JP3585897B2 - 磁気共鳴映像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気共鳴映像装置に関する。特に、被検体においてスピン−スピン緩和時間T2を計測する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴映像法は、固有の磁気モーメントを持つ核の集団が一様な静磁場中におかれたときに、特定の周波数で回転する高周波磁場のエネルギーを共鳴的に吸収する現象であり、この現象を利用して物質の化学的および物理的な現象を映像化する手法である。この物理的現象の中で、スピン−核子緩和、スピン−スピン緩和は重要な現象であり、この現象は多くの診断に利用されている。これは、正常部と病変部とで、この緩和の過程を記述するスピン−核子緩和時間T1及びスピン−スピン緩和時間T2が異なるためである。これとは別に、定量化という観点からも、T1及びT2を計測する必要がある。この理由は、通常、画像化を行うパルスシーケンスの条件では、磁気共鳴信号がT1及びT2の影響を受けるので、定量化のためにはT1及びT2の補正をしなければならないからである。
【0003】
T1を計測する際には、通常、IR(Inversion Recovery)法が用いられる。IR法のパルスシーケンスを図3に示す。この方法は、プリパルスである180度パルスによって熱平衡状態にある磁化を−Z方向に反転させ、t1i時間後に観測パルスである90度パルスを印加して観測する方法である。プリパルスと観測パルスの時間t1iを変化させて、図4に示すような磁化の回復過程を求め、カーブフィッティングによりM0,T1を求めるという方法である。
【0004】
しかしながら、この方法では、90度パルス印加後に熱平衡状態の磁化M0に回復するまで待たなければならないため、90度パルスと次の第2の180度パルスの間隔TDを5倍のT1に設定しなければならなかった。このため、観測時間Tobsは、次式のようになり、時間が非常にかかるという問題があった。なお、式1において、nはt1iの個数である。
【0005】
【数1】
Figure 0003585897
【0006】
そこで、上記問題を解決するために、FIR(Fast InversionRecovery )法が開発された。この方法では、観測時間を短くするために、TDを2倍から3倍のT1とし、IR法と同様にプリパルスと観測パルスの時間t1iを変えて磁化の回復過程が得られる方法である。これによって得られた回復過程に対してフィッティングを行い、M0,T1を求める。TD=2T1とすれば、Tobsは次式に示すようになる。
【0007】
【数2】
Figure 0003585897
【0008】
しかしながら、このFIR法でもTDの分だけ観測時間がかかってしまう。これに対し、プリパルスを90度とするSR(Saturation Recovery )法では、TDをほぼ0に設定できるため、観測時間は次式に示すようになる。このSR法の
パルスシーケンスを図5に示す。
【0009】
【数3】
Figure 0003585897
【0010】
上述の式2及び式3から明らかなように、SR法では、他法と比較して観測時間を短くすることができる。しかしながら、図6に示すように磁化の変化が0〜M0となり、FIR法のそれと比較してほぼ1/2になってしまう。このため、SR法では精度が悪くなるという問題があった。
【0011】
一方、T2を計測する方法には、以下に示すようないくつかの方法がある。即ち、T2計測法の1つに、エコータイムを変えて計測し、得られたいくつかの信号に対してカーブフィッティング等の処理から求める方法がある。このとき用いるパルスシーケンスを図14に示す。エコー信号の変化はT2で記述することができ、エコー信号列はエコータイムTEを用いてexp(−TE/T2)で表すことができる。しかしながら、この方法ではエコータイムを変えるたびにデータを収集しなければならないため、観測時間がかかるという問題があった。また、TEを長くするとスピンの拡散の影響を受け易くなり、exp(−TE/T2)の曲線からずれてしまい、測定精度が落ちるという問題があった。
【0012】
