JP3586688B2 - 逆反射アップリケ - Google Patents

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Description

本発明は、担体なしにならびに剥離ライナーなしに衣料品組立て工に供給できる逆反射アップリケに関する。
逆反射アップリケは、入射光のかなりの部分を光源に向けてはね返す能力を有する。このユニークな能力のために衣服での逆反射アップリケの使用が普及した。自動車交通の近辺で労働または運動する人々は、通り過ぎる自動車にはねられないように目立つ必要がある。衣服につけられた逆反射アップリケは、自動車のヘッドライト光を逆反射し、人の存在を際だたせる。
逆反射アップリケは通常、光学レンズ成分層、ポリマー結合層、および逆反射層を含む。光学レンズ成分は、一般にポリマー結合層に部分的に埋め込まれた微小球である。逆反射層は通常、微小球の包埋部分の上に配置されたアルミニウム、銀、または誘電性ミラーを含む。逆反射アップリケの表側表面に当たった光は、微小球を通過して逆反射層によって反射され、微小球に再び入り、そこで光の方向が変化して光源に向かって進むようになる。
逆反射アップリケは、熱可塑性担体ウェブに微小球層を部分的に包埋し、微小球の突起部に反射材を塗布し、次に被覆微小球上に結合層を形成させて製造される。結合層の裏側表面に感圧性接着剤が塗布され、アップリケが基材に固定されるまで接着剤が剥離ライナーでカバーされることが多い。完成したアップリケ(転写シートとも称される)は、この形態で衣料品組立て工に供給され、衣料品組立て工は、剥離ライナーを剥がしアップリケを衣料品の外側表面に接着して、アップリケを衣料品に固定する。次にアップリケが光を逆反射するように、担体をアップリケから分離して微小球を露出させる。既知の逆反射アップリケは、非常に良好な逆反射性能を示し、夜間、衣服に光が当たると着用者の存在を非常に効果的にきわだたせるが、既知のアップリケにはいくつかの欠点がある。
第1の欠点は、衣料品組立て工により廃棄物として捨てられる担体ウェブの使用がアップリケに必要なことである。製造業者がアップリケを衣料品組立て工に供給する前には、アップリケはまだ基材に固定していないので、担体ウェブはアップリケから分離されない。アップリケを担体から前もって分離すると、担体をアップリケから引き剥がす際、アップリケの結合層および逆反射層が不可逆的に引き延ばされることがある。この不可逆的引伸しは、アップリケの逆反射性能を損なう。
第2の欠点は、熱によってアップリケを基材に固定する際、残余担体ウェブ材料が微小球の露出面に残り、逆反射性能の低下を引き起こすことである。また担体が過剰な熱を受けた場合、担体が微小球にくっついて取り除くことが困難になることもあるので、熱可塑性担体は、アップリケが受容できる熱量を制限する。アップリケに供給する熱が制限されることで、アップリケと基材との結合が劣化することもある。
別の欠点は、既知の転写シートが担体ウェブと同様に廃棄物として捨てられる剥離ライナー付きで衣料品組立て工に提供されることである。剥離ライナーまたは担体ウェブを廃棄物として捨てることは、経済的または環境的見地からしてももちろん有益ではない。
本発明は、担体ウェブなしにならびに剥離ライナーなしに衣料品組立て工その他に提供できる逆反射アップリケを提供する。アップリケの基材への固定前に担体ウェブを微小球から分離できるので、製造業者は担体ウェブをリサイクルでき、アップリケを基材に熱ラミネートする際、より高い熱をかけることができる。またアップリケは、剥離ライナーの必要性をなくするので廃棄物がさらに少なくなる。
簡単に要約すると、本発明の逆反射アップリケは、
(a) 第1および第2の主要表面を有し、アクリルポリマーの非繊維状層を含有し、前記第2の主要表面が熱活性化接着剤として作用できる支持構造体と、
(b) 支持構造体の第1の主要表面から突出する第1の部分を有し、アクリルポリマー層に包埋された第2の部分を有する光学レンズ成分層と、
(e) 光学レンズ成分層の第2の部分の後方に配置される反射材と
を含む。
また本発明は、
(a) 光学レンズ成分層の第2の部分が担体ウェブから突出するように、担体ウェブ中で光学レンズ成分層の第1の部分を支持するステップと、
(b) 光学レンズ成分層の第2の部分の上に反射材のコーティングを塗布するステップと、
(c) 反射材の塗布後にアクリルポリマー層に包埋された光学レンズ成分の第2の部分の上に熱活性化接着剤として作用でき、非繊維状アクリルポリマー層を含む支持構造体を形成するステップと、
