JP3586366B2 - 保守用車割出防止装置の地上装置 - Google Patents

保守用車割出防止装置の地上装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄道線路を走行する保守用車両の割出事故を防止し、安全確保に用いられる保守用車割出防止装置の地上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道線路においては、本線と側線との間に保守用車両の進行方向を制御するために分岐器が設けられている。分岐器は鉄道保守用車両の進行方向を規定し、所定の方向にのみ保守用車両を進行させるものである。このような分岐点においては本線を保守用車両が通過する際には本線側に、側線から本線へ、又は本線から側線へ保守用車両が出ていく際には分岐器が側線側に切換えられる。しかし分岐器が本線側に切換えられているにもかかわらず側線から保守用車両が誤って分岐器に進入すると、割出事故が発生し、その保守用車両は脱線したり分岐器や線路を破損することとなる。従って誤った方向から保守用車両が進入しないようにする必要があり、このような事故を未然に防ぐため、誤って保守用車両が進入したときに保守用車両を非常停止させるための保守用車割出防止装置が用いられている。
【0003】
このような従来の保守用車割出防止装置としては、例えば分岐器の手前に光電変換器や超音波探知器を用いて進行方向の保守用車両を検出し、分岐器が保守用車両の進行方向に分岐していないときに保守用車両に非常停止をかけるものや、地上に設けた接触片に車体の接触片が接触したときに非常停止するようにした装置が知られている。
【0004】
又特開平9−48348号公報に示されるように、分岐器の手前に地上子を埋設し、保守用車両上の車上子から電波を地上子に向けて送信し、地上子からの応答を受信して分岐器が進行方向に分岐していない方向からの保守用車両の進入を禁止するようにした装置も用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら光電変換器や超音波探知器等を地上に設置して保守用車両を非常停止させる従来の保守用車割出防止装置によれば、地上の光電変換器等に電源を供給するために配線を施す必要がある。多数の分岐器に夫々このような配線をすると、工事費用が高くなるという欠点があった。又悪天候下で使用した場合の信頼性が劣るという欠点があった。更に接触片と摺動子を用いる保守用車割出防止装置においては機械的な接触を伴うため、信頼性が低く、機械的な寿命を配慮する必要があるという欠点があった。
【0006】
又特開平9−48348号の保守用車割出防止装置ではこのような問題点は解決できるが、一定の通信エリアを確保する必要がある。又長距離通信において地上子に十分な電源を供給しようとすると大電力で送信信号を伝送する必要があり、他の設備への影響が問題になるという欠点があった。
【0007】
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、地上の装置に地上から電源を供給する必要がなく、他の設備に影響を及ぼすことなく、安全で確実に動作することができる保守用車割出防止装置の地上装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、線路を切換える分岐器の分岐状態によってスイッチ信号を出力するスイッチ手段と、線路内に埋設され、前記スイッチ手段のスイッチ信号に応じた信号を線路上の保守用車両に送信する地上子と、を有する保守用車割出防止装置の地上装置において、前記地上子は、共振回路を有し、保守用車両からの電磁誘導による断続信号を受信し、整流して電源とする電源手段と、断続された信号を検波してクロック信号とする検波手段と、前記スイッチ手段のスイッチ信号によって進路開通のときは開通コード信号を生成し、進路非開通のときは非開通コードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段によって生成されたコード信号によって前記断続された信号の残響を制御する残響制御手段と、を有するものであり、前記スイッチ手段は、前記分岐器の分岐状態によって1次側への通電が制御されるトランスと、前記トランスの2次側に更に3次巻線を加え、この3次巻線に前記トランスへの通電による電圧誘起によって作動するリレーと、を有し、前記リレーのリレー接点によってスイッチ信号を出力することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施の形態による保守用車割出防止装置の全体構成を示す概略図、図3は鉄道の軌道と軌道上を走行する保守用車両を示す図である。これらの図に示すように本線1と側線2との分岐部分には保守用車両を分岐するための分岐器3が設けられる。分岐器3は図示のように本線上で分岐器3の位置をそのまま通過する位置と、側線2から本線1へ、又は本線1から側線2へ進行する位置とを切換えるものである。