JP3586768B2 - 両面画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動的に原稿を順次給送して表裏両面の読み取りが可能な画像読取装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取装置では、原稿の両面を読み取る場合、まず、原稿を読取部へ給送して表面を読み取り、排出ローラにより排紙トレイ上の排出口へ搬送した後に、原稿の終端を挟持する排出ローラの回転方向を逆転し、該原稿を原稿戻し経路を通じて反転させつつ再度読取部へ給送して、次に裏面を読み取って排出トレイへ排出するように構成されていた。
さらに、上記技術を改良したものとして、両面の読み取りを終えて排出口へ搬送された原稿を再度スイッチバックさせ、さらにもう一度原稿戻し経路を通じて読取部へ搬送し、このとき該読取部では読み取りを行わずそのまま通過させ、原稿の表面を下にして排出し、ページ順を揃えながら順次積載していく技術も考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術においては、一旦排出口から排出された原稿をスイッチバックさせて、原稿戻し経路を経て再び該排出口から排出させる場合、先行する原稿の先端部と、その終端部とがともに排出ローラでニップされないためにも、該経路は原稿長さ以上に構成する必要があった。
あるいは、該経路を原稿長さより短く構成し装置全体の小型化を図る場合でも、排出時には原稿と排出ローラとのニップを一時解除し、他のローラの搬送により排出する必要があり、そのためには構成部品が増え、制御構成も複雑にならざるをえなかった。
本発明は上記2つの課題を鑑み、搬送経路を短く構成し、且つ、排出ローラでのニップの解除を必要としない両面画像読取装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上のような課題を解決すべく、次のような手段を用いるものである。
まず、請求項1に記載のように、シート原稿がセットされる原稿供給トレイと、前記原稿供給トレイの下方に設けられた原稿排出トレイと、シート原稿を読み取る読取部と、前記原稿供給トレイからの給紙口と、前記原稿排出トレイへの一時排出口となる第1反転口と、前記給紙口から前記読取部を経て前記第1反転口へ向けて形成された第1原稿搬送経路と、前記第1原稿搬送経路における前記読取部の下流側の分岐部から前記読取部の上流側の合流部へ向けて形成された第2原稿搬送経路と、を備えた両面画像読取装置において、前記原稿排出トレイへの一時排出口となる第2反転口と、前記原稿排出トレイへの排紙口と、前記第1原稿搬送経路における前記読取部と前記第1反転口との間の分岐部から前記第2反転口へ向けて形成された第3原稿搬送経路と、前記第2反転口から前記第2原稿搬送経路へ向けて形成された第4原稿搬送経路と、前記第1原稿搬送経路における前記読取部と前記第1反転口との間の分岐部から前記排紙口へ向けて形成された第5原稿搬送経路と、を設け、両面画像読み取りにおける、第1行程では、前記原稿供給トレイに第1面を上にしてセットされたシート原稿を前記第1原稿搬送経路を搬送して、前記読取部でシート原稿の第1面を読み取った後、前記第1反転口へ送り、第2行程では、第1面読取後のシート原稿を前記第1反転口から前記第2原稿搬送経路を搬送して、該第2原稿搬送経路と前記第1原稿搬送経路との合流部からシート原稿を再び第1原稿搬送経路へ進入させ、そして、前記読取部でシート原稿の第2面を読み取った後、前記第3原稿搬送経路を搬送して前記第2反転口へ送り、第3行程では、第2面読取後のシート原稿を前記第2反転口から前記第4原稿搬送経路を経て前記第2原稿搬送経路を搬送し、該第2原稿搬送経路と前記第1原稿搬送経路との合流部からシート原稿を再び第1原稿搬送経路へ進入させて、前記読取部を通過した後、前記第5原稿搬送経路を搬送して前記排紙口へ送る、構成で、前記第1反転口付近に、シート原稿の搬送方向を逆転して前記第2原稿搬送経路へ送る正逆回転可能な第1搬送ローラを設け、前記第2反転口付近に、シート原稿の搬送方向を逆転して前記第4原稿搬送経路を経て前記第2原稿搬送経路へ送る正逆回転可能な第2搬送ローラを設けた、両面画像読取装とする。
【0005】