この問題を解決したものとして、CallとPurcellとが提案した90度〜180度〜180度〜…というように90度パルスの後に180度パルスを接続するCP法という方法が知られている。このパルスシーケンスを図15に、カーブフィッティングの様子を図16に示す。このパルス系列ではスピンは、拡散の影響を90度と180度との間、あるいは180度と180度との間にしか受けないため、これらの間隔を短くすることによって拡散の影響を小さくすることができる。しかし、この方法は180度パルスの不完全性の影響を受け易いという問題があった。
【0013】
MeiboomとGillとは、90度と180度との位相を90度変える90度X’〜180度y’〜180度y’… というパルス系列であるCPMG(Call−Purcell−MeibooM−Gill )法を考案した。このパルスシーケンスを図17に示す。この方法では、奇数番目のエコーが高周波磁場の不完全性の影響を受けるが、偶数番目のエコーはこの影響を受けない。このため、偶数番目のエコー信号強度のみを用いてカーブフィッティングを行い、T2を求めれば、高周波磁場の不完全性による影響は受けない。この様子を図18に示す。しかし、奇数番目のエコー信号をカーブフィッティングに用いることができず、奇数エコーのデータが無駄になるという問題があった。
【0014】
一方、T2分布の測定は、このCPMG法と、位相エンコード、周波数エンコードとを組み合わせた方法で行うことができる。しかしながら、この画像化法でもT2計測法と同様に奇数番目のエコー信号が無駄になるいう問題があった。
【0015】
また、先に定量化についてふれたが、ギブスリンギング現象も定量化の際に問題となる。ギブスリンギング現象は、ボクセル大きさが有限であるため、他のボクセルに信号混入するという現象である。このギブスリンギング現象は、周波数空間上の帯域制限によって説明することができる。物質の密度分布が図25(a)のように表されている場合を考える。これをフーリエ変換すると同図(b)のようになる。しかし、ボクセル大きさが有限であるため、k空間上において同図(c)のように帯域が制限され、実際にk空間上で収集されるデータは同図(d)のようなデータとなる。同図(b)をフーリエ変換すると同図(e)に、同図(c)をフーリエ変換すると同図(f)のようになるから、画像化すると同図(e)と同図(f)とがコンボリューションされた同図(g)が得られる。この結果、ギブスリンギングが生じ、他ボクセルへの信号の混入が生ずる。この影響は、高信号領域と低信号領域とが近傍にある場合には非常に問題になる。例えば、31P代謝物のクレアチン燐酸あるいはアデノシン三燐酸の頭部画像化があげられる。筋肉では、クレアチン燐酸、アデノシン三燐酸の含有量は、脳の含有量の約7〜8倍程度である。このため、筋肉信号の脳への混入により脳内の測定精度が悪くなり、問題であった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のT2計測法では、収集した奇数番目のデータを使うことができないため無駄になり、測定精度が落ちるという問題があった。
【0017】
また、従来の磁気共鳴映像装置においては、高信号領域と低信号領域とが近傍にある時、ギブスリンギングによる信号の混入のため低信号領域では精度良く画像化できないという問題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の課題を解決するために、一様な静磁場に置かれた被検体に高周波磁場及び勾配磁場を印加することにより、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を収集して磁気共鳴画像を得る磁気共鳴映像装置において、パルス角が90度である第1の高周波磁場パルスを印加する90度高周波磁場パルス印加手段と、前記第1の高周波磁場パルスに対して位相差が90度であって、パルス角が略180度である第2の高周波磁場パルスを複数回印加する180度高周波磁場パルス印加手段と、前記第2の高周波磁場パルス毎に対応して前記被検体から発生する磁気共鳴信号を収集する手段と、前記180度高周波磁場パルス印加手段による印加のうち、奇数回目の印加に対応する磁気共鳴信号と、偶数回目の印加に対応する磁気共鳴信号とのそれぞれに基づいてスピン−スピン緩和時間を求める手段とから磁気共鳴映像装置を構成する。
【0020】