(d) 逆反射アップリケの支持構造体を基材に固定する前に担体ウェブを支持構造体から分離し、光学レンズ成分の第1の部分を露出して自立型露出レンズ逆反射アップリケを製造するステップと
を含む逆反射アップリケの製造法を提供する。
本発明のアップリケは、非繊維状アクリルポリマー層を含有し、熱活性化接着剤として作用できるポリマー支持構造体によって光学レンズ成分が支持されることが既知のアップリケとは異なる。このような支持構造体を使用することで、アップリケを基材に恒久的に固定する前にポリマー支持構造体から担体ウェブを分離することができる。この分離ステップは、アップリケの逆反射性能に本質的な破損を引き起こすことなく達成できる。また基材に固定する前のアップリケから担体ウェブを分離できることで、基材へのアップリケの固定により高い温度が使用できる利点がある。より高い温度を使用することで、アップリケおよび基材間により強固な結合が達成できる。既知の担体は熱可塑性でよりあり、より高い温度では微小球に担体材料がくっついてしまうのでこのような温度の使用は不可能である。担体ウェブは、衣料品組立て工に提供された後に廃棄物として捨てられるのではなく、製造業者がリサイクルのために保持できる。さらにアップリケは、感圧性接着剤を使用することなく熱活性化によってつけられるので、本発明では剥離ライナーが必要ない。したがって担体ウェブまたは剥離ライナーのどちらも衣料品組立て工は廃棄しないので、本発明のアップリケおよび方法は、経済的および環境的見地からも好ましい。その上、アップリケの全般的重量および体積がより小さくなるので、輸送および保管費用が軽減する。
これらを含めた本発明のその他の利点を、類似のパーツを表すために類似参照番号を使用した本発明の図および詳細な説明でさらに詳しく示して説明する。しかし図および説明は、例示のみを目的としたものであり、本発明の範囲を不当に制限するものではないことを理解すべきである。
図において
図1は本発明に従った逆反射アップリケ10の断面図であり、
図2は本発明に従った逆反射アップリケ10の製造法の概略図であり、
図3は本発明に従った逆反射アップリケ10のついた衣料品60の正面図である。
図は理想化されており一定比率で描かれてはいない。
本発明を実施することで、基材への固定前にアップリケから担体ウェブが除去できる露出レンズ逆反射アップリケが得られる。図1は、本発明の逆反射アップリケ10の部分を示す。逆反射アップリケ10は、支持構造体12、微小球14の単一層でも良い光学レンズ成分、および反射材16を含む。微小球14および反射材16は、共に光源に向けて入射光のかなりの量をはね返すことができる逆反射部分18を形成する。支持構造体12は、第1のまたは裏側表面20と第2のまたは表側表面22とを有する。ここで示したように支持構造体12は、2つのポリマー層24および26を含有する。ポリマー層24は、一般に「結合層」と称され非繊維状アクリルポリマーを含み、層26は熱活性化接着剤として作用できるポリマーを含んでも良い。「非繊維状」とは、層が実質的にフィラメントから構成されていないことを意味する。逆の例として、米国特許第5,128,804号を参照されたい。「アクリルポリマー」という用語は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、シトラコン酸、マレイン酸、フマル酸、これらの酸のエステル、アクリロニトリル、またはそれらの組み合わせから製造される熱可塑性または熱硬化性ポリマーまたはコポリマーを意味する。層26は、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチルヘキシル、またはそれらの組み合わせから製造されるアクリルポリマーを含む。
ポリマー層26は、それ自体でまたは層24と共に、ポリマー支持構造体12が裏側表面20で熱活性化接着剤として作用できるようにする。ここでの用法では「熱活性化接着剤」とは、約50℃よりも高温に加熱されて活性化し、室温では結合しないアップリケと基材とが圧力により結合できるようにする接着剤を意味する。接着剤は、少なくとも75℃に加熱されるまで活性化しないことが好ましい。
微小球14の層は、周囲環境に露出するように支持構造体12から突出する第1の部分を有する。本発明のように逆反射アップリケにおいて微小球が周囲環境に露出する場合、すなわちポリマーカバーフィルムなどによって包埋または封入されない場合は、「露出レンズ逆反射アップリケ」と称される。微小球14の層は、ポリマー支持構造体12の表側表面22に包埋された第2の部分を有する。反射材16は、微小球層の包埋部分後方に位置し、好ましくはそこに配置される。