また、請求項2に記載のように、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第3原稿搬送経路を遮断しての前記第1原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路を遮断しての前記第3原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第2原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路を遮断するとともに前記第2原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との合流部で前記第4原稿搬送経路を遮断しての前記第2原稿搬送経路の通過可能状態、前記第2原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との合流部で前記第4原稿搬送経路からの通過可能状態に、切り換える第1ガイド部材と、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第5原稿搬送経路を遮断しての前記第3原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路とを遮断しての前記第5原稿搬送経路への通過可能状態、前記第3原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との分岐部で前記第3原稿搬送経路を遮断しての前記第4原稿搬送経路への通過可能状態に、切り換える第2ガイド部材と、を備えた構成とする。
【0006】
そして、請求項3に記載のように、前記第2原稿搬送経路における前記第4原稿搬送経路からの分岐部の下流側に第3搬送ローラを設け、前記第1原稿搬送経路における前記第3原稿搬送経路への分岐部の上流側に第4搬送ローラを設けた構成とする。
【0007】
また、請求項4に記載のように、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとから成るローラ群と、前記第3搬送ローラと前記第4搬送ローラとからなるローラ群の、少なくとも一方のローラ群を3つのローラで構成する。
【0008】
本発明の実施の形態を、添付の図面を基に説明する。
図1は両面画像読取装置を採用するファクシミリの斜視図、図2は同じく側面断面図、図3は本発明に係る両面画像読取装置の自動原稿搬送装置(以下、「ADF」)の側面断面図、図4は本発明に係る両面画像読取装置の制御構成を示すブロック図、図5は本発明に係る両面画像読取装置の第1工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図、図6は同じく第2工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図、図7は同じく第3工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図、図8は本発明に係る両面画像読取装置の制御構成の前半部を示す流れ図、図9は同じく中半部を示す流れ図、図10は同じく後半部を示す流れ図、図11は本発明の別実施例に係る両面画像読取装置のADFの側面断面図である。
【0009】
本発明に係る両面画像読取装置をファクシミリ装置を例にとり、まず、その全体構成から説明する。
図1、図2に示すファクシミリ装置は、記録部2の上方に読取部1を配置して構成されている。記録部2には、記録装置3及び給紙カセット4がそれぞれ上下に内装されており、給紙カセット4内に堆積される原稿を記録装置3へ給紙して、記録した後に、記録紙排出トレイ5へ排出するように構成している。
【0010】
読取部1は、その一部構成体である読取ケース10の底面より延設されるヒンジ10bが、記録部2に配設されたヒンジピン1a上に枢支されていることにより、該記録部2に対して、ヒンジピン1aを支点として上下回動可能とされている。
【0011】
前記読取部1においては、読取ケース10内に読取装置6が収納されている。該読取ケース10の上面には、透明状の静止原稿載置ベッド11を配設しており、該静止原稿載置ベッド11上に載置された原稿に対して、該読取装置6が、図2の実線位置から仮想線位置まで移動して走査を行う。
該読取ケース10の上方には、その一辺を中心として上下開閉可能に構成される原稿押えカバー7が配置され、静止原稿載置ベッド11上に載置された原稿を原稿押えカバー7により上方から押えるものとしている。
【0012】
原稿押えカバー7の一端部には、ADF8が付設されている。ADF8の外装部分は、図1のように、読取装置6の走査方向と直交する方向に並列状にサイドフレーム7a・7bが立設されており、両サイドフレーム7a・7b間に、ADF8の原稿搬送部全体を覆うADFカバー14が挟まれるように配置されたものとなっている。各サイドフレーム7a・7bのADFカバー14側端部に沿う内側開口面には、図示されない板金製の側板がそれぞれ立状に固設されていて、例えば、後記の各フィードローラのうち、駆動ローラのローラ軸の各軸端を軸支している。原稿押さえカバー7と、サイドフレーム7a・7bの一方または両方は、該駆動ローラの駆動源及びその伝動系を覆っており、その内側面が該側板にて覆われているのである。