請求項1に係る発明によれば、高周波磁場パルスにより形成された多数のエコーのすべてを用いて、非線形最小二乗法を行うことができるため、T2の計測精度が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0023】
図2は、本発明の一実施例に関わる磁気共鳴映像装置の構成を示すブロック図である。同図において、静磁場磁石1とその内側に設けられた勾配コイル2及びシムコイル4により、図示しない被検体に一様な静磁場とそれと同一方向で互いに直交するx、y,z三方向に線形傾斜磁場分布を持つ勾配磁場が印加される。勾配コイル2は、勾配コイル電源5により駆動され、シムコイル4はシムコイル電源6により駆動される。勾配コイル2の内側に設けられたプローブ3は、送信部7から高周波信号が供給されることによって被検体に高周波磁場を印加し、被検体からの磁気共鳴信号を受信する。プローブ3は送受両用でも、送受別々に設けても良い。プローブ3で受信された磁気共鳴信号は受信部8で検波された後、データ収集部9に転送され、ここでA/D変換されてから計算機システム10に送られ、データ処理がなされる。
【0024】
以上の勾配コイル電源5、シムコイル電源6、受信部8およびデータ収集部9は、全てパルスシーケンス制御部12によって制御され、またパルスシーケンス制御部12は計算機システム10によって制御される。計算機システム10はコンソール11からの指令により制御される。データ収集部9から計算機システム10に入力された磁気共鳴信号は、フーリエ変換等が行われ、それに基づいて被検体内の所望原子核の密度分布の画像データが再構成される。この画像データは画像ディスプレイ13に送られ、画像として表示される。
【0025】
次に、M0,T1を求める方法について説明する。パルスシーケンスは、図7に示すFIR法のパルスシーケンスと図5に示すSR法のパルスシーケンスを用いる。FIR法では、信号の大きさMobsは数4に従い、Mobsとt1iの関係は図8のようになる。
【0026】
【数4】
Figure 0003585897
【0027】
SR法では、信号の大きさは次式に従い、Mobsとt1iとの関係は図6に示すようになる。
【0028】
【数5】
Figure 0003585897
【0029】
本発明では、磁化の変化を大きくするために、短いt1iに対してはFIR法のパルスシーケンスによりデータ収集し、長いt1iに対してはSR法のパルスシーケンスを用いる。このときの磁化の回復過程を示したものが図1である。これにより、観測時間は、次式のようになり、FIR法よりも短くすることができる。
【0030】
【数6】
Figure 0003585897
【0031】
ここで、モデル式は次式のように設定する。
【0032】
【数7】
Figure 0003585897
【0033】
このモデル式を用いて、非線形最小二乗法によりフィッティングする。この方法では、磁化の大きさの変化量をFIR法と同様の約2倍にできるため、FIR法と同等の精度を得ることができる。
【0034】
次に、高周波磁場のフリップ角が90度、180度ではない場合について説明する。この場合には、FIR法では式8、SR法では式9に従う。
【0035】
【数8】
Figure 0003585897
【0036】
【数9】
Figure 0003585897
【0037】
式8又は式9のように、パラメーターにフリップ角に関するhが加わる。この場合には、先の式7で示したモデル式の代わりに、式10を用いる。
【0038】
【数10】
Figure 0003585897
【0039】
このモデル式によってフィッティングし、M0,T1を求める。
【0040】
なお、この方法によってT1分布を画像化するためには、FIR法に対しては、図9又は図11のパルスシーケンスを、SR法に対しては、図10又は図12のパルスシーケンスを用いれば良い。
【0041】
次に、T2を計測する方法について述べる。
【0042】
図17は、CPMG法のパルスシーケンスを示す図であり、本実施例ではこのパルスシーケンスを用いる。パルスが180度からずれているとき、CPMG法において、スピンは次のような挙動を示す。ここで、180度からのずれをαとし、(180−α)度パルスとして説明する。
【0043】