分岐器3には保守用車両の進行方向を変化させる転換検知スイッチ4が取付けられる。転換検知スイッチ4は切換えによって矢印方向に移動する永久磁石5と、その側方に永久磁石5の接近によって接点を閉成するためのリードスイッチ6,7を有するスイッチ手段である。8,9は夫々本線1,側線2を矢印方向に走行してくる保守用車両を示している。リードスイッチ6,7はライン11,12を介して、地上子13,14に連結される。地上子13,14は分岐器3とは所定距離だけ隔たった本線1及び側線2に埋設され、後述するように保守用車両からの信号を受けて接点の開閉によって異なるコード信号を発生させるものである。図3の状態ではリードスイッチ6はオンとなって本線1上を通過する方向が開通状態、リードスイッチ7はオフとなって側線2から本線1へ進行する保守用車両9に対して非開通状態となる。
【0013】
地上子13,14は同一の構成であるので、以下地上子13の構成を図1のブロック図を用いて説明する。本図において地上子13は地上の面に向けてコイルL1が設けられ、このコイルL1とコンデンサC1と共に並列共振回路21が構成される。並列共振回路21には整流回路22及び検波回路23が接続される。並列共振回路21及び整流回路22は共振回路21に得られる交流信号を整流・平滑して地上子13の各部に電源として供給する電源手段である。又検波回路23は共振回路21に得られる信号を検波してクロック信号として各部に供給する検波手段である。地上子13には更に検波回路23からのクロック信号に基づいてリードスイッチ6の接点の開閉状態により所定のコードを生成するコード生成回路24と、コード生成回路24によって生成された信号により共振回路21の両端を短絡又は開放し、残響を短時間で停止又は残響を維持するため残響制御手段としてシャント回路25が設けられている。ここでリードスイッチ6の接点が閉成状態では、コード生成回路24により発生するコードは例えば「1010」とし、リードスイッチ6の接点が開放状態では、コード生成回路24の発生コードは「1100」とする。
【0014】
さて保守用車両8には車上装置が設けられる。車上装置は、保守用車両の床下に設けられ地上子と交信するための車上子31と、コントローラ32,非常停止ブレーキ装置(EB装置)33,警報ユニット34を有している。車上子31は一定周波数のキャリアを所定の周期で断続し、送信コイルを介して電磁結合により地上子にこの信号を送信する送信部と、地上子からの残響振動を受信する受信部が設けられる。受信部は残響振動の有無のパターンによって分岐器3が開通状態と非開通状態のいずれかを判別するものであり、判別出力はコントローラ32に与えられる。コントローラ32はこの判別信号に基づいて運行の停止又は走行を出力するものである。非常停止ブレーキ装置33は進入禁止状態のとき保守用車両がその分岐器3に向けて進行している場合に、保守用車両を非常停止させるものであり、警報ユニット34はブザーや表示器で非常停止状態を報知するものである。
【0015】
図4は地上子の詳細な構成を示す回路図である。この実施の形態による地上子13は受信用のコイルL1に複数のコンデンサが接続されて共振回路21を構成しており、共振回路21の両端にツェナダイオードD1,D2が接続され、整流・検波回路41に接続される。整流・検波回路41は共振回路21の両端に得られる断続した高周波を整流・平滑して各部に電源として供給する電源手段と、高周波を検波し出力端子よりクロック信号を出力する検波手段の機能を有するIC回路である。整流・検波回路41のクロック信号はインバータ42を介して積分回路43,インバータ44に入力され、更にDフリップフロップ45に与えられる。Dフリップフロップ45はこのクロック信号を分周するものであり、そのQバー出力は更にDフリップフロップ46に与えられる。一方リードスイッチ6の接点信号は一端が接地されており、他端はダイオードD3,D4の中点に接続され、プルアップ抵抗を介して電源Vccに接続され、更にインバータ47の入力端に接続されている。インバータ47,48はリードスイッチ6のスイッチ信号を論理回路のロジック信号とするものである。インバータ47の出力はナンド回路49の一方の入力端に、インバータ48の出力はDフリップフロップ46のクリア入力端に入力される。ナンド回路49の他方の入力端にはDフリップフロップ45のQ出力が与えられ、その論理積出力がノア回路50に入力される。ノア回路50の他方の入力端にはDフリップフロップ46のQバー出力が入力されている。一方インバータ44の出力は直接及び積分回路51を介してナンド回路52に入力される。ナンド回路52はクロック信号に同期した幅の狭いパルスを形成するものであり、その出力はインバータ53を介してナンド回路54の一方の入力端に与えられる。ナンド回路54の他方の入力端はノア回路50の出力が接続されており、その論理積信号はインバータ55を介してシャント回路25に与えられる。シャント回路25は図示のように2つのMOSFETによって構成されており、導通時に共振回路21の両端を短絡するものである。