【0013】
これら原稿押えカバー7とサイドフレーム7a・7bがADF8の装置本体を形成し、該装置本体に左右を挟まれて、ADFカバー14にて覆われる原稿搬送部が配設されて、ADF8全体を構成している。
【0014】
ADF8の給紙口8aに連なるように、該原稿押えカバー7の上方に原稿供給トレイ9が配設されており、その下方における原稿押えカバー7の上面には、ADF8の該給紙口8aの直下に配置された排紙口8dに連なるように、原稿排出トレイ7cが一体成形されている。ADF8内には、給紙口8aから排紙口8dまで原稿搬送経路が構成されている。
【0015】
原稿供給トレイ9上に堆積されたシート原稿は、一枚ずつピックアップされて給紙口8aに給送される。ADF8にて給紙されてプラテンガラス12の上を通過する原稿は、図2中で実線にて示した初期位置の読取装置6により、その内容を読み取られる。読み取られた後の原稿は、排紙口8dから原稿排出トレイ7c上に排出される。
【0016】
このように、読取部1は、読取装置6を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いるとともに、読取装置6を位置固定して原稿をADF8に給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
【0017】
また、読取ケース10の一側方にはキーパネル13が付設されている。該キーパネル13の各種操作キーを押すことにより、原稿内容の読み取りを行ったり、読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設定を行ったり、受信内容や読み取った内容の記録装置3による記録を行ったり、様々な操作がなされるのである。
【0018】
次に本発明に係る両面画像読取装置のADF8の内部構造について説明する。なお、この説明において、図3に示す側面視にて、原稿搬送方向を前後方向(原稿搬送経路について給紙口8a・排紙口8d側を前方、湾曲部(搬送方向折り返し部)側を後方とする。)とし、その水平方向における直交方向を左右方向として、各構造体の前後左右位置を説明するものとする。
【0019】
まず、原稿搬送経路の流れを概説すると、図3に示すように、ADF8には給紙口8aから排紙口8dまで、以下に示す原稿搬送経路が形成されている。
すなわち、前記給紙口8aと前記排紙口8dとの上下中間位置にはそれぞれシート原稿の一時排出口となる第1反転口8bと第2反転口8cとが設けられ、まず、該給紙口8aから該第1反転口8bにかけて側面視、略「c」字状の第1原稿搬送経路R1が形成されている。この原稿搬送主経路となる第1原稿搬送経路R1における該第1反転口8bの直後方に分岐点Pを設け、該分岐点Pより後方へ向けて第2原稿搬送経路R2を延設し、該第1原稿搬送経路R1の湾曲部で連通させる。また、該第2反転口8cより後方へ向けて第3原稿搬送経路R3を延設し、該第1原稿搬送経路R1と連通させる。ここで、前記第1原稿搬送経路R1の湾曲部と第2原稿搬送経路R2との連通部を合流点Qとし、前記第1原稿搬送経路R1と第3原稿搬送経路R3との連通部を分岐点Rとする。そして、該分岐点Rの上方の第2原稿搬送経路R2に合流点Sを設け、該合流点Sより前方下方へ向けて第4原稿搬送経路R4を延設し、該第3原稿搬送経路R3と連通させる。このとき、該第4原稿搬送経路R4と前記第1原稿搬送経路R1とは交差することとなり、その交差点をXとし、また、該第3原稿搬送経路R3と第4原稿搬送経路R4の連通部を分岐点Tとする。さらに、前記合流点Rから前記排紙口8dに向けて原稿排出経路となる第5原稿搬送経路R5が形成されている。
【0020】
次にシート原稿をフィードするローラの配置であるが、前記第1反転口8bと前記第2反転口8cとの間にエキストラローラ26を配設し、その上下には第1プレスローラ27、第2プレスローラ28を配設する。また、給紙口8aの近傍にはセパレートローラ22とリタードローラ23とのニップ部Aを配置し、該セパレートローラ22の両端より前方に向けてアーム20・20を揺動自在に配設し、該アーム20・20の前端部にピックアップローラ21を軸支する。
そうして、給紙口8aから第1反転口8bまでの第1原稿搬送経路R1に沿って、前記セパレートローラ22とリタードローラ23とのニップ部A、第1スレイブフィードローラ24と第1マスターフィードローラ25のニップ部B、第2マスターフィードローラ29と第2スレイブフィードローラ30のニップ部C、第3マスターフィードローラ31と第3スレイブフィードローラ32のニップ部D、前記エキストラローラ26と第1プレスローラ27とのニップ部Eの順に配置されている。