支持構造体は、厚みの合計が好ましくは約25乃至約250μmである1つ以上の非繊維状連続ポリマー層を含有する。「連続」とは、ポリマー支持構造体を液体透過性にする間隙または開口部をポリマー層が持たないことを意味する。支持構造体の厚さは、好ましくは約50乃至75μmである。厚さが25μm未満の場合、基材および光学素子の双方に固着するには薄すぎ、厚さが250μmを超えるとアップリケが必要以上に堅くなり経費もかさむ。
層24および26は、一緒にまたは独自に好ましくは3.5x106N/m2を超える引張強度を構造体12にそして最終的には逆反射アップリケ10に提供する。逆反射アップリケは、より好ましくは6x106N/m2を超える引張強度を、さらにもっと好ましくは10x106N/m2を超える引張強度を有する。引張強度の上限は50x106N/m2に達することもあるが、通常は40x106N/m2未満である。結合層24は、ペンシルベニア州フィラデルフィア市のRohm and Haasより入手できるHA−8TMなどの自己架橋性アクリルポリマーでも良い。ここでの用法では「自己架橋性」とは、電子ビーム照射または初期ポリマーとは別の架橋剤を使用することなく、ポリマーが架橋してより高い分子量のポリマーが生成されることを意味する。ポリマー層26は、例えばミシガン州ミッドランド市のDow Chemical Companyより入手できるPrimacorTM 3440のようなエチレンおよびアクリル酸のコポリマーなどの熱可塑性ポリマーでも良い。Dow Corning Z−6040接着促進剤(ミシガン州ミッドランド市のDow Chemical Companyより入手可)をHA−8TMと共に使用して、ドライクリーニングおよび家庭での洗濯に対する優れた耐久性を提供することもできる。ポリマー層26の厚さは、通常約10乃至150μmである。
支持構造体の結合層には、さらに着色剤(例えば顔料、染料、金属粉)、充填剤、安定剤(例えばヒンダードフェノールなどの熱安定剤および酸化防止剤、およびヒンダードアミンまたは紫外線安定剤などの光安定剤)、難燃剤、流れ調整剤(例えばフルオロポリマーシリコンなどの界面活性剤)、可塑剤、エラストマー、およびカップリング剤などの添加剤を1種以上含めることもできる。このような添加剤の中には、逆反射アップリケの洗濯耐久性に悪影響を与えるものもあるので、選択に際しては注意が必要である。アップリケは、一般に衣服の上につけられるので、洗濯耐久性を考慮することは重要である。例えば米国特許第5,200,262号および第5,283,101号を参照されたい。例えば二酸化チタンなどのある種の顔料をかなりの量使用すると、洗濯後の逆反射性に悪影響を及ぼすことが分かった。しかしその他の添加剤には、洗濯耐久性を向上させるものもある。例えばDow Corning Z 6040などのシランカップリング剤を結合層に約1乃至15重量部(乾燥)の割で添加できる。結合層がエチレン/アクリル酸コポリマーである場合、HypalonTM 20 S(デラウエア州ウィルミントン市のE.I.Dupont de Nemours and Companyより入手可)、PolysarTM EPM 306P(オハイオ州アクロン市のMiles,Ine.,Polysar Rubber Divisionより入手可)、およびNippol TM VT 4555(イリノイ州ローリングミード市のZeon Chemicalsより入手可)などのエラストマーによって洗濯耐久性を改善できる。添加剤は、洗濯中に劣化したりポリマー支持構造体から溶脱したりしないことが好ましい。
オプションとして支持構造体の結合層には、反射材の色と調和または一致するように選んだ着色剤を配合し、アップリケの表側表面が家具、壁、その他の物体表面にこすられて生じる光学レンズ成分の損失を隠すようにできる。光学レンズ成分がアップリケから剥がれると、通常、レンズ素子の直下にある反射材の一部もシートから剥がれる。反射材が透明でなく下方の結合層の色と一致しない場合、光学レンズ成分の損失が目立つようになる。
