JP3585876B2 - プロジェクタ遮光装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクター遮光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
学校の授業、あるいは企業のプレゼンテーションなど一人の説明者が多数人に対して説明を行うときには、説明者はプロジェクタによってスクリーン上に投影された画像等を差棒などによって指し示しつつ説明を行うことがある。この場合、説明者はスクリーンの傍らで説明を行う都合上、常に、プロジェクタのレンズから照射される光源に晒された状況下で眩しさに耐えつつ説明を行う必要がある。しかし、説明中には、スクリーンの画像等を参照せず説明を行う場合がある。こうした場合、説明者から「視覚を保護するため光源を遮断してほしい」という要請があり、これに対応して、従来ではプロジェクタの電源そのものを切るなどの措置が講じられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、プロジェクタの電源を一旦切ってしまうと、再び、プロジェクタを使用するために電源を投入してもプロジェクタの使用が可能になるには電源投入後幾らかの時間を要するため、説明の進行の妨げとなってしまうという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、プロジェクタの投光部から照射される光源を遮断して説明者の視覚を保護することができるプロジェクタ遮光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、プロジェクタに備えられた投光部を開閉可能なプロジェクタ遮光装置であって、前記投光部を遮へい可能に形成された遮へい部材と、前記投光部が投光状態にあるときに、この遮へい部材を前記投光部の前方に位置して光源を遮断する遮断位置と前記投光部の前方を開放する開放位置との間で変位させ前記投光部を開閉可能な駆動手段と、前記プロジェクタに取り付け可能な取付け部とを備えてなり、前記駆動手段は、前記取付け部側に取付けられ前記遮へい部材のスライド面に沿って揺動する揺動アームと、この揺動アームの先端に取付けられたカムピンと、前記遮へい部材が前記開放位置と前記遮断位置との間を変位する動きをするように前記カムピンを案内可能なカム溝を有し前記遮へい部材に取付けられたカム部材とにより構成されているところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、プロジェクタに備えられた投光部を開閉可能なプロジェクタ遮光装置であって、前記投光部を遮へい可能に形成された遮へい部材と、前記投光部が投光状態にあるときに、この遮へい部材を前記投光部の前方に位置して光源を遮断する遮断位置と前記投光部の前方を開放する開放位置との間で変位させ前記投光部を開閉可能な駆動手段と、前記プロジェクタに取り付け可能な取付け部とを備えてなり、前記取付け部側には、前記遮へい部材が前記遮断位置・開放位置に変位したことを検出する位置検知手段が設けられているとともに、この位置検知手段は、前記遮へい部材の移動方向に沿って取付け位置を変更可能とされているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、遮へい部材は、光源を遮断する遮断位置と、光源を開放する開放位置との間で変位可能となっている。そこで、必要に応じて駆動手段を駆動させて遮へい部材を遮断位置へ変位させれば投光部からの光を遮断することが出来、説明者の視覚を保護することが出来る。
【0014】
また、請求項1の発明によれば、取付け部側に配された揺動アームを揺動させると、この揺動動作中、揺動アームのカムピンが遮へい部材側に配されたカム部材におけるカム溝内を移動する。そして、このカムピンがカム溝を移動する過程で、遮へい部材は遮断位置と開放位置との間を移動する。
【0015】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、投光部の配置が異なるプロジェクタに対しても、各プロジェクタの投光部の配置位置に合わせて、位置検知手段の取付け位置を変えてやれば、各投光部の配置に対応して遮へい部材の遮断・開放位置を設定することが出来る。そのため、投光部の配置が異なるプロジェクタに対してプロジェクタ遮光装置を共用化することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図5によって説明する。