また、第2原稿搬送経路R2における前記合流点Pと合流点Qとの間には第4スレイブフィードローラ33と第4マスターフィードローラ34のニップ部Fが配置され、第3原稿搬送経路の第2反転口8c付近には前記エキストラローラ26と第2プレスローラ28とのニップ部Gが配置されている。
【0021】
また、前記第1プレスローラ27とエキストラローラ26とで、原稿の第1面の読み取り後に該原稿の搬送方向を逆転し、再び読取部1へ給送する正逆回転可能な第1の搬送ローラを構成し、第2プレスローラ28とエキストラローラ26とで、原稿の第2面の読み取り後に原稿の搬送方向を逆転し、該原稿の表裏を反転させる経路へ給送する正逆回転可能な第2の搬送ローラを構成している。
即ち、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラとで構成されるローラ群は、第1プレスローラ27、第2プレスローラ28及びエキストラローラ26の3つのローラから成っている。
【0022】
前記ピックアップローラ21、セパレートローラ22、及びリタードローラ23等により、原稿供給トレイ9上に堆積されたシート原稿を一枚ずつ分離して、給紙口8aから原稿搬送経路へ給送するようにしている。
【0023】
前述の各ローラのうち、第1マスターフィードローラ25、エキストラローラ26、第2マスターフィードローラ29、第3マスターフィードローラ31、及び第4マスターフィードローラ34の各ローラ軸25a・26a・29a・31a・34aは、両軸端が、それぞれ前記のADF8装置本体の各側板に軸支されて、位置固定されており、ローラ22・25・26・26・29・31・34は図1に示すサイドフレーム7a・7bのいずれか或いは両方の内部に配設された駆動源及び伝動機構により駆動されるようになっている。すなわち、該ローラ22・25・26・29・31・34は駆動ローラであって、それぞれに接触する各ローラ24・27・28・30・32・33が各駆動ローラに連れ回る従動ローラとなっている。
【0024】
また、前記エキストラローラ26の直後方に、回動支点軸38aを設けて第1ガイド部材38を軸支し、また、該回動支点軸38aの下方であって、前記第2プレスローラ28の直後方には、回動支点軸39aを設けて第2ガイド部材39を軸支する。こうして、上下に第1ガイド部材38と第2ガイド部材39を並設し、各ガイド部材38・39を上下に回動させ、前記分岐点P・R・Tを通過するシート原稿の搬送方向を切り換える。
【0025】
そうして、前記第1原稿搬送経路R1と第2原稿搬送経路R2との合流点Q付近に位置検出センサ44を配設する。該位置検出センサ44は第1原稿搬送経路R1における一方の側に発光素子を配置し、他方の側に受光素子を配置した光センサ又はリミットスイッチ等により構成されており、センサ配置位置を通過するシート原稿の通過開始時と通過完了時とを検出し、該コントローラ40に制御信号(検出信号)を送信する。
【0026】
そうして、前述のコントローラ40は、図4に示すように、前記位置検出センサ44の他、以下に示す制御部材とも接続されており、シート原稿の搬送パターンを制御している。
38・39は、原稿の搬送方向を規制する前記したガイド部材であり、該コントローラ40からの制御信号(切換信号)を受信して、該ガイド部材を上下に回動させ、原稿の搬送経路を切り換える。
【0027】
前記第1ガイド部材38の切り換えは4段階であり、図5で示す最下方位置での第1原稿搬送経路R1の通過可能状態、図6の2点鎖線で示す下方位置での第1原稿搬送経路R1を遮断しての第3原稿搬送経路R3への通過可能状態、図6の実線で示す上下中間位置での第2原稿搬送経路R2の通過可能状態、そして、図7で示す上方位置での第4原稿搬送経路R4からの通過可能状態へと切り換えられる。
一方、前記第2ガイド部材39の切り換えは4段階であり、図5で示す最下方位置、図6の2点鎖線で示す上下中間位置での第5原稿搬送経路R5を遮断しての第3原稿搬送経路R3への通過可能状態、図7の2点鎖線で示す上下中間位置での第1原稿搬送経路R1と第3原稿搬送経路R3とを遮断しての第5原稿搬送経路R5への通過可能状態、図7で示す上方位置での第4原稿搬送経路R4からの通過可能状態へと切り換えられる。
【0028】
また、各ローラ22・23・25・26・29・31・34の駆動源41及びその伝動機構42では、該コントローラ40からの制御信号(駆動信号)に基づいて、それぞれのローラを駆動・停止し、特に、エキストラローラ26においては正逆回転可能に制御されている。