まず、90度パルスによりスピンが回転座標系のy’軸に倒れる(図19(a))。次に90度パルスと(180−α)度パルスの間隔τまでに、磁場の不均一性により図19(b)のように広がる。ここでy’方向に印加される(180−α)度パルスによってx’y’平面から浮いたところにスピンが反転する(同図(c))。この後、スピンはy’軸方向に移動し、同図(d)のようにy’軸から浮いた位置に集まる。これが第1エコーとなる。次の(180−α)度パルスまでのτの時間で同図(e)のように移動し、再び(180−α)度パルスが印加される(同図(f))。そして、再びy’軸方向にスピンが移動し、τ時間後にy’軸上でスピンが集まる(同図(g))。これが第2エコーである。このように、奇数番目のエコーはy’軸から浮いた位置に集まるのに対して、偶数番目のエコーはy’上に集まる。
【0044】
このため、エコー信号列は図18に示したようになり、偶数番目のエコー信号Meven(TE)は次式のようになる。
【0045】
【数11】
Figure 0003585897
【0046】
一方、奇数番目のエコーは、y’軸から若干浮いた位置に集まるが、奇数番目のエコー信号Modd(TE)もT2で減衰しており、kを比例定数として次式で表すことができる。
【0047】
【数12】
Figure 0003585897
【0048】
これらの偶数番目のエコーと奇数番目のエコーの両方を用いるために、データを図13のように配列する。このデータ配列において、同図(a)の領域では、式11のモデル式を用い、同図(b)の領域では式12のモデル式を用いる。このモデル式を用いて、M0,k,T2をパラメーターとする非線形最小二乗法を行う。これにより、偶数番目のエコーと奇数番目のエコーの両方を用いることができ、T2計測精度が向上する。
【0049】
以上、T2計測の方法を示した。一方、T2分布を求めるためには、図20又は図21に示すパルスシーケンスを用いる。このパルスシーケンスにより、ピクセルごとに図18のようなエコー信号列が得られる。これらの信号列を図18のようなデータ列に変換する。この後、ピクセルごとに式11及び式12に示したモデル式を用いてカーブフィッティングを行う。この方法により、T2分布を求めることができる。
【0050】
最後に、代謝物画像化における補正法について、図22を用いて説明する。まず、代謝物画像化において予め高信号領域と低信号領域がわかっている場合について説明する。たとえば、31P代謝物画像化において、クレアチン燐酸、アデノシン三燐酸がこれに相当する。筋肉と脳ではこれらの代謝物の差が7〜8倍程度であり、ギブスリンギングの影響が大きいことが予めわかっている。この場合は、1H画像により筋肉の位置を確認し、脳への信号の混入量を計算すればよい。
【0051】
まず、1H画像をもとに代謝物画像のボクセル内の分布を求める(ステップ1)。但し、分布を求めるボクセルは、図23(a)のように脳と筋肉が混在するボクセル、あるいは同図(b)のようにボクセル内の一部分にのみ筋肉が存在するボクセルだけでよい。これらのボクセルに対して、ボクセル内をM×M×Mに分割して分布を求める。ボクセルの座標と細分割後の座標の対応を図24に示す。但し、1次元方向のみ示している。次に、ステップ2で、混入量を計算する。ここで、高信号ボクセルの座標を(p,q,r)、混入先のボクセルを(n,l,m)とする。混入量の計算に必要な高信号ボクセル内の濃度分布は式13で表素ことができる。ここで、筋肉と脳の濃度差よりボクセルの信号は筋肉信号と考えて良いから、各画素の筋肉信号はボクセル信号値を筋肉を含む画素数で割ったものとなる。
【0052】
【数13】
Figure 0003585897
【0053】
【数14】
Figure 0003585897
【0054】
混入量の計算には、次式を用いる。
【0055】
【数15】
Figure 0003585897
【0056】
式15において、ここではMを偶数としている。
【0057】
次に、求めた混入量により補正を行い、補正画像を求める(ステップ3)。補正方法は、低信号ボクセルに関しては、信号値から混入量を差し引いて求める。高信号ボクセルに関しては、信号値に低信号ボクセルへの混入量を加えて求める。以上で、補正は終了する。
【0058】
次に、別の実施例について説明する。まず、代謝物画像において隣りあったボクセルの画像信号比がa以上のボクセルを探し、高信号ボクセルを見つける。aは、予め設定しておく。次に、この高信号ボクセルに対応する1H画像上の高信号領域を確認する。先に図22で述べた補正法においてこの高信号領域が筋肉信号に対応する。つまり、先の筋肉信号に対して行った図22の処理をこの高信号領域に対して行う。以上により、補正画像を求めることができる。