【0017】
図1は本実施形態に適用されたプロジェクタ遮光装置(以下、単に遮光装置という)10を示すものであって、1は遮光装置が装着される液晶プロジェクタである。
液晶プロジェクタ1は略箱型をなし、その下面の四隅には支持脚5が設けられているとともに、前面壁2には投光部3及び冷却風の引き出し口4が設けられている。この投光部3は筒状をなすレンズカバー3Aと投光レンズ3Bとにより構成されている。また、投光部3はこの実施例においては図1にように前面壁2の左側に偏った位置に配されている。
そして、この投光レンズ3Bを介して、液晶プロジェクタ1内の光源からの光がスクリーン上に拡大投影されるようになっている。
【0018】
この液晶プロジェクタ1には、ユニット化された遮光装置10が取り付けられるようになっており、以下その構成について説明してゆく。
遮光装置10のうち液晶プロジェクタ1に対する取付け部11の説明を行うと、取付け部11は金属製の板材を曲げ加工して形成したアッパブラケット12、ロアブラケット13、連結ブラケット15とからなる取付けブラケット16と、連結プレート18及び後述するケーシング21とにより構成されている。
そして、取付けブラケット16を構成するロアブラケット13の前側には直角に曲げ起こされた前壁13Aが形成されており、そこにL字型をなす前記連結プレート18が取付けられている。この連結プレート18は液晶プロジェクタ1の幅方向に沿った長辺状に形成され、そこにケーシング21が取り付け可能となっている。
【0019】
本実施形態では、液晶プロジェクタ1は天井から吊り下げて使用されるようになっている。前記取付け部11におけるアッパブラケット12の上側基板部12A及びロアブラケット13の下側基板13Bが、夫々、天井及び液晶プロジェクタ1に対する取付け面となっており、図示しない取付け手段によって取付けがなされる。図4上では、この取付け部11を液晶プロジェクタ1の上面側に取り付ける形態としたが、下面側に取り付けるようにしてもよい。
尚、既存の液晶プロジェクタ1における上面及び下面には、通常、吊り下げ用の取付け部位が装着されている。
【0020】
さて、遮光装置10は、以下に説明を行うケーシング21、投光レンズ3Bを覆う遮へい板(遮へい部材)35、遮へい板35をスライド変位させる駆動手段及び前記駆動手段を制御する制御部を有している。
ケーシング21は、下向きに開口するようなコの字をなして形成された枠材22と、枠材22の前側(図1における手前側)に取付け金具26を介して装着される透明な樹脂板27とにより構成されている。前記枠材22における上面部23には前記した連結プレート18に対する取付け孔23Bが3カ所設けてあり、各取付け孔23Bは液晶プロジェクタ1の奥行き方向に対する長孔となっており、遮光装置10全体を液晶プロジェクタ1に対して奥行き方向で位置調整が出来るようになっている。
そして、ケーシング21の内側には前記したスライド手段、遮へい板35、駆動手段が組み込まれている。
【0021】
まず、スライド手段について説明をする。スライド手段は、互いに摺動可能な一対の固定レール30、可動レール32及び両レール30、32の間に挿入される摺動用のボール31によって構成されており、固定レール30を介して枠材22に取付けられている。具体的には、図4に示すように、前記した枠材22の上面部23の前縁にはL字状をなす前側壁25が折り曲げ形成されている。そこに、上面部23の全幅とほぼ等しい幅寸法に形成された固定レール30が上面部23の長さ方向に沿って取付けられている。一方、可動レール32は後述する遮へい板35の幅寸法と同じ幅寸法で形成され、固定レール30の内側に上下にボール31を介在して摺動可能に嵌め込まれている。これにより、可動レール32が枠材22の上面部23に沿って水平にスライドする。
【0022】
そして、この可動レール32の側面には第2連結プレート33が取付けられており、更に、第2連結プレート33の下端側には矩形をなし投光レンズ3Bを覆う大きさに形成された金属製の遮へい板35が取付けられている。従って、可動レール32のスライド動作に伴って、遮へい板35もスライドするようになっている。
