000262185A JP2000262185A (ja) | 2000-09-26 |
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Family
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Family Applications (1)
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| JP07578999A Expired - Fee Related JP3587718B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 釣り用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3587718B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP07578999A patent/JP3587718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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