尚、この駆動源41には、固定子の多相巻線に順次パルスを加え、その1パルスごとに回転子が一定角度だけ回転するステップモータ等を使用し、コントローラ40でステップ制御を行っている。コントローラ40にはカウンター46が接続され、該カウンター46により該駆動源41の回転ステップ数が計測され、それに基づきシート原稿の搬送距離が計算される。
【0029】
また、図1に示すキーパネル13上には、片面/両面読取の変換等、読取モードの設定を行うファンクションキー18、シート原稿の取り込み操作を開始させるスタートボタン19、そして、複数枚のシート原稿を連続して読み取る時などその読取操作を途中で停止するストップボタン16等が配置されており、該ファンクションキー18やスタートボタン19、ストップボタン16等の操作が成されると、該コントローラ40へ制御信号が出力される。
【0030】
ここで、本発明に係るシート原稿の両面読み取りについて、その流れを概略説明すると、原稿給紙トレイ9に表面を上にしてセットされたシート原稿は、まず、図5に示すように、第1工程で、給紙口8a→ニップ部A→ニップ部B→合流点Q→ニップ部C→ニップ部D→分岐点R→交差点X→分岐点P→第1反転口8bへと搬送されて原稿表面の読み取りがおこなわれ、次に、図6に示すように、第2工程で、第1反転口8b→分岐点P→合流点S→ニップ部F→合流点Q→ニップ部C→ニップ部D→分岐点R→分岐点T→第2反転口8cへと搬送されて原稿裏面の読み取りがおこなわれる。そして、図7に示すように、第3工程で、第2反転口8b→分岐点T→交差点X→合流点S→ニップ部F→合流点Q→ニップ部C→ニップ部D→分岐点R→排紙口8dへと搬送して原稿表裏を反転し、原稿の表面を下にして排出トレイ7cに排出される。
以下、本発明に係るシート原稿の両面読み取りについて、図8乃至図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0031】
図5及び図8に示すように、まず、ユーザーはシート原稿を、表面を上にして原稿給紙トレイ9にセットし、前記キーパネル13のファンクションキー18を操作して、原稿読取面モードを両面読取モードに選択する(ステップS1)。ここで、コントローラ40より各ガイド部材38・39に制御信号(切換信号)が入力され、両ガイド部材38・39とも最下方位置に切り替わる(ステップS2)。
【0032】
そして、ユーザーがキーパネル13に配設されたスタートボタン19を押すと(ステップS3)、コントローラ40からエキストラローラ26、各ローラ22・23・25・26・29・31・34の駆動源41及びその伝動機構42に制御信号(駆動信号)が出力される。これによりエキストラローラ26は正転方向(図5においては時計方向)に回転を開始し始め(ステップS4)、そして、前記ピックアップローラ21、セパレートローラ22、及びリタードローラ23等により最上層のシート原稿(1枚目のシート原稿)のみが分離されて給紙口8aから原稿搬送経路へ給送された後、第1マスターフィードローラ25と第1スレイブフィードローラ24とに受け継がれ、第1原稿搬送経路R1へと搬送される(ステップS5)。
【0033】
前記1枚目のシート原稿の先端が位置検出センサ44で検知されると(ステップS6)、カウンター46では、駆動源41のステップ制御によりカウンター46では該シート原稿の先端が該位置検出センサ44位置からプラテンガラス12後端位置まで搬送される距離に相当する回転ステップ数(第1の回転ステップ数)が計測され、該第1の回転ステップ数に達した後(ステップS7)、該コントローラ40から読取装置6へ制御信号(読取開始命令信号)が出力され、まず、1枚目のシート原稿表面の読み取りが開始される(ステップS8)。
【0034】
そうして、前記1枚目のシート原稿は第2マスターフィードローラ29と第2スレイブフィードローラ30、または、第3マスターフィードローラ31と第3スレイブフィードローラ32とにより搬送され、位置検出センサ44により該1枚目のシート原稿の終端が通過し終えたことが検知されると(ステップS9)、その検知信号がコントローラ40へ出力され、該コントローラ40から読取装置6へ制御信号(読取終了命令信号)が出力されて、その後に、第1ガイド部材38、エキストラローラ26へそれぞれ制御信号が出力される。
【0035】
こうして、前記コントローラ40では、位置検出センサ44により1枚目のシート原稿の終端の通過が検知されると、駆動源41のステップ制御によりカウンター46では該シート原稿の終端が該位置検出センサ44位置からプラテンガラス12前端位置まで搬送される距離に相当する回転ステップ数(第2の回転ステップ数:(第2の回転ステップ数)>(第1の回転ステップ数))と、該シート原稿の終端が該位置検出センサ44位置からエキストラローラ26と第1プレスローラ27とのニップ部E位置まで搬送される距離に相当する回転ステップ数(第3の回転ステップ数)とが計測され、該第2の回転ステップ数に達した後(ステップS10)、1枚目のシート原稿表面の読み取りを終了する(ステップS11)。