【0023】
次に駆動手段について説明する。駆動手段は、ラック40と、ピニオンギヤ41、及び電動モータ42により構成されている。
電動モータ42は前記上面部23の下面であってその横幅方向の中央部に第3連結プレート43を介して水平姿勢で取付けられる。そして、モータ軸は第3連結プレート43を貫通して前方に突出しており、その軸端には前記ピニオンギヤ41が取付けられている。一方、前記第2連結プレート33の上端側には、ラック40が可動レール32と平行に取付けられており、前記ピニオンギヤ41と噛み合っている。
【0024】
また、前記遮へい板35は、常には、液晶プロジェクタ1の前面壁2の残余部分に位置しており、これが開放位置(図2に示す位置であって、遮へい板35が投光レンズ3Bの前方より退避している)となっている。そして、電動モータ42の駆動に伴って、遮へい板35は前記した開放位置から遮断位置(図5に示す位置であって、遮へい板35が投光レンズ3Bの前方に位置)に移動するようになっている。
【0025】
上記したように、遮へい板35は開放姿勢と遮断姿勢の間を変位するが、遮光装置10には、この移動動作完了を検出して電動モータ42の作動を自動停止させる図示しない制御部が組み込まれており、次に説明する検知センサー50からの検出信号に基づいて電動モータ42の駆動制御を行う。
そして、枠材22における上面部23の下面側であってその左右両端位置には、上下に検知部51を設けた検知センサー50(位置検知手段)が設けられる一方、遮へい板35における第2連結プレート33の幅方向の両端には金属製の検知棒52が突出している。この検知棒52は、遮へい板35が遮断位置あるいは開閉位置に移動した時には、両検知部51間に移動するようになっており、これにて、前記した制御部に対し検出信号が送られるようになっている。
以下、図2における右側の検知センサーを50A、左側の検知センサーを50Bとし、右側の検知棒を52Aとし、左側の検知棒を52Bとする。
【0026】
また、これら検知センサー50A、50Bは枠材22の上面部23に対しその取付け位置を調節出来るようになっている。具体的には、検知センサー50A、50Bは枠材22の上面部23に対し取付けブラケット56A、56Bを介して装着される(図3参照)。そして、この取付けブラケット56A、56Bと上面部23とはねじ止めにより固定されるが、上面部23側のねじ孔は上面部23の横幅方向に沿った長孔23Aとなっている。これにより、投光レンズ3Bの配置位置が各液晶プロジェクタ1毎で異なる場合に対応して、開放位置と遮断位置の設定を調整すべく、検知センサー50A、50Bの取付け位置を変えることが出来るようになっている。
【0027】
そして、遮光装置10における枠材22の側壁24には、冷却ファン58が設けられており、液晶プロジェクタ1を冷却するようになっている。これは、本実施形態において、液晶プロジェクタ1の冷却風の引き出し口4を遮光装置10が塞いでいるため、液晶プロジェクタ1側の冷却ファン(図示せず)に加え、あえて遮光装置10側にも設けたものである。従って、冷却風の引き出し口4が前面壁2以外の他の部位に設定され遮光装置10が塞がない状況になったときには省略することが出来る性質のものである。
尚、この実施例においては、電動モータ42に対する作動の開始・停止及び液晶プロジェクタ1の動作は図示しないリモコン装置で行われる。
【0028】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。
開放位置にある遮へい板35を遮断位置へ移行させる動作について説明する。
まず、遮光装置10が装着されている状態では、液晶プロジェクタ1の前面壁2は遮光装置10により覆われており、投光レンズ3Bの対向位置には透明な樹脂板27が位置している。
そして、図2に示す、開放位置では遮へい板35は投光レンズ3Bから退避した位置にありその前方を開放している。そのため、光源を遮ることなくスクリーン上に画像等を投影することが出来る。
【0029】
そして、この状態から遮光装置10の駆動源である電動モータ42のスイッチをリモコンにより投入し、電動モータ42を駆動させると、これに伴ってピ二オンギヤ41が緩速回転する。そして、ピニオンギヤ41の緩速回転に伴って、これに噛み合うラック40が水平方向に移動する。そのため、ラック40と接続された可動レール32が水平方向に移動してゆき、これにて、遮へい板35が開放位置から遮断位置に向けて移動する。