「光学レンズ成分」という用語は、反射材と共同して入射光のかなりの量を逆反射するように光の方向を変化できる不連続素子を意味する。上で示したように、本発明の逆反射アップリケに使用する光学レンズ成分は微小球でも良く、最も均質で効果的な逆反射を提供するために形状が本質的に球形であることが好ましい。また微小球は、光の吸収を最小化し入射光のより多くが逆反射されるように、本質的に透明であることが好ましい。ここでの用法では「透明」とは、光を透過できることを意味する。好ましくは光学レンズ成分は、可視スペクトル(波長約400乃至700ナノメーター(nm))における入射光強度の少なくとも80%を透過できる。より好ましくは微小球は、可視スペクトルにおける光強度の少なくとも90%を透過できる。微小球は、しばしば本質的に無色であるが、薄く染めたり着色したりもできる。
微小球は、ガラス、非ガラス質セラミック組成物、または合成樹脂から製造できる。合成樹脂から製造された微小球よりも堅くて耐久性が高いガラスおよびセラミック微小球が好ましい。本発明で使用できる微小球の例は、米国特許第1,175,224号、第2,461,011号、第2,726,161号、第2,842,446号、第2,853,393号、第2,870,030号、第2,939,797号、第2,965,921号、第2,992,122号、第3,468,681号、第3,946,130号、第4,192,576号、第4,367,919号、第4,564,556号、第4,758,469号、第4,772,511号、および第4,931,414号で開示されている。これらの特許の開示は、ここに参考として含めた。
微小球は通常、平均直径が約30乃至200μmの範囲にある。この範囲よりも小さい微小球は、逆反射レベルが低くなりがちで、この範囲よりも大きい微小球は、アップリケのきめを望ましくない程度に粗くしたり、柔軟性を望ましくない程度に低下させたりする。微小球の屈折率は、通常約1.7乃至約2.0であり、この範囲は露出レンズ逆反射製品において通常、有用であると考えられる。
反射材は、好ましくは光を正反射できる元素金属を含む層でも良い。正反射金属層を提供するために種々の金属が使用できる。これらの例としては、元素形態のアルミニウム、銀、クロム、金、ニッケル、マグネシウムなどとそれらの組み合わせが挙げられる。アルミニウムおよび銀は、性能的見地からして逆反射層で使用するのに好ましい金属である。金属は、真空蒸着、蒸気コーティング、化学的沈着または無電解メッキによって製造されるような連続コーティングでもよい。アルミニウムの場合、金属のいくらかが金属酸化物そして/または水酸化物の形態にあることを理解すべきである。アルミニウムおよび銀は、最も高い逆反射明度を提供する傾向があるのでので好ましい。金属層は、入射光を反射するために十分厚くなければならない。反射金属層の厚さは、通常約50乃至150nmである。銀コーティングの反射色は、アルミニウムコーティングよりも明るいが、普通はガラス光学素子に接着した際の洗濯耐久性がより高いアルミニウム層がより好ましい。
反射金属層の代わりにまたはそれに加えて、反射材として誘電性ミラーを使用することもできる。誘電性ミラーは、Binghamに対する米国特許第3,700,305号および4,763,985号で開示された既知の誘電性ミラーと類似のものでも良い。これらの特許の開示は、ここに参考として含めた。誘電性ミラーを使用する場合、光学レンズ成分は通常、屈折率n2を有し、その上に配置する透明材料層は屈折率n1を有し、(屈折率n1を有する)透明材料の対向する面は、屈折率n3を有する材料と接触し、ここで屈折率n2およびn3は少なくとも0.1であり、好ましくは少なくとも0.3であり、n1よりも高いかまたは低い。透明材料は通常、波長約380乃至約1,000nm範囲の光の波長の約4分1の奇数倍(すなわち1、3、5、7...)に一致する光学的厚さを有する層である。したがってn2>n1>n3またはn2<n1<n3のどちらかであり、透明層のどちらの側の材料もn1よりも屈折率が共に高いかまたは共に低い。n1がn2およびn3のどちらよりも高い場合、n1は好ましくは1.7乃至4.9の範囲にあり、n2およびn3は、好ましくは1.2乃至1.7の範囲にある。逆にn1がn2およびn3のどちらよりも低い場合、n1は好ましくは1.2乃至1.7の範囲にあり、n2およびn3は、好ましくは1.7乃至4.9の範囲にある。誘電性ミラーは、好ましくは材料の連続的並びを含み、その少なくとも1つは層の形態をとり互い違いの屈折率順序を有する。好ましい実施例では、隣接する列は2乃至7層、好ましくは3乃至5層を有し、レンズ素子に隣接している。誘電性ミラーは非常に良好な逆反射性を提供できるが、通常、反射金属層ほど効果的な反射体ではない。