【0036】
図6及び図9に示すように、駆動源41のステップ制御によりカウンター46で前記第3の回転ステップ数が検出された後(ステップS12)、1枚目のシート原稿の大部分が第1反転口8bから排出され、その終端部が前記合流点Sと分岐点Pとの間に位置し、エキストラローラ26と第1プレスローラ27とで該シート原稿がニップされている状態で、この瞬間に第1ガイド部材38を上下中間位置に切り替えて(ステップS13)、今来た経路を遮断して第2原稿搬送経路R2へ通過可能とし、エキストラローラ26を逆転方向(図6においては反時計方向)に回転させ(ステップS14)、該1枚目のシート原稿を該エキストラローラ26と第1プレスローラ27とで第2原稿搬送経路R2へ繰り戻す。
【0037】
そして、前記1枚目のシート原稿は第4マスターフィードローラ33と第4スレイブフィードローラ34とにより引き込まれ、該1枚目のシート原稿の先端が再び位置検出センサ44で検知されると(ステップS15)、駆動源41のステップ制御によりカウンター46では前記第1の回転ステップ数が計測され、該第1の回転ステップ数に達した後(ステップS16)、該コントローラ40から読取装置6へ制御信号(読取開始命令信号)が出力され、1枚目のシート原稿裏面の読み取りが開始される(ステップS17)。
【0038】
ここで、該コントローラ40から、第1ガイド部材38、第2ガイド部材39へそれぞれ制御信号が出力され、第1ガイド部材38を下方位置に、第2ガイド部材39を上下中間位置に切り替えて(ステップS18)、第3原稿搬送経路R3を通過可能として他の経路を遮断する。
【0039】
そうして、前記1枚目のシート原稿は第2マスターフィードローラ29と第2スレイブフィードローラ30、または、第3マスターフィードローラ31と第3スレイブフィードローラ32とにより搬送され、位置検出センサ44により該1枚目のシート原稿の終端が通過し終えたことが検知されると(ステップS19)、その検知信号がコントローラ40へ出力され、該コントローラ40から読取装置6へ制御信号(読取終了命令信号)が出力されて、その後に、第1ガイド部材38、エキストラローラ26へそれぞれ制御信号が出力される。
【0040】
こうして、前記コントローラ40では、位置検出センサ44により1枚目のシート原稿の終端の通過が検知されると、駆動源41のステップ制御によりカウンター46では前記第2の回転ステップ数と、該シート原稿の終端が該位置検出センサ44位置からエキストラローラ26と第2プレスローラ28とのニップ部Gと前記分岐点Tとの間まで搬送される距離に相当する回転ステップ数(第4の回転ステップ数)とが計測され、該第2の回転ステップ数に達した後(ステップS20)、1枚目のシート原稿裏面の読み取りを終了する(ステップS21)。
【0041】
このとき、前記第1ガイド部材38、及び第2ガイド部材39の切り換えにより、1枚目のシート原稿は第3原稿搬送経路R3へと搬送されており、図7及び図10に示すように、駆動源41のステップ制御によりカウンター46で前記第4の回転ステップ数が検出された後(ステップS22)、1枚目のシート原稿の大部分が第2反転口8cから排出され、その終端部のみがエキストラローラ26と第2プレスローラ28とでニップされている状態で、この瞬間に第1ガイド部材38、及び第2ガイド部材39を上方位置に切り替えて(ステップS23)、今来た経路を遮断して第4原稿搬送経路R4を通過可能とし、ここで、エキストラローラ26を再び正転方向(図7においては時計方向)に回転させ(ステップS24)、該1枚目のシート原稿を該エキストラローラ26と第1プレスローラ27とで第4原稿搬送経路R4へ繰り戻す。
【0042】
そして、前記1枚目のシート原稿は第4原稿搬送経路R4から第2原稿搬送経路R2へと搬送され、前記第4マスターフィードローラ33と第4スレイブフィードローラ34とにより引き込まれ、該1枚目のシート原稿の終端の通過完了が位置検出センサ44で検知されると(ステップS25)、次のシート原稿(2枚目のシート原稿)の取り込みが行われ(ステップS26)、該2枚目のシート原稿の先端が位置検出センサ44で検知されると(ステップS27)、ステップS5に戻り、上記のフローに沿って原稿両面の読み取りが行われる。こうして、次々とシート原稿が取り込まれ、但し、最後のシート原稿の両面の読み取りを終了したときには、次のシート原稿がないため、前記ステップS25でその終端の通過を位置検出センサ44で検知したときから、前記コントローラ40で、例えば、駆動源41のステップ制御によりカウンター46で所定の回転ステップ数を計測する等して、所定時間待機し(ステップS28)、該位置検出センサ44で原稿の通過がないことを確認して全ローラを停止する(ステップS29)。