【0030】
そして、遮へい板35が遮断位置まで変位すると、図5に示すように、第2連結プレート33の左端部に取付けられた検知棒52Bが、枠材22の上面部23の左側に取付けられた検知センサー50Bの検知部51間に進入して検知センサー50Bが作動する。そして、この検知センサー50Bからの検出信号に基づいて制御部が電動モータ42に対して停止信号を送り、これにて電動モータ42が停止して遮へい板35を遮断位置に止める。この遮断姿勢では、遮へい板35は投光レンズ3Bの前方に位置しており、光源を遮断することが出来る。
【0031】
従って、説明者がスクリーン上の画像を参照せず説明を行う場合には、遮光装置10によって、液晶プロジェクタ1の光源を遮断してやれば、説明者が常に光源に晒されて説明を行うといった状況を回避することができ、説明者の視覚を保護することが出来る。
逆に、遮断位置から開放位置に復帰する際には、再びリモコン装置によって、電動モータ42を作動させれば、遮へい板35が投光レンズ3Bの前方より退避してゆく。そして、遮へい板35が開放位置まで変位すると、図2に示すように、第2連結プレート33の右端部に取付けられた検知棒52Aが、枠材22の上面部23の右側に取付けられた検知センサー50Aの検知部51間に進入して検知センサー50Aが作動する。これにより、制御部からの停止信号によって、電動モータ42が停止して遮へい板35を開放位置に止める。そして、この開放位置では、前述したように、遮へ板35は投光レンズ3Bの前方から退避しており光源を開放するようになっている。そのため、すぐに液晶プロジェクタ1の使用が出来、説明の進行を妨げることがない。
【0032】
そして、これら遮光装置10は取付け部11側に取付けられてユニット化されているため、液晶プロジェクタ1に対しては、このユニット化された遮光装置10を装着するだけで取付けが完了するようになっており、取付け作業性に優れる。また、ユニット化が図られていることにより、既存のプロジェクタに対しても使用することが出来る。
また、遮へい板35は液晶プロジェクタ1の投光部3が設けられた側面の残余部分に開放位置が設定されており、この位置で待機している。そのため、遮へい板35が液晶プロジェクタ1の外形に対し不必要に飛び出すことがなく、小型化が図れる。
【0033】
そして、検知センサー50A、50Bは枠材22の上面部23において遮へい板35の移動方向にその取付け位置を調節出来るようになっている。そのため投光部3の配置が異なる液晶プロジェクタ1に対しても、各液晶プロジェクタ1の投光部3の配置位置に合わせて、検知センサー50A、50Bの取付け位置を変えてやれば、各投光部3の配置に対応して遮へい板35の遮断・開放位置を設定することが出来る。
そのため、投光部3の配置が異なる液晶プロジェクタ1に対して遮光装置10を共用化することが出来る。
【0034】
また、本実施形態では、枠材22の上面部23には液晶プロジェクタ1の奥行き方向に長孔となっている取付け孔23Bが設けられており、ケーシング21の取付け位置を液晶プロジェクタ1の前後方向にも移動することが出来るようになっている。従って、異種の液晶プロジェクタ(前面壁2から投光部3の突出量が異なるもの)に対する取付けに好都合である。
【0035】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図6ないし図8によって説明する。
第1実施形態では遮へい板35を駆動させる駆動形式をラック40とピ二オンギヤ41により構成したが、第2実施形態ではカム機構により構成している。
【0036】
まず、遮へい板35は、第1実施形態と同様に第2連結プレート33を介して可動レール32に接続されており、固定レール30に沿ってスライド可能となっている。そして、第2実施形態では、この遮へい板35の側縁には板状をなすカムプレート63が設けられており、その側面には上下に伸びるカム溝64が設けられている。一方、電動モータ65は、第1実施形態と同様に枠材22の上面部23に対し第3連結プレート43を介して取付けられるが、その取付け位置は図6に示すように左端寄りの位置となっている。そして、電動モータ65の軸端には揺動アーム61が揺動可能に取付けられている。この揺動アーム61の先端側にはカムピン62が溶着されており、このカムピン62は前記カム溝64内を移動可能に貫通されている。