望ましい屈折率範囲内で透明材料を提供するのに使用できる多数の化合物の例としては、CdS、CeO2、CsI、GaAs、Ge、InAs、InP、InSb、ZrO2、Bi2O3、ZnSe、ZnS、WO3、PbS、PbSe、PbTe、RbI、Si、Ta2O5、Te、TiO2などの高率材料、およびAl2O3、AlF3、CaF2、CeF3、LiF、MgF2、Na3AlF6、ThOF2、ペルフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンのエラストマーコポリマー (屈折率1.38)などの低率材料が挙げられる。その他の材料は、McGraw−Hill Book Company,New York(1969)発行のK.L.Chopra著「Thin Film Phenomena」750ページに報告されている。好ましい誘電性ミラーは、氷晶石(Na3AlF6)および硫化亜鉛の連続層を含有する。
本発明の逆反射アップリケは、様々な層の段階的構築を伴う連続的製法で形成できる。より正確に言えば、製造ステップには、光学レンズ成分および反射材を含む逆反射部分を形成するステップと、次に逆反射部分上の上塗層として支持構造体を形成するステップとが含まれる。
本発明の逆反射アップリケ10の製造法概略図は、図2に示したが、ここでは担体ウェブ28上に透明微小球14をカスケーディングし、微小球14が望ましい一時的配置でそこに固定することで、光学レンズ成分の単一層が最初に作られる。微小球14は、紙片32上の熱柔軟化ポリマーライニング30から構成される担体ウェブ28に部分的に包埋していても良い。ポリマーライニング30として有用なポリマーの例としては、ポリ塩化ビニルと、ポリスルホンと、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリエステルなどのポリアルキレンとが挙げられる。微小球14は、非常に良好な逆反射明度を達成するために、印刷、ステンシル、カスケーディングまたは熱間圧延などの都合の良い塗布加工によって、理想的には再接近六角配列で、好ましくは可能な限りきっちりと詰め込まれて配列される。
冷却時、ポリマーライニング30は望ましい配列で微小球14を保持する。次に微小球14の突起部ならびにポリマー30の露出部分が反射材層16で被覆されるように、正反射金属または誘電性ミラーなどの反射材16を担体ウェブ28および微小球14に塗布する。この技術により、逆反射素子38(光学レンズ成分および反射材)を逆反射に対して本質的に均質な方向に配列することが容易になる。反射材16で覆われた微小球14の表面部分によって示される逆反射素子38の大きさは、反射材16の塗布前にポリマー30に包埋される微小球14の深度を調節することで部分的に調節できる。
逆反射素子38が担体ウェブ28上に形成された後、逆反射素子38上に支持構造体12が形成される。これは、並列ポリマーシート24および26を逆反射素子38上に塗布して達成できる。ポリマーシート24および26は、それぞれアクリルラテックスおよび熱活性化材料の熱可塑性ポリマーでも良い。ポリマーシート24および26は、それぞれローラー44および46から出てくる。ポリマーシート24および26を逆反射素子38上に配置した後、シート24および26を逆反射素子38および担体ウェブ28と一緒にニップローラ48および49に通す。通常、ニップローラ48を通じて熱をかけ、ポリマーシート24および26を相互に結合させ、最終的には逆反射素子38に結合させる。このようにしてニップローラ48および49から出てきた時点で、支持構造体12、(逆反射素子38の単一層を含む)逆反射部分18、および担体ウェブ28を含む複合構造体50が形成される。担体ウェブ28は逆反射部分18およびポリマー支持構造体12から分離でき、本発明に従った逆反射アップリケ10が提供される。逆反射アップリケ10は、実質的に逆反射素子38の単一層およびポリマー支持構造体12から構成される。逆反射アップリケ10はスプール(図示せず)上に巻き取られ、基材へのアップリケ固定を望む時点までこの状態で保存できる。