こうして、1枚目のシート原稿から最後のシート原稿までの読み取りが行われ、一連の動作が終了する。
【0043】
尚、図11に示すように、分岐点Rの後方の第1原稿搬送経路R1と第2原稿搬送経路R2との間に、駆動ローラとなる第5マスターフィードローラ35を配設し、その上下にそれぞれ第5スレイブローラ36・37を配設して、シート原稿をニップし、第1原稿搬送経路R1からの搬送と、第2原稿搬送経路R2への搬送とを確実に行えるように構成するなど、ローラの配置構成、及び搬送経路の構成は、請求項1乃至請求項4に係るものであれば特に限定するものではない。
【0044】
尚、図11においては、第5スレイブローラ36と第5マスターフィードローラ35とで第3の搬送ローラを構成し、第5スレイブローラ37と第5マスターフィードローラ35とで第4の搬送ローラを構成している。
即ち、該第3の搬送ローラと第4の搬送ローラとで構成されるローラ群は、第5スレイブローラ36、第5スレイブローラ37及び第5マスターフィードローラ35の3つのローラから成っている。
【0045】
以上のような構成では、原稿搬送経路の長さがシート原稿の長さよりも短い場合であっても、両面読み取り後の原稿排出の際、排紙口8d付近のローラのニップの解除をすることなしに、スムースにシート原稿を排出することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、以下のような効果を奏するものである。
まず、請求項1に記載の発明では、原稿搬送経路の長さが原稿長さよりも短い場合でも搬送される原稿の先端部(前端部)とその終端部(後端部)とをそれぞれ第1搬送ローラと第2搬送ローラとで同時にニップしながらでも搬送することができ、該ニップを解除することなく原稿両面を読み取って搬送することができる。また、両面読み取り後の原稿排出の際、排紙口付近のローラのニップの解除をすることなしに、スムースにシート原稿を排出することができる。
【0047】
また、請求項2に記載の発明では、第1ガイド部材と第2ガイド部材とで搬送方向を選択して適宜、第1搬送ローラまたは、第2搬送ローラへと原稿を搬送し、原稿搬送経路の長さが原稿長さよりも短い場合でも、搬送される原稿の先端部とその終端部とが交わらないように搬送経路を選択することができ、排出口でローラのニップを解除することなく原稿両面を読み取って搬送することができる。
【0048】
そして、請求項3に記載の発明では、第3搬送ローラ、及び第4搬送ローラは、原稿をそれぞれ第1搬送ローラ、または、第2搬送ローラへと受け渡し、原稿の搬送を確実にしている。
【0049】
また、請求項4に記載の発明では、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの間、または、第3搬送ローラと第4搬送ローラとの間で駆動ローラを共有させることができ、部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面画像読取装置を採用するファクシミリの斜視図。
【図2】同じく側面断面図。
【図3】本発明に係る両面画像読取装置のADFの側面断面図。
【図4】本発明に係る両面画像読取装置の制御構成を示すブロック図。
【図5】本発明に係る両面画像読取装置の第1工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図。
【図6】同じく第2工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図。
【図7】同じく第3工程での原稿の流れを示すADFの側面断面図。
【図8】本発明に係る両面画像読取装置の制御構成の前半部を示す流れ図。
【図9】同じく中半部を示す流れ図。
【図10】同じく後半部を示す流れ図。
【図11】本発明の別実施例に係る両面画像読取装置のADFの側面断面図。
【符号の説明】
1 読取部
8 ADF
8a 給紙口
8b 第1反転口
8c 第2反転口
8d 排紙口
9 給紙トレイ
17 排紙トレイ
26 エキストラローラ
27 第1プレスローラ
28 第2プレスローラ
38 第1ガイド部材
39 第2ガイド部材
R1 第1原稿搬送経路
R2 第2原稿搬送経路
R3 第3原稿搬送経路
R4 第4原稿搬送経路
R5 第5原稿搬送経路
Claims (4)
- シート原稿がセットされる原稿供給トレイと、
前記原稿供給トレイの下方に設けられた原稿排出トレイと、
シート原稿を読み取る読取部と、
前記原稿供給トレイからの給紙口と、