【0016】
次にこの実施の形態の動作について図5,図6のタイムチャートを参照しつつ説明する。図5(a)〜(o),図6(a)〜(o)は図1,図4のa〜oの波形を示している。図5はリードスイッチがオン、図6はリードスイッチがオフ状態のタイムチャートである。保守用車両の車上子は一定のキャリア周波数、例えば245KHzを4.9KHzの低周波で断続して図示しない送信コイルを駆動している。図5(a)は車上子より出力される信号を示しており、保守用車両8が地上子13の位置に到来すると、保守用車両の車上子31よりキャリアが断続された信号が地上子13内に送信される。地上子13の共振回路21にこの誘導磁界を受けると、整流・検波回路41はこの波形を整流して各部に電源として供給し、そのクロック出力端子より図5(b)に示すクロック信号を出力する。この信号はインバータ42によって反転され、図5(d)に示すように積分回路43によって積分される。更にこの信号をインバータ44によって反転することによってDフリップフロップ45には図5(e)に示す波形が入力される。そしてDフリップフロップ45はこれを分周し、そのQバー出力がDフリップフロップ46のクロックとして加わる。
【0017】
さてリードスイッチ6がオン、即ち分岐器3が開通状態では、インバータ47の入力側は接地されているためLレベルとなっている。従ってインバータ48の出力もLレベルであり、Dフリップフロップ47のクリア入力端にはLレベルが入力される。そのためDフリップフロップ46は動作せず、そのQバー出力は図5(h)に示すように常にHレベルとなる。又図5(e),(i)に示すようにインバータ44の出力とその積分後の出力との論理積をとることにより、図5(j)に示す信号が得られる。これをインバータ53によって図5(k)のように反転して、ナンド回路54の一方の入力端に入力する。一方ノア回路50の一方の入力側は図5(h)に示すように常にHレベルであり、他方の入力端にはDフリップフロップ45のQバー出力が反転して入力されるので、ノア回路50の出力は図5(l)のようになる。この論理積によりナンド回路54は図5(m)のような信号を出力し、これを反転して図5(n)に示すシャントパルスが生成される。シャントパルスがHレベルのときには共振回路21の両端が短絡されるため、コイルの両端の出力波形は図5(o)に示すように残響が1周期毎にが交互に生じ、これをコード信号「1010」として車上子側に伝送することができる。
【0018】
次に分岐器3が非開通のとき、即ちリードスイッチ6がオフ状態のときの動作について図6を用いて説明する。この場合にも、共振回路21の両端に入力があれば図6(a)〜(g)に示すように前述の場合とほぼ同様の動作を行う。インバータ47の入力はプルアップ抵抗によってHレベルとなり、インバータ48の出力もHレベルとなる。従ってDフリップフロップ46のクリア入力端も常にHレベルとなり、Dフリップフロップ46のQバー出力端からは図6(h)に示すように基準クロックの4分周波形が出力される。この場合にはインバータ47の出力はLレベルであり、ナンド回路49の出力は常にHレベルであるため、Dフリップフロップ46のQバーの反転出力がノア回路50の出力側に得られる。従ってこの出力とインバータ53の出力の論理積によってナンド回路54には図6(m)に示す信号が得られ、これを反転してシャントパルスが生成される。従って共振回路のコイルの両端の出力波形は図6(o)に示すものとなり、残響の有無が2周期毎に交互に生じる。こうしてコード信号「1100」が電源が供給されている限り連続して出力されることとなる。このように残響の出力パターンを変化させることにより、保守用車両側の車上子は分岐器の開通又は非開通のいずれかを判別することができる。
【0019】
尚この実施の形態ではリードスイッチの接点信号を入力とし、フリップフロップとゲート回路から成る論理回路によって所定の出力パターンを発生させて残響制御のシャントパルスを生成しているが、接点信号に基づいてあらかじめ設定されたいずれかのパターンを出力してクロック信号に同期したシャントパルスを生成するものであれば足りる。例えば2種類のシャントパルスのパターンを保持したメモリや、シャントパルスのパターンをプリセットしたシフトレジスタ等を用いて、クロック信号に応じてこれを読出すことにより、シャントパルスを形成することができる。又2種類のコード信号もこの実施の形態に示したものだけでなく、他のコード信号を用いてもよいことはいうまでもない。
【0020】
尚この実施の形態ではリードスイッチの接点のオンオフの情報のみをコード化して地上子側に伝送するようにしているが、入力端子及びデータのパターン数を増加させることによって地上設備の種々の情報を車上子側に伝送するように構成することもできる。
【0021】