本発明に従った逆反射アップリケは、熱によって基材にアップリケを固定する前に担体をアップリケから分離することで、逆反射性の少なくとも75%を保持できる。より好ましくは逆反射アップリケは、逆反射性の少なくとも95%を保持できる。さらにもっと好ましくは、発明の逆反射アップリケは、アップリケが基材に熱固定される前に担体ウェブを除去することで、逆反射性の改善(すなわち100%を超える保持)を示すことができる。熱による基材への固定前にアップリケから担体を分離することで、本発明のアップリケは初期逆反射性保持率が140%を超え、175%を超えることさえある。保持逆反射性%は、以下の実施例で示すようにASTM E 810−93bに従って求めることができる。また本発明の製品は、洗濯耐久性にもでき「家庭洗濯耐久性試験」を行った後に逆反射係数RAによって測定すると、初期逆反射性の少なくとも約40%が保持される。より好ましくは本発明のサンプルは、初期逆反射性の少なくとも50%を保持できる。
分離された担体ウェブ28は、製造業者が再利用して別の逆反射アップリケを製造できる。スプール上の逆反射アップリケは、担体ウェブまたは剥離ライナーなしに衣料品組立て工に配送できる。次に衣料品組立て工は、スプールから望ましい長さの逆反射アップリケを取って単に熱を加えるだけで基材に接着できる。基材は、逆反射アップリケが加熱ラミネートできれば実質的にどのような表面でも良い。基材はとしては、例えば綿布などの織布または不織布や、ナイロン、オレフィン、ポリエステル、セルロース系材料、ウレタン、ビニル、およびアクリル樹脂などのポリマー層や、天然または合成ゴムや、材料や、皮革などが挙げられる。本発明のアップリケの基材への固定には、200℃を超える温度、および250℃を超える温度を使用できる。本発明以前には、約150乃至190℃の温度が一般に用いられていた。
安全ベスト50の外側表面に固定した逆反射アップリケ10を図3に示す。安全ベスト50は、ストライプ状に固定された逆反射アップリケ10を有する。夜間、入射光が安全ベスト50に当たると、ストライプが照らし出される。安全ベスト50上に照らし出された逆反射アップリケ10は、着用者の存在をきわだたせる。安全ベスト50を例として選んだが、衣料品は様々な形態を取ることができる。ここでの用法では「衣料品」とは、人が着用したり手に持ったりするための寸法および形態を有する洗濯可能な服飾製品を意味する。本発明に従った逆反射アップリケをつけられるその他の衣料品の例としては、シャツ、セーター、ジャケット、コート、ズボン、靴、靴下、手袋、ベルト、帽子、スーツ、ワンピース衣料品、バッグ、バックパックなどが挙げられる。
以下の実施例は、発明の特徴、利点およびその他の詳細を例示するためにのみ選んだものである。実施例がこの目的を果たす一方で、特定の成分および使用量、並びにその他の条件および詳細は、本発明の範囲を不当に制限するものではないことを明白に理解すべきである。
実施例
実施例1
紙製担体ウェブの片側に低密度ポリエチレンをコーティングした。屈折率が1.92であるガラス微小球の単一層でポリエチレン側を覆った。ウェブを約138℃に加熱して、ガラス微小球の平均直径60ミクロンの約40%をポリエチレンに部分的に包埋した。ガラス微小球の非包埋部分をアルミニウムで65−70nmの厚さに真空メッキした。
表Aに示す組成物を有する自己架橋性アクリルエマルジョンを担体に包埋されたアルミニウム被覆微小球の単一層上にキャストした。キャストエマルジョンを最初に室温条件(22℃、相対湿度50%)に約40秒間さらし、次に(排気付き)空気循環炉でに66℃に40秒間、82℃に80秒間、99℃に160秒間それぞれ連続的にさらして乾燥した。結果的に得られた部分的に硬化したフィルムは、コーティング重が平方メートル当たり約70gであり、引張破断強さが2乃至12g/mmである。
Figure 0003586688
75ミクロンの熱活性化エチレンアクリル酸フィルム(PrimacorTM 3440)を104℃でアクリル層にラミネートした。
逆反射明度試験
布へのラミネート前に担体を除去したサンプル(CRBL)、および162℃、ドウェル時間25秒での布へのラミネートに続いて担体を除去したサンプル(CRFL)について、標準試験ASTM E 810−93bを用いてカンデラ毎ルクス毎平方メートル(cd/lux/m2)で表される逆反射係数RAを測定した。ASTM E 810−93bで使用した入口角は−4度であり、観察角は0.2度であった。ここで「ASTM E 810−93b」とは、入口角および観察角が前文で指定された通りであるASTM E 810−93bを意味する。試験結果は表1に示した。
Figure 0003586688
表1に示すデータからは、布に逆反射アップリケをラミネートする前に担体ウェブを除去した場合、逆反射係数として表される明度がより高いことが示される。担体紙からのポリエチレンは、ラミネート加工中に露出微小球表面にある程度移行するのでラミネート温度が制限される。ラミネートに続いて担体を除去した場合の全般的な効果は、サンプルの逆反射係数がより低くなることである。