【0059】
以上説明した方法では、代謝物画像の高信号ボクセル内の分布は均一と考えて求めたが、このボクセルに対応する部分だけを別途高分解能で代謝物画像化しても求めることができる。この方法で、ボクセル内の分布を求め、図22の方法で混入量を計算し、補正することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、T2を精度良く計測することが可能であ
り、T2分布を精度良く計測することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本方法を用いた場合の磁化の回復過程を示す図。
【図2】磁気共鳴映像装置のブロック図。
【図3】IR法のパルスシーケンスを示す図。
【図4】IR法における磁化の回復過程を示す図。
【図5】SR法のパルスシーケンスを示す図。
【図6】SR法における磁化の回復過程を示す図。
【図7】IR法のパルスシーケンスを示す図。
【図8】FIR法における磁化の回復過程を示す図。
【図9】本発明の一実施例であるT1分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図10】本発明の一実施例であるT1分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図11】本発明の一実施例であるT1分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図12】本発明の一実施例であるT1分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図13】CPMG法によって収集されたエコー信号列を偶数番目のエコーと奇数番目のエコーで分けてデータ配列する例を説明するための図。
【図14】スピンエコーのための高周波磁場パルスのシーケンスを示す図。
【図15】CP法を行うためのパルスシーケンスを示す図。
【図16】CP法によるエコー信号列をカーブフィッティングした様子を示す図。
【図17】CPMG法を行うためのパルスシーケンスを示す図。
【図18】CPMG法によるエコー信号列をカーブフィッティングした様子を示す図。
【図19】CPMG法におけるスピンの挙動を説明するための図。
【図20】本発明の一実施例であるT2分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図21】本発明の一実施例であるT2分布を求めるためのパルスシーケンスを示す図。
【図22】ギブスリンギングの影響の補正法を表す流れ図。
【図23】代謝物画像におけるボクセルの分布を示した図。
【図24】ボクセル及び細分割したボクセルの座標を示す図。
【図25】ギブスリンギング現象を説明するための図。
【符号の説明】
1…静磁場磁石
2…勾配コイル
3…シムコイル
4…プローブ
5…勾配コイル
6…シムコイル電源
7…送信部
8…受信部
9…データ収集部
10…計算機システム
11…コンソール
12…パルスシーケンス制御部
13…画像ディスプレイ

Claims (1)

  1. 一様な静磁場に置かれた被検体に高周波磁場及び勾配磁場を印加することにより、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を収集して磁気共鳴画像を得る磁気共鳴映像装置において、
    パルス角が90度である第1の高周波磁場パルスを印加する90度高周波磁場パルス印加手段と、
    前記第1の高周波磁場パルスに対して位相差が90度であって、パルス角が略180度である第2の高周波磁場パルスを複数回印加する180度高周波磁場パルス印加手段と、
    前記第2の高周波磁場パルス毎に対応して前記被検体から発生する磁気共鳴信号を収集する手段と、
    前記180度高周波磁場パルス印加手段による印加のうち、奇数回目の印加に対応する磁気共鳴信号と、偶数回目の印加に対応する磁気共鳴信号とのそれぞれに基づいてスピン−スピン緩和時間を求める手段とからなることを特徴とする磁気共鳴映像装置。
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