前記原稿排出トレイへの一時排出口となる第1反転口と、
前記給紙口から前記読取部を経て前記第1反転口へ向けて形成された第1原稿搬送経路と、
前記第1原稿搬送経路における前記読取部の下流側の分岐部から前記読取部の上流側の合流部へ向けて形成された第2原稿搬送経路と、
を備えた両面画像読取装置において、
前記原稿排出トレイへの一時排出口となる第2反転口と、
前記原稿排出トレイへの排紙口と、
前記第1原稿搬送経路における前記読取部と前記第1反転口との間の分岐部から前記第2反転口へ向けて形成された第3原稿搬送経路と、
前記第2反転口から前記第2原稿搬送経路へ向けて形成された第4原稿搬送経路と、
前記第1原稿搬送経路における前記読取部と前記第1反転口との間の分岐部から前記排紙口へ向けて形成された第5原稿搬送経路と、
を設け、
両面画像読み取りにおける、第1行程では、前記原稿供給トレイに第1面を上にしてセットされたシート原稿を前記第1原稿搬送経路を搬送して、前記読取部でシート原稿の第1面を読み取った後、前記第1反転口へ送り、
第2行程では、第1面読取後のシート原稿を前記第1反転口から前記第2原稿搬送経路を搬送して、該第2原稿搬送経路と前記第1原稿搬送経路との合流部からシート原稿を再び第1原稿搬送経路へ進入させ、そして、前記読取部でシート原稿の第2面を読み取った後、前記第3原稿搬送経路を搬送して前記第2反転口へ送り、
第3行程では、第2面読取後のシート原稿を前記第2反転口から前記第4原稿搬送経路を経て前記第2原稿搬送経路を搬送し、該第2原稿搬送経路と前記第1原稿搬送経路との合流部からシート原稿を再び第1原稿搬送経路へ進入させて、前記読取部を通過した後、前記第5原稿搬送経路を搬送して前記排紙口へ送る、構成で、
前記第1反転口付近に、シート原稿の搬送方向を逆転して前記第2原稿搬送経路へ送る正逆回転可能な第1搬送ローラを設け、前記第2反転口付近に、シート原稿の搬送方向を逆転して前記第4原稿搬送経路を経て前記第2原稿搬送経路へ送る正逆回転可能な第2搬送ローラを設けた、両面画像読取装置。 - 前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第3原稿搬送経路を遮断しての前記第1原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路を遮断しての前記第3原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第2原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路を遮断するとともに前記第2原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との合流部で前記第4原稿搬送経路を遮断しての前記第2原稿搬送経路の通過可能状態、前記第2原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との合流部で前記第4原稿搬送経路からの通過可能状態に、切り換える第1ガイド部材と、
前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第5原稿搬送経路を遮断しての前記第3原稿搬送経路への通過可能状態、前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路との分岐部で前記第1原稿搬送経路と前記第3原稿搬送経路とを遮断しての前記第5原稿搬送経路への通過可能状態、前記第3原稿搬送経路と前記第4原稿搬送経路との分岐部で前記第3原稿搬送経路を遮断しての前記第4原稿搬送経路への通過可能状態に、切り換える第2ガイド部材と、
を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の両面画像読取装置。 - 前記第2原稿搬送経路における前記第4原稿搬送経路からの分岐部の 下流側に第3搬送ローラを設け、前記第1原稿搬送経路における前記第3原稿搬送経路への分岐部の上流側に第4搬送ローラを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の両面画像読取装置。
- 前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとから成るローラ群と、前記第3搬送ローラと前記第4搬送ローラとからなるローラ群の、少なくとも一方のローラ群を3つのローラで構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の両面画像読取装置。
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