実施例2−4は実施例1と類似しているが、異なる熱活性化接着剤化学組成が使用された。結果的に得られた逆反射性の値からは、布基材に逆反射アップリケをラミネートする前に担体を除去した場合、明度性能がより高くなる利点が実証される。結果は表2に示した。
Figure 0003586688
家庭洗濯耐久性試験
サンプルが付着した布について一連の家庭洗濯試験を行い、各サンプルを合計25回の洗濯サイクルおよび合計5回の乾燥サイクルにかけた。以下の試験法を使用した。次のように設定したMaytag Model LS7804全自動洗濯機で各サンプルを連続して5回洗濯した。「普通」(設定10)、「大量」、「普通」の布、および「熱水/冷水」。初期水温約38℃(100゜F)に温度調節した水供給源に洗濯機を接続した。ノースキャロライナ州27709,Research Triangle私書箱12215のAmerican Association of Textile Chemists and Colorists(AATCC)Technical Centerより入手した標準洗剤40gを各洗濯サイクルに使用した。各洗濯サイクルに続いて冷水すすぎサイクルを行った。それぞれ5回の洗濯/すすぎサイクルの後に、温度60℃(140゜F)、「普通」の布、に設定したMaytag Model LS7804回転式乾燥機で内容物が全て乾燥するまで各サンプルを乾燥した。次に熱を切った乾燥機で各サンプルを5−10分の冷却時間回転させた。各乾燥サイクルの後に、各サンプルをASTM E 810−93bに従い逆反射性能について試験した。洗濯5回および乾燥1回の完全な手順を5回繰り返した。表3のサンプルは、全てラミネート前に担体を除去して試験した。結果は以下の通りである。
Figure 0003586688
表3のデータからは、本発明の方法に従って製造された製品の洗濯耐久性が良好であることが示される。
本発明の精神および範囲を逸脱することなく、様々な修正変更が可能である。したがって本発明が上述の内容ではなく、以下の請求項またはその同等物によって制限されることを理解すべきである。またここで具体的に開示されない要素がなくても、本発明が実質的に実行できることも理解すべきである。

Claims (5)

  1. (a)第1および第2の主要表面を有し、自己架橋性アクリルポリマーの非繊維状層を含有し、前記第2の主要表面が熱活性化接着剤として作用できる支持構造体と、
    (b)支持構造体の第1の主要表面から突出する第1の部分を有し、自己架橋性アクリルポリマー層に包埋された第2の部分を有する光学レンズ成分層と、
    (c)光学レンズ成分層の第2の部分の後方に配置される反射材と
    を含む露出レンズ逆反射アップリケ。
  2. 支持構造体が光学レンズ成分が部分的に包埋された連続結合層と、熱活性化接着剤として作用できるポリマー層とを含有する請求項1に記載の逆反射アップリケ。
  3. 結合層がアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチルヘキシル、またはそれらの組み合わせからなる群より選択される自己架橋性アクリルポリマーを含有する請求項2に記載の逆反射アップリケ。
  4. 熱活性化接着剤が少なくとも75℃に加熱されるまで活性化されず、支持構造体の厚さが約25乃至250μmである請求項2に記載の逆反射アップリケ。
  5. (a)光学レンズ成分層の第2の部分が担体ウェブから突出するように、担体ウェブ中で光学レンズ成分層の第1の部分を支持するステップと、
    (b)光学レンズ成分層の第2の部分の上に反射材コーティングを塗布するステップと、
    (c)反射材の塗布後に、自己架橋性アクリルポリマー層に包埋され、かつ支持構造体の第2主要表面が熱活性化接着剤として作用することができる光学レンズ成分の第2の部分の上に、第1および第2の主要表面を有し、非繊維状自己架橋性アクリルポリマー層を含む支持構造体を形成するステップと、
    (d)逆反射アップリケの支持構造体を基材に固定する前に担体ウェブを支持構造体から分離し、光学レンズ成分の第1の部分を露出して自立型露出レンズ逆反射アップリケを製造するステップと
    を必須的に含む自立型露出レンズ逆反射アップリケ製造法。
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