又この実施の形態ではスイッチ手段としてリードスイッチを用いている。リードスイッチを用いた場合には、真空のガラス内に接点が封入されているため、空気の不純物により劣化せず、信頼性が高く長寿命であるという利点がある。スイッチ手段としてリードスイッチだけでなく、リミットスイッチ等他の形態のスイッチを用いることもできる。
【0022】
尚この実施の形態において車両を保守用車両として説明しているが、客車や列車,電車に置き換えてもよいことはいうまでもない。又この実施の形態では、転換検知スイッチとしてマグネット及びリードスイッチを用い、分岐器の切換信号をリードスイッチによって得るようにしているが、分岐器の定位/反位用の表示回路用の絶縁トランスに3次巻線をほどしたものを用い、その3次巻線の電圧誘起をリレー等によって検知して分岐器の位置信号を地上子に転送するようにしてもよい。
【0023】
図7はこの転換検知スイッチの絶縁トランスを示す図であり、分岐器の切換えによってトランス60の1次側に交流電圧が通電される。このトランス60の2次側には本来の転換完了信号を用いる図示しない回路が接続されている。この実施の形態ではこのトランス60に更に2次側に3次巻線を加えリレー61を接続する。そしてこのリレー61の接点信号を前述した地上子13又は14に転送するものとする。こうすればリードスイッチを用いることなく分岐器の切換信号を伝送することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本願の請求項の発明によれば、分岐器の近傍に地上子を敷設する際にも地上子に電源を供給する必要がなく、保守用車両が地上子が埋設された位置に達したときにだけ、保守用車両の車上子から電力を伝送することができる。地上子は電力が供給されると、分岐器の状態をコード化して返送するため、保守用車両上で分岐器の状態を高精度で認識することができる。そして保守用車両側で保守用車両が進行している方向の分岐器が非開通状態と判断すれば保守用車両を非常停止することができる。又電磁誘導による非接触データ通信であるため、耐ノイズ性に優れているという効果がある。又分岐器の信号を接点入力信号としているため、地上子とスイッチ手段のインターフェースの構成を簡略化することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による地上子の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施の形態による保守用車割出防止装置の全体構成を示す概略図である。
【図3】この実施の形態による保守用車割出防止装置の鉄道の軌道を示す図である。
【図4】地上子の構成を示す回路図である。
【図5】この実施の形態の各部の波形を示すタイムチャート(その1)である。
【図6】この実施の形態の各部の波形を示すタイムチャート(その2)である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のスイッチ手段を示す図である。
【符号の説明】
1 本線
2 側線
3 分岐器
4 転換検知スイッチ
5 永久磁石
6,7 リードスイッチ
8,9 保守用車両
11,12 ライン
13,14 地上子
21,46,48 共振回路
22 整流回路
23,49 検波回路
24 コード生成回路
25 シャント回路
31 車上子
32 コントローラ
33 非常停止ブレーキ装置
34 警報ユニット
41 整流・検波回路
42,44,47,48,55 インバータ
43,51 積分回路
45,46 D型フリップフロップ
49,54 ナンド回路
50 ノア回路

Claims (1)

  1. 線路を切換える分岐器の分岐状態によってスイッチ信号を出力するスイッチ手段と、
    線路内に埋設され、前記スイッチ手段のスイッチ信号に応じた信号を線路上の保守用車両に送信する地上子と、を有する保守用車割出防止装置の地上装置において、
    前記地上子は、
    共振回路を有し、保守用車両からの電磁誘導による断続信号を受信し、整流して電源とする電源手段と、
    断続された信号を検波してクロック信号とする検波手段と、
    前記スイッチ手段のスイッチ信号によって進路開通のときは開通コード信号を生成し、進路非開通のときは非開通コードを生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段によって生成されたコード信号によって前記断続された信号の残響を制御する残響制御手段と、を有するものであり、
    前記スイッチ手段は、
    前記分岐器の分岐状態によって1次側への通電が制御されるトランスと、
    前記トランスの2次側に更に3次巻線を加え、この3次巻線に前記トランスへの通電による電圧誘起によって作動するリレーと、を有し、
    前記リレーのリレー接点によってスイッチ信号を出力するものであることを特徴とする保守用車割出防止装置の地上装置。
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