【0037】
そして、電動モータ65の駆動に伴って、揺動アーム61が揺動するとカムピン62がカム溝64に沿って上下に移動することで、カムプレート63、ひいては、遮へい板35全体が水平移動するようになっており、開放姿勢(図6参照)と遮断姿勢(図7参照)との間で変位可能となっている。
その他の構成については、上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用、及び効果の説明は省略する。
【0038】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0039】
(1)第1実施形態では、電動モータ42をケーシング21側に取付け、ラック40を遮へい板35側に取付けたが(モータ固定式)、電動モータ42を遮へい板35側に取付け、ラック40をケーシング21側に取付けてもよい(モータ可動式)。
【0040】
(2)第1・2実施形態では、遮へい板35の遮断位置と開放位置を検出する検知センサーを電磁式のものを用いたが、光学式、機械式のものを用いてもよい。
【0041】
(3)第1実施形態では、液晶プロジェクタ1は取付け部11を介し天井から吊して使用したが、机の上などに置いて使用してもよくこの場合には取付け部11を更に小型化出来る。
【0042】
(4)第1・2実施形態では、液晶プロジェクタ1を使用したが、特に液晶である必要なく、遮光装置10の装着が可能であれば如何なるプロジェクタにも使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ遮光装置及び液晶プロジェクタの斜視図
【図2】プロジェクタ遮光装置の一部切り欠き正面図(開放位置を示す)
【図3】プロジェクタ遮光装置の一部切り欠き平面図
【図4】図2中のA−A線断面図
【図5】プロジェクタ遮光装置の一部切り欠き正面図(遮断位置を示す)
【図6】本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ遮光装置の一部切り欠き正面図(開放位置を示す)
【図7】プロジェクタ遮光装置の一部切り欠き正面図(遮断位置を示す)
【図8】図6中のB−B線断面図
【符号の説明】
1…液晶プロジェクタ(プロジェクタ)
3…投光部
3B…投光レンズ
10…遮光装置
11…取付け部
21…ケーシング
35…遮へい板(遮へい部材)
40…ラック
41…ピニオンギヤ
50…検知センサー(位置検知手段)
61…揺動アーム
62…カムピン
63…カムプレート(カム部材)
64…カム溝
Claims (2)
- プロジェクタに備えられた投光部を開閉可能なプロジェクタ遮光装置であって、
前記投光部を遮へい可能に形成された遮へい部材と、
前記投光部が投光状態にあるときに、この遮へい部材を前記投光部の前方に位置して光源を遮断する遮断位置と前記投光部の前方を開放する開放位置との間で変位させ前記投光部を開閉可能な駆動手段と、
前記プロジェクタに取り付け可能な取付け部とを備えてなり、
前記駆動手段は、前記取付け部側に取付けられ前記遮へい部材のスライド面に沿って揺動する揺動アームと、この揺動アームの先端に取付けられたカムピンと、前記遮へい部材が前記開放位置と前記遮断位置との間を変位する動きをするように前記カムピンを案内可能なカム溝を有し前記遮へい部材に取付けられたカム部材とにより構成されていることを特徴とするプロジェクタ遮光装置 - プロジェクタに備えられた投光部を開閉可能なプロジェクタ遮光装置であって、
前記投光部を遮へい可能に形成された遮へい部材と、
前記投光部が投光状態にあるときに、この遮へい部材を前記投光部の前方に位置して光源を遮断する遮断位置と前記投光部の前方を開放する開放位置との間で変位させ前記投光部を開閉可能な駆動手段と、
前記プロジェクタに取り付け可能な取付け部とを備えてなり、
前記取付け部側には、前記遮へい部材が前記遮断位置・開放位置に変位したことを検出する位置検知手段が設けられているとともに、この位置検知手段は、前記遮へい部材の移動方向に沿って取付け位置を変更可能とされていることを特徴とするプロジェクタ遮光装置。
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